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JP3815019B2 - Vehicle type identification device - Google Patents

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JP3815019B2
JP3815019B2 JP00869598A JP869598A JP3815019B2 JP 3815019 B2 JP3815019 B2 JP 3815019B2 JP 00869598 A JP00869598 A JP 00869598A JP 869598 A JP869598 A JP 869598A JP 3815019 B2 JP3815019 B2 JP 3815019B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、検出領域を通行する車両に対して検出用信号を投射して距離を測定することにより対象物の外形を検出することにより車種を判別するようにした車種判別装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
この種の車種判別装置としては、例えば高速道路の料金所などに設けられるもので、通行する車両の車種に応じた通行券を自動的に発券するために発券機の手前に位置させるものがある。また、最近では、自動料金収受システムにおいて、不正車両を検知するために通行する車両の車種を別途に判別するために用いられるものがある。このようにして車種を判別する装置としては、例えば、特開昭53−41249号公報に示されるものや、あるいは米国特許第5546188号に示されるものがある。
【0003】
図29は、このような従来構成のものの一例を示すものである。すなわち、高速道路の料金所の各レーン1には、通行する車両2の車種を判別するための装置として、ガントリ3に車種判別装置4が設けられている。この車種判別装置4は、レーン1の路面に対向した状態に配置され、2本のレーザ光Xa,Xbを車両2の進行方向に対して直交する方向で所定間隔dだけ離れた走査位置La,Lbでレーン1を切断するように走査する構成とされている。
【0004】
この場合、レーザ光Xa,Xbは、パルス点灯された状態で走査位置La,Lbをそれぞれ走査されるが、このとき、照射したレーザ光に対して反射してくる光の遅延時間を測定して、その遅延時間と光速との関係から車種判別装置4からの距離を測定するように構成されている。したがって、レーン1の路面よりも高い位置に物体が存在することが検出されると、これにより車両が通行していることが判別することができる。
【0005】
また、走査位置La,Lbにおいて、走査したときの距離測定結果から、通行車両2の断面形状に対応した情報を得ることができるので、これにより車両の形状を判定することができる。さらに、車両2が通過する際に、走査位置La,Lbの間で通行速度に応じた検出時間の遅れが発生するので、この遅れ時間と走査位置La,Lbの間の距離dとの関係から通過する車両の走行速度を推定することができるので、車両2の先頭が通過した時点から末尾が通過した時点までの時間と走行速度とから車両2の車長を推定することができる。この結果、車両の外形と車長の情報が得られるので、通過車両2の車種を判定することができるようになる。
【0006】
ところが、上述のような従来構成のものでは、通過車両2の速度を走査位置La,Lb間の2点間を通過する時間差により推定するようにしているため、例えば、車両2がバスやトレーラーなどの場合で、先頭部分が走査位置La,Lbを通過した後に速度が変化したような場合には、末尾部分の通過までの時間と速度との関係から求める車長のデータの信頼性が低下する不具合がある。このような事態は、例えば、渋滞が発生している状態で十分発生し得ることであるから、正しい測定が可能な車種判別装置が望まれている。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、簡単な構成としながら、検出領域を通過するときのその通過速度が変動する場合でも確実に車種を判別することができるようにした車種判別装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明によれば、検出領域に車両が進入すると、その上方に位置する信号出力手段から投射されている検出用信号が走査手段により走査された状態で車両に照射されるようになる。照射された検出用信号が車両の各部で反射すると、これが受信手段により検出され、距離検出手段により、その反射信号の遅延時間に基づいて検出対象である車両の各部までの距離を検出するようになる。
【0009】
この場合、走査手段による検出用信号の走査方向は、車両の進行方向と直交する方向から所定の角度だけ傾けた方向に設定されているので、例えば、斜め方向に走査している場合には、車両の進行方向とその進行方向と直交する方向との両者の検出距離情報が合成された情報として検出することができる。そこで、走査を繰り返して実行することにより、あらかじめ分かっている走査方向に対する幾何学的な配置の関係から車両の進行方向の検出距離情報を分離して得ることができる。
【0010】
判別手段は、このような原理に基づいて検出距離情報から車両の進行方向に沿った検出距離情報を得て、検出領域に進入した車両の外形形状を認識し、これによって、直接車種を判別することができるようになる。
【0011】
請求項2の発明によれば、走査手段により信号出力手段の検出用信号の走査方向が車両の進行方向つまり90°の傾き角度に設定されているので、上述のようにして車両の進行方向に沿った検出距離情報を直接得ることができるので、迅速に検出対象となる車両の判別を行なうことができるようになる。
【0012】
請求項3の発明によれば、判別手段により、信号出力手段の走査方向への各走査毎に得られる外形形状をその特徴点を重ね合わせることにより通行車両の全体の外形形状を検出するので、例えば、検出対象となる車長が長く1回の走査では検出対象車両の全体の検出距離情報を得ることができない場合でも、複数回の走査を行なうことにより全体を検出することができるようになり、これにより車種を判別することができるようになる。
【0013】
請求項4の発明によれば、走査手段により信号出力手段の検出用信号の走査方向を車両の進行方向と直交方向との中間の角度の方向に沿うように設定しているので、1回の走査を行なうことにより、通行する車両の進行方向に沿った検出距離情報と進行方向と直交する方向の検出距離情報とを同等に含んだ情報として得ることができ、これらを必要な方向の情報に分離して利用することができるようになる。
【0014】
この結果、複数回の走査を繰り返すことにより、検出対象車両の進行方向に沿った外形形状を判定することができるようになると共に、進行方向と直交する方向の検出距離情報から検出対象車両の車幅情報も得ることができるので、車種の判別をより正確に行なうことができるようになる。
【0015】
請求項の発明によれば、判別手段により信号出力手段の走査方向に対する各走査毎に得られる距離検出情報から検出対象物の特徴点の移動を検出することにより、走査周期と特徴点の移動距離とからそのときの通行車両の移動速度を検出するので、その車両についてそのときの走査による検出距離情報から特徴点の情報を得ることができる車両であればそのときの走査による移動速度を検出することができるようになる。
【0016】
請求項の発明によれば、上記構成において、判別手段により通行車両の検出領域内における通行速度を特徴点の移動速度情報に基づいて検出するので、少なくとも、車両の先頭部分あるいは後尾部分が通過するときにその車両の特徴点を抽出することができるので、その通行速度を移動速度情報によって検出することができるようになる。これにより、別途に速度計測用の装置を設けることなく車両の通行速度も検出することができる。
【0017】
請求項の発明によれば、上記構成において、判別手段により通行車両の検出領域内における通行速度の変化を特徴点の移動速度情報に基づいて検出するので、加速度に相当する情報を得ることができる。また、これによって、検出領域を通過する際に車両の速度が変化する場合に対応して各走査周期毎に得られる移動速度情報から車両が減速傾向にあるのかあるいは加速傾向にあるのかが認識できるようになる。
【0018】
請求項の発明によれば、判別手段により信号出力手段の検出信号による距離検出情報に基づいて通行車両の進行方向に沿った外形形状を検出して車種を判別する場合に、走査手段による複数回の走査に渡る距離検出情報において特徴点の移動を検出できないときに、その間の通行速度をその前後に検出された通行速度およびその変化の情報により推定して移動情報とするようにしたので、例えば、バスなどの車両のように車長が長く先端部と末端部との間に特徴点が少ない車両が加速あるいは減速をしながら通過する場合などに、途中の移動速度情報が得られない間の速度を前後の通過速度から推定して得ることができるようになる。この結果、車両の長さについての検出精度の向上を図ることができるようになり、車種判別を正確に行なうことができるようになる。
【0019】
請求項の発明によれば、上記構成において、判別手段により特徴点の移動が検出できない間について、その間の通行速度の変化は連続的に生じているものとみなして通行車両の通行速度の推定を行なうので、通行速度の変化がある場合でも移動速度情報が得られない期間中の通行速度を速度の変化を推定した情報に基づいて算出することができるようになり、車種判別を正確に行なうことができるようになる。
【0020】
請求項10の発明によれば、判別手段により信号出力手段の検出信号により得られる距離検出情報から通行車両の進行方向と直交する方向の成分の情報を検出することによりその通行車両の車幅情報を得るようにしたので、進行方向に沿った外形形状の情報による車種判別要素に加えて車幅情報による車種判別要素を加味して車種判別を行なうことができるので、より正確な車種判別を行なうことができるようになる。
【0021】
請求項11の発明によれば、検出領域に対して信号出力手段を第1の信号出力手段とし、且つこれとは異なる位置に前記走査手段により走査するように設定された第2の信号出力手段を設け、判別手段を、第1および第2の信号出力手段の検出信号による距離検出情報から通行車両の車種を判別するようにしたので、異なる位置での距離検出情報に基づいて車種判別を行なうことができるようになり、より広い検出領域をカバーして検出動作を行なうことにより検出精度の向上を図ることができる。
【0022】
請求項12の発明によれば、上記構成において、走査手段により第2の信号出力手段の走査方向を第1の信号出力手段の走査方向と異なる方向に設定するように設けているので、各走査方向から得られる距離検出情報を目的とする方向に対する距離検出情報として利用することができるようになり、より広い範囲で且つ一つの走査方向だけでは得られない距離検出情報がある場合でもこれをカバーしてより精度の高い検出を行なうことができ、正確に車種判別動作を行なうことができるようになる。
【0023】
請求項13の発明によれば、上記構成について、走査手段により第2の信号出力手段の走査方向を検出領域を通行する通行車両の進行方向と直交する方向に設定したので、第2の信号出力手段から得られる距離検出情報を直接通行車両の車幅情報として得ることができるようになり、車種判別要素のひとつである車幅情報を演算処理を行なうことなく迅速に得ることができ、車種判別処理を簡単な構成で迅速に行なうことができるようになる。
【0024】
請求項14の発明によれば、走査手段により、第1の信号出力手段の走査方向を車両の進行方向に設定しているので、第1の信号出力手段から得られる距離検出情報を直接進行方向に沿った情報として得ることができるので、上述同様にして、車種判別要素である進行方向に沿った外形情報を演算処理を行なうことなく迅速に得ることができ、車種判別処理を簡単な構成で迅速に行なうことができるようになる。
【0025】
請求項15の発明によれば、車軸検出用信号出力手段を、検出領域を通行する車両に対してその側面にも検出用信号を照射可能に設け、走査手段により車軸検出用信号出力手段の検出用信号を検出領域を通行する車両の進行方向と直交する方向の距離検出情報を得るように走査するように構成しているので、通行する車両の側面に照射された検出用信号から得られる距離検出情報から、車両が接地している部分とそうでない部分とを判別することができるようになり、その車両に設けられた車輪の位置や数を認識することができるようになる。
【0026】
請求項16の発明によれば、上記構成において、判別手段により車軸検出用信号出力手段の検出信号により得られる距離検出情報から検出対象の車輪を検出してその通行車両の車軸数を判定するようにしたので、車両の外形形状や車幅情報などに加えて、車軸の検出を行なうことができるので、これによって通行車両の車種判別を高精度で行なうことができるようになる。
【0027】
請求項17の発明によれば、検出領域を車軸検出用信号出力手段による検出用信号の照射が隣接する領域内を通過する検出対象車両以外の通行車両により遮られないように分離された状態に形成しているので、上述のように車軸数を判定する際に、検出領域に対して車軸検出用信号出力手段から照射される車軸検出用信号が途中で遮られることなく確実に照射することができ、これによって通過する車両の車軸数を確実に検出することができるようになる。
【0028】
請求項18の発明によれば、信号出力手段を検出用信号としてレーザ光を出力するレーザ光源として設け、走査手段によりそのレーザ光源から出力されるレーザ光の光路を検出軸としてこれを走査方向に走査させるように構成しているので、照射領域を目的とする走査位置に絞り込んで設定することができ、しかも、距離検出を光の投光および受光の時間差に基づいて検出することができる。
【0029】
請求項19の発明によれば、上記構成において、レーザ光源としてレーザ光をパルス点灯して照射するように設け、その反射光の遅延時間に基づいて対象物までの距離を検出するようにしたので、反射光を受光するまでの遅延時間の検出精度によって距離検出の分解能が決まり、車両の距離検出情報として必要なレベルの分解能を得ることができ、しかも、パルス点灯の周期を適宜に設定することにより、走査方向への走査の速度や検出間隔を適切なレベルに設定することができる。
【0030】
請求項20の発明によれば、レーザ光源を、信号源が複数設けられる場合にはそのそれぞれに対応して設ける構成としたので、制御系統の構成を簡単にすることができ、しかも、各走査方向に対するレーザ光源の光軸調整作業を独立して行なうことができる。
【0031】
請求項21の発明によれば、レーザ光源を、信号出力手段が複数設けられる場合に、それらのうちの2以上の信号出力手段の検出用信号として兼用した構成としたので、光源の配設数を少なくして全体の構成をコンパクトなものとすることができる。
【0032】
請求項22の発明によれば、走査手段により複数の信号出力手段の1回の走査を単位としてレーザ光源によるレーザ光を走査単位毎に切り換えて走査させるようにしたので、走査単位で信号処理を行なうことができ、検出距離情報の処理を簡単に行なうことができる
請求項23の発明によれば、走査手段により複数の信号出力手段の走査をレーザ光源によるレーザ光のパルス点灯を単位として切り換えることにより見かけ上で同時に行なうように構成したので、時分割で同時に検出した情報に基づいて各走査方向に対して時間遅れのない検出距離情報として得ることができる。
【0033】
請求項24の発明によれば、走査手段によりレーザ光源のレーザ光の光路となる検出軸をミラーの反射角度を変化させることにより走査するように構成したので、レーザ光源の走査をほぼ一定の速度で一方向に繰り返し走査することができるようになり、レーザ光源を往復で走査する場合に比べて信号処理を簡単にすることができるようになり、迅速な検出動作を行なうことができる。
【0034】
請求項25の発明によれば、走査手段を、レーザ光源のレーザ光の光路となる検出軸を複数の信号出力手段の走査に対応するように分配する複走査用ミラーと、この複走査用ミラーの反射角度を変化させることにより分配される複数の走査のレーザ光を異なる走査方向に設定するように変換する光路変換手段とから構成しているので、ひとつのレーザ光源を用いて異なる走査方向に走査して距離検出情報を得る構成とすることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下、本発明を高速道路の料金所に設ける車種判別装置に適用した場合の第1の実施形態について図1ないし図11を参照しながら説明する。
図1は料金所に設けられたレーン11に配設される車種判別装置12を示す概略的な図である。車種判別装置12は、レーン11を跨ぐようにして配設されたガントリ13に、下方に向けて検出領域Sを設定するように設けられている。検出対象となる車両14はレーン11を矢印Aの方向に通行することとする。レーン11は、単車などを除いた一般的な4輪以上の車輪を有する車両14が1台分が通れる程度の道幅に設定されたものである。
【0036】
車種判別装置12は、検出領域Sに対して、車両14の進行方向Aに沿う方向に設定された走査ライン15にしたがって第1の検出用レーザ光16を走査すると共に、進行方向Aと直交する方向に設定された走査ライン17にしたがって第2検出用のレーザ光18を走査するように構成されている。第1および第2の検出用レーザ光16,18は、1走査毎に交互に走査されるようになっており、また、1回の走査を行なううちに所定の時間間隔でパルス点灯されるようになっている。
【0037】
次に、図2を参照して車種判別装置12の構成について説明する。図2においては、簡単のために、ひとつの走査ライン15あるいは17のいずれかについての検出用レーザ光16,18を出力するための構成を示している。検出用レーザ光16(18)を出力する信号出力手段としてのレーザ光投光器19および反射光16a(18a)を受光するための受信手段としての受光器20が設けられ、それぞれ距離検出手段としての距離計測器21に接続されている。
【0038】
レーザ光投光器19は、距離計測器21から所定周期の投光パルス信号が与えられると検出用信号としてのレーザ光16(18)をパルス点灯して出力するもので、受光器20は、そのレーザ光が物体により反射された反射光16a(18a)を受光して受光信号を距離計測器21に出力するようになっている。距離計測器21は、投光パルス信号と受光器20から入力される受光信号とから、それらの遅延時間tdに基づいて基準点から反射位置までの距離を求めるように構成されている。
【0039】
投光器19から出力されるレーザ光16(18)および受光器20に入射する反射光16a(18a)は、ポリゴンミラー22の反射面に入射するようになっており、さらに、反射鏡23により所定の方向に光路が変更されるようになっている。ポリゴンミラー22は、走査手段として機能するもので、駆動モータにより高速で回転されるようになっていて、その回転により正多角柱の各側面に入射される光は一方向に走査されるようになる。
【0040】
判別手段としての制御装置24は、上述したポリゴンミラー22の駆動モータの回転を制御する駆動装置25に制御信号を与えてレーザ光の投光による走査を制御すると共に、距離計測器21により検出された距離検出信号を入力して後述するように車種判別処理を行なうものである。
【0041】
なお、図示はしないが、この料金徴収用のレーン11には料金徴収のために車両14に搭載される車載機と通信を行なう路側機が設けられており、通信エリアを通過する際に、車載機に登録されたIDコードや種々のデータを授受すると共に、高速道路を通行する場合の料金の徴収データのやり取りを行なうようになっている。このとき、車種判別装置12は、車載機に登録されている車種データが実際の車両14と一致しているか否かを確認するためのものである。
【0042】
次に、本実施形態の作用について図3ないし図11も参照して説明する。
図3および図4は、車種判別装置12の基本的な動作と距離の検出処理について示している。図3(a),(b)はポリゴンミラー22により走査されるレーザ光16,18の走査角度の時間的変化を示すと共に、レーザ光をパルス点灯させるためのパルス信号を示し、同図(c),(d)は時間軸を拡大してパルス信号および受光信号を詳細に示している。
【0043】
まず、投光器19は、距離計測器21から図3(c)に示すようなパルスの繰り返し周期trで投光信号が与えられると、これに応じてレーザをパルス点灯させてレーザ光16,18を出力する。このとき、レーザ光16,18のパルス幅はtwであり、反射光16a,18aが受光器20により受光されて受光信号として出力されるまでの遅延時間はtdである。
【0044】
そして、距離計測器21は、この遅延時間tdと、レーザ光16,18の速度である光速c(=3×10m/sec )との積の値が、このレーザ光16,18が投射されて物体に到達してその反射光16a,18aが受光器20に到達するまでの光路長であり、物体までの距離dの2倍の距離2dに等しいことから、距離検出情報である物体までの距離d(=(c×td)/2)を求めることができる。
【0045】
なお、上述のようにしてレーザ光16,18がそれぞれ車両14の進行方向に沿った走査ライン15および直交する方向に対応した走査ライン17に対してパルス点灯されながら走査されており、そのときの反射光16a,18aにより得られた検出距離情報である検出距離dの情報が制御装置24に逐次入力されるようになる。レーザ光16,18の走査周期Tpおよびその間に実際にレーザ光を走査する走査時間Ts(図3(a)参照)はポリゴンミラー22の回転速度により決まるもので、パルス点灯の繰り返し周期trやこの走査時間Tsなどにより検出の分解能を設定することになる。
【0046】
これにより、例えば、レーザ光16を走査ライン15に沿って走査することにより、図4(a)に示すように、車両14の進行方向に沿った形状の検出距離情報が得られ、レーザ光18を走査ライン17に沿って走査することにより、同図(b)に示すように、車両14の車幅方向に沿った形状の検出距離情報が得られるようになる。以後、このように走査ライン15に沿って走査して検出距離情報を得ることを「縦ライン計測」と略称し、走査ライン17に沿って走査して検出距離情報を得ることを「横ライン計測」と略称することにする。
【0047】
なお、上述の構成では、横ライン計測においては、レーン11を通行する車両14に対して走査の繰り返しの周期に応じて車両14の形状を全体に渡って距離を計測したデータを得ることができるが、縦ライン計測においては、レーン11を通行する車両14に対してレーン11の中央部を通過している部分の形状を計測したデータのみが得られる構成である。
【0048】
次に、制御装置24により車両14の車種判別処理を行なう場合の処理内容について図5に示す車種判別プログラムのフローチャートにしたがって説明する。制御装置24は、車種判別プログラムをスタートすると、まず、縦ライン計測および横ライン計測を行なうことにより(ステップS1,S2)、検出領域S内に検出対象となる車両14が存在するか否かを判断し(ステップS3)、車両有りの条件が成立するまでの間はステップS1〜S3を繰り返し実施する。
【0049】
次に、制御装置24は、車両有りと判断したときには(ステップS3)、縦ライン計測および横ライン計測により得られた検出距離情報から、それらの各検出距離dに対応する位置を連結して得られる外形形状L1,L2を求めると共に、その得られた概略的な外形形状からその形状を特徴付けるデータである特徴点Pを抽出する(ステップS4)。これにより、図4(a),(b)に示したような外形形状から特徴点Pとなる位置(図中では「・」で示している)を求めることができる。この場合、図示の検出距離情報では測定間隔が広いために特徴点Pの抽出が困難となるように見えるが、実際には、検出点の設定間隔がさらに狭くなるように設定されるので、特徴点Pを求めることができる。
【0050】
次に、制御装置24は、縦ライン計測および横ライン計測を繰り返し(ステップS4,S5)、車両が存在する状態が継続している間は(ステップS6)、特徴点Pの抽出を継続して行ない(ステップS7)、このとき得られた特徴点Pの位置と前回の計測時点で得られている特徴点Pの位置とを比較することによりそれらの対応付けを行なう(ステップS8)。
【0051】
この後、制御装置24は、対応付けが行なえた特徴点Pの間の移動距離を求めて(図8参照)その間の移動速度を計算して求め(ステップS9)、続いて、外形形状の情報から車高を計測すると共に(ステップS10)、車長を計測する(ステップS11)。なお、この場合において、1回の走査で車両14の全体をカバーできない場合には、車長を計測することはできないが、特徴点Pを対応付けることにより車長を計測するための情報を関連付けることができる。
【0052】
続いて、制御装置24は、縦ライン計測および横ライン計測を行なったときに(ステップS5,S6)、車両有りと判断されないときには(ステップS7)、計測を終了し、それまでに得られたデータに基づいて通過している車両14の車種を判定し(ステップS13)、プログラムを終了してメインプログラムにリターンする。
【0053】
この場合、車種の判別にあたっては、縦ライン計測のデータでは車両14の全体の車長がほぼ特定できているが、例えば、連結器を介して連結されたトレーラなどが通過する場合において、縦ライン計測のみでは連結器部分が検出できないと別の車両として判別する場合が生ずるが、このような場合において、横ライン計測を行なっていることにより、連結器部分の存在を検出することができるので、正確な車種判別処理を行なうことができるようになっている。
【0054】
図6および図7は車両14が検出領域Sを通過する場合に測定したデータを示すもので、図6に示す場合が図7に示す場合よりも速い速度で車両14が走行したときに得られる測定データをそれぞれ示している。すなわち、ある速度で車両14が検出領域Sを通過したときに、横ライン計測および縦ライン計測のそれぞれを行なうことにより、図6(a),(b)に示すような時間の経過に伴ったデータの合成を行なうことができる。横ライン計測データからは、時間の経過に伴う車両14の車幅方向の外形の変化が得られ、縦ライン計測データからは、時間の経過に伴う車両14の進行方向の外形の変化が得られる。
【0055】
一方、図6の状態よりも遅い速度で車両14が検出領域Sを通過する場合には、1回の走査あたりの車両14の移動距離は短いので、図7(a)に示すように、横ライン計測データからは車長が長く見え、縦ライン計測データからその移動距離が短いことがわかる。したがって、縦ライン計測データから車両14の車長を計測し、横ライン計測データから車両14の幅方向のデータを得ることができるようになり、正確な車種判別を行なうことができるのである。
【0056】
上述した図6および図7の場合には、検出領域Sを通過する車両14の速度は一定である場合を想定しているが、渋滞などが生じている場合で、例えば、車両14が車種判別装置12の下を通行するときにちょうどブレーキをかけてしまうようなときには、横ライン計測データは停止した車両14の車幅方向の計測をし続けることになるので、図9(a)に示すようなデータが得られる。このような場合でも、縦ライン計測データは、同図(b)に示すように、進行方向に沿った走査毎の移動が生じていないことを検出することができるので、車種の判別を正確に行なうことができるのである。
【0057】
次に、レーン11を通過する車両が、上述した車両14とは異なり、車長が長く且つその車両の中間部においては縦ライン計測データから特徴点が得られない場合についてその車長を推定する方法について図10および図11を参照して説明する。これは、例えば、バスなどのように直方体状をなす箱型の車両で、長い車両全体が縦ライン計測では途中部分を特徴点と共に検出することができなくなるために、そのままでは車長を判別できなくなり、場合によっては車種の判定が行なえなくなる場合に対応して設けられた推定方法である。
【0058】
すなわち、図10は、バスなどの車両の途中の部分が検出領域Sを通過しているときにその移動速度を推定して車長の検出に修正を行なうようにしたプログラムを示すものである。このプログラムは、前述した車種判別プログラムに組み込まれたものであるが、ここでは、移動速度の推定に関する制御内容についてのみ説明するフローチャートを示している。
【0059】
まず、制御装置24は、前述同様にして車両有りと判断した後に(ステップS3)、縦ライン計測および横ライン計測を行なった(ステップS5,S6)後に、特徴点抽出を行なう(ステップT1)。次に、制御装置24は、その特徴点抽出の処理において縦ライン計測のデータから車両が凹凸の有る外形である場合には(ステップT2)、前述どおりにして速度の計測処理(ステップT3)や、車長の補正処理(ステップT4)が行なえるが、車両がバスのような途中の部分で凹凸のないものである場合には、ステップT2で「NO」と判断して以下に示す処理を行なうようになる。
【0060】
すなわち、制御装置24は、まず、前回までの縦ライン計測のデータから特徴点の移動により求めた移動速度のデータから、車両の進入時の移動速度の変化を算出し、そのデータから速度変化量を算出する(ステップT5)。これにより、車両が検出領域S内に進入する際の先端部の移動の加速度を求めることができるようになる。そして、特徴点の抽出ができない計測期間中においては、車両に働いている加速度が急激に変化することはないと仮定して進入時の加速度が継続するものとし、そのデータに基づいて速度を推定する(ステップT6)。
【0061】
続いて、制御装置24は、退出時の速度変化量を算出する(ステップT7)と共に、このデータからも速度を推定する(ステップT8)ようになっているが、実際には、車両が検出領域Sから退出したときまでこのデータを得ることはできないから、特徴点の移動を検出できない期間中においてはこれらステップT7,T8の処理はこの時点では行なわない。
【0062】
そして、この後、車両が検出領域Sを退出するときに退出時の速度変化量が算出されると(ステップT7)、これに基づいて、それ以前の期間で速度が検出できなかった期間についての速度を時間軸をさかのぼるようにして推定する。この場合、速度が検出できない期間における速度変化つまり加速度についても退出時の速度変化量とほぼ同じであると仮定して速度を推定する(ステップT8)。
【0063】
これにより、速度の検出ができなかった期間における車両の通過速度をその期間の前後の速度の変化量に基づいて推定することができるようになる。なお、進入時および退出時の速度変化量が異なる場合には、両方の速度変化量により挟み撃ちをするように推定して不連続点が発生する場合には、これが連続的に変化したものと推定して速度の算出処理を行なう。
【0064】
この結果、制御装置24は、推定した速度のデータに基づいて検出した速度のデータの修正処理を行ない(ステップT9)、これによって、推定処理を行なわなかった場合の車長の算出結果についても補正を行ない(ステップT10)、この結果から最終的に車種を判別する(ステップS13)。
【0065】
図11は上述のようにして車両の速度を推定する場合の2つのケースについて示すもので、第1のケースは、同図(a)に示すように、進入時と退出時の速度がほぼ同じでしかも一定速度である場合である。この場合には、速度の検出ができなかった期間中においても進入時および退出時の速度と同じであると推定することができる。
【0066】
また、第2のケースは、同図(b)に示すように、進入時に減速をして検出領域S内で停止をし、この後加速をして検出領域から退出する場合である。この場合には、進入時の速度の変化量が一定の割合で減少するので、加速度が一定であると推定することができ、その加速度をもって車両が進行すると、途中で速度がゼロとなり、停止することが推定できる。
【0067】
一方、退出時の速度の変化量が一定の割合で増加するので、この場合も加速度が一定であると推定することができ、同様に、この加速度をもって車両が進行し測定可能となった時点の速度からそれ以前の速度を推定すると、速度がゼロであった時点を求めることができ、図示のような速度の推移を得ることができる。この結果、車両が通信領域S内で停止している期間Tstについて推定することができるようになり、推定停止期間Tstおよび推定速度に基づいてこの間の移動距離を算出することができるようになる。
【0068】
次に、上述のように構成する場合における各数値の設定について、種々の場合を想定して説明する。
まず、車両の走行速度の上限を200km/hと仮定し、進行方向の分解能つまり走査回数を、少なくとも10cm進行する毎に1回の走査を行なうように設定しようとする場合には、
10(cm)/200(km/h)=1.8(msec)
となるので、走査周期Tpを1.8msec程度に設定する必要がある。したがって、この走査周期Tpの逆数で表される1秒あたりの走査回数は555回となる。
【0069】
次に、速度計測のための走査速度は、検出領域Sを通過する間に何回測定するかにより決まるので、上述同様に、例えば車両の走行速度の上限を200km/hと仮定し、検出領域Sの長さを5m程度でそこを通過する間の測定回数を少なくとも20回に設定しようとする場合には、
5(m)/200(km/h)/20(回)=4.5(msec)
となるので、走査周期Tpを4.5msec程度に設定する必要があり、1秒あたりの走査回数は222回となる。
【0070】
また、サンプリング周期trについては、走査速度と角度分解能により決まるので、例えば、車両形状を判定するのに必要な分解能を10cmに設定する場合には、検出領域Sの長さを3mとした場合に、1回の走査あたりで30回のサンプリングを行なう必要がある。図3(a)にも示したように、走査周期Tpの期間のうちの実際の走査時間Tsはこれよりも短いので、およそ半分の時間であるとして見積もると、
1.8(msec)/30(回)/2=30(μsec)
となり、サンプリング周期trはおよそ30μsecである。
【0071】
一方、速度計測の分解能を5cmとして検出領域Sの長さを5mとした場合には、1回の走査あたりで100回のサンプリングを行なう必要がある。したがって、上述同様にしてサンプリング周期trを求めると、
4.5(msec)/100(回)/2=22.5(μsec)
となる。
【0072】
検出領域Sの広さについては、ひとつのレーン11に1台の車種判別装置12を設置することが原則であるから、車幅方向の検出長さは3m〜4m程度の範囲であり、進行方向の検出長さは上述で仮定した長さ5m〜10m程度の範囲となる。なお、この進行方向の検出長さは、一般的に考えると長い方が検出精度が高くなるのであるが、実際には、車種判別装置12の設置高さをあまり高くすることができない事情から、レーザ光源を中心として広い角度に渡る走査をすることになって死角が発生してしまう場合があるので上限は10m程度となる。
【0073】
なお、上述の見積りを行なう場合にした仮定において、検出精度を10cm程度とする例を説明したが、これは、実際上では形状測定がこの程度で十分可能なレベルであることと、処理に必要な時間やコストとのトレードオフの関係にあることから、それぞれの適切な条件を選んだ結果の実用的に妥当な程度の値となっている。
【0074】
このような本実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。
すなわち、第1に、車両14の進行方向に沿った走査ライン15でレーザ光16を走査して車両14の外形を直接的に測定するので、2点間を通過する時間から速度を求めて推定する従来構成のものに比べて、正確に車両14の車長を検出することができ、これによって車種判別を確実に行なえるようになる。
【0075】
第2に、走査ライン15を車両14の進行方向に設定しているので、演算処理が簡単になる。
第3に、縦ライン計測を1回走査する毎に特徴点Pを抽出して走査毎の移動を検出できるので、検出領域S中を移動する際の車両14の速度およびその速度の変化量である加速度を検出することができる。
【0076】
第4に、上述のように速度や加速度を検出できることから、バスなどのように車体の中間部に移動を認識できるような特徴がない場合でも、車両の進入時と退出時の検出データに基づいて検出不能な部分における速度を推定することができる。これにより、例えば、渋滞などで検出領域S内で車両が停止した場合でもこれを推定することができるので、車長の検出精度を向上させることができ、車種判別を正確に行なうことができるようになる。
【0077】
第5に、縦ライン計測に加えて横ライン計測を行なっているので、レーン11の中央部において計測している縦ライン計測のみでは不十分となる場合でも、横ライン計測のデータを得ることにより、トレーラの連結部などが中央部を通過しない場合や、単車が並走する場合などでもこれを確実に認識して、より正確な検出処理を行なうことができる。
【0078】
(第2の実施形態)
図12および図13は、本発明の第2の実施形態を示すもので、第1の実施例と異なるところは、車種判別装置12に代えて進行方向に対する走査ライン15で示すラインの位置をその中心位置15に対して左右に車幅方向に任意の距離だけずらした位置で例えば走査ライン15aあるいは15bで示す位置に変更設定することができるようにした車種判別装置26を設ける構成としている。
【0079】
この場合、走査ラインの位置を変更する手段としては、通常の光学系の構成の知識により形成できる周知のものであり、図示はしないが、例えば、ポリゴンミラー22の回転軸を傾ける構成を設けたり、反射鏡23の反射角度の設定を変更する構成を設けたり、あるいは、車種判別装置26の光学系の全体を傾ける構成を設け、これをモータなどの駆動手段により駆動して変更する。
【0080】
次に、このように走査ライン15の位置を走査ライン15a,15bのように変更する場合の動作について説明する。すなわち、図13はこのような場合における車種判別プログラムのフローチャートを示すもので、第1の実施形態のものに車両位置計測のステップS14と位置補正のステップS15とを付加して構成したものである。
【0081】
すなわち、この実施形態においては、レーン11を通行する車両14がレーン11の幅に対して車幅が余裕がある場合などで、レーン11の中心からずれた位置を通行する場合や、あるいは、車幅の狭い車両例えば単車などのような場合には、横ライン計測による距離検出情報を得ることはできても、縦ライン計測による検出距離情報では車両14の中心位置からずれていることに起因して車両の正確な外形を検出することができない場合があることに対応してなされたものである。
【0082】
制御装置24により、第1の実施形態と同様にして車両有りと判断した(ステップS3)後に、車両14の車種の判別を行なうための縦ライン計測(ステップS5)および横ライン計測(ステップS6)を行なったときに、その都度、特徴点抽出を行なって(ステップS8)、そのデータに基づいて車速計測,車高計測および車長計測を行なうが(ステップS10〜S12)、このときに、横ライン計測のデータに基づいてレーン11の範囲内における車両14の位置を計測する(ステップS14)。
【0083】
これによって、走査ライン15を走査するレーザ光16の走査ライン15を車両14の外形を計測するのに適した例えば車両14の中心線を通るように走査ライン15aあるいは15bのように、中心の走査ライン15から左右にずらすように制御し(ステップS15)、以後、その走査ラインに沿って縦ライン計測を行なう。
【0084】
このような第2の実施形態によれば、第1の実施形態の効果に加えて、車両14のレーン11の通過位置を計測してその通過位置に応じて縦ライン計測の走査ライン15を適切な位置に変更設定するようにしたので、レーン11の偏った位置を通過する車両や単車などがある場合でも、確実に車両が通過する位置に縦ライン計測の走査ラインを設定して距離検出情報を得ることができるので、車両の外形を正確に検出して車種判別をより確実に行なうことができるようになる。
【0085】
(第3の実施形態)
図14ないし図18は、本発明の第3の実施形態を示すもので、第1の実施形態と異なるところは、第1の実施形態の構成に加えて、横ライン計測のための走査ライン17と同じ走査ライン17の走査位置にレーザ光を走査するものであって、レーン11から横に所定距離だけずれた位置に設けることにより、斜め上方からレーザ光を照射する車軸検出用信号出力手段としての車軸検出用横ライン計測装置27を設けている。
【0086】
図14および図15は車軸検出用横ライン計測装置27を設けた構成を示すもので、レーン11には隣接するレーン28との間に分離帯29が所定の幅で設けられている。そして、レーン11およびレーン28を共に跨ぐようにしてガントリ30が設けられており、前述の車種判別装置12が設けられると共に、車軸検出用横ライン計測装置27が分離帯29とレーン28との境界部近傍の上方位置に設けられている。
【0087】
車軸検出用横ライン計測装置27は、前述した車両判別装置12の構成と同様に構成されるもので、走査ライン17に沿って検出用レーザ光31を走査するように出力するように設けられ、その反射光を受光して距離を検出し、その検出データを車両判別装置12の制御装置24に出力するようになっている。
【0088】
図16は、制御装置24により検出領域Sを通過する車両14の車軸数を検出する過程を示す車軸数検出プログラムである。すなわち、制御装置24は、車軸検出用横ライン計測装置27の横ライン計測による距離検出データが入力されると(ステップR1)、その距離検出データに基づいて、通過している車両14のいま走査した部分が接地しているか否かを判定する(ステップR2)。
【0089】
これは、図17に示すように、走査されたレーザ光31が車両14のタイヤ14aがない部分に照射された場合(同図(a)参照)と、タイヤ14aが存在する部分に照射された場合(同図(b)参照)とで異なる距離検出データとなることを利用して判定するものである。そして、制御装置24は、距離検出データが接地している状態を示す場合には、それが車輪(タイヤ)であるか否かを判断する(ステップR3)。
【0090】
ここで、制御装置24は、複数回の走査を行なう間にその接地していると判断されている距離が、あらかじめ設定されたしきい値データに基づいて、タイヤ14aが存在すると判定できる程度である場合には、車軸数を示す変数データを「1」加算する(ステップR4)。これは、接地状態を検出した場合でもそれが車両14に搭載されているロープや付設されている泥除けなどを検出することによるタイヤの誤検出を防止するためである。そして、このような検出処理が車両14が通過するまで(ステップR5)繰り返し行なわれ、これによって、全体の車軸数を検出するものである。
【0091】
この結果、制御装置24は、車軸検出用横ライン計測装置27による検出データを合成すると、図18に示すような形状を得ることができる。そして、車長や車高あるいは車幅などのデータに加えて車軸数のデータを総合して車種を判別するようになる。
【0092】
このような第3の実施形態によれば、第1の実施形態の効果に加えて、車種判別のデータとして車軸数のデータを加えて判定することができるようになり、より正確な判別処理を行なうことができるようになる。また、この場合において、レーン11と隣接するレーン28との間に分離帯29を設けて、車軸検出用横ライン計測装置27のレーザ光31が途中で遮られるのを防止しているので、隣接するレーン28を通行する他の車両による誤検出を防止することができる。
【0093】
(第4の実施形態)
図19および図20は、本発明の第4の実施形態を示すもので、第1の実施形態と異なるところは、走査ライン15,17のそれぞれに沿って照射するレーザ光16,18を一つのレーザ光源から生成するように構成したところである。すなわち、図2に示した構成における車種判別装置12の投光器19および受光器20は1組だけ設ける構成とし、走査手段としてのポリゴンミラー22を特殊な反射面を形成したポリゴンミラー32を設けている。
【0094】
このポリゴンミラー32は、複数の走査位置に走査を行なうための複走査用ポリゴンミラーとして機能するもので、隣接する反射面32a,32bが交いに回転軸に対して反対方向に所定角度だけ傾いた状態に形成されている。例えば、図20に示すように、反射面32aに投光器19から出力されるレーザ光33が照射されると、ポリゴンミラー32の回転軸に対して下側に傾いた方向に反射され、この角度で走査され、レーザ光16として得ることができる(同図(a)参照)。一方、反射面32bにレーザ光16が照射されると、反対に上側に傾いた方向に反射され、この角度で走査され、レーザ光18として得ることができる(同図(b)参照)。この結果、同図(c)に示すように、レーザ光33がポリゴンミラー32で反射して走査されることにより、レーザ光16および18に相当するビームを得ることができる。
【0095】
さて、このようにして出力されるレーザ光16および18は、図19に示すように、各光路に沿って2枚ずつの反射鏡34〜37により互いに直交する方向に走査ラインが形成されるように反射され、これにより、投影面としての検出領域Sに対して走査ライン15および17を設定することができるようになる。
【0096】
このような第4の実施形態によれば、第1の実施形態における効果に加えて、レーザ光源をひとつ設けるだけで直交する方向に走査ライン15,17を設定することができるようになる。
【0097】
(第5の実施形態)
図21ないし図25は、本発明の第5の実施形態を示すもので、第1の実施形態と異なるところは、車種判別装置12に代えて、進行方向15にのみレーザ光16を走査する車種判別装置38を設けたところである。この第5の実施形態における構成は、第1の実施形態において車種判別装置12により横ライン計測を行なっていたのに対して、簡略的に縦ライン計測のみにより車種判別を行なうようにした構成のものである。
【0098】
そして、この実施形態においては、第1の実施形態において行なった縦ライン計測による車種判別の方法に加えて、通過する車両14の車長が検出領域Sの進行方向の長さに比べて比較的長く、1回の進行方向15に沿ったレーザ光16の走査では車両14の全体をカバーすることができない場合のデータ処理の内容について説明する。
【0099】
すなわち、図22に示すように、車両14が図中14Aの位置から14Bに示す位置に向かって進行しているとすると、このとき縦ライン計測のデータは、図23に示すように、車両14の一部を走査して得られた距離検出データが徐々に移動していく様子を呈している。このような車両14の一部を走査して得られた縦ライン計測データから、それぞれ特徴点を抽出すると、相互に関係のある特徴点が存在することからこれらを重ね合わせることができる。
【0100】
図24に示すように、例えば車両14の一部を縦ライン計測した計測データD1,D2,D3があるとすると、計測データD1の特徴点P1〜P3に対して、計測データD2の特徴点はP3と一致することがわかるので、この位置で重ね合わせることができ、計測データD2の特徴点P4は計測データD3の特徴点P4と重ね合わせることができるようになる。
【0101】
この結果、計測データD1〜D3を一致する特徴点同士で重ね合わせて、図25(a)に示すように全体の形状として得ることができ、それらの特徴点P1〜P6を得ることができる。これにより、車両14の進行方向の全体の形状が同図(b)に示すような形状として得ることができ、車長を判定することもできるようになる。
【0102】
このような第5の実施形態によれば、レーザ光16の走査ラインを進行方向15のみとした簡略的な構成としながら、検出領域S内の範囲を超える長さの車両14が通過する場合でも、その特徴点を検出することができる場合には、複数回の走査による縦ライン計測データを合成することにより全体の形状を検出することができるようになる。
【0103】
(第6の実施形態)
図26ないし図28は、本発明の第6の実施形態を示すもので、第1の実施形態と異なるところは、車種判別装置12に代えて、車種判別装置39を設ける構成としたところである。この車種判別装置39においては、走査方向を車両の進行方向15(あるいは直交する車幅方向17)から45°だけ斜めに傾けた走査ライン40にのみ設定した構成で、この斜め方向の走査ライン40に沿ってレーザ光41を照射して距離を検出するようにしている。
【0104】
図27に示すように、車両14が図中14Aの位置から14Bに示す位置に向かって進行しているとすると、このとき斜めライン計測のデータを図28に示すように時間の経過と共に3次元イメージとして得ることができる。このとき、通常の車両14は平面図で見た場合に矩形状をなしていることが一般的に仮定できるので、この仮定に基づいて、進行と共に速度が変化する場合でもその変化を補正する演算を行なうことにより図示の形状を得ることができる。
【0105】
また、これにより、進行方向15に対する車両14の外形のデータと共に車幅方向17に対する車両14の外形のデータも同時に得ることができ、しかも、車両の通行速度の変化に伴う進行方向のデータの揺れも演算を行なうことにより補正することができるようになる。なお、この実施形態の場合においては、第1の実施形態のものに比べて、実際には多少演算処理の負担が増加するが、分解能を同程度とするためには、制御装置24の演算能力を向上させることで対応することは十分可能である。
【0106】
このような第6の実施形態によれば、レーザ光41を出力する部分の構成を、レーザ光源を一つとして斜め方向の走査ライン40への走査のみを行なう簡単な構成とすることができ、ハード構成の簡略化を図ることができると共に、レーザ光源のメンテナンスに要する工数を低減しながら、走査ライン40への走査により進行方向15および車幅方向17に対する距離検出データを演算することにより得ることができるようになる。
【0107】
本発明は、上記実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形また拡張できる。
レーザ光によるスキャンは横ライン計測を先に行なっても良いし、あるいはレーザパルスを時分割で照射することにより縦ライン計測および横ライン計測を見かけ上で同時に行なうようにしても良い。この場合において、時分割でレーザパルス光を照射する場合には、検出タイミングを調整してタイミング処理を行なうことで分離しても良い。さらに、縦ラインと横ラインのレーザ光を異なる波長(周波数)の光源を用いることにより分離検出可能な構成とすれば、実質的に同時に照射することもできる。
【0108】
車速や車長あるいは車高の検出は、車種判定時にバッチ処理で行なっても良いし、縦ライン計測および横ライン計測を行なう毎に、得られたデータから検出可能な範囲内で演算処理して判定の準備をするようにしても良い。
【0109】
レーザ光は、縦ラインと横ラインは交互に1回ずつスキャンする方式に限らず、検出精度や、スキャン速度などの制約を考慮して、必要に応じてスキャンの回数を異なる条件に設定することもできる。
横ライン計測を行なうことにより、単車などの通行時に複数台が同時に通過する場合でも、これを検出して特定することができるようになる。
【0110】
ポリゴンミラー22あるいは32から照射されるレーザ光を反射鏡23あるいは34〜37によって反射させて所定の光路に導くように光学系を構成しているが、これに限らず、例えば、反射鏡を組み合わせた構成と同等の光路を設定することができるようにしたプリズムを設けて構成することもできる。
【0111】
走査手段としてのミラーは、ポリゴンミラー22以外に、例えばガルバノミラーを用いても良い。この場合、ガルバノミラーで複走査をするには、2軸で揺動することにより、分割して走査することができる。また、走査手段としては、ミラー以外に、ホログラムスキャナを用いて構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す設置状態での概略的な外観斜視図
【図2】車種判別装置の概略的な構成を示すブロック図
【図3】レーザ光の走査角および発光信号,受光信号の関係を示すタイムチャート
【図4】縦ライン計測および横ライン計測の作用説明図
【図5】車種判別プログラムのフローチャート
【図6】時間の経過に伴う横ライン計測データおよび縦ライン計測データ
【図7】車両の速度が遅い場合の図6相当図
【図8】縦ライン計測データと特徴点との関係を示す作用説明図
【図9】車両が途中で停止する場合の図6相当図
【図10】車速推定プログラムのフローチャート
【図11】車速推定の原理説明図
【図12】本発明の第2の実施形態を示す図1相当図
【図13】図5相当図
【図14】本発明の第3の実施形態を配置状態で示す全体構成の正面図
【図15】配置状態で示す全体構成の外観斜視図
【図16】車軸数検出プログラムのフローチャート
【図17】車軸検出用横ライン計測でのタイヤの有無によるデータの違いを示す図
【図18】時間の経過に伴う車軸検出用横ライン計測データ
【図19】本発明の第4の実施形態を示す光学系の配置概念図
【図20】ポリゴンミラーによるレーザ光の分割走査の説明図
【図21】本発明の第5の実施形態を示す図1相当図
【図22】レーザ光の走査と車両の位置関係を示す上面図
【図23】時間の経過に伴う縦ライン計測データ
【図24】計測データと特徴点の関係を示す図
【図25】計測データを特徴点で重ね合わせ処理をして合成した図
【図26】本発明の第6の実施形態を示す図1相当図
【図27】図22相当図
【図28】時間の経過に伴う斜めライン計測データ
【図29】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
11はレーン、12は車種判別装置、14は車両、15は第1の走査方向、16はレーザ光(第1の検出用レーザ光)、17は第2の走査方向、18はレーザ光(第2の検出用レーザ光)、19はレーザ光投光器(信号出力手段)、20は受光器(受信手段)、21は距離計測器(距離検出手段)、22はポリゴンミラー(走査手段)、23は反射鏡、24は制御装置(判別手段)、25は駆動装置、26は車種判別装置、27は車軸検出用横ライン計測装置(車軸検出用信号出力手段)、28はレーン、29は分離帯、31は検出用レーザ光、32はポリゴンミラー(複走査用ミラー)、33はレーザ光、34〜37は反射鏡、38,39は車種判別装置、40は走査ライン、41はレーザ光、Sは検出領域である。
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle type discriminating apparatus that discriminates a vehicle type by detecting a contour of an object by projecting a detection signal onto a vehicle passing through a detection region and measuring a distance.
[0002]
[Problems to be solved by the invention]
As this type of vehicle type discriminating device, for example, a device provided at a toll booth on an expressway, etc., is located in front of a ticketing machine in order to automatically issue a toll ticket according to the type of vehicle to pass. . Recently, there are automatic fee collection systems that are used to separately determine the type of vehicle that passes to detect unauthorized vehicles. As an apparatus for discriminating the vehicle type in this way, for example, there is an apparatus disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 53-41249 or an apparatus disclosed in US Pat. No. 5,546,188.
[0003]
FIG. 29 shows an example of such a conventional configuration. That is, in each lane 1 of the toll road on the highway, a vehicle type discriminating device 4 is provided in the gantry 3 as a device for discriminating the vehicle type of the passing vehicle 2. The vehicle type discriminating device 4 is arranged in a state facing the road surface of the lane 1, and the two laser beams Xa and Xb are separated by a predetermined distance d in a direction orthogonal to the traveling direction of the vehicle 2. Scanning is performed so that lane 1 is cut by Lb.
[0004]
In this case, the laser beams Xa and Xb are scanned at the scanning positions La and Lb in a pulse-lit state. At this time, the delay time of the light reflected with respect to the irradiated laser beam is measured. The distance from the vehicle type discriminating device 4 is measured from the relationship between the delay time and the speed of light. Therefore, when it is detected that an object is present at a position higher than the road surface of lane 1, it can be determined that the vehicle is passing.
[0005]
Moreover, since the information corresponding to the cross-sectional shape of the passing vehicle 2 can be obtained from the distance measurement result when scanned at the scanning positions La and Lb, the shape of the vehicle can be determined thereby. Furthermore, when the vehicle 2 passes, a detection time delay corresponding to the passage speed occurs between the scanning positions La and Lb. From the relationship between this delay time and the distance d between the scanning positions La and Lb. Since the traveling speed of the passing vehicle can be estimated, the vehicle length of the vehicle 2 can be estimated from the time and traveling speed from the time when the head of the vehicle 2 passes to the time when the tail passes. As a result, the vehicle outer shape and the vehicle length information can be obtained, so that the vehicle type of the passing vehicle 2 can be determined.
[0006]
However, in the conventional configuration as described above, the speed of the passing vehicle 2 is estimated by the time difference between the two points between the scanning positions La and Lb, so that the vehicle 2 is, for example, a bus or a trailer. In this case, when the speed changes after the head portion passes the scanning positions La and Lb, the reliability of the vehicle length data obtained from the relationship between the time until the tail portion passes and the speed decreases. There is a bug. Such a situation can occur, for example, in a state where traffic congestion has occurred. Therefore, a vehicle type identification device capable of performing correct measurement is desired.
[0007]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and its purpose is to make it possible to reliably discriminate the vehicle type even when the passing speed fluctuates when passing through the detection region while having a simple configuration. An object of the present invention is to provide a vehicle type discrimination device.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, when the vehicle enters the detection area, the detection signal projected from the signal output means located above the detection area is irradiated to the vehicle in a state scanned by the scanning means. . When the irradiated detection signal is reflected by each part of the vehicle, this is detected by the receiving means, and the distance detecting means detects the distance to each part of the vehicle that is the detection target based on the delay time of the reflected signal. Become.
[0009]
In this case, since the scanning direction of the detection signal by the scanning unit is set to a direction inclined by a predetermined angle from the direction orthogonal to the traveling direction of the vehicle, for example, when scanning in an oblique direction, Detection distance information of both the traveling direction of the vehicle and the direction orthogonal to the traveling direction can be detected as synthesized information. Therefore, by repeatedly performing the scanning, it is possible to obtain the detection distance information in the traveling direction of the vehicle separately from the geometrical arrangement relationship with respect to the scanning direction that is known in advance.
[0010]
Based on such a principle, the discriminating means obtains detection distance information along the traveling direction of the vehicle from the detection distance information, recognizes the outer shape of the vehicle that has entered the detection area, and thereby discriminates the vehicle type directly. Will be able to.
[0011]
According to the second aspect of the present invention, the scanning direction of the detection signal of the signal output means is set by the scanning means to the traveling direction of the vehicle, that is, the inclination angle of 90 °. Since the detected distance information along can be directly obtained, it becomes possible to quickly determine the vehicle to be detected.
[0012]
According to the invention of claim 3, the entire outer shape of the passing vehicle is detected by superimposing the feature points of the outer shape obtained for each scan in the scanning direction of the signal output means by the discrimination means. For example, even when the vehicle length to be detected is long and the detection distance information of the entire detection target vehicle cannot be obtained by one scan, the whole can be detected by performing a plurality of scans. This makes it possible to determine the vehicle type.
[0013]
According to the invention of claim 4, since the scanning direction of the signal for detection of the signal output means is set by the scanning means so as to be along an intermediate angle direction between the traveling direction and the orthogonal direction of the vehicle, By performing scanning, it is possible to obtain information including detection distance information along the traveling direction of the vehicle that is passing and detection distance information in a direction orthogonal to the traveling direction as equivalent information. It can be used separately.
[0014]
As a result, by repeating a plurality of scans, the outer shape along the traveling direction of the detection target vehicle can be determined, and the vehicle of the detection target vehicle is detected from the detection distance information in the direction orthogonal to the traveling direction. Since the width information can also be obtained, the vehicle type can be more accurately determined.
[0015]
  Claim5According to this invention, by detecting the movement of the feature point of the detection target object from the distance detection information obtained for each scan in the scanning direction of the signal output means by the discrimination means, from the scanning cycle and the movement distance of the feature point. Since the moving speed of the passing vehicle at that time is detected, if the vehicle can obtain feature point information from the detected distance information by scanning at that time, the moving speed by scanning at that time can be detected. become able to.
[0016]
  Claim6According to the invention, in the above configuration, since the traveling speed in the detection area of the passing vehicle is detected by the determining means based on the moving speed information of the feature point, at least when the leading portion or the trailing portion of the vehicle passes. Since the feature point of the vehicle can be extracted, the traffic speed can be detected from the moving speed information. Thereby, the traveling speed of the vehicle can be detected without providing a separate device for speed measurement.
[0017]
  Claim7According to the invention, in the configuration described above, since the change of the traveling speed in the detection area of the passing vehicle is detected based on the moving speed information of the feature point by the determining means, information corresponding to the acceleration can be obtained. Further, this makes it possible to recognize whether the vehicle tends to decelerate or accelerate from the moving speed information obtained for each scanning period corresponding to the case where the speed of the vehicle changes when passing through the detection region. It becomes like this.
[0018]
  Claim8According to this invention, when the vehicle type is discriminated by detecting the outer shape along the traveling direction of the passing vehicle based on the distance detection information based on the detection signal of the signal output unit by the discriminating unit, the scanning unit scans a plurality of times. When the movement of the feature point cannot be detected in the distance detection information over the distance, the travel speed between them is estimated based on the travel speed detected before and after that and the information of the change, and is used as the travel information. When a vehicle with a long vehicle length such as a vehicle with few feature points between the tip and end passes while accelerating or decelerating, the speed during which the moving speed information on the way cannot be obtained This can be obtained by estimating from the front and rear passage speeds. As a result, it becomes possible to improve the detection accuracy of the length of the vehicle, and to accurately determine the vehicle type.
[0019]
  Claim9According to the invention, in the above configuration, since the movement of the feature point cannot be detected by the discriminating means, it is assumed that the change in the passing speed is continuously occurring, and the passing speed of the passing vehicle is estimated. It is possible to calculate the traffic speed during the period when the travel speed information cannot be obtained even when there is a change in the traffic speed based on the information estimating the speed change, and the vehicle type can be accurately determined. It becomes like this.
[0020]
  Claim10According to this invention, the vehicle width information of the passing vehicle is obtained by detecting the component information in the direction orthogonal to the traveling direction of the passing vehicle from the distance detection information obtained from the detection signal of the signal output means by the discrimination means. As a result, the vehicle type can be discriminated in consideration of the vehicle type discriminating element based on the vehicle width information in addition to the vehicle type discriminating element based on the external shape information along the traveling direction, so that more accurate vehicle type discrimination can be performed. It becomes like this.
[0021]
  Claim11According to the invention, the signal output means is the first signal output means for the detection region, and the second signal output means set to scan by the scanning means at a position different from this is provided, Since the discrimination means discriminates the vehicle type of the passing vehicle from the distance detection information based on the detection signals of the first and second signal output means, the vehicle type discrimination can be performed based on the distance detection information at different positions. Thus, the detection accuracy can be improved by performing the detection operation while covering a wider detection area.
[0022]
  Claim12According to the invention, in the above configuration, the scanning unit is provided so that the scanning direction of the second signal output unit is set to a direction different from the scanning direction of the first signal output unit. The detected distance detection information can be used as distance detection information for the target direction, and even if there is distance detection information that cannot be obtained by a single scanning direction in a wider range, this can be covered. Detection with high accuracy can be performed, and the vehicle type discrimination operation can be performed accurately.
[0023]
  Claim13According to the invention, since the scanning direction of the second signal output means is set by the scanning means in a direction orthogonal to the traveling direction of the passing vehicle passing through the detection region, the second signal output means obtains the above configuration. Distance detection information can be obtained as vehicle width information of directly passing vehicles, vehicle width information that is one of the vehicle type identification elements can be obtained quickly without performing arithmetic processing, and vehicle type identification processing is simplified It becomes possible to perform quickly with a simple configuration.
[0024]
  Claim14According to the invention, since the scanning direction of the first signal output means is set to the traveling direction of the vehicle by the scanning means, the distance detection information obtained from the first signal output means is directly along the traveling direction. Since it can be obtained as information, it is possible to quickly obtain the outer shape information along the traveling direction, which is the vehicle type discrimination element, without performing arithmetic processing in the same manner as described above, and the vehicle type discrimination processing is quickly performed with a simple configuration. Will be able to.
[0025]
  Claim15According to the invention, the axle detection signal output means is provided so that the detection signal can be emitted also to the side surface of the vehicle passing through the detection region, and the detection signal of the axle detection signal output means is provided by the scanning means. Since scanning is performed so as to obtain distance detection information in a direction orthogonal to the traveling direction of the vehicle passing through the detection area, from the distance detection information obtained from the detection signal irradiated on the side surface of the vehicle passing through It becomes possible to discriminate between a portion where the vehicle is grounded and a portion where it is not, and can recognize the position and number of wheels provided in the vehicle.
[0026]
  Claim16According to the invention, in the above configuration, the discriminating means detects the detection target wheel from the distance detection information obtained from the detection signal of the axle detection signal output means, and determines the number of axles of the passing vehicle. In addition to the vehicle outer shape and vehicle width information, the axle can be detected, so that the vehicle type of the passing vehicle can be determined with high accuracy.
[0027]
  Claim17According to this invention, the detection area is formed in a state separated so that the detection signal irradiation by the axle detection signal output means is not blocked by a passing vehicle other than the detection target vehicle passing through the adjacent area. Therefore, when determining the number of axles as described above, the axle detection signal emitted from the axle detection signal output means can be reliably irradiated to the detection area without being interrupted. This makes it possible to reliably detect the number of axles of the vehicle passing through.
[0028]
  Claim18According to the invention, the signal output means is provided as a laser light source for outputting laser light as a detection signal, and the scanning means scans in the scanning direction using the optical path of the laser light output from the laser light source as the detection axis. Thus, the irradiation area can be narrowed down to the target scanning position and the distance can be detected based on the time difference between light projection and light reception.
[0029]
  Claim19According to the invention, in the above-described configuration, the laser light source is provided so as to irradiate the laser beam in a pulsed manner, and the distance to the object is detected based on the delay time of the reflected light. The distance detection resolution is determined by the detection accuracy of the delay time until the light is received, and the necessary level of resolution can be obtained as vehicle distance detection information. In addition, the scanning can be performed by appropriately setting the pulse lighting cycle. The scanning speed in the direction and the detection interval can be set to appropriate levels.
[0030]
  Claim20According to the invention, since a plurality of signal sources are provided corresponding to each of the signal sources, the configuration of the control system can be simplified, and the laser for each scanning direction can be simplified. The optical axis adjustment operation of the light source can be performed independently.
[0031]
  Claim21According to the invention, when a plurality of signal output means are provided, the laser light source is also used as a detection signal for two or more of the signal output means, so the number of light sources arranged can be reduced. Thus, the overall configuration can be made compact.
[0032]
  Claim22According to the invention, the scanning means switches the laser light from the laser light source for each scanning unit with one scanning of the plurality of signal output means as a unit, so that the signal processing can be performed in the scanning unit. And can easily process the detection distance information..
  Claim23According to the invention, since the scanning of the plurality of signal output means is performed by the scanning means at the same time apparently by switching the pulse lighting of the laser light by the laser light source as a unit, the information detected simultaneously by the time division is used. Based on this, it is possible to obtain detection distance information without time delay in each scanning direction.
[0033]
  Claim24According to the invention, since the detection axis that is the optical path of the laser beam of the laser light source is scanned by the mirror by changing the reflection angle of the mirror, the scanning of the laser light source is performed in one direction at a substantially constant speed. Thus, it becomes possible to perform scanning repeatedly, signal processing can be simplified as compared with a case where the laser light source is scanned in a reciprocating manner, and a rapid detection operation can be performed.
[0034]
  Claim25According to the invention, the scanning means distributes the detection axis, which is the optical path of the laser beam of the laser light source, so as to correspond to the scanning of the plurality of signal output means, and the reflection angle of the multiple scanning mirror The optical path conversion means converts the scanning laser beams distributed by changing the laser beam so that they are set in different scanning directions, so that scanning is performed in different scanning directions using a single laser light source. The distance detection information can be obtained.
[0035]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(First embodiment)
Hereinafter, a first embodiment in the case where the present invention is applied to a vehicle type discriminating apparatus provided at a toll gate on an expressway will be described with reference to FIGS. 1 to 11.
FIG. 1 is a schematic diagram showing a vehicle type discriminating device 12 disposed in a lane 11 provided in a toll gate. The vehicle type discriminating device 12 is provided on the gantry 13 disposed so as to straddle the lane 11 so as to set the detection region S downward. The vehicle 14 to be detected passes through the lane 11 in the direction of arrow A. The lane 11 is set to have a road width that allows one vehicle 14 having four or more general wheels excluding a single vehicle to pass therethrough.
[0036]
The vehicle type determination device 12 scans the first detection laser beam 16 with respect to the detection region S in accordance with a scanning line 15 set in a direction along the traveling direction A of the vehicle 14 and is orthogonal to the traveling direction A. The second detection laser beam 18 is scanned in accordance with the scanning line 17 set in the direction. The first and second detection laser beams 16 and 18 are alternately scanned every scan, and are pulse-lit at predetermined time intervals during one scan. It has become.
[0037]
Next, the configuration of the vehicle type identification device 12 will be described with reference to FIG. For the sake of simplicity, FIG. 2 shows a configuration for outputting the detection laser beams 16 and 18 for one of the scanning lines 15 or 17. A laser beam projector 19 as a signal output unit for outputting the detection laser beam 16 (18) and a light receiver 20 as a receiving unit for receiving the reflected light 16a (18a) are provided, and a distance as a distance detecting unit, respectively. It is connected to the measuring instrument 21.
[0038]
The laser beam projector 19 outputs a laser beam 16 (18) as a detection signal by pulse lighting when a projection pulse signal having a predetermined period is given from the distance measuring device 21. The reflected light 16 a (18 a) reflected by the object is received and a light reception signal is output to the distance measuring device 21. The distance measuring device 21 is configured to obtain the distance from the reference point to the reflection position based on the delay time td from the light projection pulse signal and the light receiving signal input from the light receiving device 20.
[0039]
The laser light 16 (18) output from the projector 19 and the reflected light 16a (18a) incident on the light receiver 20 are incident on the reflecting surface of the polygon mirror 22, and are further reflected by the reflecting mirror 23 to a predetermined level. The optical path is changed in the direction. The polygon mirror 22 functions as scanning means, and is rotated at a high speed by a drive motor so that light incident on each side surface of the regular polygonal column is scanned in one direction by the rotation. Become.
[0040]
The control device 24 as a discriminating means gives a control signal to the driving device 25 that controls the rotation of the driving motor of the polygon mirror 22 described above to control scanning by laser light projection, and is detected by the distance measuring device 21. The distance detection signal is input and vehicle type discrimination processing is performed as described later.
[0041]
Although not shown, the lane 11 for toll collection is provided with a roadside machine that communicates with the in-vehicle device mounted on the vehicle 14 for toll collection. The ID code and various data registered in the machine are exchanged, and the toll collection data when traveling on the highway is exchanged. At this time, the vehicle type discriminating device 12 is for confirming whether or not the vehicle type data registered in the in-vehicle device matches the actual vehicle 14.
[0042]
Next, the operation of this embodiment will be described with reference to FIGS.
3 and 4 show the basic operation of the vehicle type identification device 12 and the distance detection process. FIGS. 3A and 3B show temporal changes in the scanning angles of the laser beams 16 and 18 scanned by the polygon mirror 22, and also show pulse signals for pulse-lighting the laser beams. ) And (d) show the pulse signal and the light reception signal in detail by expanding the time axis.
[0043]
First, when a light projecting signal is given from the distance measuring device 21 with a pulse repetition period tr as shown in FIG. 3C, the light projecting device 19 turns on the laser in response to the laser light 16 and 18 in response to this. Output. At this time, the pulse width of the laser beams 16 and 18 is tw, and the delay time until the reflected lights 16a and 18a are received by the light receiver 20 and output as a light reception signal is td.
[0044]
The distance measuring device 21 then determines the delay time td and the speed of light c (= 3 × 10 10) that is the speed of the laser beams 16 and 18.8m / sec) is the optical path length from when the laser beams 16 and 18 are projected to reach the object and the reflected lights 16a and 18a reach the light receiver 20, and the distance to the object. Since it is equal to the distance 2d which is twice the distance d, the distance d (= (c × td) / 2) to the object which is distance detection information can be obtained.
[0045]
As described above, the laser beams 16 and 18 are scanned while being lit on the scanning line 15 along the traveling direction of the vehicle 14 and the scanning line 17 corresponding to the orthogonal direction, respectively. Information on the detection distance d, which is detection distance information obtained from the reflected lights 16a and 18a, is sequentially input to the control device 24. The scanning period Tp of the laser beams 16 and 18 and the scanning time Ts (see FIG. 3A) during which the laser beam is actually scanned are determined by the rotational speed of the polygon mirror 22. The detection resolution is set by the scanning time Ts and the like.
[0046]
Accordingly, for example, by scanning the laser beam 16 along the scanning line 15, as shown in FIG. 4A, detection distance information having a shape along the traveling direction of the vehicle 14 is obtained, and the laser beam 18 is obtained. , Along the scanning line 17, the detected distance information having a shape along the vehicle width direction of the vehicle 14 can be obtained as shown in FIG. Hereinafter, scanning along the scanning line 15 to obtain detection distance information is abbreviated as “vertical line measurement”, and scanning along the scanning line 17 to obtain detection distance information is referred to as “horizontal line measurement”. ".
[0047]
In the above-described configuration, in the horizontal line measurement, it is possible to obtain data obtained by measuring the distance of the entire shape of the vehicle 14 in accordance with the scanning cycle of the vehicle 14 passing through the lane 11. However, in the vertical line measurement, only the data obtained by measuring the shape of the portion passing through the central portion of the lane 11 with respect to the vehicle 14 passing through the lane 11 is obtained.
[0048]
Next, processing contents when the control device 24 performs the vehicle type determination process of the vehicle 14 will be described with reference to the flowchart of the vehicle type determination program shown in FIG. When starting the vehicle type discrimination program, the control device 24 first performs vertical line measurement and horizontal line measurement (steps S1 and S2) to determine whether or not the vehicle 14 to be detected exists in the detection region S. Judgment is made (step S3), and steps S1 to S3 are repeated until the vehicle presence condition is satisfied.
[0049]
Next, when it is determined that there is a vehicle (step S3), the control device 24 obtains by connecting the positions corresponding to the respective detection distances d from the detection distance information obtained by the vertical line measurement and the horizontal line measurement. The obtained outer shapes L1 and L2 are obtained, and the feature point P which is data characterizing the shape is extracted from the obtained outline outer shape (step S4). Thereby, the position (indicated by “·” in the figure) that becomes the feature point P can be obtained from the outer shape as shown in FIGS. In this case, in the illustrated detection distance information, it seems that it is difficult to extract the feature point P because the measurement interval is wide, but in practice, the detection point setting interval is set to be further narrowed. Point P can be determined.
[0050]
Next, the control device 24 repeats the vertical line measurement and the horizontal line measurement (steps S4 and S5), and continues to extract the feature points P while the vehicle exists (step S6). (Step S7), the position of the feature point P obtained at this time is compared with the position of the feature point P obtained at the previous measurement time (step S8).
[0051]
Thereafter, the control device 24 obtains a movement distance between the feature points P that can be associated (see FIG. 8), calculates and obtains a movement speed between them (step S9), and subsequently information on the outer shape. The vehicle height is measured (step S10), and the vehicle length is measured (step S11). In this case, if the entire vehicle 14 cannot be covered by a single scan, the vehicle length cannot be measured, but the information for measuring the vehicle length is associated by associating the feature point P. Can do.
[0052]
Subsequently, the control device 24 ends the measurement when the vertical line measurement and the horizontal line measurement are performed (steps S5 and S6), and when it is not determined that the vehicle is present (step S7), the data obtained so far. The vehicle type of the passing vehicle 14 is determined based on (step S13), the program is terminated, and the process returns to the main program.
[0053]
In this case, in determining the vehicle type, the total vehicle length of the vehicle 14 can be substantially specified by the data of the vertical line measurement. For example, when a trailer connected via a coupler passes, If the connector part cannot be detected only by measurement, it may be determined as another vehicle, but in such a case, by performing the horizontal line measurement, the presence of the connector part can be detected. Accurate vehicle type discrimination processing can be performed.
[0054]
6 and 7 show data measured when the vehicle 14 passes through the detection region S. The data shown in FIG. 6 is obtained when the vehicle 14 travels at a higher speed than the case shown in FIG. The measurement data is shown respectively. That is, when the vehicle 14 passes through the detection region S at a certain speed, by performing each of the horizontal line measurement and the vertical line measurement, with the passage of time as shown in FIGS. Data composition can be performed. From the horizontal line measurement data, a change in the outer shape in the vehicle width direction of the vehicle 14 with the passage of time is obtained, and from the vertical line measurement data, a change in the outer shape of the vehicle 14 in the traveling direction with the passage of time is obtained. .
[0055]
On the other hand, when the vehicle 14 passes through the detection region S at a speed slower than that in the state of FIG. 6, the movement distance of the vehicle 14 per scan is short, so as shown in FIG. From the line measurement data, it can be seen that the vehicle length is long, and from the vertical line measurement data, the moving distance is short. Therefore, the vehicle length of the vehicle 14 can be measured from the vertical line measurement data, and the data in the width direction of the vehicle 14 can be obtained from the horizontal line measurement data, and accurate vehicle type discrimination can be performed.
[0056]
In the case of FIG. 6 and FIG. 7 described above, it is assumed that the speed of the vehicle 14 passing through the detection region S is constant. However, in the case where there is a traffic jam or the like, for example, the vehicle 14 determines the vehicle type. As shown in FIG. 9 (a), the lateral line measurement data continues to be measured in the vehicle width direction of the stopped vehicle 14 when the brake is applied just when passing under the device 12. Data can be obtained. Even in such a case, the vertical line measurement data can detect that there is no movement for each scan along the traveling direction as shown in FIG. It can be done.
[0057]
Next, the vehicle passing through the lane 11 is different from the vehicle 14 described above, and the vehicle length is estimated when the vehicle length is long and the characteristic point cannot be obtained from the vertical line measurement data in the middle part of the vehicle. The method will be described with reference to FIGS. This is, for example, a box-shaped vehicle that has a rectangular parallelepiped shape, such as a bus, and the length of the entire long vehicle cannot be detected along with the feature points in the vertical line measurement. This is an estimation method provided for the case where the vehicle type cannot be determined depending on circumstances.
[0058]
That is, FIG. 10 shows a program that estimates the moving speed and corrects the detection of the vehicle length when a part of the vehicle such as a bus passes through the detection region S. This program is incorporated in the above-described vehicle type discrimination program, but here, a flowchart for explaining only the control content relating to the estimation of the moving speed is shown.
[0059]
First, after determining that a vehicle is present (step S3), the control device 24 performs vertical line measurement and horizontal line measurement (steps S5 and S6), and then performs feature point extraction (step T1). Next, in the feature point extraction process, when the vehicle has an uneven outer shape from the vertical line measurement data (step T2), the control device 24 performs the speed measurement process (step T3) as described above. The vehicle length correction process (step T4) can be performed, but if the vehicle has no irregularities in the middle of the bus, it is determined as “NO” in step T2 and the following process is performed. To do.
[0060]
That is, the control device 24 first calculates the change in the moving speed when the vehicle enters from the moving speed data obtained by the movement of the feature point from the data of the vertical line measurement until the previous time, and the speed change amount from the data. Is calculated (step T5). Thereby, the acceleration of the movement of the tip when the vehicle enters the detection region S can be obtained. Then, during the measurement period during which feature points cannot be extracted, it is assumed that the acceleration applied to the vehicle does not change suddenly, and the acceleration at the time of entry continues, and the speed is estimated based on the data. (Step T6).
[0061]
Subsequently, the control device 24 calculates the speed change amount at the time of exit (step T7) and estimates the speed from this data (step T8). Since this data cannot be obtained until the exit from S, during the period in which the movement of the feature points cannot be detected, the processing of these steps T7 and T8 is not performed at this time.
[0062]
After that, when the speed change amount at the time of exit is calculated when the vehicle exits the detection area S (step T7), based on this, the speed for the period in which the speed could not be detected in the previous period is calculated. The speed is estimated by going back in time. In this case, the speed is estimated on the assumption that the speed change during the period in which the speed cannot be detected, that is, the acceleration, is substantially the same as the speed change amount at the time of exit (step T8).
[0063]
As a result, the passing speed of the vehicle during a period in which the speed could not be detected can be estimated based on the amount of change in speed before and after that period. If the speed change amount at the time of entering and leaving is different, if it is estimated that a pinch is shot by both speed change amounts and a discontinuity occurs, it is assumed that this has changed continuously. Then, the speed calculation process is performed.
[0064]
As a result, the control device 24 corrects the detected speed data based on the estimated speed data (step T9), thereby correcting the calculation result of the vehicle length when the estimation process is not performed. (Step T10), and finally the vehicle type is determined from the result (step S13).
[0065]
FIG. 11 shows two cases in which the speed of the vehicle is estimated as described above. In the first case, as shown in FIG. 11A, the speed at the time of entry and the speed at the time of exit are substantially the same. Moreover, this is a case where the speed is constant. In this case, it can be estimated that the speed is the same as the speed at the time of entry and exit even during the period in which the speed could not be detected.
[0066]
In the second case, as shown in FIG. 5B, the vehicle is decelerated when entering and stopped in the detection area S, and then accelerated to exit from the detection area. In this case, since the amount of change in speed at the time of entry decreases at a constant rate, it can be estimated that the acceleration is constant, and when the vehicle travels with that acceleration, the speed becomes zero on the way and stops. Can be estimated.
[0067]
On the other hand, since the amount of change in the speed at the time of leaving increases at a constant rate, it can be estimated that the acceleration is constant in this case as well. When the previous speed is estimated from the speed, the point in time when the speed is zero can be obtained, and the transition of the speed as illustrated can be obtained. As a result, it is possible to estimate the period Tst during which the vehicle is stopped in the communication area S, and it is possible to calculate the moving distance during this period based on the estimated stop period Tst and the estimated speed.
[0068]
Next, the setting of each numerical value when configured as described above will be described assuming various cases.
First, assuming that the upper limit of the traveling speed of the vehicle is 200 km / h and the resolution in the traveling direction, that is, the number of scans, is to be set to perform one scan every time at least 10 cm travels,
10 (cm) / 200 (km / h) = 1.8 (msec)
Therefore, it is necessary to set the scanning cycle Tp to about 1.8 msec. Therefore, the number of scans per second represented by the reciprocal of this scan period Tp is 555.
[0069]
Next, since the scanning speed for speed measurement is determined by how many times the measurement is performed while passing through the detection area S, the upper limit of the traveling speed of the vehicle is assumed to be 200 km / h, for example, as described above. If the length of S is about 5 m and the number of measurements while passing through it is set to at least 20 times,
5 (m) / 200 (km / h) / 20 (times) = 4.5 (msec)
Therefore, it is necessary to set the scanning cycle Tp to about 4.5 msec, and the number of scans per second is 222 times.
[0070]
Further, since the sampling period tr is determined by the scanning speed and the angular resolution, for example, when the resolution necessary for determining the vehicle shape is set to 10 cm, the length of the detection region S is set to 3 m. It is necessary to perform 30 samplings per scan. As shown in FIG. 3A, the actual scanning time Ts in the period of the scanning cycle Tp is shorter than this, so that it is estimated that it is about half the time.
1.8 (msec) / 30 (times) / 2 = 30 (μsec)
Thus, the sampling period tr is about 30 μsec.
[0071]
On the other hand, when the resolution of speed measurement is 5 cm and the length of the detection region S is 5 m, it is necessary to perform 100 samplings per scan. Therefore, when the sampling period tr is obtained in the same manner as described above,
4.5 (msec) / 100 (times) /2=22.5 (μsec)
It becomes.
[0072]
As for the width of the detection area S, since one vehicle type discriminating device 12 is basically installed in one lane 11, the detection length in the vehicle width direction is in the range of about 3 m to 4 m, and the traveling direction The detection length is in the range of about 5 m to 10 m as assumed above. In addition, the detection length of this traveling direction is generally higher when the detection accuracy is higher. However, in practice, the installation height of the vehicle type identification device 12 cannot be so high, Since the scanning is performed over a wide angle with the laser light source as the center, a blind spot may occur, so the upper limit is about 10 m.
[0073]
In the above-described estimation, the example in which the detection accuracy is about 10 cm has been described. However, in practice, this is a level where shape measurement is sufficiently possible and necessary for processing. Therefore, it is a practically reasonable value as a result of selecting each appropriate condition.
[0074]
According to this embodiment, the following effects can be obtained.
That is, first, since the outer shape of the vehicle 14 is directly measured by scanning the laser beam 16 with the scanning line 15 along the traveling direction of the vehicle 14, the speed is estimated from the time passing between the two points. Compared to the conventional configuration, the vehicle length of the vehicle 14 can be detected more accurately, thereby making it possible to reliably determine the vehicle type.
[0075]
Second, since the scanning line 15 is set in the traveling direction of the vehicle 14, the arithmetic processing is simplified.
Third, each time the vertical line measurement is scanned once, the feature point P is extracted and the movement for each scan can be detected, so that the speed of the vehicle 14 when moving in the detection region S and the amount of change in the speed are determined. A certain acceleration can be detected.
[0076]
Fourth, since speed and acceleration can be detected as described above, even if there is no feature that can recognize movement in the middle part of the vehicle body such as a bus, it is based on detection data at the time of entry and exit of the vehicle. Thus, the speed in the undetectable part can be estimated. Thereby, for example, even when the vehicle stops in the detection region S due to traffic jams or the like, this can be estimated, so that the detection accuracy of the vehicle length can be improved and the vehicle type determination can be performed accurately. become.
[0077]
Fifth, since horizontal line measurement is performed in addition to vertical line measurement, even if only vertical line measurement measured at the center of lane 11 is insufficient, by obtaining horizontal line measurement data, Even when the trailer connecting portion or the like does not pass through the central portion, or when the single vehicle is running in parallel, this can be recognized with certainty and more accurate detection processing can be performed.
[0078]
(Second Embodiment)
FIGS. 12 and 13 show a second embodiment of the present invention. The difference from the first embodiment is that the position of the line indicated by the scanning line 15 with respect to the traveling direction instead of the vehicle type discriminating device 12 is shown in FIG. For example, a vehicle type discriminating device 26 is provided which can be changed and set to a position indicated by a scanning line 15a or 15b, for example, at a position shifted by an arbitrary distance in the vehicle width direction to the left and right with respect to the center position 15.
[0079]
In this case, the means for changing the position of the scanning line is a known means that can be formed by knowledge of the configuration of a normal optical system. Although not shown, for example, a configuration for tilting the rotation axis of the polygon mirror 22 is provided. A configuration for changing the setting of the reflection angle of the reflecting mirror 23 is provided, or a configuration for tilting the entire optical system of the vehicle type discriminating device 26 is provided, which is changed by being driven by driving means such as a motor.
[0080]
Next, the operation when the position of the scanning line 15 is changed to the scanning lines 15a and 15b will be described. That is, FIG. 13 shows a flowchart of a vehicle type discrimination program in such a case, which is configured by adding vehicle position measurement step S14 and position correction step S15 to the first embodiment. .
[0081]
That is, in this embodiment, when the vehicle 14 passing through the lane 11 has a vehicle width with respect to the width of the lane 11, the vehicle 14 passes through a position shifted from the center of the lane 11, or the vehicle In the case of a narrow vehicle such as a single vehicle, the distance detection information based on the horizontal line measurement can be obtained, but the detection distance information based on the vertical line measurement is shifted from the center position of the vehicle 14. This is done in response to the fact that the accurate outer shape of the vehicle may not be detected.
[0082]
After the control device 24 determines that there is a vehicle in the same manner as in the first embodiment (step S3), the vertical line measurement (step S5) and the horizontal line measurement (step S6) for determining the vehicle type of the vehicle 14 are performed. Each time, a feature point is extracted (step S8), and vehicle speed measurement, vehicle height measurement and vehicle length measurement are performed based on the data (steps S10 to S12). Based on the line measurement data, the position of the vehicle 14 within the range of the lane 11 is measured (step S14).
[0083]
Thereby, the scanning of the scanning line 15 of the laser beam 16 that scans the scanning line 15 is suitable for measuring the outer shape of the vehicle 14, for example, the scanning of the center like the scanning line 15a or 15b so as to pass through the center line of the vehicle 14. Control is performed so as to shift from the line 15 to the left and right (step S15), and thereafter, vertical line measurement is performed along the scanning line.
[0084]
According to the second embodiment, in addition to the effects of the first embodiment, the passing position of the vehicle 14 in the lane 11 is measured, and the vertical line measuring scanning line 15 is appropriately set according to the passing position. Since there is a vehicle or a single vehicle that passes through a biased position in the lane 11, a vertical line measurement scanning line is set at a position where the vehicle passes reliably to detect distance detection information. Therefore, it is possible to accurately detect the outer shape of the vehicle and more reliably discriminate the vehicle type.
[0085]
(Third embodiment)
FIGS. 14 to 18 show a third embodiment of the present invention. The difference from the first embodiment is that, in addition to the configuration of the first embodiment, a scanning line 17 for measuring a horizontal line. As the axle detection signal output means for irradiating the laser beam obliquely from above, the laser beam is scanned at the scanning position of the same scanning line 17 and provided at a position shifted laterally from the lane 11 by a predetermined distance. A horizontal line measuring device 27 for detecting the axle is provided.
[0086]
14 and 15 show a configuration in which an axle detection lateral line measuring device 27 is provided. In the lane 11, a separation band 29 is provided with a predetermined width between adjacent lanes 28. A gantry 30 is provided so as to straddle both the lane 11 and the lane 28, the aforementioned vehicle type discriminating device 12 is provided, and an axle detection lateral line measuring device 27 is provided at the boundary between the separation band 29 and the lane 28. It is provided at an upper position near the part.
[0087]
The axle detection horizontal line measuring device 27 is configured in the same manner as the configuration of the vehicle discriminating device 12 described above, and is provided so as to output the detection laser beam 31 to be scanned along the scanning line 17. The reflected light is received to detect the distance, and the detected data is output to the control device 24 of the vehicle discrimination device 12.
[0088]
FIG. 16 is an axle number detection program showing a process of detecting the number of axles of the vehicle 14 passing the detection region S by the control device 24. That is, when the distance detection data by the horizontal line measurement of the axle detection horizontal line measurement device 27 is input to the control device 24 (step R1), the current scanning of the passing vehicle 14 is performed based on the distance detection data. It is determined whether or not the portion that has been grounded (step R2).
[0089]
As shown in FIG. 17, when the scanned laser beam 31 is irradiated to a portion where the tire 14 a of the vehicle 14 is not present (see FIG. 17A), the portion where the tire 14 a exists is irradiated. The determination is made by using the fact that the distance detection data differs depending on the case (see FIG. 5B). When the distance detection data indicates a grounded state, the control device 24 determines whether or not it is a wheel (tire) (step R3).
[0090]
Here, the control device 24 can determine that the tire 14a is present based on the preset threshold data based on the distance determined to be grounded during a plurality of scans. If there is, “1” is added to the variable data indicating the number of axles (step R4). This is to prevent erroneous detection of a tire due to detection of a rope mounted on the vehicle 14 or a mudguard attached thereto even when the ground contact state is detected. Such detection processing is repeated until the vehicle 14 passes (step R5), thereby detecting the total number of axles.
[0091]
As a result, the control device 24 can obtain the shape shown in FIG. 18 by combining the detection data from the axle detection lateral line measurement device 27. Then, in addition to data such as vehicle length, vehicle height, or vehicle width, the number of axles is combined to determine the vehicle type.
[0092]
According to the third embodiment, in addition to the effects of the first embodiment, it is possible to make a determination by adding the data of the number of axles as the vehicle type determination data, and more accurate determination processing can be performed. You can do it. In this case, a separation band 29 is provided between the lane 11 and the adjacent lane 28 to prevent the laser beam 31 of the axle detection horizontal line measuring device 27 from being blocked on the way. It is possible to prevent erroneous detection by other vehicles passing through the lane 28.
[0093]
(Fourth embodiment)
FIGS. 19 and 20 show a fourth embodiment of the present invention. The difference from the first embodiment is that the laser beams 16 and 18 irradiated along the scanning lines 15 and 17 are one. It has just been configured to generate from a laser light source. That is, only one set of the projector 19 and the light receiver 20 of the vehicle type identification device 12 in the configuration shown in FIG. 2 is provided, and a polygon mirror 32 having a special reflecting surface is provided as a polygon mirror 22 as a scanning means. .
[0094]
The polygon mirror 32 functions as a double-scanning polygon mirror for scanning at a plurality of scanning positions, and the adjacent reflecting surfaces 32a and 32b are inclined at a predetermined angle in the opposite direction with respect to the rotation axis. It is formed in the state. For example, as shown in FIG. 20, when the laser beam 33 output from the projector 19 is irradiated on the reflecting surface 32a, the laser beam is reflected in a direction inclined downward with respect to the rotation axis of the polygon mirror 32, and at this angle. It is scanned and can be obtained as a laser beam 16 (see FIG. 5A). On the other hand, when the laser beam 16 is irradiated onto the reflecting surface 32b, the laser beam 16 is reflected in the direction inclined upward, and scanned at this angle to obtain the laser beam 18 (see FIG. 5B). As a result, as shown in FIG. 5C, the laser beam 33 is reflected by the polygon mirror 32 and scanned, so that beams corresponding to the laser beams 16 and 18 can be obtained.
[0095]
Now, as shown in FIG. 19, the laser beams 16 and 18 output in this way form scanning lines in directions orthogonal to each other by two reflecting mirrors 34 to 37 along each optical path. Thus, the scanning lines 15 and 17 can be set for the detection region S as the projection surface.
[0096]
According to the fourth embodiment, in addition to the effects of the first embodiment, the scanning lines 15 and 17 can be set in the orthogonal directions by providing only one laser light source.
[0097]
(Fifth embodiment)
FIGS. 21 to 25 show a fifth embodiment of the present invention. The difference from the first embodiment is that the vehicle type scans the laser beam 16 only in the traveling direction 15 instead of the vehicle type discriminating device 12. A discriminator 38 is provided. The configuration of the fifth embodiment is a configuration in which the vehicle type discrimination is performed only by the vertical line measurement, whereas the vehicle type discrimination device 12 performs the horizontal line measurement in the first embodiment. Is.
[0098]
In this embodiment, in addition to the vehicle type discrimination method based on the vertical line measurement performed in the first embodiment, the vehicle length of the passing vehicle 14 is relatively smaller than the length of the detection region S in the traveling direction. The contents of data processing when the entire vehicle 14 cannot be covered by a long scan of the laser beam 16 along the traveling direction 15 will be described.
[0099]
That is, as shown in FIG. 22, if the vehicle 14 is moving from the position 14A toward the position 14B in the figure, the vertical line measurement data at this time is shown in FIG. The distance detection data obtained by scanning a part of is gradually moving. When feature points are extracted from the vertical line measurement data obtained by scanning a part of the vehicle 14 as described above, there are feature points that are related to each other, and these can be superimposed.
[0100]
As shown in FIG. 24, for example, if there is measurement data D1, D2, D3 obtained by measuring a part of the vehicle 14 in a vertical line, the feature points of the measurement data D2 are the feature points P1 to P3 of the measurement data D1. Since it can be seen that it coincides with P3, it can be overlaid at this position, and the feature point P4 of the measurement data D2 can be overlaid with the feature point P4 of the measurement data D3.
[0101]
As a result, the measurement data D1 to D3 can be overlapped with the matching feature points to obtain the entire shape as shown in FIG. 25A, and the feature points P1 to P6 can be obtained. As a result, the overall shape of the traveling direction of the vehicle 14 can be obtained as shown in FIG. 5B, and the vehicle length can be determined.
[0102]
According to the fifth embodiment as described above, even when the vehicle 14 having a length exceeding the range in the detection region S passes while the scanning line of the laser beam 16 is a simple configuration having only the traveling direction 15. When the feature point can be detected, the entire shape can be detected by synthesizing the vertical line measurement data obtained by scanning a plurality of times.
[0103]
(Sixth embodiment)
FIGS. 26 to 28 show a sixth embodiment of the present invention. The difference from the first embodiment is that a vehicle type discriminating device 39 is provided instead of the vehicle type discriminating device 12. In this vehicle type discriminating apparatus 39, the scanning direction is set only to the scanning line 40 inclined obliquely by 45 ° from the traveling direction 15 (or the orthogonal vehicle width direction 17) of the vehicle. The distance is detected by irradiating a laser beam 41 along the line.
[0104]
As shown in FIG. 27, assuming that the vehicle 14 is moving from the position 14A to the position 14B in the figure, the oblique line measurement data is three-dimensionally as time passes as shown in FIG. It can be obtained as an image. At this time, since it can generally be assumed that the normal vehicle 14 has a rectangular shape when seen in a plan view, based on this assumption, an operation for correcting the change even when the speed changes with progress. By performing the above, the shape shown in the figure can be obtained.
[0105]
As a result, the outer shape data of the vehicle 14 with respect to the traveling direction 15 and the outer shape data of the vehicle 14 with respect to the vehicle width direction 17 can be obtained at the same time. Can also be corrected by performing an operation. In the case of this embodiment, the calculation processing burden actually increases somewhat compared to that of the first embodiment, but in order to make the resolution comparable, the calculation capability of the control device 24 is increased. It is possible to cope by improving
[0106]
According to the sixth embodiment, the configuration of the portion that outputs the laser light 41 can be a simple configuration that performs only scanning on the scanning line 40 in the oblique direction with a single laser light source. The hardware configuration can be simplified, and the distance detection data for the traveling direction 15 and the vehicle width direction 17 can be calculated by scanning the scanning line 40 while reducing the man-hours required for maintenance of the laser light source. Will be able to.
[0107]
The present invention is not limited to the above embodiment, and can be modified or expanded as follows.
The scanning with the laser beam may be performed first in the horizontal line measurement, or may be performed at the same time apparently by irradiating the laser pulse in a time division manner. In this case, when the laser pulse light is irradiated in a time division manner, the detection timing may be adjusted and the timing process may be performed for separation. Furthermore, if the laser beam of the vertical line and the horizontal line can be separated and detected by using light sources having different wavelengths (frequencies), it can be irradiated substantially simultaneously.
[0108]
The vehicle speed, vehicle length, or vehicle height can be detected by batch processing at the time of vehicle type determination, and every time vertical line measurement and horizontal line measurement are performed, calculation processing is performed within the range that can be detected from the obtained data. You may make it prepare for determination.
[0109]
The laser beam is not limited to a method in which the vertical line and the horizontal line are alternately scanned once, but the scanning frequency should be set to different conditions as necessary in consideration of constraints such as detection accuracy and scanning speed. You can also.
By performing the horizontal line measurement, even when a plurality of vehicles pass at the same time when passing a single vehicle or the like, this can be detected and specified.
[0110]
The optical system is configured so that the laser light emitted from the polygon mirror 22 or 32 is reflected by the reflecting mirror 23 or 34 to 37 and guided to a predetermined optical path. It is also possible to provide a prism that can set an optical path equivalent to the above-described configuration.
[0111]
For example, a galvanometer mirror other than the polygon mirror 22 may be used as the mirror as the scanning means. In this case, in order to perform double scanning with a galvanometer mirror, it can be divided and scanned by swinging about two axes. The scanning means can be configured using a hologram scanner in addition to the mirror.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic external perspective view in an installed state showing a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram showing a schematic configuration of a vehicle type identification device
FIG. 3 is a time chart showing the relationship between a scanning angle of a laser beam, a light emission signal, and a light reception signal.
FIG. 4 is a diagram illustrating the operation of vertical line measurement and horizontal line measurement.
FIG. 5 is a flowchart of a vehicle type identification program.
FIG. 6 Horizontal line measurement data and vertical line measurement data over time
7 is a view corresponding to FIG. 6 when the vehicle speed is low.
FIG. 8 is an operation explanatory diagram showing the relationship between vertical line measurement data and feature points.
FIG. 9 is a diagram corresponding to FIG. 6 when the vehicle stops halfway.
FIG. 10 is a flowchart of a vehicle speed estimation program.
FIG. 11 is a diagram for explaining the principle of vehicle speed estimation.
FIG. 12 is a view corresponding to FIG. 1, showing a second embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a view corresponding to FIG.
FIG. 14 is a front view of an overall configuration showing a third embodiment of the present invention in an arrangement state;
FIG. 15 is an external perspective view of the overall configuration shown in an arrangement state.
FIG. 16 is a flowchart of an axle number detection program.
FIG. 17 is a diagram showing a difference in data depending on the presence or absence of a tire in the horizontal line measurement for detecting an axle.
FIG. 18 Axle detection lateral line measurement data over time
FIG. 19 is a conceptual diagram of an arrangement of an optical system showing a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 20 is an explanatory diagram of divided scanning of laser light by a polygon mirror.
FIG. 21 is a view corresponding to FIG. 1, showing a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 22 is a top view showing the positional relationship between the laser beam scanning and the vehicle.
FIG. 23: Vertical line measurement data over time
FIG. 24 is a diagram showing the relationship between measurement data and feature points
FIG. 25 is a diagram in which measurement data is synthesized by overlapping processing with feature points.
FIG. 26 is a view corresponding to FIG. 1, showing a sixth embodiment of the present invention.
FIG. 27 is a view corresponding to FIG.
FIG. 28: Oblique line measurement data over time
29 is a view corresponding to FIG. 1 showing a conventional example.
[Explanation of symbols]
11 is a lane, 12 is a vehicle type identification device, 14 is a vehicle, 15 is a first scanning direction, 16 is a laser beam (first detection laser beam), 17 is a second scanning direction, and 18 is a laser beam (first 2 is a laser beam projector (signal output means), 20 is a light receiver (reception means), 21 is a distance measuring device (distance detection means), 22 is a polygon mirror (scanning means), and 23 is Reflector, 24 is a control device (discriminating means), 25 is a driving device, 26 is a vehicle type discriminating device, 27 is an axle detection lateral line measuring device (axle detection signal output means), 28 is a lane, 29 is a separation band, 31 is a laser beam for detection, 32 is a polygon mirror (multi-scanning mirror), 33 is a laser beam, 34 to 37 are reflecting mirrors, 38 and 39 are vehicle type discriminators, 40 is a scanning line, 41 is a laser beam, and S is This is a detection area.

Claims (26)

検出対象となる車両が通行する検出領域に対して、その上方の所定位置から検出領域内の測定対象位置に向けて検出用信号を投射する信号出力手段と、
この信号出力手段により前記検出用信号を投射する測定対象位置を前記検出領域を通行する車両の進行方向と直交する方向に対して所定の角度だけ傾けた走査方向に走査する走査手段と、
この信号出力手段から照射された検出用信号が前記検出領域内で反射して戻る反射信号を受信する受信手段と、
前記信号出力手段から照射された検出用信号に対する前記受信手段により受信された反射信号の遅延時間に基づいて検出対象までの距離を検出する距離検出手段と、
この距離検出手段により検出された距離検出情報から車両の進行方向の検出距離情報を分離し、その車両の進行方向に沿った成分から外形形状を認識してこれに基づいて前記通行車両の車種を判別する判別手段とを設けたことを特徴とする車種判別装置。
A signal output means for projecting a detection signal from a predetermined position above the detection region to which the vehicle to be detected passes toward the measurement target position in the detection region;
A scanning unit that scans a measurement target position on which the detection signal is projected by the signal output unit in a scanning direction inclined by a predetermined angle with respect to a direction orthogonal to a traveling direction of a vehicle that passes through the detection region;
A receiving means for receiving a reflected signal that is reflected from the detection signal irradiated from the signal output means and reflected in the detection area; and
Distance detecting means for detecting a distance to a detection target based on a delay time of a reflected signal received by the receiving means with respect to a detection signal emitted from the signal output means;
The detected distance information in the traveling direction of the vehicle is separated from the distance detection information detected by the distance detecting means , the outer shape is recognized from the components along the traveling direction of the vehicle, and the vehicle type of the passing vehicle is determined based on this. A vehicle type discriminating apparatus comprising a discriminating means for discriminating.
請求項1に記載の車種判別装置において、
前記走査手段は、前記信号出力手段の検出用信号の走査方向を車両の進行方向に設定されていることを特徴とする車種判別装置。
The vehicle type identification device according to claim 1,
The vehicle type discriminating apparatus characterized in that the scanning means sets the scanning direction of the detection signal of the signal output means to the traveling direction of the vehicle.
請求項2に記載の車種判別装置において、
前記判別手段は、前記信号出力手段の前記走査方向への各走査毎に得られる外形形状をその特徴点を重ね合わせることにより通行車両の全体の外形形状を検出することを特徴とする車種判別装置。
The vehicle type identification device according to claim 2,
The discriminating means detects the overall outer shape of a passing vehicle by superimposing the feature points of the outer shape obtained for each scan in the scanning direction of the signal output means. .
請求項1に記載の車種判別装置において、
前記走査手段は、前記信号出力手段の検出用信号の走査方向を車両の進行方向と直交方向との中間の角度の方向に沿うように設定したことを特徴とする車種判別装置。
The vehicle type identification device according to claim 1,
The vehicle type discriminating apparatus characterized in that the scanning means sets the scanning direction of the detection signal of the signal output means along an intermediate angle direction between the traveling direction and the orthogonal direction of the vehicle.
請求項3または4のいずれかに記載の車種判別装置において、
前記判別手段は、前記信号出力手段の走査方向に対する各走査毎に得られる距離検出情報から検出対象物の特徴点の移動を検出することによりそのときの通行車両の移動速度を検出することを特徴とする車種判別装置。
The vehicle type identification device according to claim 3 or 4 ,
The discrimination means detects the movement speed of the passing vehicle at that time by detecting the movement of the feature point of the detection target object from the distance detection information obtained for each scan in the scanning direction of the signal output means. A vehicle type identification device.
請求項に記載の車種判別装置において、
前記判別手段は、前記通行車両の前記検出領域内における通行速度を前記特徴点の移動速度情報に基づいて検出することを特徴とする車種判別装置。
The vehicle type identification device according to claim 5 ,
The vehicle type discriminating apparatus, wherein the discriminating unit detects a traffic speed of the passing vehicle in the detection area based on movement speed information of the feature points .
請求項5または6に記載の車種判別装置において、
前記判別手段は、前記通行車両の前記検出領域内における通行速度の変化を前記特徴点の移動速度情報に基づいて検出することを特徴とする車種判別装置。
The vehicle type identification device according to claim 5 or 6,
The vehicle type discriminating apparatus characterized in that the discriminating means detects a change in traffic speed in the detection area of the passing vehicle based on movement speed information of the feature points .
請求項に記載の車種判別装置において、
前記判別手段は、
前記信号出力手段の検出信号による距離検出情報に基づいて前記通行車両の進行方向に沿った外形形状を検出して車種を判別する場合に、前記走査手段による複数回の走査に渡る距離検出情報において前記特徴点の移動を検出できないときに、その間の通行速度をその前後に検出された通行速度およびその変化の情報により推定して移動情報とすることを特徴とする車種判別装置。
The vehicle type identification device according to claim 7 ,
The discrimination means includes
When detecting the outer shape along the traveling direction of the passing vehicle based on the distance detection information based on the detection signal of the signal output means to determine the vehicle type, the distance detection information over a plurality of scans by the scanning means A vehicle type discriminating apparatus characterized in that when the movement of the feature point cannot be detected, the traffic speed between them is estimated based on the traffic speeds detected before and after that and the change information thereof to obtain the movement information .
請求項8に記載の車種判別装置において、
前記判別手段は、前記特徴点の移動が検出できない間について、その間の通行速度の変化は連続的に生じているものとみなして前記通行車両の通行速度の推定を行なうことを特徴とする車種判別装置。
The vehicle type identification device according to claim 8,
The discriminating means is configured to estimate the passing speed of the passing vehicle, assuming that the change in the passing speed during the period during which the movement of the feature point cannot be detected is considered to occur continuously. apparatus.
請求項4ないし9のいずれかに記載の車種判別装置において、
前記判別手段は、前記信号出力手段の検出信号により得られる距離検出情報から前記通行車両の進行方向と直交する方向の成分の情報を検出することによりその通行車両の車幅情報を得ることを特徴とする車種判別装置。
The vehicle type identification device according to any one of claims 4 to 9 ,
The discriminating unit obtains vehicle width information of the passing vehicle by detecting information of a component in a direction orthogonal to the traveling direction of the passing vehicle from distance detection information obtained from a detection signal of the signal output unit. A vehicle type identification device.
請求項ないし10のいずれかに記載の車種判別装置において、
前記検出領域に対して前記信号出力手段を第1の信号出力手段とし、且つこれとは異な る位置に前記走査手段により走査するように設定された第2の信号出力手段を設け、
前記判別手段は、第1および第2の信号出力手段の検出信号による距離検出情報から通行車両の車種を判別することを特徴とする車種判別装置。
The vehicle type identification device according to any one of claims 1 to 10,
Wherein said signal output means to the detection region as a first signal output means, and providing the second signal output means is configured to scan by said scanning means at a position that is different from this,
The vehicle type discriminating apparatus characterized in that the discriminating unit discriminates a vehicle type of a passing vehicle from distance detection information based on detection signals of the first and second signal output units.
請求項11に記載の車種判別装置において、
前記走査手段は、前記第2の信号出力手段の走査方向を前記第1の信号出力手段の走査方向と異なる方向に設定するように設けられていることを特徴とする車種判別装置。
The vehicle type identification device according to claim 11 ,
The vehicle type discriminating apparatus characterized in that the scanning means is provided so as to set the scanning direction of the second signal output means in a direction different from the scanning direction of the first signal output means .
請求項12に記載の車種判別装置において、
前記走査手段は、前記第2の信号出力手段の走査方向を前記検出領域を通行する通行車両の進行方向と直交する方向に設定するように設けられていることを特徴とする車種判別装置。
The vehicle type identification device according to claim 12,
The vehicle type discriminating apparatus characterized in that the scanning means is provided so as to set the scanning direction of the second signal output means in a direction orthogonal to the traveling direction of a passing vehicle passing through the detection region .
請求項13に記載の車種判別装置において、
前記走査手段は、前記第1の信号出力手段の走査方向を前記車両の進行方向に設定するように設けられていることを特徴とする車種判別装置。
The vehicle type identification device according to claim 13,
The vehicle type discriminating apparatus characterized in that the scanning means is provided so as to set the scanning direction of the first signal output means to the traveling direction of the vehicle .
請求項1ないし14のいずれかに記載の車種判別装置において、
前記検出領域を通行する車両に対してその側面にも検出用信号を照射可能な車軸検出用信号出力手段を設け、
前記走査手段は、前記車軸検出用信号出力手段の検出用信号を前記検出領域を通行する車両の進行方向と直交する方向の距離検出情報を得るように走査するように構成されていることを特徴とする車種判別装置。
The vehicle type identification device according to any one of claims 1 to 14,
Axle detection signal output means capable of irradiating a detection signal also to the side surface of the vehicle passing through the detection region,
The scanning unit is configured to scan the detection signal of the axle detection signal output unit so as to obtain distance detection information in a direction orthogonal to a traveling direction of a vehicle passing through the detection region. A vehicle type identification device.
請求項15に記載の車種判別装置において、
前記判別手段は、前記車軸検出用信号出力手段の検出信号により得られる距離検出情報から検出対象の車輪を検出してその通行車両の車軸数を判定することを特徴とする車種判別装置。
The vehicle type identification device according to claim 15 ,
The vehicle type discriminating device characterized in that the discriminating unit detects a detection target wheel from distance detection information obtained from a detection signal of the axle detection signal output unit and determines the number of axles of the passing vehicle .
請求項15または16に記載の車種判別装置において、
前記検出領域は、前記車軸検出用信号出力手段による検出用信号の照射が隣接する領域内を通過する検出対象車両以外の通行車両により遮られないように分離された状態に形成されていることを特徴とする車種判別装置。
The vehicle type identification device according to claim 15 or 16,
The detection area is formed in a state of being separated so that irradiation of the detection signal by the axle detection signal output means is not blocked by a passing vehicle other than the detection target vehicle passing through the adjacent area. A distinctive vehicle type identification device.
請求項1ないし17のいずれかに記載の車種判別装置において、
前記信号出力手段は、検出用信号としてレーザ光を出力するレーザ光源として設けられ、
前記走査手段は、そのレーザ光源から出力されるレーザ光の光路を検出軸としてこれを前記走査方向に走査させるように構成されていることを特徴とする車種判別装置。
The vehicle type identification device according to any one of claims 1 to 17 ,
The signal output means is provided as a laser light source that outputs laser light as a detection signal,
The vehicle type discriminating apparatus characterized in that the scanning means is configured to scan in the scanning direction using an optical path of laser light output from the laser light source as a detection axis .
請求項18に記載の車種判別装置において、
前記レーザ光源は、前記レーザ光をパルス点灯して照射するように設けられ、その反射光の遅延時間に基づいて対象物までの距離を検出することを特徴とする車種判別装置。
The vehicle type identification device according to claim 18 ,
The said laser light source is provided so that the said laser beam may be lit and irradiated and it detects the distance to a target object based on the delay time of the reflected light, The vehicle type discrimination | determination apparatus characterized by the above-mentioned.
請求項18または19に記載の車種判別装置において、
前記レーザ光源は、前記信号源が複数設けられる場合にはそのそれぞれに対応して設けられることを特徴とする車種判別装置。
The vehicle type identification device according to claim 18 or 19,
The said laser light source is provided corresponding to each when the said signal source is provided with two or more, The vehicle type discrimination | determination apparatus characterized by the above-mentioned.
請求項18または19に記載の車種判別装置において、
前記レーザ光源は、前記信号出力手段が複数設けられる場合に、それらのうちの2以上の信号出力手段の検出用信号として兼用した構成とされることを特徴とする車種判別装置。
The vehicle type identification device according to claim 18 or 19 ,
The laser light source, when a plurality of the signal output means are provided, is configured to be used as a detection signal for two or more of the signal output means .
請求項20または21に記載の車種判別装置において、
前記走査手段は、前記複数の信号出力手段の1回の走査を単位として前記レーザ光源によるレーザ光を走査単位毎に切り換えて走査させることを特徴とする車種判別装置。
The vehicle type identification device according to claim 20 or 21 ,
The vehicle type discriminating apparatus characterized in that the scanning means scans by switching the laser light from the laser light source for each scanning unit with one scanning of the plurality of signal output means as a unit.
請求項20または21に記載の車種判別装置において、
前記走査手段は、前記複数の信号出力手段の走査を前記レーザ光源によるレーザ光のパルス点灯を単位として切り換えることにより見かけ上で同時に行なうように構成されていることを特徴とする車種判別装置。
The vehicle type identification device according to claim 20 or 21 ,
The vehicle type discriminating apparatus characterized in that the scanning means is configured to simultaneously perform the scanning of the plurality of signal output means by apparently switching in units of pulsed laser light by the laser light source .
請求項18ないし23のいずれかに記載の車種判別装置において、
前記走査手段は、前記レーザ光源のレーザ光の光路となる検出軸をミラーの反射角度を変化させることにより走査するように構成されていることを特徴とする車種判別装置。
The vehicle type identification device according to any one of claims 18 to 23 ,
The vehicle type discriminating apparatus, wherein the scanning unit is configured to scan a detection axis, which is an optical path of laser light of the laser light source, by changing a reflection angle of a mirror .
請求項21に記載の車種判別装置において、
前記走査手段は、
前記レーザ光源のレーザ光の光路となる検出軸を複数の信号出力手段の走査に対応するように分配する複走査用ミラーと、
この複走査用ミラーの反射角度を変化させることにより分配される複数の走査のレーザ光を異なる走査方向に設定するように変換する光路変換手段と
から構成したことを特徴とする車種判別装置。
The vehicle type identification device according to claim 21 ,
The scanning means includes
A multi-scanning mirror that distributes a detection axis that is an optical path of laser light of the laser light source so as to correspond to scanning of a plurality of signal output means;
An apparatus for discriminating a vehicle type, comprising: optical path conversion means for converting a plurality of scanning laser beams to be set in different scanning directions by changing a reflection angle of the multi-scanning mirror .
請求項25に記載の車種判別装置において、
前記走査方向変換手段は、反射鏡であることを特徴とする車種判別装置。
The vehicle type identification device according to claim 25 ,
The vehicle type discriminating apparatus characterized in that the scanning direction converting means is a reflecting mirror .
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