JP3786494B2 - Railway vehicle axle, wheel axle inspection system, wheel axle management method and data carrier mounting method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は保守,点検が容易に行えるようにした鉄道車両の車軸と、車軸へのデータキャリアの取付方法,保守,点検時に用いられる輪軸検査システム及び輪軸管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来鉄道車両の輪軸の製造時及び検修時には、手作業で車軸の側面部に車軸管理コード等をポンチを用いて刻印している。即ち図8(a)に示すように車軸1には両側に車輪2が設けられ、輪軸を構成している。図8(b)は車軸端部3の拡大図であり、図8(c)はその側面図である。これらの図に示すように車軸端部3の側面にはその中心位置に図示のように断面が円錐形のセンター下穴4が形成されている。この下穴の周囲に図示のように検修時に車軸管理コードが刻印される。そして輪軸の検修時には、車軸の側面に刻印された車軸管理コード6を目視で確認し、作業者がそのコードを検査記録用紙等に記録する。そして所定の検査,点検を行い、検査工程の実施状態又は検修結果や計測結果等を記録して、それからシステム端末を介して輪軸管理システムに検査記録用紙等に記録した車軸管理コードと検査工程の実施状態や検査結果や計測結果等を入力するようにしている。
【0003】
更に特開平7−120443号に記載されているように、輪軸の検査工程の1つとして車軸の非破壊検査である超音波探傷検査が行われる。超音波探傷検査は車軸の一方より超音波信号を与え、他端部からの超音波の反射波エコーのレベルに基づいて欠陥の有無を判別する検査である。従来はこのような超音波探傷検査の後に、帯状の金属シートから成る探傷検査表7に結果を刻印して車軸に巻付ける処理を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのような従来の輪軸管理システムでは、手作業によって車軸に車軸管理コード等を刻印する必要があるため、刻印ミスの発生が懸念され、刻印時のポンチ作業を誤ると怪我をする可能性があるという欠点があった。又検修時に刻印された車軸管理コードを確認するミスや検査記録用紙への記入ミス,輪軸管理システムに対する入力ミス等が生じる可能性がある等、トレース作業の繰り返しが多いという欠点があった。
【0005】
更に輪軸検査の一つの工程として行われる超音波探傷検査では、車軸に直接管理コード等を刻印しているため、刻印により車軸端部3の表面にカエリやバリが生じてしまう。これを除去するために、やすり掛けする作業が必要となり、検修前工程が増加してしまうという問題点があった。更に車軸管理コード等の刻印が探傷面や反射面にあるため、超音波探傷の減衰の原因となっていた。
【0006】
又従来の超音波探傷検査においては新しい探傷検査表7に検査結果を刻印し、その後に探傷検査表を巻付けている。そのため検査結果を探傷検査表に刻印する際の刻印ミスや探傷検査表の取付ミスが生じることがあるという欠点があった。
【0007】
本発明はこのような従来の問題点に着目してなされたものであって、車軸に直接管理コード等を刻印したり、探傷検査表を取付けたりする必要がなく、容易に確実に車軸を管理することができる車軸及び輪軸検査システムと車軸管理方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項1の発明は、少なくとも車軸を識別するための固有の車軸管理コード及び輪軸の検査結果を保持する領域を有するメモリ、前記メモリにデータを書込み又はデータを読出すメモリ制御手段、及び外部より送出されたコマンド及びデータを受信し、前記メモリ制御手段より読出されたデータを外部に送信するデータ伝送手段、を有し、鉄道車両の車軸端部の当該車軸に取付けられたデータキャリアと、車軸と少なくとも車輪を含む輪軸の検査をする輪軸検査装置より得られる検査データに基づいて良否を判別する良否判別手段、及び前記データキャリアにコマンド及びデータを伝送し、データキャリアから送信されたデータを受信するデータ伝送手段を有し、判別結果を前記データキャリアのメモリに書込む端末装置と、を具備し、前記データキャリアは、鉄道車両の車軸端部の中心位置に形成されるセンター下穴に取付けられ、前記車軸の中心軸と前記データキャリアの中心とを一致させてセンター下穴に取付けたことを特徴とするものである。
【0009】
本願の請求項2の発明では、前記データキャリアは、車軸の端部の車軸中心軸と中心を一致させたセンター下穴の窪みに、前記センター下穴より突出したにように窪みの径と実質的に同一の径を有するデータキャリアを埋設して固定することを特徴とするものである。
【0010】
本願の請求項3の発明では、前記端末装置に蓄積された検査データを前記各車軸の車軸管理コードと共に読出して保持するデータ蓄積手段を更に具備することを特徴とするものである。
【0016】
このような特徴を有する請求項1〜3の発明によれば、車軸側部の中心位置のセンター下穴にデータキャリアを保持し、このデータキャリア内に車軸管理コードを保持するメモリと、メモリにデータを書込み読出すメモリ制御手段及びデータ伝送手段を設けている。こうすれば車軸に管理コード等を刻印することに代えてデータキャリアを用いることができる。又、検査毎に一旦端末装置に検査結果データを取込み、その結果を判別してデータキャリアに書込むことにより、分散制御による輪軸検査システムを構成することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1(a)は車軸の全体構成を示す正面図であり、図1(b)は図1(a)に破線円形で示す車軸端部の拡大図、図1(c)はその側面図である。図示のように車輪1の車軸端部3の側壁には断面V字形の円錐形のセンター下穴4が設けられている。このセンター下穴4の中心軸と車軸の中心軸とは一致しており、その中央には更に内向きに窪み5が形成されている。本実施の形態ではこの窪み5の内部に輪軸検査システム11に用いるデータキャリア12を埋設する。このとき車軸の中心軸とデータキャリア12の中心軸を一致させて埋設しておく。
【0018】
図2は本発明の実施の形態による輪軸検査システムのデータキャリア12と端末装置21の構成を示すブロック図である。本図においてデータキャリア12はコイルL1,コンデンサCから成る共振回路13を有しており、この共振回路13に電源回路14,復調回路15及び変調回路16が接続される。電源回路14は共振回路13に得られる信号を整流し平滑し、データキャリア12内の各部に電源を供給するものである。又復調回路15は端末装置から得られるコマンドやデータを復調してメモリ制御部17に与えるものである。メモリ制御部17は後述するように、復調回路15より得られるコマンド及びデータに基づいてメモリ18にデータを書込み又は読出すものである。メモリ18より読出されたデータは直列信号に変換されて変調回路16に与えられる。変調回路16は、例えば共振回路13の両端を短絡状態に制御することにより端末装置側に信号を伝送するものである。データキャリア12の共振回路13,復調回路15,変調回路16は、後述する端末装置からのデータ及びコマンドを受信してメモリ制御部17に与え、メモリ制御部17より読出されたデータを伝送するデータ伝送手段を構成している。
【0019】
一方図2に示す端末装置21は、制御部22と送信回路23,受信回路24,メモリ25,表示部26,操作部27及びI/Oインターフェース28を含んで構成されている。そして送信回路23,受信回路24と送信コイルL1、受信コイルL3はリードライトヘッド21Rとして端末装置21の本体部と分離し、ケーブルを介して接続するようにしてもよい。送信回路23は送信コイルL2を有しており、データの送信時には送信データに基づいてデューティ比を変化させ、受信時には一定のデューティ比でキャリアを断続するものである。受信回路24は受信コイルL3を有しており、信号の受信時にキャリアの停止する期間において残響の有無を判別することによって、データキャリアからの信号を受信するものである。端末装置21はI/Oインターフェース28を介して上位のシステム端末及び検査装置と接続される。このI/Oインターフェース28は例えばRS232Cであり、赤外線を用いて非接触でシステム端末や検査装置との間でデータを伝送するものであってもよく、又通常のコネクタを介して伝送するものであってもよい。制御部22はデータキャリア12から車軸管理コードを読出し、検査装置から得られた検査データを一旦保持する。そして検査データが所定範囲内にあるかどうかにより良否判別を行い、良否判別の結果を検査工程のコードや工程の実施日時等と共にデータキャリアに書込む。又その検査結果等を操作部27からの操作に応じて表示部26に表示する。更に制御部22はI/Oインターフェース28を介して上位のシステム端末との間でデータ通信を行い、端末装置21に保持している車軸管理コード,検査データ等をシステム端末側に転送するものである。
【0020】
図3はこの輪軸検査システムの全体構成を示すシステム構成図である。輪軸検査システムは各車軸に埋設されるデータキャリア12と、データキャリア12との間で非接触で相互にデータ伝送する端末装置21によって構成する。更に各端末装置21の検査データを保持するデータ蓄積手段であるシステム端末32及びホストコンピュータ34を加えて構成してもよい。端末装置21はI/Oボックス31を介してシステム端末32に接続される。システム端末32は例えば検査工程毎に配置され、検査工程で端末装置21を介して得られるデータをI/Oボックス31を介して一旦システム端末32に取込み、更にシステム端末32のデータを伝送ライン33を介してホストコンピュータ34に伝送するように構成されている。そしてシステム端末32は伝送ライン33を介して多数のシステム端末と連結され、更にホストコンピュータ34に接続される。
【0021】
次にこの輪軸検査システムの使用例について説明する。製造時にはあらかじめ各車軸を識別するため全車軸に夫々固有の車軸管理コードをデータキャリア12内のメモリに書込んで車軸端部の中央部の窪み5に埋設しておく。図4は車軸の中央部の窪み5にデータキャリア12を取付ける種々の方法について示したものである。この窪み5は例えばφ5mm、深さ5〜8mm程度の大きさであり、小径のデータキャリアであれば窪み5の内部に十分埋設することが可能である。図4(a)は窪み5の径とほぼ等しい径として構成したデータキャリアを埋め込んで接着剤を用いて車軸に取付けるようにしたものである。又図4(b)に示すように永久磁石41を用いてデータキャリア12を埋設するようにしてもよい。更に図4(c)に示すように窪み5にあらかじめめねじを形成しておき、データキャリア12の円筒形の外周部分をおねじとして、データキャリア12を窪み5のねじ部に噛合させて埋設するようにしてもよい。このときデータキャリア12の中心軸を車軸の中心軸と一致するように埋設しておくものとする。
【0022】
次に一定期間車軸を使用した後、定期的な検査等で車軸を一旦鉄道車両から取り外して検修を行う場合の動作について、図5のフローチャート及び検査工程を示す概念図を用いて説明する。図6(a)に示すように、まず搬送台車によって搬送されてきた車軸の外観検査を行う。図5のステップS1において車軸の外観検査を行い、良品である場合には検査工程A,B,C・・・を順次実施する。各検査工程の検査位置で車軸を一旦停止させる。そしてその車軸のデータキャリア12に保持されている車軸管理コードを端末装置21のリードライトヘッド21Rをこの窪み5に近接させて読出す。そして各検査工程では必要な検査装置を用いて車軸検査を行う。例えば図6(b)に示すように、車軸の車輪の径を検査装置51によって計測する。このとき検査装置51によって測定された検査結果、即ち車輪の径は検査装置51のI/Oボックス52を介して端末装置21に書込まれる。端末装置21ではこの車軸の径が所定の範囲内にあるかどうかによって良否の判別を行う(ステップS3)。そして端末装置21のリードライトヘッド21Rをその車軸のセンター穴にあるデータキャリア12に近接させて検査結果を書込む(ステップS4)。検査結果は工程Aの実施状態及び良否のいずれか、及び検査日時とする。
【0023】
こうして輪軸を搬送台車に搬送して各検査工程A,B・・・で同様の処理を行うことにより、端末装置21では各輪軸毎に検査データと検査結果が蓄積される。又車軸のデータキャリアには検査工程A,B,C・・・の実施,不実施、検査結果の良否及び検査日時データが蓄積される。そして一定期間、例えば1日の作業を終了すると、端末装置21を図3に示すI/Oボックス31に装着する。そして各端末装置21に保持されている車軸毎の検査データや検査結果をシステム端末32に入力する。こうすれば車軸管理コードを読取ったり入力する際の人為的なミスを防止することができる。
【0024】
検査を自動化するようにした検査工程の場合には、検査装置とシステム端末とを接続しておき、検査結果を端末装置を介してデータキャリアに書込むようにしてもよい。例えば超音波探傷にあっては探傷検査装置とシステム端末32又は端末装置21を接続し、探傷結果をそのままシステム端末32及び端末装置21に書込むようにしてもよい。この後、端末装置21を用いて検査結果を車軸のデータキャリア12に書込む。この場合には超音波探傷の検査表をなくすることができる。
【0025】
このようにデータキャリアを設けて車軸管理を行うことにより、車軸に直接ポンチ等で管理コードを記録する必要がなく、人為的なミスがなくなり、正確且つ確実に輪軸管理を行うことができる。
【0026】
又使用時に何らかの故障が発生した場合には、各車軸に埋設されたデータキャリアに検査データが保存されているため、端末装置21を用いてそのデータを読出すことによって検査状態を確認することができる。図7(a)は端末装置の使用状態を示す概略図、図7(b)はこのようにして読出された端末装置の表示内容を示す図である。
【0027】
尚前述した実施の形態では、端末装置とデータキャリアとの間はデータキャリアにデータを伝送する際に断続するキャリアのデューティ比を変化させ、キャリアから信号を受信するときは一定のデューティ比として残響を制御することによってデータ伝送を行っているが、ASK,FSK等、他の通信方式を用いて相互にデータ伝送をしてもよいことはいうまでもない。又この実施の形態では非接触でデータ伝送を行えるようにしているが、データキャリアの前面にデータ伝送端子を設け、この端子と電気的に接触することによって相互にデータ伝送を行うようにすることもできる。
【0028】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本願の請求項1〜3の発明によれば、車軸のセンター下穴にデータキャリアを取付け、データキャリア内に車軸管理コードを書込むようにしている。このため車軸に直接管理コードをポンチで刻印する必要がなくなり、車軸の製造時及び検修時の工程を少なくすることができる。又刻印がないため、超音波探傷時の減衰度を小さくすることができ、小さい欠陥を検出することが可能となる。又、車軸の中心軸とデータキャリアの中心とを一致させて埋設しているため、車両の走行中に車軸に取付けられたデータキャリアにかかるモーメントの影響を少なくすることができ、データキャリアの故障や車軸からの脱落を防止することができるという効果が得られる。又、刻印を見て検査表に車軸管理コード等を記載する必要がないため、人為的なミスを大幅に削減することができるという効果が得られる。更にデータキャリアに検査結果等のデータを保持するものとすれば、必要時に車軸のデータキャリアから検査状況を直接読出すことができ、故障時の対応が迅速となる。又従来の輪軸管理システムに比べて、システム端末とホストコンピュータとの間のデータ伝送量を大幅に削減することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車軸の側面図及びその車軸端部の拡大図とデータキャリアを埋設した状態を示す拡大断面図である。
【図2】データキャリア及び端末装置の構成を示すブロック図である。
【図3】端末装置とシステム端末、ホストコンピュータを含むシステム構成図である。
【図4】データキャリアを車軸端部に取付ける際の取付方法を示す図である。
【図5】この実施の形態による輪軸検査の過程を示すフローチャートである。
【図6】輪軸検査時の検査工程及び検査時の各装置を示す概略図である。
【図7】端末装置を用いて検査結果を表示した状態を示す図である。
【図8】従来の車軸とその側面端部に刻印された管理コードを示す図である。
【符号の説明】
1 車軸
2 車輪
3 車軸端部
4 センター下穴
5 窪み
11 車軸管理システム
12 データキャリア
17 メモリ制御部
18,25 メモリ
21 端末装置
22 制御部
23 送信回路
24 受信回路
26 表示部
27 操作部
28 I/Oインターフェース
31 I/Oボックス
32 システム端末
33 伝送ライン
34 ホストコンピュータ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an axle of a railway vehicle that can be easily maintained and inspected, a method of attaching a data carrier to the axle, an axle inspection system and an axle management method used during maintenance and inspection.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, at the time of manufacturing and inspection of a wheel shaft of a railway vehicle, an axle management code or the like is manually stamped on a side surface portion of the axle using a punch. That is, as shown in FIG. 8 (a), the
[0003]
Further, as described in JP-A-7-120443, an ultrasonic flaw inspection that is a non-destructive inspection of an axle is performed as one of the inspection processes of the axle. In the ultrasonic flaw detection inspection, an ultrasonic signal is given from one of the axles, and the presence or absence of a defect is determined based on the level of the reflected wave echo of the ultrasonic wave from the other end. Conventionally, after such an ultrasonic flaw detection inspection, a result is engraved on a flaw detection inspection table 7 made of a strip-shaped metal sheet and wound around an axle.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a conventional wheel axle management system, it is necessary to stamp the axle management code etc. on the axle manually, so there is a concern about the occurrence of a marking error, and there is a possibility of injury if the punching work at the time of marking is mistaken. There was a drawback of being. In addition, there is a drawback that the tracing operation is frequently repeated, such as an error in confirming the axle management code engraved at the time of inspection, an error in filling in the inspection record sheet, and an input error in the wheel shaft management system.
[0005]
Further, in the ultrasonic flaw detection inspection performed as one process of the wheel shaft inspection, the management code or the like is directly stamped on the axle, so that the surface of the
[0006]
In the conventional ultrasonic inspection, the inspection result is engraved on a new inspection table 7, and the inspection table is wound after that. For this reason, there has been a drawback in that an imprinting error when imprinting the inspection result on the flaw detection inspection table or a mounting error of the flaw detection inspection table may occur.
[0007]
The present invention has been made paying attention to such a conventional problem, and it is not necessary to engrave a management code directly on the axle or to attach a flaw detection inspection table, and to easily and reliably manage the axle. It is an object of the present invention to provide an axle and wheel axle inspection system and an axle management method that can be performed.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The invention of
[0009]
In the invention according to
[0010]
The invention of
[0016]
According to the first to third aspects of the invention having such a feature, the data carrier is held in the center pilot hole at the center position of the axle side portion, the axle management code is held in the data carrier, and the memory Memory control means and data transmission means for writing and reading data are provided. In this way, a data carrier can be used instead of imprinting a management code or the like on the axle. Further, uptake test result data once the terminal device for each inspection, by writing to the data carrier to determine the result, it is possible to configure the wheelset inspection system with distributed control.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 (a) is a front view showing the overall configuration of the axle, FIG. 1 (b) is an enlarged view of the end of the axle shown by a broken line circle in FIG. 1 (a), and FIG. 1 (c) is a side view thereof. is there. As shown in the figure, a
[0018]
FIG. 2 is a block diagram showing the configuration of the data carrier 12 and the
[0019]
2 includes a
[0020]
FIG. 3 is a system configuration diagram showing the overall configuration of the wheel shaft inspection system. The wheel-shaft inspection system includes a data carrier 12 embedded in each axle and a
[0021]
Next, a usage example of the wheel shaft inspection system will be described. At the time of manufacture, in order to identify each axle in advance, an axle management code unique to each axle is written in the memory in the data carrier 12 and embedded in the
[0022]
Next, after using the axle for a certain period of time, the operation when the axle is temporarily removed from the railway vehicle for periodic inspection or the like for inspection will be described using the flowchart of FIG. 5 and the conceptual diagram showing the inspection process. As shown in FIG. 6A, first, an appearance inspection of the axle that has been transported by the transport carriage is performed. In step S1 in FIG. 5, the appearance of the axle is inspected, and if it is a non-defective product, inspection steps A, B, C,. The axle is temporarily stopped at the inspection position in each inspection process. Then, the axle management code held in the data carrier 12 of the axle is read by bringing the read /
[0023]
Thus, by carrying out the same processing in each inspection process A, B... By conveying the wheel shaft to the transport carriage, the
[0024]
In the case of the inspection process in which the inspection is automated, the inspection device and the system terminal may be connected, and the inspection result may be written to the data carrier via the terminal device. For example, in the case of ultrasonic flaw detection, the flaw detection inspection apparatus and the system terminal 32 or the
[0025]
Thus, by providing the data carrier and managing the axle, it is not necessary to record the management code directly on the axle with a punch or the like, and there is no human error, and the axle management can be performed accurately and reliably.
[0026]
If any failure occurs during use, since the inspection data is stored in the data carrier embedded in each axle, the inspection state can be confirmed by reading the data using the
[0027]
In the above-described embodiment, the duty ratio of the intermittent carrier is changed between the terminal device and the data carrier when data is transmitted to the data carrier, and the reverberation is performed as a constant duty ratio when receiving a signal from the carrier. However, it is needless to say that data transmission may be performed using other communication methods such as ASK and FSK. Further, in this embodiment, data transmission can be performed without contact, but a data transmission terminal is provided on the front surface of the data carrier, and data transmission is performed mutually by making electrical contact with this terminal. You can also.
[0028]
【The invention's effect】
As described in detail above, according to the first to third aspects of the present invention, the data carrier is attached to the center pilot hole of the axle, and the axle management code is written in the data carrier. For this reason, it is not necessary to stamp the management code directly on the axle with a punch, and it is possible to reduce the steps for manufacturing and inspecting the axle. Further, since there is no marking, the attenuation at the time of ultrasonic flaw detection can be reduced, and a small defect can be detected. In addition, since the center axis of the axle and the center of the data carrier are embedded so as to coincide with each other, the influence of the moment applied to the data carrier attached to the axle during traveling of the vehicle can be reduced, and the data carrier malfunctions. And the effect that it can prevent falling off from the axle. In addition, since it is not necessary to write the axle management code or the like on the inspection table by looking at the mark, an effect that the human error can be greatly reduced can be obtained. Furthermore, if data such as inspection results are held in the data carrier, the inspection status can be read directly from the data carrier of the axle when necessary, and the response at the time of failure becomes quick. In addition, the data transmission amount between the system terminal and the host computer can be greatly reduced as compared with the conventional wheel shaft management system.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of an axle, an enlarged view of an end portion of the axle, and an enlarged sectional view showing a state in which a data carrier is embedded.
FIG. 2 is a block diagram illustrating a configuration of a data carrier and a terminal device.
FIG. 3 is a system configuration diagram including a terminal device, a system terminal, and a host computer.
FIG. 4 is a diagram showing an attachment method when attaching a data carrier to an axle end.
FIG. 5 is a flowchart showing a process of wheel shaft inspection according to this embodiment.
FIG. 6 is a schematic diagram showing an inspection process at the time of wheel shaft inspection and each device at the time of inspection.
FIG. 7 is a diagram illustrating a state in which an inspection result is displayed using a terminal device.
FIG. 8 is a diagram showing a conventional axle and a management code stamped on a side end portion thereof.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
車軸と少なくとも車輪を含む輪軸の検査をする輪軸検査装置より得られる検査データに基づいて良否を判別する良否判別手段、及び前記データキャリアにコマンド及びデータを伝送し、データキャリアから送信されたデータを受信するデータ伝送手段を有し、判別結果を前記データキャリアのメモリに書込む端末装置と、を具備し、 Pass / fail judgment means for judging pass / fail based on inspection data obtained from an axle inspection device for inspecting an axle and at least a wheel including a wheel, and a command and data are transmitted to the data carrier, and data transmitted from the data carrier is A data transmission means for receiving, and a terminal device for writing the determination result in the memory of the data carrier,
前記データキャリアは、鉄道車両の車軸端部の中心位置に形成されるセンター下穴に取付けられ、前記車軸の中心軸と前記データキャリアの中心とを一致させてセンター下穴に取付けたことを特徴とする輪軸検査システム。 The data carrier is attached to a center pilot hole formed at a center position of an axle end of a railway vehicle, and the data carrier is attached to the center pilot hole so that the center axis of the axle coincides with the center of the data carrier. An axle inspection system.
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1997
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