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JP3911454B2 - 乗員判定装置 - Google Patents

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JP3911454B2
JP3911454B2 JP2002222404A JP2002222404A JP3911454B2 JP 3911454 B2 JP3911454 B2 JP 3911454B2 JP 2002222404 A JP2002222404 A JP 2002222404A JP 2002222404 A JP2002222404 A JP 2002222404A JP 3911454 B2 JP3911454 B2 JP 3911454B2
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seat
occupant
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守雄 酒井
正樹 森
康紀 長谷川
実 井澤
大介 伊藤
宰 藤本
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Toyota Motor Corp
Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
Aisin Corp
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、乗員判定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用シートの着座者を保護するためにエアバッグが備えられている場合において、その対象シートに着座者がいるか否かを検知するために、又は、エアバッグの膨出のためのガス発生量を着座者に応じて適正に調整するために、車両用シートには乗員判定装置が設けられている。
【0003】
この種の車両用シートの乗員判定装置では、着座者の荷重を検出するためにシート下の4隅に荷重センサを設置し、それらの荷重センサが検出した検出荷重の合計値を着座者の体重とし、該シートに着座者がいるか否か、又は、シートに着座している者が大人かそれとも子供か判定するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、車両用シート上の着座者の荷重検出では、シートベルトを装着した時に発生するシートベルトのテンションも着座者の荷重に含めて検出されてしまう。従って、例えばチャイルドシートが使用されている場合には、チャイルドシート及び該チャイルドシートに着座する子供の荷重に加えて、チャイルドシートを車両用シートに設置するシートベルトのテンションも着座者の荷重として検出されることとなる。また、同様に子供が着座する場合には、子供の荷重に加えて、シートベルトの装着に伴うテンションも着座者の荷重として各センサに検出されることとなる。
【0005】
従って、上記のような場合には、シートベルトの装着に伴うテンションだけ荷重が増大することで、着座者が大人でないにも関わらず大人であると誤判定する可能性がある。
【0006】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、乗員判定を正確に行うことができる乗員判定装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、シート本体の荷重を検出する荷重センサと、該荷重センサの出力荷重値に基づいて検出荷重値を算出し、該検出荷重値によって乗員判定を行うコントローラとを備える乗員判定装置において、該検出荷重値が所定しきい値未満である場合に、チャイルドシートが前記シート本体に設置されているか、又は当該チャイルドシートに子供が着座していると判定する非大人判定が行われた後、シートベルトが装着された時点で前記非大人判定を固定すると、前記非大人判定を含む乗員判定は行わず、シートベルトの装着状態に変更があった場合に、前記検出荷重値に基づいて前記乗員判定を行うようにした。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記非大人判定が行われた後、シートベルトが装着されると、非大人か大人かを判定する乗員判定は行わず、シートベルトが非装着状態になった場合に、前記検出荷重値に基づいて前記乗員判定を再開するようにした。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、検出荷重値が所定しきい値未満である場合に、チャイルドシートが前記シート本体に設置されているか、又は当該チャイルドシートに子供が着座していると判定する非大人判定が行われた後、シートベルトが装着された時点で非大人判定が固定される。従って、例えばシート本体に子供が着座してシートベルトを装着した場合、シートベルトを装着した時点で非大人判定が固定される。そのため、シートベルトの締付けテンションによって検出荷重値が増加し、大人相当の値が検出されたとしても乗員判定装置は乗員判定を大人判定に切り替えない。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、非大人判定が行われた後、シートベルトが装着されると、非大人か大人かを判定する乗員判定は行わず、シートベルトが非装着状態になった場合に、検出荷重値に基づいて乗員判定が再開される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を適用した車両用シート体重検知装置を図1〜図5に従って説明する。
【0011】
図1は車両用シート本体1の斜視図であり、図2は該シート本体1の側面図である。このシート本体1は、車両の助手席側に配置されるもので、図示しない車両フロアに固着された前後一対のブラケット3の上部に設置されている。ブラケット3の上部にはロアレール4が車両フロアに対して前後方向(図1においてX矢印方向)に支持固定されている。左右一対のロアレール4は断面U字状に形成され、その上方が開口しその開口部が前後方向に延びるスライド溝5を形成している。
【0012】
各ロアレール4に形成されたスライド溝5には、左右一対のアッパレール6がスライド溝5に沿って前後方向に摺動可能にそれぞれ配設されている。図2に示すように、各アッパレール6には、左右一対の前側センサブラケット7及び後側センサブラケット8を介してロアアーム11が所定の間隔をおいて連結され、該ロアアーム11はシート本体1のシートクッション9及びシートバック10を支持している。
【0013】
シート本体1の片側側面(本実施形態では右側側面)にはシートベルト12を連結するためのベルトアンカ13が設けられており、該ベルトアンカ13の内部にはシートベルトスイッチ14(図4参照)が設けられている。このシートベルトスイッチ14は、シートベルト12の使用状況に応じ、装着時及び非装着時にそれぞれオン・オフするスイッチである。
【0014】
図3(a)に示すように、前側センサブラケット7は上下両端部を上側締結部7a及び下側締結部7bとし、その上側及び下側締結部7a,7b間を湾曲させて撓み部7cが形成されている。この前側センサブラケット7は、上側及び下側締結部7a,7bにおいてそれぞれロアアーム11及びアッパレール6の前側部に連結されている。そして、右側及び左側の各前側センサブラケット7の撓み部7cには、それぞれフロント右側荷重センサ21及びフロント左側荷重センサ22が貼着されている。これらフロント右側荷重センサ21及びフロント左側荷重センサ22は、例えば歪みゲージなどの歪み検出素子を備えており、シートクッション9にかかる荷重に相対して撓み部7cが撓む撓み量を電気的に検出するようになっている。
【0015】
図3(b)に示すように、後側センサブラケット8は上下両端部を上側締結部8a及び下側締結部8bとし、その上側及び下側締結部8a,8b間を湾曲させて撓み部8cが形成されている。この後側センサブラケット8は、上側及び下側締結部8a,8bにおいてそれぞれロアアーム11及びアッパレール6の後側部に連結されている。そして、右側及び左側の各後側センサブラケット8の撓み部8cには、それぞれリヤ右側荷重センサ23及びリヤ左側荷重センサ24が貼着されている。これらリヤ右側荷重センサ23及びリヤ左側荷重センサ24は、フロント右側荷重センサ21及びフロント左側荷重センサ22と同様、例えば歪みゲージなどの歪み検出素子を備えており、シートクッション9にかかる荷重に相対して撓み部8cが撓む撓み量を電気的に検出するようになっている。
【0016】
図4は車両用シートが備える乗員判定装置20の電気的構成を示すブロック図である。この乗員判定装置20は、荷重センサ21〜24と、コントローラ25とを備えている。
【0017】
コントローラ25は、中央演算処理装置(以下、「CPU」という)26と、センサ信号入力回路27と、出力回路28及び入力回路29を備えている。コントローラ25は、出力回路28を介してエアバッグコントローラ30と接続されている。また、コントローラ25は、前述したシートベルトスイッチ14と接続されている。CPU26には、入力回路29を介してシートベルトスイッチ14に応じた信号(オン・オフ信号)が入力されている。
【0018】
センサ信号入力回路27は、フロント右側荷重センサ21、フロント左側荷重センサ22、リヤ右側荷重センサ23及びリヤ左側荷重センサ24にそれぞれ対応して設けられたアクティブフィルタ27a,27b,27c,27dを有している。
【0019】
各荷重センサ21〜24からの荷重信号は、これらアクティブフィルタ27a〜27dを介してCPU26に入力されている。なお、これらアクティブフィルタ27a〜27dは、例えばコンデンサ及び抵抗からなる受動素子に増幅器などの能動素子を組み合わせた周知の低域通過型フィルタである。
【0020】
従って、アクティブフィルタ27a〜27dは、荷重センサ21〜24からの荷重信号のうち、低域周波数の信号のみを通過させ、それ以外の信号は損失させる。
【0021】
ちなみに、CPU26では、アクティブフィルタ27a,27bをそれぞれ通過したフロント右側荷重センサ21及びフロント左側荷重センサ22からの荷重信号に基づき各荷重センサごとの出力荷重値FR,FLがそれぞれ演算されるようになっている。また、アクティブフィルタ27c,27dを通過したリヤ右側荷重センサ23及びリヤ左側荷重センサ24からの荷重信号に基づき各荷重センサ23,24ごとの出力荷重値RR,RLがそれぞれ演算されるようになっている。そして、これら出力荷重値FR〜RLを合計することで検出荷重値Sが演算されるようになっている。
【0022】
CPU26は、予め記憶された制御プログラム及び初期データ等に従って各種演算処理を実行し、その演算結果すなわち乗員判定結果を上記出力回路28に出力する。そして、この演算結果が出力回路28を介して、例えばエアバッグコントローラ30に出力されることで、エアバッグ装置の作動が制御されている。
【0023】
次に、本実施形態における乗員判定の処理について図5のフローチャートに基づき説明する。尚、この処理は所定時間ごとの定時割り込みにて繰り返し実行される。
【0024】
処理がこのルーチンに移行するとステップ101において、CPU26は、センサ信号入力回路27によりフィルタ処理された各センサの荷重信号を読み取る。そしてCPU26は、センサ信号入力回路27から読み取った各荷重信号から、予め記憶された制御プログラム及び初期データ等に従って出力荷重値FR〜RLを算出しメモリに記憶するとともに、それらを合計して検出荷重値Sを算出しメモリに記憶する。
【0025】
次に、ステップ102において、CPU26は、非大人判定フラグflagの値が「1」であるかどうかを判断する。非大人判定フラグflagは、値「0」または値「1」に設定されているもので、値「0」、「1」は、それぞれCPU26が乗員判定を固定していない状態、乗員が大人ではない(非大人)と判定を固定する状態に対してそれぞれ設定される。
【0026】
次に、ステップ103において、CPU26は乗員判定処理を行う。具体的には乗員判定処理はステップ101においてメモリに記憶された検出荷重値Sに基づいて行われており、CPU26は、該検出荷重値Sが予め設定された大人判定しきい値よりも大きいかどうかを判断する。
【0027】
CPU26は、乗員判定処理において乗員重量が大人判定しきい値以上であると判断すると、処理をステップ104に移行し、乗員が大人であると判定する。そして、その判定をメモリに記憶し、その後の処理を一旦終了する。
【0028】
一方、CPU26がステップ103において、メモリに記憶された検出荷重値Sが大人判定しきい値よりも小さいと判断すると、CPU26は処理をステップ105に移行する。
【0029】
ステップ105において、CPU26は乗員が大人ではないと判定してメモリに記憶し処理をステップ106に移行する。
ステップ106において、CPU26は、シートベルトスイッチ14のオン・オフに応じた入力回路29からの信号を検出する。そして、検出された信号がオンで、且つ、前回のルーチンにおけるシートベルトスイッチ14のオン・オフ信号がオフであるかどうかを判断する。即ち、CPU26は、前回の乗員判定のルーチンの実行時と、現在とのシートベルト12の装着状態を比べて、シートベルト12が非装着状態から装着状態に切り替わっているかどうかを判断する。なお、前回のルーチンにおけるシートベルトスイッチ14のオン・オフ信号は、前回のルーチンの実行時にCPU26に記憶されている。
【0030】
前回の乗員判定のルーチンの実行時と、現在とのシートベルト12の装着状態を比べて、シートベルト12が非装着状態から装着状態に切り替わっていない場合、CPU26は、その後の処理を一旦終了する。
【0031】
一方、ステップ106において、前回の乗員判定のルーチンの実行時と、現在とのシートベルト12の装着状態を比べて、シートベルト12が非装着状態から装着状態に切り替わっている場合、CPU26は、処理をステップ107に移行する。
【0032】
ステップ107において、CPU26は、非大人判定フラグflagの値を「0」から「1」に変更し一時メモリに記憶する。すなわち、検出荷重値Sが大人判定しきい値よりも小さい時にシートベルト12が非装着状態から装着状態とされた際には乗員が大人ではない(非大人)とする判定が固定される。従って、例えばチャイルドシートをシート本体1に固定する場合にはシートベルト12を装着したあとにシートベルト12の締付け作業が行われるが、CPU26はシートベルト12を装着した時点で乗員が非大人であるとの判定を固定している。そのためシートベルト12の締付けテンションによって検出荷重値Sが増加してもCPU26は乗員判定を大人判定に切り替えることがない。
【0033】
CPU26は、ステップ107において非大人判定フラグflagの値を「1」に設定するとその後の処理を一旦終了する。
ステップ102において、非大人判定フラグflagの値が「1」である場合、CPU26は、処理をステップ108に移行し、シートベルトスイッチ14のオン・オフに応じた入力回路29からの信号を検出する。
【0034】
ステップ108において、CPU26は、シートベルトスイッチ14のオン・オフに応じた入力回路29からの信号を検出する。そして、検出された信号がオフで、且つ、前回のルーチンにおけるシートベルトスイッチ14のオン・オフ信号がオンであるかどうかを判断する。即ち、CPU26は、前回の乗員判定のルーチンの実行時と、現在とのシートベルト12の装着状態を比べて、シートベルト12が装着状態から非装着状態に切り替わっているかどうかを判断する。
【0035】
前回の乗員判定のルーチンの実行時と、現在とのシートベルト12の装着状態を比べて、シートベルト12が装着状態から非装着状態に切り替わっていない場合、CPU26は、そのままその後の処理を一旦終了する。即ち、CPU26が乗員を大人ではない(非大人)と判定を固定している時は、シートベルト12を一旦解除しない限りは検出荷重値Sによる乗員判定は行われない。
【0036】
一方、ステップ108において、前回の乗員判定のルーチンの実行時と、現在のシートベルト12の装着状態を比べて、シートベルト12が装着状態から非装着状態に切り替わっている場合、CPU26は、処理をステップ109に移行する。
【0037】
ステップ109において、CPU26は、非大人判定フラグflagの値を「1」から「0」に変更し一時メモリに記憶する。そして、CPU26は、処理をステップ103に移行し、前述した態様で乗員の判定処理を行う。即ち、乗員の判定が非大人判定に固定されている時、シートベルト12が非装着状態に切り替えられると、CPU26は再度検出荷重値Sに基づいて乗員の判定を行う。
【0038】
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)非大人判定がなされている時にシートベルト12が装着されると、CPU26は乗員の判定を非大人判定に固定し、以後、シートベルト12の装着が解除されるまで検出荷重値Sに基づいた乗員判定を行わない。即ち、非大人判定が固定された後は、例えばチャイルドシートをシート本体1に取着する際に行うシートベルト12の締付けに伴うテンション等、シートベルト12の装着後のテンションにより大人相当の検出荷重値Sが検出されたとしても非大人判定を維持することができる。
【0039】
(2)シートベルト12の装着が行われていない時、CPU26は、検出荷重値Sに基づいて乗員判定を行う。従って、シートベルト12の締付けテンションが影響しない状態で乗員判定を行うことができ、乗員判定の精度を向上することができる。
【0040】
(3)検出荷重値Sの検出は、所定時間ごとの定時割り込みにて繰り返し実行されている。従って、常にシート本体への荷重状況を検出することができ、乗員判定の精度を高く保つことができる。
【0041】
なお、本発明の実施の形態は上記実施形態に限定されるものではなく、次のように変更してもよい。
・前記実施形態においては、シート本体1の前部に左右一対のフロント右側荷重センサ21及びフロント左側荷重センサ22を、同後部に左右一対のリヤ右側荷重センサ23及びリヤ左側荷重センサ24を設けた。このようなセンサの数(4つ)及びその配置は一例であってその他の数とその配置を採用してもよい。
【0042】
・前記実施形態において採用された前側及び後側センサブラケット7,8の形状は一例であり、シート重量(着座荷重)に応じて撓みが発生するのであればその形状は任意である。
【0043】
・前記実施形態において採用された荷重センサ21〜24の取付位置(前側及び後側センサブラケット7,8)は一例であり、シート重量(着座荷重)が検出されるのであればその取付位置は任意である。
【0044】
・前記実施形態においては、シートベルト12の装着状態をベルトアンカ13が備えたシートベルトスイッチ14のオン・オフにて検出したが、例えばベルトテンションスイッチを設けた場合においてそのオン・オフにて検出するようにしてもよい。
【0045】
次に、以上の実施形態から把握することができる技術的思想をその効果と共に以下に記載する。
(イ)前記コントローラは定期的に乗員重量を検出することを特徴とする請求項1または2に記載の乗員判定装置。この構成によれば、定期的に乗員重量を検出することにより常にシート本体の様子が検出される。
【0046】
(ロ)前記シートベルトの装着状態は、該シートベルトを装着するベルトアンカによって検出されていることを特徴とする請求項1,2または上記(イ)のうちのいずれか一項に記載の乗員判定装置。この構成によれば、シートベルトの装着状態を確実に検出することができる。
【0047】
(ハ)前記シートベルトの装着状態は、該シートベルトのテンションによって検出されていることを特徴とする請求項1または2に記載の乗員判定装置。この構成によれば、シートベルトの装着状態を確実に検出することができる。
【0048】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、乗員判定を正確に行うことができる乗員判定装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用シートの斜視図。
【図2】車両用シートの側面図。
【図3】前側及び後側センサブラケットを示す正面図。
【図4】乗員判定装置の電気的構成を示すブロック図。
【図5】CPUの処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…シート本体、12…シートベルト、20…乗員判定装置、21〜24…荷重センサ、25…コントローラ。

Claims (2)

  1. シート本体の荷重を検出する荷重センサと、該荷重センサの出力荷重値に基づいて検出荷重値を算出し、該検出荷重値によって乗員判定を行うコントローラとを備える乗員判定装置において、
    該検出荷重値が所定しきい値未満である場合に、チャイルドシートが前記シート本体に設置されているか、又は当該チャイルドシートに子供が着座していると判定する非大人判定が行われた後、シートベルトが装着された時点で前記非大人判定を固定すると、前記非大人判定を含む乗員判定は行わず、シートベルトの装着状態に変更があった場合に、前記検出荷重値に基づいて前記乗員判定を行うことを特徴とする乗員判定装置。
  2. 前記非大人判定が行われた後、シートベルトが装着されると、非大人か大人かを判定する乗員判定は行わず、シートベルトが非装着状態になった場合に、前記検出荷重値に基づいて前記乗員判定を再開することを特徴とする請求項1に記載の乗員判定装置。
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