JP3959374B2 - Usbインターフェースシステム - Google Patents
Usbインターフェースシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP3959374B2 JP3959374B2 JP2003188861A JP2003188861A JP3959374B2 JP 3959374 B2 JP3959374 B2 JP 3959374B2 JP 2003188861 A JP2003188861 A JP 2003188861A JP 2003188861 A JP2003188861 A JP 2003188861A JP 3959374 B2 JP3959374 B2 JP 3959374B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- host
- terminal
- mini
- usb
- power supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F13/00—Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
- G06F13/38—Information transfer, e.g. on bus
- G06F13/40—Bus structure
- G06F13/4063—Device-to-bus coupling
- G06F13/409—Mechanical coupling
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F1/00—Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
- G06F1/26—Power supply means, e.g. regulation thereof
- G06F1/266—Arrangements to supply power to external peripherals either directly from the computer or under computer control, e.g. supply of power through the communication port, computer controlled power-strips
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Power Sources (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、USB(Universal Serial BUS)インターフェースシステムに関し、より詳細には、デバイス側からホスト側へ電力を供給することが可能なUSBインターフェースシステムおよびデバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】
汎用のインターフェースとしてUSBが広く利用されている。USBは、USB−IF(USB Implementers Forum)によって標準化された規格であって、パソコンなどのホスト機器と、マウスやキーボードなどの周辺機器とを接続するシリアルバスインターフェースである。USBは、現在ではほとんどのパソコンに搭載され、USB端子さえ備えていればあらゆる周辺機器との接続が可能な状況になってきている。USBには、ロウスピードモード(1.5Mbps)またはフルスピードモード(12Mbps)でデータ伝送を行うことが可能なUSB1.1と、これら2つのモードに加えてさらにハイスピードモード(480Mbps)による高速なデータ転送を行うことも可能なUSB2.0という2つの規格があり、USB2.0であればディジタル・ビデオとコンピュータを接続することも可能である。
【0003】
USBではマスター/スレーブのプロトコルが採用されており、USBインターフェースを用いた機器にも「ホスト」と「デバイス」という主従関係がある。通常はパソコンがホストとなり、周辺機器がデバイスとなる形態がとられ、デジタルカメラとプリンタといった周辺機器どうしが通信を行う場合であってもホストであるパソコンを介した通信となる。また、給電を行う場合には必ずホストからデバイスに給電が行われる仕様となっている。
【0004】
近年、携帯電話やPDAといった携帯機器の普及、周辺機器の多様化や高性能化に伴い、周辺機器どうしを接続したいという要求が高まっている。しかし、上述したように、USBを介して周辺機器どうしを直接接続することはできない。周辺機器どうしを接続する場合には、少なくともどちらか一方の周辺機器にホストとしての機能を持たせなければならないからである。
【0005】
そこで、パソコンを介することなく周辺機器どうしを直接接続するため、USB2.0の追加規格として、USB−OTG(USB On-The-Go)がリリースされている(非特許文献1、2参照)。USB−OTGでは、周辺機器がホストにもデバイスにもなるデュアルロールデバイスが用意されている。デュアルロールデバイスであれば、給電を受けたいがホストとして通信を行いたい場合には、当初デュアルロールデバイスをデバイスとして起動させて受電させた後、その電力が供給されている状態を保持したまま役割を逆転させ、ホストとして機能させる。その結果として、デバイスからホストへの給電が実現される。
【0006】
【非特許文献1】
USB Implementers Forum、"USB-On-The-Go"、[online]、[平成15年6月20日検索]、インターネット<URL:
http://www.usb.org/developers/onthego>
【非特許文献2】
David Duke、“技術解説:既存USBの課題を克服するための追加規格“On-The-Go””、[online]、2001年、CQ Publishing co,Ltd.、[平成15年6月20日検索]、インターネット<URL:
http://www.kumikomi.net/article/explanation/2002/04usbgdv/01.html>
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、機器をデュアルロールデバイスとして機能させるためには、専用のレセプタクルを装備し、SRP(Session Request Protocol)やHNP(Host Negotiation Protocol)といった所定のプロトコルを実装していなければならないなど、USB−OTGの機能を実現するためのハードウェアやソフトウェアが必要となる。したがって、機器のコストアップにつながるという問題がある。
【0008】
しがたって、本発明の目的は、前述したデュアルロールデバイスのように、給電を受けたいがホストとして通信を行いたい場合に、これらをUSB−OTGに対応させることなく、デバイス側からホスト側へ電力を供給することが可能なUSBインターフェースシステムおよびデバイスを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のかかる目的は、データ転送を制御するホストと、デバイスとがUSBインターフェースを介して接続されるUSBインターフェースシステムであって、前記デバイスは、Mini-Bレセプタクルと、前記Mini-BレセプタクルのID端子に所定の電圧を印加して、プルアップする電圧印加手段と、前記Mini-BレセプタクルのVBUS端子に電力を供給する電力供給手段とを備え、前記ホストと接続されたときに、前記ID端子がGNDラインにショートされて、前記電力供給手段から、前記Mini-BレセプタクルのVBUS端子に電力が供給され、前記ホストに給電されるように構成されたことを特徴とするUSBインターフェースシステムによって達成される。
【0010】
本発明によれば、給電を受けたいがホストとして通信を行いたい場合に、これらをUSB−OTGに対応させることなく、デバイス側からホスト側へ電力を供給することが可能なUSBインターフェースシステムおよびデバイスを提供することが可能になる。
【0011】
本発明の好ましい実施形態においては、前記ホストがMini-Aレセプタクルを少なくとも備え、前記Mini-AレセプタクルのID端子がGNDラインに接続されている。
【0012】
本発明の好ましい実施形態においてはまた、前記ホストおよび前記デバイスを接続するUSBケーブルをさらに備え、前記USBケーブルのIDラインがGNDラインに接続されている。
【0013】
本発明の好ましい実施形態によれば、ホストとデバイスがUSBケーブルを介して接続されると、デバイス側のID端子がGNDラインにショートされて電圧が低下し、この状態を検知したデバイス内の電力供給手段からVBUS端子に電力が供給されるので、デバイス側からホスト側へ電力を供給することができる。
【0014】
本発明のさらに好ましい実施形態において、前記USBケーブルの一端部は、前記ホストに直接固定されている。
【0015】
本発明のさらに好ましい実施形態によれば、ホストにUSBケーブルをいちいち接続する必要がないため、ホストーデバイス間を接続する際のアクション数を減らすことができ、接続作業を簡素化することができる。
【0016】
本発明の好ましい実施形態においてはまた、前記ホストがMini-Bプラグを少なくとも備え、前記Mini-BプラグのID端子がGNDラインに接続されている。
【0017】
本発明の好ましい実施形態によれば、ケーブルを使用することなく、ホスト−デバイス間を簡単に接続することができる。
【0018】
本発明のさらに好ましい実施形態において、前記ホストは無線LANアダプタである。
【0019】
本発明のさらに好ましい実施形態によれば、無線LANアダプタを他の周辺機器に直接接続することができ、パソコンを経由することなく、その周辺機器内のデータをネットワーク上のサーバなどに直接転送することが可能となる。
【0020】
本発明の前記目的はまた、USBインターフェースを介して、データ転送を制御するホストに接続されるデバイスであって、Mini-Bレセプタクルと、前記Mini-BレセプタクルのID端子に所定の電圧を印加して、プルアップする電圧印加手段と、前記Mini-BレセプタクルのVBUS端子に電力を供給する電力供給手段とを備え、前記ホストと接続されたときに、前記ID端子がGNDラインにショートされて、前記電力供給手段から、前記Mini-BレセプタクルのVBUS端子に電力が供給され、前記ホストに給電されるように構成されたことを特徴とするデバイスによって達成される。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
【0022】
図1は、本発明の好ましい実施形態にかかるUSBインターフェースシステムの構成を示す模式図である。
【0023】
図1に示されるように、このシステムは、USBホストとしての役割を果たす周辺機器(以下、ホストという)101と、USBデバイスとしての役割を果たす機器(以下、デバイスという)102と、これらを接続するためのUSBケーブル103によって構成されている。
【0024】
本発明においては、デバイス機器からホスト機器への給電を想定しており、ホスト101およびデバイス102は、例えばデジタルカメラ、携帯電話、PDAといった電力供給能力の低い携帯機器や、プリンタ、FAX、スキャナ、ハンディストレージといったAC電源をもつ電子機器などのUSBインターフェースを有する機器である。特に、本実施形態においては、ホストが「無線LANアダプタ」であり、デバイスが「デジタルカメラ」である場合が示されている。無線LANアダプタをデジタルカメラに直接接続することにより、パソコンを経由することなく、デジタルカメラ内の画像データをネットワーク上のサーバなどに直接転送することが可能となる。
【0025】
USB2.0によれば、USBは、電源ラインであるVBUSラインと、プラス側のデータラインであるD+ラインと、マイナス側のデータラインであるD−端子と、グランド(GND)ラインと、デュアルロールデバイスにおいてホスト/デバイスの判別に用いられるIDラインによって構成されている。一方の周辺機器への電力の供給はVBUSラインを通して行われる。またD+ラインおよびD−ラインからなる一対のデータライン上をデータがシリアル転送されることで、高速なデータ転送が実現される。
【0026】
ホスト101は、図示されていないが、 “USBホスト”として動作するためのUSBホストコントローラを備えている。ホストコントローラの制御により、バスで起こる処理はすべてホストから開始される。ホストはまた、ホスト専用のコネクタであるMini-Aレセプタクル104を備えている。Mini-AレセプタクルにはUSBケーブル103のMini- Aプラグ105を挿入することができる。なお、ホストの役割を果たす機器は「Aデバイス」とも呼ばれる。ここで、通常「ホスト」というと電力供給機能が必須であるが、本実施形態にかかるホストは電力供給機能を持たない。また一般に「ホスト」というと、USBホストとして機能するものを意味するため、ホストとしてのみ機能する機器のみならず、ホストとして機能するデュアルロールデバイスも「ホスト」に含まれるが、本実施形態におけるホストは、Mini-Aレセプタクルを備えホストとしてのみ機能する機器を意味し、Mini-ABレセプタクルを備えデバイスとしても動作可能なデュアルロールデバイスは除かれる。
【0027】
デバイス102は、図示されていないが、 “USBデバイス”として動作するためのUSBデバイスコントローラを備えている。データ転送はホストコントローラによって制御されるので、たとえデバイス側からデータを送信する場合でも、ホストがバスの使用権をデバイスに与えなければ送信することはできない。デバイス102はまた、デバイス専用のコネクタであるMini-Bレセプタクル106を備えている。Mini-Bレセプタクル106にはUSBケーブルのMini-Bプラグ107を挿入することができる。なお、デバイスの役割を果たす機器は「Bデバイス」とも呼ばれる。また、本実施形態にかかる「デバイス」はホストからの給電を必要としない。
【0028】
USBケーブル103は方向性のあるケーブルであり、図示のように、一方の端部にMini-Aプラグ105、他方の端部にMini-Bプラグ107をそれぞれ備えている。ケーブル両端のコネクタ形状が異なることで、USBホストどうし、USBデバイスどうしが誤って接続されることが防止される。本実施形態においては、USBケーブルのMini-Aプラグ105が無線LANアダプタのMini-Aレセプタクル104に差し込まれ、Mini-Bプラグ107がデジタルカメラのMini-Bレセプタクル106に差し込まれることにより、両機器はUSBを介して接続される。
【0029】
従来のフルサイズ(標準)のUSBコネクタが4端子であるのに対して、これらの新しいコネクタ(プラグおよびレセプタクル)は5つの端子を備えている。すなわち、上述したように、VBUS端子、D+端子、D−端子およびGND端子に加えて、ID端子を有している。ID端子は本来、Mini-ABレセプタクルを持ったデュアルロールデバイスにプラグが挿入された場合において、それがMini-AプラグかMini-Bプラグかを見分けるために使用されるものである。USB−OTGに準拠した通常のUSBケーブルは、Mini-AプラグのID端子がGNDラインにショートされ、Mini-BプラグのID端子がオープンであるので、ID端子の電圧レベルを測定することにより、Mini-Aプラグ、Mini-Bプラグのどちらが接続されたかということを判別することができる。
【0030】
一方、本実施形態にかかるUSBケーブル103は、通常のUSBケーブルと異なり、Mini-Aプラグ105およびMini-Bプラグ107のID端子がIDラインを介してストレートに接続されている。また、ホスト側のMini-Aレセプタクル104のID端子はGNDラインに接続されている。したがって、ホスト101とデバイス102をUSBケーブル103で接続した場合には、デバイス102側のID端子がGNDラインに接続されることになる。
【0031】
さらに、デバイス102側のID端子はプルアップされていることによって、所定の電圧が印加されている。すなわち、ID端子はプルアップ抵抗Rpを介して電圧源Vccに接続され、所定の電圧レベル(“H”レベル)に保たれている。デバイス102はまた、VBUS端子に電力を供給する電力供給手段109を備えている。電力供給手段109は、詳細は後述するが、電源回路とスイッチング手段によって構成される。ID端子の電圧レベルは電力供給手段109によって監視されており、所定のレベル(“L”レベル)まで低下したことが検出されると、電力供給手段109は電力の供給を開始する。
【0032】
上述のように構成されたシステムにおいて、ホスト101とデバイス102がUSBケーブル103を介して接続されると、デバイス102側のID端子がGNDラインにショートされ、ID端子の電圧レベルが低下する。電力供給手段109は、ID端子の電圧レベルが“H”から“L”になったことを検知すると、VBUS端子に電力の供給を開始するので、USBケーブル103のVBUSラインを介してホスト101に電力が供給される。
【0033】
図2は、上記電力供給手段109の一例である電力供給手段109Aの構成を示す略ブロック図である。
【0034】
図2に示されるように、この電力供給手段109Aは、電源回路201とCPU202を備えている。電源回路201は、VBUS端子に電力を供給する機能とともに、イネーブル機能を有している。一方、CPU202は割り込み入力端子202xを備え、この端子202xにID端子が接続されることで、ID端子の状態変化により、電源回路201の動作が制御される。この制御は基本的にソフトウェアによって実現される。
【0035】
ホスト−デバイス間の接続によりID端子がGNDラインに接続されると、CPU202によってID端子における電圧の低下が検出され、CPU202からのイネーブル信号により電源回路201がオンになるので、電源回路201からVBUSに所定の電力が供給される。
【0036】
なお、本実施形態においてはCPU202が割り込み入力端子202xを備えている場合を例に説明したが、CPUがGPIO端子(General Purpose Input Output)もしくは、そのうちの入力機能のみを持った入力端子を備えていてもよい。この端子にID端子が接続されることで、ID端子の状態がCPUによってポーリングされ、電源回路201の動作が制御される。なお、このポーリング制御はソフトウェアによって実現される。上述した割り込み制御では、CPUのハードウェア自身が端子の状態を自動監視するため、ソフトウェアによるID端子の定期的な監視は必要ないが、ポーリング制御ではソフトウェアが定期的に端子の状態を監視する必要がある。
【0037】
図3(a)および(b)は、電力供給手段109の他の例である電力供給手段109Bおよび109Cの構成を示す略ブロック図である。
【0038】
図3(a)に示されるように、この電力供給手段109Bは、アクティブLOWのイネーブル機能を有する電源回路201を備えている。電源回路のイネーブル端子はID端子に直接接続されており、ID端子の電圧の変動によって電源回路201のオン・オフが行われる。一方、図3(b)に示されるように、電源回路201がアクティブHIGHのイネーブル機能を有している場合には、イネーブル端子とID端子との間にNOT回路301が挿入される。これにより、図3(a)の場合と同様に、電源回路のオン・オフが行われる。
【0039】
図4は、電力供給手段109のさらに他の例である電力供給手段109Dの構成を示す略ブロック図である。
【0040】
図4に示されるように、この電力供給手段109Dは、電源回路201とともに、PチャネルFET402および抵抗Rからなるスイッチング回路を備えている。抵抗RはFET402のソース−ゲート間に接続されている。FET402のゲート端子はID端子に接続されており、ドレイン端子は電源回路201入力電源ラインに接続されている。ソース端子には電圧源VDDからの電圧が印加されている。ID端子はこの抵抗Rによってプルアップされている。
【0041】
ID端子がオープンの状態であれば抵抗Rに電流が流れないため、ソース−ゲート間に電位差は発生せず、FET402はオフの状態にある。よって電圧源VDDからの電圧が電源回路201の入力電源ラインに供給されることはない。ホスト−デバイス間の接続によりID端子がGNDラインに接続されると、抵抗Rに電流が流れてソース−ゲート間に電位差が発生するため、FET402はオンの状態となり、電圧源VDDからの電圧が電源回路201の入力電源ラインに供給される。したがって、電源回路201からVBUSに所定の電力が供給される。
【0042】
図5は、図1に示したUSBケーブル103に代えて、通常のUSBケーブルが使用された場合を説明する模式図である。
【0043】
図5に示されるように、通常のUSBケーブル503は、Mini-Aプラグ105のID端子がGNDラインにショートされ、Mini-Bプラグ107のID端子がオープンとなっている。このようなUSBケーブル503がデバイス102に接続されたとしても、デバイス102のID端子の電圧レベルは低下しないことから、電力供給手段109が電力の供給を開始することはない。
【0044】
以上説明したように、本実施形態によれば、ホスト101とデバイス102をUSBケーブル103で接続した場合に、プルアップされているデバイス102側のID端子がGNDラインにショートされて電圧が低下し、この状態を検知したデバイス102内の電力供給手段109からVBUS端子に電力が供給されるので、デバイス102側からホスト101側へ電力を供給することができる。すなわち、周辺機器をデュアルロールデバイスとして構成することなく、デバイス側からホスト側へ電力を供給することできるので、OTG対応のコントローラやソフトウェアの実装が不要となり、システムを低コストに実現することができる。
【0045】
図6は、本発明の他の好ましい実施形態にかかるUSBインターフェースシステムの構成を示す模式図である。
【0046】
図6に示されるように、このシステム600においては、IDラインがホスト101内ではなくUSBケーブル603内でGNDラインにショートしている。その他の構成については図1に示したUSBインターフェースシステムと略同様である。したがって、図1に示したシステムと同様に、このUSBケーブル603によってホスト101とデバイス102が接続された場合には、デバイス102側のID端子がGNDラインにショートされ、ID端子の電圧レベルが低下する。電力供給手段109は、ID端子の電圧レベルが“H”から“L”になったことを検知すると、VBUS端子に電力の供給を開始するので、USBケーブル603のVBUSラインを介してホスト101に電力が供給される。
【0047】
以上説明したように、本実施形態によれば、ホスト101とデバイス102をUSBケーブル603で接続した場合に、プルアップされているデバイス102側のID端子がGNDラインにショートされて電圧が低下し、この状態を検知したデバイス102内の電力供給手段109からVBUS端子に電力が供給されるので、デバイス102側からホスト101側へ電力を供給することができる。すなわち、周辺機器をデュアルロールデバイスとして構成することなく、デバイス側からホスト側へ電力を供給することできるので、OTG対応のコントローラやソフトウェアの実装が不要となり、システムを低コストに実現することができる。
【0048】
図7は、本発明のさらに他の好ましい実施形態にかかるUSBインターフェースシステムの構成を示す略模式図である。
【0049】
図7に示されるように、このシステム700においては、USBケーブル703の一端部がホスト701に対して着脱可能ではなく、ホスト701に直接固定されている。したがって、ホスト701にUSBケーブル703をいちいち接続する必要がないため、ホストーデバイス間を接続する際のアクション数を減らすことができ、接続作業を簡素化することができる。
【0050】
図8は、本発明のさらに他の好ましい実施形態にかかるUSBインターフェースシステムの構成を示す略模式図である。
【0051】
図8に示されるように、このシステム800においては、デバイス102側にMini-Bレセプタクル106が採用されていることに対応させて、ホスト801はMini-Bプラグ107を備えている。また、ホスト801のMini-Bプラグ107のID端子はGNDラインとショートしている。ホスト801とデバイス102はUSBケーブルを介することなく直接接続される。このように構成すれば、ケーブルを使用することなくホストとデバイスを直結することができるため、ホスト−デバイス間を簡単に接続することができる。
【0052】
本発明は、以上の実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更を加えることが可能であり、これらも本発明の範囲に包含されるものであることは言うまでもない。
【0053】
例えば、前記実施形態においては、ホストがMini-Aレセプタクルを備え、USBケーブルがMini-Aプラグを備えているが、コネクタの物理的な形状はUSBに準拠していなくても構わない。すなわち、ホストおよびUSBケーブルは、互いに接続可能な独自の形状を有するレセプタクルおよびプラグをそれぞれ備え、これによりUSBの各ラインが互いに接続される構成であってもよい。このようにホスト−USBケーブル間で独自のコネクタを採用する場合であっても、ホスト内またはUSBケーブル内でIDラインとGNDラインがショートしている必要があることは言うまでもない。
【0054】
また、前記実施形態において、ホストとデバイスはそれぞれ別々の筐体に収容され、物理的に独立した存在であり、これらがUSBケーブルを介して物理的に接続される場合を説明したが、これに限定されるものではなく、ホストとデバイスが最初からバス接続されており、スイッチなどにより電気的に接続/非接続が制御されるような構成であっても構わない。
【0055】
また、前記実施形態においては、ホストが「無線LANアダプタ」であり、デバイスが「デジタルカメラ」である場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、上述したように、携帯電話やPDAなどの携帯機器のほか、プリンタ、FAX、スキャナ、USBフラッシュメモリやハードディスクドライブといったハンディストレージなど、USBインターフェースを有する種々の機器を対象とすることができる。
【0056】
また、本発明は、給電を受けたいがホストとして通信を行いたい機器と他の機器とを接続する場合に特に効果を奏するが、通常USBホストとして給電を行うコンピュータ機器、例えばパソコンがUSBホストとなり、プリンタやデジタルカメラといった周辺機器がUSBデバイスとなる場合であっても本発明を適用することは可能である。すなわち、プリンタやデジタルカメラといった周辺機器側からパソコン側へ電力を供給する必要がある場合に、本発明を適用しても構わない。
【0057】
また、上述した無線LANアダプタは、IEEE802.11bなどに準拠した規格上の無線LANに限定されるものではなく、BluetoothやHomeRFなどであってもよい。すなわち、ローカルエリアネットワークに無線接続する手段であればよく、ネットワークの規模も特に限定されるものではない。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、周辺機器をデュアルロールデバイスとして構成することなく、デバイス側からホスト側へ電力を供給することが可能なUSBインターフェースシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の好ましい実施形態にかかるUSBインターフェースシステムの構成を示す模式図である。
【図2】図2は、上記電力供給手段109の一例である電力供給手段109Aの構成を示す略ブロック図である。
【図3】図3(a)および(b)は、電力供給手段109の他の例である電力供給手段109Bおよび109Cの構成を示す略ブロック図である。
【図4】 図4は、電力供給手段109のさらに他の例である電力供給手段109Dの構成を示す略ブロック図である。
【図5】図5は、図1に示したUSBケーブルに代えて、通常のUSBケーブルが使用された場合を説明する模式図である。
【図6】図6は、本発明の他の好ましい実施形態にかかるUSBインターフェースシステムの構成を示す模式図である。
【図7】図7は、本発明のさらに他の好ましい実施形態にかかるUSBインターフェースシステムの構成を示す略模式図である。
【図8】図8は、本発明のさらに他の好ましい実施形態にかかるUSBインターフェースシステムの構成を示す略模式図である。
【符号の説明】
100 USBインターフェースシステム
101 ホスト
102 デバイス
103 USBケーブル
104 Mini-Aレセプタクル
105 Mini-Aプラグ
106 Mini-Bレセプタクル
107 Mini-Bプラグ
109 電力供給手段
109A 電力供給手段
109B 電力供給手段
109C 電力供給手段
109D 電力供給手段
201 電源回路
202 CPU
202x 割り込み入力端子
301 NOT回路
402 PチャネルFET
500 USBインターフェースシステム
503 USBケーブル
600 USBインターフェースシステム
603 USBケーブル
700 USBインターフェースシステム
701 ホスト
703 USBケーブル
800 USBインターフェースシステム
801 ホスト
Claims (7)
- データ転送を制御するホストと、デバイスとがUSBインターフェースを介して接続されるUSBインターフェースシステムであって、
前記デバイスは、
Mini-Bレセプタクルと、
前記Mini-BレセプタクルのID端子に所定の電圧を印加して、プルアップする電圧印加手段と、
前記Mini-BレセプタクルのVBUS端子に電力を供給する電力供給手段とを備え、
前記ホストと接続されたときに、前記ID端子がGNDラインにショートされて、前記電力供給手段から、前記Mini-BレセプタクルのVBUS端子に電力が供給され、前記ホストに給電されるように構成されたことを特徴とするUSBインターフェースシステム。 - 前記ホストは、
Mini-Aレセプタクルを少なくとも備え、
前記Mini-AレセプタクルのID端子はGNDラインに接続されていることを特徴とする請求項1に記載のUSBインターフェースシステム。 - 前記ホストおよび前記デバイスを接続するUSBケーブルをさらに備え、
前記USBケーブルのIDラインがGNDラインに接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のUSBインターフェースシステム。 - 前記USBケーブルの一端部は、前記ホストに直接固定されていることを特徴とする請求項3に記載のUSBインターフェースシステム。
- 前記ホストは、
Mini-Bプラグを少なくとも備え、
前記Mini-BプラグのID端子はGNDラインに接続されていることを特徴とする請求項1に記載のUSBインターフェースシステム。 - 前記ホストは無線LANアダプタであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のUSBインターフェースシステム。
- USBインターフェースを介して、データ転送を制御するホストに接続されるデバイスであって、
Mini-Bレセプタクルと、
前記Mini-BレセプタクルのID端子に所定の電圧を印加して、プルアップする電圧印加手段と、
前記Mini-BレセプタクルのVBUS端子に電力を供給する電力供給手段とを備え、
前記ホストと接続されたときに、前記ID端子がGNDラインにショートされて、前記電力供給手段から、前記Mini-BレセプタクルのVBUS端子に電力が供給され、前記ホストに給電されるように構成されたことを特徴とするデバイス。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003188861A JP3959374B2 (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | Usbインターフェースシステム |
US10/878,373 US7356715B2 (en) | 2003-06-30 | 2004-06-29 | Device that provides power to a host via a Mini-B interface upon detection of a predetermined voltage |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003188861A JP3959374B2 (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | Usbインターフェースシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005025405A JP2005025405A (ja) | 2005-01-27 |
JP3959374B2 true JP3959374B2 (ja) | 2007-08-15 |
Family
ID=34131337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003188861A Expired - Fee Related JP3959374B2 (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | Usbインターフェースシステム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7356715B2 (ja) |
JP (1) | JP3959374B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101503610B1 (ko) | 2013-12-20 | 2015-03-17 | 채영선 | 모드 변경 스위치를 구비한 통합 충전 장치 |
KR101876651B1 (ko) * | 2015-08-07 | 2018-07-09 | 시아오미 아이엔씨. | 인터페이스 회로, 상태 스위칭 방법 및 장치 |
Families Citing this family (68)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004157604A (ja) * | 2002-11-01 | 2004-06-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Usb機器制御方法および装置 |
JP3959374B2 (ja) * | 2003-06-30 | 2007-08-15 | Tdk株式会社 | Usbインターフェースシステム |
US9026070B2 (en) * | 2003-12-18 | 2015-05-05 | Qualcomm Incorporated | Low-power wireless diversity receiver with multiple receive paths |
US7363525B2 (en) * | 2004-10-07 | 2008-04-22 | Cisco Technology, Inc. | Bidirectional inline power port |
JP4398386B2 (ja) * | 2005-01-28 | 2010-01-13 | 富士通株式会社 | 複数の処理ノードをシリアルバスにより相互接続する装置 |
US20060200612A1 (en) * | 2005-03-02 | 2006-09-07 | Laurence Hamid | Method and protocol for transmitting extended commands to USB devices |
JP2006343815A (ja) * | 2005-06-07 | 2006-12-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 通信装置、通信方法、通信システム |
KR100696103B1 (ko) * | 2005-08-16 | 2007-03-19 | 삼성전자주식회사 | 화상형성장치 및 정착장치 |
KR100723498B1 (ko) * | 2005-08-25 | 2007-06-04 | 삼성전자주식회사 | Usb 장치 |
US9450665B2 (en) * | 2005-10-19 | 2016-09-20 | Qualcomm Incorporated | Diversity receiver for wireless communication |
CN100379117C (zh) * | 2005-11-15 | 2008-04-02 | 倚天资讯股份有限公司 | 可提升充电电流的电子装置及其充电器 |
US8035368B2 (en) * | 2006-02-13 | 2011-10-11 | Freescale Semiconductor, Inc. | Integrated circuit, universal serial bus on-the-go power source and methods for use therewith |
TW200737942A (en) * | 2006-03-27 | 2007-10-01 | Asustek Comp Inc | Wireless network digital electronic device |
US7908414B2 (en) * | 2006-04-25 | 2011-03-15 | Lexmark International, Inc. | Detecting by USB client device a connection to host USB device wherein power is not supply from host USB device to USB client device |
ITTO20060364A1 (it) * | 2006-05-19 | 2007-11-20 | Xanto Technologies Srl | Dispositivo di memoria di massa usb e relativo procedimento di trasferimento dati |
JP4740817B2 (ja) * | 2006-10-11 | 2011-08-03 | オリンパスイメージング株式会社 | カメラ、アクセサリおよび携帯型電子機器 |
US7589560B2 (en) * | 2006-10-19 | 2009-09-15 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Apparatus for configuring I/O signal levels of interfacing logic circuits |
JP5034466B2 (ja) | 2006-12-05 | 2012-09-26 | 株式会社ニコン | デバイス機器、ホスト機器およびインターフェースシステム |
JP4961999B2 (ja) | 2006-12-25 | 2012-06-27 | 株式会社ニコン | 電子機器 |
US7597592B2 (en) * | 2006-12-27 | 2009-10-06 | Intel Corporation | Automatic configuration of an interface to a host or client |
JP2008165533A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Seiko Epson Corp | Usb装置、その制御方法及びそのプログラム |
JP4921200B2 (ja) * | 2007-02-21 | 2012-04-25 | キヤノン株式会社 | 電子機器 |
KR101409766B1 (ko) * | 2007-06-18 | 2014-06-19 | 삼성전자주식회사 | 외부 장치 접속 처리 방법 및 시스템과, 이를 이용하는휴대 단말기 |
JP5292776B2 (ja) | 2007-07-19 | 2013-09-18 | ソニー株式会社 | 送信装置、送信装置の電源切換方法、受信装置および受信装置の電源供給方法 |
US20090088024A1 (en) * | 2007-09-27 | 2009-04-02 | Yun Ling | High speed connector and receptacle with backward compatibility to usb 2.0 |
WO2009062551A1 (en) * | 2007-11-15 | 2009-05-22 | Nokia Corporation | Power connection between serial interfaces |
US8704550B2 (en) * | 2007-11-29 | 2014-04-22 | Texas Instruments Incorporated | Architecture for VBUS pulsing in UDSM processes |
US20090174366A1 (en) * | 2008-01-09 | 2009-07-09 | Freescale Semiconductor, Inc. | Multiple Function Switching Regulator for Use in Mobile Electronic Devices |
US7711870B2 (en) | 2008-02-06 | 2010-05-04 | Panasonic Corporation | Interface detecting circuit and interface detecting method |
US20090307390A1 (en) * | 2008-06-04 | 2009-12-10 | Broadcom Corporation | Access of built-in peripheral components by internal and external bus pathways |
CN102054370B (zh) * | 2010-10-29 | 2013-06-05 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | Usb线控器及应用所述usb线控器的电子阅读设备 |
US20120179396A1 (en) * | 2011-01-12 | 2012-07-12 | General Electric Company | Systems, methods, and apparatus for powering an ami communication board |
BR112013019308A2 (pt) | 2011-02-01 | 2020-10-27 | 3M Innovative Propereties Company | interface passiva para um dispositivo eletrônico de memória |
US9047073B2 (en) | 2011-02-14 | 2015-06-02 | Nikon Corporation | System method for detecting a type of device wherein a potential level of the device determines if power should be supplied based on the type of the device |
JP5382045B2 (ja) * | 2011-03-31 | 2014-01-08 | 株式会社ニコン | 電子機器、電子機器システムおよびプログラム |
JP5293756B2 (ja) * | 2011-02-14 | 2013-09-18 | 株式会社ニコン | インターフェースシステム及びデュアルロールデバイス装置 |
US9178669B2 (en) | 2011-05-17 | 2015-11-03 | Qualcomm Incorporated | Non-adjacent carrier aggregation architecture |
US9252827B2 (en) | 2011-06-27 | 2016-02-02 | Qualcomm Incorporated | Signal splitting carrier aggregation receiver architecture |
US9154179B2 (en) | 2011-06-29 | 2015-10-06 | Qualcomm Incorporated | Receiver with bypass mode for improved sensitivity |
US8788852B2 (en) * | 2011-07-01 | 2014-07-22 | Intel Corporation | System and method for providing power through a reverse local data transfer connection |
WO2011137870A2 (zh) * | 2011-07-25 | 2011-11-10 | 华为终端有限公司 | 移动终端的控制方法、装置、系统和移动终端 |
US12081243B2 (en) | 2011-08-16 | 2024-09-03 | Qualcomm Incorporated | Low noise amplifiers with combined outputs |
US8774334B2 (en) | 2011-11-09 | 2014-07-08 | Qualcomm Incorporated | Dynamic receiver switching |
KR101416193B1 (ko) * | 2011-12-28 | 2014-07-08 | 권병진 | 범용 시리얼 버스 메모리 장치 및 그 제조방법 |
US9362958B2 (en) | 2012-03-02 | 2016-06-07 | Qualcomm Incorporated | Single chip signal splitting carrier aggregation receiver architecture |
US9172402B2 (en) | 2012-03-02 | 2015-10-27 | Qualcomm Incorporated | Multiple-input and multiple-output carrier aggregation receiver reuse architecture |
US9118439B2 (en) | 2012-04-06 | 2015-08-25 | Qualcomm Incorporated | Receiver for imbalanced carriers |
US9310868B2 (en) * | 2012-04-16 | 2016-04-12 | Texas Instruments Incorporated | Charging a provider/consumer with a dead battery via USB power delivery |
CN103425220B (zh) * | 2012-05-22 | 2017-09-29 | 华为终端有限公司 | 一种电能控制模块、装置及设备 |
US9154356B2 (en) | 2012-05-25 | 2015-10-06 | Qualcomm Incorporated | Low noise amplifiers for carrier aggregation |
US9867194B2 (en) | 2012-06-12 | 2018-01-09 | Qualcomm Incorporated | Dynamic UE scheduling with shared antenna and carrier aggregation |
US9300420B2 (en) | 2012-09-11 | 2016-03-29 | Qualcomm Incorporated | Carrier aggregation receiver architecture |
US9543903B2 (en) | 2012-10-22 | 2017-01-10 | Qualcomm Incorporated | Amplifiers with noise splitting |
US8918549B2 (en) * | 2012-12-18 | 2014-12-23 | Texas Instruments Incorporated | Robust cable-type detection for USB power delivery |
US8995591B2 (en) | 2013-03-14 | 2015-03-31 | Qualcomm, Incorporated | Reusing a single-chip carrier aggregation receiver to support non-cellular diversity |
KR102136068B1 (ko) * | 2013-07-04 | 2020-07-21 | 삼성전자 주식회사 | Usb 인터페이스 제어방법 및 이를 지원하는 전자장치 |
US9507398B2 (en) * | 2014-02-28 | 2016-11-29 | Infineon Technologies Austria Ag | Communication over identification line |
US9529411B2 (en) * | 2014-06-13 | 2016-12-27 | Texas Instruments Incorporated | Power-saving mode for USB power delivery sourcing device |
JP5986145B2 (ja) | 2014-07-02 | 2016-09-06 | レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド | ポータブル・デバイス、ケーブル・アセンブリおよびusbシステム |
BR112017004714B1 (pt) * | 2014-09-15 | 2023-02-23 | Micro Motion, Inc | Método de controlar um modo de um dispositivo, e, aparelho para controlar um modo de um dispositivo |
US9734120B2 (en) | 2015-07-14 | 2017-08-15 | Medtronic, Inc. | Methods, devices, and systems where an accessory controls power delivery from a host device to the accessory through an accessory port |
US9991657B2 (en) * | 2015-09-30 | 2018-06-05 | Apple Inc. | Magnetic adapter |
US10177722B2 (en) | 2016-01-12 | 2019-01-08 | Qualcomm Incorporated | Carrier aggregation low-noise amplifier with tunable integrated power splitter |
US10573999B2 (en) * | 2016-11-22 | 2020-02-25 | Haoxiang Electric Energy (Kunshan) Co., Ltd. | Power communication electrical connector |
CN108271092B (zh) * | 2016-12-30 | 2019-12-31 | 维沃移动通信有限公司 | 一种接入设备的处理方法及移动终端 |
US11527909B2 (en) | 2018-05-11 | 2022-12-13 | Assembled Products Corporation | Magnetic charging device |
WO2019233389A1 (zh) * | 2018-06-04 | 2019-12-12 | 惠州市睿普斯林智能科技有限公司 | 一种沙发usb插座 |
CN111211608A (zh) * | 2020-01-09 | 2020-05-29 | 广东小天才科技有限公司 | 一种充电短路保护电路、方法以及电源适配器 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03127945A (ja) | 1989-10-12 | 1991-05-31 | Japan Steel Works Ltd:The | 組織状フィルム食品の製造方法及びその装置 |
FI104920B (fi) | 1996-10-31 | 2000-04-28 | Nokia Mobile Phones Ltd | Elektroniikkalaite, korttiliitäntä ja laajennuskortti |
JPH11249763A (ja) | 1998-02-27 | 1999-09-17 | Toshiba Corp | コンピュータ装置 |
JP2001067159A (ja) * | 1999-08-27 | 2001-03-16 | Alps Electric Co Ltd | インターフェース切替装置 |
JP2001142577A (ja) | 1999-11-12 | 2001-05-25 | Sony Corp | 電源供給アダプタ、電源ユニット、電子機器および電源供給システム |
JP2002055936A (ja) | 2000-08-08 | 2002-02-20 | Toshiba Corp | Usbデバイス機器、usbデバイス機器間の通信システムおよび通信方法 |
JP2002202835A (ja) | 2000-12-28 | 2002-07-19 | Canon Inc | 電子機器、および、電子機器の接続方法 |
JP2002237972A (ja) | 2001-02-07 | 2002-08-23 | Canon Inc | デジタルカメラ及び制御方法 |
US6955292B2 (en) * | 2002-07-02 | 2005-10-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Media reader for a removable digital storage medium |
JP3654274B2 (ja) | 2002-08-30 | 2005-06-02 | セイコーエプソン株式会社 | データ転送制御装置、電子機器及び電源切替方法 |
KR100943742B1 (ko) * | 2003-06-03 | 2010-02-23 | 삼성전자주식회사 | Usb 트랜잭션을 무선 pan 상에서 전송하는 장치 및방법 |
JP3959374B2 (ja) * | 2003-06-30 | 2007-08-15 | Tdk株式会社 | Usbインターフェースシステム |
-
2003
- 2003-06-30 JP JP2003188861A patent/JP3959374B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2004
- 2004-06-29 US US10/878,373 patent/US7356715B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101503610B1 (ko) | 2013-12-20 | 2015-03-17 | 채영선 | 모드 변경 스위치를 구비한 통합 충전 장치 |
KR101876651B1 (ko) * | 2015-08-07 | 2018-07-09 | 시아오미 아이엔씨. | 인터페이스 회로, 상태 스위칭 방법 및 장치 |
US10210122B2 (en) | 2015-08-07 | 2019-02-19 | Xiaomi Inc. | Interface circuit, method and device for state switching |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005025405A (ja) | 2005-01-27 |
US7356715B2 (en) | 2008-04-08 |
US20050039060A1 (en) | 2005-02-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3959374B2 (ja) | Usbインターフェースシステム | |
US20040063464A1 (en) | High-speed data and power source interface cable for mobile devices | |
US20110191503A1 (en) | Motherboard Compatible with Multiple Versions of Universal Serial Bus (USB) and Related Method | |
US7085876B2 (en) | USB controlling apparatus for data transfer between computers and method for the same | |
US7765344B2 (en) | Apparatus and method for dynamically providing hub or host operations | |
EP2662750B1 (en) | Methods, systems and apparatus for enabling an accessory for use with a host device | |
TWI475390B (zh) | 手持式電子裝置與週邊擴充裝置 | |
US9471525B2 (en) | Cable with circuitry for communicating performance information | |
US20110246681A1 (en) | Apparatus interoperable with backward compatible optical usb device | |
JP3610424B2 (ja) | 電子機器及びインタフェース回路 | |
TW201014052A (en) | Detachable host accessory and portable system | |
TW201245966A (en) | USB converter, USB connector system and converting method of USB signal | |
JP2008158840A (ja) | 電子機器 | |
KR20080021512A (ko) | 어댑터 및 무선 통신 모듈 | |
KR20060113333A (ko) | 유니버설 시리얼 버스 네트워크에 액세스하기 위한 시스템및 방법 | |
JP5058083B2 (ja) | インタフェース装置 | |
CN114041249A (zh) | 连接器及利用连接器进行充电控制的方法 | |
JP6995557B2 (ja) | 中継装置、受信装置、及びそれらを用いた伝送システム | |
KR20160081676A (ko) | 트래블 어댑터 | |
JP2002116853A (ja) | Usb搭載電子機器及びそれに用いるusbケーブル | |
CN111400225B (zh) | Usb转接电路 | |
KR20150072248A (ko) | Usb otg 메모리 장치 | |
JP2002229673A (ja) | 拡張装置を有する情報処理システム | |
CN113783055A (zh) | 一种避免rx耗电影响的有源线缆 | |
JP2002202835A (ja) | 電子機器、および、電子機器の接続方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060823 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060926 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061122 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070508 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070514 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110518 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |