JP3727723B2 - Exhaust gas dryer - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、排ガス中に含まれる水蒸気を効果的に除去できる排ガス乾燥器に関する。
【0002】
【従来の技術】
原子力発電プラントでは、いわゆるランキンサイクルを採用しており、原子炉で発生した蒸気を蒸気タービンに案内し、ここで膨張仕事をさせて動力を得、膨張仕事後の復水を給水として原子炉に還流させるようになっている。
【0003】
原子炉から蒸気タービンに案内される蒸気には、燃料の核分裂の際、生成されるXe,Kr等、炉水の放射線分解により発生するH2,O2等、炉内で放射能化されたH3,N16,O19等が、配管フランジ、弁グランド部を介して炉水への侵入等の気体廃棄物が含まれている。これら放射能化された気体廃棄物(以下排ガスと記す)は、放射性気体廃棄物処理装置により安全に処理されるが、その放射性気体廃棄物処理装置には図5に示す構成のものがある。
【0004】
原子炉1から蒸気タービン2に案内される蒸気は、膨張仕事をした後、復水器3により凝縮され、復水になる。復水に含まれる排ガスは、空気抽出器4により誘引(抽気)されて水素再結合部5に案内される。水素再結合部5に案内された排ガスは、排ガス乾燥部6、ホールドアップ部7、真空ポンプ8、スタック9を経る間に放射能を取り除き、安全な状態にして大気に放出される。
【0005】
水素再結合部5は、排ガス予熱器5a、排ガス再結合器5b、排ガス復水器5cをそれぞれ備え、空気抽出器4から案内された復水を予熱し、予熱後触媒を利用して放射線分解により発生した水素と酸素を再結合させ、再結合後の水蒸気を排ガス復水器5cにより凝縮させ、そのヴォリュームを減容させるようになっている。
【0006】
また、排ガス乾燥部6は、排ガス予冷器6a、調節弁6b、排ガス乾燥器6c、調節弁6dをそれぞれ備え、排ガス復水器5cからの復水を再度冷却してドレン水を少なくし、排ガス乾燥器6cの活性炭によりその湿分を吸着させるようになっている。
【0007】
また、ホールドアップ部7は、前置フィルタ7a、活性炭ホールドアップ塔7b、空調機7cから構成されており、排ガス乾燥器6cから案内されたXe,Kr等の放射性希ガスに含まれる湿分をさらに除去した後、活性炭ホールドアップ塔7bにより希ガスの放射能を時間減衰させて安全な状態にする一方、活性炭ホールドアップ塔7bの放射能減衰を高めるために空調機7cからダクト7dを介してその室内の温度コントロールを行うようになっている。
【0008】
このように、安全状態に放射能減衰させた排ガスは、真空ポンプ8を介してスタック9から大気に放出される。
【0009】
ところで、排ガス乾燥部6は、排ガス予冷器6aから案内された排ガスを充分に乾燥させてホールドアップ部7に供給するため、図6に示すように、直接冷却乾燥方式が採用されている。この直接冷却乾燥方式の排ガス乾燥部6は、調節弁6b、排ガス乾燥器6c、冷凍機11、調節弁6dをそれぞれ備えた除湿系統13と、調節弁6b、排ガス乾燥器6c、冷凍機11、調節弁6dをそれぞれ備えた除霜系統14とを並列的に設けており、通常運転時、制御部12から調節弁6b,6dに弁開閉信号が与えられ、排ガスの流量コントロールをしながら排ガス乾燥器6cで冷凍機11の冷媒の潜熱により排ガスの乾燥を行っている。また、除霜系統14は、排ガスの乾燥の際、排ガス乾燥器6cの伝熱管26に生成された着霜を除去するために使用され、伝熱管26の着霜除去により排ガスに含まれる水蒸気をより一層除去するよう図られている。
【0010】
このように、従来の排ガス乾燥部6は、冷凍機11の冷凍作用により排ガス中の水蒸気を除去して排ガスの負荷を軽くし、ホールドアップに供給していた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の排ガス乾燥部6は、直接冷却乾燥方式を採用しているため、その冷凍能力が1000Kcal/hにも及ぶ大容量になっており、負荷調整幅が広いために据付設置時や定期保守点検後の運転調整に多くの時間とコストを費やす等の不都合・不具合があった。
【0012】
また、原子力発電プラントでは、その定期保守点検期間が1ヶ月以上にも及ぶ長期間であり、この期間、冷凍機の圧縮機や膨張弁等の各機器の保守管理を充分に行っていないと、設計とおりの冷凍能力を出すことができない等の保守管理上、作業員の多くの労苦を必要としていた。
【0013】
このような不都合、不具合は、原子力発電プラントの運転コストも含めて発電所内の省エネルギ化に逆行するものであり、冷凍機を使用しないで排ガスの乾燥が行える代替技術が斯界から要望されていた。
【0014】
本発明は、このような背景に基づいてなされたもので、排ガス中の水蒸気除去装置を、冷凍機による直接冷却乾燥処理を行わなくても低コストで行うことができ、排ガス中の水蒸気をより一層効果的に除去できる排ガス乾燥器を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る排ガス乾燥器は、上記目的を達成するため、請求項1に記載したように、本体胴をバッフル板および複数の区画板により軸方向に沿って順次、パージガス室、排ガス処理室、排ガス入口室、排ガス出口室に区画し、上記パージガス室にノズルを備えたパージガス導管を設け、上記排ガス処理室に上記パージガス導管のノズルに臨む案内筒を設け、この案内筒内に同芯的に中空糸膜モジュール集合体を収容し、この中空糸膜モジュール集合体の内側に上記排ガス出口室まで延びる乾燥ガス集合筒を配設するとともに、上記排ガス入口室から上記中空糸膜モジュール集合体に案内されて流動する排ガスに含まれる水蒸気を、上記ノズルから噴出するパージガスの水蒸気分圧差により誘引除去したそのパージガスを一旦集めてパージガス出口に案内する集合口を設ける一方、上記排ガス入口室に排ガス入口を、また上記排ガス出口室に上記乾燥ガス集合筒からの乾燥排ガスを案内する排ガス出口をそれぞれ備え、さらに、案内筒に収容した上記中空糸膜モジュール集合体は、軸方向に延びて両端に結合部を形成し、結合部の一方にハウジング部材を嵌挿して上記排ガス入口室に連通するよう区画板で保持する一方、上記結合部の他方にハウジング部材を嵌挿してキャップで螺着し、このキャップに押圧力を与えて支持する隆起部を上記案内筒に設けたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る排ガス乾燥器の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0017】
図1は、例えば原子力発電プラントの放射性廃棄物処理装置に適用される排ガス乾燥器の概略縦断面図である。
【0018】
排ガス乾燥器15は、脚16により支持され、多分割可能に密閉された筒状の本体胴17を備え、この本体胴17内をバッフル板18および区画板19,20によりパージガス室21、排ガス処理室22、排ガス入口室23、および排ガス出口室24にそれぞれ区画する。また、排ガス処理室22、排ガス入口室23および排ガス出口室24のそれぞれには、取付フランジ19a,20aを備え、組立作業性、保守点検等の労力を軽減するため本体胴17に対し着脱可能になっている。
【0019】
パージガス室21は、ドレン口25およびパージガス導管26を備え、このパージガス導管26には複数のノズル27が設けられる。
【0020】
また、排ガス処理室22は、パージガス室21のノズル27に臨む案内筒28を備え、この案内筒28に中空糸膜モジュール集合体29を収容させる一方、パージガス室21のノズル27から噴出するパージガスと中空糸膜モジュール集合体29の中を流れる排ガスとの水蒸気分圧差により排ガスの水蒸気を引き寄せ吸収したパージガスを、噴出口30を経てパージガス出口32に案内する集合口31をそれぞれ備える。
【0021】
また、排ガス入口室23は、排ガス入口33から流入する排ガスを、排ガス処理室22の中空糸膜モジュール集合体29に案内する案内口35を備え、かつ中空糸膜モジュール集合体29を支持する保持板34を備える。
【0022】
また、排ガス出口室24は、排ガス処理室22の中空糸膜モジュール集合体29の中央に設置され、排ガス処理室22から排ガス入口室23を経て排ガス出口室24まで延びる乾燥ガス集合筒36を保持する筒保持部37を備える。
【0023】
一方、排ガス処理室22に設置される案内筒28、中空糸膜モジュール集合体29および乾燥ガス集合筒36は、図2に示すように取り付けられる。
【0024】
案内筒28は、一側に噴出口30を備え、両端を開口し、開口端の一方を区画板19に、この他端をバッフル18に固設される。
【0025】
また、案内筒28に収容された中空糸膜モジュール集合体29は、両端をエポキシ樹脂等によりポッティングされた結合部39a,39bに形成し、これら結合部39a,39bを乾燥ガス集合筒36の周に沿って配設される。
【0026】
中空糸膜モジュール集合体29の一端部における結合部39aは、ハウジング部材40aに嵌挿され、このハウジング部材40aにシール部材41、Oリング42を介装して保持板34および区画板19に装着される。また、中空糸膜モジュール集合体29の他端部における結合部39bは、ハウジング部材40bに嵌挿され、このハウジング部材40bにキャップ43を螺着する。
【0027】
キャップ43は、図3(a)に示すように、案内筒28の隆起部44により押圧保持され、隆起部44間にパージガスが中空糸膜モジュール集合体29に向って流れるよう通路45を形成する。
【0028】
また、中空糸膜モジュール集合体29の中央に設置された乾燥ガス集合筒36は、両端を開口し、開口端の一方が中空糸膜モジュール集合体29の結合部29bに支持され、中間部が図3(b)に示すように、中空糸膜モジュール集合体29を同芯的に配設し、開口端が筒保持部37に保持される。
【0029】
筒保持部37は、スペーサ46を備え、このスペーサ46からシール材41、Oリング42を介して乾燥ガス集合筒36に押圧力を加え、排ガス入口室23の排ガスの漏洩を封止する。
【0030】
次に作用を説明する。
【0031】
排ガス入口33から排ガス入口室23を経て案内口35に流入した水蒸気を含む排ガスは、中空糸膜モジュール集合体29の中を流れる間に、ポリイミド製の中空糸膜47によりその一部の水蒸気が吸収される。吸収された水蒸気は中空糸膜47中を拡散してゆき外表面に至る。ここで乾燥状態にあるパージガスによって乾燥されることにより排ガス中の水蒸気がパージガス中に移行する。
【0032】
すなわち、パージガス導管26からノズル27を経て案内筒28に供給されたパージガスは、キャップ43の隆起部44に設けた通路45を経て中空糸膜モジュール集合体29の中を流れる排ガスと対向流となって流れ、この間パージガスと排ガスとの水蒸気分圧差により排ガスの水蒸気を引き寄せ、吸収し、排ガスの水蒸気をほぼゼロに近い状態にする。
【0033】
排ガスの水蒸気を吸収したパージガスは、案内筒28の噴出口30を経て集合口31に集められ、ここからパージガス出口32を経て外部の供給に放出される。
【0034】
他方、パージガスにより水蒸気が吸収され、乾燥ガスとなった排ガスは、キャップ43内を経て乾燥ガス集合筒36に集められ、ここから排ガス出口室24を経て排ガス出口38から他の機器に供給される。なお、中空糸膜モジュール集合体29に供給されるパージガスの流量および圧力は、排ガスの相対湿度に応じてパージガス導管26の入口側の調節弁(図示せず)で調整される。
【0035】
図4は、本発明に係る排ガス乾燥器を、原子力発電プラントの放射性気体廃棄物処理装置に適用した第2実施形態を示す概略系統図である。なお、第1実施形態の構成部品と同一部分には同一符号を付す。
【0036】
排ガス乾燥器15は、排ガス出口室24に乾燥ガスをホールドアップ部に供給する乾燥ガス導入管49を接続し、この乾燥ガス導入管49から分岐し、調節弁50を介装してパージガス室21に接続するパージガス導管51をそれぞれ備える。また、排ガス乾燥器15は、水素再結合部の水蒸気を含む排ガスを排ガス入口室23に接続する排ガス導管52を備えるとともに、排ガス処理室22のドレン水を、圧力計53、調節弁54を介装して復水器に供給するドレン導管55をそれぞれ備える。
【0037】
本実施形態は、水素再結合部から排ガス導管52を経て排ガス入口室23に案内された排ガスのうち、水蒸気を、案内筒28に収容された中空糸膜モジュール集合体29により除去し、その排ガスを乾燥ガスとして乾燥ガス集合筒36から乾燥ガス導管49を経てホールドアップ部に供給する。この場合、乾燥ガス導管49を通過する乾燥ガスは、流量計56により流量が検出されており、所定流量になると、流量計56から調節弁50に弁開信号が与えられ、その一部をパージガス室21に還流し、中空糸膜モジュール集合体29に供給し、排ガスの水蒸気を除去する。
【0038】
一方、排ガス処理室22で除去された水蒸気は、ドレン水としてドレン導管55に案内され、圧力計53が所定圧になると、調節弁54に弁開信号が与えられ、こうしてドレン水は復水器に供給され、そのエネルギの回収が図られる。
【0039】
このように、本実施形態は、排ガスの水蒸気を排ガス乾燥器15で除去して乾燥ガスにし、その乾燥ガスの一部を再度排ガスの水蒸気の除去に活用するので、ホールドアップ部に供給される排ガスの放射能減衰に要する負荷を軽減することができる。また、排ガスから除去された水蒸気はドレン水として復水器に戻されるので、そのエネルギ回収を図ることができる。
【0040】
【発明の効果】
以上、説明したとおり、本発明に係る排ガス乾燥器は、中空糸膜モジュール集合体の特性を利用して水蒸気分圧差によって、パージガスにより排ガスの水蒸気を吸収する吸収能力を備えているので、排ガスの水蒸気を確実に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る排ガス乾燥器の構造を示す概略縦断面図。
【図2】 図1に示す案内筒、中空糸膜モジュール集合体、乾燥ガス集合筒の取付構造を示す部分拡大図。
【図3】 (a)は図2のA−A矢視方向切断断面図、(b)は図2のB−B矢視方向切断断面図。
【図4】 本発明に係る排ガス乾燥器を備えた原子力発電プラントの放射性気体廃棄物処理装置の概略系統図。
【図5】 従来の原子力発電プラントの放射性気体廃棄物処理装置の概略系統図。
【図6】 従来の原子力発電プラントにおける除湿系統を示す概略図。
【符号の説明】
1 原子炉
2 蒸気タービン
3 復水器
4 空気抽出器
5 水素再結合部
5a 排ガス予熱器
5b 排ガス再結合器
5c 排ガス復水器
6 排ガス乾燥部
6a 排ガス予冷器
6b 調節弁
7 ホールドアップ部
7a 前置フィルタ
7b 活性炭ホールドアップ塔
7c 空調機
7d タクト
8 真空ポンプ
9 スタック
10 冷却管
11 冷凍機
12 制御部
13 除湿系統
14 除霜系統
15 排ガス乾燥器
16 脚部
17 本体胴
18 バッフル板
19,20 区画板
19a,20a フランジ
21 パージガス室
22 排ガス処理室
23 排ガス入口室
24 排ガス出口室
25 ドレン口
26 パージガス導入管
27 ノズル
28 案内筒
29 中空糸膜モジュール集合体
30 噴出口
31 集合口
32 パージガス出口
33 排ガス入口
34 保持板
35 案内口
36 乾燥ガス集合筒
37 筒保持部
38 排ガス出口
39a,39b 結合部
40a,40b ハウジング部材
41 シール材
42 Oリング
43 キャップ
44 隆起部
45 通路
46 スペーサ
47 中空糸膜
48 ボア
49 乾燥ガス導管
50 調節弁
51 パージガス導管
52 排ガス導管
53 圧力計
54 調節弁
55 ドレン導管
56 流量計[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an exhaust gas dryer which can effectively remove water vapor contained in the exhaust gas.
[0002]
[Prior art]
The nuclear power plant employs a so-called Rankine cycle. The steam generated in the nuclear reactor is guided to the steam turbine, where it expands to obtain power, and the condensate after expansion is supplied to the reactor as feed water. It is designed to reflux.
[0003]
The steam guided from the nuclear reactor to the steam turbine has been activated in the reactor, such as Xe, Kr, etc. generated during the nuclear fission of the fuel, and H 2 , O 2, etc. generated by the radiolysis of the reactor water. H 3 , N 16 , O 19, etc. contain gaseous waste such as intrusion into the reactor water through the piping flange and valve gland. These radioactive gas wastes (hereinafter referred to as exhaust gas) are safely processed by a radioactive gas waste treatment apparatus. The radioactive gas waste treatment apparatus has a configuration shown in FIG.
[0004]
The steam guided from the nuclear reactor 1 to the
[0005]
The
[0006]
Further, the exhaust
[0007]
The hold-up unit 7 includes a pre-filter 7a, an activated carbon hold-
[0008]
In this way, the exhaust gas whose radiation has been attenuated to the safe state is released from the stack 9 to the atmosphere via the
[0009]
By the way, as shown in FIG. 6, the exhaust
[0010]
Thus, the conventional exhaust
[0011]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the conventional exhaust
[0012]
In addition, in a nuclear power plant, the periodic maintenance inspection period is a long period of more than one month, and during this period, maintenance management of each device such as a compressor of a refrigerator and an expansion valve is not sufficiently performed. Many maintenance efforts were required for maintenance, such as the inability to produce the refrigeration capacity as designed.
[0013]
Such inconveniences and malfunctions go against energy savings in the power plant including the operating cost of the nuclear power plant, and there has been a demand for an alternative technology that can dry exhaust gas without using a refrigerator. .
[0014]
The present invention has been made based on such a background, and the apparatus for removing water vapor in exhaust gas can be performed at low cost without performing direct cooling and drying treatment with a refrigerator, and more water vapor in exhaust gas can be obtained. It aims at providing the exhaust gas dryer which can be removed more effectively.
[0015]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, an exhaust gas dryer according to the present invention has a main body cylinder in a sequential manner along the axial direction by a baffle plate and a plurality of partition plates, as described in claim 1, a purge gas chamber, an exhaust gas treatment chamber, The exhaust gas inlet chamber and the exhaust gas outlet chamber are partitioned, a purge gas conduit provided with a nozzle is provided in the purge gas chamber, a guide cylinder facing the nozzle of the purge gas conduit is provided in the exhaust gas treatment chamber, and concentrically within the guide cylinder A hollow fiber membrane module assembly is accommodated, a dry gas assembly cylinder extending to the exhaust gas outlet chamber is disposed inside the hollow fiber membrane module assembly, and guided from the exhaust gas inlet chamber to the hollow fiber membrane module assembly. The purge gas, which has been attracted and removed by the partial pressure difference of the purge gas ejected from the nozzle, is once collected by collecting the purge gas. While providing a set port for guiding to the outlet, equipped with an exhaust gas inlet to the exhaust gas inlet chamber and exhaust gas outlet for guiding the drying gas from the drying gas gathering tube to the exhaust gas outlet chamber, respectively, further, it was housed in the guide tube The hollow fiber membrane module assembly extends in the axial direction to form coupling portions at both ends, and a housing member is fitted into one of the coupling portions and held by the partition plate so as to communicate with the exhaust gas inlet chamber, while the coupling The guide member is provided with a raised portion that is fitted with a housing member on the other side and screwed with a cap, and is supported by applying a pressing force to the cap.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of an exhaust gas dryer according to the present invention will be described with reference to the drawings.
[0017]
FIG. 1 is a schematic longitudinal sectional view of an exhaust gas dryer applied to, for example, a radioactive waste treatment apparatus of a nuclear power plant.
[0018]
The
[0019]
The
[0020]
The exhaust
[0021]
The exhaust
[0022]
The exhaust
[0023]
On the other hand, the
[0024]
The
[0025]
The hollow fiber
[0026]
The
[0027]
As shown in FIG. 3A, the
[0028]
The dry
[0029]
The
[0030]
Next, the operation will be described.
[0031]
While the exhaust gas containing water vapor flowing into the
[0032]
That is, the purge gas supplied from the
[0033]
The purge gas that has absorbed the water vapor of the exhaust gas is collected at the collecting
[0034]
On the other hand, the exhaust gas that has absorbed water vapor by the purge gas and has become a dry gas is collected in the dry
[0035]
FIG. 4 is a schematic system diagram showing a second embodiment in which the exhaust gas dryer according to the present invention is applied to a radioactive gas waste treatment apparatus of a nuclear power plant. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the same part as the component of 1st Embodiment.
[0036]
The
[0037]
In this embodiment, water vapor is removed from the hydrogen gas recombined portion through the
[0038]
On the other hand, the water vapor removed in the exhaust
[0039]
As described above, in this embodiment, the water vapor of the exhaust gas is removed by the
[0040]
【The invention's effect】
As described above, the exhaust gas dryer according to the present invention has an absorption capability of absorbing the water vapor of the exhaust gas by the purge gas due to the partial pressure difference of the water vapor using the characteristics of the hollow fiber membrane module assembly. Water vapor can be reliably removed .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic longitudinal sectional view showing the structure of an exhaust gas dryer according to the present invention.
FIG. 2 is a partially enlarged view showing a mounting structure of the guide tube, hollow fiber membrane module assembly, and dry gas assembly tube shown in FIG.
3A is a cross-sectional view taken along line AA in FIG. 2, and FIG. 3B is a cross-sectional view taken along line BB in FIG.
FIG. 4 is a schematic system diagram of a radioactive gas waste treatment apparatus of a nuclear power plant equipped with an exhaust gas dryer according to the present invention.
FIG. 5 is a schematic system diagram of a radioactive gas waste treatment apparatus of a conventional nuclear power plant.
FIG. 6 is a schematic diagram showing a dehumidification system in a conventional nuclear power plant.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
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