JP4045006B2 - ステンレス鋼のデスケール用処理液及びその使用方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱間加工の際に、あるいは熱処理の際にステンレス鋼の表面にできたスケールを除去するための処理液とその使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ステンレス鋼のスケールを除去するためには、通常は硝酸−弗酸の酸洗液が用いられている。しかし近年、廃棄された硝酸あるいは硝酸塩は環境汚染を起こすために規制が強化される趨勢にある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、硝酸、硝酸塩の廃棄量を十分に低減する事ができ、かつ従来よりも高能率でスケールを除去する事が可能な、ステンレス鋼のデスケール処理液とその使用方法の提供を課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は(1)硫酸を25〜80g/L,塩酸を1〜10g/L,弗酸を1〜15g/L含有し且つFe3+を5g/L以上含有する事を特徴とする、フェライト系、マルテンサイト系ステンレス鋼のデスケール用処理液である。
【0005】
また(2)硫酸を60〜250g/L,塩酸を1〜25g/L,弗酸を10〜50g/L含有し且つFe3+を5g/L以上含有する事を特徴とする、オーステナイト系ステンレス鋼のデスケール用処理液である。
【0006】
また(3)30〜70℃の前記(1)の処理液を用いて、過酸化水素水を継続あるいは断続的に添加し、同時に空気を10m3/hr/m3以上継続吹き込むことによりFe3+を5g/L以上に維持して、フェライト系、マルテンサイト系ステンレス鋼のデスケーリングを行うことを特徴とする、前記(1)記載のデスケール用処理液の使用方法である。
【0007】
また(4)30〜70℃の前記(2)の処理液を用いて、過酸化水素水を継続あるいは断続的に添加し、同時に空気を10m3/hr/m3以上継続吹き込むことによりFe3+を5g/L以上に維持して、オーステナイト系ステンレス鋼のデスケーリングを行うことを特徴とする、前記(2)記載のデスケール用処理液の使用方法である。
【0008】
本発明の処理液は、単一の処理槽を用いるバッチ式デスケーリングに使用してもよいが、連続式デスケーリング装置において、2以上の処理槽のそれぞれに収納して使用してもよい。この場合、浸漬型、スプレイ型両方式に適用可能である。またソルトバスを有する連続式デスケーリングにおいても使用する事ができる。尚本発明の処理液によるデスケーリングの前段階に、必要に応じて公知の予備洗浄を行い、また後段階で必要に応じて公知のデスマット、中和、水洗等を行う事はいうまでもない。また、公知の安定化剤を用いた過酸化水素を用いて添加する。
【0009】
【発明の実施形態及び実施例】
本発明者等は、JIS SUS430ステンレス鋼(フェライト系ステンレス鋼)の熱延線材を焼鈍後、表1に示した各処理液に5分間浸漬し、デスケーリング状況を調査した。尚表1のFe3+の濃度はFe2(SO4)3の添加により調整した。表1でデスケールは目視観察の結果で、×:極めて不十分、△:不十分、○:良好である。また過酸洗は酸洗肌荒れの程度を拡大鏡を用いて観察した結果で、×:肌荒れ甚だしい、△:稍肌荒れ、○:良好である。
【0010】
【表1】
【0011】
表1で番号1および2はHCl、HFを含有していない比較例である。Fe3+が2g/Lの場合も、7g/Lの場合もデスケールは極めて不十分である。
【0012】
番号3はHClを含有しない比較例でありデスケールは不十分である。しかし番号3にHClを2g/L添加した番号4(本発明例)ではデスケール性は顕著に改善されている。また番号4には過酸洗も発生していない。尚番号4はHClが2g/LでHFが5g/Lの例であるが、それぞれが1g/L以上であれば、同様に良好な結果が得られる。また番号4はH2SO4が30g/Lの例であるが、25g/L以上であれば同様に良好な結果が得られる。
【0013】
番号5はFe3+が少ない比較例である。デスケールは良好であるが、過酸洗に起因する肌荒れがみられる。
【0014】
番号6は比較例で、H2SO4及びHFは高濃度に含有するが、HClを含有していない。この際はデスケールが不十分である。
【0015】
番号7は番号6にHClを含有させた処理液で、H2SO4,HCl,HFの何れもが高濃度の本発明の処理液であるが、デスケールも良好で肌荒れもない。番号8はFe3+濃度が低い比較例であるが、Fe3+の濃度が5g/L以下になると肌荒れが発生する。
【0016】
番号9はHClの濃度が10g/L超の高過ぎる比較例で、No10はHFの濃度が15g/L超の高過ぎる比較例である。何れもデスケール性は良好であるが、本発明よりも濃度が高い場合には過酸洗が発生する。尚H2SO4の濃度が80g/Lを超えても格別の支障はないが、格別の効果もない。このため80g/L以下が経済的に好ましい。
【0017】
これ等の結果に基づいて、本発明では硫酸:25〜80g/L,塩酸:1〜10g/L,弗酸:10〜15g/L,Fe3+:5g/L以上とする。本発明の処理液を用いると、5分以内の短時間で、過酸洗を発生させる事なく、フェライト系ステンレス鋼をデスケール処理する事ができる。尚本発明者等は JIS 403ステンレス鋼(マルテンサイト系ステンレス鋼)についても同様のデスケール試験を行ったが、本発明の処理液を用いると、この際にも、5分以内の短時間で、過酸洗を発生させることなくデスケール処理することができた。
【0018】
硝酸−弗酸系の従来の処理液を用いた場合は、フェライト系ステンレス鋼マルテンサイト系ステンレス鋼のデスケールは、5分の浸漬では不十分であり、このため、操業としては10分間の浸漬が行われていた。本発明によると上記の如くこの浸漬時間を5分間に短縮する事ができた。
【0019】
本発明の処理液は、30〜70℃にして用いる事が好ましい。30℃未満では作業条件によりデスケール結果に変動が発生し易い。しかし70℃以下で十分であり、これ以上の高温加熱は、熱経済的に好ましくない。
【0020】
本発明でFe3+は、ステンレス鋼のマトリックスと反応しFe2+となるために、処理中にその濃度が低減する。過酸化水素水を継続添加すると、Fe2+は酸化されてFe3+の濃度を維持する事ができる。この際には処理液の酸化還元電位を+250mV以上とする量添加する事が好ましい。また処理液に空気を吹き込むと、Fe2+は酸化されてFe3+の濃度を維持する事ができる。この際には継続して10m3/hr/m3以上の割合で吹き込む事が好ましい。
【0021】
本発明者等はまた、JIS SUS 304 ステンレス鋼(オーステナイト系ステンレス鋼)の熱延線材を溶体化熱処理後、表2に示した各処理液に5分間浸漬し、デスケーリング状況を調査した。尚Fe3+の濃度の調整、デスケールの評価基準、過酸洗の評価基準は表1と同じである。
【0022】
【表2】
【0023】
番号11はHClを含有しない比較例でデスケールが極めて不十分である。HClを5%含有する番号12はデスケールは十分であるが、Fe3+が少ないために過酸洗となる。
【0024】
番号13は、本発明例でデスケールも十分で過酸洗もない。尚H2SO4は60g/L以上であれば、またHClは1g/L以上であれば、またHFは10g/L以上であれば、またFe3+は5g/L以上であれば、番号13と同様の好ましい結果が得られる。
【0025】
番号14は比較例で、H2SO4及びHFは高濃度に含有するが、HClを含有していない。この際はデスケールが不十分となる。
【0026】
番号15は番号14にHClを含有させた処理液で、H2SO4,HCl,HFの何れもが高濃度の本発明の処理液であるが、デスケールも良好で肌荒れもない。番号16はFe3+が少ない比較例であるが、Fe3+が5g/L未満となると過酸洗が発生する。
【0027】
番号17はHFが過剰な比較例で、番号18はHClが過剰な比較例であるが、何れの場合にも顕著な肌荒れが観察された。
【0028】
尚H2SO4の濃度が250g/Lを超えても格別の支障はないが、格別の効果もない。このため250g/L以下が経済的に好ましい。
【0029】
これ等の結果に基づいて、本発明では、硫酸:60〜250g/L,塩酸:1〜25g/L,弗酸:10〜15g/L,Fe3+:5g/L以上とする。本発明の処理液を用いると、5分以内の短時間内で、過酸洗を発生させることなく、オーステナイト系ステンレス鋼をデスケール処理する事ができる。
【0030】
硝酸−弗酸系の従来の処理液を用いた場合は、オーステナイト系ステンレス鋼のデスケールは、5分間の浸漬では不十分であり、このため操業としては10分間の浸漬が行われていた。本発明によると、上記の如く、この浸漬時間を5分間に短縮する事ができた。
【0031】
表2の本発明の処理液も、表1で述べたと同様に、30〜70℃にして用いる事が好ましく、また表1で述べたと同じ理由で処理中には過酸化水素水を処理液の酸化還元電位が+250mVとなる量継続添加し、あるいは空気を10m3/hr/m3以上継続して吹き込む事が好ましい。
【0032】
本発明では短時間内にデスケールができるが、これは本発明の処理液中の塩酸が、高温時にステンレス鋼の表面に形成されたクロム欠乏層の優先的な溶失に大きく寄与したことによるものと想考される。また本発明では過酸洗が発生しないが、これは、本発明の処理液中のFe3+が、クロム欠乏層が溶失した後のステンレス鋼の表面の溶失の防止に寄与したことによるものと想考される。
【0033】
【発明の効果】
本発明では、硝酸を使用しないために、硝酸あるいは硝酸塩の廃棄による環境汚染を防止する事ができる。本発明によると従来よりも高能率でスケールを除去する事ができる。
Claims (4)
- 硫酸を25〜80g/L,塩酸を1〜10g/L,弗酸を1〜15g/L含有しかつFe3+を5g/L以上含有する事を特徴とする、フェライト系、マルテンサイト系ステンレス鋼のデスケール用処理液。
- 硫酸を60〜250g/L,塩酸を1〜25g/L,弗酸を10〜50g/L含有し且つFe3+を5g/L以上含有する事を特徴とする、オーステナイト系ステンレス鋼のデスケール用処理液。
- 30〜70℃の請求項1の処理液を用いて、過酸化水素水を継続あるいは断続的に添加し、同時に空気を10m3/hr/m3以上継続吹き込むことによりFe3+を5g/L以上に維持して、フェライト系、マルテンサイト系ステンレス鋼のデスケーリングを行うことを特徴とする、請求項1記載のデスケール用処理液の使用方法。
- 30〜70℃の請求項2の処理液を用いて、過酸化水素水を継続あるいは断続的に添加し、同時に空気を10m3/hr/m3以上継続吹き込むことによりFe3+を5g/L以上に維持して、オーステナイト系ステンレス鋼のデスケーリングを行うことを特徴とする、請求項2記載のデスケール用処理液の使用方法。
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