JP3794937B2 - 回転検出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば回転体等の回転を検出するのに好適に用いられる回転検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、回転検出装置としては、例えば検出対象物の回転を非接触状態で検出する光学式または磁気ピックアップ式の回転検出装置が知られており、例えば自動車等の車両には、その車輪の速度等を検出する磁気ピックアップ式の回転検出装置が設けられている(例えば、特開2000−180460号公報等)。
【0003】
この種の従来技術による回転検出装置は、例えばガラス繊維を含む絶縁性の樹脂材料等により形成された回路基板を有し、この回路基板上には所定の配線パターンが形成されている。また、回路基板には、例えば磁気抵抗素子、ホール素子等のセンサ部品を含めた複数の電子部品が半田付け等によって接続されている。
【0004】
そして、これらの電子部品を搭載した回路基板は、例えば金属製のケース等に収容された状態で樹脂製のハウジングに取付けられており、この状態で回路基板は、ハウジングに設けられたリード線と半田付け等によって接続されている。
【0005】
また、例えば特開平11−14644号公報に記載された他の従来技術では、図12、図13に示す如く、樹脂製のハウジング101に回路基板102を収容するための凹部101Aを設け、この凹部101A内に樹脂製の充填材103を用いて回路基板102を封入する構成としている。
【0006】
この場合、ハウジング101はコネクタ104と一体に樹脂成形され、該コネクタ104には、例えば金属ピン等からなる端子ピン104Aがインサート成形等の手段により設けられている。そして、回転検出装置の組立時には、まずハウジング101の凹部101A内に回路基板102を収容して基板102の配線パターンとコネクタ104の端子ピン104Aとを半田付けし、その後に樹脂材料を充填材103として充填するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した特開2000−180460号公報に記載された従来技術では、回路基板を金属製のケース内に収容した状態で樹脂製のハウジングに取付け、この回路基板とハウジング側のリード線とを半田により接続する構成としている。
【0008】
しかし、回転検出装置の組立時には、ハウジングと別体のケースを金属加工したり、各電子部品を搭載する専用の回路基板を用意する必要がある。しかも、回路基板には、ハウジング側のリード線を接続しなければならず、装置全体の部品点数や組立時の工数が多くなるため、各部品の加工、組立等に手間がかかり、生産性の低下やコストアップを招くという問題がある。
【0009】
また、特開平11−14644号公報に記載された他の従来技術でも、専用の回路基板102をハウジング101の凹部101A内に配置し、この回路基板102とコネクタ104の端子ピン104Aとを半田等により接続しなければならず、これらの接続作業に手間がかかるため、従来技術と同様の問題が生じる。
【0010】
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、例えば電子部品が搭載される回路基板等の部品点数を削減でき、ハウジング内の構造を簡略化できると共に、その組立作業を効率よく実行できるようにした回転検出装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために請求項1の発明は、導電性のターミナルに樹脂成形を施すことにより形成された部品ホルダと、該部品ホルダのターミナルに回転検出用のセンサ部品を含む電子部品を接続することにより形成されたホルダ組立体と、該ホルダ組立体の外側に樹脂成形を施すことにより形成され前記ターミナルを端子ピンとするコネクタを有したハウジングとを備え、前記ターミナルは、前記部品ホルダの樹脂材料内に埋設された埋設部と、該埋設部の長さ方向一側をほぼ直角に折曲げると共にL字状に屈曲して形成され前記部品ホルダから外部に突出して前記電子部品に接続される第1の部品接続部と、前記埋設部の長さ方向途中部位からほぼ直角に分岐すると共にL字状に屈曲して形成され前記部品ホルダから外部に突出して他の電子部品に接続される第2の部品接続部と、前記埋設部の長さ方向他側に形成され部品ホルダから前記ハウジングのコネクタ側に向けて突出する途中部分が前記ハウジング内に鋳込まれた前記端子ピンとにより構成し、前記ハウジングは、ホルダ組立体の外側から樹脂成形することによって前記電子部品、部品ホルダ、前記ターミナルの各部品接続部および前記端子ピンの途中部分を内部に鋳込んで封入してなる構成を採用している。
【0012】
このように構成することにより、回転検出装置の組立時には、例えばインサート成形等の手段によって部品ホルダ内にターミナルを配設でき、この部品ホルダの外側に露出したターミナルの各部品接続部に電子部品を接続することにより、部品ホルダおよび電子部品からなるホルダ組立体をサブアッセンブリ状態で形成することができる。そして、ホルダ組立体は樹脂製のハウジング内に鋳込んで配設でき、このときハウジングと一緒に樹脂成形されるコネクタの端子ピンをターミナルによって構成することができる。また、例えば各ターミナルに形成した第1,第2の部品接続部間に電子部品を接続できるから、複数本のターミナルによって部品ホルダ内に配線構造を形成することができる。また、各ターミナルの端子ピンを部品ホルダからハウジング側に突出させることができ、これらの端子ピンをコネクタに使用することができる。
【0013】
また、請求項2の発明は、導電性のターミナルに樹脂成形を施すことにより形成された部品ホルダと、該部品ホルダのターミナルに回転検出用のセンサ部品を含む電子部品を接続することにより形成されたホルダ組立体と、該ホルダ組立体の外側にセンサ側ハウジングを樹脂成形することにより形成されたセンサ側組立体と、該センサ側組立体の外周側の一部に樹脂成形を施すことにより形成され前記ターミナルを端子ピンとするコネクタを有したコネクタ側ハウジングとを備え、前記ターミナルは、前記部品ホルダの樹脂材料内に埋設された埋設部と、該埋設部の長さ方向一側をほぼ直角に折曲げると共にL字状に屈曲して形成され前記部品ホルダから外部に突出して前記電子部品に接続される第1の部品接続部と、前記埋設部の長さ方向途中部位からほぼ直角に分岐すると共にL字状に屈曲して形成され前記部品ホルダから外部に突出して他の電子部品に接続される第2の部品接続部と、前記埋設部の長さ方向他側に形成され部品ホルダから前記ハウジングのコネクタ側に向けて突出する途中部分が前記ハウジング内に鋳込まれた前記端子ピンとにより構成し、前記センサ側ハウジングは、ホルダ組立体の外側から樹脂成形することによって前記電子部品、部品ホルダ、前記ターミナルの各部品接続部および前記端子ピンの基端側を内部に鋳込んで封入する構成としている。
【0014】
これにより、回転検出装置の組立時には、部品ホルダおよび電子部品からなるホルダ組立体をサブアッセンブリ状態で形成することができる。そして、ホルダ組立体の外側にセンサ側ハウジングを樹脂成形することにより、電子部品を鋳込んだセンサ側組立体を形成でき、このセンサ側組立体の外側には、コネクタを有するコネクタ側ハウジングを樹脂成形することができる。従って、例えばコネクタ等の形状が異なる複数種類の装置を組立てる場合でも、センサ側組立体を各装置間で共通部品として扱うことができる。また、例えば各ターミナルに形成した第1,第2の部品接続部間に電子部品を接続できるから、複数本のターミナルによって部品ホルダ内に配線構造を形成することができる。また、各ターミナルの端子ピンを部品ホルダからコネクタ側ハウジングに向けて突出させることができ、これらの端子ピンをコネクタに使用することができる。
【0015】
また、請求項3の発明によると、ターミナルは細長い導体により形成し、前記センサ部品はターミナルの前端側に接続し、前記コネクタはターミナルの後端側に配設する構成としている。
【0016】
これにより、センサ部品とコネクタとの間をターミナルによって接続でき、その長さ方向途中部位には、例えばセンサ部品用の信号処理回路等を構成する各種の電子部品を接続することができる。
【0017】
さらに、請求項4の発明によると、ターミナルは細長い金属板または金属ピンにより形成する構成としている。
【0018】
これにより、細長い金属板または金属ピンからなる各ターミナルの部品接続部間に電子部品を接続することができ、複数本のターミナルによって部品ホルダ内に配線構造を形成することができる。
【0019】
また、請求項5の発明によると、電子部品は前記ターミナルの各部品接続部にスポット溶接により接続する構成としている。
【0020】
これにより、スポット溶接による溶接手段によって電子部品とターミナルの各部品接続部とを容易に接続することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態による回転検出装置を、図1ないし図11を参照して詳細に説明する。
【0022】
ここで、図1ないし図7は本発明による第1の実施の形態を示し、本実施の形態では、自動車用エンジン等に用いられる回転検出装置を例に挙げて述べる。
【0023】
1は回転検出装置のベース部分を構成する部品ホルダで、該部品ホルダ1は、例えば絶縁性の樹脂材料等により形成された樹脂ベース2と、該樹脂ベース2内に埋設された後述のターミナル3,4,5とによって構成されている。
【0024】
ここで、樹脂ベース2は、ターミナル3〜5の長さ方向に沿って延びた細長い略四角形の板状体として樹脂成形され、後述の電子部品8が搭載された薄板部2Aと、該薄板部2Aの長さ方向一側に該薄板部2Aよりも大きな板厚に形成され、後述のセンサ部品7が搭載される厚板部2Bと、薄板部2Aの表面側に長さ方向に間隔をもって立設された縦板部2C,2Dとを含んで構成されている。
【0025】
3,4,5は例えばインサート成形等の手段により樹脂ベース2内に埋設された複数本(例えば3本)のターミナルで、該ターミナル3,4,5は例えば細長い金属板、金属ピン等の導電性材料からなり、図1ないし図3に示す如く後述のセンサ部品7とハウジング9のコネクタ10との間に延設されると共に、樹脂ベース2内に並列に並んだ状態で固定されている。
【0026】
ここで、ターミナル3〜5のうち図3中の左側に位置するターミナル3は、樹脂ベース2内に埋設された直線状の埋設部3Aと、該埋設部3Aの長さ方向一側(前端側)をほぼ直角に折曲げると共にL字状に屈曲して形成された第1の部品接続部3Bと、埋設部3Aの長さ方向途中部位からほぼ直角に分岐すると共にL字状に屈曲して形成された第2の部品接続部3C,3Dと、埋設部3Aの長さ方向他側(後端側)に形成され、樹脂ベース2からハウジング9のコネクタ10に向けて突出した端子ピン3Eとにより構成されている。
【0027】
そして、部品接続部3B,3C,3Dは、ターミナル3の長さ方向に間隔をもって配置され、樹脂ベース2の薄板部2Aの表面側に突出すると共に、これらの間は樹脂ベース2の縦板部2C,2Dによって仕切られている。
【0028】
一方、図3中の右側に位置するターミナル4は、ターミナル3とほぼ同様に、埋設部4A、部品接続部4B,4C,4Dおよび端子ピン4Eによって構成されている。また、中央に位置するターミナル5は、埋設部5A、部品接続部5Bおよび端子ピン5Cによって構成されている。
【0029】
6は部品ホルダ1を用いて組み立てられたホルダ組立体で、該ホルダ組立体6は、図6に示す如く、部品ホルダ1と、後述のセンサ部品7、各電子部品8とによって構成され、これらをサブアッセンブリ状態で組立てたものである。
【0030】
7は部品ホルダ1に搭載された電子部品の一部を構成するセンサ部品で、該センサ部品7は、例えば磁気抵抗素子、ホール素子等からなる検出素子とマグネットとを含んで構成され、図1、図2に示す如く3個の電極7Aを有している。また、各電極7Aは、例えばスポット溶接等の手段により樹脂ベース2の厚板部2B上でターミナル3〜5の部品接続部3B,4B,5Bにそれぞれ溶接して接続され、これらの間には溶接部7B(1個のみ図示)が形成されている。
【0031】
そして、センサ部品7は、後述のギヤ部材14が回転するときにセンサ部品7の近傍を通過する歯部14Aを磁気的に検出し、ギヤ部材14の回転数に応じた検出信号をコネクタ10からエンジン制御用のコントロールユニット(図示せず)等に向けて出力するものである。
【0032】
8,8はセンサ部品7用の信号処理回路を構成する例えば2個の電子部品で、該各電子部品8は、例えば抵抗、コンデンサ、トランジスタ、またはこれらをパッケージ化したICチップ等からなり、センサ部品7から出力される検出信号に対して例えば増幅、波形整形、ノイズ除去等の信号処理を行うものである。
【0033】
また、これらの電子部品8は例えば2個の電極8Aを有し、一方の電子部品8の電極8Aは、図2に示す如く溶接部8Bによりターミナル3,4の部品接続部3C,4Cに溶接して接続されている。また、他方の電子部品8の電極8Aは、溶接部8Bにより部品接続部3D,4Dに溶接して接続され、これにより各電子部品8は樹脂ベース2の薄板部2A上に固定して搭載されている。
【0034】
9は例えば絶縁性の樹脂材料等によりホルダ組立体6の外側に樹脂成形されたハウジングで、該ハウジング9は、図1、図2に示す如く、その内部にホルダ組立体6を鋳込んで形成され、センサ部品7、各電子部品8等を外側から覆うと共に、これらの部品をハウジング9内に封入している。
【0035】
また、ハウジング9には、例えばコントロールユニット側の配線等に着脱可能に接続されるコネクタ10が一体に樹脂成形され、該コネクタ10の内側には、ターミナル3〜5の端子ピン3E,4E,5Cが突出している。また、ハウジング9には、回転検出装置13をエンジン側に取付けるための取付フランジ11が設けられ、該取付フランジ11には、取付ねじ等の挿通穴を形成する金属筒12がインサート成形等の手段により固着されている。
【0036】
13はギヤ部材14の回転を検出する回転検出装置で、該回転検出装置13は、樹脂ベース2をターミナル3〜5の外側に樹脂成形することにより部品ホルダ1を形成し、該部品ホルダ1にセンサ部品7、電子部品8を搭載してホルダ組立体6を形成し、その外側にハウジング9を樹脂成形することによって構成されているものである。
【0037】
一方、14はエンジンの出力軸と連動して回転するギヤ部材で、該ギヤ部材14は磁性金属材料等により形成され、その外周側には、図2に示す如く、回転検出装置13により検出される複数の歯部14A(1個のみ図示)が一定の間隔で設けられているものである。
【0038】
本実施の形態による回転検出装置13は上述の如き構成を有するもので、次にその作動について説明する。
【0039】
まず、回転検出装置13の作動時には、エンジンの出力軸と連動してギヤ部材14が回転すると、センサ部品7は、その近傍を通過する歯部14Aを磁界の変化によって検出し、ターミナル3〜5に検出信号を出力する。そして、この検出信号は、各電子部品8により信号処理を施された後に、コネクタ10(ターミナル3〜5)の端子ピン3E,4E,5Cから配線等を介してコントロールユニットに出力される。これにより、コントロールユニットは、この検出信号を用いて一定の時間内にセンサ部品7の近傍を通過する歯部14Aの個数を計測することにより、エンジン回転数を検出することができる。
【0040】
次に、図3ないし図7を参照しつつ、回転検出装置13の組立作業について説明する。
【0041】
まず、図3に示すターミナル形成工程では、例えば細長い金属板、金属ピン等を用いてターミナル3,4,5を形成する。そして、図4に示す部品ホルダ形成工程では、例えばターミナル3〜5を樹脂型15内に配置して樹脂材料を注入することにより、図5に示す如く樹脂べース2内にターミナル3〜5がインサート成形された部品ホルダ1を形成する。
【0042】
次に、図6に示す部品溶接工程では、例えばスポット溶接等の手段によりセンサ部品7の各電極7Aをターミナル3〜5の部品接続部3B,4B,5Bに溶接し、各電子部品8の電極8Aを部品接続部3C,3D,4C,4Dに溶接することにより、部品ホルダ1、センサ部品7および各電子部品8をホルダ組立体6としてサブアッセンブリ化する。
【0043】
次に、図7に示すハウジング成形工程では、例えばホルダ組立体6と金属筒12とを樹脂型16内に配置して樹脂材料を注入することにより、ホルダ組立体6の外側にハウジング9を射出成形して設ける。この結果、ハウジング9には、ターミナル3〜5の端子ピン3E,4E,5Cを配置したコネクタ10が一体に樹脂成形されるので、回転検出装置13を組立てることができる。
【0044】
かくして、本実施の形態では、樹脂ベース2にターミナル3,4,5を埋設して部品ホルダ1を形成し、ターミナル3〜5にセンサ部品7と各電子部品8とを接続してホルダ組立体6を形成し、その外側にハウジング9を樹脂成形する構成としたので、回転検出装置13の組立時には、例えばインサート成形等の手段によりターミナル3〜5が埋設された部品ホルダ1を形成でき、その部品接続部3B,3C,3D,4B,4C,4D,5Bには、例えばスポット溶接等の溶接手段によってセンサ部品7と各電子部品8とを容易に接続することができる。
【0045】
これにより、従来技術のように専用の回路基板等を用いたり、電子部品を半田付けする必要がなくなり、センサ部品7と各電子部品8とが接続されたホルダ組立体6をサブアッセンブリ状態で効率よく組立てることができる。そして、ホルダ組立体6の外側にハウジング9を樹脂成形することにより、センサ部品7、電子部品8や溶接部7A,8A等をハウジング9内に封入でき、これらの部品を確実に保護できると共に、信頼性を向上させることができる。
【0046】
しかも、ハウジング9の形成時には、コネクタ10をハウジング9と同一の工程で樹脂成形でき、このときターミナル3〜5の端部側を端子ピン3E,4E,5Cとしてコネクタ10に使用できるから、特別な接続工程等を設けることなく、ホルダ組立体6とコネクタ10との間を容易に接続でき、従来技術のような回路基板とコネクタとの接続作業等を省略することができる。
【0047】
従って、本実施の形態によれば、従来技術と比較して例えば回路基板、ケース等の部品点数や回路基板の接続作業等に費やす工数等を削減でき、回転検出装置13全体の構造を簡略化できると共に、その組立作業を効率よく実行でき、生産性の向上やコストダウンを図ることができる。
【0048】
また、部品ホルダ1内には、複数本のターミナル3〜5を並列に並べて埋設したので、例えば細長い金属板、金属ピン等を用いた簡単な構造によりセンサ部品7と電子部品8とを接続するための配線構造を形成できると共に、その端部側を端子ピン3E,4E,5Cとしてコネクタ10内に突出させることができる。
【0049】
この場合、センサ部品7をターミナル3〜5の前端側で部品接続部3B,4B,5Bに接続し、コネクタ10(端子ピン3E,4E,5C)をターミナル3〜5の後端側に配設する構成としたので、センサ部品7とコネクタ10との間を細長いターミナル3〜5によって容易に接続でき、その長さ方向途中部位には、センサ部品7用の信号処理回路等を構成する各種の電子部品8を接続することができる。これにより、センサ部7品、各電子部品8およびコネクタ10をコンパクトに配置でき、装置全体を小型化することができる。
【0050】
次に、図8ないし図11は本発明による第2の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、センサ側ハウジングとコネクタ側ハウジングとを2段階で樹脂成形する構成したことにある。なお、本実施の形態では前記第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
【0051】
21は第1の実施の形態のホルダ組立体6を用いて形成されたセンサ側組立体で、該センサ側組立体21は、ホルダ組立体6と、センサ側ハウジング22とにより構成されている。
【0052】
ここで、センサ側ハウジング22は、例えば絶縁性の樹脂材料等をホルダ組立体6の外側に射出成形することにより細長い四角形状に形成され、その内部にはホルダ組立体6が封入されている。また、ターミナル3〜5の端子ピン3E,4E,5Cは、その基端側がセンサ側ハウジング22内に埋設され、その先端側はセンサ側ハウジング22の後端側から後述のコネクタ24内に突出している。
【0053】
23は例えば射出成形等の手段によりセンサ側ハウジング22の外周側の一部に固着されたコネクタ側ハウジングで、該コネクタ側ハウジング23は、第1実施の形態とほぼ同様に、絶縁性の樹脂材料等からなり、ターミナル3〜5の端子ピン3E,4E,5Cが配置されたコネクタ24と、金属筒12が埋設された取付フランジ25とが一体に樹脂成形されている。
【0054】
ここで、コネクタ側ハウジング23は、センサ側ハウジング22のうちセンサ部品7が封入された前端側と長さ方向の反対側に位置する後端側に樹脂成形され、センサ側ハウジング22の後端側の外周を覆うと共に、この後端側の部位にコネクタ24と取付フランジ25とを樹脂成形しているものである。従って、コネクタ側ハウジング23は、センサ側ハウジング22の一部分である後側に設けられているものである。
【0055】
26はギヤ部材14の回転を検出する回転検出装置で、該回転検出装置26は、部品ホルダ1にセンサ部品7、電子部品8等を搭載することによりホルダ組立体6を形成し、その外周側にセンサ側ハウジング22を樹脂成形することによりセンサ側組立体21を形成し、センサ側組立体21の外周側の一部に樹脂成形を施してコネクタ側ハウジング23を形成することにより構成されている。
【0056】
そして、回転検出装置26の組立時には、まず第1の実施の形態とほぼ同様の手順でホルダ組立体6を形成する。次に、図9に示すセンサ側ハウジング成形工程では、例えばホルダ組立体6を樹脂型27内に配置して樹脂材料を注入することにより、ホルダ組立体6の外側にセンサ部品7と各電子部品8とが封入されたセンサ側ハウジング22を射出成形し、図10に示す如く、これらを一体化したセンサ側組立体21をサブアッセンブリ状態で形成する。
【0057】
次に、図11に示すコネクタ側ハウジング成形工程では、センサ側組立体21と金属筒12とを樹脂型16内に配置して樹脂材料を注入することにより、コネクタ側ハウジング23を射出成形し、回転検出装置26を組立てるものである。
【0058】
かくして、このように構成される本実施の形態でも、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。そして、特に本実施の形態では、センサ側ハウジング22とコネクタ側ハウジング23とを2段階で樹脂成形する構成としたので、その組立時には、コネクタ24が配置されたコネクタ側ハウジング23を樹脂成形する前に、センサ部品7、各電子部品8等を封入したセンサ側組立体21をサブアッセンブリ状態で形成することができる。
【0059】
これにより、例えばコネクタ24等の形状が異なる複数種類の回転検出装置26を組立てる場合でも、これらの検出装置26間でセンサ側組立体21を共通部品として扱うことができ、その設計、部品管理等を容易に実行できると共に、例えば樹脂型16等の変更部位を小さくすることができる。
【0060】
なお、前記各実施の形態では、樹脂ベース2に対して3本のターミナル3,4,5を設け、センサ部品7と各電子部品8とからなる3個の電子部品を搭載する構成としたが、本発明はこれに限らず、例えば1本、2本または4本以上のターミナルを用いる構成としてもよく、また部品ホルダには任意の個数の電子部品を搭載する構成としてよいものである。
【0061】
【発明の効果】
以上詳述した通り、請求項1の発明によれば、ターミナルに樹脂成形を施して部品ホルダを形成し、ターミナルにセンサ部品を含む電子部品を接続してホルダ組立体を形成し、その外側にターミナルをピン端子とするコネクタを有したハウジングを樹脂成形する構成とし、前記ターミナルは、前記部品ホルダの樹脂材料内に埋設された埋設部と、該埋設部の長さ方向一側をほぼ直角に折曲げると共にL字状に屈曲して形成され前記部品ホルダから外部に突出する第1の部品接続部と、前記埋設部の長さ方向途中部位からほぼ直角に分岐すると共にL字状に屈曲して形成され前記部品ホルダから外部に突出する第2の部品接続部と、前記埋設部の長さ方向他側に形成され部品ホルダから前記ハウジングのコネクタ側に向けて突出する途中部分が前記ハウジング内に鋳込まれた前記端子ピンとにより構成し、前記ハウジングは、ホルダ組立体の外側から樹脂成形することによって前記電子部品、部品ホルダ、前記ターミナルの各部品接続部および前記端子ピンの途中部分を内部に鋳込んで封入する構成としたので、回転検出装置の組立時には、部品ホルダと電子部品等をホルダ組立体としてサブアッセンブリ状態で効率よく組立てることができ、これらの部品をハウジング内に封入して確実に保護することができる。また、ハウジングとコネクタとを同一の工程で樹脂成形でき、このときターミナルの端部側を端子ピンとしてコネクタに使用できるから、特別な接続工程等を設けることなく、ホルダ組立体とコネクタとの間を容易に接続することができる。これにより、従来技術と比較して部品点数や組立時の工数等を確実に削減でき、装置全体の構造を簡略化できると共に、その組立作業を効率よく行うことができる。また、ターミナルの埋設部を部品ホルダの樹脂材料内に埋設し、該埋設部の長さ方向一側をほぼ直角に折曲げると共にL字状に屈曲して形成された第1の部品接続部と前記埋設部の途中部位からほぼ直角に分岐すると共にL字状に屈曲して形成された第2の部品接続部とを、前記部品ホルダから外部に突出させて各電子部品と容易に接続できると共に、前記部品ホルダから前記ハウジングのコネクタ側に向けて突出する端子ピンの途中部分をハウジング内に鋳込むことができ、このハウジングによって前記電子部品、部品ホルダ、前記ターミナルの各部品接続部および前記端子ピンの途中部分を内部に封入することができる。しかも、前記ハウジングの形成時には、ターミナルの端子ピンを用いたコネクタをハウジングと同一の工程で容易に樹脂成形することができる。
【0062】
また、請求項2の発明によれば、部品ホルダのターミナルに電子部品を接続してホルダ組立体を形成し、その外側にセンサ側ハウジングを樹脂成形してセンサ側組立体を形成し、その外周側の一部にコネクタ側ハウジングを樹脂成形する構成とし、前記ターミナルは、前記部品ホルダの樹脂材料内に埋設された埋設部と、該埋設部の長さ方向一側をほぼ直角に折曲げると共にL字状に屈曲して形成された第1の部品接続部と、前記埋設部の長さ方向途中部位からほぼ直角に分岐すると共にL字状に屈曲して形成された第2の部品接続部と、前記埋設部の長さ方向他側に形成され部品ホルダから前記ハウジングのコネクタ側に向けて突出する途中部分が前記ハウジング内に鋳込まれた端子ピンとにより構成し、前記センサ側ハウジングは、ホルダ組立体の外側から樹脂成形することによって前記電子部品、部品ホルダ、前記ターミナルの各部品接続部および前記端子ピンの基端側を内部に鋳込んで封入する構成としたので、例えばコネクタ等の形状が異なる複数種類の装置を組立てる場合でも、これらの装置間でセンサ側組立体を共通部品として扱うことができ、その設計、部品管理等を容易に行うことができる。
【0063】
また、請求項3の発明によれば、センサ部品をターミナルの前端側に接続し、コネクタをターミナルの後端側に配設する構成としたので、センサ部品とコネクタとの間を細長いターミナルによって接続でき、その長さ方向途中部位には、例えばセンサ部品用の信号処理回路等を構成する各種の電子部品を接続できるから、これらのセンサ部品、電子部品およびコネクタをコンパクトに配置でき、装置全体を小型化することができる。
【0064】
さらに、請求項4の発明によれば、ターミナルは細長い金属板または金属ピンにより形成する構成としているので、細長い金属板または金属ピンからなる複数本のターミナルを部品ホルダ内に埋設することができ、例えば細長い導体を用いた簡単な構造により電子部品用の配線構造を形成でき、その部品接続部に電子部品を容易に接続することができる。
【0065】
また、請求項5の発明によれば、電子部品はターミナルの各部品接続部にスポット溶接により接続する構成としたので、スポット溶接による溶接手段を用いて電子部品とターミナルの各部品接続部とを容易に接続でき、半田付け等の作業を省略することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による回転検出装置を破断した状態で示す正面図である。
【図2】図1中の矢示II-II方向からみた回転検出装置の断面図である。
【図3】ターミナル形成工程で形成したターミナルを示す斜視図である。
【図4】部品ホルダ形成工程で部品ホルダを形成する状態を示す断面図である。
【図5】樹脂ベース内にターミナルをインサート成形した部品ホルダを示す斜視図である。
【図6】部品溶接工程でセンサ部品と電子部品とをターミナルに溶接して形成したホルダ組立体を示す斜視図である。
【図7】ハウジング成形工程でホルダ組立体の外側にハウジングを樹脂成形する状態を示す断面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態による回転検出装置を示す断面図である。
【図9】センサ側ハウジング成形工程でホルダ組立体の外側にセンサ側ハウジングを樹脂成形する状態を示す断面図である。
【図10】センサ側組立体を示す断面図である。
【図11】コネクタ側ハウジング成形工程でセンサ側組立体の外側にコネクタ側ハウジングを樹脂成形する状態を示す断面図である。
【図12】従来技術による回転検出装置を示す断面図である。
【図13】従来技術による回転検出装置のハウジング内に回路基板を配置した状態を示す部分斜視図である。
【符号の説明】
1 部品ホルダ
2 樹脂ベース
2A 薄板部
2B 厚板部
2C,2D 縦板部
3,4,5 ターミナル
3A,4A,5A 埋設部
3B,3C,3D,4B,4C,4D,5B 部品接続部
3E,4E,5C 端子ピン
6 ホルダ組立体
7 センサ部品(電子部品)
7A,8A 電極
7B,8B 溶接部
8 電子部品
9 ハウジング
10,24 コネクタ
11,25 取付フランジ
12 金属筒
13,26 回転検出装置
14 ギヤ部材
14A 歯部
15,16,27 樹脂型
21 センサ側組立体
22 センサ側ハウジング
23 コネクタ側ハウジング
Claims (5)
- 導電性のターミナル(3,4,5)に樹脂成形を施すことにより形成された部品ホルダ(1)と、該部品ホルダ(1)のターミナル(3,4,5)に回転検出用のセンサ部品を含む電子部品(7,8)を接続することにより形成されたホルダ組立体(6)と、該ホルダ組立体(6)の外側に樹脂成形を施すことにより形成され前記ターミナル(3,4,5)を端子ピン(3E,4E,5C)とするコネクタ(10)を有したハウジング(9)とを備え、
前記ターミナル(3,4,5)は、前記部品ホルダ(1)の樹脂材料内に埋設された埋設部(3A,4A,5A)と、該埋設部(3A,4A,5A)の長さ方向一側をほぼ直角に折曲げると共にL字状に屈曲して形成され前記部品ホルダ(1)から外部に突出して前記電子部品(7)に接続される第1の部品接続部(3B,4B,5B)と、前記埋設部(3A,4A,5A)の長さ方向途中部位からほぼ直角に分岐すると共にL字状に屈曲して形成され前記部品ホルダ(1)から外部に突出して他の電子部品(8)に接続される第2の部品接続部(3C,3D,4C,4D)と、前記埋設部(3A,4A,5A)の長さ方向他側に形成され部品ホルダ(1)から前記ハウジング(9)のコネクタ(10)側に向けて突出する途中部分が前記ハウジング(9)内に鋳込まれた前記端子ピン(3E,4E,5C)とにより構成し、
前記ハウジング(9)は、ホルダ組立体(6)の外側から樹脂成形することによって前記電子部品(7,8)、部品ホルダ(1)、前記ターミナル(3,4,5)の各部品接続部(3B,3C,3D,4B,4C,4D,5B)および前記端子ピン(3E,4E,5C)の途中部分を内部に鋳込んで封入する構成としてなる回転検出装置。 - 導電性のターミナル(3,4,5)に樹脂成形を施すことにより形成された部品ホルダ(1)と、該部品ホルダ(1)のターミナル(3,4,5)に回転検出用のセンサ部品を含む電子部品(7,8)を接続することにより形成されたホルダ組立体(6)と、該ホルダ組立体(6)の外側にセンサ側ハウジング(22)を樹脂成形することにより形成されたセンサ側組立体(21)と、該センサ側組立体(21)の外周側の一部に樹脂成形を施すことにより形成され前記ターミナル(3,4,5)を端子ピン(3E,4E,5C)とするコネクタ(24)を有したコネクタ側ハウジング(23)とを備え、
前記ターミナル(3,4,5)は、前記部品ホルダ(1)の樹脂材料内に埋設された埋設部(3A,4A,5A)と、該埋設部(3A,4A,5A)の長さ方向一側をほぼ直角に折曲げると共にL字状に屈曲して形成され前記部品ホルダ(1)から外部に突出して前記電子部品(7)に接続される第1の部品接続部(3B,4B,5B)と、前記埋設部(3A,4A,5A)の長さ方向途中部位からほぼ直角に分岐すると共にL字状に屈曲して形成され前記部品ホルダ(1)から外部に突出して他の電子部品(8)に接続される第2の部品接続部(3C,3D,4C,4D)と、前記埋設部(3A,4A,5A)の長さ方向他側に形成され部品ホルダ(1)から前記ハウジング(9)のコネクタ(10)側に向けて突出する途中部分が前記ハウジング(9)内に鋳込まれた前記端子ピン(3E,4E,5C)とにより構成し、
前記センサ側ハウジング(22)は、ホルダ組立体(6)の外側から樹脂成形することによって前記電子部品(7,8)、部品ホルダ(1)、前記ターミナル(3,4,5)の各部品接続部(3B,3C,3D,4B,4C,4D,5B)および前記端子ピン(3E,4E,5C)の基端側を内部に鋳込んで封入する構成としてなる回転検出装置。 - 前記ターミナル(3,4,5)は細長い導体により形成し、前記センサ部品は前記ターミナル(3,4,5)の前端側に接続し、前記コネクタ(10,24)は前記ターミナル(3,4,5)の後端側に配設する構成としてなる請求項1または2に記載の回転検出装置。
- 前記ターミナル(3,4,5)は細長い金属板または金属ピンにより形成してなる請求項1または2に記載の回転検出装置。
- 前記電子部品(7,8)は前記ターミナル(3,4,5)の各部品接 続部(3B,3C,3D,4B,4C,4D,5B)にスポット溶接により接続する構成としてなる請求項1,2,3または4の回転検出装置。
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