JP3919410B2 - Mounting structure for automobile roof rails - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車用ルーフレールの取り付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般にルーフレールは、ルーフレール間にクロスバーを架設することにより、自動車の天井面に簡易の荷受け台を形成するために使用される。このルーフレールは、車体天井面からの突出寸法が過大であると意匠的違和感が大きくなるために、近時、低背化への要求が大きくなっている。
【0003】
ルーフレールの低背化を達成するためには、自動車の天井面に形成される凹溝内にルーフレールの固定部を収容するのが有効であり、例えば、特許第2877245号公報にその構成が開示されている。この従来例において、ルーフレールはアルミニウム等により形成されるレール本体を備え、レール本体の底壁部に形成されるガイド溝にライナーが長手方向摺動自在に装着される。ライナーにはボルト挿通孔が設けられる。
【0004】
レール本体の固定はライナーの上面に設けられた凹孔に頭部が嵌合されて回り止めされるスタッドボルトにルーフパネル裏面側からナットを締め付けて行われる。ライナーはレール本体に摺動自在に装着され、天井面に固定しただけの状態では走行時等のがたつき音の発生を防止できないために、レール本体には天井面への固定時に天井面に圧接する支承面が設けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来例において、レール本体はスタッドボルト締結部においてライナー、およびレール本体を下方に呼び込みながら、支承面を天井面に圧接させるものであるために、以下の問題がある。すなわち、レール本体は、スタッドボルト締結部でのレール本体の長手方向に直交する断面位置においては、スタッドボルト締結部と左右両側の支承面の3点でルーフパネルに圧接状態となる。一方、天井面は緩やかな曲率面で形成されることも多く、3点を支持点とする従来例においては、寸法誤差等が生じた場合には、いずれか1点にスタッドボルト締め付け時の操作力が集中して負荷され、パネルのひずみ等をもたらす。
【0006】
また、レール本体と凹溝の底壁との間には、レール本体を締結するためのライナーを介装する必要があり、かつ、ライナーにはスタッドボルトの頭部を収容するに十分な高さの凹孔が設ける必要があるために、レール本体の設置高さは高くなり、低背化の要求に十分に応えられない。低背化のためには、レール本体に直接スタッドボルトをねじ込むことも可能であるが、レール本体を押し出し成形等を使用して製造する場合には、全長に渡って等断面形状とすることが必要であり、上記スタッドボルトのねじ込み部も全長に渡って形成する必要が生じるために、レール本体の重量が過大になるという問題がある。
【0007】
加えて、凹溝の側方はレール本体の支承面により断面方向では密閉されているために、一旦凹溝内に進入した水は蒸発することなく凹溝内に長期に渡って滞留し、パネルの腐食を惹起するという問題がある。凹溝への雨水等の侵入防止には、凹溝の車長方向の端部を完全に閉塞することが有効であるが、凹溝端部の閉塞に特別の手段を要するために、構造が複雑になる。
【0008】
本発明は以上の欠点を解消すべくなされたものであって、天井面からの突出寸法を可及的に低くすることのできる自動車用ルーフレールの取り付け構造の提供を目的とする
【0009】
また、本発明の他の目的は、取り付け強度が高く、しかもルーフパネルの変形等を惹起することのない自動車用ルーフレールの取り付け構造の提供にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば上記目的は、
車体前後方向に長く、底壁1aが車幅中心側から車幅外方側に行くにしたがって漸次低くなるように傾斜した凹溝1を備えた車体天井面2にルーフレール3を固定する自動車用ルーフレールの取り付け構造であって、
前記ルーフレール3のレール本体4は、全長に渡って等断面形状からなる閉断面構造に形成され、車幅中心側から車幅外方側に行くにしたがって漸次低くなるように傾斜する底部を凹溝1の底壁1aに対して当接させてボルト止めされ、かつ、車幅外方側側縁部を凹溝1周縁の天井面2に支承させることにより、凹溝1の車体中心方向の辺縁を外方に開放させ、断面方向で2点支持されて車体天井面2に取り付けられる自動車用ルーフレールの取り付け構造を提供することにより達成される。
【0011】
ルーフレール3のレール本体4を天井面2に固定した状態において、レール本体4の車幅外方側側縁のみが天井面2に当接しており、図1に示すように、ボルト締結部でのレール本体4の長手方向に直交する断面位置においては、ボルト締結部と、支承面4aの2点が天井面2に支承された状態となる。断面方向で2点支持とし、レール本体4の他側縁を天井面2に当接させず、力学的に荷重を負担しない構造とすることにより、車体天井面2の誤差に比較的柔軟に追従しつつレール本体4を固定することができる。
【0012】
また、各レール本体4は、車幅外方側側縁が天井面2に支承されているために、車幅中央方向への転びに対する抵抗力は、車幅外方への転びに対する抵抗力に比して低くなるが、荷物積載時の強度低下はない。すなわち、レール本体4は、車幅方向両側に平行して装着され、荷物積載時には、図5で鎖線で示すように、レール本体4間にクロスバー9が架設される。クロスバー9が架設された状態で、レール本体4、およびクロスバー9は門形構造体を構成し、一方のレール本体4の車幅方向中心側への転びは他方のレール本体4の支承面4aにより支承されるために、積載荷物に車幅方向の力が負荷された場合であっても、レール本体4は互いに補完し合って転び方向の負荷に抗することができる。
【0013】
さらに、凹溝1には、天井面2から窓への雨滴滴下を防止するためのドリップ防止溝を利用することができる。ドリップ防止溝は、ルーフパネルの継ぎ目を隠す見切り用溝として構成されることが多いために、凹溝1の底壁1a部においては天井中央部を構成するメインルーフパネル2aと、車両側面上部を構成するルーフサイドパネル2bとが重合して接合される。このため、凹溝1の底壁1aは一般の天井面2に比して剛性が高くなっており、当該凹溝1の底壁1aにレール本体4を直接固定することにより、特別な補強材を使用することなく、所望の取り付け強度を得ることができる。また、水平面に近いメインルーフパネル2aに対し、立ち上がり面であるルーフサイドパネル2bは鉛直荷重に対する剛性が高く、レール本体4はルーフサイドパネル2b側にのみ支承されて転び方向の反力を取り、メインルーフパネル2aへは荷重が負荷されないために、スタッドボルト6の締め付け、あるいは、積載荷物の移動によりルーフパネルが不用意に変形することがない。
【0014】
また、自動車用ルーフレールの取り付け構造は、凹溝1が車幅中心方向の辺縁が外方に開放されているように構成することができる。凹溝1を外方に開放することにより、凹溝1内には常に外気が導入されるために、凹溝1内の雨水等が長期に渡って滞留することがなく、パネルの腐食が発生しない。
【0015】
さらに、自動車用ルーフレールの取り付け構造は、
レール本体4の両端に固定されるキャップ体5を有し、
前記キャップ体5は、レール本体4を凹溝1に固定するスタッドボルト6によりレール本体4に連結、固定されるように構成することができる。
【0016】
キャップ体5とレール本体4との連結に、レール本体4の凹溝1への固定用スタッドボルト6を利用することにより、別途キャップ体5を固定するための手段が不要となり、構造が簡単になる。とりわけ、キャップ体5はレール本体4の端部処理部材として機能するものであるから、例えば、接着剤等を使用して固定した場合の接着剤の外部へのはみ出し等が生じないために、外観を美麗に構成することができる。
【0017】
また、低背化を図るためには、
自動車の車体天井面2に固定される中空のレール本体4と、レール本体4の両端に固定されるキャップ体5とを有し、
前記キャップ体5には、先端にナット7を保持した固定アーム8が突設され、前記ナット7にねじ込まれるスタッドボルト6により車体天井面2への固定が可能な自動車用ルーフレール3を使用することができる。
【0018】
ルーフレール3はレール本体4の両端にキャップ体5を固定して形成され、キャップ体5には、レール本体4の両端から該レール本体4の中空部に挿入される固定アーム8が設けられる。固定アーム8はナット7を回り止めして保持することが可能であり、当該ナット7にスタッドボルト6をねじ込むことにより、レール本体4にスタッドボルト6を立設できる。自動車天井面2には、スタッドボルト6をルーフパネルに開設したボルト挿通孔に挿通させ、裏側からナットを締め付けて固定することができる。
【0019】
したがって、スタッドボルト6はレール本体4に直接ねじ込まれた状態となるために、レール本体4の底部を可及的に凹溝1の底壁1aに接近させて配置することができ、低背化を達成できる。また、スタッドボルト6はキャップ体5側にねじ込まれるために、レール本体4にスタッドボルト6のねじ込み部を設ける必要がない。このため、レール本体4を全長に渡って等断面形状に形成する場合であっても、ねじ込み部をレール本体4の全長に渡って形成する必要がないので、軽量化を図ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
図5に自動車用ルーフレール3が取り付けられた自動車の天井部を示す。自動車の天井面2には、車長方向に連続する凹溝1が車幅方向両側に平行に設けられる。自動車の天井面2は、図3に示すように、天井一般面を形成するメインルーフパネル2aと、天井部側面を形成するルーフサイドパネル2bと、インナーパネル2cとから構成され、これらパネル単体は凹溝1の底壁1aで接合される。凹溝1は、天井面2から窓10への雨滴の滴下を防止するためのドリップ防止溝として機能するとともに、上記パネル単体の接合部の見切り部としても機能する。
【0021】
ルーフレール3は上記凹溝1に沿って配置され、長尺状のレール本体4の両端にキャップ体5を固定して形成される。レール本体4は、例えばアルミニウム材に押し出し加工を施して製造され、中空で、かつ、全長に渡って等断面形状に形成される。また、レール本体4には、所望によりベンディングマシンを使用して曲率を付与することができる。
【0022】
レール本体4は、図3に示すように、車幅中心方向に向けて突出するフック係合突部11を側壁部に有し、クロスバー9固定用のアタッチメント12を連結できる。また、レール本体4は底壁部にパネル固定部13を備え、パネル固定部13の上端から車幅外方側に向けて天井面2への支承面4aが形成される。パネル固定部13は凹溝1の深さよりやや低い高さに形成され、凹溝1に固定された際に該凹溝1内に収容される。図示の例では車幅中心方向にフック係合突部11を設けることにより、低背化を図っているが、レール本体4の天井面2にクロスバー9、あるいはクロスバー固定用のアタッチメント12への連結手段を設けることもできる。
【0023】
この実施の形態において、レール本体4の車体前方側(図2における左側)端部には、前部キャップ体5A(キャップ体5)が、車体後方側(図2における右側)には後部キャップ体5B(キャップ体5)が固定される。前部キャップ体5Aは合成樹脂材により形成されるキャップベース14にカバー15を連結して形成され、キャップベース14の裏面には、フランジ付きスタッドボルト14aが埋め込まれるとともに、レール本体4側端部には、レール本体4の中空部に挿入される挿入突部16が突設される。挿入突部16はレール本体4の中空部に挿入された際にパネル固定部13の底部内壁に当接する固定アーム8を備える。
【0024】
固定アーム8の先端部には、四角形状のナット7を圧入保持するナット保持部8aが切欠状に形成され、ナット7には図1(a)に示すように、スタッドボルト6がねじ込まれる。スタッドボルト6には該スタッドボルト6の締め付け操作が可能なように、六角フランジ6aが設けられる。スタッドボルト6を締め付けた際にナット7がナット保持部8a内で空転しないように、ナット7は車長方向に長い矩形形状に形成される。
【0025】
カバー15は図4(a)に示すように、キャップベース14に開設された係止孔14bに係止フック15aを弾発的に係止させてキャップベース14上に連結される。このカバー15は先端からレール本体4側に行くに従って漸次開口面積が大きくなり、図1(a)に示すように、レール本体4との接合部においてレール本体4の外周を包囲する。
【0026】
一方、後部キャップ体5Bは、合成樹脂材により底面が開放された形状に形成され、図2に示すように、レール付き当て面17からレール本体4の中空部に挿入される挿入突部16が突設される。挿入突部16は先端に上述した前部キャップ体5Aと同様に、レール本体4の中空部に挿入された際にパネル固定部13の底部内壁に当接する固定アーム8を備え、該固定アーム8に形成されたナット保持部8aに圧入保持される矩形形状のナット7には、スタッドボルト6がねじ込まれる。
【0027】
以上のように構成される自動車用ルーフレール3はナット7にねじ込まれたスタッドボルト6を利用して自動車の天井面2に固定される。図1は天井面2への固定状態を示す断面図で、スタッドボルト6は凹溝1の底壁1aに開設されたボルト挿通孔から天井内部に挿通され、天井裏面側からナット18により締め付けられる。凹溝1の底壁1aとスタッドボルト6の六角フランジ6aとの間には、弾性シート19が介装され、ボルト挿通孔からの水の侵入が防止される。
【0028】
レール本体4を固定した状態において、支承面4aは弾性材により形成されるパッキン20を介して凹溝1の周縁の天井面2、正確にはルーフサイドパネル2bの表面に当接し、反対、すなわち、車幅中心側の凹溝1は外方に開放される。
【0029】
一方、前部キャップ体5Aは、図4(a)に示すように、キャップベース14にねじ込まれたフランジ付きスタッドボルト14aを使用して、後部キャップ体5Bは、図4(b)に示すように、クランプバンド21に固定されたスタッドボルト22を使用してそれぞれ凹溝1の底壁1aに固定される。レール本体4を固定した状態で、キャップ体5(5A、5B)はレール本体4に固定されているために、格別に天井面2に固定する必要はないが、単独に天井面2に固定することにより、キャップ体5のがたつき等を完全に防止できる。
【0030】
上記クランプバンド21は、バネ板材等の弾性板材を後部キャップ体5Bの内壁面にほぼ沿う形状に折り曲げて形成され、頂部近傍で接合される。クランプバンド21には後部キャップ体5Bの内壁から突設される係止爪23が係合する係止開口21aが開設されており、クランプバンド21を後部キャップ体5Bの裏面開口部から押し込むだけで容易に装着できる。なお、図4において24はボルト挿通孔からの水漏れを防止するためのシートを示す。
【0031】
以上、レール本体4の両端には構成の異なるキャップ体5A、5Bが装着される場合を示したが、いずれか一方のキャップ体5をレール本体4の両端に装着することも可能である。
【0032】
したがってこの実施の形態において、対向するレール本体4、4間にクロスバー9を連結した状態において、搭載荷物によりレール本体4に転び方向の力が負荷されても、レール本体4は微小角度傾斜していずれか一方のレール本体4の支承面4aがルーフサイドパネル2bに圧接して荷重を負担する。レール本体4と凹溝1の底壁1aとの間に介装される弾性シート19は、レール本体4の微小傾斜動作を吸収して凹部底壁1aへのこじり力の発生を防止する。また、支承面4aはレール本体4の全長に渡って形成されているために、ルーフサイドパネル2bへの単位面積当たりの応力は低くなり、ルーフサイドパネル2bが荷重により変形することもない。さらに、図3に示すように、凹溝1の車幅中心側は全長に渡って外方に向けて開放され、開放部1bから空気が凹溝1内に流入することができる。このため凹溝1内の雨水等は蒸発して凹溝1内に滞留することがないために、凹溝1の腐食が発生しない。
【0033】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、天井面からの突出寸法を可及的に低くすることのできる上に、取り付け強度が高く、しかもルーフパネルの変形等をもたらすことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】レール本体の取り付け部を示す断面図で、(a)は図5の1A-1A線断面図、(b)は図5の1B-1B線断面図である。
【図2】ルーフレールの分解斜視図である。
【図3】図5の3A-3A線断面図である。
【図4】キャップ体の天井面への固定状態を示す示す断面図で、(a)は前部キャップ体を示す図、(b)は後部キャップ体を示す図である。
【図5】自動車の天井部を示す斜視説明図である。
【符号の説明】
1 凹溝
1a 底壁
2 天井面
3 ルーフレール
4 レール本体
5 キャップ体
6 スタッドボルト
7 ナット
8 固定アーム[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a mounting structure for an automobile roof rail.
[0002]
[Prior art]
In general, the roof rail is used to form a simple load receiving table on the ceiling surface of the automobile by installing a cross bar between the roof rails. Since the roof rail has an excessively large projecting dimension from the ceiling surface of the vehicle body, a sense of design discomfort increases, and recently, there is an increasing demand for a low profile.
[0003]
In order to achieve a reduction in the height of the roof rail, it is effective to accommodate the fixing portion of the roof rail in a concave groove formed in the ceiling surface of the automobile. For example, the configuration is disclosed in Japanese Patent No. 2877245. ing. In this conventional example, the roof rail includes a rail body formed of aluminum or the like, and a liner is slidably mounted in a guide groove formed in a bottom wall portion of the rail body. The liner is provided with a bolt insertion hole.
[0004]
The rail body is fixed by tightening a nut from the back surface side of the roof panel to a stud bolt that is fitted in a concave hole provided on the upper surface of the liner and whose head is fitted and prevented from rotating. The liner is slidably attached to the rail body, and if it is only fixed to the ceiling surface, it cannot prevent rattling noises when traveling, etc. A pressure-contacting bearing surface is provided.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described conventional example, the rail body is configured to press the bearing surface against the ceiling surface while calling the liner and the rail body downward at the stud bolt fastening portion, and thus has the following problems. That is, the rail body is in a pressure contact state with the roof panel at three points, that is, the stud bolt fastening portion and the left and right bearing surfaces at a cross-sectional position perpendicular to the longitudinal direction of the rail body at the stud bolt fastening portion. On the other hand, the ceiling surface is often formed with a gently curved surface, and in the conventional example with three points as support points, if a dimensional error or the like occurs, the operation at the time of fastening the stud bolt to any one point The force is concentrated and loaded, causing panel distortion and the like.
[0006]
Further, a liner for fastening the rail body needs to be interposed between the rail body and the bottom wall of the groove, and the liner has a height sufficient to accommodate the head of the stud bolt. Therefore, the installation height of the rail body becomes high, and it is not possible to sufficiently meet the demand for low profile. In order to reduce the height, it is possible to screw the stud bolt directly into the rail body. However, when manufacturing the rail body using extrusion molding, etc., it is possible to make the cross-sectional shape over the entire length. This is necessary, and the threaded portion of the stud bolt needs to be formed over the entire length, so that there is a problem that the weight of the rail body becomes excessive.
[0007]
In addition, because the side of the groove is sealed in the cross-sectional direction by the bearing surface of the rail body, the water that has once entered the groove stays in the groove for a long time without evaporating, and the panel There is a problem of causing corrosion. To prevent rainwater from entering the grooves, it is effective to completely close the end of the groove in the vehicle length direction. However, since a special means is required for closing the groove, the structure is complicated. become.
[0008]
The present invention was made to solve the above drawbacks, and an object thereof is to provide a mounting structure of a roof rail for a motor vehicle which can reduce the projecting distance from the ceiling surface as much as possible [0009]
Another object of the present invention is to provide an automotive roof rail mounting structure that has high mounting strength and that does not cause deformation of the roof panel.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, the object is
In the longitudinal direction of the vehicle body rather long, automotive bottom wall 1a to secure the
The
[0011]
In a state where the
[0012]
Further, since each
[0013]
Furthermore, a drip prevention groove for preventing raindrops from dropping from the
[0014]
Moreover, the mounting structure of the roof rail for automobiles can be configured such that the
[0015]
Furthermore, the mounting structure of the automobile roof rail is
A
The
[0016]
By using the
[0017]
In order to reduce the height,
A
A fixing
[0018]
The
[0019]
Thus, the
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 5 shows a ceiling portion of an automobile to which the
[0021]
The
[0022]
As shown in FIG. 3, the
[0023]
In this embodiment, the
[0024]
A
[0025]
As shown in FIG. 4A, the
[0026]
On the other hand, the
[0027]
The
[0028]
In a state in which the
[0029]
On the other hand, as shown in FIG. 4 (a), the
[0030]
The
[0031]
As described above, the case where the
[0032]
Therefore, in this embodiment, in a state where the
[0033]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, according to the present invention, the projecting dimension from the ceiling surface can be made as low as possible, the mounting strength is high, and the roof panel is not deformed. .
[Brief description of the drawings]
1A and 1B are cross-sectional views illustrating a mounting portion of a rail body, in which FIG. 1A is a cross-sectional view taken along
FIG. 2 is an exploded perspective view of a roof rail.
3 is a cross-sectional view taken along
4A and 4B are cross-sectional views showing a state in which the cap body is fixed to the ceiling surface. FIG. 4A is a view showing the front cap body, and FIG. 4B is a view showing the rear cap body.
FIG. 5 is a perspective explanatory view showing a ceiling part of an automobile.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記ルーフレールのレール本体は、全長に渡って等断面形状からなる閉断面構造に形成され、車幅中心側から車幅外方側に行くにしたがって漸次低くなるように傾斜する底部を凹溝の底壁に対して当接させてボルト止めされ、かつ、車幅外方側側縁部を凹溝周縁の天井面に支承させることにより、凹溝の車体中心方向の辺縁を外方に開放させ、断面方向で2点支持されて車体天井面に取り付けられる自動車用ルーフレールの取り付け構造。In the longitudinal direction of the vehicle body rather long, the attachment of automotive roof rail in which the bottom wall to secure the roof rail to the vehicle body roof surface with a groove that is inclined so gradually decreases toward the outer side in the vehicle width direction side from the vehicle width center side structure Because
The rail body of the roof rail is formed in a closed cross-sectional structure having an equal cross-sectional shape over the entire length, and a bottom portion that inclines so as to gradually decrease from the vehicle width center side toward the vehicle width outer side is provided at the bottom of the groove. It is abutted against the wall and bolted, and the side edge of the vehicle width outward side is supported on the ceiling surface of the periphery of the groove, thereby opening the edge of the groove in the vehicle center direction outward. A mounting structure for an automobile roof rail that is supported at two points in the cross-sectional direction and is attached to the ceiling surface of the vehicle body.
前記キャップ体には、先端にナットを保持した固定アームが突設され、
該固定アームがレール本体の中空部に挿入され、レール本体を凹溝に固定するスタッドボルトが前記ナットにねじ込まれる請求項1記載の自動車用ルーフレールの取り付け構造。A cap body fixed to both ends of the rail body;
The cap body is provided with a fixed arm that holds a nut at the tip,
The roof rail mounting structure for an automobile according to claim 1, wherein the fixing arm is inserted into a hollow portion of the rail body, and a stud bolt for fixing the rail body to the concave groove is screwed into the nut.
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