JP3953007B2 - 情報記録処理装置、情報再生処理装置、情報記録媒体、および方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents
情報記録処理装置、情報再生処理装置、情報記録媒体、および方法、並びにコンピュータ・プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP3953007B2 JP3953007B2 JP2003319589A JP2003319589A JP3953007B2 JP 3953007 B2 JP3953007 B2 JP 3953007B2 JP 2003319589 A JP2003319589 A JP 2003319589A JP 2003319589 A JP2003319589 A JP 2003319589A JP 3953007 B2 JP3953007 B2 JP 3953007B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- information
- recording
- additional data
- bit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/00086—Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/14—Digital recording or reproducing using self-clocking codes
- G11B20/1403—Digital recording or reproducing using self-clocking codes characterised by the use of two levels
- G11B20/1423—Code representation depending on subsequent bits, e.g. delay modulation, double density code, Miller code
- G11B20/1426—Code representation depending on subsequent bits, e.g. delay modulation, double density code, Miller code conversion to or from block codes or representations thereof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Description
本発明は、情報記録処理装置、情報再生処理装置、情報記録媒体、および方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。さらに詳細には、例えば、画像データ、音楽データ等のコンテンツを記録する情報記録媒体に、付加情報、例えばコンテンツの復号処理に適用する鍵情報、コンテンツ再生制御情報、コピー制御情報など、様々な付加情報を、DC制御ビットの設定制御により解析困難な形態で記録し、読み取ることを可能とした情報記録処理装置、情報再生処理装置、情報記録媒体、および方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。
音楽データ、画像データなどのデータを記録媒体にデジタルデータとして記録する際には、所定の記録フォーマットに従った記録処理が行われる。例えば、記録対象のオリジナルデータに対して誤り検出/訂正符号が付加され、特定のデータ記録再生処理に応じたフォーマットに変換(コーディング)されて記録されることになる。
高密度情報の記録を可能とする情報記録媒体として青色レーザを用いた情報記録、再生を行なうシステムが近年開発された。この青色レーザを用いた情報記録処理では、基本的に2ビットデータを3ビットデータに変調する変調処理が行われる。
ところで、このような情報記録媒体に対して格納するコンテンツとして、例えば、映画、音楽データなどがある。音楽データ、画像データ等、多くのコンテンツは、一般的にその作成者あるいは販売者に頒布権等が保有されている。従って、これらのコンテンツの配布に際しては、一定の利用制限、すなわち、正規なユーザに対してのみ、コンテンツの利用を許諾し、許可のない複製等が行われないようにする構成をとるのが一般的となっている。
高容量記録可能な青色レーザ記録方式を用いた記録媒体等の大容量型記録媒体は、1枚の媒体に例えば映画1本〜数本分のデータを記録することが可能である。このようにコンテンツを容易にデジタル情報として記録することが可能となるに従って、不正コピーの氾濫という問題も多く発生することになり、コンテンツ著作権者、頒布権者の利益の阻害という問題が大きくなっている。このような現状から、いかに不正コピーを防止し、著作権者、頒布権者の利益の保護を図るかが重要な課題となっている。
このようなコンテンツの不正利用を防止するため、情報記録媒体に格納するコンテンツを暗号化コンテンツとして記録するとともに、その暗号化コンテンツの利用に適用する暗号鍵情報、あるいは暗号鍵の生成に必要となる情報や、あるいは、コンテンツの再生制御、コピー制御などの各種制御情報を秘密情報として情報記録媒体に格納する構成が提案されている。ユーザの再生装置において実行する再生処理プログラムが、再生対象コンテンツに対応する鍵等の秘密情報を読み取り、読み取った秘密情報に従ってコンテンツを復号し、また再生制御情報に従ったコンテンツ利用を実行させるという構成である。
秘密情報の埋め込み処理構成を開示した従来技術として、例えば特許文献1には、EFM変調データの接続ビット(マージンビット)を適用して特殊データを埋め込む構成が開示されている。また、特許文献2には、変調処理に複数の変換テーブルを適用する構成において、再生時に、変調に適用した変換テーブルに関するデータを抽出して、この抽出データに基づいて付加データを取得する構成を開示している。
しかしながら、このような暗号鍵、あるいは制御情報が、情報記録媒体のどこに格納されているかといった情報がユーザ、あるいは不正なコンテンツ利用者に取得されてしまうと、付加情報の漏洩や改竄を可能にしてしまうという問題がある。例えば再生制御情報、コピー制御情報の改竄、あるいは鍵情報の漏洩という問題が発生する。暗号鍵の漏洩や、制御情報の改竄が行われると、正当なコンテンツ利用権に基づくコンテンツの利用形態がくずれることになり、コンテンツの著作権、利用権の十分な保護が行われなくなるという問題がある。
特開2003−45128号公報
特開2002−367282号公報
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、例えばコンテンツとともに記録媒体に格納する暗号鍵、暗号鍵生成情報、コンテンツ再生制御情報、コンテンツコピー制御情報、あるいはその他のコンテンツ属性情報など、様々な付加情報を、一般のデータ読み取り処理では読み取ることのできない態様で記録することを可能とし、不正なデータ読み取りを困難とした情報記録処理装置、情報再生処理装置、情報記録媒体、および方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の側面は、
情報記録処理装置において、
記録対象データに対してDC制御ビットを設定し、データ変調処理を実行し変調レコーディングフレームを生成する変調データ生成部と、
付加データの構成ビット値と、付加データを格納するレコーディングフレームの構成データのデータ状態とに基づいて、当該レコーディングフレームに設定するDC制御ビットのビット値を決定するDC制御ビット指示手段とを有し、
前記DC制御ビット指示手段は、
前記付加データの構成ビット値が0であるか1であるか、および、
レコーディングフレームの構成データのパリティが偶数であるか、奇数であるか、
上記2つの条件に基づいて、当該レコーディングフレームに設定するDC制御ビットのビット値を決定する処理を実行する構成であることを特徴とする情報記録処理装置にある。
情報記録処理装置において、
記録対象データに対してDC制御ビットを設定し、データ変調処理を実行し変調レコーディングフレームを生成する変調データ生成部と、
付加データの構成ビット値と、付加データを格納するレコーディングフレームの構成データのデータ状態とに基づいて、当該レコーディングフレームに設定するDC制御ビットのビット値を決定するDC制御ビット指示手段とを有し、
前記DC制御ビット指示手段は、
前記付加データの構成ビット値が0であるか1であるか、および、
レコーディングフレームの構成データのパリティが偶数であるか、奇数であるか、
上記2つの条件に基づいて、当該レコーディングフレームに設定するDC制御ビットのビット値を決定する処理を実行する構成であることを特徴とする情報記録処理装置にある。
さらに、本発明の第2の側面は、
情報記録処理装置において、
記録対象データに対してDC制御ビットを設定し、データ変調処理を実行し変調レコーディングフレームを生成する変調データ生成部と、
付加データの構成ビット値と、付加データを格納するレコーディングフレームの構成データのデータ状態とに基づいて、当該レコーディングフレームに設定するDC制御ビットのビット値を決定するDC制御ビット指示手段とを有し、
前記DC制御ビット指示手段は、
前記付加データを格納するレコーディングフレームに設定する全てのDC制御ビットのトータルパリティを偶数に設定するか、または奇数に設定するかを、付加データの構成ビット値と、付加データを格納するレコーディングフレームの構成データのデータ状態とに基づいて決定する処理を実行する構成であることを特徴とする情報記録処理装置にある。
情報記録処理装置において、
記録対象データに対してDC制御ビットを設定し、データ変調処理を実行し変調レコーディングフレームを生成する変調データ生成部と、
付加データの構成ビット値と、付加データを格納するレコーディングフレームの構成データのデータ状態とに基づいて、当該レコーディングフレームに設定するDC制御ビットのビット値を決定するDC制御ビット指示手段とを有し、
前記DC制御ビット指示手段は、
前記付加データを格納するレコーディングフレームに設定する全てのDC制御ビットのトータルパリティを偶数に設定するか、または奇数に設定するかを、付加データの構成ビット値と、付加データを格納するレコーディングフレームの構成データのデータ状態とに基づいて決定する処理を実行する構成であることを特徴とする情報記録処理装置にある。
さらに、本発明の情報記録処理装置の一実施態様において、前記情報記録処理装置は、前記付加データを、前記情報記録媒体に格納するコンテンツの暗号鍵情報、暗号鍵生成情報、コンテンツ再生制御情報、コンテンツコピー制御情報の少なくともいずれかの情報の構成情報として設定する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報記録処理装置の一実施態様において、前記変調データ生成部は、ランレングス規則としてのRLL(1,7)を満足するデータ変換処理を実行して変調レコーディングフレームを生成する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報記録処理装置の一実施態様において、前記変調データ生成部は、2ビット情報の3ビット情報への変換処理を含む変調レコーディングフレーム生成処理を実行する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の第3の側面は、
情報記録媒体に格納された情報の再生処理を実行する情報再生処理装置であり、
情報記録媒体から読み取られたデータの復調処理を実行する復調部と、
記録データの状態算出処理を実行し、該状態算出結果に基づいて、付加データの記録領域に格納された記録情報としての付加データ構成ビット情報の取得処理を実行する付加データデコード部とを有し、
前記付加データデコード部は、
付加データの記録領域に対応する変調レコーディングフレームの構成データのパリティであり、該パリティが、偶数であるか、奇数であるかの状態に基づいて、前記付加データの構成ビット値が0であるか1であるかの識別処理を実行する構成であることを特徴とする情報再生処理装置にある。
情報記録媒体に格納された情報の再生処理を実行する情報再生処理装置であり、
情報記録媒体から読み取られたデータの復調処理を実行する復調部と、
記録データの状態算出処理を実行し、該状態算出結果に基づいて、付加データの記録領域に格納された記録情報としての付加データ構成ビット情報の取得処理を実行する付加データデコード部とを有し、
前記付加データデコード部は、
付加データの記録領域に対応する変調レコーディングフレームの構成データのパリティであり、該パリティが、偶数であるか、奇数であるかの状態に基づいて、前記付加データの構成ビット値が0であるか1であるかの識別処理を実行する構成であることを特徴とする情報再生処理装置にある。
さらに、本発明の情報再生処理装置の一実施態様において、前記情報再生処理装置は、取得した付加データ構成ビット情報に基づいて、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツの暗号鍵情報、暗号鍵生成情報、コンテンツ再生制御情報、コンテンツコピー制御情報の少なくともいずれかの情報を生成する処理を実行する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の第4の側面は、
情報記録媒体であり、
付加データの記録領域に対応するレコーディングフレームを、
付加データの構成ビット値と、
レコーディングフレームの構成データのパリティが偶数であるか、奇数であるか、
上記2つの条件に基づいてビット値を決定したDC制御ビットを設定したレコーディングフレームとし、当該レコーディングフレームに基づくデータが記録され、
前記付加データの記録領域に対応するレコーディングフレームは、
付加データの構成ビット値と、付加データを格納するレコーディングフレームの構成データのデータ状態との対応に基づいて定められたルールに従い、DC制御ビットのトータルパリティを偶数または奇数のいずれかに設定して記録した構成を有することを特徴とする情報記録媒体にある。
情報記録媒体であり、
付加データの記録領域に対応するレコーディングフレームを、
付加データの構成ビット値と、
レコーディングフレームの構成データのパリティが偶数であるか、奇数であるか、
上記2つの条件に基づいてビット値を決定したDC制御ビットを設定したレコーディングフレームとし、当該レコーディングフレームに基づくデータが記録され、
前記付加データの記録領域に対応するレコーディングフレームは、
付加データの構成ビット値と、付加データを格納するレコーディングフレームの構成データのデータ状態との対応に基づいて定められたルールに従い、DC制御ビットのトータルパリティを偶数または奇数のいずれかに設定して記録した構成を有することを特徴とする情報記録媒体にある。
さらに、本発明の情報記録媒体の一実施態様において、前記情報記録媒体は、前記付加データを、前記情報記録媒体の格納コンテンツの暗号鍵情報、暗号鍵生成情報、コンテンツ再生制御情報、コンテンツコピー制御情報の少なくともいずれかの情報の構成情報として格納した構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報記録媒体の一実施態様において、前記情報記録媒体は、ランレングス規則としてのRLL(1,7)を満足するデータ変換処理を実行して生成される変調レコーディングフレームに基づくデータを記録した構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報記録媒体の一実施態様において、前記情報記録媒体は、2ビット情報を3ビット情報に変換する処理を実行して生成される変調レコーディングフレームに基づくデータを記録した構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の第5の側面は、
情報記録処理方法であり、
付加データの構成ビット値と、付加データを格納するレコーディングフレームの構成データのデータ状態とに基づいて、当該レコーディングフレームに設定するDC制御ビットのビット値を決定するDC制御ビット指示ステップと、
記録対象データに対して前記DC制御ビット指示ステップにおいて指示されたDC制御ビットを設定し、データ変調処理を実行し変調レコーディングフレームを生成する変調データ生成ステップとを有し、
前記DC制御ビット指示ステップは、
前記付加データの構成ビット値が0であるか1であるか、および、
レコーディングフレームの構成データのパリティが偶数であるか、奇数であるか、
上記2つの条件に基づいて、当該レコーディングフレームに設定するDC制御ビットのビット値を決定する処理を実行するステップを含むことを特徴とする情報記録処理方法にある。
情報記録処理方法であり、
付加データの構成ビット値と、付加データを格納するレコーディングフレームの構成データのデータ状態とに基づいて、当該レコーディングフレームに設定するDC制御ビットのビット値を決定するDC制御ビット指示ステップと、
記録対象データに対して前記DC制御ビット指示ステップにおいて指示されたDC制御ビットを設定し、データ変調処理を実行し変調レコーディングフレームを生成する変調データ生成ステップとを有し、
前記DC制御ビット指示ステップは、
前記付加データの構成ビット値が0であるか1であるか、および、
レコーディングフレームの構成データのパリティが偶数であるか、奇数であるか、
上記2つの条件に基づいて、当該レコーディングフレームに設定するDC制御ビットのビット値を決定する処理を実行するステップを含むことを特徴とする情報記録処理方法にある。
さらに、本発明の第6の側面は、
情報記録処理方法であり、
付加データの構成ビット値と、付加データを格納するレコーディングフレームの構成データのデータ状態とに基づいて、当該レコーディングフレームに設定するDC制御ビットのビット値を決定するDC制御ビット指示ステップと、
記録対象データに対して前記DC制御ビット指示ステップにおいて指示されたDC制御ビットを設定し、データ変調処理を実行し変調レコーディングフレームを生成する変調データ生成ステップとを有し、
前記DC制御ビット指示ステップは、
前記付加データを格納するレコーディングフレームに設定する全てのDC制御ビットのトータルパリティを偶数に設定するか、または奇数に設定するかを、付加データの構成ビット値と、付加データを格納するレコーディングフレームの構成データのデータ状態とに基づいて決定する処理を実行するステップを含むことを特徴とする情報記録処理方法にある。
情報記録処理方法であり、
付加データの構成ビット値と、付加データを格納するレコーディングフレームの構成データのデータ状態とに基づいて、当該レコーディングフレームに設定するDC制御ビットのビット値を決定するDC制御ビット指示ステップと、
記録対象データに対して前記DC制御ビット指示ステップにおいて指示されたDC制御ビットを設定し、データ変調処理を実行し変調レコーディングフレームを生成する変調データ生成ステップとを有し、
前記DC制御ビット指示ステップは、
前記付加データを格納するレコーディングフレームに設定する全てのDC制御ビットのトータルパリティを偶数に設定するか、または奇数に設定するかを、付加データの構成ビット値と、付加データを格納するレコーディングフレームの構成データのデータ状態とに基づいて決定する処理を実行するステップを含むことを特徴とする情報記録処理方法にある。
さらに、本発明の情報記録処理方法の一実施態様において、前記付加データは、前記情報記録媒体に格納するコンテンツの暗号鍵情報、暗号鍵生成情報、コンテンツ再生制御情報、コンテンツコピー制御情報の少なくともいずれかの情報の構成情報であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報記録処理方法の一実施態様において、前記変調データ生成ステップは、ランレングス規則としてのRLL(1,7)を満足するデータ変換処理を実行して変調レコーディングフレームを生成することを特徴とする。
さらに、本発明の情報記録処理方法の一実施態様において、前記変調データ生成ステップは、2ビット情報の3ビット情報への変換処理を含む変調レコーディングフレーム生成処理を実行することを特徴とする。
さらに、本発明の第7の側面は、
情報記録媒体に格納された情報の再生処理を実行する情報再生処理方法であり、
情報記録媒体から読み取られたデータの復調処理を実行する復調ステップと、
記録データの状態算出処理を実行し、該状態算出結果に基づいて、付加データの記録領域に格納された記録情報としての付加データ構成ビット情報の取得処理を実行する付加データデコードステップとを有し、
前記付加データデコードステップは、
付加データの記録領域に対応する変調レコーディングフレームの構成データのパリティを前記記録データの状態として算出し、該パリティが、偶数であるか、奇数であるかの状態に基づいて、前記付加データの構成ビット値が0であるか1であるかの識別処理を実行するステップを含むことを特徴とする情報再生処理方法にある。
情報記録媒体に格納された情報の再生処理を実行する情報再生処理方法であり、
情報記録媒体から読み取られたデータの復調処理を実行する復調ステップと、
記録データの状態算出処理を実行し、該状態算出結果に基づいて、付加データの記録領域に格納された記録情報としての付加データ構成ビット情報の取得処理を実行する付加データデコードステップとを有し、
前記付加データデコードステップは、
付加データの記録領域に対応する変調レコーディングフレームの構成データのパリティを前記記録データの状態として算出し、該パリティが、偶数であるか、奇数であるかの状態に基づいて、前記付加データの構成ビット値が0であるか1であるかの識別処理を実行するステップを含むことを特徴とする情報再生処理方法にある。
さらに、本発明の情報再生処理方法の一実施態様において、前記情報再生処理方法は、さらに、取得した付加データ構成ビット情報に基づいて、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツの暗号鍵情報、暗号鍵生成情報、コンテンツ再生制御情報、コンテンツコピー制御情報の少なくともいずれかの情報を生成する処理を実行するステップを含むことを特徴とする。
さらに、本発明の第8の側面は、
情報記録処理を実行するコンピュータ・プログラムであり、
付加データの構成ビット値と、付加データを格納するレコーディングフレームの構成データのデータ状態とに基づいて、当該レコーディングフレームに設定するDC制御ビットのビット値を決定するDC制御ビット指示ステップと、
記録対象データに対して前記DC制御ビット指示ステップにおいて指示されたDC制御ビットを設定し、データ変調処理を実行し変調レコーディングフレームを生成する変調データ生成ステップとを有し、
前記DC制御ビット指示ステップは、
前記付加データの構成ビット値が0であるか1であるか、および、
レコーディングフレームの構成データのパリティが偶数であるか、奇数であるか、
上記2つの条件に基づいて、当該レコーディングフレームに設定するDC制御ビットのビット値を決定する処理を実行するステップを含むことを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
さらに、本発明の第9の側面は、
情報記録処理を実行するコンピュータ・プログラムであり、
付加データの構成ビット値と、付加データを格納するレコーディングフレームの構成データのデータ状態とに基づいて、当該レコーディングフレームに設定するDC制御ビットのビット値を決定するDC制御ビット指示ステップと、
記録対象データに対して前記DC制御ビット指示ステップにおいて指示されたDC制御ビットを設定し、データ変調処理を実行し変調レコーディングフレームを生成する変調データ生成ステップとを有し、
前記DC制御ビット指示ステップは、
前記付加データを格納するレコーディングフレームに設定する全てのDC制御ビットのトータルパリティを偶数に設定するか、または奇数に設定するかを、付加データの構成ビット値と、付加データを格納するレコーディングフレームの構成データのデータ状態とに基づいて決定する処理を実行するステップを含むことを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
情報記録処理を実行するコンピュータ・プログラムであり、
付加データの構成ビット値と、付加データを格納するレコーディングフレームの構成データのデータ状態とに基づいて、当該レコーディングフレームに設定するDC制御ビットのビット値を決定するDC制御ビット指示ステップと、
記録対象データに対して前記DC制御ビット指示ステップにおいて指示されたDC制御ビットを設定し、データ変調処理を実行し変調レコーディングフレームを生成する変調データ生成ステップとを有し、
前記DC制御ビット指示ステップは、
前記付加データの構成ビット値が0であるか1であるか、および、
レコーディングフレームの構成データのパリティが偶数であるか、奇数であるか、
上記2つの条件に基づいて、当該レコーディングフレームに設定するDC制御ビットのビット値を決定する処理を実行するステップを含むことを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
さらに、本発明の第9の側面は、
情報記録処理を実行するコンピュータ・プログラムであり、
付加データの構成ビット値と、付加データを格納するレコーディングフレームの構成データのデータ状態とに基づいて、当該レコーディングフレームに設定するDC制御ビットのビット値を決定するDC制御ビット指示ステップと、
記録対象データに対して前記DC制御ビット指示ステップにおいて指示されたDC制御ビットを設定し、データ変調処理を実行し変調レコーディングフレームを生成する変調データ生成ステップとを有し、
前記DC制御ビット指示ステップは、
前記付加データを格納するレコーディングフレームに設定する全てのDC制御ビットのトータルパリティを偶数に設定するか、または奇数に設定するかを、付加データの構成ビット値と、付加データを格納するレコーディングフレームの構成データのデータ状態とに基づいて決定する処理を実行するステップを含むことを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
さらに、本発明の第10の側面は、
情報記録媒体に格納された情報の再生処理を実行するコンピュータ・プログラムであり、
情報記録媒体から読み取られたデータの復調処理を実行する復調ステップと、
記録データの状態算出処理を実行し、該状態算出結果に基づいて、付加データの記録領域に格納された記録情報としての付加データ構成ビット情報の取得処理を実行する付加データデコードステップとを有し、
前記付加データデコードステップは、
付加データの記録領域に対応する変調レコーディングフレームの構成データのパリティを前記記録データの状態として算出し、該パリティが、偶数であるか、奇数であるかの状態に基づいて、前記付加データの構成ビット値が0であるか1であるかの識別処理を実行するステップを含むことを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
情報記録媒体に格納された情報の再生処理を実行するコンピュータ・プログラムであり、
情報記録媒体から読み取られたデータの復調処理を実行する復調ステップと、
記録データの状態算出処理を実行し、該状態算出結果に基づいて、付加データの記録領域に格納された記録情報としての付加データ構成ビット情報の取得処理を実行する付加データデコードステップとを有し、
前記付加データデコードステップは、
付加データの記録領域に対応する変調レコーディングフレームの構成データのパリティを前記記録データの状態として算出し、該パリティが、偶数であるか、奇数であるかの状態に基づいて、前記付加データの構成ビット値が0であるか1であるかの識別処理を実行するステップを含むことを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
なお、本発明のコンピュータ・プログラムは、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能なコンピュータ・システムに対して、コンピュータ可読な形式で提供する記憶媒体、通信媒体、例えば、CDやFD、MOなどの記録媒体、あるいは、ネットワークなどの通信媒体によって提供可能なコンピュータ・プログラムである。このようなプログラムをコンピュータ可読な形式で提供することにより、コンピュータ・システム上でプログラムに応じた処理が実現される。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。なお、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
本発明の構成によれば、情報記録媒体に対する付加データの記録、例えばコンテンツの復号処理に適用する鍵情報、鍵生成情報、あるいはコンテンツ再生制御情報、コピー制御情報など、様々な付加データを記録する処理を実行する記録処理装置において、付加データの埋め込み領域に対応するデータ領域のデータ状態と、付加データの構成ビット情報としてのビット値[0]または[1]とに応じて、レコーディングフレームに埋め込むDC制御ビットの値を決定して設定する構成とした。また、再生処理装置においては、再生時にレコーディングフレームの構成データのデータ状態を検出するという処理を実行することで、付加構成ビット情報[0]または[1]を取得することができる。本構成により、例えば、コンテンツの復号処理に適用する鍵情報、鍵生成情報、あるいはコンテンツ再生制御情報、コピー制御情報などの付加情報を解析困難な態様で埋め込み、また再生時に確実に読み取る構成が実現される。
また、本発明の構成によれば、例えば、付加データの記録処理において、付加データを挿入するレコーディングフレームのデータのパリティが偶数か奇数かのデータ状態と、付加データのビット値情報、[0]または[1]に基づいて、付加データを格納するフレームのDC制御ビットの値を決定して設定するのみで、付加データの構成ビット[0]また[1]を記録することが可能となる。再生時においては、パリティの検出のみで付加情報の取得が可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明の情報記録処理装置、情報再生処理装置、情報記録媒体、および方法、並びにコンピュータ・プログラムの詳細について説明する。
まず、図1を参照して本発明の情報記録処理装置の構成の構成および処理について説明する。なお、ここで説明する情報記録処理装置は、いわゆるマスターディスクといわれる原盤の製造装置としてのマスタリング装置を含み、さらに、一般ユーザの利用可能なDVD記録再生装置やPC等の情報記録媒体ドライブを備えた装置も含むものである。すなわち、マスターディスクのみならず、書き込み可能(Recordable)、再書き込み可能(Rewritable)な様々な情報記録媒体に対してデータ書き込み可能な情報処理装置も含むものである。
図1を参照して、情報記録処理装置の構成、および処理について説明する。情報記録処理装置は、データ記録可能な情報記録媒体101、データ記録信号を情報記録媒体101に対して出力するピックアップ102、情報記録媒体101を駆動するスピンドルモーター103、ピックアップ102およびスピンドルモーター103の制御を行うサーボ回路104、付加データエラー訂正符号化部105、メインデータエラー訂正符号化部106、付加データ記録領域制御部107、スイッチ108、変調データ生成部109、DC制御ビット指示手段110、記録信号処理回路111から構成される。
情報記録媒体101に記録するコンテンツデータは、例えば暗号化コンテンツデータであり、メインデータとしてメインデータエラー訂正符号化部106に入力され、メインデータエラー訂正符号化部106は、入力データに対してエラー訂正符号を生成し付加する符号化処理を行う。
その後、変調データ生成部109において、変調処理が実行される。本発明に係る情報記録処理装置は、2ビットデータを3ビットデータへの変調を基本とするRLL(1,7)変調方式に基づく変調を実行する。
RLL(1,7)変調方式に基づく変調とは、変調後のビットにおいて、連続する[0]の数が、最小1つ、最大7個の範囲となるRLL(1,7)のランレングス制限に従った変調データとするデータ変換方式である。なお、この変換処理においては、変換テーブルが使用される。具体的な変換テーブルの使用例については後述する。
変調データに基づいて、同期信号が設定されたレコーディングフレーム(Recording Frame)と呼ばれる記録単位が生成されて記録信号処理回路111を介して情報記録媒体101に記録される。
変調処理においては、入力されたメインデータのある一定間隔毎に変調時のDSV(Digital Sum Variation:デジタルサムバリエーション)の絶対値が、小さくなるようにDC制御ビット(DC−Control bit)の「0」または、「1」を選択して、挿入された後、変調処理が行われる。
ただし、本発明においては、このDC制御ビットの設定を付加データの記録領域においては、上記ルールに従ったビット選択ではなく、付加データの構成ビットに基づいてDC制御ビット(DC−Control bit)の「0」または、「1」を選択して挿入する。この処理については、後述する。
デジタルサムバリエーション(DSV)は、情報記録媒体に対する記録信号として生成されるNRZI変換信号のDCバランスの指標である。具体的には、記録ビット系列(NRZI変換信号)のビット[0]を「−1」、ビット[1]を「+1」として累積した値をDSVとし、DSVが0からの乖離をより小さくすることのできるように、DC制御ビット(DC−Control bit)の「0」または、「1」を選択して、挿入された後、変調処理が行われる。なお、NRZI変換処理については詳細を後述する。
なお、本発明の構成においては、付加データの記録領域におけるDC制御ビットの設定を、上記ルールに従ったビット選択ではなく、付加データの構成ビットに基づいてDC制御ビット(DC−Control bit)の「0」または、「1」を選択して挿入する構成としている。この処理については、後述する。
図2および図3を参照して変調データ生成部109において実行する変調データ生成処理の詳細について説明する。
記録データは、図2(a)に示すようにユーザデータ201、ユーザ制御データ(UCD:User Control data)211によって構成される。ユーザデータ201はコンテンツ等の再生対象データの実体データを含むデータであり、ユーザ制御データ(UCD)211は再生制御情報などの様々な制御データを含むデータである。
ユーザデータ201は、2048バイトデータと4バイトパリティの32フレームを単位として設定される。ユーザ制御データ(UCD)211は、18バイトデータの32ユニットによって構成される。
32フレーム×(2048+4)バイトのユーザデータ201に基づいて、データブロック202が形成される。データブロック202は、304列(colum)×216行(row)の配列を有する。なお、1列(colum)×1行(row)は1バイト(8bit)データが格納される。
データブロック202に対して、各列に32行(row)のパリティが付加されたデータブロックとしてLDCブロック203が生成され、LDCブロック203に対するインターリーブ処理により、152列×496行のLDCクラスタ204が生成される。
一方、ユーザ制御データ(UCD)211は、16×9バイトの物理アドレスデータ221と結合されて、24列×30行のアクセスブロック212が生成された後、アクセスブロック212に対して、各列に32行(row)のパリティが付加されたデータブロックとしてBISブロック213が生成され、BISブロック213に対するインターリーブ処理により、3列×496行のBISクラスタ214が生成される。
図3(d)は図2(d)と同様のデータ、すなわち、ユーザデータ201に基づいて生成される152列×496行のLDCクラスタ204、およびユーザ制御データ(UCD)211に基づいて生成される3列×496行のBISクラスタ214を示している。
152列×496行のLDCクラスタ204は、図3(d)に示すように、32列(colum)単位の4つのパート(I〜IV)に分割され、また、3列×496行のBISクラスタ214は、1列(colum)単位の3つのパート(i〜iii)に分割され、これらの各パートを交互に結合して、図3(e)に示す155列×496行のECCクラスタ231が生成される。
さらに、ECCクラスタ231は、図3(f)に示すように0〜27の28パートに区分されたクラスタ232として設定される。パート0のみが25bit、その他のパート1〜27は、45bitである。なお、図3(f)に示すビット数は、1行(row)あたりのビット数である。
さらに、図3(g)に示すように、20ビットの同期(Sync)ビットが設定され、さらに図3(f)のパート0〜27の各間に1ビットのDC制御ビット(DC−control bit)が設定される。
この結果、[1240+20(Sync)+(1DC制御×28)=1288]×496行(row)の物理クラスタ233が設定される。物理クラスタ233の各行が変調データ生成処理単位としてのレコーディングフレーム234とされる。
なお、DC制御ビットは、情報記録媒体に対する記録信号として生成されるNRZI変換信号のDCバランスの指標である。具体的には、記録ビット系列(NRZI変換信号)のビット[0]を「−1」、ビット[1]を「+1」として累積した値をDSVとし、DSVが0からの乖離をより小さくすることのできるように、DC制御ビット(DC−Control bit)の「0」または、「1」を選択して、挿入される。
ただし、前述したように、本発明においては、このDC制御ビットの設定を付加データの記録領域においては、上記ルールに従ったビット選択ではなく、付加データの構成ビットに基づいてDC制御ビット(DC−Control bit)の「0」または、「1」を選択して挿入する。この処理については、後述する。
図3に戻り、変調データ生成処理についての説明を続ける。1288bitデータからなるレコーディングフレーム234に対して、2ビットデータを3ビットデータへ変換する変調処理が行われる。このデータ変換においては、連続する[0]の数が、最小1つ、最大7個の範囲となるランレングス制限に従った変調データとするRLL(1,7)のデータ変換が実行され、変調レコーディングフレーム235が生成される。
変調レコーディングフレーム235は、変調データビットとしての30チャンネルビットの同期(Sync)チャンネルビットと、(1288−20sync bit)×2/3=1902チャンネルビットの計1932チャンネルビット構成となる。
RLL(1,7)のランレングス規則に従った2ビットから3ビットへのデータ変調処理には、変換テーブルが利用される。具体的な変換テーブルの例を図4に示す。
図4に示すように、変換テーブルは、各入力ビットに対応した変調データビットが対応付けられたテーブルとして構成される。例えば入力データが[00000000]である場合、変調データビットは、[010100100100]とされる。入力データが[11]である場合、先行変調データビットが[xx1]であれば[000]、先行変調データビットが[xx0]であれば[101]とされる。
2ビットから3ビットへのデータ変換をこのテーブルに従って実行することにより、RLL(1,7)ランレングス規則に従った変調データビットが生成される。
図1に戻り、本発明の情報記録処理装置の構成および処理についての説明を続ける。図1における変調データ生成部109において、図2〜図4を参照して説明した変調データ生成処理が実行され、生成された変調データに基づく記録信号が記録信号処理回路111において生成される。
記録信号処理回路111においては、変調データ生成手段109の生成した変調データの[0]または[1]の値に応じてパルスの正負を反転させるNRZI(Non Return to Zero Inverted)信号を生成しこれを記録信号として情報記録媒体101に記録する。
図5に記録信号処理回路111において実行する記録信号としてのNRZI生成処理構成を示す。変調データ生成部109から出力される変調データビットとしてチャンネルビットは、NRZ変換手段121、排他論理和手段(XOR)122、遅延手段123からなる記録信号処理回路111に入力される。図5(a)が、チャンネルビット、(b)がNRZ変換手段121からの出力信号、(c)が記録信号処理回路111の最終的な出力としての記録信号であるNRZI変換パルスを示している。この記録信号がピックアップ102に出力されてサーボ回路104の制御の下に記録情報が情報記録媒体101に記録される。
本発明の構成においては、付加データの記録領域に相当するレコーディングフレームの場合には、変調データ生成部109において実行するDC制御ビット(図3(g)参照)を[0]と設定するか[1]と設定するかを、付加データの構成ビットに基づいて決定する。
例えばある特定のレコーディングフレームを付加データ記録領域として選択し、その選択されたレコーディングフレーム中のDC制御ビットを、付加データの構成ビットに基づいて[0]または[1]とするかを選択する。この処理により、変調データ上に付加データを割り振る事が可能になる。
図1の構成において、付加データが付加データエラー訂正符号化部105に入力され、エラー訂正符号を付加する符号化処理が行なわれる。なお、付加データとは、暗号鍵情報、暗号鍵生成情報、コンテンツ再生制御情報、コンテンツコピー制御情報、その他のコンテンツ属性情報など、様々な情報によって構成されるデータである。
DC制御ビット指示手段110には、エラー訂正符号の付加された付加データのビット列が入力される。例えば[0,0,0,1,0,0,0・・・]等のデータ列である。このビット列は、例えば暗号鍵情報、暗号鍵生成情報、コンテンツ再生制御情報、コンテンツコピー制御情報、その他のコンテンツ属性情報のいずれかの付加データと、その付加データに対するエラー訂正符号を含むビット列である。
付加データ記録領域制御部107は、メインデータエラー訂正符号化部106からの出力データに基づいて付加情報ビットの設定領域であるか否かを判定し、付加情報ビットの設定領域である場合にスイッチ108をONとして、DC制御ビット指示手段110が付加情報に基づいて決定するDC制御ビット情報を変調データ生成部109に出力し、変調データ生成部109は、付加データ記録領域に対応するレコーディングフレームに対して付加するDC制御ビットの値をDC制御ビット指示手段110からの指示に従って決定し、設定する。
DC制御ビット指示手段110は、変調データ生成部109から、付加情報ビットの設定領域に対応するメインデータのデータ状態値、例えばパリティを入力し、メインデータのパリティの値と、設定する付加データの構成ビットの値とに基づいて、DC制御ビットの値を決定する。
図6、図7を参照して、DC制御ビット指示手段110において実行する処理の詳細について説明する。
図6は、付加データの構成ビットが[0]の場合の設定例である。図6(1)は、付加データの構成ビットが[0]であり、かつ、付加データ設定領域(レコーディングフレーム)に格納されるメインデータのパリティが偶数である場合の例を示し、図6(2)は、付加データの構成ビットが[0]であり、かつ、付加データ設定領域(レコーディングフレーム)に格納されるメインデータのパリティが奇数である場合の例を示している。
なお、あるデータ領域におけるパリティが偶数であるとは、そのデータ領域に含まれるデータに含まれるビット1の数の累積値が偶数であることに相当する。あるデータ領域におけるパリティが奇数であるとは、そのデータ領域に含まれるデータに含まれる1の数の累積値が奇数であることに相当する。
なお、以下では、付加データ挿入位置を含むデータ領域の状態値として、パリティ情報を用いた例を示すが、データ領域の状態値としては、その他の検出可能な様々な状態値の適用が可能である。
図6(1)の場合、すなわち、付加データの構成ビットが[0]であり、かつ、図6(a)に示すように、付加データ設定領域(レコーディングフレーム)に格納されるメインデータのパリティが偶数である場合、(b)に示すレコーディングフレームに挿入するDC制御ビットのトータルパリティを偶数になるように調整する。この調整処理をDC制御ビット指示手段110が実行する。
この結果、レコーディングフレームに基づいてRLL(1,7)変調によって生成される(c)に示す変調レコーディングフレームのデータ部のトータルパリティは偶数に設定される。
なお、(1,7)RLL変調の特性として、パリティプリザーブ(Parity Preserve)、すなわち、偶数パリティデータの変調データは偶数パリティになり、奇数パリティデータの変調データは奇数パリティなるという特徴がある。
従って、例えば付加データが「00001111」であった場合、MSB側の第一ビット「0」を変調データ上に埋め込む時には、特定のレコーディングフレーム単位での変調データビットパターンパリティ(1の数)が奇数のときは、DC制御ビットの1つを[0]→[1]または、[1]→[0]に変更して変調処理を施す事によりレコーディングフレーム単位のパリティを偶数に設定することができるので付加データの「0」を割り付ける事ができる。
逆に、レコーディングフレーム単位でのパリティが奇数のときには、付加データの「1」を割り当てる様に規定する事が出来る。以上の様に、ある任意の特定レコーディングフレーム単位での変調データビットパターン上のパリティにデータを割り付けることにより、通常の復調データには出現することが無い付加データを記録することが出来る。
再生装置においては、変調レコーディングフレームのデータ部のトータルパリティを検出し、偶数であるとの判定に基づいて、このレコーディングフレームに格納された付加データの構成ビットが[0]であると判定する。なお、再生処理における付加ビット判定処理の詳細については後述する。
図6(2)は、付加データの構成ビットが[0]であり、かつ、付加データ設定領域(レコーディングフレーム)に格納されるメインデータのパリティが奇数である場合である。(b)に示すレコーディングフレームに挿入するDC制御ビットのトータルパリティを奇数になるように調整する。この調整処理をDC制御ビット指示手段110が実行する。
この結果、レコーディングフレームに基づいてRLL(1,7)変調によって生成される(c)に示す変調レコーディングフレームのデータ部のトータルパリティは偶数に設定される。
再生装置においては、変調レコーディングフレームのデータ部のトータルパリティを検出し、偶数であるとの判定に基づいて、このレコーディングフレームに格納された付加データの構成ビットが[0]であると判定する。
図7は、付加データの構成ビットが[1]の場合の設定例である。図7(3)は、付加データの構成ビットが[1]であり、かつ、付加データ設定領域(レコーディングフレーム)に格納されるメインデータのパリティが偶数である場合の例を示し、図7(4)は、付加データの構成ビットが[1]であり、かつ、付加データ設定領域(レコーディングフレーム)に格納されるメインデータのパリティが奇数である場合の例を示している。
図7(3)の場合、すなわち、付加データの構成ビットが[1]であり、かつ、付加データ設定領域(レコーディングフレーム)に格納されるメインデータのパリティが偶数である場合、(b)に示すレコーディングフレームに挿入するDC制御ビットのトータルパリティを奇数になるように調整する。この調整処理をDC制御ビット指示手段110が実行する。
この結果、レコーディングフレームに基づいてRLL(1,7)変調によって生成される(c)に示す変調レコーディングフレームのデータ部のトータルパリティは奇数に設定される。
再生装置においては、変調レコーディングフレームのデータ部のトータルパリティを検出し、奇数であるとの判定に基づいて、このレコーディングフレームに格納された付加データの構成ビットが[1]であると判定する。
図7(4)の場合は、付加データの構成ビットが[1]であり、かつ、付加データ設定領域(レコーディングフレーム)に格納されるメインデータのパリティが奇数である場合である。(b)に示すレコーディングフレームに挿入するDC制御ビットのトータルパリティを偶数になるように調整する。この調整処理をDC制御ビット指示手段110が実行する。
この結果、レコーディングフレームに基づいてRLL(1,7)変調によって生成される(c)に示す変調レコーディングフレームのデータ部のトータルパリティは奇数に設定される。
再生装置においては、変調レコーディングフレームのデータ部のトータルパリティを検出し、奇数であるとの判定に基づいて、このレコーディングフレームに格納された付加データの構成ビットが[1]であると判定する。
図8に、本発明における付加データ対応のDC制御ビットの埋め込みルールをまとめたテーブルを示す。
図8には、図6、図7において説明した(1)〜(4)の各パターンを示している。(1)は、付加データの構成ビットが[0]であり、かつ、付加データ設定領域(レコーディングフレーム)に格納されるメインデータのパリティが偶数ある場合であり、この場合は、DC制御ビットのトータルパリティを偶数になるように設定する。この設定の結果として、DC制御ビットを設定した変調レコーディングフレームの全データに対応するトータルパリティが偶数となり、再生装置における再生時に実行するパリティ検出によって偶数パリティが検出され、付加データ構成ビット=0とするデータ取得が可能となる。
図8(2)は、付加データの構成ビットが[0]であり、かつ、付加データ設定領域(レコーディングフレーム)に格納されるメインデータのパリティが奇数ある場合であり、この場合は、DC制御ビットのトータルパリティを奇数になるように設定する。この設定の結果として、DC制御ビットを設定した変調レコーディングフレームの全データに対応するトータルパリティが偶数となり、再生装置における再生時に実行するパリティ検出によって偶数パリティが検出され、付加データ構成ビット=0とするデータ取得が可能となる。
図8(3)は、付加データの構成ビットが[1]であり、かつ、付加データ設定領域(レコーディングフレーム)に格納されるメインデータのパリティが偶数ある場合であり、この場合は、DC制御ビットのトータルパリティを奇数になるように設定する。この設定の結果として、DC制御ビットを設定した変調レコーディングフレームの全データに対応するトータルパリティが奇数となり、再生装置における再生時に実行するパリティ検出によって奇数パリティが検出され、付加データ構成ビット=1とするデータ取得が可能となる。
図8(4)は、付加データの構成ビットが[1]であり、かつ、付加データ設定領域(レコーディングフレーム)に格納されるメインデータのパリティが奇数ある場合であり、この場合は、DC制御ビットのトータルパリティを偶数になるように設定する。この設定の結果として、DC制御ビットを設定した変調レコーディングフレームの全データに対応するトータルパリティが奇数となり、再生装置における再生時に実行するパリティ検出によって奇数パリティが検出され、付加データ構成ビット=1とするデータ取得が可能となる。
次に、図9を参照して、本発明の情報記録処理装置において、DC制御ビット指示手段110が実行する付加データの記録処理シーケンスを説明する。
ステップS101において、エラー訂正符号化後の付加データを入力する。これは、図1に示す付加データエラー訂正符号化部105からの出力データであり、暗号鍵情報、暗号鍵生成情報、コンテンツ再生制御情報、コンテンツコピー制御情報、その他のコンテンツ属性情報など、様々な情報によって構成されるデータであり、DC制御ビット指示手段110には、エラー訂正符号の付加された付加データのビット列、例えば[0,0,0,1,0,0,0・・・]等のデータ列が入力される。
ステップS102では、付加データの構成ビット例えば[0,0,0,1,0,0,0・・・]から順番に1つのビットを記録ビットとして取り出す。ステップS103では、記録ビットが[0]であるか否かを判定する。
記録ビットが[0]である場合、ステップS104に進む。記録ビットが[1]である場合、ステップS105に進む。
記録ビットが[0]である場合、ステップS104において、付加データを格納するデータ領域のメインデータのパリティを判定する。メインデータのパリティが偶数である場合、ステップS106に進み、DC制御ビットの合計パリティを偶数に設定後、変調処理を実行する。この結果、変調データのトータルパリティは偶数に設定される。この処理は、図6(1)の(b)〜(c)の処理に相当する。
ステップS104において、付加データを格納するデータ領域のメインデータのパリティが奇数と判定された場合、ステップS107に進み、DC制御ビットの合計パリティを奇数に設定後、変調処理を実行する。この結果、変調データのトータルパリティは偶数に設定される。この処理は、図6(2)の(b)〜(c)の処理に相当する。
記録ビットが[1]である場合、ステップS105において、付加データを格納するデータ領域のメインデータのパリティを判定する。メインデータのパリティが偶数である場合、ステップS107に進み、DC制御ビットの合計パリティを奇数に設定後、変調処理を実行する。この結果、変調データのトータルパリティは奇数に設定される。この処理は、図7(3)の(b)〜(c)の処理に相当する。
ステップS105において、付加データを格納するデータ領域のメインデータのパリティが奇数と判定された場合、ステップS106に進み、DC制御ビットの合計パリティを偶数に設定後、変調処理を実行する。この結果、変調データのトータルパリティは奇数に設定される。この処理は、図7(4)の(b)〜(c)の処理に相当する。
ステップS108では、付加データの最終ビットの処理が終了したか否かを判定し、未処理データがある場合は、ステップS102以下の処理を繰り返し実行する。
ステップS108において、未処理データなしの判定により、処理が終了、すなわち、上述した処理に従って、付加情報ビットが挿入された記録データが生成されることになる。
次に、上述の付加情報、および映画、音楽などのコンテンツ(メインデータ)を格納した情報記録媒体の再生処理を行うデータ再生処理装置の構成および再生処理シーケンスについて説明する。
図10を参照して、データ再生処理装置の構成、および処理について説明する。データ再生処理装置は、情報記録媒体401、情報記録媒体401からのデータ読み取りを行うピックアップ402、情報記録媒体401を駆動するスピンドルモーター403、ピックアップ402およびスピンドルモーター403の制御を行うサーボ回路404、読み取り信号のゲイン調整などの信号処理を行いRF信号を生成するRF回路部405、RF信号から同期信号を抽出する同期検出部406、データ復調処理を実行するデータ復調処理部407、付加データの領域についてのみ、情報記録媒体の読み取り信号を付加データデコード部408に出力するためのスイッチ410、付加データの領域を検出し、スイッチ410を制御する付加データ記録領域検出部411、付加データのデコード処理を実行する付加データデコード部408、メインデータのエラー訂正処理を行うメインデータエラー訂正部412、付加データのエラー訂正処理を行う付加データエラー訂正部409を有する。
情報記録媒体401に格納されたコンテンツデータは、例えば暗号化コンテンツデータであり、また情報記録媒体401に格納された付加データは、暗号化コンテンツの復号処理に適用する鍵データ、あるいは鍵生成情報、またはコンテンツ再生制御情報、コンテンツコピー制御情報、その他コンテンツの属性情報などである。
情報記録媒体401からピックアップ402を介して読み取られたデータは、RF回路部405においてゲイン調整などの信号処理がなされ、同期検出部406に入力される。同期検出406部は、記録信号中の同期信号(シンク)を検出し、検出信号を付加データ記録領域制御部411に出力する。付加データ記録領域制御部411は、同期検出部406から、入力される同期信号に基づいて、付加データの記録領域を判別し、判別情報に基づいて、スイッチ410を制御し、付加データのデコード処理を実行する付加データデコード部408に、付加データのデコードに必要な領域の変調データを入力する。
付加データデコード部408は、入力される変調データに基づいて、付加データを取得するためのデコード処理を実行する。すなわち、付加データ格納領域を含む所定の変調データ領域におけるデータ状態値(パリティ)を検出し、検出した状態値に基づいて付加データの構成ビットが[0]であるか[1]であるかを判定する。
すなわち、付加データを設定したレコーディングフレームのデータ部におけるトータルパリティを算出し、このトータルパリティが偶数であれば付加データの構成ビット=[0]、トータルパリティが偶数であれば付加データの構成ビット=[1]と判定する。
このように、再生装置においては、データ復調処理部407に入力される復調対象のデータに付加データを格納したフレームである場合、そのフレームデータをスイッチ410を介して付加データデコード部408に入力し、付加データデコード部408で、データ領域のトータルパリティを計算するのみで、付加情報ビットが[0]であるか[1]であるかを識別することができる。
付加データデコード部408は、断続的に入力される付加データのデコードに必要な領域の変調データに基づいて、同様の処理を実行し、例えばnビット情報の鍵データ、あるいは鍵生成情報、またはコンテンツ再生制御情報、コンテンツコピー制御情報、その他コンテンツの属性情報などの付加データを取得する。なお、この付加データは、データ記録処理装置の説明において述べたように、エラー訂正符号を含んでおり、付加データエラー訂正部409においてエラー訂正がなされた後、出力される。
なお、付加データが例えばコンテンツの復号に適用する鍵情報である場合、付加データの出力先は、コンテンツの復号処理を実行する復号処理部となる。コンテンツの再生制御情報である場合は再生制御部となる。
一方、付加データ以外の一般のデータは、情報記録媒体の読み取りデータが同期検出部406からデータ復調部407に出力され、先に図2,図3を参照して説明した逆のデータ変換が順次実行され、再生データが取得される。
復調データであるメインデータも、付加データと同様、エラー訂正符号を含んでおり、メインデータエラー訂正部412においてエラー訂正がなされた後、出力される。
なお、出力データが例えば暗号化コンテンツである場合、付加データとして出力される鍵生成情報に基づいて生成可能な暗号鍵を適用した復号処理が実行された後、ディスプレイ、スピーカ等の出力手段を介して出力される。
次に、図11を参照して付加情報読み取りを含む再生処理シーケンスについて説明する。図11の処理は、図10に示す再生処理装置において実行する処理である。
ステップS201において、情報記録媒体からの読み取り信号に基づいてRF信号が生成され、ステップS202において、RF信号に基づいて復調処理が実行され、付加データ格納領域に対応する変調レコーディングフレームについてのパリティ計算が実行される。図6、図7に示す(c)の変調レコーディングフレームのトータルパリティの計算が実行される。
ステップS203において、変調レコーディングフレームのトータルパリティが偶数であるか否かが判定される。偶数である場合、ステップS204において、付加データビット=0と判定し、奇数である場合、ステップS205において、付加データビット=1と判定する。
ステップS206では、付加データの最終ビットか否かを判定し、未処理ビットがある場合は、ステップS202以下の処理を繰り返し実行し、付加データの最終ビットに至ると処理が終了する。
なお、上述した実施例においては、パリティ情報を用いた例を中心として説明したが、パリティは、データ領域の状態情報の一例であり、その他の検出可能な様々な状態値の適用が可能である。すなわち、データから得られる状態であれば、パリティ以外の様々な情報を適用することが可能である。
以上、特定の実施例を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
なお、明細書中において説明した一連の処理はハードウェア、またはソフトウェア、あるいは両者の複合構成によって実行することが可能である。ソフトウェアによる処理を実行する場合は、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれたコンピュータ内のメモリにインストールして実行させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは記録媒体としてのハードディスクやROM(Read Only Memory)に予め記録しておくことができる。あるいは、プログラムはフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto optical)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体に、一時的あるいは永続的に格納(記録)しておくことができる。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することができる。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする他、ダウンロードサイトから、コンピュータに無線転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送し、コンピュータでは、そのようにして転送されてくるプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることができる。
なお、明細書に記載された各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。また、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
以上、説明したように、本発明の構成によれば、情報記録媒体に対する付加データの記録、例えばコンテンツの復号処理に適用する鍵情報、鍵生成情報、あるいはコンテンツ再生制御情報、コピー制御情報などの付加情報を記録する際、付加データの記録領域のデータ状態と、付加データの構成ビット情報[0]または[1]とに応じて、レコーディングフレームに埋め込むDC制御ビットの値を決定して設定する構成とし、再生時にレコーディングフレームの構成データのデータ状態を検出することで、付加構成ビット情報[0]または[1]を取得することができる。従って、例えば、著作権の保護の必要なコンテンツを記録媒体に格納し、そのコンテンツの復号処理に適用する鍵情報、鍵生成情報、あるいはコンテンツ再生制御情報、コピー制御情報などの付加情報を解析困難な態様で埋め込む必要のある場合の情報記録処理装置、情報再生処理装置、情報記録媒体において適用可能である。
本発明の構成によれば、例えば、付加データの記録処理において、付加データを挿入するレコーディングフレームのデータのパリティ値を算出し、そのパリティが偶数か奇数かの情報と、付加データのビット値情報、[0]または[1]に基づいて、付加データを格納するフレームのDC制御ビットの値を決定して設定するのみで、付加データの構成ビット[0]また[1]を記録することが可能となる。再生時においては、読み取りデータのパリティの検出のみで付加情報の取得が可能となる。従って、例えば、著作権の保護の必要なコンテンツを記録媒体に格納し、そのコンテンツの復号処理に適用する鍵情報、鍵生成情報、あるいはコンテンツ再生制御情報、コピー制御情報などの付加情報を解析困難な態様で埋め込む必要のある場合の情報記録処理装置、情報再生処理装置、情報記録媒体において適用可能である。
101 情報記録媒体
102 ピックアップ
103 スピンドルモーター
104 サーボ回路
105 付加データエラー訂正符号化部
106 メインデータエラー訂正符号化部
107 付加データ記録領域制御部
108 スイッチ
109 変調データ生成部
110 DC制御ビット指示手段
111 記録信号処理回路
121 NRZ変換手段
122 XOR
123 遅延手段
201 ユーザデータ
202 データブロック
203 LDCブロック
204 LDCクラスタ
211 ユーザ制御情報(UCD)
212 アクセスブロック
213 BISブロック
214 BISクラスタ
221 物理アドレス
231 ECCクラスタ
232 クラスタ
233 物理クラスタ
234 レコーディングフレーム
235 変調レコーディングフレーム
401 情報記録媒体
402 ピックアップ
403 スピンドルモーター
404 サーボ回路
405 RF回路部
406 同期検出部
407 データ復調処理部
408 付加データデコード部
409 付加データエラー訂正部
410 スイッチ
411 付加データ記録領域検出部
412 メインデータエラー訂正部
102 ピックアップ
103 スピンドルモーター
104 サーボ回路
105 付加データエラー訂正符号化部
106 メインデータエラー訂正符号化部
107 付加データ記録領域制御部
108 スイッチ
109 変調データ生成部
110 DC制御ビット指示手段
111 記録信号処理回路
121 NRZ変換手段
122 XOR
123 遅延手段
201 ユーザデータ
202 データブロック
203 LDCブロック
204 LDCクラスタ
211 ユーザ制御情報(UCD)
212 アクセスブロック
213 BISブロック
214 BISクラスタ
221 物理アドレス
231 ECCクラスタ
232 クラスタ
233 物理クラスタ
234 レコーディングフレーム
235 変調レコーディングフレーム
401 情報記録媒体
402 ピックアップ
403 スピンドルモーター
404 サーボ回路
405 RF回路部
406 同期検出部
407 データ復調処理部
408 付加データデコード部
409 付加データエラー訂正部
410 スイッチ
411 付加データ記録領域検出部
412 メインデータエラー訂正部
Claims (21)
- 情報記録処理装置において、
記録対象データに対してDC制御ビットを設定し、データ変調処理を実行し変調レコーディングフレームを生成する変調データ生成部と、
付加データの構成ビット値と、付加データを格納するレコーディングフレームの構成データのデータ状態とに基づいて、当該レコーディングフレームに設定するDC制御ビットのビット値を決定するDC制御ビット指示手段とを有し、
前記DC制御ビット指示手段は、
前記付加データの構成ビット値が0であるか1であるか、および、
レコーディングフレームの構成データのパリティが偶数であるか、奇数であるか、
上記2つの条件に基づいて、当該レコーディングフレームに設定するDC制御ビットのビット値を決定する処理を実行する構成であることを特徴とする情報記録処理装置。 - 情報記録処理装置において、
記録対象データに対してDC制御ビットを設定し、データ変調処理を実行し変調レコーディングフレームを生成する変調データ生成部と、
付加データの構成ビット値と、付加データを格納するレコーディングフレームの構成データのデータ状態とに基づいて、当該レコーディングフレームに設定するDC制御ビットのビット値を決定するDC制御ビット指示手段とを有し、
前記DC制御ビット指示手段は、
前記付加データを格納するレコーディングフレームに設定する全てのDC制御ビットのトータルパリティを偶数に設定するか、または奇数に設定するかを、付加データの構成ビット値と、付加データを格納するレコーディングフレームの構成データのデータ状態とに基づいて決定する処理を実行する構成であることを特徴とする情報記録処理装置。 - 前記情報記録処理装置は、
前記付加データを、
前記情報記録媒体に格納するコンテンツの暗号鍵情報、暗号鍵生成情報、コンテンツ再生制御情報、コンテンツコピー制御情報の少なくともいずれかの情報の構成情報として設定する構成であることを特徴とする請求項1または2に記載の情報記録処理装置。 - 前記変調データ生成部は、
ランレングス規則としてのRLL(1,7)を満足するデータ変換処理を実行して変調レコーディングフレームを生成する構成であることを特徴とする請求項1または2に記載の情報記録処理装置。 - 前記変調データ生成部は、
2ビット情報の3ビット情報への変換処理を含む変調レコーディングフレーム生成処理を実行する構成であることを特徴とする請求項1または2に記載の情報記録処理装置。 - 情報記録媒体に格納された情報の再生処理を実行する情報再生処理装置であり、
情報記録媒体から読み取られたデータの復調処理を実行する復調部と、
記録データの状態算出処理を実行し、該状態算出結果に基づいて、付加データの記録領域に格納された記録情報としての付加データ構成ビット情報の取得処理を実行する付加データデコード部とを有し、
前記付加データデコード部は、
付加データの記録領域に対応する変調レコーディングフレームの構成データのパリティであり、該パリティが、偶数であるか、奇数であるかの状態に基づいて、前記付加データの構成ビット値が0であるか1であるかの識別処理を実行する構成であることを特徴とする情報再生処理装置。 - 前記情報再生処理装置は、
取得した付加データ構成ビット情報に基づいて、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツの暗号鍵情報、暗号鍵生成情報、コンテンツ再生制御情報、コンテンツコピー制御情報の少なくともいずれかの情報を生成する処理を実行する構成であることを特徴とする請求項6に記載の情報再生処理装置。 - 情報記録媒体であり、
付加データの記録領域に対応するレコーディングフレームを、
付加データの構成ビット値と、
レコーディングフレームの構成データのパリティが偶数であるか、奇数であるか、
上記2つの条件に基づいてビット値を決定したDC制御ビットを設定したレコーディングフレームとし、当該レコーディングフレームに基づくデータが記録され、
前記付加データの記録領域に対応するレコーディングフレームは、
付加データの構成ビット値と、付加データを格納するレコーディングフレームの構成データのデータ状態との対応に基づいて定められたルールに従い、DC制御ビットのトータルパリティを偶数または奇数のいずれかに設定して記録した構成を有することを特徴とする情報記録媒体。 - 前記情報記録媒体は、
前記付加データを、前記情報記録媒体の格納コンテンツの暗号鍵情報、暗号鍵生成情報、コンテンツ再生制御情報、コンテンツコピー制御情報の少なくともいずれかの情報の構成情報として格納した構成であることを特徴とする請求項8に記載の情報記録媒体。 - 前記情報記録媒体は、
ランレングス規則としてのRLL(1,7)を満足するデータ変換処理を実行して生成される変調レコーディングフレームに基づくデータを記録した構成であることを特徴とする請求項8に記載の情報記録媒体。 - 前記情報記録媒体は、
2ビット情報を3ビット情報に変換する処理を実行して生成される変調レコーディングフレームに基づくデータを記録した構成であることを特徴とする請求項8に記載の情報記録媒体。 - 情報記録処理方法であり、
付加データの構成ビット値と、付加データを格納するレコーディングフレームの構成データのデータ状態とに基づいて、当該レコーディングフレームに設定するDC制御ビットのビット値を決定するDC制御ビット指示ステップと、
記録対象データに対して前記DC制御ビット指示ステップにおいて指示されたDC制御ビットを設定し、データ変調処理を実行し変調レコーディングフレームを生成する変調データ生成ステップとを有し、
前記DC制御ビット指示ステップは、
前記付加データの構成ビット値が0であるか1であるか、および、
レコーディングフレームの構成データのパリティが偶数であるか、奇数であるか、
上記2つの条件に基づいて、当該レコーディングフレームに設定するDC制御ビットのビット値を決定する処理を実行するステップを含むことを特徴とする情報記録処理方法。 - 情報記録処理方法であり、
付加データの構成ビット値と、付加データを格納するレコーディングフレームの構成データのデータ状態とに基づいて、当該レコーディングフレームに設定するDC制御ビットのビット値を決定するDC制御ビット指示ステップと、
記録対象データに対して前記DC制御ビット指示ステップにおいて指示されたDC制御ビットを設定し、データ変調処理を実行し変調レコーディングフレームを生成する変調データ生成ステップとを有し、
前記DC制御ビット指示ステップは、
前記付加データを格納するレコーディングフレームに設定する全てのDC制御ビットのトータルパリティを偶数に設定するか、または奇数に設定するかを、付加データの構成ビット値と、付加データを格納するレコーディングフレームの構成データのデータ状態とに基づいて決定する処理を実行するステップを含むことを特徴とする情報記録処理方法。 - 前記付加データは、
前記情報記録媒体に格納するコンテンツの暗号鍵情報、暗号鍵生成情報、コンテンツ再生制御情報、コンテンツコピー制御情報の少なくともいずれかの情報の構成情報であることを特徴とする請求項12または13に記載の情報記録処理方法。 - 前記変調データ生成ステップは、
ランレングス規則としてのRLL(1,7)を満足するデータ変換処理を実行して変調レコーディングフレームを生成することを特徴とする請求項12または13に記載の情報記録処理方法。 - 前記変調データ生成ステップは、
2ビット情報の3ビット情報への変換処理を含む変調レコーディングフレーム生成処理を実行することを特徴とする請求項12または13に記載の情報記録処理方法。 - 情報記録媒体に格納された情報の再生処理を実行する情報再生処理方法であり、
情報記録媒体から読み取られたデータの復調処理を実行する復調ステップと、
記録データの状態算出処理を実行し、該状態算出結果に基づいて、付加データの記録領域に格納された記録情報としての付加データ構成ビット情報の取得処理を実行する付加データデコードステップとを有し、
前記付加データデコードステップは、
付加データの記録領域に対応する変調レコーディングフレームの構成データのパリティを前記記録データの状態として算出し、該パリティが、偶数であるか、奇数であるかの状態に基づいて、前記付加データの構成ビット値が0であるか1であるかの識別処理を実行するステップを含むことを特徴とする情報再生処理方法。 - 前記情報再生処理方法は、さらに、
取得した付加データ構成ビット情報に基づいて、前記情報記録媒体に格納されたコンテンツの暗号鍵情報、暗号鍵生成情報、コンテンツ再生制御情報、コンテンツコピー制御情報の少なくともいずれかの情報を生成する処理を実行するステップを含むことを特徴とする請求項17に記載の情報再生処理方法。 - 情報記録処理を実行するコンピュータ・プログラムであり、
付加データの構成ビット値と、付加データを格納するレコーディングフレームの構成データのデータ状態とに基づいて、当該レコーディングフレームに設定するDC制御ビットのビット値を決定するDC制御ビット指示ステップと、
記録対象データに対して前記DC制御ビット指示ステップにおいて指示されたDC制御ビットを設定し、データ変調処理を実行し変調レコーディングフレームを生成する変調データ生成ステップとを有し、
前記DC制御ビット指示ステップは、
前記付加データの構成ビット値が0であるか1であるか、および、
レコーディングフレームの構成データのパリティが偶数であるか、奇数であるか、
上記2つの条件に基づいて、当該レコーディングフレームに設定するDC制御ビットのビット値を決定する処理を実行するステップを含むことを特徴とするコンピュータ・プログラム。 - 情報記録処理を実行するコンピュータ・プログラムであり、
付加データの構成ビット値と、付加データを格納するレコーディングフレームの構成データのデータ状態とに基づいて、当該レコーディングフレームに設定するDC制御ビットのビット値を決定するDC制御ビット指示ステップと、
記録対象データに対して前記DC制御ビット指示ステップにおいて指示されたDC制御ビットを設定し、データ変調処理を実行し変調レコーディングフレームを生成する変調データ生成ステップとを有し、
前記DC制御ビット指示ステップは、
前記付加データを格納するレコーディングフレームに設定する全てのDC制御ビットのトータルパリティを偶数に設定するか、または奇数に設定するかを、付加データの構成ビット値と、付加データを格納するレコーディングフレームの構成データのデータ状態とに基づいて決定する処理を実行するステップを含むことを特徴とするコンピュータ・プログラム。 - 情報記録媒体に格納された情報の再生処理を実行するコンピュータ・プログラムであり、
情報記録媒体から読み取られたデータの復調処理を実行する復調ステップと、
記録データの状態算出処理を実行し、該状態算出結果に基づいて、付加データの記録領域に格納された記録情報としての付加データ構成ビット情報の取得処理を実行する付加データデコードステップとを有し、
前記付加データデコードステップは、
付加データの記録領域に対応する変調レコーディングフレームの構成データのパリティを前記記録データの状態として算出し、該パリティが、偶数であるか、奇数であるかの状態に基づいて、前記付加データの構成ビット値が0であるか1であるかの識別処理を実行するステップを含むことを特徴とするコンピュータ・プログラム。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003319589A JP3953007B2 (ja) | 2003-09-11 | 2003-09-11 | 情報記録処理装置、情報再生処理装置、情報記録媒体、および方法、並びにコンピュータ・プログラム |
US10/571,307 US20060291357A1 (en) | 2003-09-11 | 2004-09-01 | Information recording processing device, information reproduction processing device, information recording medium and method, and computer program |
PCT/JP2004/012655 WO2005027123A1 (ja) | 2003-09-11 | 2004-09-01 | 情報記録処理装置、情報再生処理装置、情報記録媒体、および方法、並びにコンピュータ・プログラム |
TW093127358A TW200521982A (en) | 2003-09-11 | 2004-09-10 | Information recording processing device, information reproduction processing device, information recording medium, method and computer program |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003319589A JP3953007B2 (ja) | 2003-09-11 | 2003-09-11 | 情報記録処理装置、情報再生処理装置、情報記録媒体、および方法、並びにコンピュータ・プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005085424A JP2005085424A (ja) | 2005-03-31 |
JP3953007B2 true JP3953007B2 (ja) | 2007-08-01 |
Family
ID=34308572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003319589A Expired - Fee Related JP3953007B2 (ja) | 2003-09-11 | 2003-09-11 | 情報記録処理装置、情報再生処理装置、情報記録媒体、および方法、並びにコンピュータ・プログラム |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20060291357A1 (ja) |
JP (1) | JP3953007B2 (ja) |
TW (1) | TW200521982A (ja) |
WO (1) | WO2005027123A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007215162A (ja) * | 2006-01-11 | 2007-08-23 | Canon Inc | 情報処理装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 |
JP2009289310A (ja) * | 2008-05-28 | 2009-12-10 | Fujitsu Ltd | エラー訂正方法及びエラー訂正回路、並びに磁気ディスク装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002533974A (ja) * | 1998-12-21 | 2002-10-08 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | nビットソースワードを対応するmビットチャネルワードに符号化し、mビットチャネルワードを対応するnビットソースワードに復号化する装置 |
KR20020038709A (ko) * | 2000-06-02 | 2002-05-23 | 요트.게.아. 롤페즈 | 이진 소스신호의 복수의 데이터 비트의 스트림을 이진채널신호의 복수의 데이터 비트의 스트림으로 인코딩하는장치, 메모리장치, 정보 기록장치, 기록매체, 코딩장치와,재생장치 |
JP2002150698A (ja) * | 2000-11-06 | 2002-05-24 | Pioneer Electronic Corp | 情報記録方法、情報記録装置、情報再生方法及び情報再生装置 |
MXPA03005753A (es) * | 2000-11-27 | 2005-02-17 | Macrovision Europ Ltd | Un disco dvd protegido contra copias y metodo para producir y validar el mismo. |
JP3516142B2 (ja) * | 2001-06-12 | 2004-04-05 | ソニー株式会社 | 記録媒体の記録装置及び記録方法、記録媒体の再生装置及び再生方法、データ出力方法並びにデータ復号方法、 |
JP2003045128A (ja) * | 2001-07-31 | 2003-02-14 | Sony Corp | データ記録装置および方法、データ再生装置および方法、並びに記録媒体 |
JP3769753B2 (ja) * | 2003-03-24 | 2006-04-26 | ソニー株式会社 | 符号化装置および符号化方法、記録媒体、並びにプログラム |
-
2003
- 2003-09-11 JP JP2003319589A patent/JP3953007B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2004
- 2004-09-01 WO PCT/JP2004/012655 patent/WO2005027123A1/ja active Application Filing
- 2004-09-01 US US10/571,307 patent/US20060291357A1/en not_active Abandoned
- 2004-09-10 TW TW093127358A patent/TW200521982A/zh unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW200521982A (en) | 2005-07-01 |
US20060291357A1 (en) | 2006-12-28 |
TWI313449B (ja) | 2009-08-11 |
WO2005027123A1 (ja) | 2005-03-24 |
JP2005085424A (ja) | 2005-03-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2280906C2 (ru) | Защита от копирования для оптических дисков | |
US7624282B2 (en) | Method and apparatus for DVD copy protection with selective data pattern insertion | |
JP4110530B2 (ja) | 情報記録処理装置、情報再生処理装置、情報記録媒体、および方法、並びにコンピュータ・プログラム | |
JP3972879B2 (ja) | 情報記録処理装置、情報再生処理装置、情報記録媒体、および方法、並びにコンピュータ・プログラム | |
US20050015616A1 (en) | Copy protected mastering system | |
JP3982488B2 (ja) | 情報記録処理装置、情報再生処理装置、情報記録媒体、および方法、並びにコンピュータ・プログラム | |
JP3953007B2 (ja) | 情報記録処理装置、情報再生処理装置、情報記録媒体、および方法、並びにコンピュータ・プログラム | |
JP3953008B2 (ja) | 情報記録処理装置、情報再生処理装置、情報記録媒体、および方法、並びにコンピュータ・プログラム | |
US20060120685A1 (en) | Data recording method and device, data recording medium, data reproduction method and device, data transmission method and device, and data reception method and device | |
JP3965961B2 (ja) | 記録媒体、記録方法、記録装置、再生方法及び再生装置 | |
JP4140485B2 (ja) | 情報記録処理装置、情報再生処理装置、情報記録媒体、および方法、並びにコンピュータ・プログラム | |
JP3941764B2 (ja) | 情報記録処理装置、情報再生処理装置、情報記録媒体、および方法、並びにコンピュータ・プログラム | |
EP0940810A1 (en) | Recording medium with copyright protection features | |
JP3982489B2 (ja) | 情報記録処理装置、情報再生処理装置、情報記録媒体、および方法、並びにコンピュータ・プログラム | |
JP2005071490A (ja) | 情報記録処理装置、情報再生処理装置、情報記録媒体、および方法、並びにコンピュータ・プログラム | |
JP2005158135A (ja) | 情報記録処理装置、情報再生処理装置、情報記録媒体、および方法、並びにコンピュータ・プログラム | |
JP2005216396A (ja) | 情報記録処理装置、情報再生処理装置、情報記録媒体、および方法、並びにコンピュータ・プログラム | |
US20050140527A1 (en) | Information recording processor, information playback processor, method therefor, and information recording medium and computer program used therewith | |
JP2005092990A (ja) | 情報記録処理装置、情報再生処理装置、情報記録媒体、および方法、並びにコンピュータ・プログラム | |
CN1707676B (zh) | 具有链接区域的记录介质及记录和再现数据的设备和方法 | |
JP4665974B2 (ja) | 情報記録媒体 | |
JP2008520055A (ja) | ポストレコーディングに適した記録キャリアの製造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060905 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061106 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070410 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070423 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |