JP3839580B2 - 半導体基板の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、GaN系化合物半導体から構成される半導体基板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、青色のLEDは、赤色や緑色のLEDに比べて輝度が小さく実用化に難点があったが、近年、InAlGaN系化合物半導体からなるGaN系化合物半導体層を用い、ドーパントとしてMgをドープした低抵抗のp型半導体層が得られたことにより、高輝度青色LEDが実用化され、さらには、実用化には至らないが室温で連続発振するレーザダイオードも開発されている。
【0003】
図8は文献「Japanese Journal of Applied Physics vol.34(1995) p.L1332〜L1335」に示されているGaN系化合物半導体を用いた発光ダイオード(LED)の断面図である。
【0004】
図8のLEDは、サファイア(Al2O3単結晶)からなる100〜300μmの基板101上にn型のGaNなどからなる低温バッファ層102と、n型のGaN層103と、ノンドープのInyGa(1-y)N (0<y<1)などからなる活性層104と、p型AlxGa(1-x)N (0<x<1)などからなるバリア層105と、p型GaNなどからなるキャップ層106とが、有機金属化学気相成長法(以下、MOCVD法という)により順次積層されている。
【0005】
そして、この積層された半導体層の一部がエッチングにより除去されて露出したn型GaN層103上に、n側電極108が形成され、また、キャップ層106上に、p側電極107が形成され、これによってLEDが形成されている。
【0006】
また、図9は、文献「Japanese Journal of Applied Physics vol.35(1996) p.L74〜L76」に示されているような端面発光型レーザダイオード(LD)の斜視図である。
【0007】
図9のLDは、図8のLEDと同様に、サファイア(Al2O3単結晶)からなる100〜300μmの基板122上に、n型のGaNなどからなる低温バッファ層121と、n型のGaNからなる高温バッファ層120と、n型InyGa(1-y)N層119と、n型のAlxGa(1-x)N (0<x<1)層118と、n型GaN層117と、ノンドープのInGaN MQWなどからなる活性層116と、p型AlzGa(1-z)N (0<z<1)層115と、p型GaN層114と、p型AluGa(1-u)N (0<u<1)層113と、p型GaN層などからなるキャップ層112とが、MOCVD法により順次積層されている。
【0008】
そして、この積層された半導体層をリッジ状にドライエッチングすることによって、光導波路と共振器端面124が形成され、さらに、エッチングにより露出した高温バッファ層120上にn側電極123が形成され、また、キャップ層112上にp側電極111が形成され、これによって、LDが形成されている。
【0009】
また、従来、GaN系化合物半導体の結晶性を向上するために、選択成長と横方向の成長により、クラックの無い厚いGaN単結晶層を形成する方法が提案されている(文献 「Jpn. J. Appl. Phys.」 Vol.36 (1997) pp.L899-L902)。
【0010】
図10は選択成長用のマスクパターンを示す図であり、図11(a)乃至(e)は、図10のマスクパターンの作製方法を説明するための図である。なお、図11(a)乃至(e)は図10のA−A’線における断面で見たものである。
【0011】
図11を参照すると、まず、図11(a)の工程でサファイア基板151上に核発生層としてGaN薄膜152を積層し、次いで、図11(b)の工程で核発生層152上に、7μmピッチで1〜4μm幅のストライプパターンが開いたSiO2からなる選択成長用マスク153を形成する。このストライプパターンはGaN薄膜152の〈11−20〉方向に沿って形成される(図10を参照)。その後、図11(c),(d),(e)の工程で、選択成長と横方向の成長でクラックの無いGaN膜154の結晶成長を行なう。この場合、GaNは、始め、ストライプパターンの露出した核発生層152表面に選択成長し、その後、{1−101}面が現われ、マスク153上を横方向に成長する(図11(c))。成長が進むと、隣接したストライプ状のGaN結晶154同士が合体し(図11(d))、次第に溝156が埋まり、最後には平坦な(0001)面を上面とするGaN単結晶層155がウエハー全面に形成される(図11(e))。この方法により、ウエハー全面でクラックのないGaN厚膜が成長可能となった。この上にInGaN MQWを活性層とするLEDを作製すると、LEDの積層構造の結晶欠陥密度は、107cm-2程度に減少させることが可能となり、光出力も約3倍になっている(文献 「Record of the 16th Electronic Materials Symposium, Minoo, July 9-11, 1997 p.291-292)。
【0012】
また、図12は特開平8−316571号に示されている半導体レーザーの斜視図である。図12の半導体レーザーは、MgAl2O4基板60上に積層構造61が結晶成長され、積層構造61上にp側電極62,n側電極63が形成されて、発光素子(レーザー)として形成されている。
【0013】
ここで、この発光素子の光出射面側は、MgAl2O4基板60のへき開面602と積層構造61のへき開面601とにより形成されており、この光出射端面601は、MgAl2O4基板60を斜めにへき開することによって形成されている。すなわち、MgAl2O4基板60を使用することにより、斜めへき開による光共振器端面の形成を可能にしている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
このように、低温バッファ層の技術や、選択成長によるGaN厚膜の作製技術により、サファイア等の異種基板上へ高品質のGaN系化合物半導体の結晶成長が可能となり、高輝度LEDが実現され、また、LDの室温連続発振も実現された。
【0015】
しかしながら、従来のGaN系化合物半導体を使用した発光素子は、結晶構造の異なる異種基板に成長するため、基板とGaN系化合物半導体のへき開面は必ずしも一致しているわけではない。そのため、レーザ共振器端面の形成を従来のAlGaAs系等のレーザのようにへき開法で行なうことが困難である。
【0016】
例えば、サファイアは劈開性が悪いため、LD共振器端面はドライエッチングなどの方法で作製していた。そのため、作製プロセスもドライエッチング用マスクの形成,ドライエッチング,マスク除去等の工程が必要とされ複雑化していた。さらには、GaN系化合物半導体のドライエッチング技術は未だ確立されていないため、形成された共振器ミラーには、縦筋状の凹凸があり、また、テーパー状に形成されるなど、その平滑性,平行性,垂直性は未だ十分ではない。そのため、閾電流値の増大などが起こり、実用に耐えうる素子特性を得ることは困難であった。
【0017】
また、特開平8−316571号に開示されているMgAl2O4基板では、へき開によるLD共振器端面の形成を可能としているが、基板とGaN系化合物半導体の結晶構造の違いから、基板とGaN系化合物半導体との劈開面が一致せず斜め劈開になるため、再現性に問題があった。
【0018】
また、従来のGaN系化合物半導体発光素子は絶縁性基板上に結晶成長が行なわれるため、基板裏面から電極をとることができない。そのため、電極は素子表面に形成されることになり、従来のAlGaAs系等のレーザのように基板裏面に電極を形成しダイボンディングによる実装ができない上、電極のスペースの分だけチップ面積が大きくなるといった問題も残っていた。
【0019】
本発明は、上述のような従来のGaN系化合物半導体による発光素子の種々の問題を解決し、クラックがなく、結晶欠陥や歪みなどが低減された高品質のGaN系化合物半導体により構成される半導体基板の製造方法を提供することを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、単結晶基板表面上に、選択成長のための核発生層を積層し、該核発生層上に、選択成長用マスクを積層し、該選択成長用マスクのマスクパターンを通して、GaN系化合物半導体層を選択成長して形成し、この際に、選択成長のための核発生層をAlN層で構成し、このAlN層を選択的にエッチング除去することによってGaN系化合物半導体層を分離して半導体基板とすることをことを特徴としている。
【0021】
また、請求項2記載の発明は、単結晶基板表面上に、あるいは、単結晶基板表面に積層された選択成長の核発生層となる結晶層上に、選択成長用マスクを積層し、該選択成長用マスクのマスクパターンを通して、GaN系化合物半導体層を選択成長して形成し、この際に、選択成長するGaN系化合物半導体層をGaN系化合物半導体層内の他の領域よりも結晶欠陥密度の高い領域が少なくとも1層存在する構造とし、この結晶欠陥密度の高い領域を選択的にエッチング除去することによってGaN系化合物半導体層を分離して半導体基板とすることを特徴としている。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る半導体基板の第1の実施形態を示す斜視図、図2は図1のA−A’線における断面図である。また、図3(a)〜(e)は、図1,図2の半導体基板の作製工程例を示す図である。
【0025】
この第1の実施形態の半導体基板(図1,図2の半導体基板)は、図3(a)〜(e)に示すように、単結晶基板21の表面上に、選択成長のための核発生層22を積層し、該核発生層22上に、選択成長用マスク23を積層し、該選択成長用マスク23のマスクパターンを通して、GaN系化合物半導体層24を選択成長し、この際、選択成長のための核発生層22をAlN層で構成し、このAlN層を選択的にエッチング除去することによってGaN系化合物半導体層24を分離して作製されるようになっている。
【0026】
この半導体基板の製造方法の最大の特徴は、核発生層22の材料として、AlNを用いている点にある。AlNは、GaN系化合物半導体と結晶構造が同一であり、かつ格子定数もほぼ近いことから、選択成長するGaN系化合物半導体の結晶性は異種基板に成長した場合に比べ良質なものとなる。さらに、AlN層はアルカリ溶液によるエッチングレートが大きく、GaN系化合物半導体との選択比が大きい。そのため、アルカリ溶液によってGaN系化合物半導体層24を容易に分離することができる。従って、研磨等の方法で、基板結晶を削り落とす方法に比べ、機械的ダメージが入らない良質なGaN系化合物半導体基板24を作製できる。また、基板21として、アルカリ溶液に不溶の基板材料(例えばサファイアなどの基板材料)を使用することによって、基板21を再利用することが可能となるなどの利点がある。
【0027】
なお、GaN系化合物半導体24としては、例えば、一般式がInxAlyGa(1-x-y)N(0≦x≦1,0≦y≦1,x+y≦1)で表されるIII族窒化物が用いられる。
【0028】
次に、図1,図2の半導体基板の作製工程例を図3(a)〜(e)を用いてより詳細に説明する。この作製工程例では、φ2インチのサファイア基板21の(0001)面上に、選択成長の核発生層としてのAlN層22を例えばMOCVD法によって700℃の温度で0.1μmの膜厚に積層する(図3(a))。次に、AlN層12上に選択成長用マスク23を堆積し、その後、選択成長用マスク23をパターニングし、このパターニングのパターンの部分においてAlN層22の表面を露出させる(図3(b))。なお、この作製工程例では、選択成長用マスク23の材料として、SiO2を堆積し、選択成長マスクパターンとしては、フォトリソグラフィーにより7μmピッチ,3μm幅のストライプパターンを、選択成長するGaN系化合物半導体層24の〈11−20〉方向に沿ってパターニングした。
【0029】
次いで、ストライプパターンの部分において露出しているAlN層22の表面からn−GaN単結晶層24を選択成長させる。すなわち、ストライプパターンの部分において露出しているAlN層22の表面からn−GaN単結晶24を結晶成長させ、選択成長用マスク23を埋め込むように選択成長用マスク23上でGaN系化合物半導体24を横方向にも(選択成長用マスク23の表面方向にも)成長させて、結果的に、選択成長用マスク23が埋め込まれ、図3(c)に示すようなGaN単結晶層24が形成される。
【0030】
なお、n−GaN単結晶層24の結晶成長は、HVPEで行ない、SiCl4をn型のドーピングガスとして用いることによって、n−GaN単結晶層24として、n型GaNを200μmの膜厚に結晶成長させた(図3(c))。
【0031】
このようにして、GaN単結晶層24を形成した後、GaN単結晶層24をサファイア基板21から分離する。すなわち、この作製工程例では、先ず、HF水溶液でSiO2マスク23をエッチング除去して空隙25を形成し、AlNエッチング液が浸透しやすいようにする(図3(d))。しかる後、80℃のKOH水溶液でAlN層22をエッチングして、GaN単結晶層24をサファイア基板21から分離することができる(図3(e))。これにより、具体的には、例えばφ2インチ,厚さ200μmのn−GaN単結晶24として得られる。
【0032】
このように、図1〜図3の第1の実施形態では、単結晶基板21の表面上に、選択成長のための核発生層22を積層し、該核発生層22上に、選択成長用マスク23を積層し、該選択成長用マスクのマスクパターンを通して、GaN系化合物半導体層24を選択成長し、この際、選択成長のための核発生層22をAlN層で構成し、このAlN層を選択的にエッチング除去することによってGaN系化合物半導体層24を分離して作製されるようになっており、AlNは、GaN系化合物半導体と結晶構造が同一であり、かつ格子定数もほぼ近いことから、選択成長するGaN系化合物半導体24の結晶性は、GaN系化合物半導体を異種基板に成長した場合に比べ良質なものとなる。従って、基板から分離して作製されたGaN系化合物半導体基板24の結晶性は高品質なものとなる。
【0033】
さらに、AlN層22はアルカリ溶液によるエッチングレートが大きく、GaN系化合物半導体との選択比が大きい。そのため、アルカリ溶液によってGaN系化合物半導体層24を容易に分離することができる。従って、研磨等の方法で、基板結晶を削り落とす方法に比べ、機械的ダメージが入らない良質なGaN系化合物半導体基板を作製できる。また、基板21として、アルカリ溶液に不溶の基板材料(例えばサファイアなどの基板材料)を使用することによって、基板21を再利用することが可能となるなどの利点がある。従って、このように作製されたGaN系化合物半導体基板24は安価なものとなる。
【0034】
さらに、このGaN系化合物半導体単結晶基板24上に厚いGaN系化合物半導体を成長しても熱膨張係数差による熱歪みにより発生するクラックが発生せず、良質の結晶成長を行なうことができる基板となり、さらには、へき開可能な基板となる。
【0035】
図4は本発明に係る半導体基板の第2の実施形態を示す斜視図、図5は図4のA−A’線における断面図である。また、図6(a)〜(f)は、図4,図5の半導体基板の作製工程例を示す図である。この第2の実施形態の半導体基板(図4,図5の半導体基板)は、図6(a)〜(f)に示すように、単結晶基板41の表面上に、選択成長用マスク42を積層し、該選択成長用マスク42のマスクパターンを通して、GaN系化合物半導体層を選択成長し、この際、選択成長するGaN系化合物半導体層をGaN系化合物半導体層内の他の領域よりも結晶欠陥密度の高い領域が少なくとも1層存在する構造とし、この結晶欠陥密度の高い領域を選択的にエッチング除去することによってGaN系化合物半導体層を分離して作製されるようになっている。
【0036】
この半導体基板の製造方法の最大の特徴は、選択成長するGaN系化合物半導体層において、GaN系化合物半導体層内の他の領域よりも結晶欠陥密度の高い領域が少なくとも1層存在する構造としている点である。図6(a)〜(f)の例では、GaN系化合物半導体層内の他の領域は符号45で示され、結晶欠陥密度の高い領域は符号44で示されている。
【0037】
GaN系化合物半導体層はその結晶性によってアルカリ溶液によるエッチングレートが大きく左右される。すなわち、結晶欠陥密度が大きい領域44のエッチングレートは大きく、結晶欠陥密度が小さく結晶性の良い領域45はエッチングレートが小さくほとんどエッチングされなくなる。従って、結晶欠陥密度の高い領域44を選択的にエッチング除去することによって、結晶性の良いGaN系化合物半導体層の部分45を容易に分離することができる。従って、研磨等の方法で、基板結晶を削り落とす方法に比べ、機械的ダメージが入らない良質なGaN系化合物半導体基板が作製される。また、基板41として、アルカリ溶液に不溶の基板材料(例えばサファイアなどの基板材料)を使用することによって、基板41を再利用することが可能となる。
【0038】
なお、GaN系化合物半導体44,45としては、例えば、一般式がInxAlyGa(1-x-y)N(0≦x≦1,0≦y≦1,x+y≦1)で表されるIII族窒化物が用いられる。
【0039】
次に、図4,図5の半導体基板の作製工程例を図6(a)〜(f)を用いてより詳細に説明する。この作製工程例では、φ2インチのサファイア基板41の(0001)面上に、選択成長用マスク42を堆積し、その後、選択成長用マスク42をパターニングし、このパターニングのパターンの部分においてサファイア基板41の表面を露出させる(図6(a))。なお、この作製工程例では、選択成長用マスク42の材料として、SiO2を堆積し、選択成長マスクパターンとしては、フォトリソグラフィーにより7μmピッチ,3μm幅のストライプパターンをサファイア基板41の〈11−20〉方向に沿ってパターニングした。
【0040】
次いで、ストライプパターンの部分において露出しているサファイア基板41の表面にGaN層43をMOCVD法により500℃の温度で0.05μmの膜厚に選択成長させた。すなわち、ストライプパターンのパターン内にGaN層43を成長させた(図6(b))。
【0041】
さらに、MOCVD法により900℃で結晶欠陥密度の高いGaN44を{1−101}面が現われるまで選択成長させた(図6(c))。
【0042】
しかる後、HVPE法で、SiCl4をn型のドーピングガスとして用いて、結晶欠陥密度の低いn−GaN45を200μmの膜厚に結晶成長させた(図6(d))。
【0043】
このようにして、GaN層44,45を形成した後、GaN単結晶層45をサファイア基板41から分離する。すなわち、この作製工程例では、先ず、HF水溶液でSiO2マスク42をエッチング除去して空隙46を形成し、GaNエッチング液が浸透しやすいようにする(図6(e))。しかる後、KOH水溶液で結晶欠陥密度の高い領域,すなわちGaN44をエッチングして、GaN単結晶層45をサファイア基板41から分離することができる(図6(f))。
【0044】
このように、図4〜図6の第2の実施形態では、GaN層44,45を形成する際、欠陥密度の制御は成長条件を変えるだけで行なうことができるので、異種材料を成長する必要なく反応管の汚染などを防止することができる。すなわち、作製されるGaN系化合物半導体基板を、その純度を落とすことなく作製することができる。また、結晶欠陥密度の高い領域44を選択的にエッチング除去することによって、結晶性の良いGaN系化合物半導体層45を容易に分離することができる。従って、研磨等の方法で、基板結晶を削り落とす方法に比べ、機械的ダメージが入らない良質なGaN系化合物半導体基板を作製できる。また、基板41として、アルカリ溶液に不溶の基板材料(例えば、サファイアなどの基板材料)を使用することによって、基板41を再利用することが可能となるなどの利点がある。従って、このように作製されたGaN系化合物半導体基板45は安価なものとなる。
【0045】
さらに、このGaN系化合物半導体単結晶基板45上に厚いGaN系化合物半導体を成長しても熱膨張係数差による熱歪みにより発生するクラックが発生せず、良質の結晶成長を行なうことができる基板となり、さらには、へき開可能な基板となる。
【0046】
なお、図6(a)〜(f)の例では、単結晶基板41上に、直接、選択成長用マスク42を堆積し、その後、選択成長用マスク42をパターニングし、このパターニングのパターンの部分においてサファイア基板41の表面を露出させ、ストライプパターンの部分において露出しているサファイア基板41の表面にGaN層43を成長させたが、単結晶基板41上に、選択成長の核発生層(例えばAlN層)を積層し、核発生層上に、選択成長用マスク42を堆積し、その後、選択成長用マスク42をパターニングし、このパターニングのパターンの部分において核発生層の表面を露出させ、ストライプパターンの部分において露出している核発生層の表面にGaN層43を成長させることもできる。
【0047】
なお、上述の各例(図1〜図3の例,図4〜図6の例)において、GaN系化合物半導体結晶24,45に所定の導電型の不純物(n型あるいはp型の不純物)をドーピングすることも可能であり、GaN系化合物半導体結晶24,45に所定の導電型の不純物をドーピングすることで、導電型,すなわち電気的特性を制御することができ、所望の電気特性を有するGaN系化合物半導体結晶とすることができる。
【0048】
すなわち、GaN系化合物半導体は半導体であるので、不純物のドーピング制御により、その導電型、電気抵抗等の電気的特性を制御することが可能であり、GaN系化合物半導体結晶24,45に所定の導電型の不純物をドーピングすることで、所望の電気的特性を有する基板を形成することができる。
【0049】
また、上述の各例(図1〜図3の例,図4〜図6の例)では、作製工程中、基板全面にGaN系化合物半導体結晶24,45を積層したが、基板の一部にGaN系化合物半導体結晶24,45を積層しても良い。
【0050】
図7は本発明に係る半導体発光素子の構成例を示す斜視図である。図7の半導体発光素子は、例えば図1,図2の半導体基板24、または、図4,図5の半導体基板45上に形成された少なくとも一つのp−n接合を含むGaN系化合物半導体積層構造からなる発光素子となっている。
【0051】
より具体的に、この半導体発光素子は、n−GaN単結晶基板24または45上に、n−GaN層52,n−AlGaNクラッド層53,AlGaN/InGaN 量子井戸構造活性層54,p−AlGaNクラッド層55,p−GaNキャップ層56が順次に積層されており、この積層構造のp−GaNキャップ層56上にSiO2絶縁層57が形成され、この絶縁層57にp−GaNキャップ層56表面に達する幅5μmのストライプ形状の穴が開けられた構造のものとして構成されている。
【0052】
また、図7の半導体発光素子では、絶縁層57上には、p側オーミック電極58が堆積されており、p側オーミック電極58は、露出したp−GaNキャップ層56と接触し、オーミック電極を形成している。また、n−GaN単結晶基板24または45の裏面には、n側オーミック電極59が形成されている。
【0053】
また、この半導体発光素子の光出射端面500,501はへき開によって、基板24または45に対し垂直に形成され、また、光出射端面500,501は互いに平行に形成されている。
【0054】
なお、図7の半導体発光素子において、n−GaN層52,n−AlGaNクラッド層53,AlGaN/InGaN 量子井戸構造活性層54,p−AlGaNクラッド層55,p−GaNキャップ層56はMOCVD法によって結晶成長できる。
【0055】
また、p側オーミック電極58は、Au/Niを真空蒸着し、熱処理して形成できる。また、n側オーミック電極59は、Al/Tiを真空蒸着し、熱処理して形成できる。
【0056】
このような構成の半導体発光素子では、発光素子のp型,n型層に対応した電極に電流を印加し、p−n接合に電流を注入することで、キャリアの再結合がなされ、これによって発光するものである。
【0057】
すなわち、この半導体発光素子では、p側オーミック電極58、n側オーミック電極59に電流を印加すると、AlGaN/InGaN MQW活性層54に電流が注入され、活性層54においてキャリアの再結合によって発光し、光出射端面500,501によって形成される共振器によって、反射増幅が繰り返され、レーザ光5000,5001として外部に出力される。
【0058】
なお、発光素子を構成するGaN系化合物半導体積層構造は、少なくとも一つのp−n接合を有し、このp−n接合に電流が注入され、キャリアの再結合によって、発光する構造であれば、ホモ接合、シングルヘテロ接合、ダブルヘテロ接合、量子井戸構造、多重量子井戸構造、その他どのような構造であっても差し支えない。
【0059】
この半導体発光素子においては、図1,図2のGaN系化合物半導体基板上、または、図4,図5のGaN系化合物半導体基板上に形成されたGaN系化合物半導体積層構造からなる、基板主面に垂直なへき開面を光出射端面とする発光素子であり、従来より結晶品質の良い同種の基板上に発光素子部分が形成されていることから、発光素子を構成する積層構造の結晶性は、基板材料とGaN系化合物半導体積層構造の格子不整合による欠陥や熱膨張係数差による熱歪みやクラック等の欠陥、すなわち、発光特性や寿命に悪影響を及ぼす欠陥が低減された高品質なものとなり、そのため、発光特性が良く、寿命の長い発光素子を提供できる。
【0060】
また、光出射面が基板主面に垂直で、原子オーダーで平滑なへき開面であるので、従来のドライエッチングで形成された光出射端面のような凹凸がないため、光出射端面での散乱ロスがなく、発光特性が良好になる。また、レーザー素子の場合には、上記光出射面は、互いに平行で、平滑な共振ミラー端面となるので、従来のドライエッチングで形成された光出射端面を共振器ミラー端面とするレーザー素子に比べ、しきい電流密度が低く、外部微分効率が高い性能のよいレーザー素子を作製することができる。
【0061】
さらに、基板にはGaN系化合物半導体単結晶基板を使用しているので、基板をn型あるいはp型の導電性にすることが可能となり、この場合、基板裏面に電極を形成することができて、従来のダイボンディングによる実装ができる上、電極のスペースの分だけ、チップ面積を低減できる。
【0062】
【発明の効果】
以上に説明したように、請求項1記載の発明によれば、単結晶基板表面上に、選択成長のための核発生層を積層し、該核発生層上に、選択成長用マスクを積層し、該選択成長用マスクのマスクパターンを通して、GaN系化合物半導体層を選択成長して形成した半導体基板において、選択成長のための核発生層をAlN層で構成し、このAlN層を選択的にエッチング除去することによってGaN系化合物半導体層を分離して半導体基板を作製するようにしており、AlNは、GaN系化合物半導体と結晶構造が同一であり、かつ格子定数もほぼ近いことから、選択成長するGaN系化合物半導体の結晶性は、GaN系化合物半導体を異種基板に成長した場合に比べ良質なものとなる。従って、基板から分離して作製されたGaN系化合物半導体基板の結晶性を高品質なものにすることができる。
【0063】
さらに、AlN層はアルカリ溶液によるエッチングレートが大きく、GaN系化合物半導体との選択比が大きいので、アルカリ溶液によってGaN系化合物半導体層を容易に分離することができ、従って、研磨等の方法で、基板結晶を削り落とす方法に比べ、機械的ダメージが入らない良質なGaN系化合物半導体基板を作製できる。
【0064】
さらに、このGaN系化合物半導体単結晶基板上に厚いGaN系化合物半導体を成長しても熱膨張係数差による熱歪みにより発生するクラックが発生せず、良質の結晶成長を行なうことができる基板となり、さらには、へき開可能な基板となる。
【0065】
また、請求項2記載の発明によれば、単結晶基板表面上に、あるいは、単結晶基板表面に積層された選択成長の核発生層となる結晶層上に、選択成長用マスクを積層し、該選択成長用マスクのマスクパターンを通して、GaN系化合物半導体層を選択成長して形成した半導体基板において、選択成長するGaN系化合物半導体層をGaN系化合物半導体層内の他の領域よりも結晶欠陥密度の高い領域が少なくとも1層存在する構造とし、この結晶欠陥密度の高い領域を選択的にエッチング除去することによってGaN系化合物半導体層を分離して半導体基板を作製するようにしており、GaN層の欠陥密度の制御は成長条件を変えるだけで行なうことができるので、異種材料を成長する必要なく反応管の汚染などを防止することができる。すなわち、作製されるGaN系化合物半導体基板を、その純度を落とすことなく作製することができる。また、結晶欠陥密度の高い領域を選択的にエッチング除去することによって、結晶性の良いGaN系化合物半導体層を容易に分離することができ、従って、研磨等の方法で、基板結晶を削り落とす方法に比べ、機械的ダメージが入らない良質なGaN系化合物半導体基板を作製できる。
【0066】
さらに、このGaN系化合物半導体単結晶基板上に厚いGaN系化合物半導体を成長しても熱膨張係数差による熱歪みにより発生するクラックが発生せず、良質の結晶成長を行なうことができる基板となり、さらには、へき開可能な基板となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体基板の第1の実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A’線における断面図である。
【図3】図1,図2の基板の作製工程例を示す図である。
【図4】本発明に係る半導体基板の第2の実施形態を示す平面図である。
【図5】図4のA−A’線における断面図である。
【図6】図4,図5の基板の作製工程例を示す図である。
【図7】本発明に係る半導体発光素子の構成例を示す斜視図である。
【図8】従来のGaN系化合物半導体を用いたLEDの断面図である。
【図9】従来の端面発光型レーザーダイオードの斜視図である。
【図10】選択成長用のマスクパターンを示す図である。
【図11】図10のマスクパターンの作製方法を説明するための図である。
【図12】従来の半導体レーザーの斜視図である。
【符号の説明】
21,41 単結晶基板(サファイア基板)
22 核発生層
23,42 選択成長用マスク
24 GaN系化合物半導体層(GaN単結晶層)
44 結晶欠陥密度の高いGaN
45 結晶欠陥密度の低いGaN
52 n−GaN層
53 n−AlGaNクラッド層
54 AlGaN/InGaN量子井戸構造活性層
55 p−AlGaNクラッド層
56 p−GaNキャップ層
58 p側オーミック電極
59 n側オーミック電極
Claims (2)
- 単結晶基板表面上に、選択成長のための核発生層を積層し、該核発生層上に、選択成長用マスクを積層し、該選択成長用マスクのマスクパターンを通して、GaN系化合物半導体層を選択成長して形成し、この際に、選択成長のための核発生層をAlN層で構成し、このAlN層を選択的にエッチング除去することによってGaN系化合物半導体層を分離して半導体基板とすることを特徴とする半導体基板の製造方法。
- 単結晶基板表面上に、あるいは、単結晶基板表面に積層された選択成長の核発生層となる結晶層上に、選択成長用マスクを積層し、該選択成長用マスクのマスクパターンを通して、GaN系化合物半導体層を選択成長して形成し、この際に、選択成長するGaN系化合物半導体層をGaN系化合物半導体層内の他の領域よりも結晶欠陥密度の高い領域が少なくとも1層存在する構造とし、この結晶欠陥密度の高い領域を選択的にエッチング除去することによってGaN系化合物半導体層を分離して半導体基板とすることを特徴とする半導体基板の製造方法。
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