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JP3741048B2 - 接触検出装置及び開閉装置 - Google Patents

接触検出装置及び開閉装置 Download PDF

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JP3741048B2 JP2002018040A JP2002018040A JP3741048B2 JP 3741048 B2 JP3741048 B2 JP 3741048B2 JP 2002018040 A JP2002018040 A JP 2002018040A JP 2002018040 A JP2002018040 A JP 2002018040A JP 3741048 B2 JP3741048 B2 JP 3741048B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の車両のハッチバックドアへの物体の接触を検出する接触検出装置および開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の接触検出装置は、パワーウィンドウや電動スライドドアでの物体の接触を検出するもので、ハッチバックドアでの物体の接触を検出するものは無かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
利便性の向上のため電動で開閉するハッチバックドアが求められているが、上述のようにハッチバックドアでの物体の接触を検出する接触検出装置が無いため、電動で閉動作する際にハッチバックドアとボディとの間に不用意に物体が挟み込まれたり、電動で開動作
する際にハッチバックドアに不用意に物体が当たって損傷してしまうといった課題があった。
【0004】
本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、ハッチバックドアの開閉双方の動作時にハッチバックドアへの物体の接触を検出する接触検出装置および開閉装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、車両のハッチバックドアの車外側及び車内側のそれぞれの周縁部に配設されると共に前記周縁部を超えて伸びた突起部を有した感圧センサと、前記感圧センサの出力信号に基づき前記ハッチバックドアへの物体の接触を検出する判定手段とを備えたもので、ハッチバックドアの開動作時は車外側に配設された感圧センサによりハッチバックドアへの物体の接触を検出し、ハッチバックドアの閉動作時は車内側に配設された感圧センサでハッチバックドアへの物体の接触を検出することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
上記の課題を解決するために請求項の発明は、感圧センサが車両のハッチバックドアの周縁部に配設されると共に車外側と車内側双方へ伸びた突起部を有したもので、物体が突起部に接触して感圧センサを押圧するので、より合理化した構成でハッチバックドアの開閉双方の動作時にハッチバックドアへの物体の接触を検出することができる。
【0007】
また請求項の発明は、感圧センサが車両のハッチバックドアの車外側または内側のいずれか一方の周縁部に配設されると共に配設された側から前記周縁部を超えて他方側に伸びた突起部を有したもので、例えば感圧センサが社内側の周縁部に配設され、前記周縁部を超えて車外側へ延びた突起部を有すると、ハッチバックドアの閉動作時には感圧センサにより物体の接触を検出し、ハッチバックドアの開動作時には物体が突起部に接触して感圧センサを押圧して物体の接触を検出するので、より合理化した構成でハッチバックドアの開閉双方の動作時にハッチバックドアへの物体の接触を検出することができる。
【0008】
また請求項の発明は、感圧センサは可撓性のある圧電センサを有したもので、圧電センサに可撓性があるので、ハッチバックドアの周縁部のどんな形状にもフィットして屈曲可能に配設できるので、配設の自由度が向上する。
【0009】
また請求項の発明は、請求項1乃至のいずれか1項記載の接触検出装置とハッチバックドアを駆動する駆動手段とを備え、判定手段の出力信号に基づき物体の接触判定時には前記ハッチバックドアの駆動を停止するかまたは物体の接触を解除するよう前記駆動手段を制御する制御手段を有したもので、接触判定時にはハッチバックドアの駆動を停止するかまたは物体の接触を解除するので物体の不要な挟み込みや損傷を防止することができる。
【0010】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図1から図8を参照して説明する。
【0011】
(実施例1)
実施例1の発明を図1から図6を参照して説明する。
【0012】
図1は実施例1の発明の挟み込み検出装置及び開閉装置の外観図で、車両として自動車のハッチバックドア1に感圧センサ2a、2bを配設した構成を示している。図2はハッチバックドア1への感圧センサ2a、2bの配設場所を示した外観図で、図2(a)は車外側からハッチバックドア1を見た状態を示し、図2(b)は車内側からハッチバックド
ア1を見た状態を示している。図2(a)、(b)のように、ハッチバックドア1の左右両サイドと下端の周縁部3に沿ってそれぞれ1本の感圧センサ2a、2bが配設されている。
【0013】
図3は図1のA−A位置における断面構成図である。図面上側が車内側、下側が車外側である。図3(a)はハッチバックドア1が閉止した状態を示しており、ハッチバックドア1の周縁部3において支持手段4を介して感圧センサ2a、2bが配設されている。5はボディ、6はハッチバックドア1が閉止した際にボディ開口部7及びボディ5とハッチバックドア1との間をシールするシール部である。
【0014】
感圧センサ2bはハッチバックドア1が完全に閉止した際にボディ5と接触しないようボディ5との間に所定の距離をおいて周縁部3に固定されている。子供の指等の挟み込みを考慮するとこの距離は3mm〜5mmとすることが好ましい。
【0015】
図3(b)はハッチバックドア1が閉動作時にハッチバックドア1とボディ開口部7との間に物体Qが挿入され感圧センサ2bと接触した状態での図1のA−A位置における断面構成図である。図3(c)はハッチバックドア1が開動作時にハッチバックドア1近くに物体Qが存在し、感圧センサ2aと物体Qが接触した状態での図1のA−A位置における断面構成図である。
【0016】
図4は感圧センサ2aの外観図である。図4より、感圧センサ2aは弾性体8に可撓性のある圧電センサ9を配設した構成から成っている。圧電センサ9は圧電材としての複合圧電体層10と、複合圧電体層10を挟む電極としての中心電極11及び外側電極12とを同心円状に積層して成形した同軸ケーブル状の構成を備えており、感圧センサ2は全体として可撓性に優れた構成を有している。
【0017】
複合圧電体層10は例えば、圧電セラミックス粉体と樹脂との混合物から構成されている。また、中心電極11は通常の金属単線導線を用いてもよいが、ここでは絶縁性高分子繊維13の周囲に金属コイル14を巻いた電極を用いている。
【0018】
外側電極12は高分子層の上に金属膜の接着された帯状電極を用い、これを複合圧電体層10の周囲に巻きつけた構成としている。尚、圧電センサ9を外部環境の電気的雑音からシールドするために、外側電極12は部分的に重なるようにして複合圧電体層10の周囲に巻きつけることが好ましい。
【0019】
弾性体8としては、物体の接触による押圧時に圧電センサ9が変形しやすいよう圧電センサ9よりも柔軟性及び可撓性の良いゴム等の弾性材料が用いられ、車載部品として耐熱性、耐寒性を考慮して選定し、具体的には−30℃〜85℃で可撓性の低下が少ないものを選定することが好ましい。このようなゴムとして、例えばエチレンプロピレンゴム(EPDM)、クロロプレンゴム(CR)、ブチルゴム(IIR)、シリコンゴム(Si)、熱可塑性エラストマー等を用いればよい。また、弾性体8は、中空に成形され、挟み込まれた物体による押圧により圧縮可能な緩衝部15を有している。さらに、弾性体8の底部には支持手段4に固定支持するための溝部が形成されている。
【0020】
感圧センサ2aをハッチバックドア1に取付ける場合は、先ず、ハッチバックドア1の周縁部に沿って取付けられるよう支持手段4を成形し、成形した支持手段4に感圧センサ2aを固定する。そして、感圧センサ2aと支持手段4からなるセンサ部材をハッチバックドア1の端部に固定する。固定方法は、例えば、支持手段4に固定用の穴を形成してハッチバックドア1の端部にビス止めすればよい。感圧センサ2bも同様にして取り付ける。
【0021】
感圧センサ2aとして、対向する複数の電極からなる接点型の感圧スイッチを用いてハッチバックドア1に配設した場合、屈曲部があるとそこで電極同士が接触して誤検出するが、圧電セン8サは接点が無く屈曲部に配設しても誤検出しない。従って、本実施例1では、上述した構成により、ハッチバックドア1に図2に示すような屈曲部Rがあっても感圧センサ2aを屈曲部Rに沿って配設することが可能となった。
【0022】
図5は実施例1の発明の接触検出装置及び開閉装置のブロック図である。図5より、16は判定手段、17は断線検出用の回路側抵抗体、18は圧電センサ8からの信号を導出するための信号導出用抵抗体、19は圧電センサ8からの出力信号から所定の周波数成分のみを通過させる濾波部、20は濾波部19からの出力信号に基づき物体の接触を判定する接触判定部、21は圧電センサ8の断線異常を判定する異常判定部、22はコネクタ、23はバッテリー、24はハッチバックドア1を駆動する駆動手段、25は判定手段16の出力信号に基づき駆動手段24を制御する制御手段、26は判定手段16の判定結果を車室内のフロントパネル等で表示する表示部である。駆動手段24は例えば電動モータを用いる。27は圧電センサ8の端部において中心電極10と外側電極11との間に断線検出用の抵抗体として設けられたセンサ側抵抗体である。
【0023】
濾波部19は圧電センサ8の出力信号から自動車の車体の振動等に起因する不要な信号を除去し、物体の接触に特有な周波数成分を有した信号を抽出するような濾波特性を有する。濾波特性の決定には自動車の車体の振動特性等を考慮して最適化すればよい。具体的には、自動車のエンジンや走行による振動を除去するため約10Hz以下の信号成分を抽出するローパスフィルタとすることが望ましい。
【0024】
圧電センサ8と判定手段16とは直接接続され、判定手段16はハッチバックドア1の上端に配設または内蔵されている。外来の電気的ノイズを除去するため判定手段16はシールド部材で全体を覆って電気的にシールドすることが好ましい。また、判定手段16の入出力部に貫通コンデンサやEMIフィルタ等を付加して強電界対策を行ってもよい。上記のような判定手段16が感圧センサ2a、2bそれぞれに接続される。
【0025】
次に作用について説明する。図3(b)に示すように、ハッチバックドア1が閉動作時にハッチバックドア1とボディ開口部7との間に物体Qが挿入され物体Qが感圧センサ2bと接触すると、物体Qの押圧により感圧センサ2b内の圧電センサ8が変形する。
【0026】
図6はこの際の濾波部19の出力信号V、接触判定部20の判定出力J、駆動手段24への印加電圧Vmを示す特性図である。図6において、縦軸は上から順にV、J、Vm、横軸は時刻tである。時刻t1で駆動手段24に+Vdの電圧を印加してハッチバックドア1を閉止方向に駆動させる。物体の接触が起こると圧電センサ8からは圧電効果により圧電センサ8の変形の加速度に応じた信号(図6のVで基準電位V0より大きな信号成分)が出力される。接触判定部20はVのV0からの振幅V−V0がD0以上ならば物体との接触が生じたと判定し、時刻t0で判定出力としてLo→Hi→Loのバルス信号を出力する。制御手段25ではこのパルス信号があると駆動手段24への+Vdの電圧印加を停止し、表示部26に物体との接触が生じたことを表示させ、−Vdの電圧を一定時間印加してハッチバックドア1を開方向へ駆動させ、接触を解除する。接触判定されると表示部26から警報を発生する構成としてもよい。尚、接触を解除する際、圧電センサ8からは変形が復元する加速度に応じた信号(図6の基準電位V0より小さな信号成分)が出力される。
【0027】
尚、接触の際、VがV0より大となるか小となるかは、圧電センサ8の屈曲方向や分極方向、電極の割付け(どちらを基準電位とするか)、圧電センサ8の支持方向により変わ
るため、接触判定部20でVのV0からの振幅|V−V0|に基づき接触を判定する構成としてもよく、VのV0に対する大小によらず接触判定することができる。
【0028】
尚、物体Qが接触した際、弾性体8が接触したた物体による押圧により圧縮可能な緩衝部15を有しているため、判定手段16が接触検出した後、ハッチバックドア1が反転するまでに緩衝部15が圧縮されるので、物体Qに印加される接触荷重の増加を緩衝部15が抑制し、挟まれた物体Qへのストレスや損傷を低減することができる。また、緩衝部15がつぶれることにより圧電センサ8の変形度合いがより大きくなり、圧電センサ8からの出力信号が増大するので、接触検出し易くなる。
【0029】
次に、異常判定部21での断線判定の手順を以下に示す。図5において、センサ側抵抗体27、回路側抵抗体17、信号導出用抵抗体18の抵抗値をそれぞれR1、R2、R3、P点の電圧をVp、電源23の電圧をVsとする。R1、R2、R3は通常数メガ〜数十メガオームの抵抗値が用いられる。圧電センサ8の電極が正常の場合、VpはVsに対して、R2とR3の並列抵抗とR1との分圧値となる。ここで、複合圧電体層10の抵抗値は通常数百メガオーム以上であるのでR2、R3の並列抵抗値にはほとんど寄与しないため上記分圧値の算出には無視するものとする。圧電センサ8の電極が断線すると等価的にはPa点またはPb点がオープンとなるので、VpはR2とR3の分圧値となる。電極がショートすると等価的にはPa点とPb点がショートすることになるので、VpはVsに等しくなる。このように異常判定部21でVpの値に基づいて圧電センサ8の電極の断線やショートといった異常を検出するので、信頼性を向上することができる。
【0030】
上記作用により、感圧センサが可撓性のある圧電センサを有しており、圧電センサに可撓性があるので、ハッチバックドアの周縁部のどんな形状にもフィットして屈曲可能に配設できる、配設の自由度が向上する。
【0031】
また、感圧センサが可撓性のある圧電センサを有したもので、感圧センサとして対向する複数の電極からなる接点型の感圧スイッチを用いてハッチバックドアに配設した場合、屈曲部があるとそこで電極同士が接触して誤検出するが、圧電センサは接点が無く屈曲部に配設しても誤検出無く物体の接触を検出でき、信頼性が向上するとともに、ハッチバックドアのデザイン面での自由度も向上する。
【0032】
また、感圧センサは接触した物体による押圧により圧縮可能な緩衝部を有したもので、接触検出してもハッチバックドアが反転するまでに緩衝部が圧縮されるので物体に印加される接触時の荷重の増加を抑制することができ、接触した物体Qへのストレスや損傷を低減することができる。
【0033】
さらに、感圧センサによる接触検出装置とハッチバックドアを駆動する駆動手段とを備え、判定手段の出力信号に基づき物体の接触判定時には前記ハッチバックドアの駆動を停止するかまたは物体の接触を解除するよう前記駆動手段を制御する制御手段を有したもので、接触判定時にはハッチバックドアの駆動を停止するかまたは物体の接触を解除するので物体の不要な挟み込みや損傷を防止することができる。
【0034】
(実施例2)
実施例2の発明を図7を参照して説明する。図7は実施例2の発明の図1のA−A位置に相当する位置における断面構成図である。図面上側が車内側、下側が車外側である。実施例2が実施例1と相違する点は、感圧センサ2cが車両のハッチバックドア1の周縁部3に配設されると共に車外側と車内側双方へ伸びた突起部28a、28bを有した点にある。尚、感圧センサ2cは実施例1と同様に可撓性のある圧電センサを有している。
【0035】
上記構成により、ハッチバックドア1の開閉動作時に物体が突起部28a、28bに接触すると、突起部28a、28bが感圧センサ2cを押圧することにより感圧センサ2cが変形するので、感圧センサ2cからは変形の加速度に応じた出力信号が発生する。そして、判定手段16により物体の接触が検出される。
【0036】
上記作用により、実施例1ではハッチバックドア1の車内外に合わせて2つの感圧センサを配設した構成であったが、実施例2では1つの感圧センサから車外側と車内側双方へと伸びた突起部に物体が接触して感圧センサを押圧することにより物体の接触を検出するので、より合理化した構成でハッチバックドアの開閉双方の動作時にハッチバックドアへの物体の接触を検出することができる。
【0037】
(実施例3)
実施例3の発明を図8を参照して説明する。図8は実施例3の発明の図1のA−A位置に相当する位置における断面構成図である。図面上側が車内側、下側が車外側である。実施例3が実施例1、2と相違する点は、感圧センサ2dが車両のハッチバックドア1の車内側の周縁部に配設されると共に周縁部を超えて伸びた突起部28cを有した点にある。尚、感圧センサ2dは実施例1と同様に可撓性のある圧電センサを有している。
【0038】
上記構成により、ハッチバックドア1の閉動作時には感圧センサ2dにより物体の接触を検出し、ハッチバックドア1の開動作時には物体が突起部28cに接触して感圧センサ2dを押圧することにより感圧センサ2dが変形するので、感圧センサ2dからは変形の加速度に応じた出力信号が発生する。そして、判定手段16により物体の接触が検出される。
【0039】
上記作用により、実施例1ではハッチバックドア1の車内外に合わせて2つの感圧センサを配設した構成であったが、実施例3では実施例2と同様に、より合理化した構成でハッチバックドアの開閉双方の動作時にハッチバックドアへの物体の接触を検出することができる。
【0040】
尚、上記構成では、感圧センサが車両のハッチバックドアの車内側の周縁部に配設されると共に周縁部を超えて伸びた突起部を有した構成であったが、感圧センサが車両のハッチバックドアの車外側の周縁部に配設されると共に周縁部を超えて伸びた突起部を有する構成としてもよく、同様な効果がある。
【0041】
【発明の効果】
上記実施例から明らかなように、本発明によれば、ハッチバックドアの開閉動作時に誤動作をすることがなくなるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の発明の接触検出装置及び開閉装置の外観図
【図2】 (a)車外側からハッチバックドアを見た場合の外観図
(b)車内側からハッチバックドアを見た場合の外観図
【図3】 (a)ハッチバックドアが閉止した状態での図1のA−A位置における構成図
(b)ハッチバックドアが閉動作時にハッチバックドアとボディ開口部との間に物体Qが挿入され感圧センサと接触した状態での図1のA−A位置における構成図
(c)ハッチバックドアが開動作時にハッチバックドア近くに物体Qが存在し、感圧センサと物体Qが接触した状態での図1のA−A位置における構成図
【図4】 同装置の感圧センサの外観図
【図5】 同装置のブロック図
【図6】 同装置の濾波部からの出力信号V、接触判定部の判定出力J、モータへの印加電圧Vmを示す特性図
【図7】 実施例2の発明の接触検出装置及び開閉装置の感圧センサの構成図(図1のA−A位置に相当する位置)
【図8】 実施例3の発明の接触検出装置及び開閉装置の感圧センサの構成図(図1のA−A位置に相当する位置)
【符号の説明】
1 ハッチバックドア
2a〜2d 感圧センサ
3 周縁部
8 圧電センサ
16 判定手段
24 駆動手段
25 制御手段
28a〜28c 突起部

Claims (4)

  1. 車両のハッチバックドアの周縁部に配設されると共に車外側と車内側双方へ伸びた突起部を有した感圧センサと、前記感圧センサの出力信号に基づき前記ハッチバックドアの開閉動作時に前記ハッチバックドアへの物体の接触を検出する判定手段とを備えた接触検出装置。
  2. 車両のハッチバックドアの車外側または内側のいずれか一方の周縁部に配設されると共に配設された側から前記周縁部を超えて他方側に伸びた突起部を有した感圧センサと、前記感圧センサの出力信号に基づき前記ハッチバックドアの開閉動作時に前記ハッチバックドアへの物体の接触を検出する判定手段とを備えた接触検出装置。
  3. 感圧センサは可撓性のある圧電センサを有した請求項1乃至のいずれか1項記載の接触検出装置。
  4. 請求項1乃至のいずれか1項記載の接触検出装置と、ハッチバックドアを駆動する駆動手段とを備え、判定手段の出力信号に基づき物体の接触判定時には前記ハッチバックドアの駆動を停止するかまたは物体の接触を解除するよう前記駆動手段を制御する制御手段を有した開閉装置。
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