JP3706402B2 - Long vegetable boxing equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、例えば胡瓜、人参、茄子等の長物野菜を選別荷造りする選果場において好ましく用いられるもので、より詳しくは、選別コンベアから仕分け排出された長物野菜を自動的に箱詰めするようにした長物野菜の箱詰装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、選別コンベアから仕分け排出された長物野菜の箱詰めは、選別コンベアから排出された長物野菜を引き出しコンベアにより機外へ搬出し、それを人手によりそれぞれの長物野菜が交差しない向きで、且つ長物野菜の一側端を揃えてサイズの大きなもの例えば2L、L等は図16(イ)に示すような配列(一列)で詰め、これよりサイズの小さなもの例えばM、S等は図16(ロ)に示すような配列(二列)で詰めている。又、図示しないが異なる複数列で詰めることも行われている。
【0003】
また、ソラマメ、インゲン、エンドウ等の比較的小物な長物野菜類の箱詰め装置として、特公昭63ー3808号公報に示されているものが公知である。この箱詰め装置は、ベルトコンベアからホッパー内へ供給される長物野菜を、ホッパー内の揺動する整列仕切により、長物野菜の長手方向を一定の方向に整列させてホッパーの下方で待機する箱に詰めようとするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記人手の箱詰は、長物野菜の等級、階級の分布率によっては、選別コンベアから仕分け排出される長物野菜の量が常に一定ではないため、集中して排出されたときには忙しく、一方、まばらに排出されているときには手空きになり作業能率が低いという問題があった。しかも手作業によるところから箱詰の品質(向き、配列、数量)に関しても確実性に欠けると共に作業者の疲労度も大きいという問題を抱えていた。
【0005】
また、上記人手による箱詰作業は、選果場における箱詰出荷の最盛期に最も多くの人手を動員して行わなければならず、上記問題の他にこの時期の人手の確保が難しく箱詰作業の省力化が強く要望されている。
【0006】
一方、上記特公昭63ー3808号公報のものは、長物野菜の長手方向をほぼ一定の向きに揃えていわゆるバラ詰めするもので、図16(イ)または図16(ロ)のように、長物野菜の列および長物野菜の一側端を揃えて箱詰めできるものではなく、しかも長物野菜をホッパー上から箱内に落入供給するので、胡瓜等のようにその表皮が傷つき易い長物野菜の箱詰めには用いることができないという欠点があった。
【0007】
この発明は、上記問題及び要望に鑑みなされたものであり、選別コンベアから仕分け排出された長物野菜を、傷めることなく確実に箱詰めすることができると共に、人手の作業を省いて自動的に箱詰することのできる長物野菜の箱詰装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の長物野菜の箱詰装置は、前後方向の溝からなる載せ部が平行に複数形成され且つ前端及び後端の縁部が該溝底よりも高く形成された容器と、選別コンベアから排出された長物野菜が略水平状態で待機された前記容器の複数の該載せ部にそれぞれ載せられて搬送されてくる容器を該容器の前端側または後端側へ略水平状態から所定の傾斜状態に傾動させて容器上の長物野菜の一側端を該容器の前記縁部内面に係止させ、前記容器を前記所定の傾斜状態に傾動後、略水平状態に戻して送り出す端部揃え装置と、該端部揃え装置から送られてくる容器上から長物野菜を複数保持して取り上げると共に所定の箱詰め部へ移送して所定の配列で箱内へ詰める取り上げ移送装置と、を具備したことを特徴とするものである。
【0009】
また、請求項2の長物野菜の箱詰装置は、前後方向の溝からなる載せ部が平行に複数形成され且つ前端及び後端の縁部が該溝底よりも高く形成された容器と、選別コンベアから排出された長物野菜が略水平状態で待機された前記容器の複数の該載せ部にそれぞれ載せられて搬送されてくる先行の前記容器を該容器の前端側へ略水平状態から所定の傾斜状態に傾動させると共に、後続の前記容器を該容器の後端側へ略水平状態から所定の傾斜状態に傾動させて前記先行の容器上と前記後続の容器上とに載せられた長物野菜の一側端を該それぞれの容器の前記縁部内面に係止させ、前記先行及び後続の容器を前記所定の傾斜状態に傾動後、それぞれ略水平状態に戻して送り出す端部揃え装置と、該端部揃え装置から送られてくる先行の容器上と後続の容器上とから長物野菜を複数保持して取り上げると共に所定の箱詰め部へ移送して所定の配列で箱内へ詰める取り上げ移送装置と、を具備したことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】
以上のように構成された請求項1の長物野菜の箱詰装置によれば、選別コンベアから排出された長物野菜が略水平状態で待機された前記容器の複数の載せ部にそれぞれ載せられて搬送されてくる容器は、端部揃え装置により容器の前端側または後端側へ略水平状態から所定の傾斜状態に傾動される。この容器の傾動により容器上の長物野菜は、載せ部を溝に沿って滑り移動してその一側端が容器の縁部内面に係止される。これにより各載せ部に載せられた長物野菜の一側端が一定位置で揃えられる。そして、容器を略水平状態に戻して送り出すと、一側端が揃えられた容器上の長物野菜は、取り上げ移送装置により複数保持して取り上げられると共に所定の箱詰め部へ移送されて所定の配列で箱内へ詰められる。
【0011】
また、請求項2の長物野菜の箱詰装置によると、選別コンベアから排出された長物野菜が略水平状態で待機された容器の複数の載せ部にそれぞれ載せられて搬送されてくる容器は、端部揃え装置へ順次送り込まれる。この端部揃え装置は先行の容器と後続の容器とが送り込まれると、先行の容器を該容器の前端側へ略水平状態から所定の傾斜状態へ傾動すると共に、後続の容器を該容器の後端側へ略水平状態から所定の傾斜状態へ傾動する。この各傾動により、先行の容器上と後続の容器上とに載せられた長物野菜は、載せ部を溝に沿って滑り移動してその一側端がそれぞれの容器の縁部内面に係止される。これによりそれぞれの容器の各載せ部に載せられた長物野菜の一側端が一定位置で揃えられる。そして、各容器を略水平状態に戻して送り出すと、一側端が揃えられた先行の容器上と後続の容器上とに載せられた長物野菜は、取り上げ移送装置により複数保持して取り上げられると共に所定の箱詰め部へ移送されて所定の配列で箱内へ詰められる。
【0012】
【実施例】
以下、本発明の好ましい一実施例を添付図面を参照して説明する。尚、この実施例における長物野菜Sは胡瓜を用いる。
【0013】
図1は本発明の一実施例を示す長物野菜の箱詰装置の正面図である。図2は同平面図である。図3は本実施例の長物野菜の箱詰装置が選別コンベアの搬送路に沿って複数配置された状態を示す選別包装施設の概略平面図である。
【0014】
先ず、図1〜図3を参照して各部の構成の概略を説明する。
1は選別コンベアであり、長物野菜Sを搬送すると共に搬送途中に所定の階級区分に基づいて階級別に仕分けするようになっている。この選別コンベア1は、実施例では2条型に並設して構成したが異なる複数条であってもよい。そしてこの選別コンベア1の各階級毎の仕分け排出位置には、後述する容器2の載せ部の数に応じて排出装置10を12個それぞれ備えている。尚、この排出装置10の数は、この図面の数(12個)に限定するものではない。
【0015】
2は容器であり長物野菜Sが所定の複数(12個)載せられるようになっている。3は容器移送装置であり空の容器2を選別コンベア1の各仕分け排出位置の下方に供給すると共に、容器2上に長物野菜Sが載せられた際に該長物野菜S入りの容器2を先方へ送り出すようになっている。4は案内装置であり前記選別コンベア1と容器移送装置3との間に設けられ、選別コンベア1から排出された長物野菜Sを容器2上に案内するようになっている。5は貯留装置であり長物野菜Sが載せられた容器2を搬送して所定の取り上げ位置で待機させるようになっている。6は端部揃え装置であり、貯留装置5上で搬送される容器2を傾動させて容器2上の長物野菜Sの一側端を揃えるようになっている。8は取り上げ移送装置であり、貯留装置5上で待機する容器2上から長物野菜Sを取り上げて箱内に詰めるようになっている。
【0016】
次に、図1〜図15を参照して各部の構成を詳細に説明する。
前記選別コンベア1は、長物野菜Sを横向きで載せるための横長のバケット11が、エンドレスに走行回転する左右のコンベアチェン12、12間に、パイプ、丸棒等の取付部材13により搬送方向に定間隔で多数回動可能に取り付けられている。前記バケット11は、コンベアチェン12に取り付けられたキャッチ機構(不図示)により該バケット11の側方に突出させたピン(不図示)と係合されて水平に保持され、且つ係合を解放すると下方に回動するようになっている。
【0017】
そして、このバケット11の水平姿勢の保持は、所定の仕分け排出位置に設けられた電磁ソレノイド、シリンダ等からなる排出装置10により、キャッチ機構(不図示)の係合が解除されたときに解かれるようになっており、この係合の解除によりバケット11が下方へ回動するように作用する。
【0018】
この選別コンベア1は例えば特公平3ー49848号公報に記載されている選別機用コンベア装置を用いることができる。
【0019】
尚、前記選別コンベア1は、その搬送路の途中に、バケット11上の長物野菜Sの所定の選別項目を計測するカメラ等の計測装置(不図示)を備えており、この計測装置(不図示)の計測結果に基づいて演算処理装置(不図示)により所定の仕分け区分を判定するようになっている。そしてこの仕分け区分に基づき仕分け制御装置(不図示)からバケット11の搬送と同期して出力される仕分信号により前記12個の排出装置10を順次作動させるようになっている。また、前記所定の仕分け区分は、実施例では階級であり、選別コンベア1は長物野菜Sを階級別に仕分けるようになっている。
【0020】
前記図示しない仕分け制御装置は、12個の排出装置10のうち先ず、一番下流側の排出装置10A(図8における左端)を作動させた後、そこから上流側に沿って順次排出装置10を作動させるように仕分信号の出力先が予め設定されている。そしてこの仕分け制御装置(不図示)から出力される仕分信号により排出装置10が順次作動すると対応するバケット11が下方へ回動してバケット11上の長物野菜Sを下方へ排出する。
【0021】
前記容器2は図4、図5によく示すように構成されている。即ち、容器2は合成樹脂等の材料で形成され、箱詰するための長物野菜Sが容器2の前後方向(搬送方向)に縦向きで左右方向に複数(図面では12個)並べて載せられるように、その上面が谷部21と山部22とにより波型に形成されている。この容器2の前端の縁部2a及び後端の縁部2bは、谷部21の底よりも高く形成されている。この容器2の外形は、各階級毎に同一の大きさに形成されるが、谷部21の数は箱詰め形態に応じて大きな階級(2L、L)では少なく、小さな階級(2S、S)では多く形成されるようにしている。この実施例においては特許請求の範囲における載せ部が谷部21と対応する。
【0022】
この容器2上面の形状は、選別対象物の種類によって適宜に形成することが好ましく、例えば、容器2本体の上面を突起または仕切部材(不図示)によって区画することで複数の載せ部を形成することもできる。
【0023】
更に、実施例における容器2上面は、図5に示すように、長物野菜Sを谷部21に載置したときに長物野菜Sの中間部のみを支持するようになっており、容器2上面で長物野菜Sの両端側に相当する部分は波形の谷部21より若干低く形成されている。これにより長物野菜Sが若干曲がったようなものでも両端側で支持されることがないから容器2上に安定して載置することができる。
【0024】
前記容器移送装置3は、空の容器2を選別コンベア1の仕分け排出位置の下方に供給し、この容器2に選別コンベア1から排出された長物野菜Sが所定数載せられた際に、この容器2を水平状態に保持して選別コンベア1の側方に移送するものである。この容器移送装置3は、2条の選別コンベア1の応じて各階級毎に同じものが左右対称に設けられている。したがって説明については1台のものを用いて行う。
【0025】
即ち、30は容器移送装置3のフレームである。このフレーム30には始端スプロケット31、終端スプロケット32及び下部スプロケット33、33が搬送方向の左右に所定の距離隔てて軸架されている。この左と右の各スプロケット31、32、33、33は搬送方向に所定の長さ位置をずらしてフレーム30に軸架されている。34、34はコンベアチェンであり、前記左右の各スプロケット31、32、33、33、にわたって張設されており、図示しない間歇駆動装置が作動すると矢印方向に所定の距離移動して停止するようになっている。
【0026】
35は前記容器2を載置するための平面視方形状の容器載台であり、図6に示す如くコンベアチェン34の搬送路に6台を等分して取り付けられている。この容器載台35は、図7によく示すように前記2条のコンベアチェン34、34に、該パレット載台35の対角線の方向に設けられた取付部35a、35aにより二点で支持されている。従って、コンベアチェン34、34が図6中の矢印方向に連続的に走行回転しても容器載台35は水平状態のまま上段から下段へまたは下段から上段へ循環移送することができる。尚、この容器載台35は、その底部に容器2が落ちない大きさの開口部35bを有しており、この開口部35bには、後述する搬出コンベア36(搬入コンベア38)が下方から貫通して昇降するようになっている。
【0027】
36は搬出コンベアであり、後述する貯留装置5の搬送コンベア50上へ容器載台35上の長物野菜S入りの容器2を搬出するようになっている。この搬出コンベア36は、図7、図9によく示すように、コンベアチェン34の往路側(上部)と貯留装置5の上段の搬送コンベア50面とに亘って設けられ、昇降装置37により昇降するようになっている。この搬出コンベア36は駆動式のベルトコンベア又はローラコンベア等を用いることができる。
【0028】
38は搬入コンベアであり、図9に示す如く前記搬出コンベア36と同様の構成でコンベアチェン34の復路側(下部)と下段の戻しコンベア51とに亘って搬送方向を逆にして設けられ、戻しコンベア51上の空の容器2を容器移送装置3の容器載台35上に搬入するようになっている。この搬入コンベア38は前記搬出コンベア36と同様の構成であり説明を省略する。
【0029】
前記案内装置4は、前記選別コンベア1と前記容器移送装置3の容器2との間に設けられ、選別コンベア1から仕分け排出された長物野菜Sをセンタリングして容器2の各谷部21上に供給するようになっている。
【0030】
即ち、40、40は一対の支持部材であり、図6によく示すように選別コンベア1と容器移送装置3との間でバケット11の幅より若干広い間隔で左右に対向させている。図8に示す如く41、41は容器2の左端と右端との山部22に対応する上方所定位置にそれぞれ斜設された固定案内板であり、図10に示す如く前記支持部材40、40間に架設されている。
【0031】
42は揺動案内板であり、前記容器2の各山部22に対応させてその上方所定位置にそれぞれ設けられている。この揺動案内板42は、その下端部に設けられた支軸43が前記支持部材40、40間に軸受44により軸支されて上端部を一定角度揺動可能に構成している。
【0032】
45はロータリーソレノイドであり、その出力軸は前記各揺動案内板42の各支軸43と連結されており、図示しない作動指令によってロータリーソレノイド45が作動すると揺動案内板42を所定角度回動するようになっている。したがって、この揺動案内板42は、長物野菜Sが排出される前にロータリーソレノイド45を作動させることにより当該排出される谷部21の上方で逆ハ字型に傾斜することができる。これにより、選別コンベア1から排出される長物野菜Sは、逆ハ字型の案内板によりセンタリングされて谷部21上に詰められる。
【0033】
尚、前記ロータリーソレノイド45は、排出装置10が作動した後、所定時間後に作動する如く予め設定された制御回路(不図示)により駆動するようになっている。またこのロータリーソレノイド45を駆動させる他の方式として、選別コンベア1から仕分けられた長物野菜Sが揺動案内板42を通過したとき、これを検出するセンサ(不図示)からの信号により駆動することができる。
【0034】
前記貯留装置5は、各選別コンベア1から各階級毎に送り出される長物野菜S入りの容器2を、各階級毎に合流搬出させると共に所定の取り上げ位置で待機させるもので、長物野菜Sが載せられた容器2を搬送する上段の搬送コンベア50と、この搬送コンベア50の下方所定位置に設けられた空の容器2を搬送する戻しコンベア51と、前記搬送コンベア50の終端部50bに設けられたリフト装置52とから概略構成されている。
【0035】
前記搬送コンベア50は、図12によく示すように前記選別コンベア1を横断して設けられている。この搬送コンベア50は、回転駆動する多数のローラ53を備えたアキュームレート可能なローラコンベアで、長物野菜Sが載せられた容器2を図中矢印方向に搬送するようになっている。尚、この搬送コンベア50は、図面のローラコンベア方式に限定するものではなく、チェンコンベア、ベルトコンベア等各種の搬送手段を用いることができる。
【0036】
前記戻しコンベア51は、図12によく示すように前記搬送コンベア50と同様の構成で該搬送コンベア50の下方所定位置に搬送方向を逆にして設けられ、前記リフト装置52によって降下された空の容器2を前記搬入コンベア38の上方まで搬送するようになっている。
【0037】
前記リフト装置52は、図12によく示すように前記搬送コンベア50の終端部50bに隣接して設けられており、搬送方向が正逆可能に構成されたコンベア54がシリンダ(不図示)により昇降可能に構成されている。このコンベア54は、上昇した際に上段の搬送コンベア50から長物野菜S入り容器2を受け入れるため、搬送コンベア50の搬送方向と同一方向に走行回転するようになっている。
【0038】
一方、このコンベア54は、降下した際に空の容器2を下段の戻しコンベア51上へ送り出すため、搬送方向を上段とは逆になるように制御している。このコンベア54の機長は、容器2が搬送方向に2個並んで載せられる大きさに構成されている。このコンベア54の大きさ(機長)は、容器2の大きさ及び箱詰の方式に応じて任意な構成とすることができる。
【0039】
55はストッパ装置であり、前記搬出コンベア36によって搬送コンベア50上に送り出される長物野菜S入り容器2と、搬送コンベア50の上流側から搬送される長物野菜S入り容器2とが衝突しないように、搬出コンベア36が作動する際に該搬出コンベア36の上手側の容器2を搬送コンベア50上で一時停止するようになっている。
【0040】
56はストッパ装置であり、前記搬送コンベア50上に設けられたものと同様の構成で、戻しコンベア51の上方に突出する如く設けられ、搬入コンベア38の作動中に後続の空の容器2を一時停止するようになっている。
【0041】
前記端部揃え装置6は、貯留装置5上で搬送される容器2が2個並設されるとこの2個の容器2をそれぞれ前端側と後端側とに同時に傾動させるようにしている。
【0042】
即ち、60、60はフレーム枠であり、前記搬送コンベア50の左右のフレーム501、501上に取り付けられている。61、61は支軸であり、前記左右のフレーム枠60、60間に軸受62、62により回動可能に支持されている。この支軸61、61には、傾動アーム63、63が容器2の外形よりも外方に左右対称に取り付けられている。
【0043】
64、64は当板であり、前記傾動アーム63、63にスライド軸受65、65とスライド軸66、66とにより、それぞれ内方へ向けてスライド可能に取り付けられている。67、67はこの当板64、64を出没させるクランプシリンダである。
【0044】
68、68は前記傾動アーム63、63に備えられたストッパ部材であり、シリンダ69、69と組み合わせて該ストッパ部材68、68を進退可能に構成している。尚、このストッパ部材68、68は、先行の容器2を停止させるため搬送方向の前側の傾動アーム63、63に取り付けられている。したがってこのストッパ部材68が進出すると搬送コンベア50上で搬送される先行の容器2の前端と当接するようになっている。
【0045】
70、70は回動レバーであり、前記支軸61、61の一端部に取り付けられている。71は連動軸であり、その両端部には駆動レバー72、72が取り付けられている。そしてこの駆動レバー72と前記回動レバー70とは、連結リンク73、73によりそれぞれ連結されている。74は駆動モータであり、その駆動軸のスプロケット75は前記連動軸71に取り付けられたスプロケット76とチェン(不図示)で連結されている。
【0046】
77は前記端部揃え装置6の手前で前記搬送コンベア50上に出没するストッパ板であり、昇降シリンダ78と組み合わせている。
【0047】
この端部揃え装置6によると、搬送コンベア50上で搬送される先行の容器2は、搬送コンベア50上で待機する傾動アーム63、63に備えられたストッパ部材68、68により搬送コンベア50上で一時停止される。そしてこの先行の容器2より後続の容器2の先端が先行の容器2の後端に連接すると、ストッパ板77が搬送コンベア50上に突出して更に後方から搬送されてくる容器2の搬送を停止させる。前記ストッパ部材68、68により搬送コンベア50上で一時停止された2個の容器2は、クランプシリンダ67、67が作動して左右の当板64、64によりクランプされる。容器2がクランプされると駆動モータ74が作動してその回転力が連動軸71を介して前後の支軸61、61に伝達される。これにより容器2をクランプした傾動アーム63、63が所定角度傾動する。
【0048】
前記取り上げ移送装置8は、図1によく示すように前記リフト装置52のコンベア54上で待機する2個の容器2上の複数の長物野菜Sを真空吸着式の吸着手段81により吸着して取り上げたのち、この長物野菜Sを箱支持装置85の上方まで移送して箱支持装置85上で待機する段ボール箱100内に詰めるようになっている。
【0049】
尚、この取り上げ移送装置8は、図15に示す如く、前後の吸着手段81を、容器2上から段ボール箱100上に移送させた際に、シリンダ82とリンク83とを組み合わせたスライド機構84により、該吸着手段81の前後の間隔が狭められて段ボール箱100内に入れられるようになっている。これにより、先行の容器2上の長物野菜Sの前端と後続の容器2上の長物野菜Sの後端を段ボール箱100の内面にピッタリ沿わせて箱詰めすることができる。
【0050】
尚、実施例では長物野菜Sを保持する手段として、真空吸着式の吸着パッドを用いて長物野菜Sを吸着保持するように構成したが、限定するものではなくその他の把持手段であってもよい。
【0051】
前記箱支持装置85は、箱詰めのための空の段ボール箱100を所定の箱詰め部において所定の高さに上昇させて待機させると共に、箱詰めされた段ボール箱100を降下させて前記戻しコンベア51の下方所定位置に設けられた製品搬送コンベア9上に送り出すようになっている。
【0052】
91は前記選別コンベア1と平行に配設された製品合流コンベアであり、各製品搬送コンベア9により各階級毎に送り出される段ボール箱100を合流させて搬送するようになっている。
【0053】
95は空の段ボール箱100を搬送する空箱搬送コンベアであり、前記箱支持装置85の外方で上方所定位置に前記選別コンベア1と並行に設けられている。この空箱搬送コンベア95で搬送される段ボール箱100は、空箱搬送コンベア95の側方に設けられた配函装置96により対応する箱支持装置85へ向けて1個ずつ送り出すようになっている。
【0054】
97は前記配函装置96に対応して設けられた空箱降下装置であり、配函装置96によって送り出される段ボール箱100を垂直に降下させて箱支持装置85上へ送り出すようになっている。この空の段ボール箱100の供給方式は、図面に限定するものではなく種々の方式を用いることができる。
【0055】
以上のように構成された長物野菜の箱詰装置の動作について以下説明する。
先ず、空の容器2は容器移送装置3により予め各仕分け排出位置の下方に移送されて待機している。
【0056】
選別コンベア1のバケット11上につる側(基部)または花落ち側(先部)を一側に揃えられて横向きに載せられた長物野菜Sは、搬送途中に計測装置(不図示)により所定の選別項目を計測される。そしてこの計測された結果に基づき演算処理装置(不図示)により階級が判定される。そしてこの階級区分に基づき仕分け制御装置(不図示)により、仕分信号が12個の排出装置10のうち、先ず、一番下流側の排出装置10A(図8における左端)へ出力される。
【0057】
この仕分信号により該当する排出装置10Aが作動すると、バケット11上の長物野菜Sは容器2の一番左側の谷部21上に供給される。そして次に排出された長物野菜Sは、そこから一つ上流側の谷部21上に供給される。以下上記同様の供給動作を順次上流側に移動させて行う。
【0058】
更に、上記仕分け制御装置は(不図示)は、12個の排出装置10を一番左側から右側に向けて順次作動させて、一番右側の排出装置10Lを作動させると、再び一番左側の排出装置10Aを作動させるように仕分信号の出力先が予めコントロールされている。
【0059】
上記仕分信号により一番左側の排出装置10Aが作動してバケット12上から排出された長物野菜Sは、容器2の一番左側の谷部21上で逆ハ字型に傾斜して待機する固定案内板41と揺動案内板42とに接触して下方へ導かれてセンタリングされ、これらの両案内板41、42間の間隙から容器2の谷部21上に載せられる。
【0060】
上記両案内板41、42は、図11に示す如く、上記排出された長物野菜Sが容器2の一番左側の谷部21上に載せられるタイミングになると、一番左側の揺動案内板42のロータリーソレノイド45が作動して揺動案内板42の上端部を左側(図11中の想像線)に揺動させる。これにより、両案内板41、42間で若干引っかかりの生ずるような少し曲がりのあるようなものでも谷部21上にスムースに詰められることとなる。
【0061】
一方、上記一番左側の揺動案内板42が左側に揺動することによりこの揺動案内板42とこれより一つ右側の揺動案内板42とで次の谷部21上で逆ハ字型が形成される。これにより、次に排出される長物野菜Sをセンタリングさせて次の谷部21に載せることができる。以下、この動作を排出装置10の作動に沿って順次上流側に移動させて行う。
【0062】
46はガイドバーであり、各揺動案内板42の下部と各山部22との間に棒、または板状の部材により形成され、谷部21上に載せられた長物野菜Sが反動により隣りの谷部21上に載らないようにガイドしている。
【0063】
こうして容器2の各谷部21に長物野菜Sが載せられた容器2は、容器移送装置3の図示しない間歇駆動装置が作動して容器載台35上に載せられたまま次のステーション(搬出コンベア36上)まで送り出される。搬出コンベア36上に送り出された長物野菜S入りの容器2は、この搬出コンベア36により容器載台35上から貯留装置5の上段の搬送コンベア50へ送り出される。一方、この搬出コンベア36により長物野菜S入りの容器2の送り出しが行われる間には、搬入コンベア38により下段の戻しコンベア51上から空の容器2が容器移送装置3の容器載せ台35上に搬入される。(図9参照)。
【0064】
尚、この容器移送装置3は、長物野菜Sが載せられた容器2を仕分け排出位置の下方から次のステーション(搬出コンベア36上)に送り出すと共に、空の容器2を仕分け排出位置の下方へ送り出す動作を同期して行うようになっている。
【0065】
この容器移送装置3は、図8における一番右側の排出装置10Lから排出された長物野菜Sが、容器2の一番右側の谷部21に供給されると同時に容器2の入れ替えをするようになっている。このため次に連続して排出予定の長物野菜Sは、一番左側の排出装置10Aに対応する位置まで移送される。したがってこのバケット11の移送の間を利用して前記容器移送装置3により次の容器2を仕分け排出位置の下方へ供給することができる。このため選別コンベア1で搬送される長物野菜Sが連続的に同一の仕分け排出位置に排出される状態であっても、選別コンベア1を停止することなく連続的に長物野菜Sを供給することができる。
【0066】
前記搬出コンベア36により、上段の搬送コンベア50上に送り出された長物野菜S入りの容器2は、この搬送コンベア50によって矢印方向へ搬送されてその前端が端部揃え装置6のストッパー部材68、68に係止される。この端部揃え装置6へ送られた容器2が所定位置で2個連接して待機すると、クランプシリンダ67、67が作動して当板64、64により容器2を容器2の両側からクランプする。クランプ後、駆動モータ74の駆動軸を一定角度回動させると、この駆動軸と連結された連動軸71が回動してその回動力が前後の支軸61、61に伝達される。これにより前後の傾動アーム63、63が図13に示すようにハ字型に所定角度傾動する。
【0067】
この傾動により前記クランプされた先行の容器2が前端側へ傾動すると共に後続の容器2が後端側へ傾動する。したがって先行の容器2上に載せられた長物野菜Sは、谷部21上を滑り降下してその一側端が容器2の前側の縁部内面に係止される。一方、後続の容器2上に載せられた長物野菜Sは、上記同様に谷部21上を滑り降下してその一側端が容器2の後ろ側の縁部内面に係止される。
【0068】
容器2が所定時間傾動すると、前記駆動モータ74が作動して前記傾動した容器2を下方所定位置へ降ろす。この降下された容器2が搬送コンベア50上に載せられると前記ストッパー部材68、68が後退すると共に当板64、64も後退して前記一側端が揃えられた長物野菜S入りの容器2のクランプが解放される。このクランプが解放されると長物野菜S入りの容器2は搬送コンベア50により先方のリフト装置52のコンベア54へ送り込まれてそこで待機する。尚、前記搬送コンベア50は、2台の容器移送装置3から送り出される長物野菜S入りの容器2を合流させて搬送するためにストッパ装置55によって搬送コンベア50上で合流のタイミングをコントロールするようになっている。
【0069】
前記リフト装置52のコンベア54上で待機する長物野菜S入りの容器2が所定数、図面では2個並ぶと容器2上の長物野菜Sは、吸着手段81により吸着保持される。そして長物野菜Sを保持したままの吸着手段81は、図15に示すように箱支持装置85の上方まで移送すると共にこの移送の途中にスライド機構84により吸着手段81、81の前後の間隔を狭められて箱支持装置85上で待機する段ボール箱100内に長物野菜Sの一側端を揃えて詰める。
【0070】
以下、この動作を繰り返して行い長物野菜Sが段ボール箱100内に所定数段積みされると、箱支持装置85はこの段ボール箱100を降下させて製品搬送コンベア9上に送り出す。そしてこの製品搬送コンベア9により搬送される長物野菜Sが詰められた段ボール箱100は製品合流コンベア91上へ合流のタイミングをはかって送り出される。
【0071】
一方、長物野菜Sが吸着手段81により取り上げられて空になったリフト装置52上の容器2は、戻しコンベア51上へ降ろされて先方へ送り出される。戻しコンベア51上に送り出された空の容器2は、この戻しコンベア51により搬入コンベア38上に向けて搬送されて循環使用される。
【0072】
尚、上記実施例は端部揃え装置6により2個の容器2を前端側と後端側とに同時に傾動させるように構成したが、容器2を1個ずつ傾動させるように構成してもよい。
【0073】
また、端部揃え装置6の傾動させるのに、モータとリンクとを組み合わせた機構を用いて構成したがこれに限定するものではなく他の異なる手段例えばシリンダなどを採用できることは勿論である。
【0074】
【発明の効果】
以上述べた如く、本発明の長物野菜の箱詰装置は、選別コンベアから容器上に載せられた長物野菜の一側端を、該容器を前端側または後端側へ傾動させて容器の縁部内面に係止させて揃え、この一側端が揃えられた長物野菜を取り上げ移送装置により複数保持して取り上げて所定の配列で箱詰めするようにしたものであり、従来から要望されていた長物野菜の箱詰めを自動化、機械化することができた。
【0075】
また、長物野菜はその一側端が揃えられて箱詰めされるので、長物野菜の箱詰め時に長物野菜の一側端を箱の内面に沿わせて箱内いっぱいに箱詰めすることができる。これにより箱詰めされたときの長物野菜のボリューム感が向上すると共に整列状態などの見栄えがよくなり、市場、消費者の高い評価が得られるという効果がある。
【0076】
更に、長物野菜の一側端を揃えて箱内に詰めるので、予め長物野菜の端部と箱の内面との間隔を長物野菜の端部が衝突しない最小隙間にセットしておけば、箱詰め時に長物野菜の端部が箱の内面に突き当るというようなことがない。したがって箱詰め時における長物野菜の折損や傷害等の発生を防止できると共にこれのための見張り人等を省力化することができる。
【0077】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例による長物野菜の箱詰装置の全体を示す正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の長物野菜の箱詰装置を複数並設した選別包装施設の平面図である。
【図4】容器の斜視図である。
【図5】同容器の断面図である。
【図6】容器移送装置の正面図である。
【図7】容器移送装置の平面図である。
【図8】案内装置の正面図である。
【図9】搬出コンベア及び搬入コンベアの動作状態を示す説明図である。
【図10】案内装置の平面図である。
【図11】図8の部分詳細図である。
【図12】図2のAーAに沿った断面図である。
【図13】端部揃え装置の正面図である。
【図14】同平面図である。
【図15】取り上げ移送装置の部分詳細図である。
【図16】図16(イ)、(ロ)は長物野菜の箱詰めパターンの説明図である。
【符号の説明】
1:選別コンベア S:長物野菜
10:排出装置 11:バケット
12:コンベアチェン 13:取付部材
2:容器 21:谷部
22:山部
3:容器移送装置 30:フレーム
31、32、33:スプロケット
34:コンベアチェン 35:容器載台
36:搬出コンベア 37:昇降装置
38:搬入コンベア
4:案内装置 40:支持プレート
41:固定案内板 42:揺動案内板
43:支軸 44:軸受
45:ロータリーソレノイド
5:貯留装置 50:搬送コンベア
51:戻しコンベア 52:リフト装置
53:ローラ 54:コンベア
55:ストッパ装置 56:ストッパ装置
6:端部揃え装置 60:フレーム枠
61:支軸 62:軸受
63:傾動フレーム 64:当板
65:スライド軸受 66:スライド軸
67:クランプシリンダ 68:ストッパ部材
69:シリンダ 70:回動レバー
71:連動軸 72:駆動レバー
73:連結リンク 74:駆動モータ
75:スプロケット 76:スプロケット
77:ストッパ板 78:昇降シリンダ
8:取り上げ移送装置 81:吸着手段
82:シリンダ 83:リンク
84:スライド機構 85:箱支持装置
9:製品搬送コンベア 91:製品合流コンベア
95:空箱搬送コンベア 96:配函装置
97:空箱降下装置
100:段ボール箱[0001]
[Industrial application fields]
The present invention is preferably used in a fruit selection field for sorting and packing long vegetables such as pepper, carrots, and eggplants. More specifically, long vegetables sorted and discharged from a sorting conveyor are automatically boxed. The present invention relates to a boxing device for long vegetables.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, boxing of long vegetables sorted and discharged from a sorting conveyor is carried out by pulling out the long vegetables discharged from the sorting conveyor to the outside of the machine by a conveyor, so that the long vegetables do not cross each other manually. Larger sizes such as 2L, L, etc. are packed in an array (one row) as shown in FIG. 16 (a), and smaller sizes such as M, S, etc. are shown in FIG. 16 (b). Are packed in an array (two rows) as shown in Further, although not shown, it is also possible to pack in a plurality of different columns.
[0003]
Also, as a boxing device for relatively small vegetables such as broad beans, green beans, peas, etc., a device disclosed in Japanese Patent Publication No. 63-3808 is known. This boxing device packs long vegetables supplied from a belt conveyor into a hopper into a box that waits under the hopper by aligning the longitudinal direction of the long vegetables in a certain direction by an oscillating alignment partition in the hopper. It is about to try.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the boxing of the above-mentioned human hand is busy when it is exhausted in a concentrated manner, because the amount of long vegetables sorted out from the sorting conveyor is not always constant depending on the distribution ratio of the class and class of long vegetables, There is a problem that when it is discharged sparsely, it becomes empty and the work efficiency is low. Moreover, due to manual work, the quality (orientation, arrangement, quantity) of the packaging is not sure, and the worker's fatigue level is high.
[0005]
In addition, the above-mentioned manual packaging work must be carried out by mobilizing the largest number of human resources at the peak of the boxed shipment at the fruit selection site. There is a strong demand for labor saving.
[0006]
On the other hand, the one disclosed in Japanese Patent Publication No. 63-3808 is a so-called rose packing by aligning the longitudinal direction of a long vegetable in a substantially constant direction, as shown in FIG. 16 (a) or FIG. 16 (b). It is not possible to pack a row of vegetables and one end of a long vegetable in a box, and because the long vegetable is dropped into the box from the top of the hopper, it can be used to pack long vegetables that are easily damaged, such as pepper. Has the disadvantage that it cannot be used.
[0007]
The present invention has been made in view of the above problems and demands, and is capable of reliably packing long vegetables sorted and discharged from a sorting conveyor without damaging them, and automatically packaging them without manpower. An object of the present invention is to provide a boxing device for long vegetables that can be used.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the long vegetable box of
[0009]
According to a second aspect of the present invention, there is provided a boxing apparatus for a long vegetable, a container having a plurality of parallel mounting portions formed of front and rear grooves, and a front edge and a rear edge formed higher than the bottom of the groove. The long vegetables discharged from the conveyor Of the container waiting in a substantially horizontal state The preceding parts that are carried on the plurality of loading parts. Said Container Of the container To the front end From a substantially horizontal state to a predetermined inclined state As you tilt , Subsequent Said Container Of the container To rear end From a substantially horizontal state to a predetermined inclined state Tilt Said On the leading container and Said One side end of the long vegetable placed on the subsequent container is locked to the inner surface of the edge of the respective container. , After the preceding and succeeding containers are tilted to the predetermined tilted state, they are returned to a substantially horizontal state and sent out. The edge aligner and the plurality of long vegetables are picked up from the preceding container and the succeeding container sent from the edge aligner and transferred to a predetermined boxing unit to be stored in a predetermined array. Pick up and transfer device , It is characterized by comprising.
[0010]
[Action]
According to the long vegetable boxing apparatus of
[0011]
Also, the long vegetable box of
[0012]
【Example】
Hereinafter, a preferred embodiment of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. In addition, the long vegetable S in this Example uses pepper.
[0013]
FIG. 1 is a front view of a long vegetable boxing apparatus according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a plan view of the same. FIG. 3 is a schematic plan view of the sorting and packaging facility showing a state in which a plurality of long vegetable boxing apparatuses according to the present embodiment are arranged along the transport path of the sorting conveyor.
[0014]
First, the outline of the configuration of each unit will be described with reference to FIGS.
[0015]
[0016]
Next, the configuration of each unit will be described in detail with reference to FIGS.
The sorting
[0017]
The horizontal posture of the
[0018]
As the sorting
[0019]
The sorting
[0020]
The sorting control device (not shown) first operates the most
[0021]
The
[0022]
The shape of the upper surface of the
[0023]
Furthermore, the upper surface of the
[0024]
The
[0025]
That is, 30 is a frame of the
[0026]
[0027]
36 is a carry-out conveyor, and the
[0028]
As shown in FIG. 9, a carry-in
[0029]
The
[0030]
That is, 40 and 40 are a pair of support members, which are opposed to the left and right between the sorting
[0031]
[0032]
45 is a rotary solenoid, and its output shaft is connected to each
[0033]
The
[0034]
The
[0035]
The
[0036]
As shown in FIG. 12, the
[0037]
As shown in FIG. 12, the
[0038]
On the other hand, since this
[0039]
55 is a stopper device, so that the
[0040]
[0041]
When the two
[0042]
That is, 60 and 60 are frame frames, which are mounted on the left and
[0043]
64 and 64 are contact plates, and are attached to the
[0044]
[0045]
[0046]
[0047]
According to this
[0048]
As shown in FIG. 1, the pick-up
[0049]
As shown in FIG. 15, the take-
[0050]
In the embodiment, as a means for holding the long vegetable S, the long vegetable S is sucked and held by using a vacuum suction-type suction pad, but is not limited and may be other gripping means. .
[0051]
The
[0052]
[0053]
[0054]
[0055]
The operation of the long vegetable boxing apparatus configured as described above will be described below.
First, the
[0056]
A long vegetable S placed sideways with its side (base) or flower drop side (front) on the
[0057]
When the
[0058]
Further, the sorting control device (not shown) sequentially operates the twelve
[0059]
The long vegetable S discharged from the
[0060]
As shown in FIG. 11, the left and
[0061]
On the other hand, when the leftmost
[0062]
[0063]
In this way, the
[0064]
The
[0065]
In this
[0066]
The
[0067]
By this tilting, the clamped preceding
[0068]
When the
[0069]
When a predetermined number of
[0070]
Thereafter, when this operation is repeated and a long vegetable S is stacked in a predetermined number of stages in the
[0071]
On the other hand, the
[0072]
In addition, although the said Example was comprised so that the two
[0073]
Further, the
[0074]
【The invention's effect】
As described above, the long vegetable boxing device of the present invention is configured such that one side end of the long vegetable placed on the container from the sorting conveyor is tilted toward the front end side or the rear end side of the container so that the edge of the container A long vegetable that has been requested from the prior art. Could be automated and mechanized.
[0075]
In addition, since the long vegetables are boxed with their one end aligned, the long vegetables can be packed in the box along the inner surface of the box when packing the long vegetables. As a result, the voluminous feel of the long vegetables when boxed is improved, the appearance of the aligned state and the like is improved, and the market and consumers are highly evaluated.
[0076]
Furthermore, since one side edge of the long vegetable is aligned and packed in the box, if the gap between the end of the long vegetable and the inner surface of the box is set in advance so that the end of the long vegetable does not collide, There is no such thing as the end of a long vegetable hitting the inner surface of the box. Therefore, it is possible to prevent breakage or injury of long vegetables during packaging, and to save labor for a guard for this.
[0077]
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing an entire long vegetable boxing apparatus according to an embodiment of the present invention.
2 is a plan view of FIG. 1. FIG.
FIG. 3 is a plan view of a sorting and packaging facility in which a plurality of the long vegetable boxing apparatuses of FIG. 1 are arranged side by side.
FIG. 4 is a perspective view of a container.
FIG. 5 is a sectional view of the container.
FIG. 6 is a front view of the container transfer device.
FIG. 7 is a plan view of the container transfer device.
FIG. 8 is a front view of the guide device.
FIG. 9 is an explanatory diagram showing operation states of the carry-out conveyor and the carry-in conveyor.
FIG. 10 is a plan view of the guide device.
FIG. 11 is a partial detail view of FIG. 8;
12 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG. 2. FIG.
FIG. 13 is a front view of the edge aligning device.
FIG. 14 is a plan view of the same.
FIG. 15 is a partial detail view of the take-up transfer device.
16 (a) and 16 (b) are explanatory diagrams of a boxing pattern for long vegetables.
[Explanation of symbols]
1: Sorting conveyor S: Long vegetables
10: Discharge device 11: Bucket
12: Conveyor chain 13: Mounting member
2: Container 21: Tanibe
22: Yamabe
3: Container transfer device 30: Frame
31, 32, 33: Sprocket
34: Conveyor chain 35: Container platform
36: Unloading conveyor 37: Lifting device
38: Loading conveyor
4: Guide device 40: Support plate
41: Fixed guide plate 42: Swing guide plate
43: Support shaft 44: Bearing
45: Rotary solenoid
5: Storage device 50: Conveyor
51: Return conveyor 52: Lift device
53: Roller 54: Conveyor
55: Stopper device 56: Stopper device
6: Edge alignment device 60: Frame frame
61: Spindle 62: Bearing
63: Tilt frame 64: This plate
65: Slide bearing 66: Slide shaft
67: Clamp cylinder 68: Stopper member
69: Cylinder 70: Rotating lever
71: Interlocking shaft 72: Drive lever
73: Connection link 74: Drive motor
75: Sprocket 76: Sprocket
77: Stopper plate 78: Lifting cylinder
8: Pick-up transfer device 81: Adsorption means
82: Cylinder 83: Link
84: Slide mechanism 85: Box support device
9: Product conveyor 91: Product conveyor
95: Empty box conveyor 96: Boxing device
97: Empty box lowering device
100: cardboard box
Claims (2)
選別コンベアから排出された長物野菜が略水平状態で待機された前記容器の複数の該載せ部にそれぞれ載せられて搬送されてくる容器を該容器の前端側または後端側へ略水平状態から所定の傾斜状態に傾動させて容器上の長物野菜の一側端を該容器の前記縁部内面に係止させ、前記容器を前記所定の傾斜状態に傾動後、略水平状態に戻して送り出す端部揃え装置と、
該端部揃え装置から送られてくる容器上から長物野菜を複数保持して取り上げると共に所定の箱詰め部へ移送して所定の配列で箱内へ詰める取り上げ移送装置と、
を具備したことを特徴とする長物野菜の箱詰装置。A container in which a plurality of mounting portions formed of grooves in the front-rear direction are formed in parallel, and the edges of the front end and the rear end are formed higher than the bottom of the groove;
A container that is transported by being loaded on a plurality of the loading parts of the container on which the long vegetables discharged from the sorting conveyor are held in a substantially horizontal state is transferred from the substantially horizontal state to the front end side or the rear end side of the container. The end of the long vegetable on the container is tilted to the inclined state of the container, the inner edge of the container is locked to the inner surface of the edge of the container, and the container is tilted to the predetermined inclined state and then returned to a substantially horizontal state and sent out. An aligning device;
A picking and transporting device that picks up and holds a plurality of long vegetables from the container sent from the edge aligning device and transports them to a predetermined boxing unit and packs them in a box in a predetermined arrangement ,
Box TsumeSo location of Chobutsu vegetables, characterized in that it comprises a.
選別コンベアから排出された長物野菜が略水平状態で待機された前記容器の複数の該載せ部にそれぞれ載せられて搬送されてくる先行の前記容器を該容器の前端側へ略水平状態から所定の傾斜状態に傾動させると共に、後続の前記容器を該容器の後端側へ略水平状態から所定の傾斜状態に傾動させて前記先行の容器上と前記後続の容器上とに載せられた長物野菜の一側端を該それぞれの容器の前記縁部内面に係止させ、前記先行及び後続の容器を前記所定の傾斜状態に傾動後、それぞれ略水平状態に戻して送り出す端部揃え装置と、
該端部揃え装置から送られてくる先行の容器上と後続の容器上とから長物野菜を複数保持して取り上げると共に所定の箱詰め部へ移送して所定の配列で箱内へ詰める取り上げ移送装置と、
を具備したことを特徴とする長物野菜の箱詰装置。A container in which a plurality of mounting portions formed of grooves in the front-rear direction are formed in parallel, and the edges of the front end and the rear end are formed higher than the bottom of the groove;
The container prior to Chobutsu vegetable discharged from the sorting conveyor is conveyed is placed in each of a plurality of the rest portion of the stand has been said container in a substantially horizontal state vessel from a substantially horizontal state given to the front end of the with tilting the inclined state, subsequent the container vessel of the rear end Chobutsu vegetables placed on the substantially horizontal state on the container of the preceding is tilted in a predetermined inclined state and the subsequent on the container to An end alignment device for locking one side end to the inner surface of the edge of each container, and tilting the preceding and succeeding containers to the predetermined tilted state and then sending them back to a substantially horizontal state ;
A pick-up transfer device that holds and picks up a plurality of long vegetables from the preceding container and the succeeding container sent from the edge aligning device and transfers them to a predetermined boxing unit and packs them into the box in a predetermined arrangement; ,
Box TsumeSo location of Chobutsu vegetables, characterized in that it comprises a.
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