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JP4050128B2 - ヘテロ接合電界効果型トランジスタ及びその製造方法 - Google Patents

ヘテロ接合電界効果型トランジスタ及びその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヘテロ接合エピタキシャル基板を用いた電界効果型トランジスタ(以下、FETと呼ぶ)及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ヘテロ接合FETのソース/ドレイン領域をイオン注入法を用いてゲート電極に対して自己整合的に形成したFETは、ソース/ドレインの寄生抵抗が少なく、高性能なエンハンスメント型FETを実現するプロセスとして期待されている(例えば、非特許文献1参照)。
【0003】
これらのヘテロ接合FETでは、活性層に電子を供給するキャリア供給層、又は活性層自身がドーピングされている場合、主としてSiのドーピング層が使用されている。
【0004】
【非特許文献1】
J.K.Abrokwah et. al., GaAs IC Symposium Digest, P127, 1993.
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ソース/ドレイン領域となるイオン注入領域を活性化するためには、高温のアニール処理が不可欠であり、これらのアニール処理によりヘテロ接合が変質し、FET特性が劣化するなどの課題があった。従来、ヘテロ接合FETに用いるエピタキシャル基板のn型キャリア供給層や、活性層自身のドーピング材料としては、主としてSi(シリコン)ドナーが用いられている。これらのSiドナーが、ソース/ドレイン領域形成時のイオン注入活性化の高温アニールによって、フッ酸処理、CF4ガスエッチング等のプロセスで基板表面に付着したF(フッ素)原子の拡散によってF原子との複合体を形成することにより不活性化され、キャリア濃度が減少し、FET特性が劣化するものである。特にInAlAs/InGaAsのヘテロ系において、400℃程度の熱処理で、このF原子によってSiドナーが不活性化することは早藤等によって報告(Appl.Phys. Lett., Vol. 66, p. 863, (1995).)されているが、これがイオン注入活性化の高温アニール処理によっても生じることを本発明者らは見出した。
【0006】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、イオン注入活性化のためのアニール処理によるFET特性の劣化が少ない高性能なヘテロ接合FET及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、n型キャリア供給層やn型活性層のドーピング材料として従来用いられていたSiに代えて、SeまたはTeを用いるものである。SeやTeは、F原子との結合エネルギーが大きく、Siの場合と違って容易にF原子と複合体を形成しないため、これらの原子をドーピング不純物として用いることにより、高温アニール処理によっても、素子劣化の少ないヘテロ接合FETを実現することが可能である。
【0008】
本発明の請求項1記載のヘテロ接合FETは、半絶縁性基板上に形成されたアンドープバッファー層と、バッファー層上に形成された活性層と、活性層の上側または上下両側に形成され活性層に電子を供給するための不純物がドープされたn型キャリア供給層と、からなる複数の半導体層を形成したエピタキシャル基板と、エピタキシャル基板上に形成したゲート電極と、ゲート電極の両側のエピタキシャル基板の所定領域であって、エピタキシャル基板表面からバッファー層に達する領域に形成されたn型ソース領域及びドレイン領域と、を備えたヘテロ接合電界効果型トランジスタであって、ソース領域と前記ドレイン領域との間にある前記n型キャリア供給層は、テルル(Te)がドーピングされていることを特徴とする。
【0009】
本発明の請求項2記載のヘテロ接合FETは、請求項1記載のヘテロ接合FETにおいて、活性層がInGaAs層であり、n型キャリア供給層がAlGaAs層であることを特徴とする。
【0010】
本発明の請求項3記載のヘテロ接合FETは、請求項1記載のヘテロ接合FETにおいて、活性層がInGaAs層であり、n型キャリア供給層がInAlAs層であることを特徴とする。
【0011】
本発明の請求項4記載のヘテロ接合FETは、請求項1記載のヘテロ接合FETにおいて、活性層がGaAs層であり、前記n型キャリア供給層がAlGaAs層であることを特徴とする。
【0012】
これらの請求項1〜4の構成によれば、n型キャリア供給層において、従来用いられていたSiドープに代えて、Teドープを用いることにより、ソース領域及びドレイン領域となるイオン注入領域を活性化させるためのアニール処理において、プロセスで付着した半導体層形成基板の表面に存在するF原子の拡散に対して、Siドナーで見られるF原子との反応によるドナー不活性化が少なく、FET特性の劣化が少ない、高性能なヘテロ接合FETを実現することが可能である。
【0013】
本発明の請求項5記載のヘテロ接合FETは、半絶縁性基板上に形成されたアンドープバッファー層と、バッファー層上に形成され不純物がドープされたn型活性層と、からなる複数の半導体層を形成したエピタキシャル基板と、エピタキシャル基板上に形成したゲート電極と、ゲート電極の両側のエピタキシャル基板の所定領域であって、エピタキシャル基板表面からバッファー層に達する領域に形成されたn型ソース領域及びドレイン領域と、を備えたヘテロ接合電界効果型トランジスタであって、n型活性層は、セレン(Se)またはテルル(Te)がドーピングされていることを特徴とする。
【0014】
本発明の請求項6記載のヘテロ接合FETは、請求項5記載のヘテロ接合FETにおいて、n型活性層がInGaAs層、GaAs層及びInP層のうちのいずれかであることを特徴とする。
【0015】
これらの請求項5、6の構成によれば、n型活性層において、従来用いられていたSiドープに代えて、SeまたはTeドープを用いることにより、ソース領域及びドレイン領域となるイオン注入領域を活性化させるためのアニール処理において、プロセスで付着した半導体層形成基板の表面に存在するF原子の拡散に対して、Siドナーで見られるF原子との反応によるドナー不活性化が少なく、FET特性の劣化が少ない、高性能なヘテロ接合FETを実現することが可能である。
【0016】
本発明の請求項7記載のヘテロ接合FETの製造方法は、半絶縁性基板上に、活性層となる半導体層と活性層に電子を供給するn型キャリア供給層となる活性層の上側または上下両側の半導体層とを少なくとも含む複数の半導体層を有した半導体層形成基板をエピタキシャル形成する工程と、半導体層形成基板上にゲート電極を形成する工程と、ゲート電極の両側の半導体層形成基板の所定領域にn型半導体にするためのイオン注入を行いかつイオン注入領域の活性化のためのアニール処理を施すことによりn型ソース領域及びドレイン領域を形成する工程とを含むヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造方法であって、半導体層形成基板をエピタキシャル形成する際、少なくとも1つのn型キャリア供給層となる半導体層にテルル(Te)をドーピングすることを特徴とする。
【0017】
本発明の請求項8記載のヘテロ接合FETの製造方法は、請求項7記載のヘテロ接合FETの製造方法において、半導体層形成基板をエピタキシャル形成する際、活性層となる半導体層としてInGaAs層を形成し、n型キャリア供給層となる半導体層としてAlGaAs層を形成することを特徴とする。
【0018】
本発明の請求項9記載のヘテロ接合FETの製造方法は、請求項7記載のヘテロ接合FETの製造方法において、半導体層形成基板をエピタキシャル形成する際、活性層となる半導体層としてInGaAs層を形成し、n型キャリア供給層となる半導体層としてInAlAs層を形成することを特徴とする。
【0019】
本発明の請求項10記載のヘテロ接合FETの製造方法は、請求項7記載のヘテロ接合FETの製造方法において、半導体層形成基板をエピタキシャル形成する際、前記活性層となる半導体層としてGaAs層を形成し、前記n型キャリア供給層となる半導体層としてAlGaAs層を形成することを特徴とする。
【0020】
これらの請求項7〜10の製造方法によれば、n型キャリア供給層において、従来用いられていたSiドープに代えて、Teドープを用いることにより、ソース領域及びドレイン領域となるイオン注入領域を活性化させるためのアニール処理において、プロセスで付着した半導体層形成基板の表面に存在するF原子の拡散に対して、Siドナーで見られるF原子との反応によるドナー不活性化が少なく、FET特性の劣化が少ない、高性能なヘテロ接合FETを実現することが可能である。
【0021】
本発明の請求項11記載のヘテロ接合FETの製造方法は、半絶縁性基板上にn型活性層となる半導体層を少なくとも含む複数の半導体層を有した半導体層形成基板をエピタキシャル形成する工程と、半導体層形成基板上にゲート電極を形成する工程と、ゲート電極の両側の半導体層形成基板の所定領域にn型半導体にするためのイオン注入を行いかつイオン注入領域の活性化のためのアニール処理を施すことによりn型ソース領域及びドレイン領域を形成する工程とを含むヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造方法であって、
半導体層形成基板をエピタキシャル形成する際、n型活性層となる半導体層にセレン(Se)またはテルル(Te)をドーピングすることを特徴とする。
【0022】
本発明の請求項12記載のヘテロ接合FETの製造方法は、請求項11記載のヘテロ接合FETの製造方法において、半導体層形成基板をエピタキシャル形成する際、n型活性層となる半導体層としてInGaAs層、GaAs層及びInP層のうちのいずれかを形成することを特徴とする。
【0023】
これらの請求項11、12の製造方法によれば、n型活性層において、従来用いられていたSiドープに代えて、SeまたはTeドープを用いることにより、ソース領域及びドレイン領域となるイオン注入領域を活性化させるためのアニール処理において、プロセスで付着した半導体層形成基板の表面に存在するF原子の拡散に対して、Siドナーで見られるF原子との反応によるドナー不活性化が少なく、FET特性の劣化が少ない、高性能なヘテロ接合FETを実現することが可能である。
【0024】
本発明の請求項13記載のヘテロ接合FETの製造方法は、請求項7記載のヘテロ接合FETの製造方法において、n型ソース領域及びドレイン領域を形成するときに行うアニール処理は、ランプアニールを用いて行うことを特徴とする。
本発明の請求項14記載のヘテロ接合FETの製造方法は、請求項11記載のヘテロ接合FETの製造方法において、n型ソース領域及びドレイン領域を形成するときに行うアニール処理は、ランプアニールを用いて行うことを特徴とする。
【0025】
この請求項13、14の製造方法によれば、ランプアニールを用いて高温、短時間でソース領域及びドレイン領域となるイオン注入領域の活性化を行える。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。
【0027】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態によるヘテロ接合FETの構造断面図を示したものである。同図において、半絶縁性GaAs基板101上に、アンドープGaAsバッファー層102、活性層となるアンドープIn0.2Ga0.8As層103、スペーサーとなるアンドープAl0.2Ga0.8As層104、キャリア供給層となるSeドープのn型Al0.2Ga0.8As層105、アンドープGaAs層106が形成されている。107及び108は、Siイオン注入領域からなるn+型ソース及びドレイン領域、109及び110はAuGe/Ni系からなるソース電極、ドレイン電極、111はWSi/Wからなるゲート電極である。
【0028】
次に図1で示したヘテロ接合FETの作製方法の一例について説明する。図2(a)に示すように、半絶縁性GaAs基板201上に、MOCVD法(有機金属化学的気相成長法)を用いて、厚さ1μmのアンドープGaAsバッファー層202、活性層となる厚さ15nmのアンドープIn0.2Ga0.8As層203、スペーサーとなる厚さ2nmのアンドープAl0.2Ga0.8As層204、キャリア供給層となるSeドープ(キャリア濃度2×1018cm-3、厚さ15nm)のn型Al0.2Ga0.8As層205、厚さ5nmのアンドープGaAs層206を、順次成長させ、エピタキシャル基板を形成する。
【0029】
次に図2(b)に示すように、基板の前面にスパッタ法を用いてWSi/W(厚さ10nm/30nm)を形成した後、フォトレジストマスクを用いてCF4 /SF6 混合ガスのドライエッチングを行い、所定の領域にFETのゲート電極211を形成する。
【0030】
次に図3(a)に示すように、プラズマCVD法を用いて前面に厚さ200nmのプラズマSiN膜212を形成する。この際、ゲート電極211の側面には、厚さ150nmの同SiN膜212が形成される。
【0031】
次に図3(b)に示すように、所定の領域にフォトレジストマスク213を用いてSiイオンを加速電圧80keV、ドーズ量7×1013cm-2で、ゲート電極211に対して自己整合的に注入して、ソース領域207及びドレイン領域208を形成する。この注入条件では、Siイオンは、プラズマSiN膜212を通過してソース/ドレイン領域に注入されるが、ゲート側壁は基板表面には到達せず、ゲート電極211に対してその側壁に形成されたプラズマSiN膜212の膜厚分だけの間隔を離して注入されることになる。
【0032】
次に図4(a)に示すように、フォトレジストマスク213を除去した後、プラズマSiN膜212をアニール保護膜として、ランプアニールを用いて、N雰囲気中、800℃、5秒間のアニールを行い、イオン注入領域を活性化させる。アニールの温度としては、700〜850℃、時間としては2〜15秒が適当である。この範囲をこえると、ヘテロ接合界面の劣化が大きくなる。また、この範囲を下回ると活性化が不十分になる。
【0033】
次に図4(b)に示すように、フォトレジストマスク(図示せず)を用いて、所定の領域のプラズマSiN膜212をCF系のドライエッチングを用いて窓開け後、抵抗熱蒸着装置を用いて、AuGe/Ni/Au(厚さ100nm/40nm/200nm)をリフトオフ法を用いて形成後、N雰囲気中、400℃、60秒間シンターを行い、ソース電極209及びドレイン電極210を形成してFETを完成させる。
【0034】
図5は、ゲート長(Lg)が0.5μm、ゲート幅(Wg)が100μmのサイズを持つヘテロ接合FETの伝達特性を、本実施の形態のFETとn型キャリア供給層が従来のSiドーピングの場合とを比較したものである。ゲート電圧Vgs対ドレイン電流Ids及び伝達コンダクタンスgmとの特性を示す。Vthは、ヘテロ接合FETのドレイン電流Idsが零になるときのゲート電圧Vgsの閾値電圧(スレッショールド電圧)を示している。同図より、本実施の形態のFETの方が、閾値電圧Vthは低く、高い伝達コンダクタンスgm、高い飽和ドレイン電流(Ids)が得られ、良好な特性が実現できていることがわかる。
【0035】
図6は、本実施の形態に用いたヘテロ接合エピタキシャル基板と、同様の構造でキャリア供給層のn型Al0.2Ga0.8As層105(205)をSiドーピングに変えた従来のヘテロ接合エピタキシャル基板のシートキャリア濃度(Ns)の、アニール温度依存性を比較したものである。なお、アニールには、ランプアニールを用い、アニール時間は5秒で一定とした。同図より、従来のSiドーピングのエピタキシャル基板では、本実施の形態のSeドーピングのエピタキシャル基板より、約500℃以上のアニールでNsは減少し始め、850℃では約60%になっていることがわかる。これは、プロセスでエピタキシャル基板表面に付着したF原子がアニールによって基板内に拡散しSi原子と複合体を形成し、Siドナーを不活性化したからである。一方、Seは、F原子と反応しにくく、高温アニールによる劣化は少ない。
【0036】
以上のように本実施の形態によれば、n型キャリア供給層(105)において、従来用いられていたSiドープに代えて、Seドープを用いることにより、ソース/ドレイン領域となるイオン注入領域を活性化させるためのアニール処理において、プロセスで付着したエピタキシャル基板の表面に存在するF原子の拡散に対して、Siドナーで見られるF原子との反応によるドナー不活性化が少なく、FET特性の劣化が少ない、高性能なヘテロ接合FETを実現することが可能である。
【0037】
(第2の実施の形態)
図7は、本発明の第2の実施の形態によるヘテロ接合FETの構造断面図を示したものである。同図において、半絶縁性GaAs基板501上に、アンドープGaAsバッファー層502、活性層となるSeをドープしたn型In0.2Ga0.8As層503、アンドープAl0.2Ga0.8As層504、アンドープGaAs層505が形成されている。506及び507は、Siイオン注入領域からなるn+型ソース及びドレイン領域、508及び509はAuGe/Ni系からなるソース電極、ドレイン電極、510はWSi/Wからなるゲート電極である。
【0038】
本実施の形態の場合、第1の実施の形態とは、キャリア供給層がなく、活性層にSeがドーピングされた構造である点が異なる。
【0039】
本実施の形態のヘテロ接合FETの作製方法は、エピタキシャル基板を形成するまでが第1の実施の形態の場合と異なり、エピタキシャル基板を形成後は第1の実施の形態と同様である。この第2の実施の形態では、半絶縁性GaAs基板501上に、MOCVD法(有機金属化学的気相成長法)を用いて、アンドープGaAsバッファー層502、活性層となるSeドープのn型In0.2Ga0.8As層503、アンドープAl0.2Ga0.8As層504、アンドープGaAs層505を、順次成長させ、エピタキシャル基板を形成する。
【0040】
本実施の形態によれば、n型活性層(503)において、従来用いられていたSiドープに代えて、Seドープを用いることにより、ソース/ドレイン領域となるイオン注入領域を活性化させるためのアニール処理において、プロセスで付着したエピタキシャル基板の表面に存在するF原子の拡散に対して、Siドナーで見られるF原子との反応によるドナー不活性化が少なく、FET特性の劣化が少ない、高性能なヘテロ接合FETを実現することが可能である。
【0041】
(第3の実施の形態)
図8は、本発明の第3の実施の形態によるヘテロ接合FETの構造断面図を示したものである。同図において、半絶縁性GaAs基板601上に、アンドープGaAsバッファー層602、活性層となるアンドープIn0.2Ga0.8As層603、スペーサーとなるアンドープAl0.2Ga0.8As層604、キャリア供給層となるTeドープのn型Al0.2Ga0.8As層605、アンドープGaAs層606が形成されている。607及び608は、Siイオン注入領域からなるn+型ソース及びドレイン領域、609及び610はAuGe/Ni系からなるソース電極、ドレイン電極、611はWSi/Wからなるゲート電極である。
【0042】
本実施の形態の構造は、図1で示した第1の実施の形態においてキャリア供給層となるSeドープのn型Al0.2Ga0.8As層105をTeドープのn型Al0.2Ga0.8As層605に置き換えた構造であり、TeもSeと同様でF原子との反応が起こりにくく、高温アニールに対してFET特性の劣化が少なく、同様の効果を得ることができる。
【0043】
本実施の形態における作製方法は、エピタキシャル基板形成の際に、第1の実施の形態のSeドープのn型Al0.2Ga0.8As層105(205)に代えてTeドープのn型Al0.2Ga0.8As層605を形成する以外は、第1の実施の形態の場合と同様である。
【0044】
また、第2の実施の形態において活性層となるSeをドープしたn型In0.2Ga0.8As層503をTeをドープしたn型In0.2Ga0.8As層に置き換えても、同様の効果があることはいうまでもない。この場合の作製方法は、エピタキシャル基板形成の際に、第2の実施の形態のSeドープのn型In0.2Ga0.8As層503に代えてTeドープのn型In0.2Ga0.8As層を形成する以外は、第2の実施の形態の場合と同様である。
【0045】
(第4の実施の形態)
図9は、本発明の第4の実施の形態によるヘテロ接合FETの構造断面図を示したものである。同図において、半絶縁性InP基板701上に、アンドープIn0.52Al0.42Asバッファー層702、活性層となるアンドープIn0.53Ga0.47As層703、スペーサーとなるアンドープIn0.52Al0.48As層704、キャリア供給層となるSeドープのn型In0.52Al0.48As層705、アンドープIn0.52Al0.48As層706が形成されている。707及び708は、Siイオン注入領域からなるn+型ソース及びドレイン領域、709及び710はAuGe/Ni系からなるソース電極、ドレイン電極、711はWSi/Wからなるゲート電極である。
【0046】
この構造は、InP基板に格子整合するヘテロ系であり、本実施の形態では、キャリア供給層にSeをドープしたn型In0.52Al0.48As層705を用いているため、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。この場合の作製方法は、エピタキシャル基板形成の際、半絶縁性InP基板701上に、702〜706のエピタキシャル層を順次成長させてエピタキシャル基板とする以外は、第1の実施の形態と同様である。
【0047】
なお、キャリア供給層となるSeをドープしたn型In0.52Al0.48As層705を、Teをドープしたn型In0.52Al0.48As層に置き換えても同様の効果が得られることはいうまでもない。
【0048】
(第5の実施の形態)
図10は、本発明の第5の実施の形態によるヘテロ接合FETの構造断面図を示したものである。同図において、半絶縁性InP基板801上に、アンドープIn0.52Al0.42Asバッファー層802、活性層となるSeドープのn型In0.53Ga0.47As層803、アンドープIn0.52Al0.48As層804が形成されている。805及び806は、Siイオン注入領域からなるn+型ソース及びドレイン領域、807及び808はAuGe/Ni系からなるソース電極、ドレイン電極、809はWSi/Wからなるゲート電極である。
【0049】
この場合は、図9と同じヘテロ系で、第4の実施の形態とは、キャリア供給層がなく、活性層にSeがドーピングされた構造である点が異なる。本実施の形態では、活性層にSeをドープしたn型In0.53Ga0.47As層803を用いているため、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。この場合の作製方法は、エピタキシャル基板形成の際、半絶縁性InP基板801上に、802〜804のエピタキシャル層を順次成長させてエピタキシャル基板とする以外は、第1の実施の形態と同様である。
【0050】
なお、活性層となるSeをドープしたn型In0.53Ga0.47As層803を、Teをドープしたn型In0.53Ga0.47As層に置き換えても同様の効果が得られることはいうまでもない。
【0051】
また、第1〜第3の実施の形態については、活性層としてGaAs基板上のInGaAs層を使うAlGaAs/InGaAs系のヘテロ接合、第4及び第5の実施の形態については、活性層としてInP基板上のInGaAs層を使うInAlAs/InGaAs系のヘテロ接合について説明したが、活性層としてGaAs基板上のGaAs層を使うAlGaAs/GaAs系のヘテロ接合、及び活性層としてInP基板上のInP層を使うInGaAs/InP系のヘテロ接合に対しても応用できることは、いうまでもない。
【0052】
また、以上の説明では、n型キャリア供給層を備えている構成の場合、n型キャリア供給層を活性層の上側に設けた構造になっているが、活性層の両側に設けたダブルヘテロ構造についても、本発明を同様に適用できることはいうまでもない。この場合、活性層の両側に設けられた2つのn型キャリア供給層のうちのどちらか1つをSeまたはTeがドーピングされたものとすることで本発明の効果を得られるが、両方をSeまたはTeがドーピングされたものとする方が得られる効果は大きい。
【0053】
また、n+型ソース/ドレイン領域とゲート電極の間に中程度のキャリア濃度を持つn型領域を形成したLDD(Lightly Doped Drain)構造に対しても適用できることはいうまでもない。
【0054】
また、ゲート電極構造、エピタキシャル基板の膜構造、膜組成等についても、適時、変更しても同様の効果があることはいうまでもない。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、AlGaAs/InGaAs系、InAlAs/InGaAs系及びAlGaAs/GaAs系のヘテロ接合エピタキシャル基板のn型キャリア供給層や、n型活性層において、従来用いられていたSiドープに代えて、SeまたはTeドープを用いることにより、ソース及びドレイン領域となるイオン注入領域を活性化させるための高温アニール処理において、プロセスで付着したエピタキシャル基板の表面に存在するF原子の拡散に対して、Siドナーで見られるF原子との反応によるドナー不活性化が少なく、FET特性の劣化が少ない、高性能なヘテロ接合FETを実現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るヘテロ接合FETの構造断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るヘテロ接合FETの製造方法を示す工程断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るヘテロ接合FETの製造方法を示す工程断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るヘテロ接合FETの製造方法を示す工程断面図である。
【図5】図1で示した本発明のヘテロ接合FETと従来のヘテロ接合FETの特性を比較した図である。
【図6】図1で示した本発明のヘテロ接合FET用エピタキシャル基板と従来のヘテロ接合FET用エピタキシャル基板のシートキャリア濃度のアニール温度依存性を比較した図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るヘテロ接合FETの構造断面図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係るヘテロ接合FETの構造断面図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態に係るヘテロ接合FETの構造断面図である。
【図10】本発明の第5の実施の形態に係るヘテロ接合FETの構造断面図である。
【符号の説明】
101 半絶縁性GaAs基板
102 アンドープGaAsバッファー層
103 アンドープIn0.2Ga0.8As活性層
104 アンドープAl0.2Ga0.8Asスペーサー層
105 Seドープn型Al0.2Ga0.8Asキャリア供給層
106 アンドープGaAs層
107 n+型イオン注入ソース領域
108 n+型イオン注入ドレイン領域
109 ソース電極
110 ドレイン電極
111 ゲート電極
201 半絶縁性GaAs基板
202 アンドープGaAsバッファー層
203 アンドープIn0.2Ga0.8As活性層
204 アンドープAl0.2Ga0.8Asスペーサー層
205 Seドープn型Al0.2Ga0.8Asキャリア供給層
206 アンドープGaAs層
207 ソース領域
208 ドレイン領域
209 ソース電極
210 ドレイン電極
211 ゲート電極
212 プラズマSiN膜
213 フォトレジストマスク
501 半絶縁性GaAs基板
502 アンドープGaAsバッファー層
503 Seをドープしたn型In0.2Ga0.8As活性層
504 アンドープAl0.2Ga0.8As層
505 アンドープGaAs層
506 n+型ソース領域
507 n+型ドレイン領域
508 ソース電極
509 ドレイン電極
510 ゲート電極
601 半絶縁性GaAs基板
602 アンドープGaAsバッファー層
603 アンドープIn0.2Ga0.8As活性層
604 アンドープAl0.2Ga0.8Asスペーサー層
605 Teドープのn型Al0.2Ga0.8Asキャリア供給層
606 アンドープGaAs層
607 n+型ソース領域
608 n+型ドレイン領域
609 ソース電極
610 ドレイン電極
611 ゲート電極
701 半絶縁性InP基板
702 アンドープIn0.52Al0.42Asバッファー層
703 アンドープIn0.53Ga0.47As活性層
704 アンドープIn0.52Al0.48Asスペーサー層
705 Seドープのn型In0.52Al0.48Asキャリア供給層
706 アンドープIn0.52Al0.48As層
707 n+型ソース領域
708 n+型ドレイン領域
709 ソース電極
710 ドレイン電極
711 ゲート電極
801 半絶縁性InP基板
802 アンドープIn0.52Al0.42Asバッファー層
803 Seドープのn型In0.53Ga0.47As活性層
804 アンドープIn0.52Al0.48As層
805 n+型ソース領域
806 n+型ドレイン領域
807 ソース電極
808 ドレイン電極
809 ゲート電極

Claims (14)

  1. 半絶縁性基板上に形成されたアンドープバッファー層と、前記バッファー層上に形成された活性層と、前記活性層の上側または上下両側に形成され前記活性層に電子を供給するための不純物がドープされたn型キャリア供給層と、からなる複数の半導体層を形成したエピタキシャル基板と、前記エピタキシャル基板上に形成したゲート電極と、前記ゲート電極の両側の前記エピタキシャル基板の所定領域であって、前記エピタキシャル基板表面から前記バッファー層に達する領域に形成されたn型ソース領域及びドレイン領域と、を備えたヘテロ接合電界効果型トランジスタであって、
    前記ソース領域と前記ドレイン領域との間にある前記n型キャリア供給層は、テルル(Te)がドーピングされていることを特徴とするヘテロ接合電界効果型トランジスタ。
  2. 前記活性層がInGaAs層であり、前記n型キャリア供給層がAlGaAs層であることを特徴とする請求項1記載のヘテロ接合電界効果型トランジスタ。
  3. 前記活性層がInGaAs層であり、前記n型キャリア供給層がInAlAs層であることを特徴とする請求項1記載のヘテロ接合電界効果型トランジスタ。
  4. 前記活性層がGaAs層であり、前記n型キャリア供給層がAlGaAs層であることを特徴とする請求項1記載のヘテロ接合電界効果型トランジスタ。
  5. 半絶縁性基板上に形成されたアンドープバッファー層と、前記バッファー層上に形成され不純物がドープされたn型活性層と、からなる複数の半導体層を形成したエピタキシャル基板と、前記エピタキシャル基板上に形成したゲート電極と、前記ゲート電極の両側の前記エピタキシャル基板の所定領域であって、前記エピタキシャル基板表面から前記バッファー層に達する領域に形成されたn型ソース領域及びドレイン領域と、を備えたヘテロ接合電界効果型トランジスタであって、
    前記n型活性層は、セレン(Se)またはテルル(Te)がドーピングされていることを特徴とするヘテロ接合電界効果型トランジスタ。
  6. 前記n型活性層がInGaAs層、GaAs層及びInP層のうちのいずれかであることを特徴とする請求項5記載のヘテロ接合電界効果型トランジスタ。
  7. 半絶縁性基板上に、活性層となる半導体層と前記活性層に電子を供給するn型キャリア供給層となる前記活性層の上側または上下両側の半導体層とを少なくとも含む複数の半導体層を有した半導体層形成基板をエピタキシャル形成する工程と、前記半導体層形成基板上にゲート電極を形成する工程と、前記ゲート電極の両側の前記半導体層形成基板の所定領域にn型半導体にするためのイオン注入を行いかつ前記イオン注入領域の活性化のためのアニール処理を施すことによりn型ソース領域及びドレイン領域を形成する工程とを含むヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造方法であって、
    前記半導体層形成基板をエピタキシャル形成する際、少なくとも1つの前記n型キャリア供給層となる半導体層にテルル(Te)をドーピングすることを特徴とするヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造方法。
  8. 前記半導体層形成基板をエピタキシャル形成する際、前記活性層となる半導体層としてInGaAs層を形成し、前記n型キャリア供給層となる半導体層としてAlGaAs層を形成することを特徴とする請求項7記載のヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造方法。
  9. 前記半導体層形成基板をエピタキシャル形成する際、前記活性層となる半導体層としてInGaAs層を形成し、前記n型キャリア供給層となる半導体層としてInAlAs層を形成することを特徴とする請求項7記載のヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造方法。
  10. 前記半導体層形成基板をエピタキシャル形成する際、前記活性層となる半導体層としてGaAs層を形成し、前記n型キャリア供給層となる半導体層としてAlGaAs層を形成することを特徴とする請求項7記載のヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造方法。
  11. 半絶縁性基板上にn型活性層となる半導体層を少なくとも含む複数の半導体層を有した半導体層形成基板をエピタキシャル形成する工程と、前記半導体層形成基板上にゲート電極を形成する工程と、前記ゲート電極の両側の前記半導体層形成基板の所定領域にn型半導体にするためのイオン注入を行いかつ前記イオン注入領域の活性化のためのアニール処理を施すことによりn型ソース領域及びドレイン領域を形成する工程とを含むヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造方法であって、
    前記半導体層形成基板をエピタキシャル形成する際、前記n型活性層となる半導体層にセレン(Se)またはテルル(Te)をドーピングすることを特徴とするヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造方法。
  12. 前記半導体層形成基板をエピタキシャル形成する際、前記n型活性層となる半導体層としてInGaAs層、GaAs層及びInP層のうちのいずれかを形成することを特徴とする請求項11記載のヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造方法。
  13. 前記n型ソース領域及びドレイン領域を形成するときに行うアニール処理は、ランプアニールを用いて行うことを特徴とする請求項7記載のヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造方法。
  14. 前記n型ソース領域及びドレイン領域を形成するときに行うアニール処理は、ランプアニールを用いて行うことを特徴とする請求項11記載のヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造方法。
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