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JP3960854B2 - Knock-type writing instrument - Google Patents

Knock-type writing instrument Download PDF

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JP3960854B2
JP3960854B2 JP2002138311A JP2002138311A JP3960854B2 JP 3960854 B2 JP3960854 B2 JP 3960854B2 JP 2002138311 A JP2002138311 A JP 2002138311A JP 2002138311 A JP2002138311 A JP 2002138311A JP 3960854 B2 JP3960854 B2 JP 3960854B2
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JP
Japan
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knock
refill
writing instrument
coil spring
type writing
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和彦 佐々木
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Pilot Corp KK
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軸筒内に摺動自在に配置したレフィールをスプリングにより軸筒の後端方向に付勢し、ノック体を操作することによりレフィール先端のペン先部を軸筒の先端開口部より出没可能なノック機構を備えたノック式筆記具に関する。
【0002】
【従来技術】
従来より、筆記具用インキを収容したレフィールを、軸筒内にスプリングにより軸筒の後端方向へ付勢して摺動自在に配置し、ノック体を操作し、レフィール先端のペン先部を軸筒の先端開口部より出没可能なノック式筆記具のノック機構として、軸筒の係止部に、ノック機構部に形成した突部を係止し、ボタンによって解除する係止型のノック機構や回転カムの回転の作用を利用した回転カム機構等はよく知られている。
【0003】
こうしたノック式筆記具においては、レフィール先端のペン先部を軸筒の先端開口部より突出した状態にしている場合では、ノック体も軸筒先端方向に移動した状態になる。レフィール先端のペン先部を軸筒の先端開口部より突出した状態で誤ってノック式筆記具をポケット等に装着したとしても、ノック体が軸筒先端方向に移動した状態であるために、ペン先部が突出した状態を目視で確認することができる。
【0004】
その反面、ノック式筆記具においては、レフィール先端のペン先部を軸筒の先端開口部より突出した状態から没入する時に衝撃が発生する。このノック操作による衝撃が強すぎると、空気の飲み込みによるインキの逆流等、レフィールに悪影響を及ぼす。そのため、ノック操作荷重を低く設定する等、ノック操作による衝撃を少なくすることが求められている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ノック操作荷重を低く設定すると、ノック体に手等が触れ知らぬ間にペン先部が軸筒の先端開口部より突出して、特に筆記具用インキが低粘度である水性インキや低粘度の油性インキの場合には、ポケットの布地等をインキで汚してしまうという問題が間々あった。だからといって、セーフティー機構を設けると、従来のノック機構にさらにセーフティー機構を付加することになり、構造が複雑となるという問題があった。
【0006】
また、例えば、軸筒の後端開口部より外側に突出したノック体と、ノック体の先端部に設けたカム部と、回転カムと、軸筒の内壁面に形成したカム溝とで構成した回転カムによるノック機構において、カム溝やカム溝に係合する突起等は、寸法関係を厳密に設定する必要があり、寸法関係によってはノック機構が作動しなかったり、作動感触が悪いなどの問題が発生する恐れがある。
【0007】
しかし、従来のノック機構の作動確認は、回転カム等、レフィールの後端部に当接する押圧部材を後端に付勢しなければ行うことができなかった。すなわちノック機構の作動確認は、押圧部材を後端に付勢するレフィールを配設した後でなければできない。
【0008】
本発明者は上記問題を鑑み、ノック式筆記具において、従来のノック機構を踏襲することができ、ポケット等に装着した時に、軽くノック体に触れた程度ではペン先部が軸筒の先端開口部より突出することがなく、かつノック衝撃の少ないノック式筆記具を提供すること、さらに、レフィールを配設することなく、ノック機構の作動確認を行えるノック式筆記具を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、筆記具用インキを収容したレフィールを、軸筒内に配設した第1のコイルスプリングにより軸筒の後端方向へ付勢して摺動自在に配置し、ノック体を操作することにより、レフィール後端部に当接するノック体又はノック体に連動するレフィール押圧部材により、レフィール先端のペン先部を軸筒の先端開口部より出没可能なノック機構を備えたノック式筆記具であって、前記レフィール後端部に当接するノック体又はレフィール押圧部材と軸筒間に、該ノック体又はレフィール押圧部材を軸筒後端方向に付勢する、第2のコイルスプリングを配設するとともに、前記レフィール先端のペン先部を軸筒の先端開口部より突出した時に、前記ペン先部が下向きの状態で、前記ノック体が軸筒先端方向に移動しているものである。
【0010】
さらには、前記レフィール押圧部材が、回転カムであることを特徴とするものである。
【0011】
さらには、前記第1のコイルスプリングが、第2のコイルスプリングのスプリングの弾発力より小さいものである。
【0012】
さらには、前記ノック体の操作荷重を500〜800gに設定するものである。
【0013】
さらには、前記筆記具用インキを剪断減粘性を付与したインキと特定するものである。
【0014】
本発明において、レフィール先端のペン先部を軸筒の先端開口部より出没可能なノック機構は、軸筒の係止部に、ノック機構部に形成した突部を係止し、ボタンによって解除する係止型のノック機構や回転カムの回転の作用を利用した回転カム機構等、ノック体を操作することによりペン先部を軸筒の先端開口部より出没可能な機構のことであり、特に限定するものではない。
【0015】
また、ノック体の操作荷重とは、ノック体を操作してペン先部の突出状態を維持させるのに必要な押圧荷重で、ペン先部を備えたレフィールを軸筒の後端方向に付勢しているスプリングを縮める荷重と、レフィール押圧部材を軸筒の後端方向に付勢しているスプリングを縮める荷重と、ノック操作時のノック機構部に生じる部品間の摩擦力等とを総合した荷重である。操作荷重は、スプリングの弾発力に左右されるところが大きいので、現実問題としては、スプリングの弾発力を選定することにより、操作荷重を設定すればよい。操作荷重の測定は、プッシュプルスケールを用いて行い、計測軸端に先端が平坦なアタッチメントを取付けてノック体を押圧し、ペン先部の突出状態を維持させるのに必要な最大荷重を操作荷重とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図1から図3に示す第1の実施の形態のノック式筆記具1は、後軸3に、後軸3の後端開口部3aより外側に突出するように、ノック体(レフィル押圧部材)4を配設し、さらにボタン5を後軸3から突出するように順次配設する。また、第2のコイルスプリング8の一端部をノック体4の先端面4bに当接、他端部を後軸3に連設したスプリング受け部材6に当接させ、ノック体4を後軸3の後端開口部3a方向に付勢して収納する。ノック体4の先端外径はレフィール9の後端部の外径より大きく、さらに第2のコイルスプリング8の内径をレフィール9の後端部の外径より大きく設定し、第2のコイルスプリング8がレフィール9に当接しないようにしてある。後軸3には、クリップ12を一体に設けてある。また、この状態で第2のコイルスプリング8、ノック体4、係止部4a、被係止部5a、によるノック機構H1を構成するので、ノック機構H1の作動確認を行うことができる。
【0017】
さらに、前軸2内に、内部に剪断減粘性インキ(図示せず)を直詰めして収容し、先端にボールを回転自在に抱持したボールペンチップからなるペン先部10を有したレフィール9を、第1のコイルスプリング7により前軸2の後端方向に付勢し摺動自在に配置する。前軸2には、グリップ部材11を一体に設けてある。この前軸2と前記後軸3を螺合し、第1の実施の形態のノック式筆記具1を得ている。
【0018】
ノック体4を押圧することにより、レフィール9が第1のコイルスプリング7の弾発力に抗して前進し、ノック体4に連設した係止部4aが被係止部5aに係止するノック機構Hが作用し、図2に示すようにペン先部10が前軸2の先端開口部2aより突出し、その状態を維持して筆記可能となる。さらに、ボタン5を押圧することにより、被係止部5aに係止していた係止部4aが解除され、ペン先部10は前軸2の先端開口部2aより没入する。ペン先部10を維持するのに必要なノック体4の操作荷重は、プッシュプルスケ−ルで測定した結果、600gであった。
【0019】
ノック体4を押圧する時には、レフィール9を後方に付勢する第1のコイルスプリング7と、ノック体4を後端に付勢する第2のコイルスプリング8を圧縮する必要がある。そのためノック体4を押圧する操作荷重は少なくとも、第1のコイルスプリング7と第2のコイルスプリング8の総和となる。しかしながらペン先部10を前軸2の先端開口部2aより突出した状態から没入する時にレフィール9に加わる衝撃は、レフィール9が第1のコイルスプリング7のみで付勢されているため、コイルスプリング7のみに依存する。第2のコイルスプリング8を取り外し、第1のコイルスプリング7のみの状態でプッシュプルスケ−ルで測定した結果、ノック体4の操作荷重は150gであった。
【0020】
図4から図6に示す第2の実施の形態のノック式筆記具21は、後軸23に、後軸の後端開口部23aより外側に突出するように、先端にカム部(図示せず)を有するノック体24を配設し、さらに回転カム(レフィール押圧部材)25を、回転カム25の突起25aが後軸23内に形成したカム溝(図示せず)に係合するように順次配設する。また、第2のコイルスプリング28の一端部を回転カム25の先端面25bに当接、他端部を後軸23に連設したスプリング受け部材26に当接させ、回転カム25を後軸23の後端開口部23a方向に付勢して収納する。また、この状態で第2のコイルスプリング28、ノック体24、カム部(図示せず)、カム溝(図示せず)、回転カム25によるノック機構H2を構成するので、ノック機構H2の作動確認を行うことができる。
【0021】
さらに、前軸2内に、内部に剪断減粘性インキ(図示せず)を直詰めして収容し、先端にボールを回転自在に抱持したボールペンチップからなるペン先部10を有したレフィール9を、第1のコイルスプリング27により前軸2の後端方向に付勢し摺動自在に配置する。前軸2には、グリップ部材11を一体に設けてある。この前軸2と前記後軸23を螺合し、第2の実施の形態のノック式筆記具21を得ている。
【0022】
ノック体24を押圧することにより、回転カム25を用いたノック機構H2が作動し、レフィール9が第1のコイルスプリング27の弾発力に抗して前進し、図5に示すようにペン先部10が前軸2の先端開口部2aより突出し、その状態を維持して筆記可能となる。さらに、再度ノック体24を押圧することにより、ペン先部10は前軸2の先端開口部2aより没入する。ペン先部10を維持するのに必要なノック体24の操作荷重は、プッシュプルスケ−ルで測定した結果、600gであった。
【0023】
ノック体24を押圧する時には、レフィール9を後方に付勢する第1のコイルスプリング27と、回転カム25を後端に付勢する第2のコイルスプリング28を圧縮する必要がある。そのためノック体24を押圧する操作荷重は少なくとも、第1のコイルスプリング27と第2のコイルスプリング28の総和となる。しかしながらペン先部10を前軸2の先端開口部2aより突出した状態から没入する時にレフィール9に加わる衝撃は、レフィール9がコイルスプリング27のみで付勢されているため、コイルスプリング27のみに依存する。第2のコイルスプリング28を取り外し、第1のコイルスプリング27のみの状態でプッシュプルスケ−ルで測定した結果、ノック体24の操作荷重が150gであった。
【0024】
ところで、前述したように回転カムによるノック式筆記具においては、カム溝やカム溝に係合する突起等は、寸法関係を厳密に設定する必要があり、寸法関係によってはノック機構が作動しなかったり、作動感触が悪いなどの問題が発生し易いので本発明の効果は特に顕著である。
【0025】
尚、操作荷重は、従来のノック式筆記具においては、ノック体の操作荷重がノック機構における操作性から、200g以上、300g以下にだいたい設定されていた。ノック操作荷重について検討した結果、500gより低いとノック体に軽く手等が触れた程度でペン先部が突出してしまう恐れがあり、800gより高い荷重ではノック体の操作性が悪くなり、またペン先部を軸筒内に没入させる際の衝撃により、空気の飲み込みによるインキの逆流等、レフィールに悪影響を及ぼす恐れがあるので、500〜800gに設定するほうが好ましい。また、ノック作動による衝撃を少なくするため第1のコイルスプリングのみの操作荷重は200g未満に設定するほうが好ましい。
【0026】
本発明に使用する筆記具用インキは特に限定されるものではないが、静的には粘度が高く、筆記時にボールの回転等により粘度が低くなる剪断減粘性を付与したインキ、いわゆるゲルインキと呼ばれているインキは、レフィール内に水性インキの時のように中綿状のインキ収蔵体等を用いずに直詰めして収容する。従って、ノック式筆記具として提供した場合、前述したように知らぬ間にペン先部が軸筒の先端開口部より突出して、ペン先部のボールがポケットの布地等に擦られて回転すること等により、ペン先部に存する剪断減粘性を付与したインキの粘度が低下してしまうので布地への染み込みは、著しいものがあり、本発明は特に効果が顕著である。
【0027】
本発明のノック式筆記具に用いるノック機構は特に限定されるものではないが、レフィール押圧部材の先端にコイルスプリングを配設し、レフィール先端のペン先部を軸筒の先端開口部より突出した時に、ノック体も軸筒先端方向に移動した状態になることが肝要である。
【0028】
【発明の効果】
本発明のノック式筆記具は前述した構成なので、従来のノック機構を踏襲することができ、ポケット等に装着した時に、軽くノック体に触れた程度ではペン先部が軸筒の先端開口部より突出することがなく、かつノック衝撃の少ないノック式筆記具を提供すること、さらに、レフィールを配設することなく、ノック機構の作動確認を行えるノック式筆記具を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のノック式筆記具を示す縦断面図である。
【図2】図1における、ペン先部が突出した状態を示す縦断面図である。
【図3】図1における、要部拡大断面図である。
【図4】第2の実施の形態のノック式筆記具を示す縦断面図である。
【図5】図4における、ペン先部が突出した状態を示す縦断面図である。
【図6】図4における、要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1、21 ノック式筆記具
2 前軸
2a 先端開口部
3、23 後軸
4 ノック体
4a 係止部
5 ボタン
5a 被係止部
6、26 スプリング受け部材
7、27 第1のコイルスプリング
8、28 第2のコイルスプリング
9 レフィール
10 ペン先部
11 グリップ部材
24 ノック体
25 回転カム(レフィール押圧部材)
H1、H2 ノック機構
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
According to the present invention, a refill slidably disposed in a shaft tube is urged by a spring in the rear end direction of the shaft tube, and the pen tip portion of the refill tip is moved from the front end opening portion of the shaft tube by operating a knock body. The present invention relates to a knock-type writing instrument having a knock mechanism that can appear and disappear.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a refill containing ink for writing instruments is slidably arranged in the shaft tube by urging it toward the rear end of the shaft tube by a spring, and the knock body is operated, and the pen tip at the tip of the refill is pivoted. As a knock mechanism for a knock-type writing instrument that can be projected and retracted from the opening at the tip of the cylinder, a locking-type knock mechanism or rotation that locks the protrusion formed on the knock mechanism on the locking part of the shaft cylinder and releases it with a button. A rotating cam mechanism using the action of cam rotation is well known.
[0003]
In such a knock-type writing instrument, when the pen tip portion at the tip of the refill protrudes from the tip opening of the shaft tube, the knock body also moves in the direction of the shaft tube tip. Even if the knock-type writing instrument is accidentally attached to a pocket or the like with the pen tip at the tip of the refill protruding from the tip opening of the shaft tube, the pen tip is moved in the direction of the shaft tube tip. The state where the part protrudes can be visually confirmed.
[0004]
On the other hand, in the knock type writing instrument, an impact is generated when the pen tip portion at the tip of the refill is immersed from the state of protruding from the tip opening portion of the shaft tube. If the impact caused by this knocking operation is too strong, it adversely affects the refill, such as backflow of ink caused by swallowing air. Therefore, it is required to reduce the impact due to the knocking operation such as setting the knocking operation load low.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, if the knocking operation load is set low, the pen tip protrudes from the tip opening of the shaft tube while the hand or the like does not touch the knocking body, and the ink for writing instruments is particularly low-viscosity or low-viscosity ink. In the case of oil-based inks, there has been a problem in that pocket fabrics and the like are stained with ink. However, when a safety mechanism is provided, a safety mechanism is added to the conventional knock mechanism, and the structure is complicated.
[0006]
Further, for example, it is constituted by a knock body protruding outward from the rear end opening of the shaft tube, a cam portion provided at the tip of the knock body, a rotating cam, and a cam groove formed on the inner wall surface of the shaft tube. In a knock mechanism with a rotating cam, the cam groove and the protrusions that engage with the cam groove need to have a dimensional relationship that is strictly set. Depending on the dimensional relationship, the knock mechanism may not operate or the operation feeling may be poor. May occur.
[0007]
However, confirmation of the operation of the conventional knock mechanism could not be performed unless a pressing member such as a rotating cam that contacts the rear end of the refill is urged to the rear end. That is, the operation of the knock mechanism can be confirmed only after the refill for urging the pressing member to the rear end is provided.
[0008]
In view of the above problems, the present inventor can follow a conventional knock mechanism in a knock type writing instrument, and when attached to a pocket or the like, the tip of the pen tip is open at the tip of the shaft tube as long as the pen body is lightly touched. An object of the present invention is to provide a knock-type writing instrument that does not protrude more and has a small knock impact, and further provides a knock-type writing instrument that can confirm the operation of the knock mechanism without disposing a refill. is there.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention arranges a refill containing ink for writing instruments slidably biased toward the rear end of the shaft tube by a first coil spring disposed in the shaft tube. A knock mechanism that allows the pen tip at the tip of the refill to protrude and retract from the opening at the tip of the shaft tube by operating the knock body with a knock body that contacts the rear end of the refill or a refill pressing member that is linked to the knock body. A second coil that is a knock type writing instrument and urges the knock body or the refill pressing member in the direction of the rear end of the shaft cylinder between the knock body or the refill pressing member that contacts the rear end of the refill and the shaft cylinder. with disposing the spring, move the pen tip portion of the refill tip when projecting from the distal end opening of the barrel, the pen tip portion in the downward state, the pushing member is in Jikuto distal direction And those are.
[0010]
Furthermore, the refill pressing member is a rotating cam.
[0011]
Furthermore, the first coil spring is smaller than the spring force of the spring of the second coil spring.
[0012]
Furthermore, the operation load of the knock body is set to 500 to 800 g.
[0013]
Furthermore, the writing instrument ink is specified as an ink imparted with shear thinning viscosity.
[0014]
In the present invention, the knock mechanism capable of projecting and retracting the nib portion at the tip end of the refill from the tip opening portion of the shaft tube locks the protruding portion formed on the knock mechanism portion to the locking portion of the shaft tube and releases it with a button. It is a mechanism that allows the pen tip to protrude and retract from the opening of the tip of the shaft cylinder by operating the knock body, such as a locking type knock mechanism and a rotating cam mechanism that utilizes the rotating action of the rotating cam. Not what you want.
[0015]
The operating load of the knock body is a pressing load required to operate the knock body to maintain the protruding state of the pen tip, and bias the refill equipped with the pen tip toward the rear end of the shaft cylinder. The load that contracts the spring, the load that contracts the spring that urges the refill pressing member toward the rear end of the shaft cylinder, and the frictional force between the components generated in the knock mechanism during knock operation It is a load. Since the operation load greatly depends on the spring force of the spring, as a practical problem, the operation load may be set by selecting the spring force of the spring. The operation load is measured using a push-pull scale, and the maximum load required to maintain the pen tip protruding state is achieved by attaching a flat tip attachment to the end of the measurement shaft and pressing the knock body. And
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. The knock type writing instrument 1 according to the first embodiment shown in FIGS. 1 to 3 has a knock body (refill pressing member) 4 so as to protrude outward from the rear end opening 3 a of the rear shaft 3 on the rear shaft 3. Further, the buttons 5 are sequentially arranged so as to protrude from the rear shaft 3. Further, one end of the second coil spring 8 is brought into contact with the front end surface 4 b of the knock body 4, and the other end is brought into contact with a spring receiving member 6 connected to the rear shaft 3, so that the knock body 4 is brought into contact with the rear shaft 3. The rear end opening 3a is urged and stored. The outer diameter of the tip of the knock body 4 is larger than the outer diameter of the rear end portion of the refill 9, and the inner diameter of the second coil spring 8 is set larger than the outer diameter of the rear end portion of the refill 9. Is not in contact with the refill 9. A clip 12 is integrally provided on the rear shaft 3. Further, in this state, the knock mechanism H1 is configured by the second coil spring 8, the knock body 4, the locking portion 4a, and the locked portion 5a, so that the operation of the knock mechanism H1 can be confirmed.
[0017]
Further, a refill 9 having a pen tip portion 10 composed of a ballpoint pen tip that contains a shear-thinning ink (not shown) directly packed inside the front shaft 2 and rotatably holds a ball at the tip. Is urged toward the rear end of the front shaft 2 by the first coil spring 7 so as to be slidable. A grip member 11 is integrally provided on the front shaft 2. The front shaft 2 and the rear shaft 3 are screwed together to obtain the knock type writing instrument 1 of the first embodiment.
[0018]
By pressing the knock body 4, the refill 9 moves forward against the elastic force of the first coil spring 7, and the locking portion 4 a connected to the knock body 4 is locked to the locked portion 5 a. As shown in FIG. 2, the knock mechanism H acts, and the pen tip portion 10 protrudes from the tip opening 2 a of the front shaft 2, and writing can be performed while maintaining this state. Further, when the button 5 is pressed, the locking portion 4a that has been locked to the locked portion 5a is released, and the pen tip portion 10 is recessed from the tip opening 2a of the front shaft 2. The operation load of the knock body 4 necessary for maintaining the pen tip portion 10 was 600 g as a result of measurement with a push-pull scale.
[0019]
When the knock body 4 is pressed, it is necessary to compress the first coil spring 7 that biases the refill 9 backward and the second coil spring 8 that biases the knock body 4 toward the rear end. Therefore, the operation load that presses the knock body 4 is at least the sum of the first coil spring 7 and the second coil spring 8. However, since the refill 9 is biased only by the first coil spring 7 when the pen tip portion 10 is immersed from the state where the pen tip portion 10 protrudes from the tip opening portion 2a of the front shaft 2, the coil spring 7 Depends only on. As a result of removing the second coil spring 8 and measuring with the push-pull scale in the state of only the first coil spring 7, the operating load of the knock body 4 was 150 g.
[0020]
The knock type writing instrument 21 of the second embodiment shown in FIGS. 4 to 6 has a cam portion (not shown) at the tip so that the rear shaft 23 protrudes outward from the rear end opening 23a of the rear shaft. And a rotating cam (refill pressing member) 25 is sequentially arranged so that a protrusion 25a of the rotating cam 25 engages with a cam groove (not shown) formed in the rear shaft 23. Set up. Further, one end of the second coil spring 28 is brought into contact with the front end surface 25 b of the rotating cam 25, and the other end is brought into contact with a spring receiving member 26 connected to the rear shaft 23. The rear end opening 23a is urged and stored. Further, in this state, the knock mechanism H2 is configured by the second coil spring 28, the knock body 24, the cam portion (not shown), the cam groove (not shown), and the rotating cam 25, so that the operation of the knock mechanism H2 is confirmed. It can be performed.
[0021]
Further, a refill 9 having a pen tip portion 10 composed of a ballpoint pen tip that contains a shear-thinning ink (not shown) directly packed inside the front shaft 2 and rotatably holds a ball at the tip. Is urged toward the rear end of the front shaft 2 by the first coil spring 27 so as to be slidable. A grip member 11 is integrally provided on the front shaft 2. The front shaft 2 and the rear shaft 23 are screwed together to obtain the knock type writing instrument 21 of the second embodiment.
[0022]
When the knock body 24 is pressed, the knock mechanism H2 using the rotary cam 25 is activated, and the refill 9 moves forward against the elastic force of the first coil spring 27, as shown in FIG. The part 10 protrudes from the front end opening 2a of the front shaft 2, and writing can be performed while maintaining the state. Further, by pressing the knock body 24 again, the pen tip portion 10 is immersed from the tip opening 2 a of the front shaft 2. The operation load of the knock body 24 necessary for maintaining the pen tip portion 10 was 600 g as a result of measurement with a push-pull scale.
[0023]
When the knock body 24 is pressed, it is necessary to compress the first coil spring 27 that urges the refill 9 backward and the second coil spring 28 that urges the rotary cam 25 to the rear end. Therefore, the operation load that presses the knock body 24 is at least the sum of the first coil spring 27 and the second coil spring 28. However, the impact applied to the refill 9 when the pen tip 10 is retracted from the state in which it protrudes from the tip opening 2a of the front shaft 2 depends only on the coil spring 27 because the refill 9 is biased only by the coil spring 27. To do. As a result of removing the second coil spring 28 and measuring with the push-pull scale in the state of only the first coil spring 27, the operating load of the knock body 24 was 150 g.
[0024]
By the way, as described above, in the knock type writing instrument using the rotating cam, the cam groove and the protrusion engaged with the cam groove need to be strictly set in dimensional relation, and depending on the dimensional relation, the knock mechanism may not operate. The effects of the present invention are particularly remarkable because problems such as poor operating feel are likely to occur.
[0025]
In the conventional knock type writing instrument, the operation load of the knock body is generally set to 200 g or more and 300 g or less from the operability of the knock mechanism. As a result of examining the knocking operation load, if it is lower than 500 g, there is a risk that the pen tip will protrude when the hand or the like is lightly touched to the knocking body. If the load is higher than 800 g, the operability of the knocking body will be deteriorated. The impact when the tip is immersed in the shaft tube may adversely affect the refill, such as the backflow of ink due to the swallowing of air, so it is preferably set to 500 to 800 g. Further, it is preferable to set the operation load of only the first coil spring to be less than 200 g in order to reduce the impact caused by the knock operation.
[0026]
The ink for the writing instrument used in the present invention is not particularly limited, but it is called a so-called gel ink, which is statically high in viscosity and imparted with shear thinning that reduces the viscosity due to rotation of the ball during writing. Ink is stored directly in the refill without using a filling ink storage or the like as in the case of water-based ink. Therefore, when provided as a knock-type writing instrument, as described above, the nib portion protrudes from the tip opening of the shaft cylinder without knowing, and the ball of the nib portion rubs against the cloth of the pocket and rotates. As a result, the viscosity of the ink imparted with shear thinning at the pen tip portion is lowered, so that there is a remarkable penetration into the fabric, and the present invention is particularly effective.
[0027]
The knock mechanism used in the knock type writing instrument of the present invention is not particularly limited, but when a coil spring is disposed at the tip of the refill pressing member and the pen tip portion of the refill tip protrudes from the tip opening of the shaft tube. It is important that the knock body also moves in the axial direction.
[0028]
【The invention's effect】
Since the knock type writing instrument of the present invention is configured as described above, it can follow the conventional knock mechanism, and when it is attached to a pocket or the like, the pen tip part protrudes from the tip opening part of the shaft tube to the extent that it is lightly touched. In addition, the present invention has provided a knock type writing instrument that can check the operation of the knock mechanism without disposing a refill without providing a knock impact.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing a knock-type writing instrument according to a first embodiment.
FIG. 2 is a longitudinal sectional view showing a state in which a pen tip portion protrudes in FIG. 1;
FIG. 3 is an enlarged cross-sectional view of a main part in FIG. 1;
FIG. 4 is a longitudinal sectional view showing a knock type writing instrument according to a second embodiment.
FIG. 5 is a longitudinal sectional view showing a state in which a pen tip portion protrudes in FIG. 4;
6 is an enlarged cross-sectional view of a main part in FIG. 4. FIG.
[Explanation of symbols]
1,21 Knock type writing instrument 2 Front shaft 2a Front end opening 3, 23 Rear shaft 4 Knock body 4a Locking portion 5 Button 5a Locked portion 6, 26 Spring receiving member 7, 27 First coil spring 8, 28 First 2 coil spring 9 refill 10 nib 11 grip member 24 knock body 25 rotating cam (refill pressing member)
H1, H2 knock mechanism

Claims (5)

筆記具用インキを収容したレフィールを、軸筒内に配設した第1のコイルスプリングにより軸筒の後端方向へ付勢して摺動自在に配置し、ノック体を操作することにより、レフィール後端部に当接するノック体又はノック体に連動するレフィール押圧部材により、レフィール先端のペン先部を軸筒の先端開口部より出没可能なノック機構を備えたノック式筆記具であって、前記レフィール後端部に当接するノック体又はレフィール押圧部材と軸筒間に、該ノック体又はレフィール押圧部材を軸筒後端方向に付勢する、第2のコイルスプリングを配設するとともに、前記レフィール先端のペン先部を軸筒の先端開口部より突出した時に、前記ペン先部が下向きの状態で、前記ノック体が軸筒先端方向に移動していることを特徴とするノック式筆記具。After the refill, the refill containing the ink for writing instruments is slidably arranged by urging the rear end of the shaft cylinder by the first coil spring disposed in the shaft cylinder, and operating the knock body. A knock-type writing instrument provided with a knock mechanism capable of projecting and retracting a pen tip portion of a refill tip from a tip opening portion of a shaft tube by a knock body abutting on an end portion or a refill pressing member interlocking with the knock body, and after the refill A second coil spring is disposed between the knock body or the refill pressing member that abuts the end portion and the shaft cylinder to urge the knock body or the refill pressing member in the direction of the rear end of the shaft cylinder . the pen tip portion when projecting from the distal end opening of the barrel, with the pen tip portion facing downward, knock, characterized in that the pushing member is moved to Jikuto distal direction Shikihitsu Ingredients. 前記レフィール押圧部材が、回転カムであることを特徴とする請求項1に記載のノック式筆記具。The knock-type writing instrument according to claim 1, wherein the refill pressing member is a rotating cam. 前記第1のコイルスプリングが、第2のコイルスプリングのスプリングの弾発力より小さいことを特徴とする請求項1または2に記載のノック式筆記具。The knocking type writing instrument according to claim 1 or 2 , wherein the first coil spring has a smaller spring force than the spring of the second coil spring. 前記ノック体の操作荷重を500〜800gに設定したことを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載のノック式筆記具。The knock type writing instrument according to any one of claims 1 to 3, wherein an operation load of the knock body is set to 500 to 800 g. 前記筆記具用インキが剪断減粘性を付与したインキであることを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載のノック式筆記具。The knocking writing instrument according to any one of claims 1 to 3, wherein the writing instrument ink is an ink imparted with shear thinning viscosity.
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