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JP3848903B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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JP3848903B2
JP3848903B2 JP2002224325A JP2002224325A JP3848903B2 JP 3848903 B2 JP3848903 B2 JP 3848903B2 JP 2002224325 A JP2002224325 A JP 2002224325A JP 2002224325 A JP2002224325 A JP 2002224325A JP 3848903 B2 JP3848903 B2 JP 3848903B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、交流電力を直流電力に変換する電力変換装置に係り、特に、交流電源の半周期に1回もしくは複数回の短絡動作を行い電源の力率改善を行う電力変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
交流電源の半周期に1回もしくは複数回の短絡動作を行い力率を改善する電力変換装置を、特開平10−201248号公報が開示している。特開平10−
201248号公報は、電源装置に接続したインバータ回路のパルス幅変調信号(PWM信号)のデューティー比もしくは出力周波数などの内部的状態に基づいて短絡手段の短絡開始時刻(ディレイ時間)と短絡期間(パルス幅)とを決定して、負荷の状態に応じて力率を最適点に制御する方法を開示している。
【0003】
前記特開平10−201248号公報は負荷の状態に応じてディレイ時間とパルス幅を、予め設定した関数、例えば、インバータのPWMデューティーに対するディレイ時間とパルス幅の関数、から算出して力率を改善している。このため、設定した条件下では最適な力率を確保するとともに安定したモータ制御が行える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記電源装置は交流電源に接続しており、交流電源の電力を直流電力に変換する装置である。交流電源として用いている商用電源の電圧は、一般的に変動することが知られている。前記特開平10−201248号公報には、交流電源の電圧変動の対応策の記載が無く、電源変動による力率の低下防止方法の開示がない。
【0005】
また、前記従来技術は、インバータによるモータ制御を念頭に、負荷状態量に対するディレイ時間とパルス幅の関数を使用してディレイ時間とパルス幅を決定していて、直流電圧の制御が記載されていない。
【0006】
本発明の目的は交流電源の電圧変動に対応した力率改善型電力変換装置を提供することであり、本発明の別の目的は、簡単な演算でディレイ時間とパルス幅を決定し、直流電圧を制御する電力変換装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の電力変換装置は、一端を交流電源に接続したリアクトルと、一端を該リアクトルの他端に接続した短絡手段と、交流入力側の一端を前記リアクトルの他端に接続し、交流入力側の多端を前記短絡手段の他端に接続した整流回路と、前記交流電源のゼロクロスを検出するゼロクロス検出回路と、一端を前記交流電源の他端に接続し、他端を前記短絡手段の他端に接続した入力電流検出回路と、前記整流回路の直流出力の両端に接続した平滑コンデンサと、前記短絡手段を制御する制御回路とを備え、前記制御回路が前記交流電源のゼロクロス点から短絡動作を開始するまでの期間であるディレイ時間Tdと、短絡期間であるパルス幅Twとに基づいて、前記短絡手段の短絡動作を制御し、前記ディレイ時間Tdと前記パルス幅Twを、それぞれを制御する。
【0008】
本発明の電力変換装置は、ディレイ時間Tdとパルス幅Twを以下のように制御する。
(1)予め設定した入力電流もしくは入力電力に対する関数からディレイ時間を算出し、直流電圧が予め設定した所定値になるようにパルス幅Twを可変する。
(2)ディレイ時間Tdを予め設定した所定値(固定値)とし、直流電圧が予め設定した所定値になるようにパルス幅Twを可変する。
(3)ディレイ時間Tdおよびパルス幅Twを入力電流もしくは入力電力に対する関数として、それぞれ与え、この関数を用いて検出した入力電流もしくは入力電力から前記パルス幅Twおよび前記ディレイ時間Tdを設定する。
(4)ディレイ時間Tdを決定する(1)に示した関数もしくは(2)に示した所定値(固定値)あるいは、(3)で示した前記ディレイ時間Tdとパルス幅Twの関数を交流電源の電圧に対応して複数備え、交流電源の電圧に応じて選択する。
(5)交流電源の電圧を、短絡手段が短絡動作する前の直流電圧あるいは短絡動作を一時停止したときの直流電圧から推定して、電源電圧の変動に対応する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
【0010】
図1は、本実施例の電力変換装置を用いたモータ制御装置の基本構成図である。本実施例の電力変換装置100は図1に示すように、単相の交流電源1の一方の出力端に一端が接続したリアクトル2と、そのリアクトル2を介して交流電源1を短絡する短絡手段3と、交流電源1に接続していない側のリアクトル2の他端とリアクトル2が接続していない側の交流電源1の他端との間に入力電流検出回路30を介して接続した整流回路4と、整流回路4の直流出力の両端に直列接続した平滑コンデンサ6と、整流回路4の交流入力の一方と、平滑コンデンサ6を構成する平滑コンデンサ61と平滑コンデンサ62との接続点の間に接続した整流回路切替手段5と、交流電源1のゼロクロスを検出するゼロクロス検出回路8と、前記平滑コンデンサ6の両端の直流電圧Vdを入力しゼロクロス信号92を基準タイミングとして短絡手段3を動作させる短絡パルス信号96を出力し、整流回路切替手段5に整流回路切替信号97を出力する制御回路7と、前記交流電源1から入力される入力電流Isを検出し、制御回路7に入力電流値98を出力する入力電流検出回路30とを備えている。
【0011】
図1には、前記電力変換装置100の直流出力に接続したインバータ回路10と電動機を内蔵した圧縮機20とを備えたモータ駆動システム101を合わせて示す。ここで、制御回路7は、例えばワンチップマイクロコンピュータなどの半導体集積回路(IC)で構成しており、全ての動作をソフトウェア処理で実行している。
【0012】
ゼロクロス検出回路8は、交流電源1の両端の電圧を入力し、交流電源1の交流電圧(以下、電源電圧Vsと略記する。)がゼロクロス点を通過し極性が変わるタイミングでHigh信号からLow信号に、もしくはLow信号からHigh信号に切り替わるゼロクロス信号92を出力する。このゼロクロス信号92は制御回路7へ入力される。
【0013】
制御回路7は、入力されたゼロクロス信号92の立ち上がりもしくは立ち下りを基準タイミングとして、そこから短絡手段3が短絡動作を開始するまでの期間(以下、ディレイ時間Td)および短絡する期間(以下、パルス幅Tw)を設定し、短絡パルス信号96(High,Low信号)を短絡手段3に出力する。ディレイ時間Tdおよびパルス幅Twは、制御回路7に予め記憶させたり、制御回路7で計算して求める。
【0014】
短絡手段3は短絡パルス信号96に従って短絡開閉動作を行う。本実施例では、制御回路7から出力される短絡パルス信号96がHighの時に、短絡手段3は短絡動作する。短絡手段3は、ダイオードブリッジとIGBTもしくは、バイポーラトランジスタ,MOSFETなどの電力半導体スイッチング素子で構成しており、短絡パルス信号96に従ってリアクトル2を介して交流電源1を短絡する。この短絡開閉動作によって交流電源1の力率を改善する。
【0015】
整流回路切替手段5は、パワーリレー,トライアック,ダイオードブリッジと電力半導体スイッチング素子(IGBT,バイポーラトランジスタ,MOSFET)の組み合わせなどによる双方向スイッチで構成され、制御回路7が出力する整流回路切替信号97(High,Low信号)に応じて整流回路4を切り替える。本実施例では、整流回路切替信号97がLow信号のときに整流回路4を全波整流回路に切り替え、High信号のときに倍電圧整流回路に切り替える。
【0016】
制御回路7は、ゼロクロス信号92と、平滑コンデンサ6の両端の直流電圧
Vdである直流電圧値93と、入力電流値98とを入力し、短絡パルス信号96と、整流回路切替信号97を出力する。
【0017】
本実施例の電力変換装置100は、交流電源1を電源半周期に一回もしくは複数回、リアクトル2を介して短絡する動作を行って、電源電流の通流角を広げ電源力率を改善しながら、交流電力を直流電力に変換する。本実施例の電力変換装置100は、整流回路切替手段5を備えていて、整流回路4を全波整流回路あるいは倍電圧整流回路に切り替えて動作させる。そのため、パルス幅Twで直流電圧Vdを制御することに加え、幅広い範囲の直流電圧Vdを出力できる。
【0018】
本実施例の電力変換装置100の入力電流Isに対する、ディレイ時間Tdと、パルス幅Twと、効率と、力率と、直流電圧Vdとの関係を図2を用いて説明する。図2は、入力電流Isを変化した場合に、力率が最大となるようにディレイ時間Tdとパルス幅Twとを変えた実験結果である。図2の横軸は入力電流
Isであって、図2(a)に効率と力率を、図2(b)に直流電圧を、図2(c)にディレイ時間Tdとパルス幅Twとを示す。ここで、図2の横軸に入力電流を記載したが、横軸を入力電力としても同様である。以下、本実施例では横軸が入力電流の場合を説明する。
【0019】
図2は全波整流回路及び倍電圧整流回路の実験結果である。図2の区間Aは全波整流回路で動作する入力電流範囲を示し、区間Bと区間Cとは倍電圧整流回路で動作する入力電流範囲であり、区間Cでは区間Bより負荷が重い。電源装置の起動時(入力電流がゼロ近傍)では区間Aの全波整流回路動作し、入力電流Isの増加に伴って区間Bの倍電圧整流回路動作に移行する。入力電流Isが減少していくと区間Bの倍電圧整流回路動作から区間Aの全波整流回路動作へと移行するが、区間Aと区間Bとの入力電流値が重複する部分がありヒステリシスを持たせてあるために円滑に移行できる。
【0020】
区間A,区間Bの入力電流Isの場合、図2(c)に示すようにディレイ時間Tdが入力電流Isに対して単調減少し、パルス幅Twが単調増加しており、ディレイ時間Tdとパルス幅Twとの和が一定値になっている。すなわち、ディレイ時間Tdとパルス幅Twとが相互に関連付けられており、どちらか一方を決定すれば、他方を決定できる関係になっている。言い換えると、検出した入力電流Isが区間A,区間Bであれば、ディレイ時間Tdとパルス幅Twとを決定できる。また、図2(b)に示すように、直流電圧Vdは、入力電流Isに対してほぼ一定値である。
【0021】
ディレイ時間Tdとパルス幅Twとを決定する第1の方法として、直流電圧
Vdを一定にするようにパルス幅Twを制御し、かつディレイ時間Tdとパルス幅Twとの和が一定になるようにする。この方法は、短絡手段で短絡開始する時点を直流電圧が一定になるように制御して、短絡動作を終了する時点を一定にすることと同じである。これにより、図2に示す区間Aおよび区間Bでは直流電圧Vdを一定に制御すると同時に最大力率で運転が可能となる。なお、区間A,区間Bに入っているか否かの判定は電流検出信号98を用いて判定する。
【0022】
ディレイ時間Tdとパルス幅Twとを決定する第2の方法として、入力電流検出回路30からの入力電流検出信号98に応じて、ディレイ時間Tdとパルス幅Twを相互に関連付けずに、入力電流検出信号98に応じてそれぞれ独立にディレイ時間Tdとパルス幅Twとを決定する。高い力率で運転できるディレイ時間Tdとパルス幅Twとを、シミュレーションで予め求めて、ディレイ時間Tdの値を入力電流Isから求める関数と、パルス幅Twの値を入力電流Isから求める関数とを予め制御回路7に入力しておく。この方法はディレイ時間Tdおよびパルス幅Twを簡便に求める良い方法である。
【0023】
次に、交流電源1の電源電圧Vsの変動に対応した、ディレイ時間Tdとパルス幅Twとを決定する第3の方法を説明する。この方法では、図2で示した関係を利用して入力電流Isとディレイ時間Tdの関係に従ってディレイ時間Tdを決定する。一方、パルス幅Twは直流電圧Vdを一定にするように決定する。なお、ディレイ時間Tdを入力電流Isで求める関数は、予め実験やシミュレーションで求めた。
【0024】
図3に、横軸にパルス幅Twにした場合の、効率や力率や直流電圧Vdの電源電圧Vs依存性を示す。図3に示すように、電源電圧Vdの変動に伴って効率や力率や直流電圧が変動するが、これらのグラフの概形は変わらない。言い換えると、電源電圧に応じて効率と力率とは図3に示すパルス幅TwがA,B,Cの各値で極大値のピークを持つ2次関数状に変化する。また、直流電圧Vdは、単調増加関数的に変化する。また、図3のパルス幅TwがA,B,Cの各値で、直流電圧Vdが等しいことがわかる。つまり、電源電圧Vsが変化しても直流電圧
Vdが一定になるようにパルス幅Twを制御すれば、力率を最大値に制御できる。
【0025】
この第3の方法では、図2の区間Aと、区間Bとで、ディレイ時間Tdを入力電流Isもしくは入力電力に対応した値として予め設定しておき、直流電圧Vdを一定に制御するようにパルス幅Twを決定して、電源変動に対応した力率改善制御をする。
【0026】
なお、図3に示したように、前記条件が成り立つ範囲は電源変動は定格電圧の±5%程度である。そこで、いくつかの異なる電源電圧Vsで、ディレイ時間
Tdの設定値(関数)をそれぞれ記憶(格納)し、電源電圧Vsの大きさによりディレイ時間Tdの設定値(関数)を変更して、広い範囲の電源電圧変動に対応できる。
【0027】
ここで、電源電圧Vsの変動は直接電源電圧Vsを検出する回路を別に設けても良いが、本実施例では力率改善動作停止時すなわち短絡動作の停止時の直流電圧Vdと電源電圧Vsとの関係を予め測定し、この測定結果を格納したテーブルあるいは測定結果から導き出した直流電圧Vdと電源電圧Vsとの関係式を用いて推定する。
【0028】
ディレイ時間Tdとパルス幅Twとを決定する第4の方法として、パルス幅
Twに制限を設けて、電源電圧Vsの変動に対応する。この第4の方法は図3の横軸に示した最大パルス幅52や最小パルス幅53に示す通り、基準となる電源電圧Vsに対するディレイ時間Tdの設定値(関数)を使用し、例えば電源変動±5%程度までは前記第3の方法でパルス幅Twを決定するが、それ以上の電源変動が生じたときはパルス幅Twを制限値、例えば最大パルス幅52や、最小パルス幅53に固定する。これによって、最大力率で運転できる電源電圧Vsの範囲は狭くなっても、多数のディレイ時間設定値(関数)が必要なく、電源電圧
Vsの大きさを把握する必要もないので制御構成が簡素化でき、力率もあまり低下しない。ここで、パルス幅Twが制限値(最大値もしくは最小値)になっている場合は、直流電圧Vdが必ずしも一定値となっているわけではないが、パルス幅Twの制限値を、使用するシステムが許容できる最小の力率値もしくは直流電圧の値から決定すればよい。
【0029】
次に図2の区間Cの制御方法を説明する。図2の区間Cでは、先に述べたディレイ時間Tdとパルス幅Twの和が一定になるという条件が成立しないが、ディレイ時間Tdを固定値にして、パルス幅Twを変更して直流電圧Vdを一定に保つことができる。つまり、ディレイ時間Tdを固定し、直流電圧Vdを一定に保つようにパルス幅Twを制御すれば、力率を最大値にした動作ができる。この場合にも、電源電圧Vsの大きさに対応した数種類のディレイ時間Td(固定値)を制御回路7に記憶し、電源電圧Vsの大きさに基づいてその固定値を変更すれば、電源電圧Vsの変動にも対応ができる。
【0030】
以上の実施例で説明したように、電源電圧Vsの半周期に一回もしくは複数回、電源を短絡する力率改善回路を備えた本発明の電源装置は、力率を最大値に保ちながら直流電圧Vdを一定に制御できる。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、電源電圧変動が生じても電源装置の力率を最大値に保ちながら直流電圧Vdを一定に制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の電力変換装置を用いたモータ制御装置の説明図。
【図2】実施例の電力変換装置の効率,力率,直流電圧の入力電流依存性の説明図。
【図3】実施例の電力変換装置で電源電圧が変動した場合の効率,力率,直流電圧の変化とパルス幅との関係の説明図。
【符号の説明】
1…交流電源、2…リアクトル、3…短絡手段、4…整流回路、5…整流回路切替手段、6…平滑コンデンサ、7…制御回路、8…ゼロクロス検出回路、10…インバータ回路、20…圧縮機、30…入力電流検出回路、100…電力変換装置、Tw…パルス幅、Td…ディレイ時間。

Claims (10)

  1. 一端を交流電源に接続したリアクトルと、一端を該リアクトルの他端に接続した短絡手段と、交流入力側の一端を前記リアクトルの他端に接続し、交流入力側の他端を前記短絡手段の他端に接続した整流回路と、前記交流電源のゼロクロスを検出するゼロクロス検出回路と、前記短絡手段を制御する制御回路と、一端を前記交流電源の他端に接続し、他端を前記短絡手段の他端に接続した入力電流検出回路と、前記整流回路の直流出力の両端に接続した平滑コンデンサとを具備した電力変換装置において、
    前記制御回路に入力電流検出値と前記平滑コンデンサの両端の直流電圧とを入力し、前記制御回路が、前記交流電源のゼロクロス点から短絡動作を開始するまでの期間であるディレイ時間Tdを、前記入力電流もしくは入力電力に対して予め設定した関数に基づいて制御し、かつ、短絡期間であるパルス幅Twを、前記直流電圧が所定値になるように制御することを特徴とする電力変換装置。
  2. 一端を交流電源に接続したリアクトルと、一端を該リアクトルの他端に接続した短絡手段と、交流入力側の一端を前記リアクトルの他端に接続し、交流入力側の他端を前記短絡手段の他端に接続した整流回路と、前記交流電源のゼロクロスを検出するゼロクロス検出回路と、前記短絡手段を制御する制御回路と、一端を前記交流電源の他端に接続し、他端を前記短絡手段の他端に接続した入力電流検出回路とを具備した電力変換装置において、
    前記制御回路に入力電流検出値を入力し、前記制御回路が、前記交流電源のゼロクロス点から短絡動作を開始するまでの期間であるディレイ時間Tdを、前記入力電流もしくは入力電力に対して予め設定した第1の関数に従って制御し、かつ、短絡期間であるパルス幅Twを、前記入力電流もしくは入力電力に対して予め設定した第2の関数に従って制御することを特徴とする電力変換装置。
  3. 請求項1において、
    前記関数を、前記短絡手段が短絡動作していないときの前記直流電圧から推定した交流電源の電圧に対応して複数備え、該交流電源の電圧に応じて前記関数を選択することを特徴とする電力変換装置。
  4. 一端を交流電源に接続したリアクトルと、一端を該リアクトルの他端に接続した短絡手段と、交流入力側の一端を前記リアクトルの他端に接続し、交流入力側の他端を前記短絡手段の他端に接続した整流回路と、前記交流電源のゼロクロスを検出するゼロクロス検出回路と、前記短絡手段を制御する制御回路と、一端を前記交流電源の他端に接続し、他端を前記短絡手段の他端に接続した入力電流検出回路と、前記整流回路の直流出力の両端に接続した平滑コンデンサとを具備した電力変換装置において、
    前記制御回路に前記平滑コンデンサの両端の直流電圧を入力し、前記制御回路が、前記交流電源のゼロクロス点から短絡動作を開始するまでの期間であるディレイ時間Tdを、予め設定した一定値に制御し、かつ、短絡期間であるパルス幅Twを、前記直流電圧が所定値になるように制御し、
    前記一定値は、前記短絡手段が短絡動作していないときの前記直流電圧から推定した交流電源の電圧に対応して複数備えた中から、該交流電源の電圧に応じて前記一定値を選択することを特徴とする電力変換装置。
  5. 請求項2において、
    前記電力変換装置が、前記整流回路の直流出力の両端に接続した平滑コンデンサとを備え、前記制御回路に前記平滑コンデンサの両端の直流電圧を入力し、前記制御回路が前記第1の関数と前記第2の関数とをそれぞれ複数備え、前記短絡手段が短絡動作していないときの前記直流電圧から推定した交流電源の電圧に応じて前記第1の関数と前記第2の関数とを選択することを特徴とする電力変換装置。
  6. 一端を交流電源に接続したリアクトルと、一端を該リアクトルの他端に接続した短絡手段と、交流入力側の一端を前記リアクトルの他端に接続し、交流入力側の他端を前記短絡手段の他端に接続した整流回路と、前記交流電源のゼロクロスを検出するゼロクロス検出回路と、前記短絡手段を制御する制御回路とを具備した電力変換装置において、
    前記制御回路が前記交流電源のゼロクロス点から短絡動作を開始するまでの期間であるディレイ時間Tdと、短絡期間であるパルス幅Twとに基づいて、前記短絡手段の短絡動作を制御し、前記ディレイ時間Tdと前記パルス幅Twとを前記ディレイ時間Tdと前記パルス幅Twの和を一定値に制御することを特徴とする電力変換装置。
  7. 請求項6において、
    前記電力変換装置が、前記整流回路の直流出力の両端に接続した平滑コンデンサとを備え、前記制御回路に前記平滑コンデンサの両端の直流電圧を入力し、前記制御回路が、該直流電圧を一定にするように前記パルス幅Twを制御することを特徴とする電力変換装置。
  8. 請求項7において、
    前記一定値を、前記短絡手段が短絡動作していないときの前記直流電圧から推定した交流電源の電圧に応じて変更することを特徴とする電力変換装置。
  9. 一端を交流電源に接続したリアクトルと、一端を該リアクトルの他端に接続した短絡手段と、交流入力側の一端を前記リアクトルの他端に接続し、交流入力側の他端を前記短絡手段の他端に接続した整流回路と、前記交流電源のゼロクロスを検出するゼロクロス検出回路と、前記短絡手段を制御する制御回路とを具備した電力変換装置において、
    前記短絡手段は前記交流電源のゼロクロス点から短絡動作を開始するまでの時点とゼロクロス点から短絡動作を終了する時点に応じて、短絡動作し、前記制御回路が、前記短絡を終了する時点を一定として、前記直流電圧が一定となるように、前記短絡動作を開始する時点を制御することを特徴とする電力変換装置。
  10. 請求項1乃至9の何れかにおいて、前記ディレイ時間Tdもしくは前記パルス幅Twに制限値を設けたことを特徴とする電力変換装置。
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