JP3767074B2 - コンバインにおける運転装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、農業機械であるコンバインに関する。
【0002】
【従来の技術】
機体の前進方向に向かって右側から乗降する構成の運転部において、該運転部を構成する座席の前方部及び横側方部に前側操作壁と左側操作壁を設け、該前側操作壁に操作レバ−を設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
然し乍ら、機体の左右旋回、刈取部の昇降操作を容易にすると、作業者の労力が軽減し作業能率の向上を図れる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、このような課題を解決するコンバインにおける運転装置を提供するものであって、つぎのような技術的手段を講じた。
すなわち、走行装置1を具備する車台の前部に刈取部2を設け、該刈取部2の後方に脱穀部3と穀粒を貯溜するタンク4とを横方向に並設し、該タンク4の前方に設けた座席5の左横側部に変速レバ−6及び左側操作パネル35を有する左側操作壁7を設けると共に、座席5の前側部には、前側操作パネル51を有する前側操作壁9を設け、前記左側操作壁7と前側操作壁9により形成されるコーナー部における前記左側操作パネル35の前端部に、内側を低く外側を高くして座席5と対向するように計器パネル36を設け、該計器パネル36は、前記変速レバー6を最も前側位置に位置させたときにおいても、座席5に着座した運転者が目視可能な位置に設ける構成とし、前記前側操作壁9と前側操作パネル51は、機体の前進方向における平面視において、左側操作壁7から乗降側に向かって後方に向けて階段状に形成し、前側操作壁9の幅の最も広い右側端部に操作レバ−8を設け 、前側操作壁9の幅の最も狭い位置に位置する左側のフロア69上に駐車ブレーキペダル70を設け、前記操作レバ−8の握り部59上面の同一面には刈取部2の昇降作業を選択する指操作可能なスイッチS3,S4を上下間隔を置いて配置する構成にすると共に、機体の左右旋回を選択する指操作可能なスイッチS1,S2を左右間隔を置いて配置して構成し、前記操作レバー8を手で握った状態で該操作レバー8を操作しながら、指で前記スイッチS3,S4及びスイッチS1,S2を操作可能に構成し、さらに、前記スイッチS3及びS4を同時操作することにより、前記刈取部2を所定高さになるように自動的に調節するように構成したことを特徴とするコンバインとする。
【0005】
【作用】
運転者は運転部の座席5部で機体の回転各部を駆動し、変速レバ−6、操作レバ−8等を操作して機体を前進させ作業を開始する。すると、刈取部2で刈り取られて後方に搬送された稲は、脱穀部3で脱穀処理され、そして、脱粒した籾は脱穀部3からタンク4に送られ、その後機外に排出される。運転者が、例えば条合わせを行う場合には、立ち上がって前側操作壁9に近接した姿勢になる。そして、スイッチS3,S4を指で操作すると、刈取部2が昇降する。また、スイッチS1,S2を指で操作すると、機体が左右旋回する。さらに、手で操作レバー8を手で握った状態でこの操作レバー8を操作しながら、指でスイッチS3,S4及びスイッチS1,S2を操作する。
また、計器パネル36は、変速レバー6を最も前側位置に位置させても、座席5に着座した運転者が目視可能である。
また、前側操作壁9の幅の最も狭い位置に位置する左側から、運転者は未刈り穀稈側に近づいて目視することができる。そして、このような状態で、コンバインを停車させるときには、前側操作壁9の幅の最も狭い位置に位置する左側のフロア69上に設けている駐車ブレーキペダル70を操作する。
また、スイッチS3及びS4を同時操作することにより、刈取部2を所定高さになるように自動的に調節する。
【0006】
【効果】
指の操作でスイッチS3,S4を指で操作すると、刈取部2が昇降し、指の操作でスイッチS1,S2を指で操作すると、機体が左右旋回するので、作業者の労力が軽減し作業能率が向上するようになる。さらに、手で操作レバー8を手で握った状態でこの操作レバー8を操作しながら、指でスイッチS3,S4及びスイッチS1,S2が操作できるので、作業を中断することなく連続した作業が可能となる。
また、計器パネル36は、変速レバー6を最も前側位置に位置させても、座席5に着座した運転者が目視可能にしているので、運転者は機体各部の状況を容易に把握可能となる。
また、前側操作壁9の幅の最も狭い位置に位置する左側から、運転者は未刈り穀稈側に近づいて目視することができるので、未刈り穀稈の条合わせが容易となり、さらに、このような状態で、コンバインを停車させるときには、前側操作壁9の幅の最も狭い位置に位置する左側のフロア69上に設けている駐車ブレーキペダル70を操作するので、駐車ブレーキペダル70の踏み込みが容易となる。
また、スイッチS3及びS4を同時操作することにより、刈取部2を所定高さになるように自動的に調節するので、別のスイッチを設ける必要がなくなる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて具体的に説明する。
まず、その構成について説明すると、コンバイン11は、機体の前進方向に向かって、左右方向に所定の間隔を置いて配置した走行装置1を具備する車台12の前部に油圧式の昇降手段によって昇降自在に刈取部(実施例では3条刈り)2を設け、該刈取部2の後方で車台12の左側部に脱穀部3を設け、該脱穀部3の右側部にタンク4を設け、該タンク4と刈取部2との間の空間部にエアコン13を有するキャビン14によって囲まれた運転部10を設けている。
【0008】
該走行装置1はクロ−ラ型であるが、車輪又は車輪とクロ−ラとの組合わせによる構成としてもよい。
刈取部2は左右横方向に複数個配置した分草体15と、後方斜め上方に移動する引き起こしラグ16を有し横方向に複数個配置した引き起こし装置17と、バリカン型の刈取装置18と、刈取った穀稈を後方上方に搬送する刈取穀稈搬送装置19とを一体に構成している。なお、刈取部2への駆動部に、例えばHSTのような変速手段(有段、無段いずれでもよい)を設けている。また、引き起こし装置17への駆動部に、例えばHSTのような変速手段(有段、無段いずれでもよい)を設けることもできる。
【0009】
脱穀部3は機体の進行方向に回転する穀稈自動送り込み装置20を一側部に有し、前記刈取穀稈搬送装置19が搬送してきた穀稈の株元部を挟持後搬送して穂先部を扱室内に送り込み脱穀する自脱型の構成である。
タンク4は中空に形成したタンクで底部に下部螺旋(図示せず)を有し、前記脱穀部3の揚穀装置(図示せず)によって上方に搬送された穀粒を一時収容すると共に、横側方に回動自在に設けている。そして、該下部螺旋の搬送終端部はタンク4の後方に軸芯を縦方向に位置した縦揚穀装置21の下端部に連通し、また、該縦揚穀装置21の上端部は、排出口が上下及び左右方向に回動する排出オ−ガ22に連通している。
【0010】
キャビン14は枠組みしたフレ−ム23の前部と横側部に夫れ夫れ透明の板を有する窓24を設け、機体フレ−ム25に着脱自在に取付けている。そして、該キャビン14の右側部に、後部を回動具(例えば蝶板)26を介して開閉自在に取り付けたドア27を設けている。28は外面に防塵吸気網29を設けたエンジンル−ムカバ−であって、機体フレ−ム25に回動具(例えば蝶板)30を介して横方向に回動自在に取り付けている。31は前記脱穀部3の扱胴カバ−32の上面に着脱自在に設けたエアコン13のコンデンサである。
【0011】
運転部10は座席5と、機体の前進方向に向かって背もたれ34を有する座席5の左横側部で且つ座席5よりも上部に一体に設けた左側操作パネル35を上方に位置する左側操作壁7を立設し、その前側部に前側操作壁9を立設し、平面視において、左側操作壁7と前側操作壁9はL字型に配置している。そして、該左側操作壁7と前側操作壁9により形成したコ−ナ−部における左側操作パネル35の前端部に、内側を低く外側(コ−ナ−側)を高くして座席5対向するように斜めに設けていると共に回転表示具37、タンク4に収容している籾量を表示する籾量表示具38、燃料表示具39等を有する計器パネル36を設けている。従って、該計器パネル36に設けている回転表示具37、籾量表示具38、燃料表示具39等も座席5に座った運転者が見え易いように斜めに位置する。
【0012】
40と41は横方向に並設した変速ガイド溝及び副変速ガイド溝であり、42と43と44はガイド溝40,41の後方で且つ横方向に並設した脱穀レバ−ガイド溝,刈取ガイド溝,スピン・マイルド切り替えガイド溝であり、左操作パネル35に設けている。そして、該変速ガイド溝40に車速を変速する変速レバ−(HSTレバ−)6を、副変速ガイド溝41に車速を副変速する副変速レバ−45を、脱穀レバ−ガイド溝42に脱穀部3への動力を入り切りする脱穀レバ−46を、刈取ガイド溝43に刈取部2への動力を入り切りする刈取レバ−47、スピン・マイルド切り替えガイド溝にスピンまたはマイルドタ−ン走行に切り替えるスピン・マイルド切り替えレバ−48を夫れ夫れ前後方向に回動自在に設けている。
【0013】
また、左側操作壁7の右側(内側)に形成した斜面部の前部に、スロットルレバ−ガイド溝49を前後方向に形成し、このスロットルレバ−ガイド溝49に沿ってエンジンの回転数を調節するスロットルレバ−50を回動自在に設けている。なお、前記計器パネル36は変速レバ−6を最前(最高速)側に回動したときにおいても、座席5に座った運転者が計器パネル36の各表示具37,38,39を目視し得る位置に設けている。従って、運転者は機体各部の異常有無などの運転状況を容易に把握できる。
【0014】
前側操作壁9は上部に前側操作パネル51を着脱自在に設けており、運転者はこの前側操作壁9と座席5との間を通って右側から乗降する構成としている。そして、該前側操作壁9と前側操作パネル51は、機体の前進方向における平面視において、左側操作壁側から乗降側に向かって後方に向けて階段状に形成しており、コ−ナ−部寄りが前後方向の幅が最も小さい。そして、該前側操作パネル51の前後幅が小さいところにブザ−停止スイッチ52、表示切り替えスイッチ53、作業灯スイッチ54等を設け、中間部にウインカ及びホ−ンスイッチ55、キ−スイッチ56等を設け、幅の最も広い右側端部に操作レバ−8を設けている。
【0015】
操作レバ−8は前後に傾倒すると刈取部2を昇降し、左右に傾倒すると機体の進行方向を変更する構成であり、昇降や進行方向の変更の切り替えを検出するスイッチ(図示せず)を入り切りし且つ上端が座席側(運転者側)に位置するように斜めに突出するレバ−58、レバ−58の上端部に設けた握り具59、レバ−58の中間部から下部を覆う可撓性(合成樹脂製のゴム、ウレタン等)のカバ−59等を設けている。
【0016】
そして、該操作レバ-8の傾倒により入り切りするスイッチは、リミットスイチのような接触式、光電スイッチのような非接触式、ポテンショメ−タや差動トランスでもよく、例えば、入りになると、マイクロコンピュ−タのCPUからの指令信号によりアクチュエ−タを作動して、油圧シリンダ等の伸縮により刈取部2の昇降、操向クラッチやブレ−キの入切により機体の進行方向を変更する構成である。
【0017】
前記握り部59の上面には、横方向及び縦方向に間隔を置いて、指操作できるボタンスイッチS1,S2,S3,S4を設けている。該横方向に配置したボタンスイッチの中で、S1を指で押すことにより前記操向クラッチを切りにして機体の進行方向を緩やかに左旋回(左緩旋回)し、S2を指で押すことにより前記操向クラッチを切りにして機体の進行方向を緩やかに右旋回(右緩旋回)する。
【0018】
縦方向に配置したボタンスイッチの中で、S3を指で押すことによりアクチュエ−タにより刈取部2を上昇し、S4を指で押すことによりアクチュエ−タにより刈取部2を下降する。なお、該スイッチS3,4を入りにすることにより、CPUから所定時間作動信号を出力し、刈取部2を所定高さに自動的に調節する。
該カバ−59は上部よりも下部を大きくしたラッパ状に形成すると共に、この下端部に矩形(実施例では、略正方形)の上カバ−体60と各角部に孔68を有する下カバ−体61とを上下に間隔を置いてこの各カバ−体60,61よりも幅が小さい接続体62により一体に設けている。
【0019】
63は前側操作パネル51に切り欠いた孔、64は平面視において前記カバ−体60,61の外端縁よりも内側に位置し、各角部の裏面にナット65を取り付けた固定板、66はナット65に対向する位置で前側操作パネル51に設けた孔、67はネジである。
カバ−59を前側操作パネル51に取り付けるには、下カバ−体61を孔63を通して前側操作パネル51の下側に入れ、下カバ−61の下側に固定板64を置く。そして、ネジ67を孔66,68を通してナット65に締め付けると、下カバ−体61は前側操作パネル51の裏面と固定板64によって挟まれ固定される。このとき、角部に位置するネジ67は上カバ−体60によって覆われるので、このネジ67をカバ−するための別の部材を必要とせず安価にできる。
【0020】
駐車ブレ−キペダル70は前側操作パネル51のコ−ナ−部側における前記運転部10の底部に設けたフロア69を通って上方後方に突出させて設けている。
つぎに、その作用について説明する。
まず、運転者はキャビン14のドア27を開閉して座席5に座り、駐車ブレ−キペダル70を踏み込んでキ−をキ−スイッチ56に入れエンジンを起動すると、エンジンから出力された動力は伝動機構を介して機体の回転各部に伝動される。
【0021】
そして、スロットルレバ−50を回動してエンジンを所定回転数に選択すると共に、副変速レバ−45を前側に回動して、例えば標準を選択し、さらに脱穀レバ−46及び刈取レバ−47を操作して脱穀部3、刈取部2を駆動すると、機械条件等が計器パネル36の各表示具37,38,39に表示される。
その後、収穫作業の準備を終えると、駐車ブレ−キペダル70の踏み込みを解除し、つづいて変速レバ−6を前側に回動して機体を前進させると共に操作レバ−8を前後方向に傾倒して刈取部2の位置を決め、または左右に傾倒して機体の進行方向を変更しながら分草体15を所定の条間に合わせる。すると、引き起こしケ−ス17に沿って斜め後方上方に移動する引き起こしラグ16で引き起こされた穀稈の株元部は、刈取装置18によって切断されて刈取穀稈搬送装置19に受け継がれ後方上方に搬送される。
【0022】
そして、搬送終端部に到達した穀稈は穀稈自動送り込み装置20に挟持されて後方に搬送され、カッタ−等の排稈処理装置に送り込まれて処理されるが、穀稈の穂部は扱室内に送り込まれて脱穀処理される。これにより生じた穀粒などの処理物は風選されて穀粒とわら屑に分離され、穀粒は搬送装置によってタンク4に送り込まれ収容される。その後、タンク内の穀粒が満杯になると、運転者は収穫作業を中断して穀粒の排出操作をすれば、穀粒は縦揚穀装置21及び排出オ−ガ22を取ってこの排出口から機外に排出されるので、トラック等の運搬車に移し換えればよい。
【0023】
このような、収穫作業において、例えば穀稈の倒伏が大きい場合など、未刈り穀稈側の最も左に位置する分草体15を条間に合わせる必要があるが、そのとき運転部の左側前部における前側操作壁9は前後方向の幅が小さいので、運転者は前側に近づくことができ前記条合わせも容易になる。また、駐車ブレ−キペダル70の踏み込みも容易である。
【0024】
また、右手で操作している握り部59の上面のボタンスイッチS1,S2,S3,S4の指操作により、操向クラッチを入り切りして機体の進行方向を直進と左・右緩旋回及び刈取部2を諸定位置まで昇降する。従って、収穫作業において、穀稈の踏み倒しを防止し、操作性の向上を図れる。
(別実施例1)
握り部59の上面のボタンスイッチS5,S6,S7,S8の指操作により、押している間スイッチを入りにしており、その間、操向クラッチを入り切りして機体の進行方向を直進と左・右緩旋回及び刈取部2を昇降し停止位置の選択できる構成である。この手段により、作業者はスイッチの操作をしていることを認識しているので、作業の誤操作を防止できる。
【0025】
(別実施例2)
握り部59の上面には、横方向及び縦方向に間隔を置いて、指操作できるボタンスイッチSa,Sb,Sc,Sdを設けている。該横方向に配置したボタンスイッチの中で、Saを指で押すことにより前記操向クラッチを切りにして機体の進行方向を緩やかに左旋回(左緩旋回)し、Sbを指で押すことにより前記操向クラッチを切りにして機体の進行方向を緩やかに右旋回(右緩旋回)する。
【0026】
縦方向に配置したボタンスイッチの中で、Scを指で押すことによりアクチュエ−タにより変速手段を作動して刈取部2の速度を高速にし、Sdを指で押すことによりアクチュエ−タにより変速手段を作動して刈取部2の速度を低速にする。
従って、操作レバ−8を右手で操作しながら、右手の指で刈取部2の速度を変速でき穀稈の倒伏度に合った速度に調節でき操作性の向上を図れる。
【0027】
(別実施例3)
握り部59の上面には、横方向及び縦方向に間隔を置いて、指操作できるボタンスイッチSe,Sf,Sg,Shを設けている。該横方向に配置したボタンスイッチの中で、Seを指で押すことにより前記操向クラッチを切りにして機体の進行方向を緩やかに左旋回(左緩旋回)し、Sfを指で押すことにより前記操向クラッチを切りにして機体の進行方向を緩やかに右旋回(右緩旋回)する。
【0028】
縦方向に配置したボタンスイッチの中で、Sgを指で押すことによりアクチュエ−タにより変速手段を作動して引き起こし装置17の速度を高速にし、Shを指で押すことによりアクチュエ−タにより変速手段を作動して引き起こし装置17の速度を低速にする。従って、操作レバ−8を右手で操作しながら、右手の指で引き起こし装置17の速度を変速でき穀稈の倒伏状態や圃場条件に合った速度に調節でき作業及び操作性の向上を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コンバインの正面図。
【図2】 コンバインの側面図。
【図3】 運転部の平面図。
【図4】 操作レバ−の側面図。
【図5】 操作レバ−の斜視図。
【図6】 別実施例の操作レバ−の斜視図。
【図7】 別実施例の操作レバ−の斜視図。
【図8】 別実施例の操作レバ−の斜視図。
【符号の説明】
1 走行装置
2 刈取部
3 脱穀部
4 タンク
5 座席
6 変速レバ−
7 左側操作壁
8 操作レバ−
9 前側操作壁
35 左側操作パネル
36 計器パネル
51 前側操作パネル
59 握り部
69 フロア
70 駐車ブレーキペダル
S1 スイッチ
S2 スイッチ
S3 スイッチ
S4 スイッチ
Claims (1)
- 走行装置(1)を具備する車台の前部に刈取部(2)を設け、該刈取部(2)の後方に脱穀部(3)と穀粒を貯溜するタンク(4)とを横方向に並設し、該タンク(4)の前方に設けた座席(5)の左横側部に変速レバ−(6)及び左側操作パネル(35)を有する左側操作壁(7)を設けると共に、座席(5)の前側部には、前側操作パネル(51)を有する前側操作壁(9)を設け、前記左側操作壁(7)と前側操作壁(9)により形成されるコーナー部における前記左側操作パネル(35)の前端部に、内側を低く外側を高くして座席(5)と対向するように計器パネル(36)を設け、該計器パネル(36)は、前記変速レバー(6)を最も前側位置に位置させたときにおいても、座席(5)に着座した運転者が目視可能な位置に設ける構成とし、前記前側操作壁(9)と前側操作パネル(51)は、機体の前進方向における平面視において、左側操作壁(7)から乗降側に向かって後方に向けて階段状に形成し、前側操作壁(9)の幅の最も広い右側端部に操作レバ−(8)を設け、前側操作壁(9)の幅の最も狭い位置に位置する左側のフロア(69)上に駐車ブレーキペダル(70)を設け、前記操作レバ−(8)の握り部(59)上面の同一面には刈取部(2)の昇降作業を選択する指操作可能なスイッチ(S3),(S4)を上下間隔を置いて配置する構成にすると共に、機体の左右旋回を選択する指操作可能なスイッチ(S1),(S2)を左右間隔を置いて配置して構成し、前記操作レバー(8)を手で握った状態で該操作レバー(8)を操作しながら、指で前記スイッチ(S3),(S4)及びスイッチ(S1),(S2)を操作可能に構成し、さらに、前記スイッチ(S3)及び(S4)を同時操作することにより、前記刈取部(2)を所定高さになるように自動的に調節するように構成したことを特徴とするコンバイン。
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Cited By (1)
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1997
- 1997-03-18 JP JP06430197A patent/JP3767074B2/ja not_active Expired - Fee Related
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