JP3917251B2 - 形状縫いミシン - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、形状縫いミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、形状縫いミシンとしての例えば刺繍縫いミシン等においては、刺繍枠(被縫製物保持枠)にセットされた布(被縫製物)をX−Y方向に移動しながら、例えば文字、模様等の所望の刺繍模様を縫製できるようになっている。
【0003】
上記刺繍模様は、刺繍枠の縫製可能範囲内で1回の縫製で形成することを前提に作成が行われてきた。しかしながら、長い文字列、大型の模様や縫製位置同士に所定の関係がある組み合わせ模様(複数の模様)等の刺繍模様を縫製する場合もあり、このような場合には、1回の縫製で上記長い文字列、大型の模様や縫製位置同士に所定の関係がある組み合わせ模様等の刺繍模様を全部形成することができないため、1回目の縫製で所定箇所の模様を形成したら、布を刺繍枠から外して、次の縫製で形成することになる模様部分が刺繍枠に入るように布をずらして当該刺繍枠に再セットし、次回以降の縫製を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、布を一旦刺繍枠から外し、布をずらして当該刺繍枠に再セットする場合、既に形成した刺繍模様とこれから縫製する刺繍模様との相対位置を合わせる必要がある。従って、作業者は、布を刺繍枠に再セットする際に、既に形成した刺繍模様が刺繍枠に対して平行且つこれから縫製する刺繍模様の最初の針落ち位置が既に形成した刺繍模様に対してX、Y方向に所定の模様間隔離間した位置にあるということを目視により確認していたが、勿論目視のため、精度は悪く、所望の綺麗な刺繍模様を得ることができないといった問題があった。
【0005】
そこで本発明は、既に形成した模様とこれから縫製する模様との相対位置を綺麗に合わせることができ、縫製品質を向上できると共に、その相対位置を合わせるための処理を迅速且つ簡易に行うことができ、縫製コスト及び作業者の労力を低減できる形状縫いミシンを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の形状縫いミシンは、被縫製物上に配置する1又は2以上の選択模様の縫製範囲が被縫製物保持枠よりも大きい場合であって、その縫製範囲を分割して縫製する形状縫いミシンにおいて、被縫製物を被縫製物保持枠にセットして、分割された一の縫製範囲を縫製するにあたって、前記被縫製物に形成したX−Y軸線とミシンの針下位置が合うように被縫製物保持枠移動を指示する操作手段と、前記被縫製物保持枠移動操作に従った位置に前記被縫製物保持枠が移動するように駆動源を制御する移動制御手段と、前記被縫製物保持枠の移動に関連して、前記被縫製物に形成したX軸及びY軸上のそれぞれ2点ずつに前記針下位置を位置合わせして前記X軸及びY軸の位置情報を検出し、この検出した位置情報に基づいて前記X−Y軸の一方の軸と他方の軸とが交差する原点位置を求めることによりソフトウェア上のX−Y軸の原点位置に対する原点ずれを演算するとともに、前記被縫製物に形成したX軸を基準線としてソフトウェア上のX軸に対する回転方向ずれθを演算するずれ検出手段と、当該ずれに基づいて、前記一の縫製範囲内の模様データを補正する補正手段と、を具備した。
【0008】
このような本発明の形状縫いミシンによれば、表示手段によって、ソフトウェア上のX−Y軸と被縫製物に形成したX−Y軸とのずれを検出する、すなわち既に形成した模様とこれから縫製する模様との相対位置を合わせる処理に必要な情報を検出するための被縫製物保持枠移動操作が、表示画面においてダイレクトタッチで行われ、移動制御手段によって被縫製物保持枠を移動させる手段の駆動源が制御されて、被縫製物保持枠が上記被縫製物保持枠移動操作に従った位置に移動されるため、例えば公知の移動方向指示キーのように表示画面でのタッチ毎に所定の微量づつ目的物が移動するものに比して、その移動処理が迅速且つ簡易に行われるようになる。
【0009】
この時、ずれ検出手段によって、被縫製物保持枠の移動に関連して、上記被縫製物に形成したX−Y軸の位置情報が検出され、当該情報に基づいて上記ソフトウェア上のX−Y軸とのずれが検出されて、補正手段によって、上記ずれに基づいて、被縫製物保持枠により規定される縫製範囲内の模様データが補正されるため、既に形成した模様とこれから縫製する模様との相対位置が綺麗に合わされるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態における形状縫いミシンとしての刺繍縫いミシンを表した斜視図である。同図において、ミシン本体1は、ミシンベッド2と、このミシンベッド2に立設されたミシンヘッド3と、から構成されている。
【0011】
上記ミシンベッド2には、刺繍機本体5がコネクタを介して着脱可能に装着されている。この刺繍機本体5内には、X駆動モータ12(図2参照;刺繍枠9を移動させる手段の駆動源)と、このX駆動モータ12の駆動によりX方向に移動するX移動部材と、が備えられている。このX移動部材の上部は上記刺繍機本体5上に露出しており、当該露出上部にキャリッジカバー6が固定されている。このキャリッジカバー6内には、上記X移動部材に搭載されたY駆動モータ13(図2参照;刺繍枠9を移動させる手段の駆動源)と、このY駆動モータ13の駆動によりY方向(X方向に直交する方向)に移動するY移動部材と、が備えられており、このY移動部材には、刺繍枠保持部材7が固定され、この刺繍枠保持部材7には、刺繍枠9が装着されている。ここで、上記X、Y駆動モータ12,13及び上記X、Y移動部材により、刺繍枠9を移動させる手段が構成されている。
【0012】
すなわち、刺繍枠9は、後述の表示手段4での入力(例えば選択された刺繍模様)に従ったX、Y駆動モータ12,13の駆動によって所定のX、Y方向に移動し、この時ミシンの主モータ14(図2参照)の駆動による縫針8の上下動と協働して所望の刺繍模様を形成し得るように構成されている。
【0013】
上記刺繍枠9は、図1に示されるように、刺繍枠保持部材7に着脱可能に装着される外枠10と、この外枠10に嵌め込まれる内枠11と、からなり、外枠10上に被縫製物としての例えば布をセットし、この状態で内枠を11を外枠10に嵌め込むことによって、布を刺繍枠9にセットする構成になされている。
【0014】
上記ミシンヘッド3には、表示手段としての液晶画面4が設けられている。この液晶画面4は、公知の透明タッチパネルスイッチとしての機能を有しており、例えば選択模様や縫い範囲を規定する刺繍枠40(図10参照)等を表示するように構成されている。
【0015】
特に、本実施形態においては、上記液晶画面4は、ソフトウェア上のX−Y軸41,42(図10参照)と刺繍枠9にセットした布43上に形成されているX−Y軸44,45(図18参照)とのずれを検出するための刺繍枠9の移動操作を、図17に示す画面61の図示左側の画面部分26においてダイレクトタッチで行うように構成されている(詳しくは後述)。
【0016】
次に、上記刺繍縫いミシンの制御系について図2を参照しながら説明する。制御手段を構成するCPU(中央演算処理装置)15のI/Oポート16の出力側には、上記X駆動モータ12がドライバ17を介して接続されていると共に、上記Y駆動モータ13がドライバ18を介して接続され、さらに上記ミシンの主モータ14がドライバ19を介して接続されている。
【0017】
一方、CPU15のI/Oポート16の入出力側には、上記液晶画面4が接続されている。
【0018】
さらにCPU15には、上記刺繍縫いミシンの制御動作手順をプログラムの形で格納するROM20が入力可能に接続されていると共に、データや演算結果等を記憶するRAM21が入出力可能に接続されている。
【0019】
上記CPU15は、入力に関連した所定の画面表示を液晶画面4に行わせる指令を送出すると共に、液晶画面4での作業者によるダイレクトタッチ入力信号に応答して当該液晶画面4に所定の画面表示を行わせる指令を送出する機能を有している。
【0020】
CPU15はまた、液晶画面4での作業者によるダイレクトタッチ入力信号に応答して、上記ドライバ17,18,19に所定の駆動・停止指令を送出する機能を有している。
【0021】
特に、本実施形態においては、上記CPU15は、画面上の刺繍枠40(図10参照)内に、選択模様のうちの全体が表示される模様を判別する判別手段15aを備えていると共に、この判別した選択模様の縫製データを、縫製対象として選別する選別手段15bを備えている。
【0022】
また特に、本実施形態においては、上記CPU15は、前述した図17の画面46で行われる刺繍枠移動操作(ダイレクトタッチ)に従った位置に刺繍枠9が移動するように、刺繍枠9を移動させる手段の駆動源12,13を制御する移動制御手段15cを備えていると共に、この刺繍枠9の移動に関連して、布43上のX−Y軸44,45の位置情報を検出し、当該情報に基づいて上記ソフトウェア上のX−Y軸41,42とのずれを検出するずれ検出手段15dを備えており、さらに当該ずれに基づいて、縫製範囲内の模様データを補正する補正手段15eを備えている。
【0023】
次に、このように構成された刺繍縫いミシンにおいて、つなぎ刺繍(長い文字列、大型の模様や縫製位置同士に所定の関係がある組み合わせ模様等の縫製であって、1回の縫製で刺繍枠9内に刺繍模様を全部形成できない縫製)を行う場合について、図3乃至図7に示されるフロー図及び図8乃至図17に示される液晶画面表示を参照しながら説明する。
【0024】
先ず、ミシンの電源スイッチをオンすると、液晶画面4には、図8に示されるように、つなぎ刺繍を選択するか否かの選択画面47が表示される。以降は、つなぎ刺繍の説明であるから、先ず作業者は、つなぎ刺繍選択スイッチ48をダイレクトタッチ(以降単にタッチと記す)してつなぎ刺繍を選択する(図3に示されるフロー図のステップ1)。
【0025】
すると、液晶画面4が、図9に示されるように、つなぎ刺繍の刺繍模様群選択画面49に切替わり、作業者は、表示された刺繍模様群のうちの何れかを選択する(ステップ2)。ここで、本実施形態においては、説明の都合上、文字列“ABC”と、文字列“あいう”と、文字列“アイウ”を選択するため、作業者は、先ず最初に、文字列“ABC”に対応する図示左中央の刺繍模様群選択スイッチ50をタッチする。
【0026】
すると、液晶画面4が、上記選択した刺繍模様群に対応する刺繍模様選択画面に切替わり、作業者は、液晶画面4に表示されている文字“ABC”を連続してタッチすることにより文字列“ABC”を選択する(ステップ3)。
【0027】
すると、液晶画面4が、図10に示される刺繍模様選択後且つ編集前の画面25に切替わる。この画面25の図示左側の画面部分26は、大型枠(刺繍枠の大型のものであって、本実施形態で用いられている刺繍枠9のこと)の4倍の大きさであり、当該画面部分26には、その中心位置を原点としたソフトウェア上のX−Y軸41,42が十字状に表示され、さらにその中央に、縫製範囲を規定する刺繍枠40(上記刺繍枠9に対応する画面上の刺繍枠;画面枠)が表示されると共に上記選択した文字列“ABC”が表示される。
【0028】
一方、上記画面25には、編集スイッチ27も表示されており、当該編集スイッチ27をタッチして、液晶画面4を、図11に示される編集画面29に切替える。この時、図示左側の画面部分26の中央には、上記と同様に文字列“ABC”及び画面枠40が表示される。
【0029】
この編集画面29には、位置/回転スイッチ30も表示されており、当該位置/回転スイッチ30をタッチして、液晶画面4を、図12に示される画面31に切替える。この時、図示左側の画面部分26の中央には、上記と同様に文字列“ABC”及び画面枠40が表示される(図12では説明の都合上、文字列“ABC”は右上側に描かれている)。
【0030】
また、画面31の図示右上側の画面部分には、上記文字列“ABC”の縫い位置を変更するためのアローキー32(選択模様の縫い位置を移動設定するスイッチ;移動方向指示キー)が表示される。このアローキー32は、現在の位置を中心として斜め方向を含めた上下左右の8方向に図示の矢印を備えており、当該矢印をタッチする毎に、選択模様の縫い位置が当該矢印方向に所定微量づつ移動される。ここでいう所定微量とは、X−Y方向に対しては1mm、45°方向に対しては約1,414mmである。
【0031】
また、画面31の図示右中央の画面部分には、上記文字列“ABC”を回転する際の回転方向を指示するための回転方向キー33が表示される。この回転方向キー33の図示右側部分をタッチすると、上記文字列“ABC”が時計方向に回転され、回転方向キー33の図示左側部分をタッチすると、上記文字列“ABC”が反時計方向に回転される。
【0032】
また、画面31の図示右下側の画面部分には、上記文字列“ABC”を回転する際の回転角度を指示するための回転角度キー34が表示される。この回転角度キー34の図示上側のキー34aをタッチする毎に、上記文字列“ABC”が上記回転方向キー33により指示された方向に5°づつ回転され、回転角度キー34の図示下側のキー34bをタッチする毎に、上記文字列“ABC”が上記回転方向キー33により指示された方向に90°づつ回転される。
【0033】
ここで、本実施形態においては、説明の都合上、上記アローキー32のみの操作により、上記文字列“ABC”を、図12に示される図示右上側の所望の位置に移動設定する(ステップ4)。
【0034】
このようにしてステップ4における文字列“ABC”の編集が終了したら、図12に示されている変更おわりスイッチ51をタッチして画面31を画面29に戻し、画面29に示されている編集おわりスイッチ56をタッチして画面29を画面25に戻し、組合せ模様があるか否か、すなわち他の模様を選択するか否かを判定する(ステップ5)。
【0035】
ここで、本実施形態においては、前述したように、文字列“あいう”を選択するため、画面25に示されている組合せスイッチ52をタッチし画面25を図9に示した画面49に戻す。すなわち、上記ステップ2にリターンする。
【0036】
そうしたら、ステップ2において、画面49における文字列“あいう”に対応する図示左上側の刺繍模様群選択スイッチ53をタッチしてステップ3に進み、ステップ3において、液晶画面4に表示されている文字“あいう”を連続してタッチすることにより文字列“あいう”を選択する。
【0037】
すると、液晶画面4が、図13に示される刺繍模様選択後且つ編集前の画面25に切替わる。この画面25の図示左側の画面部分26には、図12で説明したのと同様な表示がなされている。すなわち、X−Y軸41,42、画面枠40及び文字列“ABC”が上記と同様な位置に配置されている。さらに今回は、当該画面部分26の中央に、上記選択した文字列“あいう”が表示される。
【0038】
そうしたら、図13に示されている編集スイッチ27をタッチして画面25を編集画面29に切替え、編集画面29に示されている位置/回転スイッチ30をタッチして編集画面29を図14に示される画面31に切替え、上記アローキー32のみの操作により、上記文字列“あいう”を、図示左側の画面部分26における図示中央左上側の所望の位置に移動設定する(ステップ4)。
【0039】
このようにしてステップ4における文字列“あいう”の編集が終了したら、図14に示されている変更おわりスイッチ51をタッチして画面31を画面29に戻し、画面29に示されている編集おわりスイッチ56をタッチして画面29を画面25に戻し、組合せ模様があるか否か、すなわち他の模様を選択するか否かを判定する(ステップ5)。
【0040】
ここで、本実施形態においては、前述したように、文字列“アイウ”を選択するため、画面25に示されている組合せスイッチ52をタッチし画面25を図9に示される画面49に戻す。すなわち、ステップ2にリターンする。
【0041】
以降のステップ2乃至4までの処理は上記と同様にして、上記文字列“アイウ”を、図14に示される図示左側の画面部分26における図示中央左側の所望の位置に設定する。
【0042】
このようにしてステップ4における文字列“アイウ”の編集が終了したら、ステップ5において、図14に示されている変更おわりスイッチ51をタッチして画面31を画面29に戻し、画面29に示されている編集おわりスイッチ56をタッチして画面29を画面25に戻し、組合せ模様があるか否か、すなわち他の模様を選択するか否かを判定する。
【0043】
ここで、本実施形態においては、組合せ模様がそれ以上なく全ての選択模様の編集が終了したので、ステップ6の画面枠移動処理に移行する。すなわち、先ず画面25に示されている組合せ終了スイッチ54をタッチして画面25を図15に示される画面枠移動処理画面55に切替える。この画面枠移動処理画面55の図示左側の画面部分26には、図14で説明したのと同様な表示がなされている。すなわち、X−Y軸41,42、画面枠40、文字列“ABC”、文字列“あいう”及び文字列“アイウ”が上記と同位置に配置されている。
【0044】
また、画面枠移動処理画面55の図示右上側の画面部分には、上記と同様な構成のアローキー32が表示される。このアローキー32は、今回は上記画面枠40を移動設定する(縫い範囲を決定する)ためのものである。
【0045】
すなわち、ステップ6では、上記アローキー32を操作することによって、図15に示されるように、画面枠40を所望の位置に移動する。
【0046】
ここで、本実施形態においては、上記画面枠40を画面部分26の右上側に移動する。この時、画面枠40内には、図15に示されるように、文字列“ABC”の全部が収まっていると共に、文字列“あいう”を構成する一部の文字“う”全体が収まっている。
【0047】
この画面枠40の移動設定の完了、すなわち縫製範囲の決定を待ち(ステップ7)、縫製範囲が決定したら、図15に示される指定おわりスイッチ57をタッチして画面枠移動処理画面55を図16に示される等倍画面58に切替える。この等倍画面58は、図示左側の画面部分26一杯に、図15に示した上記画面枠40内を表示したものである。
【0048】
この時、画面部分26内(画面枠40内と同値)に、選択模様のうちの全体が表示される模様を判別する(ステップ8)。ここで、文字列“ABC”は全部が収まっているため、判別模様となる。また、文字列“あいう”は全部が収まっていないが、文字“う”は全体が収まっているため、当該文字“う”は判別模様となる。この時、画面部分26内に一部が入っている文字“い”を縫製しない模様として作業者に知らしめるため、当該文字“い”の画面部分26内への進入部分60をハーフトーンで表示する。次いで、ステップ9において、上記判別した選択模様の縫製データを縫製対象として選別し、上記ROM20から読み出す。
【0049】
一方、作業者は、予め、図18に示されるように、被縫製物としての布43上に、例えば定規やチャコペン等を用いて、X−Y軸44,45を引いておく。このX−Y軸44,45は手作業により引かれたものであるから、勿論直角にはなっていない。そして、作業者は、上記X−Y軸44,45が引かれた布43を上記刺繍枠9に対してセットする。この時、刺繍枠9に対する布43上のX−Y軸44,45の位置が、画面部分26(画面枠40と同値)に対する上記ソフトウェア上のX−Y軸41,42の位置と対応する(合致する)ようにセットする。このセットは目視で行うため、ソフトウェア上のX−Y軸41,42に対して布43上のX−Y軸44,45がずれてしまうというのはいうまでもない。
【0050】
さて、上記セットが完了したら、等倍画面58に示されているOKスイッチ59をタッチして等倍画面58を図17に示される刺繍枠移動処理画面61に切替える。この刺繍枠移動処理画面61の図示左側の画面部分26には、X−Y軸41,42が消されている以外は、図16で説明したのと同様な表示がなされている。
【0051】
また、この画面部分26上で任意の位置をタッチすると、当該タッチ位置に対応する布上のポイントが針下位置に位置するように、刺繍枠9が移動するようになっている(以下刺繍枠移動処理画面61の画面部分26上でのタッチ入力機能をタッチキーと記す)。
【0052】
また、刺繍枠移動処理画面58の図示右上側の画面部分には、上記と同様な構成のアローキー32が表示される。このアローキー32は、今回は上記刺繍枠9を移動(上記した微量の移動)設定するためのものである。
【0053】
さて、ステップ10では、上記構成の刺繍枠移動処理画面58を用いて、図4乃至図6に示される布上のX−Y軸のずれ検出処理を行う。すなわち、先ず図4に示されるステップ1において、刺繍枠9を移動するのか否かを判定し、タッチキー26またはアローキー32が操作された場合には、刺繍枠9を移動するとしてステップ2に進み、ステップ2において、図7に示される刺繍枠移動処理に移行する。
【0054】
すなわち、先ず図7に示されるステップ1において、上記移動操作がタッチキー26により行われたかアローキー32により行われたかを判定し、タッチキー26により行われた場合にはステップ2に進み、ステップ2において、画面部分26上の表示座標でタッチされたポイント(Tx,Ty)を求め、ステップ3において、上記ポイント(Tx,Ty)に基づいて、実際の刺繍枠9の座標系の位置(Xt,Yt)を求め、ステップ4において、刺繍枠9の座標系の現在の位置と上記求めた位置(Xt,Yt)との偏差(dx,dy)を求め、ステップ5において、上記X、Y駆動モータ12,13を駆動し、上記求めた偏差分、刺繍枠9を移動させる。すなわち、この移動により、画面部分26上でタッチしたポイントに対応する布43上のポイントが針下位置に位置することになる。
【0055】
ここで、作業者は、針下位置に、布43上に形成したX−Y軸44,45が順次位置するように、画面部分26上のポイントをタッチする。本実施形態においては、先ず針下位置にX軸44上の任意の一点X1(図18参照)が位置するように、画面部分26上のポイントをタッチする。この移動が完了するのを待って(ステップ6)、作業者は、針下位置に、上記点X1が位置しているかを確認する。この確認の際に、縫針8を布43上まで下降させれば、より精度の良い確認をすることができるので、好ましい。
【0056】
ここで、針下位置に上記点X1が位置していたら、ステップ7、8のNOのルートをそれぞれ辿り、ステップ10のエンドのルートを辿って、図4に示したステップ3に進む。
【0057】
一方、上記タッチキー26による移動で、針下位置の極近い位置に、上記点X1が位置した場合には、後の移動は微量移動のアローキー32で行うのが好ましく、この場合には、ステップ7のNOのルート、ステップ8のYESのルートを辿って、ステップ9において、アローキー32にてタッチした指定方向に前述した所定の微量、刺繍枠9を移動させる。この移動微量は、前述したように、X−Y方向に対しては1mm、45°方向に対しては約1,414mmである。そして、針下位置に上記点X1が位置したら、ステップ10のエンドのルートを辿って、図4に示したステップ3に進む。
【0058】
一方、上記ステップ1において、移動操作がアローキー32により行われた場合にはステップ8に進み、ステップ8乃至9において、アローキー32による移動を行う。
【0059】
また、ステップ6までの移動をタッチキー26で行い、次の移動をさらにタッチキー26で行いたい場合にはステップ7のYESのルートを辿り、ステップ2にリターンし、以降のステップでさらにタッチキー26による移動を行う。
【0060】
また、ステップ10において、タッチキー26による移動を行いたい場合にはステップ2にリターンし、以降のステップでタッチキー26による移動を行う。一方、ステップ10において、アローキー32による移動を行いたい場合にはステップ8にリターンし、以降のステップでアローキー26による移動を行う。
【0061】
このようにして、図7に示した刺繍枠移動処理が終了したら、図4に示されるステップ3に進み、ステップ3において、X方向第1点目キー62(図17参照)をタッチし、ステップ4において、布43上のX軸44の第1点目X1の枠座標位置を記憶する。
【0062】
以降のステップ5乃至ステップ8の処理は、上記ステップ1乃至ステップ4の処理と基本的には同様であり、当該ステップ5乃至ステップ8の処理によって、針下位置にX軸44上の任意の一点X2が位置するように刺繍枠9を移動させ、X方向第2点目キー63(図17参照)をタッチし、布43上のX軸44の第2点目X2の枠座標位置を記憶する。
【0063】
以降のステップ9乃至ステップ12の処理は、布43のY軸45上の任意の一点Y1に対する処理であり、上記ステップ1乃至ステップ4の処理と基本的には同様である。すなわち、ステップ9乃至ステップ12の処理によって、針下位置にY軸45上の任意の一点Y1が位置するように刺繍枠9を移動させ、Y方向第1点目キー64(図17参照)をタッチし、布43上のY軸45の第1点目Y1の枠座標位置を記憶する。
【0064】
以降のステップ13乃至ステップ16の処理は、上記ステップ9乃至ステップ12の処理と基本的には同様であり、当該ステップ13乃至ステップ16の処理によって、針下位置にY軸45上の任意の一点Y2が位置するように刺繍枠9を移動させ、Y方向第2点目キー65(図17参照)をタッチし、布43上のY軸45の第2点目Y2の枠座標位置を記憶する。
【0065】
ステップ17では、例えば入力間違い等があり上記処理をやり直すか否かを判定し、やり直す場合にはステップ18において、図17に示されている修正スイッチ66をタッチして上記ステップ4、8、12,16において記憶した座標位置をクリアし、図4に示したステップ1にリターンする。
【0066】
一方、ステップ17で、上記処理をやり直さないと判定した場合にはステップ19において、上記4点X1,X2,Y1,Y2を記憶するかを再確認し、記憶したくない場合には、修正スイッチ66をタッチして上記4点をクリアし、図4に示したステップ1にリターンする。
【0067】
一方、ステップ19で、記憶すると判定した場合にはステップ20において、上記4点X1,X2,Y1,Y2に基づいて、X軸44とY軸45との交点、すなわちX−Y軸44,45の原点位置を検出し、ソフトウェア上のX−Y軸41,42の原点位置に対する原点ずれを検出する。
【0068】
これと同時に、上記4点X1,X2,Y1,Y2に基づいて、刺繍枠9にセットされたX−Y軸44,45の回転方向ずれθを検出する。この時、前述したように、布43上のX−Y軸44,45は直角が出ていないため、何れか一方の軸を基準としなければ上記回転方向ずれθを規定できない。従って、本実施形態においては、X軸44を基準線として、ソフトウェア上のX軸41に対する回転方向ずれθを検出する。
【0069】
このようにして、ソフトウェア上のX−Y軸41,42に対する布43上のX−Y軸44,45のずれを検出したら、図3に示されるステップ11に進み、ステップ11において、上記ずれに基づいて、上記縫製範囲(画面枠40)内の模様データを補正する。この補正は、これから縫製する文字列“ABC”、文字“う”が上記布43上のX−Y軸44,45(実際にはソフトウェア上のX−Y軸41,42に対して傾いているX−Y軸44,45)に平行となるように(編集時に模様を回転させている場合にはX−Y軸44,45に対して当該回転角度回転するように)、文字列“ABC”、文字“う”の模様データを、上記回転方向ずれθ分回転させると共に、原点ずれ分移動させる。
【0070】
そうしたら、ステップ12において、刺繍枠9内の縫製を行い、布43に上記文字列“ABC”、文字“う”を順次形成する。すなわち、布43上のX軸44に平行な所定の位置に、文字列“ABC”、文字“う”が形成される。
【0071】
このようにして1回目の縫製が終了したらステップ13において、全部の縫製が終了したか否かを判定し、本実施形態においては、次の縫製があるのでステップ6の画面枠移動処理にリターンする。
【0072】
このステップ6の画面枠移動処理においては、前述したように、上記アローキー32を操作することによって、図15に示した画面枠40を所望の位置に移動する。
【0073】
ここで、本実施形態においては、上記画面枠40を画面部分26の左上側に移動する。この時、画面枠40内には、図示は省略するが、文字列“アイウ”の全部が収まっていると共に、文字列“あいう”を構成する一部の文字列“あい”が収まっている。
【0074】
そうしたら、ステップ7の処理を同様に行って、ステップ8において、画面部分26内(画面枠40内と同値)に、選択模様のうちの全体が表示される模様を前述したのと同様にして判別する(ステップ8)。ここで、文字列“アイウ”は全部が収まっているため、判別模様となる。また、文字列“あいう”は全部が収まっていないが、文字列“あい”は各文字の全体がそれぞれ収まっているため、当該文字列“あい”は判別模様となる。次いで、ステップ9において、上記判別した選択模様の縫製データを縫製対象として選別し、上記ROM20から読み出す。
【0075】
一方、作業者は、予め、前述した縫製により文字列“ABC”及び文字“う”が形成された布43を上記刺繍枠9から取り外し、布43をずらして刺繍枠9に再セットする。この時、刺繍枠9に対する布43上のX−Y軸44,45の位置が、画面部分26(画面枠40と同値)に対する上記ソフトウェア上のX−Y軸41,42の位置(今回はX−Y軸41,42の原点位置が右下隅に位置している)と対応する(合致する)ようにセットする。このセットは目視で行うため、ソフトウェア上のX−Y軸41,42に対して布43上のX−Y軸44,45がずれてしまうことになる。
【0076】
以降のステップ10及びステップ11は上記と同様に処理し、これによって、ソフトウェア上のX−Y軸41,42に対する今回刺繍枠9にセットされている布43上のX−Y軸44,45のずれを検出すると共に、そのずれ分、刺繍枠9内のこれから縫製する模様の縫製データを補正する。
【0077】
そうしたら、ステップ12において、刺繍枠9内の縫製を行い、布43に上記文字列“アイウ”、文字列“あい”を順次形成する。この時、上記補正を行っているため、既に形成した模様とこれから縫製する模様との相対位置が綺麗に合うようになっている。
【0078】
このようにして2回目の縫製が終了したらステップ13において、全部の縫製が終了したか否かを判定し、本実施形態においては、選択した3種類の模様、すなわち文字列“ABC”、文字列“アイウ”、文字列“あいう”を全部形成したので、当該フローを終了する。
【0079】
このように、本実施形態においては、液晶画面4によって、ソフトウェア上のX−Y軸41,42と布43上のX−Y軸44,45とのずれを検出する(既に形成した模様とこれから縫製する模様との相対位置を合わせる処理に必要な情報を検出する)ための刺繍枠移動操作を、画面61においてダイレクトタッチで行い、移動制御手段15cによって、刺繍枠9を移動させる手段のX、Y駆動モータ12,13を制御して、刺繍枠9を上記刺繍枠移動操作に従った位置に移動するようにしているため、例えば公知のアローキー32のように表示画面でのタッチ毎に所定の微量づつ目的物を移動するものに比して、その移動処理を迅速且つ簡易に行うことができるようになっている。
【0080】
また、ずれ検出手段15dによって、上記刺繍枠9の移動に関連して、布43上に形成したX−Y軸44,45の位置情報を検出し、当該情報に基づいて上記ソフトウェア上のX−Y軸41,42とのずれを検出して、補正手段15eによって、上記ずれに基づいて、刺繍枠9により規定される縫製範囲内の模様データを補正するようにしているため、既に形成した模様とこれから縫製する模様との相対位置を綺麗に合わせることができるようになっている。
【0081】
また、従来技術では、文字列全部を一つの模様として判断しているため、表示画面での縫い範囲40内に、文字列の一部の文字全体が収まっていても、当該縫い範囲40内に収まっている一部の文字は縫わないようになっている。すなわち、1回目の縫製では、文字列“ABC”のみを縫製し、2回目の縫製では、文字列“アイウ”のみを縫製するため、3回目の縫製で、文字列“あいう”を縫わなければならず、刺繍枠9に対する布43のセット回数が3回と多い。しかしながら、本実施形態においては、判別手段15aによって、画面58での画面部分26内に、選択模様のうちの全体が表示される模様を判別し、選別手段15bによって、この判別した選択模様の縫製データを、縫製対象として選別するようにしているため、各選択模様の配置位置や各縫製範囲の規定位置にもよるが、前述したように、刺繍枠9に対する布43のセット回数が2回となっており、作業能率を向上できるようになっている。
【0082】
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であるというのはいうまでもない。
【0083】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の形状縫いミシンは、表示手段によって、ソフトウェア上のX−Y軸と被縫製物に形成したX−Y軸とのずれを検出する、すなわち既に形成した模様とこれから縫製する模様との相対位置を合わせる処理に必要な情報を検出するための被縫製物保持枠移動操作を、表示画面においてダイレクトタッチで行い、移動制御手段によって被縫製物保持枠を移動させる手段の駆動源を制御して、被縫製物保持枠を上記被縫製物保持枠移動操作に従った位置に移動するようにし、例えば公知の移動方向指示キーのように表示画面でのタッチ毎に所定の微量づつ目的物を移動するものに比して、その移動処理を迅速且つ簡易に行い得るように構成したものであるから、縫製コスト及び作業者の労力を低減することが可能となる。
【0084】
この時、ずれ検出手段によって、被縫製物保持枠の移動に関連して、上記被縫製物に形成したX−Y軸の位置情報を検出し、当該情報に基づいて上記ソフトウェア上のX−Y軸とのずれを検出して、補正手段によって、上記ずれに基づいて、被縫製物保持枠により規定される縫製範囲内の模様データを補正し、既に形成した模様とこれから縫製する模様との相対位置を綺麗に合わし得るように構成したものであるから、縫製品質を向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における形状縫いミシンを表した斜視図である。
【図2】同上実施形態における制御系を表したブロック図である。
【図3】つなぎ刺繍の処理手順を表したフロー図である。
【図4】図3中における被縫製物上のX−Y軸のずれ検出処理手順を表したフロー図である。
【図5】図4に続く処理手順を表したフロー図である。
【図6】図5に続く処理手順を表したフロー図である。
【図7】図4及び図5中における被縫製物保持枠の移動処理手順を表したフロー図である。
【図8】表示手段におけるつなぎ刺繍選択画面を表した説明図である。
【図9】表示手段におけるつなぎ刺繍での模様群選択画面を表した説明図である。
【図10】表示手段におけるつなぎ刺繍での一の模様選択後且つ編集前の画面を表した説明図である。
【図11】表示手段におけるつなぎ刺繍での編集画面を表した説明図である。
【図12】表示手段におけるつなぎ刺繍での編集画面で位置/回転タッチスイッチを押しさらに表示された移動方向指示キーにより一の選択模様の位置を設定した画面を表した説明図である。
【図13】表示手段におけるつなぎ刺繍での他の模様選択後且つ編集前の画面を表した説明図である。
【図14】表示手段におけるつなぎ刺繍での編集画面で位置/回転タッチスイッチを押しさらに表示された移動方向指示キーにより他の選択模様の位置を設定した画面を表した説明図である。
【図15】表示手段におけるつなぎ刺繍での編集画面終了後の画面枠移動処理画面を表した説明図である。
【図16】表示手段におけるつなぎ刺繍での一の縫製範囲決定後の等倍画面を表した説明図である。
【図17】表示手段におけるつなぎ刺繍での被縫製物X−Y軸のずれ検出処理画面を表した説明図である。
【図18】被縫製物に形成したX−Y軸の位置情報を検出する際の説明図である。
【符号の説明】
4 表示手段
8 縫針
9 被縫製物保持枠
12,13 駆動源
15c 移動制御手段
15d ずれ検出手段
15e 補正手段
20 ROM
41 ソフトウェア上のX軸
42 ソフトウェア上のY軸
43 被縫製物
44 被縫製物に形成したX軸
45 被縫製物に形成したY軸
61 表示画面
X1,X2,Y1,Y2 位置情報
Claims (1)
- 被縫製物上に配置する1又は2以上の選択模様の縫製範囲が被縫製物保持枠よりも大きい場合であって、その縫製範囲を分割して縫製する形状縫いミシンにおいて、
被縫製物を被縫製物保持枠にセットして、分割された一の縫製範囲を縫製するにあたって、前記被縫製物に形成したX−Y軸線とミシンの針下位置が合うように被縫製物保持枠移動を指示する操作手段と、
前記被縫製物保持枠移動操作に従った位置に前記被縫製物保持枠が移動するように駆動源を制御する移動制御手段と、
前記被縫製物保持枠の移動に関連して、前記被縫製物に形成したX軸及びY軸上のそれぞれ2点ずつに前記針下位置を位置合わせして前記X軸及びY軸の位置情報を検出し、この検出した位置情報に基づいて前記X−Y軸の一方の軸と他方の軸とが交差する原点位置を求めることによりソフトウェア上のX−Y軸の原点位置に対する原点ずれを演算するとともに、前記被縫製物に形成したX軸を基準線としてソフトウェア上のX軸に対する回転方向ずれθを演算するずれ検出手段と、
当該ずれに基づいて、前記一の縫製範囲内の模様データを補正する補正手段と、
を具備したことを特徴とする形状縫いミシン。
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