JP3717223B2 - Wire bundle clamp - Google Patents
Wire bundle clamp Download PDFInfo
- Publication number
- JP3717223B2 JP3717223B2 JP05276796A JP5276796A JP3717223B2 JP 3717223 B2 JP3717223 B2 JP 3717223B2 JP 05276796 A JP05276796 A JP 05276796A JP 5276796 A JP5276796 A JP 5276796A JP 3717223 B2 JP3717223 B2 JP 3717223B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- region
- wire bundle
- upper side
- main body
- side portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はシャーシやパネル等に沿って配設した電線束を保持するための電線束クランプに関し、特にクランプの信頼性を高めた電線束クランプに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のクランプとして、図6に示すものが提案されている。この電線束クランプ101は、樹脂の一体成形により形成されており、ほぼコ字状をした本体部102の一側にクリップ部103が突出され、かつ本体部102の開口部を挟む両側辺には、開口幅を閉じるための係止部104が設けられている。この係止部104は、前記クリップ部103が設けられている図示下側の下側辺部に設けられた開口に向かって楔状に突出された固定突部105と、これに対向する上側辺部に前記固定突部105を受け入れることができるように形成された可動凹部106とで構成されている。また、上下の各側辺部の先端部は開口幅を大きくするように外側に向けて開いた形状とされている。
【0003】
この電線束クランプ101は、図示のようにクリップ部103をシャーシSに開けられた孔Saに嵌合させることで、電線束クランプ101自体がシャーシSに固定される。そして、保持しようとする電線束を本体部102の開口に設けた係止部104を通して本体部内に挿入させる。このとき、係止部104はその先端部が開いたテーパ形状をしているために、電線束を本体部102内にスムーズに案内させることができる。このとき、電線束は係止部104の固定突部105と可動凹部106との間を強制的に挿通させる。また、係止部の固定突部105と可動凹部106は上側辺部に生じる弾性復帰力によって互いに当接されるため、電線束が本体部から離脱されることが防止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この従来の電線束クランプでは、係止部104の固定突部105と可動凹部106が互いに当接される力は、本体部102に生じる弾性力に依っている。このため、この弾性力を大きく設計すると、側辺部が弾性変形し難くなり、電線束を本体部に挿通させる際に上側辺部を弾性変形するのに必要とされる力が大きくなり、クランプするための作業が困難になる。これを避けるために弾性力を小さく設計すると、係止部を電線束を挿通させたときに本体部の特に上側辺部にへたりが生じて上側辺部が開いた状態でのくせがつき易く、固定突部105と可動凹部106とが当接される力が小さくなり、電線束が係止部を通して離脱され易くなる。このため、従来の電線束クランプでは、適切な弾性力のクランプを製造するために利用することが可能な材料としての樹脂が制限され、またクランプ各部の形状や寸法を適切に設計する必要があり、設計や製造が極めて難しいものになるという問題がある。
【0005】
本発明の目的は、設計、製造上の制約を緩和する一方で、電線束のクランプを容易に行い、かつその離脱を防止してクランプの信頼性を改善した電線束クランプを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の電線束クランプは、電線束が挿通される略コ字型をした本体部は、シャーシ等に固定支持させるためのクリップ部が設けられている下側辺部とこれに対向される上側辺部と、これら上下の側辺部を連結する底辺部と、前記下側辺部と上側辺部との開口部にそれぞれ設けられて互いに当接状態とされる係止部とを備えており、下側辺部は底辺部との接続部分がクリップ部を設けた側に突出された構成とされ、本体部がシャーシ等に固定支持された状態のときにその接続部分がシャーシ等の表面に当接され、この当接力が底辺部から上側辺部を介して係止部にまでおよぶように構成したことを特徴とする。
【0007】
本発明においては、係止部は、下側辺部に設けられた固定突部と、上側辺部に設けられた可動突部とで構成され、固定突部は上側辺部に向けて突出されて下側辺部の長さ方向の断面が上向き三角形に形成され、可動突部は固定突部の外側斜面に当接されるよう上側辺部の長さ方向の断面が下向き三角形に形成される。また、固定突部は幅方向に3つの領域に分割され、中央の第1の領域は外側の斜面が他の領域部よりも外側に突出され、第2の領域部はその高さが他の領域部よりも高くされ、第3の領域は内側の斜面が他の領域部よりも内側に突出され、可動突部は第1の領域部に対向する位置に第1の領域部と同じ幅寸法で内側に突出される突片が形成される。また、上側辺部底辺部との接続部分は他の部分よりも肉厚に形成されることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1(a),(b)は本発明の電線束クランプの一実施形態における電線束クランプと電線束をクランプした状態のそれぞれの斜視図である。この電線束クランプ1は、樹脂を一体成形して形成されており、略コ字状をした本体部2を有し、この本体部2の図示下側に位置される一方の側辺部(以下、下側辺部と称する)21にクリップ部3が一体に形成されている。また、この下側辺部21に対してはこれと略直交状態に底辺部22が一体化され、さらに下側辺部21と平行な他方の側辺部(以下、上側辺部と称する)23が一体に形成されている。前記クリップ部3は、図2(a),(b)に電線束クランプ1をシャーシSに取着した状態の正面図と側面図を示すように、前記下側辺部21から略直角方向に突出された柱部31と、この柱部31の先端に左右に向けて楔状に突出された一対の弾性係止片部32と、前記柱部31の基部に前記弾性係止片部32に対向するように逆方向に向けて開かれた弾性当接片部33とを備えている。
【0009】
そして、このクリップ部3は、シャーシSに開けた孔Sa内に弾性係止片部32を嵌入させたときに、この弾性係止片部32に設けた段部32aが弾性力をもって孔Saの内縁部に係合され、かつ弾性当接片部33がシャーシSの表面に弾性力をもって当接されることで、これら弾性係止片部32と弾性当接片部33とでシャーシSに対して挟持した状態で嵌合される。これにより、電線束クランプ1自体がシャーシSに固定支持されることになる。
【0010】
一方、前記本体部2は、前記クリップ部3が設けられた下側辺部21は、前記クリップ部3の弾性当接片部33にほぼ相当する高さ寸法だけその先端側から基端側に向けて下方に傾斜された傾斜部211が設けられる。また、この下側辺部21は、本体部2の底辺部22に接続されるその基端部分には横方向に突出された突起部212が形成されている。この突起部212の下側面は略平坦面とされ、前記したように電線束クランプ1がシャーシSに固定支持されたときに、この突起部212の平坦面がシャーシSの表面に当接される。
【0011】
また、前記下側辺部に対向された上側辺部23は、底辺部22との接続部分231が幾分円弧状に形成された上で、この接続部分231から前記下側辺部21と平行に真直に延長される。そして、前記本体部2の開口部に位置されている前記上側辺部23と前記下側辺部21の各端部により係止部24が形成される。この係止部24は、前記下側辺部21に設けられた固定突部25と、これに対応して前記上側辺部23に設けられた可動突部26とで構成される。
【0012】
図3(a),(b)に便宜的に上下の各側辺部21,23を開いた状態のそれぞれ異なる方向から見た斜視図を示すように、前記固定突部25は、その長さ方向に沿う断面形状がほぼ三角形の山型に形成されている。そして、この固定突部25はその幅方向に3つの領域部に分割されており、その中央の第1の領域部251は外側の斜面251aの裾が両側の領域部よりもより外側に突出された形状とれている。また、図1における手前側の第2の領域部252はその高さが他の2つの領域部よりも高く形成される。さらに、奥側の第3の領域部253は、内側の斜面253aの裾が他の2つの領域部よりも内側に突出された形状とされている。
【0013】
一方、可動突部26は、同じく図3(a),(b)に示されるように、前記固定突部25の中央の領域部251の外側の斜面251aに当接されるような下向きに突出された断面三角形の楔型部261を有している。ここでは、この楔型部261の軽量化を図るために、その両側面には凹部261aが設けられている。そして、この楔型部261の内側の斜面には、その幅方向の中央の領域部に三角形をした突片262が突出形成されている。この突片262は前記固定突部25の中央の領域部251に対応する幅寸法に形成され、かつ突片262の先端部はこの中央領域部251の内側の斜面に当接されるように形成されている。
【0014】
そして、これら固定突部25と可動突部26とは、図4(a),(b)に図2のAA線、BB線のそれぞれの断面構造を示すように、第1の領域部251の外側の斜面251aに、楔型部261の内側の斜面が接触された状態に両者が当接される。また、このとき第1の領域部251に可動突部の突片262が当接される。
【0015】
この構成の電線束クランプによれば、図2に示したように、シャーシSの孔Saにクリップ部3を嵌合して電線束クランプ1をシャーシSに固定支持させる。このとき、本体部2の上側辺部23、特に可動突部26の背面側の部分を指で押圧してクリップ部3をシャーシ孔Sa内に嵌合させるが、可動突部26に設けられた突片262は、その一方の側面は固定突部25の第2の領域部252に当接されてその方向への移動が係止され、かつ他方の側面は固定突部の第3の領域部253に当接されてその方向への移動が係止される。これにより、上側辺部23が幅方向に移動されることはなく、押圧力を有効に下側辺部21からクリップ部3にまで伝達させ、クリップ部3の嵌合を好適に行うことができる。
【0016】
そして、保持する電線束Dを本体部2の開口から本体部内に挿通させる。このとき、開口部では、係止部24を構成する固定突部25の外側に突出された状態にある第1の領域部251の斜面251aと、可動突部26の楔型部261の外側斜面とで楔状に形成されているため、電線束Dを開口部内、ないし本体部2内に案内させることができる。そして、このとき、固定突部25では幅方向の中央の第1の領域部251においてその外側斜面251aが両側の領域部よりも外側に突出されているため、電線束Dはこの外側斜面251aにおいて曲げられる状態となり、その結果、最初に両側の第2,第3の領域部252,253において電線束Dが可動突部26を押し上げながら本体部2内に進入され、最後に第1の領域部261を挿通されるように進入される。これにより電線束を本体部に挿通させる作業を容易に行うことができる。
【0017】
そして、一旦電線束Dが本体部2内に挿通されると、電線束Dは可動突部26の突片262の内面に当接されるため、固定突部25と可動突部26との間に進入され難くなり、本体部2から離脱されることが防止される。また、このとき、可動突部26の突片262は、一方の側面は固定突部25の第2の領域部252に当接され、他方の側面は第3の領域部253に当接されて前記したようにその幅方向の移動が係止されているため、電線束Dに外力が加えられた場合でも、可動突部26が設けられている上側辺部23を幅方向にずらせて電線束Dが本体部2から離脱されるようなこともない。
【0018】
また、この状態では、図2(a)に示されたように、下側辺部21の基端部に設けられた突起部212の平坦面がシャーシSの表面に当接される。このため、この当接力によってこの突起部212およびこれにつながる底辺部21にはシャーシの上方に向けて抗力が生じ、この抗力によって上側辺部23にモーメント力が発生する。このモーメント力によって上側辺部23の開口部側は下方に向けた力が生じ、その結果可動突部26が固定突部25に向けて当接される力が生じることになる。したがって、係止部24における開口部を閉じる方向の力が大きくなり、電線束Dの離脱をさらに有効に防止することが可能となる。
【0019】
なお、電線束Dを本体部2から取り外す場合には、電線束Dを固定突部の第2の領域側252から外側へ引っ張るようにする。これにより、電線束Dは本体部2の幅方向に対して斜めの状態となり、第2の領域部252の内側斜面に沿って上方に移動され、しかも第2の領域部252の高さは最も高いため、可動突部26を上方に押し上げる力が発生する。さらに電線束Dを引っ張ると、電線束Dは第1の領域部251の内側斜面と可動突部26の突片262との間に進入される。さらに電線束Dは第3の領域部253の内側斜面253aに当接されるようになり、この内側斜面253aはもっとも内側に突出されているため、これに当接される箇所で電線束Dにてこ力が作用し、電線束Dによる前記したたような可動突部26を上方に押し上げる動作を助長する。これにより、比較的に小さい力で電線束Dを本体部2から取り外すことが可能となる。
【0020】
ここで、前記実施形態では、先に電線束クランプ1をシャーシSに固定した状態で電線束Dをクランプさせる場合を説明したが、先に電線束クランプ1に電線束Dをクランプさせておき、その状態の電線束クランプ1のクリップ部3をシャーシSに固定させるようにしてもよい。この場合には、シャーシSに固定する前の電線束クランプ1の本体部2では、上側辺部23にモーメント力が発生していないため係止部24における当接力が小さい状態にあり、電線束Dのクランプを小さい力で行うことができる。そして、その後に電線束クランプ1をシャーシSに固定させることで、前記したモーメント力によって係止部24での当接力を増大させることができ、電線束Dのクランプ力を高めることが可能となる。これにより、前記した作用効果をさらに高めることが可能となる。
【0021】
また、この実施形態のクランプは、底辺部22と上側辺部23との接続部231を円弧状に形成し、かつこの部分の肉厚を他の部分よりも大きくしている。このため、このクランプを金型により成形する際には、図5(a)に示すように、係止部24の固定突部25と可動突部26とが離間された状態、すなわち開口部が幾分開いた状態で成形しておけば、その後において、図5(b)のように、前記した肉厚の接続部231が他の部分よりもゆっくりと冷却されるため、この時点で上側辺部23が内側に変形され、この変形によって可動突部26が固定突部25に当接された図1及び図2に示した状態のクランプを製造することが可能となる。これにより、固定突部25と可動突部26における金型の抜け方向の重なりによる金型設計を容易に行うことができる。
【0022】
なお、本発明においては、クリップ部の構成は前記実施形態の構造に限定されるものではなく、既に広く知られている他の構成のクリップ構造を採用することが可能である。また、クリップ部として、その底面に設けられた粘着テープによってシャーシ等に接着する構成をも含むことも可能である。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、シャーシ等に固定支持させるためのクリップ部を設けた本体部は、その下側辺部が底辺部と接続される部分がクリップ部を設けた側に突出された構成とされ、本体部がシャーシ等に固定支持された状態のときにその接続部分がシャーシ等の表面に当接され、この当接力が底辺部から上側辺部を介して電線束を係止するための係止部にまでおよぶように構成したことにより、この当接力によって電線束のクランプ力を高める一方で、電線束のクランプ操作と、取り出し操作を簡単に行うことができ、クランプの信頼性を改善することができる効果がある。また、本発明は、係止部を下側辺部に設けられた固定突部と、上側辺部に設けられた可動突部とで構成し、固定突部と可動突部とが互いに斜面が当接する上向き、下向きの三角形に形成することで電線束の挿通を容易にでき、その一方で固定突部を幅方向に第1ないし第3の領域部に区分して各領域部の高さや形状等を特異化することで、上側辺部が下側辺部に対して幅方向及び長さ方向に移動されることがなく、電線束が本体部から離脱することを有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態をそれぞれ異なる方向からみた斜視図である。
【図2】電線束をクランプした状態の正面図と側面図である。
【図3】固定突部と可動突部の係合状態を説明するための異なる方向から見た斜視図である。
【図4】固定突部と可動突部との係合状態を示すための図2のAA線、BB線の各断面図である。
【図5】本発明の電線束クランプを製造する工程を説明するための図である。
【図6】従来の電線束クランプの一例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 電線束クランプ
2 本体部
3 クリップ部
21 下側辺部
22 底辺部
23 上側辺部
24 係止部
25 固定突部
26 可動突部
251 第1の領域部
252 第2の領域部
253 第3の領域部
261 楔型部
262 突片[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an electric wire bundle clamp for holding an electric wire bundle disposed along a chassis, a panel, and the like, and more particularly to an electric wire bundle clamp with improved clamp reliability.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a clamp shown in FIG. 6 has been proposed as this type of clamp. The
[0003]
The
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In this conventional wire bundle clamp, the force with which the
[0005]
It is an object of the present invention to provide an electric wire bundle clamp that improves the reliability of the clamp by reducing the design and manufacturing constraints while easily clamping the electric wire bundle and preventing the separation. .
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In the wire bundle clamp of the present invention, the substantially U-shaped main body portion through which the wire bundle is inserted has a lower side portion provided with a clip portion for fixing and supporting the chassis or the like, and an upper side opposed thereto. A side part, a bottom part connecting the upper and lower side parts, and a locking part provided in the opening of the lower side part and the upper side part and brought into contact with each other. The lower side portion is configured such that the connection portion with the bottom portion protrudes to the side where the clip portion is provided, and when the main body portion is fixedly supported by the chassis or the like, the connection portion is on the surface of the chassis or the like. The abutting force is configured such that the abutting force extends from the bottom side part to the locking part via the upper side part.
[0007]
In the present invention, the locking portion is composed of a fixed protrusion provided on the lower side and a movable protrusion provided on the upper side, and the fixed protrusion protrudes toward the upper side. The lengthwise cross section of the lower side portion is formed in an upward triangle, and the lengthwise cross section of the upper side portion is formed in a downward triangle so that the movable protrusion is in contact with the outer slope of the fixed protrusion. . The fixed protrusion is divided into three regions in the width direction, the central first region has an outer slope protruding outward from the other region portions, and the second region portion has other heights. The height of the third region is higher than that of the region portion, the inner inclined surface protrudes inward of the other region portion, and the movable protrusion has the same width dimension as that of the first region portion at a position facing the first region portion. Thus, a projecting piece protruding inward is formed . Moreover, it is preferable that the connection part with an upper side bottom part is formed thicker than another part.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIGS. 1A and 1B are perspective views of a wire bundle clamp and a state in which the wire bundle is clamped in an embodiment of the wire bundle clamp of the present invention. This wire bundle clamp 1 is formed by integrally molding resin, has a substantially U-shaped
[0009]
When the
[0010]
On the other hand, the
[0011]
The
[0012]
3 (a) and 3 (b), for convenience, as shown in perspective views seen from different directions with the upper and
[0013]
On the other hand, as shown in FIGS. 3A and 3B, the
[0014]
The fixed
[0015]
According to the wire bundle clamp of this configuration, the wire bundle clamp 1 is fixedly supported on the chassis S by fitting the
[0016]
And the electric wire bundle D to hold | maintain is penetrated in the main-body part from opening of the main-
[0017]
Once the wire bundle D is inserted into the
[0018]
Further, in this state, as shown in FIG. 2A, the flat surface of the protruding
[0019]
In addition, when removing the wire bundle D from the main-
[0020]
Here, in the said embodiment, although the case where the electric wire bundle D was clamped in the state which fixed the electric wire bundle clamp 1 to the chassis S previously was demonstrated, the electric wire bundle clamp 1 was made to clamp the electric wire bundle D previously, The
[0021]
Moreover, the clamp of this embodiment forms the
[0022]
In the present invention, the configuration of the clip portion is not limited to the structure of the above-described embodiment, and a clip structure having another configuration that is already widely known can be employed. In addition, the clip portion may include a configuration in which the clip portion is bonded to the chassis or the like with an adhesive tape provided on the bottom surface.
[0023]
【The invention's effect】
As described above, in the present invention, the main body portion provided with the clip portion for fixing and supporting the chassis or the like is such that the lower side portion of the main body portion is connected to the bottom portion and protruded to the side where the clip portion is provided. When the main body is fixed and supported by the chassis or the like, the connecting portion is brought into contact with the surface of the chassis or the like, and this contact force locks the wire bundle from the bottom side through the upper side. Because this contact force increases the wire bundle clamping force, the wire bundle clamping operation and take-out operation can be easily performed. There is an effect that can be improved. Further, according to the present invention, the locking portion is composed of a fixed projection provided on the lower side portion and a movable projection provided on the upper side portion, and the fixed projection and the movable projection are inclined with respect to each other. By forming the abutting upward and downward triangles, the wire bundle can be easily inserted. On the other hand, the fixed protrusions are divided into first to third region portions in the width direction, and the height and shape of each region portion Etc., the upper side is not moved in the width direction and the length direction with respect to the lower side, and the wire bundle can be effectively prevented from being detached from the main body. .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of an embodiment of the present invention as seen from different directions.
FIGS. 2A and 2B are a front view and a side view of a state in which an electric wire bundle is clamped.
FIG. 3 is a perspective view seen from different directions for explaining an engagement state between a fixed protrusion and a movable protrusion.
4 is a cross-sectional view taken along lines AA and BB in FIG. 2 for illustrating an engaged state between a fixed protrusion and a movable protrusion.
FIG. 5 is a view for explaining a process of manufacturing the wire bundle clamp of the present invention.
FIG. 6 is a front view showing an example of a conventional wire bundle clamp.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Electric
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05276796A JP3717223B2 (en) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | Wire bundle clamp |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05276796A JP3717223B2 (en) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | Wire bundle clamp |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09242936A JPH09242936A (en) | 1997-09-16 |
JP3717223B2 true JP3717223B2 (en) | 2005-11-16 |
Family
ID=12924029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05276796A Expired - Fee Related JP3717223B2 (en) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | Wire bundle clamp |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3717223B2 (en) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7229052B2 (en) | 2004-04-20 | 2007-06-12 | Takeuchi Industrial Co., Ltd. | Fixing tool |
US7182299B2 (en) | 2005-01-31 | 2007-02-27 | Takeuchi Industrial Co., Ltd. | Fixing tool |
JP2010255736A (en) * | 2009-04-24 | 2010-11-11 | Nifco Inc | Clip |
JP6968737B2 (en) * | 2018-03-28 | 2021-11-17 | 愛三工業株式会社 | Fuel supply device |
-
1996
- 1996-03-11 JP JP05276796A patent/JP3717223B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09242936A (en) | 1997-09-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3064176B2 (en) | Connector unlock structure | |
JPH03201374A (en) | Connector equipped with terminal locking tool | |
JP2000316610A (en) | Side part press releasing type buckle | |
JP3717223B2 (en) | Wire bundle clamp | |
JPH10246209A (en) | Clamp | |
JPH06227553A (en) | Locking structure | |
JP3016425U (en) | Edging saddle | |
JP3557536B2 (en) | Component mounting structure | |
JP2594556Y2 (en) | Resin nail | |
JPH07143640A (en) | Protector | |
JP3119435B2 (en) | Clip for wire harness | |
JPH0740441Y2 (en) | Mounting structure of slide plate for taking out seat belt | |
JP2524837Y2 (en) | Protector | |
WO2012093514A1 (en) | Band clamp for wire harness | |
JP2568821Y2 (en) | Wire press clamp | |
JP2705561B2 (en) | Connector holder mounting structure | |
JP4520595B2 (en) | Two-member connector | |
JP2537277Y2 (en) | Lock release structure | |
JP3506654B2 (en) | Clamp | |
JP3861482B2 (en) | switch | |
JPH0724742Y2 (en) | Grommet mounting structure | |
JP2563070B2 (en) | Panel element for panel assembly | |
JPH0547429Y2 (en) | ||
JP2559684Y2 (en) | Connecting bracket | |
JPH0226136Y2 (en) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050624 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050705 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050715 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050823 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050830 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110909 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |