JP3906572B2 - 自冷ファン付きモータ - Google Patents
自冷ファン付きモータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP3906572B2 JP3906572B2 JP21726998A JP21726998A JP3906572B2 JP 3906572 B2 JP3906572 B2 JP 3906572B2 JP 21726998 A JP21726998 A JP 21726998A JP 21726998 A JP21726998 A JP 21726998A JP 3906572 B2 JP3906572 B2 JP 3906572B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- self
- cooling fan
- rotor
- motor
- peripheral surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K9/00—Arrangements for cooling or ventilating
- H02K9/14—Arrangements for cooling or ventilating wherein gaseous cooling medium circulates between the machine casing and a surrounding mantle
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/26—Rotors specially for elastic fluids
- F04D29/28—Rotors specially for elastic fluids for centrifugal or helico-centrifugal pumps for radial-flow or helico-centrifugal pumps
- F04D29/281—Rotors specially for elastic fluids for centrifugal or helico-centrifugal pumps for radial-flow or helico-centrifugal pumps for fans or blowers
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K11/00—Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
- H02K11/30—Structural association with control circuits or drive circuits
- H02K11/33—Drive circuits, e.g. power electronics
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はモータ近傍に配置した電子部品及びモータの巻線を冷却する自冷ファン付きモータの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自冷ファン付きモータとしては、特開平9−65632号公報に記載されたものが知られている。図6に従来の自冷ファン付きモータの構造を示す。図6において、1はハウジングで軸受2と3を保持する。4はプレートで、プリント基板5を保持しハウジング1をカシメ付けにより保持する。6はコアで、絶縁層7を介して巻線8が施されステータを構成する。9はネジで、コア6を貫通しハウジング1に締め付けられステータとハウジング1を圧接固定する。10はロータ軸で、コア6の外周方向に空隙を介して配置したマグネットを接着保持したロータフレーム11を圧入固定しハウジング1に外輪を保持された軸受2及び3の内輪に圧入固定される。12は電子部品で、ネジ13により放熱板14に固定されプリント基板5に共に実装される。15は自冷ファンでロータフレーム11の外径よりも大きい外径を有しロータ軸10に固定する。
【0003】
以上のように構成されたブラシレスモータにおいて、巻線に流れる電流の大きさに比例して巻線が発熱し、発熱した巻線は、ロータ軸と一体で回転する自冷ファンによる冷却風によって、プレートとハウジングとコアと絶縁層を介し冷却され温度上昇を防ぐことができる。
【0004】
また、自冷ファン15の外径をロータフレーム11の外径よりも大きくし、ロータの外周に配置した電子部品12や放熱板14と自冷ファン15が対向する構成にすることによって、ファンによる送風の直接の流路に電子部品や放熱板を配置することができ、電子部品や放熱板に対しても大きな冷却効果を得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成では、自冷ファンによる空気流はロータ軸の軸線方向に流れ、電子部品又は電子部品を取り付けた放熱体への冷却効果を得るために、自冷ファンの外径をロータ外径より大きくしたり、自冷ファンをロータから空隙を確保して配置する必要があり、且つ電子部品又は電子部品を取り付けた放熱体の配置は自冷ファンに対向した位置に配置する必要があるため、モータ形状の拡大と電子部品又は電子部品を取り付けた放熱体の配置位置に制約を受けるという課題があった。
【0006】
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、自冷ファンの外径をロータと同径又はそれ以下であって、ロータ天面に近接配置でき、且つ電子部品又は電子部品を取り付けた放熱体の配置に制約を受けない高出力で小型な自冷ファン付きモータを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、ロータ軸を有するロータに自冷ファンを配設した自冷ファン付きモータにおいて、自冷ファンは略カップ状の形状であって、軸線に対し略放射状に形成した複数枚のブレードと、中心部に孔を有し前記複数枚のブレードの稜とブレードの外周を係止したブレードカバーを備え、自冷ファンの外径は、ロータと略同径又はそれ以下であってロータ天面に近接配設し、ロータの回転軸の軸線方向から空気を吸引し、前記ブレードカバーの外周面の軸線方向の長さをブレードの軸線方向の長さより短くすることにより構成したロータの周方向へ前記吸引した空気を誘導排出する外周面開口部を1箇所以上外周に配設し、前記吸引誘導排出され、軸線に対し所定の角度をもって形成される空気の流路上に電子部品、又は電子部品を取り付けた放熱体を配置したものである。
【0008】
これにより、自冷ファンをロータ天面に近接して配設でき、自冷ファン外径をロータ外径より大きくする必要がなく、電子部品又は電子部品を取り付けた放熱体の配置位置上に冷却風の流路を形成することが可能な高出力で小型な自冷ファン付きモータを提供できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、ロータ軸を有するロータに自冷ファンを配設した自冷ファン付きモータにおいて、自冷ファンは略カップ状の形状であって、軸線に対し略放射状に形成した複数枚のブレードと、中心部に孔を有し前記複数枚のブレードの稜とブレードの外周を係止したブレードカバーを備え、自冷ファンの外径は、ロータと略同径又はそれ以下であってロータ天面に近接配設し、ロータの回転軸の軸線方向から空気を吸引し、前記ブレードカバーの外周面の軸線方向の長さをブレードの軸線方向の長さより短くすることにより構成したロータの周方向へ前記吸引した空気を誘導排出する外周面開口部を1箇所以上外周に配設し、前記吸引誘導排出され、軸線に対し所定の角度をもって形成される空気の流路上に電子部品又は電子部品を取り付けた放熱体を配置したものであり、自冷ファンによる空気流が直接電子部品又は電子部品を取り付けた放熱体を直接冷却するという作用を有する。
【0010】
請求項2に記載の発明は、自冷ファンは、ロータ軸を拘持したボスと、前記ボスの外周に一端を係止した軸線に対し略放射状に形成した複数枚のブレードと、中心部に孔を有し前記複数枚のブレードの稜とブレードの外周を係止したブレードカバーを一体成形によって構成し、前記ブレードカバーの外周面の軸線方向の長さをブレードの軸線方向の長さより短くすることにより構成した外周面開口部を1箇所以上配設したものであり、ブレードカバーの外周面の軸線方向の長さによって、軸線に対し所定の角度をもった冷却風の流路を形成でき、ブレードカバーの外周面の軸線方向の長さを変更することで軸線に対し任意の角度をもった冷却風の流路を形成できるという作用を有する。
【0011】
請求項3に記載の発明は、自冷ファンのブレードは偶数枚であって、ブレードカバーの外周面開口部は、前記ブレードで区分される外周面に交互に配設したものであり、外周面開口部と閉塞部の数が同じとなるため、軸線に対する重量バランスが良く自冷ファンの回転による振動を小さくすることができる。また、外周面開口部から流出する冷却風の流路は軸線に対し所定の角度を持ち、外周面閉塞部の冷却風の流路は軸線方向となるため、複数の流路を形成でき広範囲な冷却風を得ることができる。
【0013】
請求項4に記載の発明は、ロータ軸を拘持したロータフレーム上面部に開口部を設け、前記開口部に対向配置した自冷ファンの空気流の一部をロータフレーム内部に誘導したものであり、アウターロータのモータの巻線を直接冷却するという作用を有する。
【0014】
請求項5に記載の発明は、ロータ軸を回転自在に保持する軸受を保持したモータケースに開口部を設け、前記開口部に対向配置した自冷ファンの空気流の一部をモータケース内部に誘導したものであり、インナーロータのモータの巻線を直接冷却するという作用を有する。
【0015】
【実施例】
以下本発明の実施例について、図面を参照して説明する。
【0016】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1による自冷ファン付きモータを示す構造図である。図1において、1はハウジングで軸受2と3を保持する。4はプレートで、プリント基板5を保持しハウジング1をカシメ付けにより保持する。6はコアで、絶縁層7を介して巻線8が施されステータを構成する。9はネジで、コア6を貫通しハウジング1に締め付けられステータとハウジング1を圧接固定する。10はロータ軸で、コア6の外周方向に空隙を介して配置したマグネットを接着保持したロータフレーム11を圧入固定しハウジング1に外輪を保持された軸受2及び3の内輪に圧入固定される。15は外周に外周面開口部16を配設した自冷ファンでロータ軸10に固定される。12は電子部品で、ネジ13により放熱板14に固定され、自冷ファン15の外周面開口部16から誘導排出される冷却風の流路17上の位置に実装される。本実施例の場合は、自冷ファン15の外径は、ロータフレーム11の外径と略同径とし、ロータフレーム天面に近接配置したものである。
【0017】
以上のように構成された自冷ファン付きモータにおいて、巻線8に流れる電流の大きさに比例して巻線8が発熱し、発熱した巻線8は、ロータ軸10と一体で回転する自冷ファン15による冷却風によって、ロータフレーム11と軸受2とハウジング1とコア6と絶縁層7を介し冷却され温度上昇を防ぐことができる。
【0018】
また、自冷ファン15の外周に外周面開口部16を設け、冷却風の流路17をロータの周方向に形成することによって、その流路上に配置した電子部品12や放熱板14に直接冷却することができ、電子部品や放熱板に対しても大きな冷却効果を得ることができる。
【0019】
また、冷却風の流路17は、軸線に対し所定の角度をもって形成されるため、自冷ファン15の外径をロータフレーム11の外径よりも大きくする必要がなく、且つ、ロータフレーム天面に近接配置しても、電子部品又は電子部品を取り付けた放熱体に直接冷却風を誘導でき大きな冷却効果を得ることができる。
【0020】
(実施例2)
図2は本発明の実施例2による自冷ファン付きモータの自冷ファン動作説明のための構造図である。図2において、自冷ファン15は、ロータ軸を拘持するボス18と、ボス18の外周に一端を係止した回転軸の軸線に対し放射状に形成した複数枚のブレード19と、中心部に孔を有し前記複数枚のブレードの稜20とブレードの外周面21を係止したブレードカバー22を一体成形によって構成し、前記ブレードカバー22の外周面の軸線方向の長さ23をブレード19の軸線方向の長さ24より短くすることにより構成した外周面開口部を全周に有している。
【0021】
そしてこの実施例によれば、ロータ軸の回転により自冷ファンが共に回転し、ブレード19で区切られる部分に介在する空気は、遠心力によって周方向に移動し、ブレードカバー22の外周面の軸線方向の長さ23をブレード19の軸線方向の長さ24より短くしたことによって、周方向に排出される。また、ブレードカバー22の外周部を軸方向に対して斜行した角度30で形成することにより、前記周方向に排出される空気流を軸線に対して任意の角度を持った流路に方向制御している。また、遠心力によって周方向に移動した空気のあとは減圧状態となり、ブレードカバーの中心部の穴より新たな空気が吸引される。これらが連続することによって回転軸の軸線方向から空気を吸引し、ロータの周方向へ前記吸引した空気を誘導排出する冷却風の流路を形成できる。この冷却風の流路上に電子部品又は電子部品を取り付けた放熱体を配置することにより直接冷却することができ、大きな冷却効果を得ることができる。
【0022】
(実施例3)
図3は本発明の実施例3による自冷ファン付きモータの自冷ファン動作説明のための構造図である。図3において、自冷ファンのブレード19は12枚とし、ブレードカバーの外周面開口部16と外周面閉塞部26をブレード19で区分される外周面に交互に配設した構成としている。
【0023】
そしてこの実施例によれば、外周面開口部16と閉塞部26の数が6箇所で同じとなるため、軸線に対する重量バランスが良く自冷ファンの回転による振動を小さくすることができる。また、外周面開口部16から流出する冷却風の流路は軸線に対し所定の角度を持ち、外周面閉塞部26の冷却風の流路は軸線方向となるため、自冷ファンがロータフレーム天面に近接して対向する位置に配置した場合は、軸線方向の冷却風がロータフレームを直接冷却し、軸線に対し所定の角度を持った冷却風でその流路に配置した部品又は電子部品を取り付けた放熱体を直接冷却することができ、広範囲にわたり大きな冷却効果を得ることができる。
【0024】
(実施例4)
図4は本発明の実施例4による自冷ファン付きモータを示す構造図である。図4において、1はハウジングで軸受2と3を保持する。4はプレートで、プリント基板5を保持しハウジング1をカシメ付けにより保持する。6はコアで、絶縁層7を介して巻線8が施されステータを構成する。9はネジで、コア6を貫通しハウジング1に締め付けられステータとハウジング1を圧接固定する。10はロータ軸で、コア6の外周方向に空隙を介して配置したマグネットを接着保持し天面に開口部を有したロータフレーム11を圧入固定しハウジング1に外輪を保持された軸受2及び3の内輪に圧入固定される。15は外周に外周面開口部16を配設した自冷ファンで、ロータ軸10にロータフレーム11の天面に対向するよう近接配置され固定される。12は電子部品で、ネジ13により放熱板14に固定され、自冷ファン15の外周面開口部16から誘導排出される冷却風の流路17上の位置に実装される。
【0025】
以上のように構成された自冷ファン付きモータにおいて、巻線8に流れる電流の大きさに比例して巻線8が発熱し、発熱した巻線8は、ロータ軸10と一体で回転する自冷ファン15による冷却風の一部27がロータフレーム11に設けた開口部26を通して、直接巻線8を冷却し、温度上昇を防ぐことができる。
【0026】
また、自冷ファン15の外周に外周面開口部16を設け、冷却風の流路17をロータの周方向に形成することによって、その流路上に配置した電子部品12や放熱板14を直接冷却することができ、電子部品や放熱板に対しても大きな冷却効果を得ることができる。
【0027】
(実施例5)
図5は本発明の実施例5による自冷ファン付きモータを示す構造図である。図5において、6はコアで、絶縁層7を介して巻線8が施されロータ軸10に固定されロータを構成する。28は端面に開口部29を配設したモータケースで、軸受2を保持し、軸受2は内輪でロータ軸10を圧入保持する。15は外周に外周面開口部16を配設した自冷ファンで、ロータ軸10にモータケース28の端面に対向するよう近接配置され固定される。12は電子部品で、ネジ13により放熱板14に固定され、自冷ファン15の外周面開口部16から誘導排出される冷却風の流路17上の位置に実装される。
【0028】
以上のように構成された自冷ファン付きモータにおいて、巻線8に流れる電流の大きさに比例して巻線8が発熱し、発熱した巻線8は、ロータ軸10と一体で回転する自冷ファン15による冷却風の一部27がモータケース28に設けた開口部29を通して、直接巻線8を冷却し、温度上昇を防ぐことができる。
【0029】
また、自冷ファン15の外周に外周面開口部16を設け、冷却風の流路17をロータの周方向に形成することによって、その流路上に配置した電子部品12や放熱板14を直接冷却することができ、電子部品や放熱板に対しても大きな冷却効果を得ることができる。
【0030】
【発明の効果】
上記実施例の記載から明らかなように、請求項1記載の発明によれば、回転軸の軸線方向から空気を吸引し、ブレードカバーの外周面の軸線方向の長さをブレードの軸線方向の長さより短くすることにより構成したロータの周方向へ前記吸引した空気を誘導排出する外周開口部を1箇所以上外周に配設したことによって、軸線に対し所定の角度をもった冷却風の流路を形成し、吸引誘導排出され、軸線に対し所定の角度をもって形成される空気の流路上に電子部品又は電子部品を取り付けた放熱体を配置することにより、自冷ファンによる空気流が直接電子部品又は電子部品を取り付けた放熱体を直接冷却し、大きな放熱効果が得られる。また、自冷ファンの外径がロータの外径以下でロータに近接配置しても、電子部品又は電子部品を取り付けた放熱体に直接冷却風を誘導でき、小型で高出力な自冷ファン付きモータを実現できるものである。
【0031】
また、請求項2記載の発明によれば、ブレードカバーの外周面の軸線方向の長さを変更することで軸線に対し任意の角度をもった冷却風の流路を形成でき、電子部品又は電子部品を取り付けた放熱体の配置に制約を受けないという効果を奏するものである。
【0032】
また、請求項3記載の発明によれば、軸線に対する重量バランスが良く自冷ファンの回転による振動を小さくすることができ、外周面開口部から流出する冷却風の流路と外周面閉塞部の冷却風の流路を形成でき、広範囲にわたり大きな冷却効果が得られるものである。
【0034】
また、請求項4記載の発明によれば、ロータ軸を拘持したロータフレーム上面部に開口部を設け、開口部に対向配置した自冷ファンの空気流の一部をロータフレーム内部に誘導したものであり、アウターロータのモータの巻線を直接冷却し、高出力を得るためにより大きな電流を流すことができる優れた自冷ファン付きモータを実現できるものである。
【0035】
また、請求項5記載の発明によれば、ロータ軸を回転自在に保持する軸受を支承したモータケースに開口部を設け、開口部に対向配置した自冷ファンの空気流の一部をモータケース内部に誘導したものあり、インナーロータのモータの巻線を直接冷却し、高出力を得るためにより大きな電流を流すことができる優れた自冷ファン付きモータを実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1による自冷ファン付きモータを示す構造図
【図2】本発明の実施例2における自冷ファン付きモータの自冷ファン動作説明のための構造図
【図3】本発明の実施例3による自冷ファン付きモータの自冷ファン動作説明のための構造図
【図4】本発明の実施例4による自冷ファン付きモータを示す構造図
【図5】本発明の実施例5による自冷ファン付きモータを示す構造図
【図6】従来の自冷ファン付きモータを示す構造図
【符号の説明】
1 ハウジング
2、3 軸受
4 プレート
5 プリント基板
6 コア
7 絶縁層
8 巻線
9、13 ネジ
10 ロータ軸
11 ロータフレーム
12 電子部品
14 放熱板
15 自冷ファン
16 外周面開口部
17 冷却風の流路
18 ボス
19 ブレード
20 稜
21 外周面
22 ブレードカバー
23 ブレードカバーの外周面の軸線方向の長さ
24 ブレードの軸線方向の長さ
25 外周面閉塞部
26、29 開口部
27 冷却風の流路
28 モータケース
30 斜行した角度
Claims (5)
- ロータ軸を有するロータに自冷ファンを配設した自冷ファン付きモータにおいて、自冷ファンは略カップ状の形状であって、軸線に対し略放射状に形成した複数枚のブレードと、中心部に孔を有し前記複数枚のブレードの稜とブレードの外周を係止したブレードカバーを備え、自冷ファンの外径は、ロータと略同径又はそれ以下であってロータ天面に近接配設し、ロータの回転軸の軸線方向から空気を吸引し、前記ブレードカバーの外周面の軸線方向の長さをブレードの軸線方向の長さより短くすることにより構成したロータの周方向へ前記吸引した空気を誘導排出する外周面開口部を1箇所以上外周に配設し、前記吸引誘導排出され、軸線に対し所定の角度をもって形成される空気の流路上に電子部品、又は電子部品を取り付けた放熱体を配置したことを特徴とする自冷ファン付きモータ。
- 自冷ファンは、ロータ軸を拘持したボスと、前記ボスの外周に一端を係止した軸線に対し略放射状に形成した複数枚のブレードと、中心部に孔を有し前記複数枚のブレードの稜とブレードの外周を係止したブレードカバーを一体成形によって構成し、前記ブレードカバーの外周面の軸線方向の長さをブレードの軸線方向の長さより短くすることにより構成した外周面開口部を1箇所以上配設したことを特徴とする請求項1記載の自冷ファン付きモータ。
- 自冷ファンのブレードは偶数枚であって、ブレードカバーの外周面開口部は、前記ブレードで区分される外周面に交互に配設したことを特徴とする請求項1記載の自冷ファン付きモータ。
- ロータ軸を拘持したロータフレーム上面部に開口部を設け、前記開口部に対向配置した自冷ファンの空気流の一部をロータフレーム内部に誘導することを特徴とした請求項1記載の自冷ファン付きモータ。
- ロータ軸を回転自在に保持する軸受を保持したモータケースに開口部を設け、前記開口部に対向配置した自冷ファンの空気流の一部をモータケース内部に誘導することを特徴とした請求項1記載の自冷ファン付きモータ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21726998A JP3906572B2 (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | 自冷ファン付きモータ |
CN99111832A CN1127193C (zh) | 1998-07-31 | 1999-07-27 | 带自冷风扇的电动机 |
US09/362,727 US6130491A (en) | 1998-07-31 | 1999-07-29 | Motor with self-cooling fan |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21726998A JP3906572B2 (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | 自冷ファン付きモータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000050575A JP2000050575A (ja) | 2000-02-18 |
JP3906572B2 true JP3906572B2 (ja) | 2007-04-18 |
Family
ID=16701501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21726998A Expired - Lifetime JP3906572B2 (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | 自冷ファン付きモータ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6130491A (ja) |
JP (1) | JP3906572B2 (ja) |
CN (1) | CN1127193C (ja) |
Families Citing this family (30)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001339924A (ja) * | 2000-05-30 | 2001-12-07 | Honda Motor Co Ltd | アウターロータ型モータ・ジェネレータ |
US6891291B1 (en) | 2002-09-11 | 2005-05-10 | Baldor Electric Company | Fan for electric machine |
JP3757961B2 (ja) * | 2003-07-14 | 2006-03-22 | 松下電器産業株式会社 | ブラシレスモータ |
US7616440B2 (en) * | 2004-04-19 | 2009-11-10 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Fan unit and methods of forming same |
CN102780317A (zh) * | 2011-05-12 | 2012-11-14 | 湘潭崇德科技机器制造有限公司 | 一种风电冷却器 |
US9160209B2 (en) * | 2011-12-30 | 2015-10-13 | Regal Beloit America, Inc. | Blower for downdraft cooking applications and associated method of use |
JP2014180164A (ja) * | 2013-03-15 | 2014-09-25 | Nippon Densan Corp | Dcブラシレスモータ |
JP6260291B2 (ja) * | 2014-01-20 | 2018-01-17 | 日本電産株式会社 | モータ |
JP6372650B2 (ja) | 2014-04-11 | 2018-08-15 | 日本電産株式会社 | 自冷式モータ |
JP6372651B2 (ja) * | 2014-04-11 | 2018-08-15 | 日本電産株式会社 | 自冷式モータ |
DE102014009146A1 (de) | 2014-06-20 | 2015-12-24 | Ziehl-Abegg Se | Elektromotor mit einem Rotor, einem Stator und einem Elektronikgehäuse sowie Lüfterrad für einen Elektromotor |
TWI536717B (zh) | 2014-11-07 | 2016-06-01 | 財團法人工業技術研究院 | 馬達散熱裝置 |
JP6371235B2 (ja) * | 2015-02-20 | 2018-08-08 | 日立アプライアンス株式会社 | ロータ組立体、ロータ組立体を含む電動送風機、及び、ロータ組立体を含む電気掃除機 |
EP3104013A1 (en) * | 2015-06-12 | 2016-12-14 | Mahle International GmbH | Electric machine for a vehicle |
TWI573375B (zh) | 2015-07-01 | 2017-03-01 | 周文三 | 散熱馬達 |
TWI575853B (zh) * | 2015-07-02 | 2017-03-21 | Wen-San Chou | 馬達之散熱構造 |
TWM518441U (zh) * | 2015-07-10 | 2016-03-01 | Wen-San Chou | 馬達之散熱構造 |
TWI571034B (zh) | 2015-07-28 | 2017-02-11 | 周文三 | 散熱馬達之結構 |
TWI587610B (zh) * | 2015-09-04 | 2017-06-11 | Wen-San Chou | 馬達之散熱結構 |
TWM524007U (zh) * | 2015-10-06 | 2016-06-11 | Wen-San Chou | 具備散熱結構之馬達 |
TWI586085B (zh) | 2015-10-07 | 2017-06-01 | 周文三 | 具散熱效果之馬達結構 |
TWI582304B (zh) | 2015-10-20 | 2017-05-11 | 周文三 | 具散熱作用之馬達構造 |
TWM533372U (en) * | 2015-11-02 | 2016-12-01 | Wen-San Chou | Motor with heat dissipation effect |
TWM534472U (en) * | 2015-11-04 | 2016-12-21 | Wen-San Chou | Motor structure featuring heat dissipation effect |
JP6444946B2 (ja) * | 2016-06-23 | 2018-12-26 | ファナック株式会社 | ロボット |
WO2018025984A1 (ja) * | 2016-08-05 | 2018-02-08 | 日本電産株式会社 | モータおよび軸流ファン |
JPWO2018025986A1 (ja) * | 2016-08-05 | 2019-06-06 | 日本電産株式会社 | モータ |
CN106998109B (zh) * | 2017-03-31 | 2024-05-07 | 广东美芝制冷设备有限公司 | 转子组件、电机和具有其的压缩机 |
CN108365704B (zh) * | 2018-02-05 | 2019-11-01 | 周永新 | 一种具有防尘功能的新能源汽车电机 |
DE102019101471A1 (de) * | 2019-01-22 | 2020-07-23 | Ebm-Papst Landshut Gmbh | Außenläufermotor mit Kühlrad |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4128778A (en) * | 1975-09-08 | 1978-12-05 | Papst-Motoren Kg | External-rotor motor supported by mounting flange |
US4074156A (en) * | 1976-04-19 | 1978-02-14 | Leeson Electric Corporation | Air cooling means for dynamoelectric machine |
FR2494517A1 (fr) * | 1980-11-19 | 1982-05-21 | Marchal Equip Auto | Alternateur pour vehicule automobile comportant un inducteur rotatif porte par un arbre creux |
US4885488A (en) * | 1988-05-23 | 1989-12-05 | Texas Instruments Incorporated | Miniaturized fan for printed circuit boards |
JPH0217962U (ja) * | 1988-07-19 | 1990-02-06 | ||
US4904891A (en) * | 1988-08-02 | 1990-02-27 | Emerson Electric Co. | Ventilated electric motor assembly |
US5288216A (en) * | 1990-11-23 | 1994-02-22 | U.S. Philips Corporation | Fan unit for generating gas streams |
JP2953049B2 (ja) * | 1990-11-27 | 1999-09-27 | 株式会社デンソー | 車両用交流発電機の冷却ファン |
JPH0621364U (ja) * | 1992-08-19 | 1994-03-18 | 国産電機株式会社 | ブラシ付き電動機 |
JPH0670475U (ja) * | 1993-03-03 | 1994-09-30 | 松下電器産業株式会社 | ブラシレスモータ |
JPH06327210A (ja) * | 1993-05-07 | 1994-11-25 | Nippon Densan Corp | ブラシレスモータ |
JPH08191555A (ja) * | 1995-01-09 | 1996-07-23 | Kokusan Denki Co Ltd | 冷却ファン付き外転ロータ型直流電動機 |
JP3327063B2 (ja) * | 1995-08-28 | 2002-09-24 | 松下電器産業株式会社 | ブラシレスモータ |
US5844338A (en) * | 1995-12-18 | 1998-12-01 | Siemens Electric Limited | Slim-line brushless motor with inside mounted single bearing |
JPH09275663A (ja) * | 1996-04-01 | 1997-10-21 | Fuji Electric Co Ltd | 外扇形回転電機 |
-
1998
- 1998-07-31 JP JP21726998A patent/JP3906572B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1999
- 1999-07-27 CN CN99111832A patent/CN1127193C/zh not_active Expired - Lifetime
- 1999-07-29 US US09/362,727 patent/US6130491A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000050575A (ja) | 2000-02-18 |
CN1127193C (zh) | 2003-11-05 |
CN1244061A (zh) | 2000-02-09 |
US6130491A (en) | 2000-10-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3906572B2 (ja) | 自冷ファン付きモータ | |
US7903406B2 (en) | Centrifugal fan | |
JP4992287B2 (ja) | モータ | |
KR101209137B1 (ko) | 전기 머신 | |
EP1876687B1 (en) | Brushless fan motor | |
KR20060009858A (ko) | 차량용 회전 전기기계 장치 | |
US4904891A (en) | Ventilated electric motor assembly | |
JP2006174541A (ja) | 回転電機 | |
JP2003333801A (ja) | 磁石発電機 | |
WO2009057063A2 (en) | Axial fan and method of manufacturing the same | |
JPWO2020145219A1 (ja) | モータ、回転翼装置 | |
JP6858794B2 (ja) | 冷却フィンを有する回転電気機械 | |
JP2020092486A (ja) | モータおよびファンモータ | |
JP5430211B2 (ja) | 駆動モータ | |
US20180103559A1 (en) | Heat sink assembly | |
JP5508704B2 (ja) | 回転電機 | |
KR0140995B1 (ko) | 통풍가능한 전기모터 조립체 | |
EP3923455A1 (en) | Dynamo-electric machine | |
JPH07117078B2 (ja) | モータファン | |
US11680584B2 (en) | Fan having an external rotor motor and cooling duct for cooling the motor electronics and motor drive components | |
JP2016226210A (ja) | 電動発電機 | |
JP3572602B2 (ja) | 冷却ファンモータ | |
JPH11107981A (ja) | 金属製軸流ファンモ−タ | |
JPH09215271A (ja) | 可変速モータの冷却装置 | |
JPH04161035A (ja) | 篭型誘導電動機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041227 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050113 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050629 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060714 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060822 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060929 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061114 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061129 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061226 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070108 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110126 Year of fee payment: 4 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110126 Year of fee payment: 4 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110126 Year of fee payment: 4 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120126 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120126 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130126 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130126 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140126 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140126 Year of fee payment: 7 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |