JP3774653B2 - アプリケータ及びそのようなアプリケータ付きの容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する分野】
本発明は、化粧品またはケア製品を取り出すためのアプリケータに関し、また特に、しかし限定的にではなく、マニキュアを塗布するための毛細管アプリケータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
米国特許明細書第2 561 252号は、液体を収容することができる液溜め部分を形成するキャビティ画定壁を備え、該キャビティが、液体の供給目的で使用する一つまたは、それ以上の開口部を介して、外部に開口したアプリケータを開示している。一実施例において、アプリケータは、爪に液体を供給するには不適当で、比較的狭く非常に長い溝形状の開口部を一つ備えている。別の実施例では、アプリケータは、液体を供給するための、平行した溝形状の開口部を複数備えている。しかし、液体の供給中に、これらの溝に別個の液滴が形成されるためアプリケータが正確でなくなり、化粧品を扱うには適していない。
【0003】
フランス国特許明細書第1 174 544号、米国特許明細書第2 029 835号、第1 999 642号には別のアプリケータが開示されている。とはいえ、これらのアプリケータも化粧品を爪に供給する点で、米国特許明細書第2 561 255号に開示されているアプリケータと同様である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明の課題は、正確性をもって供給を行うことが可能で、化粧品またはケア製品を良好な状態で供給するのに十分で、長い期間において使用できる新規のアプリケータを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のアプリケータが、液体を収容することができるキャビティ画定壁を備えたアプリケータであって、前記キャビティの一端が、液体供給の目的で一つの開口部を介して外部に開口しており、前記アプリケータが、少なくとも前記開口部の付近において、キャビティ内部に保持要素を備え、前記壁と前記保持要素の間の毛細管によって、前記液体を保持することができる。
【0006】
本発明のある好ましい実施例では、該壁の頂部付近で孔が一つ貫通している。
【0007】
本発明の手段により、正確な供給を行うことが可能で、特に爪に液体を供給するのに適した形状を呈する開口部が一つ備えられる。
【0008】
保持要素を設けることで、不使用時に液体がキャビティから溢れ出す心配のない比較的大きな、供給目的のために機能する開口部を一つ備えることが可能になる。
【0009】
また、アプリケータを、再充填するまでの間、十分に長い時間使用できるように、キャビティの内容量を比較的大きくすることも可能である。
【0010】
保持要素は、実質的にキャビティの全長にかけてのびているため有益である。
【0011】
ある特定の実施例において、保持要素は、供給目的で使用される開口部から好ましくは0.5〜3(mm)の範囲内、より好ましくは1〜2(mm)の範囲内の距離で後方に配置している。
【0012】
この配置によって、保持要素と液体を滴下する表面とが直接接触することを防止できる。このような接触は、液体の一定な供給を妨げるものである。
【0013】
液体を供給するための開口部は、キャビティ画定壁の軸に対して傾斜する平面上にのびており、好ましくは液体の爪への供給を容易にする。
【0014】
上述の壁は、その高さのわずかな部分においてだけ、円筒形でもよい。
【0015】
特に、液体の性質およびその目的によって、壁を円形の円筒形、またはその断面を細長い形状、豆形、多角形にすることができる。
【0016】
例えばプラスチック材料を射出成形することにより、保持要素をキャビティ画定壁と一体に形成することが可能である。
【0017】
さらに、保持要素を個別の部品として設け、壁に取り付けることもできる。
【0018】
保持要素は一体に形成することも可能であり、その他の組み立て要素は、キャビティ画定壁内の摩擦によって、保持することが可能である。
【0019】
少なくとも一つのキャビティ画定壁と保持要素を、フロック加工のコーティングで覆うことができる。この場合、コーティングがアプリケータに保持される液体の量を増やすべく、および/またはその流量を制御するべく、あるいは液体の供給をより一定にし、処置面とのあらゆる接触をより柔軟にするべく作用する。
【0020】
キャビティ画定壁は、ハンドルと接続したロッドに固定されていることが好ましい。
【0021】
ロッドを上述の壁、および/またはハンドルと一体に形成することが可能である。
【0022】
ロッドは、供給する液体を内容した容器を密封方法で閉鎖するのに適したキャップに固定されているので有利である。
【0023】
保持要素を、上述のロッドと一体に形成することができる。
【0024】
ある特定の実施例では、ロッドの硬度は、アプリケータの液体供給の目的で使用される部分の硬度よりも低いか、または同等である。
【0025】
それによって、アプリケータの液体供給の目的で使用される部分が、処置対象面と接触する際に、アプリケータを確実に柔軟にすることができる。
【0026】
ある特定の実施例では、ロッドの直径は、アプリケータの液体供給の目的で使用される部分の直径よりも小さいか、または同等である。
【0027】
それによって、アプリケータに柔軟性を与えることが可能になる。
【0028】
保持要素は、ロッドに対してゼロでない角度でのびることが可能であり、それによって、アプリケータを人間工学的に使用することができる。
【0029】
保持要素をキャビティ画定壁に調整可能な形で固定できるため、必要に応じて、液体を排出する経路を変形することができる。
【0030】
また、保持要素とキャビティ画定壁を異なる材料で製造することも可能である。
【0031】
保持要素とキャビティ画定壁は、液体の供給目的で使用される開口部に向かって収束した角度を形成することができるので、より尖った部分を画定でき、これによりさらに正確な液体の供給が可能になる。
【0032】
例えば、液体供給の目的で使用される開口部において形成される液滴の特性を変更する目的で、キャビティ画定壁が、この開口部の付近において広がってもよい。
【0033】
さらに本発明は、上述で定義された通りのアプリケータを備えた容器を提供する。
【0034】
この容器は、アプリケータが容器から引き出される際に、容器を形成する壁の外側を払拭するためのワイパ部材を備えていてよく、また例証の方法により、マニキュア、爪用のケア製品、肌用のケア製品、または液体の口紅を収容することが可能である。
【0035】
本発明は、限定されるものではないが、以下に述べる実施例の詳細な説明を読解し、添付図面を参照することでより明確に理解されるであろう。
【0036】
【実施例】
図1は、軸Xを持つ容器2と、塗付要素4を具備するアプリケータ3とを備えた装置1とを示しており、アプリケータ3は、容器2を閉鎖するキャップとしても機能するハンドル6に、ロッド5の手段によって接続している。
【0037】
容器2はネジ切りネック7を備え、閉鎖キャップ6はネック7にネジ回すように配置された組立スカート8を備えている。
【0038】
ロッド5の頂部は組立部分9を介してキャップ6に固定されている。組立部分9は、組立スカート8内で摩擦嵌合して係合する形状になっており、ネック7に対して密封方法で押圧される密封リップ10を備えている。
【0039】
容器2は液体P、例えばマニキュア液が充填されている。
【0040】
図2に、塗付要素4を拡大した図を示す。
【0041】
塗付要素4は、液体Pの収容が可能な液溜め形成キャビティ13を画定する管状壁12を軸X周囲に備えており、さらに、管状壁12の頂部付近には放射状に孔14が開いている。
【0042】
塗付要素4はさらに、この例では軸Xに沿ってのびる保持要素16を備えている。
【0043】
この場合、保持要素16の断面は図3に示すように円形である。
【0044】
管状壁12は、横壁17によってロッド5と接続している。
【0045】
保持要素16の頂端部は前記横壁17と接続している。
【0046】
管状壁12の底縁18は平面Kに対して接線方向にあり、平面Kは容器2の軸Xに対して斜めにのび、開口部19を画定している。
【0047】
ここで示す例では、保持要素16は、図2に示すように平面Kと同一平面を成す斜角底端部20を備えている。
【0048】
保持要素16は、周りに形成された管状壁12内部にある適切な細い環状隙間内の毛細管によって液体Pを保持するべく機能する。ここで、液体Pの液滴Gが開口部19から落下することで、液体Pを処理対象面に供給することができる。
【0049】
当然のことながら塗付要素の形状は、本発明の範囲内で、これ以外の形状であってよい。
【0050】
図4は、管状壁22を備えた塗付要素を例証の方法によって示し、ここで、管状壁22は断面が横長で、中央に保持要素26を具備しており、保持要素26と管状壁22によって、供給する液体の性質を相関要素として、選択された実質的に一定幅の環状隙間23が形成されているため、液体が管状壁22と保持要素26の間の表面張力によって保持される。
【0051】
図5は、断面が多角形、特に、図示した例では三角形の管状壁22を備えた塗付要素を示している。
【0052】
保持要素36は、管状壁2の輪郭と実質的且つ幾何学的に類似した輪郭を呈する。
【0053】
液体は、管状壁32と保持要素36間の毛細管によって、十分に幅の狭い隙間33内に保持される。
【0054】
図6は、断面が多角形の管状壁42を備え、また、毛細管によって液体を管状壁内に保持するために、管状壁42により形成されたキャビティ43内に保持要素46を備えた塗付要素を示す。
【0055】
図12の実施例では、管状壁82の断面は豆形であり、保持要素86の断面は湾曲しており、管状壁82と保持要素86が共働して実質的に一定幅の隙間83を形成する。
【0056】
図7に示す実施例では、管状壁52の断面は上述した管状壁12と同様の円形であり、保持要素56は個別の部品であって管状壁12に取り付けられている。
【0057】
図8にこの個別部品56のみを示す。保持要素56の頂部には、保持要素56を管状壁52の内側に対して支え、保持するための端部フィン57が設けられている。
【0058】
フィン57は保持要素56と一体に形成されている。
【0059】
全ての場合において、塗付要素はその底端部に、液体の一滴を形成するのに適した開口部を備えている。
【0060】
保持要素56は、管状壁52内部に調整可能な方法で固定することができる。つまり、保持要素を管状壁内に、より大きなまたは小さな範囲で押入れられ得る。これにより、液体を滴下するために、使用する開口部からより大きなまたは小さな範囲で後方に配置される、自由端を有し、この範囲は、例えば滴下する液体の性質の役割に関して決定される。
【0061】
図9では、塗付要素は、断面が円形の管状壁62と、材料のブリッジ67によって管状壁62と接続した保持要素66とを備えており、該ブリッジは放射状にのび、射出成形によって管状壁62および保持要素66と一体に形成されている。
【0062】
材料のブリッジ67は、塗付要素の底端部にまでのびており、この場合、液体を滴下するための開口部69の形状は、材料のブリッジ67によって遮断された環状である。
【0063】
図1の装置1の使用方法を以下に示す。
【0064】
液体の供給を行うには、使用者はキャップ6を回し開け、容器2から塗付要素4を取り出す。
【0065】
孔14があるために、保持要素16と管状壁12の間に形成されたキャビティ13は液体で充填される。
【0066】
保持要素16のために、内部に具備された毛細管によって壁12内に液体が保持され、塗付要素4の底端部に液体Pの滴Gが形成される。
【0067】
使用者が塗付要素4を、例えば図10に示すように爪Oのような処置対象面付近に持っていくと、塗付要素4を爪Oと接触させることなく、液滴Gが爪と接触することができるため、筋模様を付けずに液体を滴下することが可能であり、これは、例えばブラシで構成された、爪と接触する従来のアプリケータと比較して利点となる。
【0068】
本発明のアプリケーション要素は、保持要素上、または液溜め部分を形成する壁上、あるいはこの両方に粉末状の毛を設けることができる。
【0069】
図11は、管状壁72と、隙間73を維持するため管状壁と共働する保持要素76とを備えた塗付要素の底部を一例として示しており、毛細管によって液体を保持することができる。
【0070】
管状壁72の底端部は、フロック加工のコーティング80で覆われている。
【0071】
図11に示すように、保持要素76の底端部79を、液体を供給するための開口部の平面Kから若干後方に配置させることが可能であることがわかる。
【0072】
また、図13に示すように、保持要素と液溜め部分形成壁を、ロッドの端部に形成されたハウジング内に収容することができる。
【0073】
この図において、保持要素96は頂部96aを備え、この部分がロッド98の底端部に形成されたハウジング97内に挿入されており、ロッド98は、上述したキャップ6のような閉鎖キャップと接続している。
【0074】
図に示すように、保持要素96を包囲する壁99の底部付近を、フロック加工のコーティングで覆うことが可能である。
【0075】
図14に示すように、リング100内に液溜め部分形成壁を挿入し、リングの底端部100aが下方に突出を形成するようにしてもよい。
【0076】
リング100は、保持要素および液溜め部分形成壁とは異なる材料、例えばより柔軟な材料から構成されてもよい。
【0077】
液溜め部分形成壁とロッドは、図15〜図19に示すように様々な形で接続することができる。
【0078】
従って、図15に示すように、液体を内容するキャビティ画定壁を、ロッドに対し鈍角iを成してロッドと接続することができる。
【0079】
あるいは図16に示すように、液溜め部分形成壁を、鋭角jを成してロッドと接続してもよい。
【0080】
液溜め部分形成壁をロッドに接続することによって、液体を内容するキャビティの端部の形状を変化させることができる。この端部の形状は、液体をキャビティ内に保持する方法に影響を及ぼす。
【0081】
さらに、図17に示されているように、液溜め部分形成壁と保持要素も、ロッドの軸と同じ角度の方向にのびることができる。
【0082】
この角度は、処理対象となる範囲を相関要素として、また、どのようにアプリケータを使用するかを相関要素として、選択することができる。
【0083】
図18に示すように、液溜め部分形成キャビティに、液体を供給するための開口部に向かって広がる内部部分を設けることができる。
【0084】
または、キャビティの内部部分を開口部に向かって先細りさせして、必要に応じて液体の供給をより正確に行えるようにしてもよい。
【0085】
図19に示すように、液溜め部分形成壁と保持要素を、湾曲した軸に沿ってのばすこともできる。
【0086】
この図では、保持要素とキャビティ画定壁は、ロッドのすぐ近くの位置にあり、つまり、実質的にロッドの軸と平行している。
【0087】
さらに図20に示すように、液体を供給するための開口部を包囲する外向きの縁を、液溜め部分形成壁に備えることができる。
【0088】
また図21に示すように、この縁を内側と外側の両方に向かって延長したり、図22に示すように内側のみに延長してもよい。
【0089】
一般に、液体を内容するキャビティ画定壁の形状と、保持要素の形状は、流動学的に液体を相関要素として、また、使用する材料の相関要素として、さらに、上述の壁と保持要素の間に形成する隙間を相関要素として、選択されるべきである。
【0090】
アプリケータを液体に沈めた際に、キャビティ内に液体を浸入させる孔の形状と数は、液体の性質を相関要素として、選択されるべきである。
【0091】
例えば、処理対象面との柔軟な接触を提供する目的で、液溜め部分形成壁の柔軟性を、塗付要素の柔軟性と違ったものにすることが可能である。
【0092】
液溜め部分形成壁と保持要素は、例えばPE、PP、PA、PET、PC、PVC、EVAのようなプラスチック材料から製造してもよく、また、エラストマ材料、任意で熱プラスチックエラストマ材料から製造してもよい。
【0093】
液溜め部分形成壁と保持要素を成形によって一体形成しない場合には、熱密封、クリンピング、固定、スナップ固定、接着剤の方法で、保持要素を液溜め部分形成壁内に組み込むことができる。
【0094】
当然のことながら、本発明は上記の実施例に限定されるものではない。
【0095】
特に、本発明の範囲内で、塗付要素の形状をさらに変更することが可能である。
【0096】
【発明の効果】
保持要素のために比較的多量の液体を、アプリケータ内に保持することができるので、使用時にアプリケータを頻繁に容器内に戻す手間が省ける。また、保持要素と液体を滴下する表面とが、直接接触することが防止されるため、筋模様を付けることなく、液体を供給対象面に供給することができるので、マニキュアを塗布する場合に美しく仕上げることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を構成する装置の概略的な軸断面図。
【図2】図1の実施詳細図。
【図3】図2の矢印IIIから見た図。
【図4】図3と類似で、塗付要素の別形状を示した図。
【図5】図3と類似で、塗付要素の別形状を示した図。
【図6】図3と類似で、塗付要素の別形状を示した図。
【図7】図3と類似で、塗付要素の別形状を示した図。
【図8】保持要素自体を示した図。
【図9】図3と類似で、塗付要素の別形状を示した図。
【図10】マニキュアを付けるために使用されるアプリケータ。
【図11】毛細管を備えた塗付要素を示す断片的な軸線方向断面図。
【図12】図3と類似で、別形状の塗付要素。
【図13】本発明のアプリケータの変形例を示す、概略的且つ断片的な軸断面図。
【図14】本発明の別の実施例を示す、描写的且つ断片的な軸線方向の断面図である。
【図15】液体を供給するべく機能する部分の一形態。
【図16】液体を供給するべく機能する部分の一形態。
【図17】液体を供給するべく機能する部分の一形態。
【図18】液体を供給するべく機能する部分の一形態。
【図19】液体を供給するべく機能する部分の一形態。
【図20】液体を供給するべく機能する部分の一形態。
【図21】液体を供給するべく機能する部分の一形態。
【図22】液体を供給するべく機能する部分の一形態。
【符号の説明】
1 装置
2 容器
3 アプリケータ
4 塗付要素
5 ロッド
6 閉鎖キャップ
7 ネック
8 組立スカート
10 密封リップ
12、22、32、42、52、62、72、82、99、100 管状壁
13、23、33、43、69、73、83 キャビティ
14 孔
16、26、36、46、56、66、76、86、96 保持手段
17 横壁
18 底縁
20 斜角底端部
23 管状隙間
33、73、83 隙間
57 フィン
67 材料のブリッジ
79 保持要素の底端部
80 フロック加工のコーティング
96a頂部
97 ハウジング
98 ロッド
100a底端部
G 液滴
i 鈍角
j 鋭角
K 平面
O 爪
P 液体
X 軸
Claims (29)
- 液体(P)を収容することができるキャビティ(13、23、33、43、69、73、83)を画定する壁(12、22、32、42、52、62、72、82、99、100)を備え、前記キャビティの一端が、液体供給の目的で1つの開口部を介して外部に開口したアプリケータであって、
少なくとも前記開口部の付近において、キャビティ内部に保持要素(16、26、36、46、56、66、76、86、96)を備え、前記壁と前記保持要素の間の毛細管によって前記液体(P)を保持することが可能なことを特徴とするアプリケータ。 - 前記壁の頂部付近で、孔(14)が少なくとも一つ貫通することを特徴とする請求項1に記載のアプリケータ。
- 前記保持要素(76)が、供給目的で使用される前記開口部よりも後方に配置することを特徴とする請求項1または2に記載のアプリケータ。
- 前記保持要素が、供給目的で使用される前記開口部から、0.5〜3mmの範囲内で、また好ましくは1〜2mmの範囲内で後方に配置するということを特徴とする請求項3に記載のアプリケータ。
- 前記液体を供給するために使用される前記開口部が、前記キャビティ画定壁の軸に対して斜めにのびる平面(K)上にのびることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のアプリケータ。
- 前記壁(12)が、少なくともその高さの一部分にかけて円筒形であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のアプリケータ。
- 前記壁(12)が、円状円筒形であることを特徴とする請求項6に記載のアプリケータ。
- 前記壁(22)の断面が、傾斜しているということを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のアプリケータ。
- 前記壁(32、42)の断面が、多角形であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のアプリケータ。
- 前記保持要素(16)が、前記壁(12)と一体に形成されることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のアプリケータ。
- 前記保持要素(56)が、それに取り付けられる個別の部品で構成されることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のアプリケータ。
- 前記保持要素(56)が、スペーサ形成フィン(57)と一体に形成されることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載のアプリケータ。
- 前記保持要素(56)が、前記壁(52)内部の摩擦によって前記保持要素を保持するべく作用する、前記スペーサ形成フィン(57)と一体に形成されることを特徴とする請求項12に記載のアプリケータ。
- 前記壁と前記内部要素との少なくとも一つが、フロック加工のコーティング(80)によって、覆われていることを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載のアプリケータ。
- 前記壁が、ハンドル(6)と接続したロッド(5)に固定されることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載のアプリケータ。
- 前記ロッドが、前記ハンドルと一体に形成されていることを特徴とする請求項15に記載のアプリケータ。
- 前記ロッド(5)が、前記壁(12)と一体に形成されることを特徴とする請求項15または16に記載のアプリケータ。
- 前記保持要素が、前記ロッドと一体に形成されることを特徴とする、請求項11を除いた請求項15〜17のいずれか一項に記載のアプリケータ。
- 前記ロッド(5)が、供給する前記液体を内容した容器(2)を密封方法により閉鎖するのに適したキャップ(6)に、固定されることを特徴とする請求項15〜18のいずれか一項に記載のアプリケータ。
- 前記ロッド(5)の硬度が、前記アプリケータの液体供給目的で使用される部分(4)の硬度よりも低いか、または同等であることを特徴とする請求項15〜19のいずれか一項に記載のアプリケータ。
- 前記ロッド(5)の直径が、前記アプリケータの液体供給目的で使用される部分(4)の直径よりも小さいか、または同等であることを特徴とする請求項15〜20のいずれかに一項に記載のアプリケータ。
- 前記保持要素が、前記ロッドに対してゼロ以外の角度を形成することを特徴とする請求項15〜21のいずれか一項に記載のアプリケータ。
- 前記保持要素が前記壁に固定されて、調整できるようになっていることを特徴とする請求項1〜22のいずれか一項に記載のアプリケータ。
- 前記保持要素と前記壁が、異なる材料から成ることを特徴とする請求項1〜23のいずれか一項に記載のアプリケータ。
- 前記保持要素と前記壁が、液体の供給目的で使用される前記開口部に向かって収束した角度を形成することを特徴とする請求項1〜24のいずれか一項に記載のアプリケータ。
- 前記壁が、液体の供給目的で使用される前記開口部に向かって広がっていることを特徴とする請求項1〜25のいずれか一項に記載のアプリケータ。
- 請求項1〜26のいずれか一項に定義されたアプリケータを有することを特徴とする容器。
- 前記アプリケータが、前記容器から引き出される際に、前記壁の外側を払拭するため、ワイパ部材を有することを特徴とする請求項27に記載の容器。
- マニキュア、爪用のケア製品、肌用のケア製品、または液体の口紅を収容することを特徴とする請求項28に記載の容器。
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