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JP3834252B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の位置に配置された原稿のサイズを検知し、その検知した原稿サイズで原稿の画像読取りを行なう画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、複写機、あるいは、単体のスキャナ等に用いられる画像読取装置は、所定の位置に配置された原稿の原稿サイズを自動的に検知する機能を備えたものが多く開発されている。
【0003】
このような画像読取り装置は、原稿を配置する原稿台の下方の所定位置に複数の投光素子とその投光素子に応じて配置された受光素子とからなる反射型フォトセンサが配置され、投光素子は所定の間隔でパルスを発振するパルス波発振回路と接続されている。以下、このように原稿サイズを検知するために用いられる反射型フォトセンサ及びパルス波発振回路を総称して原稿サイズ検知センサとする。この原稿サイズ検知センサと接続された画像読取り制御用のCPUは、各反射型フォトセンサの原稿検知の有無を検知し、その検知結果の組合せをもって原稿サイズを検知するようになっている。
【0004】
また、この画像読取装置に供給される電源としては、制御系ロジックICを動作させるための3.3V、あるいは5Vの電源、モータを駆動し、露光ランプを点燈させるための24Vの電源が一般的に使用されている。これらの電源以外に必要な電源がある場合は、電源のコストアップを回避するために、前述した電源からレギュレータ等を用いて必要に応じて個別につくることになる。このため、前述した電源電圧のみがスイッチング電源から供給されるので制御系ロジックICの電源は全て同一の電源を使用している。さらに、原稿サイズ検知センサの電源は、スイッチング電源より電源の供給を受けているため、画像読取装置に供給される電源に連動してON/OFFの制御がされる。つまり、画像読取装置の電源がON状態時は常時原稿サイズ検知センサに電源が供給されるようになっている。
【0005】
このような従来の画像読取装置1の原稿サイズの検知及び画像読取りは図5に示す回路構成で行なっている。原稿サイズ検知センサ2は5Vの電源3から電源が供給されるとパルス波発振回路4からパルスを発振して投光素子5が投光するようになっている。そして、受光部6の受光素子は受光するとスキャナ制御部7のCPU8の各入力ポートに受光量に応じて発生する電気信号を送信する。また、スキャナ制御部7にも電源3から電源が供給されている。
CPU8は、各入力ポートに入力される電気信号から、各入力ポートの状態を判別して原稿サイズを検知する。続いて、CPU8は、露光ランプ9を露光する。その露光ランプ9の露光が原稿に反射し、その反射された光がCCD10にて光電変換され、読取った画像をアナログ信号で信号増幅用回路であるAMP部11に出力する。そして、このアナログ信号はAMP部11で増幅され、アナログ/ディジタル変換を行なうA/D部12でアナログ信号からディジタル信号に変換された後、シェーディング補正部13で補正処理が行なわれ、画像処理部14を通り、画像データとして、例えば、画像読取装置1が複写機に組み込まれている場合はプリンター部に、単体のスキャナである場合はパーソナルコンピュータに送信される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の画像読取装置1においては、原稿サイズ検知センサ2の投光素子5がパルス波発振回路4により投光制御されているため、供給を受けている電源3に対して図5の波線で示す電源リップルが発生してしまう場合がある。電源3は画像読取装置1の制御系ロジックICの電源でもあるため電源リップルが発生すると、この電源3に接続されている他の制御部、AMP部11、A/D部12、シェーディング補正部13、画像処理部14等に大きな影響を与えることになる。最も大きく影響を受ける制御部としては、CCD10からのアナログ信号を増幅する回路部分であるAMP部11であり、このAMP部11に電源リップルが生じると画像信号へ重畳され縞模様(モアレ)画像を生じてしまう。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、所定の位置に配置された原稿から原稿サイズを検知し、その検知した原稿サイズで原稿の画像読取りを行なうときに画像不具合の発生を防止する画像読取装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、所定位置に配置された原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知センサを有し、この原稿サイズ検知センサにより検知した原稿サイズで前記原稿の画像読取を行なう画像読取装置において、原稿から読取った画像の画像データを生成する画像処理を行なうための、例えば、AMP部、シェーディング補正部及び画像処理部が設けられた制御部に供給する電源と、この電源により充電されるとともに回路により前記電源から分離される前記電源と異なる電源と、原稿サイズ検知センサに供給する電源を異なる電源にし、原稿サイズ検知センサに供給する電源を所定のタイミングでON/OFF制御して、画像データを生成する処理を行なうときに原稿サイズ検出センサに供給する電源をOFFするようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の画像読取装置が複写機に適用された一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は複写機20の要部構成を示すブロック図である。複写機20の要部構成は、システム制御部21、ROM22、RAM23、時計部24、表示・操作パネル25、スキャナ制御部26、スキャナ部27、原稿サイズ検知センサ部28、印刷制御部29、印刷部30からなる。
システム制御部21、ROM22、RAM23、時計部24、表示・操作パネル25、スキャナ制御部26、印刷制御部29はバスラインを介して接続されている。また、スキャナ制御部26にはスキャナ部27と原稿サイズ検知センサ部28とが接続され、印刷制御部29には印刷部30がバスラインを介して接続されている。
【0010】
システム制御部21は、ROM22に格納された制御プログラムに基づいて各部を総括制御するための制御処理を行なうことで複写機20としての動作を実現する。
ROM22はシステム制御部21の制御プログラム等を記憶する。
RAM23は、システム制御部21が各種の処理を行なうために必要となる各種の情報を記憶するためのワークエリアなどとして使用される。
時計部24は、計時動作を常時行なう。
【0011】
表示・操作パネル25は、ユーザによるシステム制御部21に対する各種の指示入力、例えば、コピーを開始するためのスタートキー32の入力を受け付けるためのキー入力部や、ユーザに対して報知すべき各種の情報をシステム制御部21の制御の下に表示するための、例えば液晶ディスプレイ33で構成された表示部などを有する。
【0012】
原稿サイズ検知センサ部28は、図示しない原稿台に予め設定された原稿の基準位置に配置された原稿のサイズを検知する。
スキャナ制御部26は、スキャナ部27を制御することにより原稿サイズ検知センサ部28で検知した原稿サイズで原稿台に配置された原稿の読取りを行って、その原稿の画像データを生成する。
印刷部30はスキャナ制御部26で生成した画像データを、図示しない通紙経路を通過して送られる用紙に印刷して原稿の複写を行なう。
【0013】
このように構成された複写機20において、システム制御部21が実行するROM22に格納される制御プログラムは、複写機における一般的なプログラムが格納されている。また、複写機20は、待機状態になってから時計部24で計時した時間が所定時間経過すると消費する電力を節約する省電力モードにモード変更されるようになっている。
【0014】
図2はユーザによるシステム制御部21に対する各種の指示入力を受け付けたときに、システム制御部21がコマンドを送信するときの流れを概略的に説明する図である。
【0015】
例えば、表示・操作パネル25に設けられたスタートキー32がユーザにより入力されると、システム制御部21はスタートキー32の入力を検出する。そして、システム制御部21は、スキャナ制御部26及び原稿検知センサ部28に供給する電源を制御するCPU34に対して画像読取りを開始するための読取り開始コマンドを送信する。CPU34はこの読取り開始コマンドを受信すると、スキャナ制御部26を制御して画像の読取りを開始する。このようにして複写機20はユーザにより表示・操作パネル25に入力された指示を、システム制御部21で指示コマンドとして生成し、このコマンドを各部に送信するようになっている。
【0016】
図3は、スキャナ制御部26、スキャナ部27及び原稿サイズ検知センサ部28の構成を示す図である。
スキャナ部27は、図示しない24Vの電源から電源が供給され、原稿に光を露光する露光ランプ36、この露光ランプ36で原稿に露光された光の反射光を受け取り、受け取った反射光に応じてアナログ電気信号を出力するCCD37が配置されたCCD基板38などで構成される。
【0017】
スキャナ制御部26及び原稿サイズ検知センサ部28には、電源35から5Vの電源が供給されるようになっている。
スキャナ制御部26は、スキャナ制御部26及び原稿検知センサ部28に供給する電源を制御するCPU34と、CCD基板38から出力されるアナログ電気信号を増幅する信号増幅回路であるAMP部39と、AMP部39で増幅されたアナログ電気信号をディジタル電気信号に変換するA/D(アナログ/ディジタル変換)部40と、CCD37の画素のばらつきを補正するための黒シェーディング、白シェーディングを行なうシェーディング補正部41と、画像処理を行なうための画像処理部42が設けられている。AMP部39、シェーディング補正部41及び画像処理部42はそれぞれ画像処理手段を構成する。
【0018】
原稿サイズ検知センサ部28は、従来と同様な構成の原稿サイズ検知センサ43と原稿サイズ検知センサ43に電源を供給するためにスイッチング回路で構成された原稿サイズ検知センサ電源44とで構成されている。
【0019】
原稿サイズ検知センサ43は、原稿が原稿台に予め設定された基準位置に配置され、その原稿のサイズの検知を行なうときに必要な位置で原稿台下方に、投光素子と受光素子とからなる複数の反射型フォトセンサが配置されている(図示しない)。投光素子45は、所定間隔でパルスを発振するパルス波発生回路46と接続されており、このパルス波発生回路46からパルスが発生される毎に投光素子45から、例えば赤外光が投光される。受光部47はCPU34と接続されており、投光素子45から投光された光の反射光を受光部47の受光素子で受光した受光量に応じた電気信号で、受光素子毎に設けられたCPU34の入力ポートに出力する。CPU34は、図示しないプラテンカバーやオートドキュメントフィーダーが閉められたことを検出すると、入力ポートから受信した電気信号から各反射型フォトセンサが原稿を検知しているか有無を判断して原稿サイズを検知する。
【0020】
原稿サイズ検知センサ電源44は、ダイオード48、PNPトランジスタ49、抵抗50、抵抗51、NPNトランジスタ52、コンデンサ53、コンデンサ54が用いられた回路で構成されている。
【0021】
電源35から供給される5Vの電源は、ダイオード48のカソード側、PNPトランジスタ49のエミッタ端子及び抵抗50と接続されている。PNPトランジスタ49のベース端子と抵抗50の抵抗の他端が接続され、さらに、抵抗51と接続されている。この抵抗51の他端は、NPNトランジスタ52のコレクタ端子と接続されている。NPNトランジスタ52のベース端子はCPU34と接続され、エミッタ端子は接地されている。
【0022】
また、PNPトランジスタ49のコレクタ端子はコンデンサ53、コンデンサ54、ダイオード48のアノード側及び原稿サイズ検知センサ43と接続されている。
【0023】
この回路構成によると、CPU34からの制御命令によりNPNトランジスタ52のベース電流が流れると、NPNトランジスタ52のコレクタ電流が流れ、PNPトランジスタ49のベース電流、コレクタ電流が流れる。このPNPトランジスタ49のコレクタ電流が流れると、コンデンサ53に充電が行なわれる。このコンデンサ53へ充電が行なわれ電源となることにより原稿サイズ検知センサ43へ電源を供給する電源が、5Vの電源35から分離される。つまり、AMP部39、A/D部40、シェーディング補正部41、画像処理部42に供給する電源35と異なる電源から原稿サイズ検知センサ43に電源を供給することができる(電源供給手段)。
【0024】
すなわち、CPU34はNPNトランジスタ52のベース電流の流れを制御することにより、原稿サイズ検知センサ電源44のON/OFFを制御することができるようになっている。従って、CPU34はAMP部39、シェーディング補正部41及び画像処理部42に供給する電源35と連動せずに原稿サイズ検知センサ43のON/OFFを制御できるようになっている。
【0025】
次に以上のように構成された複写機20の動作について説明する。なお、複写機20の印刷機能などを実現するための動作は従来よりある複写機と同様であるので説明を省略し、ここではCPU34の制御による原稿サイズ検知センサ電源44の所定のタイミングでON/OFF制御する電源供給制御手段について詳細に説明する。
【0026】
図4はユーザにより図示しない電源の入力が行なわれたときに、スキャナ制御部26のCPU34が原稿サイズ検知センサ43のON/OFFを制御する処理の流れを示す図である。
【0027】
CPU34は電源の投入により処理を開始し、AMP部39のゲインを決定するためのCCD基板38から出力されるアナログ電気信号のピークを検出するピーク検出を開始する(ステップST101)。ピーク検出動作を開始するとCPU34は先ず、原稿サイズ検知センサ電源44をOFFし(ステップST102)、ピーク検出動作を行ってピーク検出が完了すると(ステップST103)、原稿サイズ検知センサ電源44をONする(ステップST104)。
【0028】
つまりCPU34は、ピーク検出動作時に原稿サイズ検知センサ電源44をOFFする制御を行なう。このようにピーク検出動作時に原稿サイズ検知センサ電源44をOFFできるのは、ピーク検出動作時は、通常イニシャライズ動作中であるので、原稿サイズの検知は行なっていないからである。
【0029】
上述したピーク検出が終了すると、CPU34は画像読取りを行なう待機をする待機状態となる(ステップST105)。待機状態となると、システム制御部21から省電力モードを開始するコマンドを受信したか否かを判断する(ステップST106)。
【0030】
CPU34は省電力モードを開始するコマンドを受信していないと判断すると、続いて、システム制御部21から読取り開始コマンドを受信したか否かを判断する(ステップST107)。CPU34は読取り開始コマンドを受信していないと判断すると、ステップST105の待機状態に戻る。ステップST107において、CPU34は読取り開始コマンドを受信したと判断すると、原稿台に配置された原稿の原稿サイズを検知する(ステップST108)。
【0031】
原稿サイズの検知が行なわれると、CPU34は検知した原稿サイズで画像読取りを開始する(ステップST109)。画像読取りが開始されると、CPU34は先ず、原稿サイズ検知センサ電源44をOFFする(ステップST110)。そして、シェーディング補正部41により黒シェーディング、白シェーディングのシェーディング補正を行い(ステップST111)、スキャナ部27を制御して読みとった画像を画像処理部42で画像処理をすることにより原稿の画像読取りを行なう(ステップST112)。CPU34は画像読取りの完了を検出すると(ステップST113)、原稿サイズ検知センサ電源44をONする(ステップST114)。そして、ステップST105の待機状態に戻る。
【0032】
つまりCPU34は、シェーディング補正時及び画像読取り時に原稿サイズ検知センサ電源44をOFFする制御を行なう。このようにシェーディング補正時及び画像読取り時に原稿サイズ検知センサ電源44をOFFすることができるのは、画像読取り開始コマンドを受け付けた後は、原稿サイズは既に決定済みだからである。
【0033】
一方、ステップST106において、CPU34が省電力モードを開始するコマンドを受信したと判断したときは、CPU34は省電力モードを開始する(ステップST115)。省電力モードが開始されると、CPU34は先ず、原稿サイズ検知センサ電源44をOFFする(ステップST116)。そして、CPU34はシステム制御部21から読取り開始コマンドを受信するまで待機状態を続け、読取り開始コマンドを受信すると(ステップST117)、CPU34は省電力モードを解除し(ステップST118)、原稿サイズ検知センサ電源44をONする(ステップST119)。そして、ステップST108へ進み前述した処理を繰り返す。つまりCPU34は、省電力モード時に原稿サイズ検知センサ電源44をOFFする制御を行なう。
【0034】
この実施の形態によると、CPU34は、スキャナ制御部26に電源を供給するための5Vの電源35と異なる原稿サイズ検知センサ電源44から原稿サイズ検知センサ43に電源を供給すると共に、ピーク検出時、シェーディング補正時及び画像読取り時に原稿サイズ検知センサ電源44をOFFすることにより、原稿サイズ検知センサ43に設けられているパルス波発生回路46から発生する電源に対する電源リップルが生じても電源35には影響を与えないようにできるため、AMP部39、A/D部40、画像処理部42の画像信号へ与える影響を低減でき、縞模様(モアレ)画像の発生を防止することができる。したがって、複写機20は画像不具合の発生を防止することができる。
【0035】
また、従来の原稿サイズ検知センサの電源は画像読取装置の電源と連動しているので、省電力モード時においても、原稿サイズ検知センサに通電されてしまうため省電力モード時の待機状態においても無駄な電力を消費してしまうという問題があったが、この実施の形態によると、原稿サイズ検知センサ電源44と複写機20の電源と異なる電源として分離でき、CPU34の制御により原稿サイズ検知センサ電源44のON/OFFが可能となるので、CPU34は省電力モード時に原稿サイズ検知センサ44の電源をOFFすることにより待機電力を抑制できる。
【0036】
なお、この実施の形態において、電源供給手段はトランジスタ等を使用したスイッチング回路を設けてスキャナ制御用のCPU34により電源を供給するタイミングを制御する構成としたが、このようなスイッチング回路に限られず、FETなどを使用した回路としても良い。また、原稿サイズ検知センサ電源44と原稿サイズ検知センサ43との間に物理的な接点を設けその接点の接触をスキャナ制御用CPU34が制御する構成としても良い。
【0037】
また、前記実施の形態において、スキャナ制御部26のCPU34が原稿サイズ検知センサ電源44のON/OFF制御を行なうものとしたがこれに限るものではなく、例えば、システム制御部21が原稿サイズ検知センサ電源44のON/OFF制御を行なうようにしても良い。
【0038】
さらに、本発明が複写機の画像読取装置に適用された場合について説明したが、画像読取装置を備えた装置であれば適用できるものであり、単体のスキャナにも勿論適用することができるものである。すなわち、画像読取りを行なう装置であれば本発明を適用することができる。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、原稿から読取る画像の画像不具合の発生を防止し、消費電力を抑えるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における複写機の要部構成を示すブロック図。
【図2】同実施の形態におけるコマンドの流れを説明する図。
【図3】同実施の形態におけるスキャナ部、スキャナ制御部及び原稿サイズ検知センサ部の構成を示す図。
【図4】同実施の形態における原稿サイズ検知センサ電源ON/OFF制御のタイミングを示す流れ図。
【図5】従来例におけるスキャナ制御部の構成を示す図。
【符号の説明】
34…CPU
35…電源
39…AMP部
40…A/D部
41…シェーディング補正部
42…画像処理部
43…原稿サイズ検知センサ
44…原稿サイズ検知センサ電源

Claims (5)

  1. 所定位置に配置された原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知センサを有し、この原稿サイズ検知センサにより検知した原稿サイズで前記原稿の画像読取を行なう画像読取装置において、
    原稿から読取った画像の画像データを生成するための処理を行なう画像処理手段と、この画像処理手段電源と、この電源により充電されるとともに回路により前記電源から分離される前記電源と異なる電源と、この異なる電源から前記原稿サイズ検知センサに電源を供給する電源供給手段と、この電源供給手段で前記原稿サイズ検知センサに供給する電源を所定のタイミングでON/OFF制御する電源供給制御手段とを備えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 電源供給制御手段は、前記原稿の画像読取り時に前記原稿サイズ検知センサに供給する電源をOFFすることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 電源供給制御手段は、原稿の画像を読取る前のシェーディング補正時に前記原稿サイズ検知センサに供給する電源をOFFすることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  4. 電源供給制御手段は、前記画像読取装置に電源が投入されたときに信号増幅回路のゲインを決定するためのCCDからのアナログ信号出力のピークを検出するピーク検出時に前記原稿サイズ検知センサに供給する電源をOFFすることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  5. 電源供給制御手段は、待機状態で消費する電力の低減を行なう省電力モード時に、前記原稿サイズ検知センサに供給する電源をOFFすることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
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