JP3847451B2 - スイッチ取り付け構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スイッチの取り付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、スイッチ取り付け面にスイッチケースを取り付けるには、スイッチケースに少なくとも2ケ所のネジ挿通孔を形成して締着していた。この場合、スイッチケースを取り付け面に形成した位置決めピンにより位置決めして保持するとともに、2ケ所のネジ挿通孔に挿通した取り付けネジのネジ締め作業を順次行うもので作業効率が低い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記に鑑みてなされたもので、取り付けの作業性を高めるとともに、ガタの生じない簡易構成のスイッチ取り付け構造を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明のスイッチの取り付け構造は、裏面に掛止爪と、該掛止爪の近傍に突条を形成し、前面にネジ挿通孔を形成したスイッチケースと、前記掛止爪を掛止する掛止孔と、前記ネジ挿通孔に対応するネジ穴を形成したスイッチ取り付け面とからなり、前記掛止孔に掛止した掛止爪を、該掛止孔内で移動させる位置調整により、前記ネジ挿通孔を取り付け面のねじ穴に合致させ、該ネジ挿通孔に取り付けネジを挿通して締着する際、前記突条を前記スイッチ取り付け面に圧接させることを特徴とする。
【0005】
【発明の作用及び効果】
上記スイッチの取り付け構造は、スイッチ取り付け面に形成した掛止孔に、スイッチケースの裏面の掛止爪を掛止し、掛止孔内で移動させる位置調整によりネジ挿通孔とネジ穴を合致させ、取り付けネジをネジ締めて締着する。掛止孔に掛止爪を掛止することにより、スイッチケースの片側は外れる虞れがなく位置調整も簡単にできるとともに、スイッチケースの裏面の掛止爪の近傍に形成した突条をスイッチ取り付け面に圧接させるから、掛止爪と掛止孔との間ガタを吸収でき、ガタの生じない簡易構成のスイッチの取り付け構造を提供できる。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の1実施形態を添付図面を参照して説明する。図1は取り付け構造を示した分離斜視図、図2は取り付け状態を示した断面図、図3は掛止孔16の正面図である。車両のインストルメントパネル等に形成されたスイッチ取り付け部1には、ネジ締着用のブロック部2と、平らな取り付け面3が形成されている。ブロック部2には、位置決めピン4とネジ穴5が形成されている。また、取り付け面3には、略横T字形の掛止孔6が穿設されている。図3に示すように掛止孔6は、後述する掛止爪16の嵌め込み孔6aと、該嵌め込み孔6aに連続する掛止孔部6bとから構成されている。
【0007】
スイッチケース11は、前面パネル12に操作ノブ13が取り付けられている。前面パネル12の右側には、上記位置決めピン4に嵌まる位置決め孔14と、ネジ挿通孔15が形成されている。そして、スイッチケース11の裏面の左側には、掛止爪16が一体形成されている。掛止爪16は、裏面後方へ突出する嵌め込み脚部16aと、該嵌め込み脚部16aから側方へ直角に屈曲形成された掛止爪部16bとから構成されている。さらに、スイッチケース11の裏面には、嵌め込み脚部16aの近傍に、突条17が一体形成されている。該突条17は、スイッチケース11がネジ締めにより取り付けられたとき、取り付け面3に圧接して掛止爪部16bと掛止孔部6bとのガタを吸収するものである。
【0008】
上記スイッチケース11は、前面パネル12の右側を手前側に傾けた状態で、取り付け面3の嵌め込み孔6aに掛止爪16を嵌め込むとともに、左側へ移動させて掛止孔部6bの裏面に掛止爪部16bを掛止させる。そして、スイッチケース11を取り付け面3に向かって倒して、スイッチケースの裏面を取り付け面3に沿わせる。さらに、掛止爪16の嵌め込み脚部16aを、掛止孔6の嵌め込み孔6a内で左右に移動させて位置調整を行い、位置決め孔14に位置決めピン4を嵌めて位置決めする。このとき、スイッチケース11の前面パネル12のネジ挿通孔15と、取り付け部1のブロック部2のネジ穴5とが合致するから、取り付けネジ18をネジ込んで締着する。スイッチケースの裏面には、嵌め込み脚部16aの近傍に突条17が一体形成されているから、該突条17が取り付け面3に圧接して、掛止爪部16bと掛止孔部6bとのガタを吸収する。
【0009】
本発明のスイッチの取り付け構造は、上記したように掛止孔6に掛止爪16を嵌めて、掛止爪部16bを掛止孔部6bに掛止することにより、スイッチケース11の左側は外れる虞れがなく位置調整も簡単にできるから、取り付けの作業性が向上するとともに、一本の取り付けネジで締着できるからコスト低減に寄与することができる。また、スイッチケース11の裏面の嵌め込み脚部16bの近傍に形成した突条17をスイッチ取り付け面3に圧接させることにより、掛止爪部16bと掛止孔部6bとのガタを吸収でき、ガタの生じない簡易構成のスイッチの取り付け構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 取り付け構造を示した分離斜視図である。
【図2】 取り付け状態を示した断面図である。
【図3】 掛止孔6の正面図である。
【符号の説明】
1...スイッチ取り付け部
2...ブロック部
3...取り付け面
5...ネジ穴
6...掛止孔
6a...嵌め込み孔
6b...掛止孔部
11...スイッチケース
12...前面パネル
15...ネジ挿通孔
16...掛止爪
16a...嵌め込み脚部
16b...掛止爪部
17…突条
18...取り付けネジ
Claims (1)
- 裏面に掛止爪と、該掛止爪の近傍に突条を形成し、前面にネジ挿通孔を形成したスイッチケースと、前記掛止爪を掛止する掛止孔と、前記ネジ挿通孔に対応するネジ穴を形成したスイッチ取り付け面とからなり、
前記掛止孔に掛止した掛止爪を、該掛止孔内で移動させる位置調整により、前記ネジ挿通孔を取り付け面のねじ穴に合致させ、該ネジ挿通孔に取り付けネジを挿通して締着する際に、前記突条を前記スイッチ取り付け面に圧接させることを特徴とするスイッチ取り付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11640498A JP3847451B2 (ja) | 1998-04-27 | 1998-04-27 | スイッチ取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11640498A JP3847451B2 (ja) | 1998-04-27 | 1998-04-27 | スイッチ取り付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11306916A JPH11306916A (ja) | 1999-11-05 |
JP3847451B2 true JP3847451B2 (ja) | 2006-11-22 |
Family
ID=14686220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11640498A Expired - Fee Related JP3847451B2 (ja) | 1998-04-27 | 1998-04-27 | スイッチ取り付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3847451B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109411258A (zh) * | 2018-09-30 | 2019-03-01 | 安徽信息工程学院 | 一种开关面板结构 |
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1998
- 1998-04-27 JP JP11640498A patent/JP3847451B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11306916A (ja) | 1999-11-05 |
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