JP3703364B2 - Boxing method and boxing device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は商品の箱詰め方法及び箱詰め装置、特に包装済み商品を段ボール箱等の所定の容器に順次箱詰めする箱詰め方法及び箱詰め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ポテトチップス等のスナック菓子のように、例えば製袋包装機で所定重量に袋詰めされた商品は、段ボール箱等の所定の容器に複数個が箱詰めされて市場に出荷される。その場合に、例えば特開平6−263106号公報に開示されているように、製袋包装機から供給された包装済み商品を、該商品の搬送経路を形成する搬送コンベアで順次搬送して箱詰め作業部に送り込み、ここに備えられた箱詰め機構で上記商品を段ボール箱等の所定の容器に自動的に箱詰めする箱詰め装置が知られている。
【0003】
このとき、上記箱詰め機構としては、例えば、上記搬送コンベアで箱詰め作業に搬入される包装済み商品の該搬入位置の上方と、別途当該箱詰め作業部に設置される所定の容器の該設置位置の上方との間で移動自在、かつ昇降自在に設けられた支持部材を有し、この支持部材の下端部に、商品の捕獲又は解放を行なう吸引式のパッドが備えられて、上記支持部材を商品搬入位置と容器設置位置との両位置間の上方で往復移動させると共に各位置において昇降させることにより、搬送コンベアで搬入された包装済み商品を吸引パッドで上方から吸着して捕獲し、これを容器内に下降させて収納、箱詰めするもの等が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この種の箱詰め装置では、作業の高速化を図る等のために、例えば、箱詰め作業部に至るまでの搬送経路上に、搬送中の商品を横移動させて複数列に並列させる並列装置を配置すると共に、これに対応させて支持部材の下端部には吸引パッドを複数個備えて、搬送経路上を上記並列装置で複数列に並送されてきた商品を一回の作業で同時に捕獲し、箱詰めするように構成する場合がある。
【0005】
しかしながら、上記並列装置で商品を複数列に並列させた場合には、通常、列と列との間にある程度の間隔が空くので、このままの状態で各列の商品を捕獲して箱詰めすると、商品同士の間に距離ができて容器内で粗に箱詰めされることになり、特に、昨今、流通コストの低減等のために、できるだけ高密度に商品を箱詰めすることが望まれているなか、かかる要望に対応することができない。
【0006】
そこで、本発明は、列と列との間に間隔が空いた状態で商品が複数列で搬入されても、これらの商品を同時に捕獲して箱詰めすると共に、該商品を高密度に箱詰めすることのできる箱詰め方法及び箱詰め装置の提供を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本願発明は次のように特定される。
【0008】
すなわち、本願の請求項1の発明(以下、第1発明という)に係る商品の箱詰め方法は、振分搬送機構に搬送された箱詰めする商品を、該振分搬送機構において複数列に振り分けて下流側に連設された第1傾斜コンベアと第2傾斜コンベアとからなる整列搬送機構に順次搬送すると共に、該整列搬送機構により複数列で搬送された商品を上記第1傾斜コンベアの連続搬送と上記第2傾斜コンベアの間欠搬送との組み合わせ搬送により各列所定個数ずつ前後の側縁部が重ね合わされた状態に整列させ、次いで該整列搬送機構上の各列所定個数の商品をそれぞれ対応する複数の捕獲部で捕獲すると共に、該捕獲部を互いに段違い状に幅寄せ移動させることによって各列所定個数の商品同士の左右の側縁部を重ね合わせるように寄せて容器に箱詰めすることを特徴とする。
【0009】
また、請求項2の発明(以下、第2発明という)は、上記第1発明の箱詰め方法において、振分搬送機構において商品を左右二列に振り分けて下流側へ搬送することを特徴とし、請求項3の発明(以下、第3発明という)は、上記第1発明または第2発明の箱詰め方法において、捕獲部が互いに幅寄せされるときに、所定の重ね合わせ量となるように、予め上記捕獲部の位置を調整しておくことを特徴とする。
【0010】
さらに、請求項4の発明(以下、第4発明という)に係る商品の箱詰め装置は、箱詰めする商品を複数列に振り分けて下流側へ搬送する振分搬送機構と、該振分搬送機構の下流側に連設され、第1傾斜コンベアと第2傾斜コンベアとからなり複数列に振り分けて順次搬送された商品を上記第1傾斜コンベアの連続搬送と上記第2傾斜コンベアの間欠搬送との組み合わせ搬送により各列所定個数ずつ前後の側縁部が重ね合わされた状態に整列させる整列搬送機構と、該整列搬送機構上の各列所定個数の商品をそれぞれ対応して捕獲する複数の捕獲部、及び該捕獲部を互いに段違い状に幅寄せ移動させる幅寄せ手段が設けられて、各列所定個数の商品同士の左右の側縁部を重ね合わせるように寄せて容器に箱詰めする箱詰め機構とを備えたことを特徴とする。
【0011】
そして、請求項5の発明(以下、第5発明という)は、上記第4発明の箱詰め装置において、振分搬送機構を、箱詰めする商品を左右二列に振り分けて下流側へ搬送するように構成したことを特徴とし、請求項6の発明(以下、第6発明という)は、上記第4発明または第5発明の箱詰め装置において、幅寄せ手段は、重ね合わせ量の調整機能を備えていることを特徴とする。
【0012】
上記のように構成したことにより、本願各発明によれば、箱詰めする商品が各列所定個数ずつ、前後の側縁部が重ね合わされた状態で複数列に整列されると共に、各列の商品がそれぞれ対応する捕獲部によって列ごとに捕獲されて容器に箱詰めされることになるが、その際、各列の商品同士の左右の側縁部も重ね合わされることになる。したがって、所定個数の商品が容器内に隙間なく高密度に箱詰めされることになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の実施の形態に係る箱詰め装置は、本発明に係る箱詰め装置の実施の形態であると同時に、その動作は本発明に係る箱詰め方法の実施の形態を構成するものである。
【0014】
図1及び図2に示すように、この実施の形態に係る箱詰め装置1は、例えば製袋包装機により所定重量に袋詰めされたポテトチップス等のスナック菓子のような包装済み商品を順次段ボール箱等の所定の容器内に自動的に箱詰めするように構成され、特にその場合に該箱詰め作業の高速処理及び商品の高密度充填が図られたものであって、上記製袋包装機(図示せず)側より供給部アに落下供給される包装済み商品Xを搬送方向である矢印a方向に搬送すると共に該商品Xの重量を計量する計量搬送機構2と、この計量搬送機構2により搬送された商品Xを上昇させながらさらに下流側に搬送すると共に該商品Xの包装袋のシール不良及び商品Xの長さを検査する袋検査搬送機構3と、この袋検査搬送機構3により搬送された商品Xを上記の計量結果及び検査結果に基づいて不良品であれば当該箱詰め装置1の側方に別途配置された不良品排出用コンベア7に向けて左横方向bに排出すると共に正常品であれば直進方向cと右横方向dとの二列に振り分けて引き続き下流側に搬送する振分搬送機構4と、この振分搬送機構4により二列で引き続き搬送された商品X…Xを各列において所定個数づつ搬送方向aにおける前後の側縁部を重ね合わせて整列させると共にその状態で箱詰め作業部イに搬送する整列搬送機構5と、この整列搬送機構5により箱詰め作業部イに搬送された各列所定個数の商品X…Xを上方から同時に吸着保持して上記箱詰め作業部イに別途配置された容器搬送用コンベア8で搬入される段ボール箱Y内にその上部開口部より重ね合わせた状態で高速高密度に箱詰めする箱詰め機構6とを有し、上記各搬送機構2〜5によって包装済み商品X…Xを供給部アから箱詰め作業部イまで搬送方向aに搬送する商品搬送経路が形成されている。
【0015】
そして、この箱詰め装置1によれば、まず製袋包装機側より供給部アに落下供給された包装済み商品Xは計量搬送機構2によって順次搬送方向aに搬送されると共に、その搬送途中に設けられたロードセル等で構成される計量器21によりその重量が計量される。次に、商品Xは袋検査搬送機構3によってさらに下流側に搬送されると共に、その搬送途中に設けられたならし機構31のならし板32によりその膨らみ高さが均一にならされ、また、シールチェッカ33によりその包装袋が押圧されてシール不良であるかどうかが検査される。さらに、商品Xは、上記シールチェッカ33の入口部付近に配置された図示しない袋長さ検出センサによりその長さが検出される。そして、この袋検査搬送機構3から振分搬送機構4に搬送された商品Xのうち、上記の重量検査、シール検査及び袋長さ検査のいずれかで不良品と認められたものについては、当該振分搬送機構4に備えられた図示しない振分部材により搬送方向aと直交する左横方向bに排出されて搬送経路外に取り出され、それ以外の正常品については、同じく振分部材により直進方向cと右横方向dとの二列に振り分けられたうえで引き続き搬送経路に沿って下流側に搬送される。そして次に、このように二列で整列搬送機構5に搬送された商品X…Xは、該整列搬送機構5に設けられた第1傾斜コンベア51の連続搬送と、第2傾斜コンベア52の間欠搬送との組み合わせ搬送により、これらのコンベア51,52の中継部において各列所定個数ずつその搬送方向aにおける前後の側縁部が重ね合わせられた状態に整列された後、この整列状態で上記箱詰め作業部イにまで及ぶ商品搬入コンベア53に受け渡されて箱詰め機構6に向けて搬送され、商品搬入位置ウに搬入される。そして、この商品搬入位置ウに搬入された二列の整列商品X…Xが、箱詰め機構6によって上方から同時に吸着保持されて上記商品搬入位置ウの側方に位置する容器搬送用コンベア8上の容器設置位置エに用意された段ボール箱Y内に重なり合った状態で高密度に箱詰めされるようになっている。
【0016】
次に、この箱詰め機構6の構成について詳しく説明する。
【0017】
図3は図1のA−A矢視方向から見たカバー部材を省略した状態の箱詰め機構6を示すもので、該箱詰め機構6は、上記の商品搬入コンベア53と容器搬送コンベア8とを上壁部と一対の側壁部とで囲うように設けられた本体61と、該本体61の上部に固定され、180度ずつ間欠的に往復回転する駆動軸62aをもつサーボモータでなる旋回用モータ62と、このモータ62の駆動軸62aに固定され、該モータ62により上記商品搬入位置ウの上方と容器設置位置エの上方との間で往復旋回されるアーム部材63と、上記アーム部材63の両先端部に昇降自在に支持される支持部材64,64aと、これら各支持部材64,64aの下端部にそれぞれ二つづつ並設されて上記商品搬入位置ウに搬入された各列所定個数の整列商品X…Xを吸引作用により吸着保持し又は解放する吸引パッド65,65;65a,65aと、上記商品搬入位置ウの上方で各支持部材64,64aと係合し、これらの支持部材64,64aを昇降させる第1昇降機構66と、上記容器設置位置エの上方で各支持部材64,64aと係合し、これらの支持部材64,64aを昇降させる第2昇降機構67とを有する。なお、図1において符号61a,61bは上記本体61の上部前後面を覆うカバー部材である。
【0018】
上記アーム部材63は、旋回中心から180度反対側の両方に延びており、該アーム部材63の両先端部には、図4に示すように、上下に貫通するガイド溝68′,68a′をもつガイド部材68,68aがそれぞれ固設されている。
【0019】
また、上記支持部材64,64aはいずれも上下方向に延びる角パイプでなり、その一側面には長さ方向に延び、上記ガイド溝68′,68a′に摺動自在に係合するレール部材69,69aが固設され、このレール部材69,69aを介して各支持部材64,64aはアーム部材63に対し昇降自在に支持されている。
【0020】
そして、上記アーム部材63と支持部材64,64aとの間には、図5に示すように支持部材64,64aをその上昇位置にてアーム部材63にロックする第1,第2ロック機構71,71aがそれぞれ設けられている。
【0021】
これらのロック機構71,71aは、いずれも図5に示すようにアーム部材63の両端部の下面にブラケット72,72aを介して設けられ、ロックピン73,73aを進退動させるソレノイド74,74aと、各支持部材64,64aの下端部に取付板75,75aを介して取り付けられた係合孔76′,76a′をもつ係合板76,76aとで構成され、上記アーム部材63を旋回させて支持部材64,64aを移動させるときに、両支持部材64,64aを上昇位置に位置させた状態で上記ソレノイド74,74aによりロックピン73,73aを上記係合板76,76aの係合孔76′,76a′に突入させ、これにより両支持部材64,64aをアーム部材63にロックさせることが可能となっている。
【0022】
また、上記第1昇降機構66は、図3に示すように本体61における商品搬入位置ウ側の内壁上部に支持アーム77を介して固設された昇降用シリンダ78を備え、該昇降用シリンダ78におけるピストンロッド78aの上下方向への伸縮動作に連動させて商品搬入位置ウ側に位置する支持部材64又は64aを昇降させるように構成されている。また、第2昇降機構67は、図6,図7に示すように本体61の容器設置位置エ側の内壁上部に支持フレーム79を介して設けられたサーボモータでなる昇降用モータ81と、該モータ81によりベルト伝動機構82を介して回動されるボールねじ83と、本体61の内壁面に固定され、該ボールねじ83を上下方向に延びるように支持する断面コ字状の案内レール84と、上記ボールねじ83に螺合すると共に案内レール84の案内面84aと係合して、ボールねじ83の回転により案内レール84に沿って上下動される移動体85と、該移動体85の外側面に固定された水平方向に延びる昇降アーム86とで構成されている。
【0023】
そして、これらの第1,第2昇降機構66,67は、上記支持部材64,64aのうちの一方が商品搬入位置ウの上方に位置して第1昇降機構66に係合するとき、他方が上記容器設置位置エの上方に位置して第2昇降機構67に係合する配置関係となるように設けられている。そして、これらの第1,第2昇降機構66,67と各支持部材64,64aとの間に設けられる係合機構87,87aとしては、図8,図9に示すように、各支持部材64,64aの外側面に突設されたL形の係止具88,88aと、上記昇降用シリンダ78のピストンロッド78aの先端部と、上記昇降アーム86の先端部とにそれぞれ設けられた上記係止具88,88aに係合する係合部材89,89aとで構成されている。なお、これらの係合機構87,87aは同様の構造であるので、上記昇降用シリンダ78側に設けられる係合機構87を基にしてそれぞれの構造を同時に説明する。
【0024】
つまり、図8、図9に示すように、上記各係止具88,88aの下面両側部には傾斜面部88′,88′及び88a′,88a′がそれぞれ形成されており、また、各係合部材89,89aとしては、上記係止具88,88aの下面を支持するための支持ローラ91,91aと、該ローラ91,91aを回転自在に支持すると共に、上記係止具88,88aの上面と係合する係合部92,92aとを備えた係合支持体93,93aとで構成され、上記係止具88,88aが係合部材89,89aと係合するとき、係止具88,88aは、図9において仮想線で示すように支持ローラ91,91aと当接する傾斜面部88′,88a′を介して上方に持ち上げられたうえで支持ローラ91,91a上に係合支持されるようになっている。このように係止具88,88a、つまりアーム部材63が持ち上げられることにより、上記した第1,第2ロック機構71,71aの各ロックピン73,73aの係合板76,76aの係合孔76′,76a′への突入時における両者の干渉をなくし、支持部材64,64a側の荷重が上記ロックピン73,73aに作用しないように構成されている。これにより、各ロックピン73,73aの係合孔76′,76a′への突入、退出動作がスムーズに行えるようになっている。
【0025】
一方、上記吸引パッド65,65;65a,65aは、図3〜図5に示すように、各支持部材64,64aの外側面に複数本のノブ付取付ボルト95…95,95a…95aにより添設可能な断面コ字状の取付板94,94aを介して上記支持部材64,64aの下端部にそれぞれ二つづつ並列されて着脱可能に取り付けられ、商品Xの大きさや形状あるいはその吸着個数などに応じて適宜交換できるようになっている。
【0026】
また、上記吸引パッド65,65;65a,65aは、図3に示すようにフレキシブルパイプでなる配管96,97を介して上記搬入コンベア53の下部に配設されたブロワ98にそれぞれ接続されている。これらの配管96,97は、上流配管部96a,97aと下流配管部96b,97bとを有し、上流配管部96a,97aのうちの一方の上流配管部96aはブロワ98の吸気口に、また他方の上流配管部97aはブロワ98の排気口にそれぞれ接続されていると共に、これら上流配管部96a,97aの各先端部には電磁切換弁99を介して上記下流配管部96b,97bが接続されている。そして、この切換弁99により上記下流側配管部96b,97bが吸気用上流配管部96aと排気用上流配管部97aとのいずれかに連通するように交互に切換られ、例えば一方の支持部材64の二つの吸引パッド65,65が商品搬入位置ウにて商品X…Xを吸着保持するとき、他方の支持部材64aの二つの吸引パッド65a,65aが容器設置位置エにて吸着保持していた商品X…Xを段ボール箱Y内に投入するようになっている。
【0027】
このような構成により、この箱詰め機構6によれば、図10に示すように、各支持部材64,64aを商品搬入位置ウの上方と容器設置位置エの上方との間で交互に矢印Sのように旋回移動させると共に、図3に鎖線で示したように各位置ウ,エにおいて上下動させることにより、商品搬入コンベア53で二列で搬入された包装済み商品X…Xをそれぞれ対応する各吸引パッド65,65;65a,65aで上方から吸着して二列同時に捕獲し、これを容器搬送コンベア8で搬送された段ボール箱Y内に上方から前後側縁部が重なり合った状態で高速高密度に収納、箱詰めすることができることになる。そして、特にこの実施の形態における箱詰め機構6においては、吸引パッド65,65;65a,65aで同時に捕獲した各列の商品X…Xを段ボール箱Y内に収納するに際して、これらを一層高密度に箱詰めすることが図られ、そのために、二列の商品X…Xを捕獲してから段ボール箱Y内に収納するまでに、各列の商品X…X同士を幅寄せさせることにより、前後側縁部の重なり合いに加えて、左右の側縁部も重ね合わせるようになっている。次に、このような各列の商品X…X同士の幅寄せを行なう上記吸引パッド65,65;65a,65aの細部構成を説明するが、各支持部材64,64aにおいて同様の構成とされているので、一方の支持部材64の吸引パッド65,65の構成のみ説明する。
【0028】
すなわち、図11及び図12に示すように、並列された二つの吸引パッド65,65は前述したように取付板94を介して支持部材64の下端部に備えられているが、その場合に、上記取付板94の下部にはさらにブラケット100を介して矩形状フレーム101が取り付けられており、このフレーム101内に、搬入される商品X…Xの列方向と直交する方向に延びる二本のガイドレール102,103が設けられており、該レール102,103にそれぞれスライドシュー104,105が摺動自在に嵌合されている。
【0029】
そして、各吸引パッド65,65はこのスライドシュー104,105にそれぞれ取り付けられていると共に、上記フレーム101の一側面にはロータリーソレノイド106が設けられて、その駆動軸に取り付けられた回転バー107の各回転端部に、上記スライドシュー104,105がそれぞれ連結部材108,109を介して相対回転可能に連結されている。これにより、上記ロータリーソレノイド106の回転駆動により、各吸引パッド65,65がガイドレール102,103に沿って、図11に実線で示した位置と鎖線で示した位置との間で移動することになる。
【0030】
そして、このとき、各ガイドレール102,103は共にその延設長さ方向において傾斜して配置されていると共に、相互に異なる高さ位置に設けられている。したがって、各吸引パッド65,65はその下面の吸引口が傾斜した状態となり、また上記ガイドレール102,103に沿って移動するに伴ってその高さ位置が上下に変化するようになっていると共に、吸引パッド65,65同士が離反して間隔が広がるときには、各パッド65,65の高さ位置が略同じとなり、一方、吸引パッド65,65同士が近接して間隔が狭まるときには、各パッド65,65が段違いに位置するようになる。
【0031】
そして、図示しないソレノイド制御装置によって、当該吸引パッド65,65が二列商品X…Xを吸着捕獲するときには、ロータリーソレノイド106が図11に実線で示した位置に回転駆動して吸引パッド65,65同士が同じ高さ位置で離反し、これにより各パッド65,65が対応する列の商品X…Xをそれぞれ同時に上方から吸着することができることになる。
【0032】
そして、商品X…Xの吸着捕獲後、段ボール箱Yに箱詰めするまでの時間内、例えば旋回移動中に、上記制御装置によってロータリーソレノイド106が図11に鎖線で示した位置に回転駆動し、これにより、各パッド65,65が相互に異なる高さ位置で段違いに接近することになる。この段違い幅寄せ移動によって、図11あるいは図3、図10にも示したように、各吸引パッド65,65に吸着保持された各列の商品X…X,X…X同士の左右の側縁部がオーバーラップすることになる。そして、この状態で段ボール箱Y内に下降され、各吸引パッド65,65から解放されることにより、二列同時に捕獲された商品X…X,X…Xが、前後側縁部の重なり合いに加えて、左右の側縁部同士も重ね合わせられた状態で一層高密度に箱詰めされることになる。
【0033】
なお、上記ロータリーソレノイド106には、図12に示すように、その回転範囲、換言すれば吸引パッド65,65間の離反距離及び近接距離を調整する調整ダイヤル110が具備されて、商品搬入位置ウに搬入される商品X…X,X…Xの列間距離、ないし左右側縁部のオーバーラップ量に応じて各吸引パッド65,65の移動調整ができるようになっている。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本願各発明によれば、箱詰めする商品が各列所定個数ずつ、前後の側縁部が重ね合わされた状態で複数列に整列されると共に、各列の商品がそれぞれ対応する捕獲部によって列ごとに捕獲されて容器に箱詰めされることになるが、その際、各列の商品同士の左右の側縁部も重ね合わされることになる。したがって、所定個数の商品が容器内に隙間なく高密度に箱詰めされることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る箱詰め装置の全体構成を示す概略正面図である。
【図2】 動箱詰め装置の商品搬送経路を示す概略平面図である。
【図3】 図1のA−A矢視方向から見たカバーを省略した状態の箱詰め機構の側面図である。
【図4】 図3におけるB−B線断面図である。
【図5】 同箱詰め機構のロック機構を示す一部切り欠き拡大図である。
【図6】 同箱詰め機構の第2昇降機構を示す一部切り欠き拡大図である。
【図7】 図6のC−C線拡大断面図である。
【図8】 図3のD−D線拡大断面図である。
【図9】 図8のE−E線拡大断面図である。
【図10】 商品の吸着及び箱詰め作業状態を示す概略平面図である。
【図11】 吸引パッドの細部構成を示す一部切り欠き拡大図である。
【図12】 同吸引パッドの細部構成を示す一部切り欠き拡大図である。
【符号の説明】
1 箱詰め装置
4 振分搬送機構
5 整列搬送機構
6 箱詰め機構
65,65a 捕獲部(吸引パッド)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a boxing method and boxing device for products, and more particularly to a boxing method and boxing device for sequentially packing packed products in a predetermined container such as a cardboard box.
[0002]
[Prior art]
For example, a plurality of products packed in a predetermined weight by a bag making and packaging machine, such as snacks such as potato chips, are packed in a predetermined container such as a cardboard box and shipped to the market. In that case, for example, as disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 6-263106, the packaged products supplied from the bag making and packaging machine are sequentially transported by a transport conveyor that forms a transport path for the products, and the boxing operation is performed. There is known a boxing device that automatically feeds the product into a predetermined container such as a cardboard box using a boxing mechanism provided therein.
[0003]
At this time, as the boxing mechanism, for example, above the carry-in position of a packaged product carried into the boxing operation by the conveyor, and above the installation position of a predetermined container separately installed in the boxing operation unit The support member is provided so as to be movable between and movable up and down, and a suction-type pad for capturing or releasing the product is provided at the lower end of the support member, and the support member is loaded into the product. By moving back and forth between the position and the container installation position and moving up and down at each position, the packaged product carried by the transport conveyor is adsorbed and captured from above by the suction pad, and this is captured in the container. What is lowered and stored and boxed is used.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in this kind of boxing device, for example, in order to speed up the work, for example, a parallel device that horizontally moves the goods being transported on the transport path to the boxing work unit and parallels them in a plurality of rows Correspondingly, a plurality of suction pads are provided at the lower end of the support member, and the products that have been fed in multiple rows on the transport path by the parallel device are simultaneously captured in a single operation. And may be configured to be boxed.
[0005]
However, when products are arranged in multiple rows with the above parallel device, there is usually some space between the rows, so if you keep the products in each row as they are and pack them, The distance between them will be increased and the box will be roughly packed in the container, especially in recent years, as it is desired to pack products as densely as possible to reduce distribution costs. Can't respond to the request.
[0006]
Therefore, the present invention captures and packs the products at the same time and packs the products at a high density even if the products are carried in a plurality of rows with a space between the rows. It is an object of the present invention to provide a boxing method and a boxing device that can be used.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention is specified as follows.
[0008]
That is, in the product packaging method according to the invention of
[0009]
Further, the invention of claim 2 (hereinafter referred to as the second invention) is characterized in that, in the boxing method of the first invention, the sorting transport mechanism distributes the goods into two right and left rows and transports them downstream . The invention of claim 3 (hereinafter referred to as the third invention) is preliminarily arranged in the boxing method of the first invention or the second invention so that when the catching portions are brought closer together, a predetermined overlapping amount is obtained. The position of the capture unit is adjusted in advance .
[0010]
Further, the product boxing device according to the invention of claim 4 (hereinafter referred to as the fourth invention) distributes the products to be packed into a plurality of rows and transports them downstream, and downstream of the distribution transport mechanism provided continuously to the side, the combination transport of intermittent transport of the first inclined conveyor and the continuous conveyor and the second inclined conveyor the successively transported goods are distributed in a plurality of rows consists of a second inclined conveyors first inclined conveyor An alignment transport mechanism for aligning the predetermined number of front and rear side edges of each row in a stacked manner, a plurality of capture portions for capturing a predetermined number of products in each row on the alignment transport mechanism, and A width-shifting means for shifting the capture portions in a stepwise manner was provided, and a boxing mechanism for packing the containers into a container by bringing the right and left side edges of a predetermined number of products in each row to overlap each other was provided. The And butterflies.
[0011]
The invention of claim 5 (hereinafter referred to as the fifth invention) is configured such that in the boxing device of the fourth invention, the sorting and conveying mechanism distributes the products to be boxed into two left and right rows and conveys them downstream. According to a sixth aspect of the present invention (hereinafter referred to as the sixth aspect), in the boxing device according to the fourth aspect or the fifth aspect, the width adjusting means has a function of adjusting the overlapping amount. It is characterized by that.
[0012]
By configuring as described above, according to each invention of the present application, the products to be packed are aligned in a plurality of rows with a predetermined number of rows in each row with the front and rear side edges overlapped, and the products in each row are Each column is captured by the corresponding capturing unit and boxed in a container. At this time, the left and right side edges of the products in each column are also overlapped. Therefore, a predetermined number of products are packed in the container with high density without any gaps.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below. The boxing device according to the following embodiment is an embodiment of the boxing device according to the present invention, and at the same time, the operation constitutes the embodiment of the boxing method according to the present invention.
[0014]
As shown in FIGS. 1 and 2, the
[0015]
And according to this
[0016]
Next, the configuration of the boxing mechanism 6 will be described in detail.
[0017]
FIG. 3 shows the boxing mechanism 6 with the cover member viewed from the direction of arrows A-A in FIG. 1 in a state where the cover member is omitted. The boxing mechanism 6 raises the product carry-in
[0018]
The
[0019]
Each of the
[0020]
And between the said
[0021]
As shown in FIG. 5, these
[0022]
Further, as shown in FIG. 3, the first elevating
[0023]
The first and second elevating
[0024]
That is, as shown in FIGS. 8 and 9, inclined surfaces 88 ', 88' and 88a ', 88a' are formed on both sides of the lower surface of each of the
[0025]
On the other hand, as shown in FIGS. 3 to 5, the
[0026]
Further, the
[0027]
With such a structure, according to the boxing mechanism 6, as shown in FIG. 10, the
[0028]
That is, as shown in FIGS. 11 and 12, the two
[0029]
The
[0030]
At this time, the
[0031]
When the
[0032]
The
[0033]
As shown in FIG. 12, the
[0034]
【The invention's effect】
As described above, according to the inventions of the present application, a predetermined number of products to be packed are arranged in a plurality of rows in a state where the front and rear side edges are overlapped, and the products in each row correspond to each other. Each row is captured by the capture unit and boxed in a container. At this time, the left and right side edges of the products in each row are also overlapped. Therefore, a predetermined number of products are packed in the container with high density without any gaps.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic front view showing an overall configuration of a boxing apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic plan view showing a product conveyance path of the moving box filling device.
FIG. 3 is a side view of the boxing mechanism in a state where a cover is omitted as viewed from the direction of arrows AA in FIG. 1;
4 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG. 3. FIG.
FIG. 5 is a partially cutaway enlarged view showing a locking mechanism of the boxing mechanism.
FIG. 6 is a partially cutaway enlarged view showing a second lifting mechanism of the boxing mechanism.
7 is an enlarged cross-sectional view taken along the line CC of FIG.
8 is an enlarged sectional view taken along the line DD of FIG.
FIG. 9 is an enlarged cross-sectional view taken along line EE in FIG.
FIG. 10 is a schematic plan view showing the state of product adsorption and boxing work.
FIG. 11 is an enlarged partially cutaway view showing a detailed configuration of the suction pad.
FIG. 12 is a partially cutaway enlarged view showing a detailed configuration of the suction pad.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (6)
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