JP3739135B2 - 配管用サドル - Google Patents
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- F16L3/08—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガス・水道等の配管を床等に固定するのに用いられる配管用サドルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電気配線用の管や水道管或いはこれらの鞘管を床面等に固定するのに用いられる配管用サドルとしては、実開昭54−134322号公報、実開昭61−75573号公報等に記載されているように、金属板をΩ型に形成し、Ω型部材の環状部分を管に取り付け、Ω型部材の水平脚部のそれぞれをコンクリートネジ等で床面に固定するものが利用されている。また、実開昭49−104015号公報、実公平5−20946号公報に記載されているように、Ω型部材及び台座を合成樹脂材で形成したものも知られている
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
配管作業は、機械化が困難で全て手作業で行われるため、取付強度を弱めることなく作業の容易性・簡易性が得られることを課題として配管用サドルの改良が様々に行われている。従来の配管用サドルでは、Ω型部材の水平脚部を2本のコンクリートネジ等で床面等に固定する手法が行われている。
【0004】
床面等に仮配列した管に対して順次Ω型部材を取り付けて管の固定を行う手法では、管の保持を行いつつΩ型部材の脚部へのネジの締め付けを行わなければならないので、かなり煩雑である。
【0005】
本発明は、上記に鑑み、使い勝手が良好で作業性が高い改良された配管用サドルを明らかにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明は、下記構成を有する。
1.略中央部位にネジ止め用透孔が形成されている底板の両端から一対の弧状部分を立ち上がらせ、この弧状部分の上方に止め金具を取り付けるための切欠部を設けた台座金具と、
基部側の両端に前記切欠部に係止される係止部が形成されると共に、基端には管押圧部が形成されている操作板から成る止め金具とで構成され、
前記操作板には前記両係止部を結ぶ軸線が梃作用の支点となるように前記管押圧部が設けてあり、且つ、
前記操作板は、前記軸線から端部までの長さが、この軸線から前記管押圧部までの長さよりも長く形成されており、
台座金具の内側空間に配設された管を前記操作板の回動操作により梃作用で前記管押圧部が管の表面に強く押し当てられ管の固定が行われることを特徴とする配管用サドル。
2.操作板が、左右側面部を有すると共に、弧状部分の端面を被覆する構成であることを特徴とする前記1記載の配管用サドル。
【0007】
【発明の実施の態様】
図1は、本発明に係る配管用サドルを分解斜視図で示すものである。図において、符号10は台座金具であり、底板11には一個のネジ止め用透孔12が形成されており、側板は管を抱きかかえる一対の弧状部分13となっており、この弧状部分13には内側方向に凸部14が形成されている。この凸部14は、弧状部分13に抱き込まれるように配置された配管の側部を押えて弧状部分13から脱出できないように係止するものであり、いわば仮止めを行うものである。尚、この凸部14による仮止め機能は、配管が鞘管である場合、及びサドルを配管の天井吊り下げに利用する際にも威力を発揮する。
【0008】
弧状部分13に連続する立ち上がり部分には、留め金具20の係止部21を係合するための切欠部15が構成されている。
【0009】
止め金具20は、その係止部21を台座金具10の切欠部15に係合させ、操作板22の操作により回動させて、基端に設けられた管押圧部23によって管の固定をおこなう。即ち、図示した止め金具20の姿勢は管を固定した状態を示しており、図示の状態から反時計方向に回動した姿勢で管を締め付ける前の状態となる。
【0010】
操作板22の基端側に設けられた管押圧部23は折曲すると共に、断面環状である管の外周形状にほぼ対応させて湾曲されていることが好ましい。このように管押圧部23が直線状でなく湾曲させることにより、管の表面への接触部位が長くなり、締め付けたときに管の一部だけが変形することが避けられる。
【0011】
係止部21のそれぞれの端部には、ストッパ21Aを形成しておくのが好ましい。ストッパ21Aを形成しておくことにより、台座金具10の側が何等かの原因で開いてしまう事故の場合にも止め金具20が脱落することが防止される。
【0012】
実際の配管作業での利用法を説明する。
【0013】
先ず、配管のための墨出しが行われた後、墨に沿って所定の間隔で台座金具10の取り付けが床面などに行われる。台座金具10の取り付けは、底板11に形成されているネジ止め用透孔12を通してコンクリートくぎを打込むこと、或いは他の止め具を利用して行われる。尚、この作業を行う際には止め金具20は外されている。
【0014】
台座金具10が床面等に固定されると、台座金具10の内側空間に上方から管が配設され、次いで、台座金具10の切欠部15の環状部15Aに止め金具20の係止部21が取り付けられる。この段階では、止め金具20の操作板22は図示の右向き略水平の姿勢ではなく、操作板22が図面上左傾斜ないし左向き略水平の状態である。
【0015】
上記のようにして止め金具20を台座金具10に取り付けたら、操作板22を図面上時計方向に押し倒す操作を行う。このように操作板22を押し倒すことにより、梃作用で基端側の管押圧部23が管の表面に強く押し当てられ管の固定が行われる。管の固定を解くには、操作板22を図面上反時計方向に回動すればよい。
【0016】
尚、操作板22は、両係止部21・21を結ぶ軸線が梃作用の支点となるのでこの軸線から端部までの長さを長くする程小さな力で大きな押圧力を作用させることができる。
【0017】
更に、ネジ止め用透孔12を複数個用意しておき、施工規格に対応させて利用する透孔の位置や個数を自由に選択できるように構成することも好ましい。
【0018】
次に、図2に従って本発明の他の実施例を説明する。
【0019】
この実施例は、サドルの上部に突出した部分が存在すると危険であるので、この点を改善したものである。即ち、図1に示される台座金具10において、切欠部15は環状部15Aだけが止め金具20の係止部21を係止することに働いており、切欠部15の上方に突出する角状部分の大部分は何ら機能していないだけでなく、むしろ、止め金具20により配管を固定した状態では、角状部分が突出するので危険である。そこで、図2に示すように、環状部15Aに関わる部分から先を切除すると共に、止め金具20の操作板22の側端を延長することで左右側面部22Aを形成し、環状部15Aの上方の角状部分及び弧状部分13の端面が覆われる構造とした。更に、図1に示した実施例では、係止部21の外方に形成されているストッパ21Aが突出しているのを改善して、延長された操作板22の側面部22A端の一部を内側に屈曲させて係止部21を形成した。このように構成することで、この実施例ではストッパ21Aを設ける必要がない。
【0020】
台座金具10の切欠部15の環状部15Aに係止部21が係止されると、止め金具20は係止部21を中心として回動でき、図1に従って説明したとのと同様の操作で、配管の固定・固定解除を行うことができる。但し、本実施例の場合、環状部15Aに係止部21を係止する段階では、止め金具20の操作板22は図示の右向き略水平姿勢ではなく、操作板22が略垂直の状態である。
【0021】
【発明の効果】
本発明に係る配管用サドルによれば、台座金具10の床等に対する固定がネジ止め用開孔12の位置だけの1点で行われるので、従来2点で固定していたのに比較して作業時間の短縮化に有利であり、また、配設した管を固定するのに、操作板22を押し倒す操作だけでよく、従来品のように管固定時におけるネジ止め等の作業が不要であるので、非常に使い勝手が良好となり、作業能率が向上される。
【0022】
更に、止め金具20は、係止部21の端部のストッパ21Aで台座金具10の切欠部15に止められる構成を採用すれば、作業者の足が引っ掛かる程度では外れてしまう虞がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す分解斜視図
【図2】本発明の他の実施例を示す分解斜視図
【符号の説明】
10−台座金具
11−底板
12−ネジ止め用開孔
13−弧状部分
14−凸部
15−切欠部
15A−切欠部の環状部
20−止め金具
21−係止部
21A−ストッパ
22−操作板
22A−左右側面部
23−管押圧部
Claims (2)
- 略中央部位にネジ止め用透孔が形成されている底板の両端から一対の弧状部分を立ち上がらせ、この弧状部分の上方に止め金具を取り付けるための切欠部を設けた台座金具と、
基部側の両端に前記切欠部に係止される係止部が形成されると共に、基端には管押圧部が形成されている操作板から成る止め金具とで構成され、
前記操作板には前記両係止部を結ぶ軸線が梃作用の支点となるように前記管押圧部が設けてあり、且つ、
前記操作板は、前記軸線から端部までの長さが、この軸線から前記管押圧部までの長さよりも長く形成されており、
台座金具の内側空間に配設された管を前記操作板の回動操作により梃作用で前記管押圧部が管の表面に強く押し当てられ管の固定が行われることを特徴とする配管用サドル。 - 操作板が、左右側面部を有すると共に、弧状部分の端面を被覆する構成であることを特徴とする請求項1記載の配管用サドル。
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JP16229696A JP3739135B2 (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 配管用サドル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16229696A JP3739135B2 (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 配管用サドル |
Publications (2)
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JPH09324876A JPH09324876A (ja) | 1997-12-16 |
JP3739135B2 true JP3739135B2 (ja) | 2006-01-25 |
Family
ID=15751805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP16229696A Expired - Lifetime JP3739135B2 (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 配管用サドル |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3739135B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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JP4679744B2 (ja) * | 2001-03-19 | 2011-04-27 | 株式会社アカギ | 配管用サドル |
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-
1996
- 1996-06-03 JP JP16229696A patent/JP3739135B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH09324876A (ja) | 1997-12-16 |
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