[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPH07217079A - 鉄筋コンクリート建造物用の鉄筋ジョイント - Google Patents

鉄筋コンクリート建造物用の鉄筋ジョイント

Info

Publication number
JPH07217079A
JPH07217079A JP1548394A JP1548394A JPH07217079A JP H07217079 A JPH07217079 A JP H07217079A JP 1548394 A JP1548394 A JP 1548394A JP 1548394 A JP1548394 A JP 1548394A JP H07217079 A JPH07217079 A JP H07217079A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
reinforcing bars
vertical
joints
bracket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1548394A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2648085B2 (ja
Inventor
Akiomi Yamaguchi
明臣 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP6015483A priority Critical patent/JP2648085B2/ja
Publication of JPH07217079A publication Critical patent/JPH07217079A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2648085B2 publication Critical patent/JP2648085B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 鉄筋ジョイントの強度を高め、その構成を加
工上及び操作上において簡素化する。 【構成】 相互に平行に経過する鉄筋を固定するための
縦筋ジョイントにおいて、縦筋ジョイント上1と縦筋ジ
ョイント下11から成り、上下の縦筋ジョイントは鉄筋
A、Bに装着されるための本体2に鉄筋A、Bのリブ
a、bに係合するための、本体内方に突出するウエブ3
を備え、これに隣接して空気抜き溝8を備え、縦筋ジョ
イント上1と縦筋ジョイント下11との結合のためにね
じ用孔5及び又はブラケット若しくは突起及びフックを
備え、両縦筋ジョイントはねじ9及び・ナット10の締
付けによって結合されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄筋コンクリート建造
物用の鉄筋ジョイント、特に交差した又は相互に平行に
配設されている鉄筋を相互に固定するための縦筋ジョイ
ント及び横筋ジョイント並びに柱用ジョイントに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の極普通の鉄筋コンクリート建造物
にあっては、互いに交差する鉄筋同士を直径約0.8m
mの鉄線からなる鉄束線で縛りつけて結合させる方法と
か、交差する鉄筋個所を電気溶接によって結合される方
法とが知られている。しかしながらこの第1の方法では
鉄束線で縛っただけなので、相互の鉄筋を完全には固定
出来ず、縛り終わった時に鉄筋にズレが生じたり、コン
クリートを流し込む時に鉄筋ズレが生じ、結局建造物の
強度が著しく弱くなったり、コンクリートのヒビ割れの
原因になったりという欠点があった。
【0003】また鉄筋を電気溶接によって固定する第2
の方法では、鉄筋自体にはかなりの鋼材が入っているた
めに溶接によって溶接個所の材質が変わり鉄筋が脆くな
るために、建造物の強度がかなり減少する。
【0004】更に昨今ではコンクリート建造物の建築に
あたってはその建造物を解体する時のことに予め考慮が
払われるようになってきた。既設の鉄筋コンクリート建
物の鉄筋に高電流を流して鉄筋に抵抗熱を発生させコン
クリートの内部より破壊を起こさせ、解体を容易にする
仕方が知られている。しかしながら先に述べた鉄束線で
縛る方法では高電流を流した時に結合個所に思ったよう
な破壊が起こらない。その理由は結合個所が破壊される
前に鉄束線が融けてしまうからである。
【0005】この様な極普通の従来技術を改善するため
に、本発明者は本願の先願に関わる特開昭63−603
51号公報において、交差する鉄筋が収まるに充分な幅
の複数個の切欠きスリットを有する円筒状の金具本体
と、前記切欠きスリットを設けたために部分円弧状に残
され且つ両鉄筋のそれぞれに対して直角を成す方向に延
びるような脚体を外側から留める脚体留めリングと、脚
体の内側に設けた内ネジに係合する鉄筋固定ネジとから
成る鉄筋ジョイント金具を提案した。
【0006】この発明により、それ以前の冒頭に述べた
2種の従来法の欠点、即ち鉄筋ズレや建造物強度の低下
等の欠点は回避された。また建造物を解体する必要があ
る時に高電流を流しても容易に溶融してしまわないの
で、コンクリートの内部破壊には好都合であった。しか
しこの鉄筋ジョイント金具は、総体的には従来極普通の
ものに比べて、機能において極めて好ましいのである
が、その構造が複雑であるという難点が有る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、冒頭に記載
した種類の鉄筋ジョイントの強度を高め、その構成を加
工上及び操作上において簡素化することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明によれ
ば、特許請求の範囲の各請求項に記載の手段により解決
される。
【0009】
【実施例】次に図面に基づいて本発明の実施例を説明す
る。図1、図2及び図3には本発明による平行形鉄筋の
ための縦筋ジョイントの第1実施例が記載されている。
【0010】相互に平行に配設されている2つの鉄筋A
及びBを結合するための図示の縦筋ジョイントは縦筋ジ
ョイント上1と縦筋ジョイント下11とから成り、2つ
の鉄筋A及びBはそれぞれ鉄筋Aのウエブaと鉄筋Bの
ウエブbとに縦筋ジョイント上1及び縦筋ジョイント下
11に設けられている内方に突き出しているウエブ3及
び13が係合し、そして縦筋ジョイント上1及び下11
は相互にねじ及びナットの締付けにより結合される。こ
のような基本的構成は縦筋ジョイントの他の実施形態に
も共通している。縦筋ジョイントの板厚は例えば2〜3
mmにされることができる。
【0011】縦筋ジョイント上1は鉄筋を保持するため
に2つ連続した半円形の本体2を有し、本体の縦方向の
両端の範囲に縦筋ジョイント上1の内方に突出するウエ
ブ3が形成されている。ウエブ3はプレス加工による突
き出しによって形成されることができる。本体2の一方
の側にはブラケット4が本体2と一体的に形成されてお
り、ブラケット4は一定間隔をおいて相互に向かい合っ
て位置するようにブラケット4に対して直角に曲折され
て2つの受け4′が形成され、受け4′にはそれぞれね
じ用孔5が設けられている。本体2の他方の側には同様
に半円形のブラケット6が本体2と一体的に形成されて
おり、ブラケット6にはねじ用孔7が設けられている。
本体2の中央部の空気抜き溝8は縦筋ジョイント上1と
縦筋ジョイント下11とを結合する際に鉄筋A及びBと
の間の空隙に残る空気を排出するためのものである。
【0012】縦筋ジョイント下11も鉄筋を保持するた
めに2つ連続した半円形の本体12を有し、本体の縦方
向の両端の範囲に縦筋ジョイント下11の内方に突出す
るウエブ13が形成されている。ウエブ13はプレス加
工による突き出しによって形成されることができる。本
体12の一方の側にはブラケット14が本体12と一体
的に形成されており、ブラケット14は前記縦筋ジョイ
ント上1の2つの受け4′を外方から挟むように2つの
受け4′の間隔と等しい間隔で2つの受け14′がブラ
ケット14を直角に曲折して形成され、両受け14′に
はそれぞれ縦筋ジョイント上1の受け4′のねじ用孔5
に対応したねじ用孔15が設けられている。本体12の
他方の側には同様に半円形のブラケット16が本体12
と一体的に形成され、ブラケット16には縦筋ジョイン
ト上1のブラケット6のねじ用孔7に対応したねじ用孔
17が設けられている。本体12の中央部の空気抜き溝
18は縦筋ジョイント上1と縦筋ジョイント下11とを
結合する際に鉄筋A及びBとの間の空隙に残る空気を排
出するためのものである。
【0013】ねじ9は縦筋ジョイント上1のねじ用孔5
及び縦筋ジョイント下11のねじ用孔15に通され、ま
た縦筋ジョイント上1のねじ用孔7及び縦筋ジョイント
下11のねじ用孔17に通されてそれぞれナット10の
締付けにより上下の両縦筋ジョイント1と11とが結合
される。その際いずれか1本だけのねじ9を先にねじ用
孔に挿入してナット10の締付けを弛めておき、他の2
つのねじ9はねじ用孔に挿入しない状態においては縦筋
ジョイント上1と縦筋ジョイント下11とをねじ9・ナ
ット10の個所を中心として蝶番状に開くことができる
ので、鉄筋A及びBへの装着が容易となる。縦筋ジョイ
ント上1と縦筋ジョイント下11とは上記のねじによる
締付けに加えて、結合強度を増すために、縦筋ジョイン
ト上1のブラケット6と縦筋ジョイント下11の対応す
るブラケット16との間の個所P(図1)で溶接される
こともできる。この溶接は平行形縦筋ジョイントの他の
実施例においても同様である。
【0014】図4、図5及び図6には縦筋ジョイントの
第2の実施例が記載されている。縦筋ジョイント上21
は鉄筋を保持するために2つ連続した半円形の本体2を
有し、本体の縦方向の両端の範囲に縦筋ジョイント上2
1の内方に突出するウエブ23が形成されている。ウエ
ブ23はプレス加工による突き出しによって形成される
ことができる。本体22の両側にはブラケット24が本
体22と一体的に形成されておりブラケット24はブラ
ケット24の一端にそれぞれねじ用孔25が設けられて
いる。ブラケット24の他端は後で説明する縦筋ジョイ
ント下31のフック部分36と共働する。本発明22の
ウエブ23に隣接してねじ孔27が設けられており、こ
のねじ孔27にはねじ29がねじ込まれ、ねじ29は締
付けられた状態で鉄筋A及びBのリブaの間及びリブb
の間に突き当てられて鉄筋の係止に役立つ。本体22の
中央部の空気抜き溝28は縦筋ジョイント上21と縦筋
ジョイント下31とを結合する際に鉄筋A及びBとの間
の空隙に残る空気を排出するためのものである。
【0015】縦筋ジョイント下31も鉄筋を保持するた
めに2つ連続した半円形の本体32を有し、本体の縦方
向の両端の範囲に縦筋ジョイント下31の内方に突出す
るウエブ33が形成されている。ウエブ33はプレス加
工による突き出しによって形成されることができる。本
体32の一方の側にはブラケット34が本体32と一体
的に形成されておりブラケット34はブラケット34の
一端にそれぞれ縦筋ジョイントウエブ21のブラケット
24に設けられているねじ用孔25に対応したねじ用孔
35が設けられている。ブラケット34の他端は縦筋ジ
ョイントウエブ21のブラケット24の対応する端と共
働して縦筋ジョイントウエブ21と縦筋ジョイント31
とを係合させるためのフック36を有する。本発明32
のウエブ23に隣接してねじ孔37が設けられている。
このねじ孔37にはねじ29がねじ込まれ、ねじ29は
締付けられた状態で鉄筋A及びBのリブaの間及びリブ
bの間に突き当てられて鉄筋の係止に役立つ。本体32
の中央部の空気抜き溝38は縦筋ジョイント上21と縦
筋ジョイント下31とを結合する際に鉄筋A及びBとの
間の空隙に残る空気を排出するためのものである。
【0016】本体22及び32のそれぞれ両側でねじ2
9は縦筋ジョイント上31のねじ用孔15及び縦筋ジョ
イント下31のねじ用孔35に通され、それぞれナット
30の締付けにより上下の両縦筋ジョイント21及び3
1が結合される。その際ねじ用孔のいずれにもまだねじ
を通さない状態で縦筋ジョイント上21のブラケット2
4の一端と縦筋ジョイント下31のフック36とを係合
させることによりフック36を蝶番の支点として両縦筋
ジョイントを相互に開くことにより縦筋ジョイントの鉄
筋A及びBへの装着が容易となる。ブラケット24とフ
ック36による結合により縦筋ジョイントによる鉄筋の
結合強度が増大する。
【0017】図7、図8及び図9には本発明による縦筋
ジョイントの第3実施例が示されている。縦筋ジョイン
ト上41は鉄筋を保持するために2つ連続した半円形の
本体42を有し、本体の縦方向の両端の範囲に縦筋ジョ
イント上41の内方に突出するウエブ43が形成されて
いる。ウエブ43はプレス加工による突き出しによって
形成されることができる。本体42の両側にはブラケッ
ト44が本体42と一体的に形成されており、ブラケッ
ト44の一端にはそれぞれねじ用孔45が設けられてい
る。ブラケット44の他端は突起44′として形成され
ていて、後で説明する縦筋ジョイント下51のフック5
6と共働する。本発明42のウエブ43に隣接してねじ
孔47が設けられている。このねじ孔47にはねじ49
がねじ込まれ、ねじ49は締付けられた状態で鉄筋A及
びBのリブaの間及びリブbの間に突き当てられて鉄筋
の係止に役立つ。本体42の中央部の空気抜き溝48は
縦筋ジョイント上41と縦筋ジョイント下51とを結合
する際に鉄筋A及びBとの間の空隙に残る空気を排出す
るためのものである。
【0018】縦筋ジョイント下51も鉄筋を保持するた
めに2つ連続した半円形の本体52を有し、本体の縦方
向の両端の範囲に縦筋ジョイント下51の内方に突出す
るウエブ53が形成されている。ウエブ53はプレス加
工による突き出しによって形成されることができる。本
体52の一方の側にはブラケット54が本体52と一体
的に形成されており、ブラケット54の一端にはそれぞ
れ縦筋ジョイント上41のブラケット44に設けられて
いるねじ用孔45に対応したねじ用孔55が設けられて
いる。ブラケット54の他端は縦筋ジョイント上41の
ブラケット44の対応する端と共働して縦筋ジョイント
上41と縦筋ジョイント下51とを係合させるためのフ
ック56を有する。フック56は縦筋ジョイント上41
のブラケット44の突起44′との係止のためのスリッ
トを有する。本発明52のウエブ53に隣接してねじ孔
57が設けられている。このねじ孔57にはねじ49が
ねじ込まれ、ねじ49は締付けられた状態で鉄筋A及び
Bのリブaの間及びリブbの間に突き当てられて鉄筋の
係止に役立つ。本体52の中央部の空気抜き溝58は縦
筋ジョイント上41と縦筋ジョイント下51とを結合す
る際に鉄筋A及びBとの間の空隙に残る空気を排出する
ためのものである。
【0019】本体42及び52のそれぞれ両側でねじ4
9は縦筋ジョイント上41のねじ用孔45及び縦筋ジョ
イント下51のねじ用孔55に通され、それぞれナット
60の締付けにより上下の両縦筋ジョイント41及び5
1が結合される。その際ねじ用孔のいずれにもまだねじ
を通さない状態で縦筋ジョイント上41のブラケット4
4の一端の突起44′と縦筋ジョイント下51のフック
56のスリットとを係合し、フック56を蝶番の支点と
して両縦筋ジョイントを相互に開くことにより縦筋ジョ
イントの鉄筋A及びBへの装着が容易となる。
【0020】図10は本発明の縦筋ジョイントの他の実
施例を概括的に示す。縦筋ジョイントは縦筋ジョイント
上59と縦筋ジョイント下60とから成り、その構成の
大部分は図4、図5及び図6による実施例に相応する
が、鉄筋のリブに係合するためのウエブの代わりにリブ
に相応する切欠き59a及び60a(図示せず)を備え
る点で相違する。
【0021】図11、図12及び図13には本発明によ
る交差形鉄筋のための横筋ジョイントの第1実施例が記
載されている。相互に交差して配設されている2つの鉄
筋C及びDを結合するための図示の横筋ジョイントは横
筋ジョイント上61と横筋ジョイント下71とから成
り、2つの鉄筋C及びDはそれぞれ鉄筋Cのウエブcと
鉄筋Dのウエブdとに横筋ジョイント上61及び横筋ジ
ョイント下71に設けられている内方に突き出している
ウエブ63及び73が係合し、そして縦筋ジョイント上
61及び下71は相互にねじ及びナットの締付けにより
結合される。このような基本的構成は交差形縦筋ジョイ
ントの他の実施例にも共通している。横筋ジョイントの
板厚は例えば2〜3mmにされることができる。
【0022】横筋ジョイント上61は鉄筋Cを保持する
ために2つ連続した半円形の本体62を有し、本体の縦
方向の両端の範囲に横筋ジョイント上61の内方に突出
するウエブ63が形成されている。ウエブ63はプレス
加工による突き出しによって形成されることができる。
本体62の一方の側にはブラケット64が本体62と一
体的に形成されており、ブラケット64の一端にはねじ
用孔65が設けられていおり、ブラケット64の他端に
はブラケット64に対して直角に曲折されて受け64′
が形成され、受け64′にはねじ用孔65′が設けられ
ている。本体62の他方の側には同様に半円形のブラケ
ット66が本体62と一体的に形成されており、ブラケ
ット66には横筋ジョイント下71の対応するブラケッ
ト76に形成されたフック76′を係入させるために2
つのフック76′の間隔に相応した間隔で矩形の開口6
7が設けられている。本体62の中央部の空気抜き溝6
8は横筋ジョイント上61と横筋ジョイント下71とを
結合する際に鉄筋C及びDとの間の空隙に残る空気を排
出するためのものである。
【0023】横筋ジョイント下71は鉄筋Dを保持する
ために2つ連続した半円形の本体72を有し、本体の縦
方向の両端の範囲に横筋ジョイント下71の内方に突出
するウエブ73が形成されている。ウエブ73はプレス
加工による突き出しによって形成されることができる。
本体72の一方の側にはブラケット74が本体72と一
体的に形成されており、ブラケット74はブラケット7
4に対して直角に曲折された受け74′を備え、受け7
4′にはねじ用孔75が設けられている。ブラケット7
4の他端はフック74′′として形成されている。本体
72の他方の側には同様には本体72と一体的にブラケ
ット76が延びており、ブラケットの一端にはねじ用孔
77がそしてブラケット76の他端はフック76′とし
て形成されている。フック74′′と76′の間隔は横
筋ジョイント上61のブラケット66の開口67の間隔
と一致しており、横筋ジョイント上61と横筋ジョイン
ト下71とが2か所でねじ69とナット70との締付け
により結合されると共に図11に示すテーパ状のロック
ピン79を横筋ジョイント上61のブラケット66上で
横筋ジョイント下71のフック67に押し込みかつロッ
クピン79の先端をブラケット66上のウエブ63′上
に乗り上げさせて横筋ジョイント上61及び横筋ジョイ
ント下71とを完全にロックする。その際両横筋ジョイ
ントの完全な結合の前にねじ69にナット70を緩く締
付けた状態で両横筋ジョイント上61と横筋ジョイント
下71とをねじ69を蝶番の支点として旋回して開け
ば、横筋ジョイントの鉄筋C及びDへの装着が容易にな
る。本体72の中央部の空気抜き溝78は横筋ジョイン
ト上61と横筋ジョイント下71とを結合する際に鉄筋
C及びDとの間の空隙に残る空気を排出するためのもの
である。横筋ジョイント上61及び横筋ジョイント下7
1の本体の他の溝68′及び78′も空気抜き溝であ
り、空気抜き溝68、78と同様に機能する。横筋ジョ
イント上61と横筋ジョイント下71とは上記のねじに
よる締付けに加えて、結合強度を増すために、横筋ジョ
イント上61のブラケット64と横筋ジョイント下71
の対応するブラケット74、76との間の個所Q(図1
1)で溶接されることもできる。この溶接は交差形縦筋
ジョイントの他の実施例においても同様である。
【0024】図14、図15及び図16には本発明によ
る交差形鉄筋のための横筋ジョイントの第2実施例が記
載されている。横筋ジョイント上81は鉄筋を保持する
ために2つ連続した半円形の本体82を有し、本体82
の縦方向の両端の範囲に横筋ジョイント上81の内方に
突出するウエブ83が形成されている。ウエブ83はプ
レス加工による突き出しによって形成されることができ
る。本体82の両側にブラケット84が本体82と一体
的に形成されておりブラケット84はそれぞれ一端にね
じ用孔85を有する。ブラケット84の他端は横筋ジョ
イント91の本体92の一方の側のブラケット94の両
端をブラケット94に対して直角に曲折して形成された
フック96と係合する。本体82のウエブ83に隣接し
てねじ孔87が設けられている。このねじ孔87にはね
じ89がねじ込まれ、ねじ89は締付けられた状態で鉄
筋C及びDのリブcの間及びリブdの間に突き当てられ
て鉄筋の係止に役立つ。本体82の中央部の空気抜き溝
88は横筋ジョイント上81と横筋ジョイント下91と
を結合する際に鉄筋C及びDとの間の空隙に残る空気を
排出するためのものである。本体82に設けられた他の
溝88′はコンクリート流込孔として使用される。
【0025】横筋ジョイント下91も鉄筋を保持するた
めに2つ連続した半円形の本体92を有し、本体の縦方
向の両端の範囲に横筋ジョイント下91の内方に突出す
るウエブ93が形成されている。ウエブ93はプレス加
工による突き出しによって形成されることができる。本
体92の両側にブラケット94が本体92と一体的に形
成されており、ブラケット94は前記横筋ジョイント上
81のブラケット84の一端と係合するためのフック9
6を有する。本体92の中央部の空気抜き溝98は横筋
ジョイント上81と横筋ジョイント下91とを結合する
際に鉄筋C及びDとの間の空隙に残る空気を排出するた
めのものである。98′はコンクリート流込孔である。
【0026】ねじ89は横筋ジョイント上81のねじ用
孔85及び横筋ジョイント下91のねじ用孔95に通さ
れ、ねじ89のナット90への締付けにより横筋ジョイ
ントウエブ81と横筋ジョイント下91とを結合する。
また横筋ジョイント上81のねじ孔87及び横筋ジョイ
ント下91のねじ孔97にそれぞれねじ89がねじ込ま
れ、ねじ89の締付けによりねじ89の先端が鉄筋C及
びDのリブcとdとに係合して鉄筋C及びDをロックす
る。その際ねじをまだ挿入しない状態で横筋ジョイント
上81のブラケット84の一端と横筋ジョイント下91
のブラケット84のフック96とを係合し、フック96
を蝶番の支点として両横筋ジョイントを相互に開けば、
横筋ジョイントの鉄筋C及びDへの装着が容易になる。
ブラケット84とフック96による結合により横筋ジョ
イントによる鉄筋の結合強度が増大する。
【0027】図17、図18及び図19には本発明によ
る交差形鉄筋のための横筋ジョイントの第3実施例が記
載されている。相互に交差して配設されている2つの鉄
筋C及びDを結合するための図示の横筋ジョイントは横
筋ジョイント上101と横筋ジョイント下111とから
成り、2つの鉄筋C及びDはそれぞれ鉄筋Cのウエブc
と鉄筋Dのウエブdとに横筋ジョイント上101及び横
筋ジョイント下111に設けられている内方に突き出し
ているウエブ103及び113が係合し、そして縦筋ジ
ョイント上101及び下111は相互にねじ及びナット
の締付けにより結合される。このような基本的構成は交
差形縦筋ジョイントの他の実施例にも共通している。
【0028】横筋ジョイント上101は鉄筋を保持する
ために2つ連続した半円形の本体102を有し、本体の
縦方向の両端の範囲に横筋ジョイント上101の内方に
突出するウエブ103が形成されている。ウエブ103
はプレス加工による突き出しによって形成されることが
できる。本体102の一方の側にはブラケット104が
本体102と一体的に形成されており、ブラケット10
4はそれぞれ一端にねじ用孔105を備え、そして他端
は後で説明する横筋ジョイント下111のブラケット1
16のフック116′のスリットに係合するための突起
104′を有する。本体102の中央部の空気抜き溝1
08は横筋ジョイント上101と横筋ジョイント下11
1とを結合する際に鉄筋C及びDとの間の空隙に残る空
気を排出するためのものである。108′はコンクリー
ト流込孔である。
【0029】横筋ジョイント下111も鉄筋を保持する
ために2つ連続した半円形の本体112を有し、本体の
縦方向の両端の範囲に横筋ジョイント下111の内方に
突出するウエブ113が形成されている。ウエブ113
はプレス加工による突き出しによって形成されることが
できる。本体112の一方の側にはブラケット114が
本体112と一体的に形成され、ブラケット114の両
端にはねじ用孔115が設けられている。本体112の
他方の側にはスリットを備えたブラケット116が本体
112と一体的に延びており、ブラケット116の両端
はフック116′として形成されている。フック11
6′は横筋ジョイント上101のブラケット104の突
起104′が係合する。本体112の中央部の空気抜き
溝118は横筋ジョイント上101と横筋ジョイント下
111とを結合する際に鉄筋C及びDとの間の空隙に残
る空気を排出するためのものである。横筋ジョイント下
111の本体112の他の溝108′はコンクリート流
込孔である。
【0030】ねじ109は横筋ジョイント上101のね
じ用孔105及び横筋ジョイント下111のねじ用孔1
15に通され、ナット110との締付けにより両横筋ジ
ョイントが結合される。その際ねじ109をねじ用孔に
挿入する前に横筋ジョイント上101のブラケット10
4の突起104′と横筋ジョイント下111のブラケッ
ト116のフック116′のスリットとの係合により、
フックを蝶番の支点として両横筋ジョイントを旋回して
開くことにより横筋ジョイントの鉄筋への装着が容易に
なる。また横筋ジョイント上101のねじ用孔107及
び横筋ジョイント下111のねじ用孔117にそれぞれ
ねじ109をねじ込み、ねじ109の先端を鉄筋Cのリ
ブcと鉄筋Dのリブdとに係合させて鉄筋を係止する。
118′はコンクリート流込孔である。
【0031】図20は本発明の横筋ジョイントの第4実
施例を概括的に示す。横筋ジョイントは横筋ジョイント
上119と横筋ジョイント下120とから成り、その構
成の大部分は図14、図15及び図16による実施例に
相応するが、鉄筋のリブに係合するためのウエブの代わ
りにリブに相応する切欠き119a及び120a(図示
せず)を備える点で相違する。
【0032】図21、図22及び図23は一本の鉄筋E
に対してその軸線に対して横方向に所定の角度で延びて
いる3本の鉄筋Fの結合のための鉄筋ジョイントとして
の扇型ジョイントであり、扇型ジョイントは扇型ジョイ
ント上121と扇型ジョイント下131とから成る。両
扇型ジョイント121及び131の結合手段は縦筋ジョ
イント及び横筋ジョイントの実施例について説明した手
段と基本的には同様であるのでここでは説明しない。
【0033】図24、図25及び図26は一本の鉄筋E
に対してその軸線に対して横方向に所定の角度で延びて
いる3本の鉄筋Fの結合のための鉄筋ジョイントとして
の扇型ジョイント爪付きであり、扇型ジョイント爪付き
は扇型ジョイント爪付き上141と扇型ジョイント爪付
き下151とから成る。両扇型ジョイント141及び1
51の結合手段は縦筋ジョイント及び横筋ジョイントの
実施例について説明した手段と基本的には同様であるの
でここでは説明しない。
【0034】図27(a)、(b)及び(c)は柱構造
用の鉄筋であって、1本の真っ直ぐな鉄筋Gと2本の屈
曲した鉄筋Hとを結合するための柱用ジョイント161
を示す。3つのジョイント本体は鉄筋への結合の際ボル
トを締めつけためのブラケット部分を除いて本体相互に
溶着されることができる。図27(d)は相互に直交す
る2本の鉄筋を結合するための柱用ジョイント171を
示す。2つのジョイント本体は鉄筋への結合の際ボルト
を締めつけためのブラケット部分を除いて本体相互に溶
着されることができる。かかるジョイントも前記縦筋ジ
ョイント及び横筋ジョイントと同様に本発明の範囲であ
る。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、冒頭に記載した種類の
鉄筋ジョイントの強度が高められ、かつ加工上及び操作
上簡素化された構成が得られる。即ち、本発明によれ
ば、形状が簡単なためにその加工工数が少なくて済みか
つ鉄筋の係合機能が確実で強度の高い縦筋ジョイント、
横筋ジョイント又は柱用ジョイントにより鉄筋相互に結
合が強力かつ確実に行われ、その結果コンクリートの流
し込みの際又はその後にジョイントが破壊されたりする
ことがなく、その上ジョイントの鉄筋への装着操作やね
じ及びナットの締付け作業が容易となる。本発明による
縦筋ジョイント及び横筋ジョイントのジョイント変形強
度又はねじ破断強度は略1500〜1800kgとな
り、従来の針金2本又は4本による鉄筋結束強度に比し
て略23倍の強度が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】平行形の縦筋ジョイントの第1実施例を示す斜
視図である。
【図2】図1による縦筋ジョイントを構成する縦筋ジョ
イント上を示す図であって、(a)はその平面図、
(b)はその正面図、そして(c)はその側面図であ
る。
【図3】図1による縦筋ジョイントを構成する縦筋ジョ
イント下を示す図であって、(a)はその平面図、
(b)はその正面図、そして(c)はその側面図であ
る。
【図4】平行形の縦筋ジョイントの第2実施例を示す斜
視図であって、(a)は鉄筋への縦筋ジョイントの締付
け後の状態、そして(b)は鉄筋への縦筋ジョイントの
結合前の状態を示す図である。
【図5】図4による縦筋ジョイントを構成する縦筋ジョ
イント上を示す図であって、(a)はその平面図、
(b)はその正面図、そして(c)はその側面図であ
る。
【図6】図4による縦筋ジョイントを構成する縦筋ジョ
イント下を示す図であって、(a)はその平面図、
(b)はその正面図、そして(c)はその側面図であ
る。
【図7】平行形の縦筋ジョイントの第3実施例を示す斜
視図であって、(a)は鉄筋への縦筋ジョイントの締付
け後の状態、そして(b)は鉄筋への縦筋ジョイントの
結合前の状態を示す図である。
【図8】図7による縦筋ジョイントを構成する縦筋ジョ
イント上を示す図であって、(a)はその平面図、
(b)はその正面図、そして(c)はその側面図であ
る。
【図9】図7による縦筋ジョイントを構成する縦筋ジョ
イント下を示す図であって、(a)はその平面図、
(b)はその正面図、そして(c)はその側面図であ
る。
【図10】平行形の縦筋ジョイントの第4実施例の概要
を示す斜視図である。
【図11】交差形の横筋ジョイントの第1実施例を示す
斜視図である。
【図12】図11による横筋ジョイントを構成する横筋
ジョイント上を示す図であって、(a)はその平面図、
(b)はその正面図そして(c)はその側面図である。
【図13】図11による横筋ジョイントを構成する横筋
ジョイント下を示す図であって、(a)はその平面図、
(b)はその正面図そして(c)はその側面図である。
【図14】交差形の横筋ジョイントの第2実施例を示す
斜視図であって、(a)は鉄筋への縦筋ジョイントの締
付け後の状態、そして(b)は鉄筋への縦筋ジョイント
の結合前の状態を示す図である。
【図15】図14による横筋ジョイントを構成する横筋
ジョイント上を示す図であって、(a)はその平面図、
(b)はその正面図そして(c)はその側面図である。
【図16】図14による横筋ジョイントを構成する横筋
ジョイント下を示す図であって、(a)はその平面図、
(b)はその正面図そして(c)はその側面図である。
【図17】交差形の横筋ジョイントの第3実施例を示す
斜視図であって、(a)は鉄筋への縦筋ジョイントの締
付け後の状態、そして(b)は鉄筋への縦筋ジョイント
の結合前の状態を示す図である。
【図18】図17による横筋ジョイントを構成する横筋
ジョイント上を示す図であって、(a)はその平面図、
(b)はその正面図そして(c)はその側面図である。
【図19】図17による横筋ジョイントを構成する横筋
ジョイント下を示す図であって、(a)はその平面図、
(b)はその正面図そして(c)はその側面図である。
【図20】交差形の横筋ジョイントの第4実施例の概要
を示す斜視図である。
【図21】柱用ジョイントとして構成された扇型ジョイ
ントの使用状態を示す概念図である。
【図22】図21に示す扇型ジョイントの扇型ジョイン
ト上を示し、(a)はその平面図、(b)はその正面図
そして(c)はその側面図である。
【図23】図21に示す扇型ジョイントの扇型ジョイン
ト下を示し、(a)はその平面図、(b)はその正面図
そして(c)はその側面図である。
【図24】柱用ジョイントとして構成された扇型ジョイ
ント爪付きの使用状態を示す概念図である。
【図25】図24に示す扇型ジョイント爪付きの扇型ジ
ョイント爪付き上を示し、(a)はその平面図、(b)
はその正面図そして(c)はその側面図である。
【図26】図24に示す扇型ジョイント爪付きの扇型ジ
ョイント爪付き下を示し、(a)はその平面図、(b)
はその正面図そして(c)はその側面図である。
【図27】図27は柱用ジョイントの他の実施例の使用
状態を示し、(a)はその斜視図、(b)はその横断面
図、(c)は3本の鉄筋を結合するための柱用ジョイン
トの斜視図、そして(d)は直交する2本の鉄筋を結合
するための柱用ジョイントの斜視図である。
【符号の説明】
1 縦筋ジョイント上 2 本体 3 ウエブ 4 ブラケット 5 ねじ用孔 6 ブラケット 7 ねじ用孔 8 空気抜き溝 9 ねじ 10 ナット 11 縦筋ジョイント下 12 本体 13 ウエブ 14 ブラケット 15 ねじ用孔 16 ブラケット 17 ねじ用孔 18 空気抜き溝 21 縦筋ジョイント上 22 本体 23 ウエブ 24 ブラケット 25 ねじ用孔 27 ねじ孔 28 空気抜き溝 29 ねじ 30 ナット 31 縦筋ジョイント下 32 本体 33 ウエブ 34 ブラケット 35 ねじ用孔 36 フック 37 ねじ孔 38 空気抜き溝 41 縦筋ジョイント上 42 本体 43 ウエブ 44 ブラケット 44′突起 45 ねじ用孔 47 ねじ孔 48 空気抜き溝 49 ねじ 50 ナット 51 縦筋ジョイント下 52 本体 53 ウエブ 54 ブラケット 55 ねじ用孔 56 フック 57 ねじ孔 58 空気抜き溝 59 縦筋ジョイント上 60 縦筋ジョイント下 61 横筋ジョイント上 62 本体 63 ウエブ 63′ウエブ 64 ブラケット 64′受け 65 ねじ用孔 65′ねじ用孔 66 ブラケット 67 フック用開口 68 空気抜き溝 68′空気抜き溝 69 ねじ 70 ナット 71 横筋ジョイント下 72 本体 73 ウエブ 74 ブラケット 74′ 受け 74′′ フック 75 ねじ用孔 76 ブラケット 76′フック 77 ねじ用孔 78 空気抜き溝 81 横筋ジョイント上 82 本体 83 ウエブ 84 ブラケット 85 ねじ用孔 87 ねじ孔 88 空気抜き溝 88′ コンクリート流込孔 89 ねじ 90 ナット 91 横筋ジョイント下 92 本体 93 ウエブ 94 ブラケット 95 ねじ用孔 96 フック 97 ねじ孔 98 空気抜き溝 98′ コンクリート流込孔 101 横筋ジョイント上 102 本体 103 ウエブ 104 ブラケット 104′ 突起 105 ねじ用孔 107 ねじ孔 108 空気抜き溝 108′ コンクリート流込孔 109 ねじ 110 ナット 111 横筋ジョイント下 112 本体 113 ウエブ 114 ブラケット 115 ねじ用孔 116 ブラケット 116′ フック 117 ねじ孔 118 空気抜き溝 118′ コンクリート流込孔 119 横筋ジョイント上 120 横筋ジョイント下 121 扇型ジョイント上 131 扇型ジョイント下 141 扇型ジョイント爪付き上 151 扇型ジョイント爪付き下 161 柱用ジョイント 171 柱用ジョイント A 鉄筋 B 鉄筋 a 鉄筋Aのリブ b 鉄筋Bのリブ C 鉄筋 D 鉄筋 c 鉄筋Cのリブ d 鉄筋Dのリブ E 鉄筋 F 鉄筋 G 鉄筋 H 鉄筋

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に平行に経過する鉄筋を固定するた
    めの縦筋ジョイントにおいて、縦筋ジョイント上(1;
    21;41;59)と縦筋ジョイント下(11;31;
    51;60)から成り、上下の縦筋ジョイントは鉄筋
    (A、B)に装着されるための本体(2;22;42及
    び12;32;52)に鉄筋(A、B)のリブ(a、
    b)に係合するための、本体内方に突出するウエブ
    (3;23;43及び13;33;53)を備え、これ
    に隣接して空気抜き溝(8;28;48及び18;3
    8;58)を備え、縦筋ジョイント上と縦筋ジョイント
    下との結合のためにねじ用孔(5;25;45及び1
    5;35;55)及び又はブラケット若しくは突起(2
    4;44′)及びフック(36;56)を備え、両縦筋
    ジョイントはねじ(9;29;49)及び・ナット(1
    0;30;50)の締付けによって結合されていること
    を特徴とする前記縦筋ジョイント。
  2. 【請求項2】 鉄筋(A、B)のリブ(a、b)に係合
    するねじを取付けるためのねじ孔(27;37;47;
    57)が、縦筋ジョイントの本体(22;32;42;
    52)に設けられている、請求項1記載の縦筋ジョイン
    ト。
  3. 【請求項3】 縦筋ジョイントが相互に平行に経過する
    複数の鉄筋(G、H)を固定するための柱用ジョイント
    (161、171)として形成されている、請求項1又
    は2記載の縦筋ジョイント。
  4. 【請求項4】 相互に交差している鉄筋を固定するため
    の横筋ジョイントにおいて、横筋ジョイント上(61;
    81;101;119)と横筋ジョイント下(71;9
    1;111;120)から成り、上下の縦筋ジョイント
    は鉄筋(C、D)に装着されるための本体(62;8
    2;102及び72;92;112)に鉄筋(A、B)
    のリブ(a、b)に係合するための、本体内方に突出す
    るウエブ(63;83;103及び73;93;11
    1)を備え、これに隣接して空気抜き溝(68;88;
    108及び78;98;118)を備え、横筋ジョイン
    ト上と横筋ジョイント下との結合のためにねじ用孔(6
    5;85;105及び75;95;115)及び又はブ
    ラケット若しくは突起(64;84;104′)及びフ
    ック(74′′、76′;96;116′)を備え、両
    縦筋ジョイントはねじ(69;89;109)及び・ナ
    ット(70;90;120)の締付けによって結合され
    ていることを特徴とする前記横筋ジョイント。
  5. 【請求項5】 鉄筋(C、D)のリブ(c、d)に係合
    するねじを取付けるためのねじ孔(87、107;9
    7、117)が横筋ジョイントの本体(82;102及
    び92;112)に設けられている請求項4記載の縦筋
    ジョイント。
  6. 【請求項6】 横筋ジョイントが相互に任意の角度で交
    差している複数の鉄筋(E、F)を結合するために扇型
    ジョイント(121、131)又は扇型ジョイント爪付
    き(141、151)として形成されている、請求項4
    又は5記載の横筋ジョイント。
JP6015483A 1994-02-09 1994-02-09 鉄筋コンクリート建造物用の鉄筋ジョイント Expired - Lifetime JP2648085B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6015483A JP2648085B2 (ja) 1994-02-09 1994-02-09 鉄筋コンクリート建造物用の鉄筋ジョイント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6015483A JP2648085B2 (ja) 1994-02-09 1994-02-09 鉄筋コンクリート建造物用の鉄筋ジョイント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07217079A true JPH07217079A (ja) 1995-08-15
JP2648085B2 JP2648085B2 (ja) 1997-08-27

Family

ID=11890049

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6015483A Expired - Lifetime JP2648085B2 (ja) 1994-02-09 1994-02-09 鉄筋コンクリート建造物用の鉄筋ジョイント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2648085B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008169668A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Toyota Motor Corp 基礎鉄筋ユニット、基礎鉄筋構造及び基礎鉄筋の連結具
AU2010227095B2 (en) * 2009-10-12 2012-08-16 Weber-Stephen Products Llc Rigid grill structure
US9049956B2 (en) 2009-10-07 2015-06-09 Weber-Stephen Products Co. Rigid grill structure

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57169159A (en) * 1981-04-09 1982-10-18 Masamitsu Ishihara Reinforced concrete fixing metal tool
JPS64707U (ja) * 1987-06-20 1989-01-05

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57169159A (en) * 1981-04-09 1982-10-18 Masamitsu Ishihara Reinforced concrete fixing metal tool
JPS64707U (ja) * 1987-06-20 1989-01-05

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008169668A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Toyota Motor Corp 基礎鉄筋ユニット、基礎鉄筋構造及び基礎鉄筋の連結具
US9049956B2 (en) 2009-10-07 2015-06-09 Weber-Stephen Products Co. Rigid grill structure
AU2010227095B2 (en) * 2009-10-12 2012-08-16 Weber-Stephen Products Llc Rigid grill structure

Also Published As

Publication number Publication date
JP2648085B2 (ja) 1997-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101699022B1 (ko) 연속지점부의 거더 매립형 교량 시공 방법
JPH07217079A (ja) 鉄筋コンクリート建造物用の鉄筋ジョイント
JP3803730B2 (ja) 鋼管杭用鉄筋接続具
KR970010180B1 (ko) 철근콘크리트 건조물용의 철근죠인트
JP4057204B2 (ja) 型枠固定構造
KR200163423Y1 (ko) 거푸집구조물
JP2003120029A (ja) 鉄筋とセパレータの連結金物
JP2506403Y2 (ja) プレキャストコンクリ―ト梁の連結部構造
JPH0427037A (ja) プレキャスト鉄筋コンクリート柱梁の接合方法
JP2003301561A (ja) 鉄筋継手
JPH01290853A (ja) 合成床板
JPH09296462A (ja) L形擁壁の構築方法
JP2004346614A (ja) 鉄骨柱又は鋼管柱と梁鉄筋との接合構造
JP3020867B2 (ja) 主筋定着プレート
KR200364478Y1 (ko) 원터치식 철근연결구
JP4053961B2 (ja) 型枠における縦バタ材の落下防止構造と方法
JP2002339505A (ja) ジョイント金具
JPH0637446U (ja) 鉄筋組立用クリップ
SU1761886A1 (ru) Соединительна деталь
JPH0626149A (ja) 鉄筋コンクリート建造物用の鉄筋ジョイント金具
JP2004190368A (ja) 差し筋の接続方法及び接続器具
JPH09228470A (ja) 鉄筋の定着装置
JPH09273267A (ja) 異形棒鋼交差金具
KR200373289Y1 (ko) 거푸집 간격유지구
JP2010112009A (ja) 梁端プレキャストコンクリート造鉄骨梁

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970401