JP3863026B2 - 車体構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は車体構造、特にフロントピラーに対するルーフサイドレールの接合部分の改良技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
図9(a)〜(c)は従来のフロントピラーとルーフサイドレールとの接合部分の概要図である。(a)は、右のフロントピラー100並びに右のルーフサイドレール110を右側方から見た図である。(b)は、フロントピラー100に対するルーフサイドレール110の接合例を示し、(a)に対応する。(c)は(b)のc−c線断面構造を示す。
【0003】
(a)〜(c)は、フロントピラー100の上端を湾曲させつつ後方へ延し、その湾曲部101の後端から後方へルーフサイドレール110を延したことを示す。フロントピラー100は、車体側面のアウトサイドパネル102と、中間の補強材103と、車室側のインナサイドパネル104と、からなる閉断面体である。
【0004】
ルーフサイドレール110の前端部111は、後部と概ね同じ断面形状のままで閉断面体の中に延し、(c)のようにインナサイドパネル104の後端部に重ねたものである。
【0005】
インナサイドパネル104の上下のフランジ104a,104bに、ルーフサイドレール110の上下のフランジ、補強材103の上下のフランジ、アウトサイドパネル102の上下のフランジを、この順に重ねて接合することで、フロントピラー100にルーフサイドレール110を接合することができる。従って、補強材103の後端部に対して、ルーフサイドレール110の前端は上下のフランジ同士の接合だけで一体化されることになる。
なお、補強材103の後端103cは、インナサイドパネル104の後端104cより前にある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、車両に前方から衝撃荷重が作用したとき、フロントピラー100の上部のうち、湾曲部101に最も応力が集中する傾向がある。フロントピラー100のうち、湾曲部101の部分は他の部分よりも剛性を高めることが好ましい。
これに対して上記従来の技術は、補強材103の後端103cよりも後方に、湾曲部101を配置したものである。補強材103の後端103cに対し前と後とでは、フロントピラー100の断面形状が大幅に異なる。断面形状が変われば、剛性も大幅に変わる。この結果、湾曲部101にはより応力が集中する。
【0007】
そこで、湾曲部101の剛性を高めるためには、補強材103を湾曲部101の後方まで延すことが考えられる。しかし、単に補強材103を湾曲部101の後方まで延しただけでは、剛性を高めるのに限界がある。さらに剛性を高めるには、補強材103の板厚を増すことが考えられる。しかし、板厚を増すと車体重量が増すので、得策ではない。
【0008】
そこで本発明の目的は、車体重量を抑制しつつ、フロントピラーの上部の湾曲部の剛性を高めることができる技術を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、フロントピラーとルーフサイドレールとの接合関係について詳しく研究し、フロントピラーの湾曲部の位置では、ルーフサイドレールの前端部を延長して、補強材の剛性を補うようにすることを創案した。
すなわち請求項1は、フロントピラーの上端を湾曲させつつ後方へ延し、その湾曲部の後端から後方へルーフサイドレールを延し、このルーフサイドレールにてルーフを支える車体であって、前記フロントピラーを、車体側面のアウトサイドパネルと補強材と車室側のインナサイドパネルとからなる閉断面体とした車体構造において、前記ルーフサイドレールは、前記補強材より後方の位置で前記インナサイドパネルに重ねて接合され、前記湾曲部側へ延びるにつれて前記インナサイドパネルと前記補強材との中間部へ向って傾斜した前端部を有し、前記フロントピラーは、前記湾曲部の前側部位において、前記アウトサイドパネルと、前記補強材と、前記インナサイドパネルとの各フランジをこの順で重ねて接合して2つの閉断面を形成し、前記湾曲部の後側部位において、前記アウトサイドパネルと、前記ルーフサイドレールと、前記インナサイドパネルとの各フランジをこの順で重ねて接合して2つの閉断面を形成し、前記湾曲部において、前記ルーフサイドレールの前端部を、前記中間部に通し、かつ、前記前端部のフランジを、前記補強材のフランジのうち、前記アウトサイドパネル及び前記インナサイドパネルの各フランジとの接合箇所を避けた部位に接合して、前記アウトサイドパネル、前記補強材、前記前端部及び前記インナサイドパネルで3つの閉断面を形成したことを特徴とする。
ここで、「中間部」とは、インナサイドパネルと補強材との間の空間のうち、インナサイドパネルから車幅方向外寄りに離れた位置のことを言う。
【0010】
閉断面体からなるフロントピラーの中へ延したルーフサイドレールの前端部を、フロントピラー上部における湾曲部の位置において、インナサイドパネルと補強材との中間部に通して、補強材に接合することで、ルーフサイドレールの前端部を利用して補強材の剛性を補うことができる。この結果、フロントピラーの上部のうち、応力が集中する湾曲部の剛性を効率良く高めることができる。しかも、補強材の板厚を増す必要がないので、車体重量を抑制することができる。
【0011】
さらに、ルーフサイドレールの前端部を、補強材より後方の位置ではインナサイドパネルに重ねて接合し、湾曲部側へ延びるにつれて中間部へ向って傾斜させた。
ルーフサイドレールの前端部を、湾曲部側へ延びるにつれてインナサイドパネルと補強材との中間部へ向って傾斜させるとともに、湾曲部の位置で補強材に接合したので、フロントピラーとルーフサイドレールとの接合部分において、湾曲部の位置から補強材の後方の位置にかけての断面形状を、徐々に変化させることができる。この結果、接合部分の断面変化を抑制しつつ剛性を確保することができる。従って、接合部分の応力集中をより抑制できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図面に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向に従い、Frは前側、Rrは後側、Lは左側、Rは右側、CLは車幅中心(車体中心)を示す。また、図面は符号の向きに見るものとする。
【0013】
図1は本発明に係る車両の前部の斜視図であり、この車両10(自動車等)の車体11における前部は、左右のフロントピラー12,12の上端を湾曲させつつ後方へ延し、その湾曲部13,13の後端から後方へ左右のルーフサイドレール50(この図では右だけを示す。)を延し、これらのルーフサイドレール50にてルーフ61を支えるようにしたものである。図中、62はフロントガラス、63はフロントドア、64はドアガラスである。
【0014】
図2は本発明に係る右のフロントピラー並びに右のルーフサイドレールの分解図である。フロントピラー12は、車体側面のアウトサイドパネル20と中間の補強材30と車室側のインナサイドパネル40とをこの順に重ね合わせて成る、閉断面体である。
【0015】
アウトサイドパネル20は、前部上部を湾曲させつつ後方へ延した部材である。
補強材30は、アウトサイドパネル20とインナサイドパネル40との間に介在し、上端を湾曲させつつ後方へ延した部材であって、実線にて示す上半のアッパ部材と想像線にて示す下半のロア部材とからなる。
インナサイドパネル40は、上端を湾曲させつつ後方へ延し、その後端41を補強材30の後端30aよりも後方へ延ばした部材であって、実線にて示す上半のアッパ部材と想像線にて示す下半のロア部材とからなる。
【0016】
ルーフサイドレール50は前端部51を、補強材30とインナサイドパネル40との間に介在させ、フロントピラー12の上部の湾曲部分まで延ばしたものである。アウトサイドパネル20、補強材30、インナサイドパネル40並びにルーフサイドレール50は、鋼板の折曲げ成形品である。
以下、フロントピラー12並びにルーフサイドレール50の詳細について説明する。
【0017】
図3は本発明に係る右のフロントピラー並びに右のルーフサイドレールの右側面図であり、フロントピラー12を車体の前下部から後上方へ延ばし、その上端を湾曲させつつ後方へ延し、その湾曲部13の後端から後方へルーフサイドレール50を延したことを示す。なお、図手前のアウトサイドパネル20を想像線にて示す。
ここで「湾曲部13」とは、最も小さい曲率半径raの部分、すなわち最小半径部のことであって、線A1と線A2との間の角度θの範囲である。
【0018】
本発明は、ルーフサイドレール50の前端部51を、閉断面体から成るフロントピラー12の中へ延して、湾曲部13の位置で補強材30に重ねて接合したことを特徴とする。具体的には、ルーフサイドレール50の前端部51を湾曲部13を通して線A2よりも前方まで延ばした。
【0019】
図4は図3の4−4線断面図であり、右のフロントピラー12の湾曲部13周りにおける、アウトサイドパネル20、補強材30、インナサイドパネル40並びにルーフサイドレール50の関係について示す。この図によれば、ルーフサイドレール50の前端部51を閉断面体としてのフロントピラー12の中へ延したことが判る。
【0020】
ところで、アウトサイドパネル20の板厚は0.7mm程度であり、フロントピラー12のうちで最も小さい。インナサイドパネル40の板厚は、アウトサイドパネル20の板厚よりも大きい。補強材30は、主にアウトサイドパネル20の剛性を高めるとともに、フロントピラー12全体の剛性をも高める部材である。このため、補強材30の板厚は、インナサイドパネル40の板厚よりも大きい。ルーフサイドレール50の板厚は、インナサイドパネル40の板厚とほぼ同等である。
【0021】
上述のように、インナサイドパネル40の後端41は補強材30の後端30aよりも後方へ延びている。ルーフサイドレール50の前端部51は、後側の基部52と、基部52から前方へ延びる傾斜部53と、傾斜部53から前方へ延びる先部54とを、一体に形成したものである。
【0022】
詳しくは、ルーフサイドレール50の前端部51は、補強材30より後方(図の左側)の位置では、基部52をインナサイドパネル40の裏面に重ねて接合し、湾曲部13側へ延びるにつれて、車幅中心CL側のインナサイドパネル40と車幅方向外寄りの補強材30との中間部14aへ向って傾斜する傾斜部53を形成し、この傾斜部53の前端53aよりも前方(図の右側)の位置では、先部54が中間部14aを通るようにしたことを特徴とする。
このため、ルーフサイドレール50の前端部51は、少なくとも湾曲部13の位置(図に示す線A1と線A2との間の範囲)では、中間部14aを通ることになる。
【0023】
ここで、「中間部14a」とは、補強材30のウエブ31とインナサイドパネル40との間の空間14のうち、インナサイドパネル40から車幅方向外寄りに離れた位置のことを言う。最も好ましい中間部14aは、補強材30のウエブ31とインナサイドパネル40のとの間の空間14のうち、車幅方向の間隔S1のほぼ半分の位置である。
【0024】
但し、中間部14aは、厳密に間隔S1の1/2の位置である必要はなく、湾曲部13の位置で補強材30を補強して剛性を高めることができればよい。例えば、補強材30側又はインナサイドパネル40側へ1:2程度の割合いで寄せた位置を中間部14aとしても、ルーフサイドレール50の前端部51は補強材30を補強する役割を十分に果たすことができる。
【0025】
図5は図3の5−5線断面図であり、後上方へ延びている途中のフロントピラー12の断面構造を示し、上記図1における5−5線断面構造にも相当する。この図によれば、フロントピラー12が、車体側面のアウトサイドパネル20と中間の補強材30と車室15側のインナサイドパネル40とからなる閉断面体であることが判る。
【0026】
具体的に説明すると、フロントピラー12をこの図のようにピラー長手方向に対して直角に断面したとき、各部材20〜40の断面形状は次の通りである。
アウトサイドパネル20は、ウエブ21とこのウエブ21の両端のフランジ22,23とからなる、チャンネル状断面体(溝型断面体)であって、各フランジ22,23の先端に接合部22a,23aを一体に形成した部材である。
【0027】
補強材30は、ウエブ31とこのウエブ31の両端のフランジ32,33とからなる、チャンネル状断面体(溝型断面体)であって、各フランジ32,33の先端に接合部32a,33aを一体に形成した部材である。
インナサイドパネル40は、概ね平板状の部材であって、両端にフランジ42,43を一体に形成したものである。
【0028】
フロントピラー12は、アウトサイドパネル20の接合部22a,23aと、補強材30の接合部32a,33aと、インナサイドパネル40のフランジ42,43と、をスポット溶接等で接合することで、閉断面体にすることができる。
図中、65はフロントピラーガーニッシュである。
【0029】
図6は図3の6−6線断面図であり、湾曲部13における、フロントピラー12とルーフサイドレール50の前端部51との関係を示す。
この図によれば、前端部51の先部54を、両端のフランジ54a,54bと中間のウエブ54cとからなる、チャンネル状断面体(溝型断面体)とし、前端部51の先部54を、補強材30とインナサイドパネル40との間の中間部14aに通し、先部54のフランジ54a,54bを補強材30のフランジ32,33にスポット溶接等で接合したことが判る。
図中、66はルーフ61の縁部分のシール部材である。
【0030】
図7は図3の7−7線断面図であり、補強材より後方の位置における、フロントピラー12とルーフサイドレール50の前端部51との関係を示す。
この図によれば、前端部51の傾斜部53を、両端のフランジ53a,53bと中間のウエブ53cとからなる、チャンネル状断面体(溝型断面体)とし、フランジ53a,53bをアウトサイドパネル20の接合部22a,23a及びインナサイドパネル40のフランジ42,43に、スポット溶接等で接合したことが判る。
【0031】
図8は図3の8−8線断面図であり、インナサイドパネルより後方の位置における、フロントピラー12とルーフサイドレール50の前端部51との関係を示す。
この図によれば、前端部51における基部52を概ね縦向き平板状とし、上下両端の接合部52a,52bを、アウトサイドパネル20の接合部22a,23aにスポット溶接等で接合することで、アウトサイドパネル20とルーフサイドレール50とによって、閉断面体にしたことが判る。
【0032】
次に、上記構成の車体構造の作用について、図3、図4及び図6に基づき説明する。
本発明は、補強材30よりも薄肉のルーフサイドレール50によって、フロントピラー12のうち湾曲部13の位置を補強して剛性を高めるようにした。詳しくは、閉断面体からなるフロントピラー12の中へ延したルーフサイドレール50の前端部51を、フロントピラー12上部における湾曲部13の位置において、インナサイドパネル40と補強材30との中間部14aに通して、補強材30に接合した。前端部51を利用して補強材30の剛性を補うことができる。この結果、フロントピラー12の上部のうち、応力が集中する湾曲部13の剛性を効率良く高めることができる。しかも、補強材30の板厚を増す必要がないので、車体重量を抑制することができる。
【0033】
さらには、図4に示すように前端部51を、湾曲部13側へ延びるにつれて中間部14aへ向って傾斜させるとともに、湾曲部13の位置で補強材30のフランジ32,33(図6参照)に接合した。フロントピラー12とルーフサイドレール50との接合部分において、湾曲部13の位置から補強材30の後方の位置にかけての断面形状を、徐々に変化させることができる。この結果、接合部分の断面変化を抑制しつつ剛性を確保することができる。従って、接合部分の応力集中をより抑制できる。
【0034】
なお、上記実施の形態においては、右のフロントピラー12と右のルーフサイドレール50との接合部分について説明したが、左のフロントピラー12と左のルーフサイドレール50との接合部分の構成、作用についても同様であり、説明を省略する。
【0035】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1は、閉断面体からなるフロントピラーの中へ延したルーフサイドレールの前端部を、フロントピラー上部における湾曲部の位置において、インナサイドパネルと補強材との中間部に通して、補強材に接合することで、ルーフサイドレールの前端部を利用して補強材の剛性を補うことができる。この結果、フロントピラーの上部のうち、応力が集中する湾曲部の剛性を効率良く高めることができる。しかも、補強材の板厚を増す必要がないので、車体重量を抑制することができる。
【0036】
さらに、ルーフサイドレールの前端部を、湾曲部側へ延びるにつれてインナサイドパネルと補強材との中間部へ向って傾斜させるとともに、湾曲部の位置で補強材に接合したので、フロントピラーとルーフサイドレールとの接合部分において、湾曲部の位置から補強材の後方の位置にかけての断面形状を、徐々に変化させることができる。この結果、接合部分の断面変化を抑制しつつ剛性を確保することができる。従って、接合部分の応力集中をより抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両の前部の斜視図
【図2】本発明に係る右のフロントピラー並びに右のルーフサイドレールの分解図
【図3】本発明に係る右のフロントピラー並びに右のルーフサイドレールの右側面図
【図4】図3の4−4線断面図
【図5】図3の5−5線断面図
【図6】図3の6−6線断面図
【図7】図3の7−7線断面図
【図8】図3の8−8線断面図
【図9】従来のフロントピラーとルーフサイドレールとの接合部分の概要図
【符号の説明】
10…車両、11…車体、12…フロントピラー、13…湾曲部、14…空間、14a…中間部、15…車室、20…アウトサイドパネル、30…補強材、40…インナサイドパネル、50…ルーフサイドレール、51…ルーフサイドレールの前端部、52…基部、53…傾斜部、22,23,32,33,42,43,53a,53b,54a,54b…フランジ、54…先部、61…ルーフ、ra…曲率半径、θ…角度。
Claims (1)
- フロントピラーの上端を湾曲させつつ後方へ延し、その湾曲部の後端から後方へルーフサイドレールを延し、このルーフサイドレールにてルーフを支える車体であって、前記フロントピラーを、車体側面のアウトサイドパネルと補強材と車室側のインナサイドパネルとからなる閉断面体とした車体構造において、
前記ルーフサイドレールは、
前記補強材より後方の位置で前記インナサイドパネルに重ねて接合され、前記湾曲部側へ延びるにつれて前記インナサイドパネルと前記補強材との中間部へ向って傾斜した前端部を有し、
前記フロントピラーは、
前記湾曲部の前側部位において、前記アウトサイドパネルと、前記補強材と、前記インナサイドパネルとの各フランジをこの順で重ねて接合して2つの閉断面を形成し、
前記湾曲部の後側部位において、前記アウトサイドパネルと、前記ルーフサイドレールと、前記インナサイドパネルとの各フランジをこの順で重ねて接合して2つの閉断面を形成し、
前記湾曲部において、前記ルーフサイドレールの前端部を、前記中間部に通し、かつ、前記前端部のフランジを、前記補強材のフランジのうち、前記アウトサイドパネル及び前記インナサイドパネルの各フランジとの接合箇所を避けた部位に接合して、前記アウトサイドパネル、前記補強材、前記前端部及び前記インナサイドパネルで3つの閉断面を形成したことを特徴とする車体構造。
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