JP3702410B2 - ポリ乳酸組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、より早い分解速度を有する改善されたポリ乳酸系の新規組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、繊維、フィルム及び各種成型品として多量に消費されている合成樹脂は、自然環境下では分解速度が極めて遅く、焼却時は発熱量が大きく炉を痛め且つ大気中の炭酸ガスを増加させるなどの問題があり、自然環境保護の見地からその見直しが必要である。脂肪族ポリエステルは、一般に自然分解性であるが、融点150℃以下の低融点脂肪族ポリエステルは耐熱性の点で実用性に問題がある。一方、融点150℃以上の高融点脂肪族ポリエステルは、ポリグリコール酸(融点約230℃)、ポリ乳酸(融点約175℃)、ポリヒドロキシブチレート(融点約180℃)及びそれらを主成分とする共重合体などが知られているが、その中でもポリ乳酸は農産物を原料とするため環境への悪影響が少なく、また物性的にも優れた点が多く、最も期待されている。しかしポリ乳酸特にホモポリマーは、結晶性およびガラス転移点が高く、また酵素による分解性が低いことから、自然環境中の分解速度が低いという問題がある。分解速度が低いことは、長寿命を必要とする用途には好適であるが、用途によっては早く分解することが必要である。すなわち用途に応じ、各種の分解速度を持たせられるポリマーが望まれる。しかし、ポリ乳酸の分解速度を制御する技術は、ほとんど開発されていないのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、自然環境下での分解速度がより早い、改良された新規ポリ乳酸系組成物を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記本発明の目的は、乳酸を主成分とする脂肪族ポリエステル(A)、炭素数2〜4のアルキレン基を有するポリエーテル(B)、及びスルホン基を持つ界面活性剤(C)が混合されている組成物であって、全重量に対する上記ポリエステル(A)の比率が99〜60%、同じく上記ポリエーテル(B)の比率が0.5〜35%、同じく上記界面活性剤(C)の比率が0.5〜25%であることを特徴とする、分解速度が改善されたポリ乳酸組成物によって達成される。
【0005】
ここで、乳酸を主成分とする脂肪族ポリエステル(A)とは、ポリマー中に占める乳酸由来の成分が50重量%以上のもので、例えば、(1)ポリ乳酸ホモポリマー、(2)ポリ乳酸に他のポリエステル形成性原料を少量(50%以下)共重合(ブロックまたはランダム共重合)したもの、(3)それらに少量(50%以下)の他成分を混合したものを包含する。
【0006】
ポリ乳酸に共重合可能な脂肪族のポリエステル形成性原料としては、(a)グリコール酸、ヒドロキシブチルカルボン酸などのような脂肪族ヒドロキシカルボン酸、(b)グリコリド、ブチロラクトン、カプロラクトンなどの脂肪族ラクトン、(c)エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、ヘキサンジオールなどのような脂肪族ジオール、(d)ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、エチルプロピルエーテルグリコール、ビスヒドロキシエチルプロパン、ビスヒドロキシプロピルブタン、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリブチレンエーテルなどのような脂肪族ポリエーテルグリコール、それらの共重合体およびそれらのオリゴマー、(e)ジヒドロキシブチルカーボネート、ジヒドロキシヘキシルカーボネート、ポリブチレンカーボネート(グリコール)、ポリヘキサンカーボネート(同)、ポリオクタンカーボネート(同)などの脂肪族ポリカーボネートグリコール、それらの共重合体およびオリゴマー、(f)コハク酸、アジピン酸、セバシン酸などの脂肪族ジカルボン酸などが挙げられる。
【0007】
上記ポリエステル原料から得られるポリマー、例えばポリカプロラクトン、ポリグルコール酸、ポリエチレンアジペート、ポリエチレンセバケート、ポリブチレンサクシネート、ポリブチレンアジペート、ポリブチレンセバケート、ポリヘキサンアジペート、ポリヘキサンセバケートなどをポリ乳酸とブロック共重合することは容易である。また脂肪族の原料以外の、例えばフタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸その他の芳香族ポリエステル原料も、少量(例えば20%以下)共重合することも出来る。同様に、上記原料から得られる脂肪族ポリエステルをポリ乳酸に少量(50%以下)混合することが出来る。
【0008】
ポリ乳酸を共重合や混合によって変性する目的は、結晶性の低下、融点の低下(重合温度、成型温度、加工温度の低下)、溶融流動性、強靭性、柔軟性や弾性回復性の改良、摩擦係数、表面粗さ、接着性、混合性、耐熱性やガラス転移温度の低下または上昇、ガスバリア性、透湿性、親水性や撥水性の改良、染色性の改良、分解性の向上または抑制などが挙げられ、目的に応じて変性ポリ乳酸を本発明に応用することが出来る。例えば、ポリ乳酸に少量(1〜10%程度)のポリエーテルをブロック共重合したものは、ポリエーテルとの混合性(混和性)に優れ、本発明の目的に特に好適である。
【0009】
乳酸を主成分とするポリエステル(A)は、本発明組成物の主要成分である。組成物中のポリエステル(A)の比率が高いほど、組成物およびそれを用いた成型品などの自然分解速度が小さくなる。分解速度の改良(増大)には、組成物中のポリエステル(A)の重量比率は99%以下の必要がある。他方ポリエーテル(B)および界面活性剤(C)の比率が大きいほど組成物や成型品の耐熱性などの物性劣化が顕著となる傾向があるので、組成物中のポリエステル(A)の比率は60%以上の必要があり、多くの用途には97〜70%の範囲が好ましく、95〜80%の範囲が特に好ましい。
【0010】
本発明に用いる炭素数2〜4のアルキレン基を持つポリエーテル(B)は、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリブチレンエーテル、それらの共重合物、それらの分子末端に脂肪族または芳香族成分を結合・封鎖した誘導体などを包含する。
【0011】
本発明に用いるスルホン基を持つ界面活性剤(C)は、アルキル基、アルキルアリール基その他の親油成分とスルホン酸基を持つ分子量1000程度以下、特に500程度以下のもので、例えばアルキルベンゼンスルホン酸金属塩(Na、K、Li塩など)が好適である。スルホン酸基はアルカリ金属で中和して塩として用いるのが普通であるが、中和しないで用いることも出来る。本発明の目的には、生分解性の高い親油基を持つもの、例えば天然の油脂類に含まれるアルキル基、例えばオクチル、ノニル、デシル、ラウリル、ドデシル、リノレイル、ステアリル、オレイルなどの基をもつものなどが、特に好ましい。
【0012】
同様に、不飽和脂肪族化合物例えば不飽和アルコールや不飽和カルボン酸に、スルホン化スチレン(Na塩)やメタリルスルホン酸ソーダなどのスルホン基を持つビニルモノマーを反応させて得たアルキル基とスルホン基を持つ界面活性剤も本発明に有用である。
【0013】
本発明において、ポリエーテルおよびスルホン基を持つ界面活性剤(以下スルホン化合物と記すことがある)は、ポリ乳酸の分解促進剤として作用する。その作用機構は必ずしも明らかではないが、その親水成分や極性基によってポリ乳酸の表面や内部に水が吸着または吸収され、加水分解が促進されると推測される。またこれら成分の混合によってポリ乳酸の結晶性が低下することも、分解性を早める理由の一つであろう。なお一般に、ポリ乳酸の自然環境下での分解は、先ず化学的な加水分解により分子量の低下やモノマーが生じ、続いてモノマーや生物による分解過程が起きると推測されるが、本発明組成物は、初期の加水分解およびその後の生分解の両方の速度が促進されていることが多いようである。
【0014】
本発明において、ポリエーテルとスルホン化合物は共に分解促進作用を有するが、特にスルホン化合物は吸水性が高く、促進効果が顕著である。しかし、スルホン化合物は、吸水率が高くまた溶融流動性が低いために、ポリ乳酸に直接溶融混合することは至難である。しかし、スルホン化合物をポリエーテルと溶融混合することは、比較的容易であり、その溶融混合物を例えば減圧して脱水することも容易で、脱水したポリエーテル/スルホン化合物混合物を、溶融したポリ乳酸系ポリマーと混合することは容易である。すなわちポリエーテルは、分解促進剤として作用するだけでなく、スルホン化合物をポリ乳酸に混合する混和剤又は溶剤として重要な働きを持っている。
【0015】
ポリエーテル(B)及びスルホン化合物(C)の混合率が大きいほど、得られる組成物の分解速度が早くなる傾向がある。すなわち、目的・用途に応じて混合率を調整し、種々の分解速度の組成物や成型品を得ることが出来る。しかしあまり混合率が大きいと、組成物の物性が大幅に劣化するので、ポリエーテル(B)の混合率は0.5〜35%の範囲の必要があり、2〜30%が好ましく、3〜20%の範囲が特に好ましく、2〜15%の範囲が最も広く用いられる。同様に、スルホン化合物(C)の混合率は、0.5〜25%の範囲の必要があり、1〜20%が好ましく、1〜15%の範囲が最も広く用いられる。ポリエーテルの分解促進効果は、ポリエチレングリコールが最も強く、ポリプロピレングリコールがそれに続き、ポリブチレンエーテルが最も低い。しかし混和剤としてはいずれも有効である。一方、スルホン化合物の効果は、スルホン基によるから、組成物全体の中のスルホン基の重量比率が重要であり、組成物のスルホン基(分子量SO3=80で計算)の含有率が0.05〜10%の範囲が好ましく、0.1〜5%が特に好ましく、0.2〜3%の範囲が最も広く用いられる。
【0016】
乳酸を主成分とする脂肪族ポリエステル(A)の分子量は、特に限定されないが、成型品の強度などから、5万以上が好ましく、7〜30万が特に好ましく、8〜20万の範囲が最も広く用いられる。同様に、ポリエーテル(B)の分子量も特に限定されないが、3000以上が好ましく、5000〜50万程度が好ましく、7000〜30万が特に好ましく、8000〜20万の範囲が最も広く用いられる。
【0017】
成分(A)、(B)及び(C)の混合方法は、特に限定されないが、前記のように先ずポリエーテル(B)とスルホン化合物(C)とを溶融混合し、その混合物とポリエステル(A)とを、例えばスクリュウ押出機、2軸混練押出機、ニーダー、ギアポンプ、混練ロール、攪拌機を持つタンクなどの機械的攪拌により混合してもよく、流れの案内装置により分流と合流を繰り返す静止混合器を応用してもよく、それらを併用してもよい。混合は、バッチ法でもよく、連続式でもよいが、勿論連続式、例えばスクリュウ押出機、2軸混練押出機、静止混合器などが、高能率で好ましい。混合は、例えば重合工程(特にその後半)で行ってもよく、重合工程の後で、成型工程の前または成型工程中で行ってもよい。
【0018】
本発明の組成物には、必要に応じて、顔料、染料などの着色剤、無機系または有機系粒子、ガラス繊維、ウイスカー、雲母などの充填剤、結晶核剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤などの安定剤、滑剤、離型剤、撥水剤、可塑剤、抗菌剤その他の副次的添加剤を配合することが出来る。特にポリエーテルは、安定性が劣るので、ヒンダートフェノール、ヒンダートアミンその他の酸化防止剤を、例えば
0.01%以上、特に0.05〜5%程度混合することが望ましい。
【0019】
本発明組成物は、各種の繊維、糸、ロープ、編物、織物、不織布、紙、フィルム、シート、チューブ、板、棒、容器、袋、部品その他の成型品として、農業、漁業、林業、園芸、医学、衛生品、衣料、非衣料、包装、その他の分野に好適に用いることが出来る。
【0020】
【実施例】
以下の実施例において、%、部は特に断らない限り重量比である。脂肪族ポリエステルの分子量は、試料の0.1%クロロホルム溶液のGPC分析において、分子量500以下の成分をのぞく高分子成分の分散の重量平均値である。土壌中の分解試験は、試料繊維を普通の畑土の中に深さ10cmに埋没し1年間は1ケ月ごとに、1年以後は3ケ月毎に取り出して強度を測定し、強度が初期値の1/50になる時間を内挿法または外挿法で推定し、それを(実用)寿命とした。
【0021】
実施例1
光学純度99.5%以上のL−ラクチド100部、重合触媒オクチル酸錫100ppmを2軸混練押出機に連続的に供給し、188℃で平均8分間反応させた後口金より押出し、水中で冷却した後、切断乾燥してチップC1を得た。さらにチップC1を140℃の窒素気流中で4時間加熱(固相重合)してポリマーP1を得た。ポリマーP1は、分子量19.3万のポリL−乳酸で、融点176℃、残存モノマー量0.1%であった。
【0022】
ポリマーP1とほぼ同様にして、ただしL−ラクチドに対し分子量12000、両末端が水酸基のポリエチレングリコール(以下PEGと記す)3%、チバガイギー社の酸化防止剤イルガノックス1010を0.1%混合し、以下同様に反応して、ポリマーP2を得た。ポリマーP2は、ポリL−乳酸に約3%のポリエチレングリコールがブロック共重合したもので、分子量17.8万、融点175℃、残存モノマー量0.1%であった。
【0023】
分子量2万のPEG100部、高純度ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(以下DBS−Naと記す)粉末30部、上記イルガノックス0.5部を攪拌機付きタンクを用い200℃で溶融混合し、30分間で徐々に減圧し1Torに30分間保ち脱水した。上記ポリマーP1をスクリュー押出機で220℃で溶融しつつ、脱水したPEG/DBS−Na混合物を5%連続的に混合し、素子30個を有するケニックス型静止混合器を通した後、直径0.2mm、226℃のオリフィスより紡出し空気中で冷却、オイリングしつつ1500m/minの速度で巻取り、さらに80℃で4.5倍に延伸して75デニール/24フイラメントの糸F1を得た。糸F1の強度は4.8g/d(グラム/デニール)、伸度29%であった。
【0024】
糸F1と同様にして、ただしポリマーP1の代わりにポリマーP2を用い、以下同様にして得た糸をF2とする。糸F2の強度は4.6g/d、伸度は28%であった。
【0025】
比較のため、ポリマーP2のみを用い(PEGなどを混合しないで)、以下糸F1と同様にして得た強度4.8G/d、伸度29%の糸をF3とする。同じく比較のため、ポリマーにPEGのみを4%混合して、以下糸F1と同様にして得た強度4.7G/d、伸度29%の糸をF4とする。なお、ポリマーP1のみを用いると、延伸工程で糸が切断し易いので試料を採取しなかった。
【0026】
各糸を土壌中に埋設して分解試験を行い、寿命を求めた結果を表1に示す。なお表のPEG混合率は、混合されたPEGを示し、共重合されたPEGは含まない。表1に見るように、本発明組成物を用いた糸F1、F2は比較例の糸F3及びF4に比べてかなり寿命が短かく、スルホン基の効果が明らかである。
【0027】
なお、本実施例では表面積の大きい繊維の例を示したが、フイルム、シート、ボトルなどの分厚い成型品は、一般にこの例よりも遥かに長い寿命を示すが、分解促進効果は本実施例とほぼ同様である。
表1
試料 PEG混合率 スルホン基含有率 寿命 備考
F1 3.7% 0.26% 7.2月 本発明
F2 3.7 0.26 6.1 本発明
F3 0 0 27 比較例
F4 4.0 0 22 比較例
実施例2
実施例1のポリマーP2と同様にして、ただしPEGの代わりに分子量12.5万、末端に水酸基を持つポリブチレンサクシネートを用いて、ブロック共重合物P5を得た。ポリマーP5は分子量14.9万、融点174℃であった。ポリマーP5を用い、以下実施例1の糸F1と同様にして、糸F5を得た。糸F5の強度は4.6g/d、伸度は29%であった。糸F5の土壌中の寿命は、6.6月であった。
【0028】
【発明の効果】
本発明により、自然環境下での分解速度の遅いポリ乳酸の問題点が改善され、使用目的に応じてより早い分解速度のものが得られる。有効成分であるポリエーテルとスルホン化合物の混合率を変えることにより、かなり広範囲かつ自由に分解速度を変えることが出来、ポリ乳酸の用途が拡大し自然環境保護に貢献することが期待される。本発明は、比較的低いコストで容易に実施可能という特長を有し、さらに有効成分の混合率が例えば3%以上、特に5%以上では、得られる製品の柔軟性や帯電防止性が改良されるという副次的効果も認められる。本発明組成物は、繊維、フィルム、シートその他各種の汎用成型品として実用性が高く、また、医学用、衛生用品など特殊分野にも有用性が高い。
Claims (2)
- 乳酸を主成分とする脂肪族ポリエステル(A)、炭素数2〜4のアルキレン基を有するポリエーテル(B)、及びスルホン基を持つ界面活性剤(C)が混合されている組成物であって、全重量に対する上記ポリエステル(A)の比率が99〜60%、同じく上記ポリエーテル(B)の比率が0.5〜35%、同じく上記界面活性剤(C)の比率が0.5〜25%であることを特徴とする、分解速度が改善されたポリ乳酸組成物。
- 全重量に対するスルホン基の重量比率が0.1〜5%である、請求項1記載のポリ乳酸組成物。
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