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JP3853738B2 - 高速ろ過方法 - Google Patents

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JP3853738B2 JP2002571182A JP2002571182A JP3853738B2 JP 3853738 B2 JP3853738 B2 JP 3853738B2 JP 2002571182 A JP2002571182 A JP 2002571182A JP 2002571182 A JP2002571182 A JP 2002571182A JP 3853738 B2 JP3853738 B2 JP 3853738B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、下水、返流水、工場排水、ごみ浸出水、農業排水、雨水等の高濃度の浮遊物質(以下、“SS”という)を含む大量の原水をろ過するための高速ろ過装置及びこれを用いた高速ろ過方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記のような高濃度のSSを含む大量の原水をろ過処理する場合には、ろ過層内に捕捉し得るSS量を多くする必要がある。このため、通常の砂ろ過法に用いられるよりも大きい10mm前後の粒径の沈降性粒状ろ材を用いて、下向流でろ過を行うのが普通である。しかしろ材径を大きくすると、SS除去率が低下することが避けられない。またろ過層全体でSSを捕捉するため、捕捉したSSを逆洗で排出することが難しく、逆洗には大量の洗浄水が必要になるという問題があった。
【0003】
また、上向流ろ過方式を採用した場合には、密度が0.9〜0.95g/cmのポリプロピレンやポリエチレン製の円筒状ろ材が用いられることが多い。しかし水との密度差が小さいので、逆洗時に円筒状ろ材が流出するおそれがある。そこで充填層の下部にスクリーンを設けているが、ろ過運転と逆洗を繰り返すうちにスクリーンに目詰まりが発生し、ろ過不能となり、しかも装置構造上、この下部スクリーンの目詰まりを解消することは非常に困難であった。
【0004】
また、逆洗においても下部スクリーンがあるため、ろ材が膨張することによりろ材間に間隙を作ってスクリーンを目詰まりさせた汚濁物を排出,除去するということができないため、空洗や水洗の繰り返しが必要であり、長時間の逆洗工程を必要としていた。更に、下部のスクリーンの目詰りを防ぐ目的で一般にはスクリーンの目開きを10mm等まで大きくする場合が多いが、この際にはろ材粒径を目開きよりも大きくとる必要があり、SS捕捉効率を向上させるためにろ材厚さを2m等厚くする必要があり、この場合には、設備が過大になるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記した従来の問題点を解決し、高濃度のSSを含む大量の原水を高速ろ過することができ、しかも逆洗が容易で目詰まりが発生する恐れのあるろ材充填層下部のスクリーンが不要な高速ろ過方法を提供するためになされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明に係る高速ろ過方法は、下水、返流水、工場排水、ごみ浸出水、農業排水、雨水等の、高濃度の浮遊物質を含む原水をろ過するための複数の上向流式ろ過塔と、ろ過塔の内部に充填した浮上ろ材とを含み、該浮上ろ材は、みかけ密度が0.1〜0.4g/cmで0.1MPa以上の50%圧縮かたさを持つ発泡高分子からなり、サイズが4〜10mmの凹凸状または筒状を有し、さらに、ろ材充填層の上部のみに設けられ、浮上ろ材の流出を防止するためのスクリーンと、該スクリーンの上側に形成されて処理水を貯留する、前記複数のろ過塔に共通の共通流路と、充填層の下部に設けた逆洗空気用ノズルと、逆洗空気を該逆洗空気ノズルに供給する空気供給手段と、ろ過塔の下部に設けた原水供給路と、ろ過塔の下端部に設けた逆洗排水の排出弁とを含むろ過装置を使用し、
各ろ過塔につき、原水供給路から原水を供給し、かつ、上向流式に通水して原水に含まれる浮遊物質を浮上ろ材間に捕捉することにより原水のろ過を行うと共にろ過後の処理水を前記共通流路に貯留し、また、ろ材充填層におけるろ過抵抗の増加に際しては、排出弁を開いて前記共通流路に貯留された処理水の下向流により当該ろ材充填層を1.2〜4.0m/分の水洗線速度下で逆洗することを特徴とするものである。なお、ろ材に係る「みかけ密度」とは、高分子そのものの密度ではなく発泡させ気孔も含む高分子の平均的密度をいう。
【0007】
本発明に係る高速ろ過方法においては、高濃度のSSを含む原水を100〜1000m/日の通水線速度で上向流式に通水するのが望ましい。ちなみに、1000m/日の通水線速度は分速で約0.7m/分であり、一般的な砂ろ過装置の水洗線速度に相当する程度に速いことから、これ以上の通水線速度ではSSがろ材中に捕捉されずSS除去率が極端に低下することになる。
【0008】
本発明においては、比較的硬くて圧密されにくい凹凸状または筒状の浮上ろ材を用いたので、浮上ろ材間に多くのSSを捕捉することができる。このため高濃度のSSを含む大量の原水を100〜1000m/日の通水線速度で高速ろ過することができる。またみかけ密度が従来よりも非常に小さい浮上ろ材を用いたので、逆洗の際に浮上ろ材が流出するおそれはなく、従来のような下部スクリーンは不要となるからスクリーン閉塞のトラブルがない。しかも1.2〜4.0m/分の高速の水洗線速度で逆洗を容易に行うことができるので、逆洗時間の短縮を図ることもできる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の好ましい実施の形態を示す。
図1において1はろ過塔であり、ここでは4つのろ過塔1が並列に設置されている。各ろ過塔1の内部には以下に示す浮上ろ材2が所定の高さに充填されている。下水、返流水、工場排水、ごみ浸出水、農業排水、雨水等の高濃度のSSを含む大量の原水は、原水ポンプ3によりろ過塔1の下部に導入され、塔内を上向流で通過する間に浮上ろ材の充填層でSSを捕捉され、上部の共通流路4から処理水として取り出される。
【0010】
なお、ろ過運転中における浮上ろ材2の流出を防止するための上部スクリーン5がろ材充填層の上部に設けられている。また充填層の下部には逆洗空気用ノズル6が配置されており、必要に応じて空洗ブロワー7から逆洗空気を供給することができるようになっている。このほか、ろ過塔1の下端部には逆洗排水の排出弁8が設けられている。
【0011】
本発明で用いられる浮上ろ材2は、みかけ密度が0.1〜0.4g/cmで0.1MPa以上の50%圧縮かたさを持つ発泡高分子からなるものである。このような物性を持つ発泡高分子としては、ポリプロピレン,ポリスチレン,ポリエチレン等がある。とりわけこの中でも、発泡度を制御された独立気泡型の発泡ポリエチレンは耐熱性、耐薬品性、耐候性にも優れている。
【0012】
みかけ密度を0.1〜0.4g/cmとしたのは、0.1未満であると望ましい圧縮硬さを得ることができず、また、1.2〜4.0m/分の逆洗時にろ材層を膨張させることが不可能であり、逆に0.4を超えると逆洗の際に流出するおそれがあるためである。また50%圧縮かたさを0.1MPa以上としたのは、これよりも硬さが低いと高速ろ過の際にろ材が圧密されてしまい、多量のSSを捕捉できなくなり、ひいてはろ過継続時間が短くなるためである。なお50%圧縮かたさとは、ろ材粒子を形成するための高分子シートを、その高さが半分になるまで押し潰すために必要な圧力を意味するものである。50%圧縮かたさ、みかけ密度は、JIS K6767に規定されている方法で測定する。
【0013】
また本発明で用いられる浮上ろ材2は、サイズが4〜10mmの凹凸状または筒状のものである。ここで凹凸状とは、立方体、直方体、球体のような単純形状ではなく、外表面に何らかの凹凸を備えた異形状を意味するものである。例えば図3には4枚の腕9を持つ浮上ろ材2が示されており、図4には断面四角形状の板状体の外周面に波状の凹凸10を形成した浮上ろ材2が示されている。さらに図5には、断面がZ状の浮上ろ材2が示されている。図7に示す浮上ろ材2は、図3の形状からさらに羽部分の形状を風車型状に改良したものである。なお、図8や図9に示すように平板を同一形状に打ち抜くことができる形状としておけば、材料の無駄が生じないので好ましい。図3、図4の形状についても同様である。
【0014】
このように凹凸状とされた浮上ろ材2は、充填層を形成した際に相互間に形成される間隙が直線経路とはならず、沈殿効果、ろ過効果を向上させるため充填層にSSを確実に捕集することができるとともに、相互間の間隙が大きいために多量のSSを充填層内に捕捉できる利点がある。なお浮上ろ材2の形状は図3〜図7に例示したものに限定されるものではなく、その他の様々な形状(たとえば金平糖のような多数の突起を持った形状)とすることができる。
【0015】
本発明で用いられる浮上ろ材2は、図6に示すような筒状であってもよい。この形状は、内部空間11がSSの捕集及び多量のSSの捕捉に効果を発揮するものである。図6に示す円筒形に限らず、角筒状であっても差し支えない。
【0016】
浮上ろ材2のサイズを4〜10mmとしたのは、これよりも細かいと高速ろ過により閉塞が生じ易くなり、10mmを超えるとSSの捕集率が低下するためである。なお、上記したように本発明で用いられる浮上ろ材2は単純形状ではないため、サイズとは1個のろ材粒子の各部の外径寸法のうち最大のものをいうものとする。
【0017】
本発明の一実施形態では上記の浮上ろ材2とともに、みかけ密度が0.03〜0.1g/cmで粒径が2〜4mmの球状ろ材がろ過塔1に充填される。これは高発泡度の高分子粒子であり、密度差によって上記の浮上ろ材2の充填層よりも上方に別の充填層を形成し、SSの捕集率を高める効果がある。なお逆洗の際には一時的に浮上ろ材2と入り混じるが、逆洗を停止すれば密度差によって分離することとなる。このような物性を持つ発泡高分子としては、ポリプロピレン,ポリスチレン,ポリエチレン等がある。とりわけこの中でも、発泡度を制御された独立気泡型の発泡ポリエチレンは耐熱性、耐薬品性、耐候性にも優れている。
【0018】
上記のような高速ろ過装置を用いて、高濃度のSSを含む大量の原水をろ過するには、図1のようにろ過塔1の下部から原水ポンプ3により打ち込み、塔内を上向流で通過させて充填層でSSを捕捉させ、上部の共通流路4から処理水として取り出す。このときの通水線速度は100〜1000m/日、好ましくは300〜1000m/日とする。浮上ろ材2の流出は上部スクリーン5により防止される。
【0019】
このような高速ろ過を行なっても、前記した浮上ろ材2が大量のSSを効率よく捕捉し、かつ大量のSSを充填層内に保持することができる。しかも浮上ろ材2は0.1MPa以上の50%圧縮かたさを持つ比較的硬い粒子であるから、高速ろ過の圧力によっても圧密されることがなく、閉塞に至らない。なお通常のろ材を使用した場合には、高濃度のSSを含む原水を100m/日以上の通水線速度でろ過することは困難であり、短時間で閉塞に至る。
【0020】
ろ過運転の継続により通水抵抗が増加してきたときには、図2に示すように、その通水抵抗が増加したろ過塔1についての原水の打ち込みを必要に応じて停止し、逆洗排水の排出弁8を開いて上部の共通流路4内の処理水を下向きに流す。このとき必要に応じて逆洗空気用ノズル6から空気を吹き込むことにより充填層を激しく攪拌し、捕捉されているSSをろ材から分離させる。本発明においては、このときの水洗線速度を1.2〜4.0m/分とするものである
【0021】
一般には逆洗時の水洗線速度は1.0m/分以下であるから、本発明における逆洗はかなり高速である。このような高速逆洗が可能であるのは、浮上ろ材2の密度が0.4以下と小さいために下部スクリーンを設けなくても下方に流出しないためである。この結果、洗浄時間の短縮化を図ることができる。また図2に示すように上部の共通流路4内の処理水を利用することにより、洗浄排水ラインのバルブの開閉で逆洗を行うことができ、洗浄用ポンプは不要となる。
【0022】
上記したように、本発明によれば高濃度のSSを含む原水を閉塞を招くことなく高速ろ過することができ、また短時間で逆洗してろ過能力を回復させることができる。次に本発明の実施例を示す。
【0023】
(実施例1)
同一のろ過塔に表1に示す各種のろ材を充填し、SS濃度が300mg/Lの原水を800 / の通水線速度で通水してろ過継続時間、SS除去率、水洗洗浄性を評価した。その結果を表1中に示した。なお、表1中には従来法のろ材を2例、比較例のろ材を5例示した。本発明のろ材としては、密度、あるいは粒径の異なる5例の図3に示す形状のものを使用した。また、ろ過継続時間としてはろ過差圧が水頭で1m上昇するまでの時間を測定した。表1のデータに示されたように、従来法のろ材2例および比較例のろ材5例に関しては、圧縮硬さまたはろ過継続時間またはSS除去率または洗浄性に問題がある。一方本発明ろ材(1)〜(5)によれば、必要な圧縮硬さと優れたSS除去率と優れた洗浄性と必要なろ過継続時間を両立させることができる。
【0024】
【表1】
Figure 0003853738
【0025】
(実施例2)
ろ過塔の内部に、みかけ密度が0.3g/cmでサイズが8mmの図3に示した形状の浮上ろ材と、みかけ密度が0.05g/cmで直径3.6mmの球形のろ材とを充填した。充填高さは前者が80cm、後者が20cmである。SS濃度が300mg/Lの原水を1000 / の通水線速度で通水してろ過テストを行なったところ、SS除去率は70%、BOD除去率は65%に達した。なお、ろ過継続時間は45分であった。
【0026】
以上に説明したように、本発明によれば高濃度のSSを含む大量の原水を、ろ材を圧密させることなく高速ろ過することができる。しかも短時間で逆洗を容易に行なうことができ、下部スクリーンを設置する必要もないので従来のような目詰まりが発生することもない等の効果を得ることができる。
【0027】
【発明の効果】
本発明に係る高速ろ過方法は、下水、返流水、工場排水、ごみ浸出水、農業排水、雨水等の高濃度の浮遊物質(SS)を含む大量の原水をろ過するために用いることができ、産業上利用価値が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ろ過運転中の高速ろ過装置を示す断面図である。
【図2】逆洗中の高速ろ過装置を示す断面図である。
【図3】浮上ろ材の例を示す斜視図である。
【図4】浮上ろ材の他の例を示す斜視図である。
【図5】浮上ろ材の他の例を示す斜視図である。
【図6】筒状の浮上ろ材を示す斜視図である。
【図7】風車状の浮上ろ材を示す斜視図である。
【図8】平板からの打ち抜き例を示す平面図である。
【図9】平板からの他の打ち抜き例を示す平面図である。

Claims (2)

  1. 下水、返流水、工場排水、ごみ浸出水、農業排水、雨水等の、高濃度の浮遊物質を含む原水をろ過するための複数の上向流式ろ過塔と、ろ過塔の内部に充填した浮上ろ材とを含み、該浮上ろ材は、みかけ密度が0.1〜0.4g/cmで0.1MPa以上の50%圧縮かたさを持つ発泡高分子からなり、サイズが4〜10mmの凹凸状または筒状を有し、さらに、ろ材充填層の上部のみに設けられ、浮上ろ材の流出を防止するためのスクリーンと、該スクリーンの上側に形成されて処理水を貯留する、前記複数のろ過塔に共通の共通流路と、充填層の下部に設けた逆洗空気用ノズルと、逆洗空気を該逆洗空気ノズルに供給する空気供給手段と、ろ過塔の下部に設けた原水供給路と、ろ過塔の下端部に設けた逆洗排水の排出弁とを含むろ過装置を使用し、
    各ろ過塔につき、原水供給路から原水を供給し、かつ、上向流式に通水して原水に含まれる浮遊物質を浮上ろ材間に捕捉することにより原水のろ過を行うと共にろ過後の処理水を前記共通流路に貯留し、また、ろ材充填層におけるろ過抵抗の増加に際しては、排出弁を開いて前記共通流路に貯留された処理水の下向流により当該ろ材充填層を1.2〜4.0m/分の水洗線速度下で逆洗することを特徴とする高速ろ過方法。
  2. 請求項記載の高速ろ過方法であって、高濃度の浮遊物質を含む前記原水を100〜1000m/日の通水線速度で上向流式に通水することを特徴とする高速ろ過方法。
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