JP3639407B2 - 磁気ヘッド - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気記録媒体に記録された磁気記録情報の再生を行う磁気ヘッドに関し、特に磁気インピーダンス効果を利用し、ディジタル磁気記録情報の再生を行う磁気ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近のディジタル磁気記録装置は高密度化が進み、たとえば、コンピュータの外部記憶装置であるハードディスク装置やディジタルコンパクトカセットテープレコーダに於いて、従来の誘導型磁気ヘッドではトラック幅の減少や速度低下に伴うS/Nの低下が生じるため、再生ヘッドには磁気抵抗素子(以下、MR素子と略す)が使われている。
【0003】
しかしMR素子は、磁気記録媒体の速度依存性が無く、低速での出力取り出しに向いているが、抵抗変化率が数%しかないため、将来の高密度化のためにはさらに感度の高い素子の開発が望まれている。
【0004】
そこで、最近注目されているのが特開平7−181239号に開示されているアモルファスワイヤー等による磁気インピーダンス効果を利用した磁気検出素子(以下、MI素子と略す)である。磁気インピーダンス効果とは、磁性体にMHz帯域の高周波電流を流すと外部磁界により磁性体のインピーダンスが変化し、それにより磁性体の両端の電圧の振幅が数ガウスの微小磁界で数10%変化する現象である。このMI素子を磁気ヘッドに応用すれば、従来に無い感度を持った性能が期待される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このMI素子を単純に磁気ヘッドに応用した場合は、以下の問題が生ずる。
【0006】
すなわち通常MI素子は、素子の長手方向に感度を持つ特性より、素子の一端を磁気記録媒体に近接または接触させ、磁束を素子内に引き込む必要がある。そのため、図11に示すように、磁気記録媒体100に対しMI素子102を垂直に配置すると、媒体100の磁化からの磁束はMI素子102の先端部に集中し、媒体100から遠ざかるとともに急激に減衰するため、インピーダンス変化の大きい部分はMI素子102の先端部に集中し、MI素子102全体としては感度が得られない。MI素子102の長さを短くすれば、インピーダンス変化の効率は上がるが、検出方向である長手方向の反磁界の増加や素子のインピーダンスの低下等により、感度向上は得られない。
【0007】
そこで、本発明の課題は、MI素子を用いて構成されディジタル磁気記録情報の再生を行う磁気ヘッドであって、磁気インピーダンス効果を充分に発揮して高感度で良好に再生を行え、記録の高密度化に対応できる磁気ヘッドを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため本発明によれば、磁気ヘッドに対する相対的移動方向に沿ってディジタル信号に対応して間欠的に一方向、または連続的に交互に逆方向に着磁され、該着磁の磁化の境界が前記相対的移動方向に交わる所定方向に沿った直線とされた磁気記録媒体から前記ディジタル信号を再生するための磁気ヘッドであって、
磁性体から全体として直線状に形成されたMI素子を有し、
該MI素子は前記磁気記録媒体の表面と平行に対向し、該磁気記録媒体の表面と平行な面内でMI素子の長手方向が磁気記録媒体の磁化の境界の方向に対し所定角度傾斜するように配置されており、
該MI素子により前記磁気記録媒体からの外部磁界を検出して再生信号を得るようにした構成を採用した。
【0009】
このような構成によれば、MI素子の長さを後述する磁気記録媒体の最短記録ビット長より長くでき、またMI素子のほぼ全体に磁気記録媒体からの磁束を流入させることができるためインピーダンス変化の効率に優れ、高感度で磁気ヘッドとして優れた性能を発揮できる。
【0010】
また、本発明によれば、前記MI素子が前記磁気記録媒体の相対的移動方向に所定距離隔てて2つ並設され、該2つのMI素子の出力を差動増幅して再生信号を得られるようにした構成を採用した。
【0011】
このような構成によれば、差動増幅によって再生信号を得るため、耐ノイズ性に優れ、忠実な再生信号を得ることができ、実用性が高い。
【0012】
さらに本発明によれば、前記MI素子を構成する磁性体は、磁気インピーダンス効果により磁界検出を行う長さSより全長Lが延長され、該磁性体の延長部に、磁気インピーダンス効果を抑制するための導電膜が積層して設けられた構成を採用した。
【0013】
このような構成によれば、前記の長さSが小さくても、磁性体自身の反磁界の影響を排除し、磁界検出特性を維持することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、各実施形態を説明する図において共通ないし対応する部分には、共通の符号を付してあり、第2の実施形態以下で第1の実施形態と共通な部分の説明は省略する。
【0015】
[第1の実施形態]
図1〜図5は本発明による磁気ヘッドの第1の実施形態を説明するものである。
【0016】
先ず図1は、第1の実施形態の基本構成を説明するものであり、図1(a)は磁気記録媒体の表面(記録面)に向かう方向、図1(b)は磁気記録媒体の縦断面に沿う方向でのMI素子と磁気記録媒体の位置関係と構成を示す。
【0017】
10は磁気記録媒体であり、例えば磁気テープ等として構成され、磁気ヘッドを構成するMI素子12に対して媒体10の長手方向である図中左右方向に相対的に移動する。すなわち、媒体10または磁気ヘッドが図中左右方向に移動する。媒体10は、その相対的移動方向に沿ってディジタル信号に対応して所定の最短記録ビット長b単位で交互に逆方向に連続的に着磁、または後述の図2のように間欠的に一方向に着磁されており、その着磁の磁化の境界11は媒体10の長手方向に対し垂直な方向に沿った直線とされている。境界11の方向は前記垂直な方向に対し傾斜した方向としても良い。
【0018】
なお、ここで最短記録ビット長とは、媒体10の相対的移動方向において、ディジタル情報の各ビットを表現するための単位となる記録部分(ディジタル信号の変調方式により1種類または複数種類の長さがある)の最短の長さとする。
【0019】
一方、MI素子12は、アモルファスワイヤーまたは高透磁率磁性膜により直線状に形成されており、その長手方向において磁気インピーダンス効果による外部磁界Hexの検出感度を持つように、磁化容易軸方向が長手方向に対し垂直な方向になるように磁気異方性が付けられている。
【0020】
MI素子12は、不図示のガラス等の非磁性材からなる平坦な基板の上面に設けられ、媒体10の表面(記録面)に対し所定の間隔(スペーシング)dで平行に対向し、媒体10の表面と平行な面内において、MI素子12の長手方向が媒体10の磁化の境界11の方向に対し所定角度θ傾斜するように配置される。
【0021】
このようにMI素子12を傾斜させる目的は、MI素子12自身の反磁界を減らすために最短記録ビット長bの着磁幅よりMI素子12の長さSを大きく取ること、及びMI素子12の両端部が最短記録ビット長bの着磁の両側の境界に掛かるようにし、MI素子12のほぼ全体に媒体10からの磁束を引き込めるようにすることにある。
【0022】
なお、MI素子12の両端に接続された端子13A,13Bが設けられている。端子13A,13BはMI素子12と同じ材料でMI素子12に連続して、あるいはMI素子12の材料と別の導電体の薄膜等として形成される。
【0023】
再生時には端子13A,13BからMI素子12に高周波電流が印加される。磁気インピーダンス効果により媒体10の磁化からの外部磁界に応じてMI素子12の両端間のインピーダンスが変化し、両端間の振幅電圧が変化し、それを取り出して処理して再生信号を得る。具体的には、例えばMI素子をコルピッツ発振器などに発振回路構成素子として組み込み、外部磁界の変化を発振器の出力の振幅電圧変化として取り出し、それを検波すること等により再生信号を得る。
【0024】
以上のような実施形態の構成により、MI素子12の長手方向を媒体10の磁化の境界11の方向に対し傾けることで、MI素子12の長さを最短記録ビット長bより長くして稼ぎ、MI素子12自身の反磁界を減らすことができる。また、MI素子12全体で媒体10からの磁界を受けるため、インピーダンス変化の効率にも優れており、高感度で再生を行える。
【0025】
次に、上述した実施形態の構成において、磁気記録媒体10の磁化の境界11の方向に対するMI素子12の長手方向の傾斜角度θの最適値を設定するためのデータを求めた試験の結果を図2,図3により説明する。
【0026】
まず、図2は上記試験に用いた構成を示している。図2において、磁気記録媒体10は、紙上に磁性トナー(保磁力Hc=100Oe程度)の間欠的な印刷により記録トラック幅T=6mm、100bpi(最短記録ビット長:0.254mm)の密度で記録トラックを形成し、前記間欠的な印刷部14のそれぞれを相対的移動方向に沿った一方向に着磁したものを用意した。
【0027】
MI素子12は、平坦な長方形のガラス基板16の上面にFe−Ta−C系の高透磁率磁性膜を2μmの厚さで形成し、長さS=3mmのパターン1本ではインピーダンスが小さいため、パターン幅16μmで4本のパターンがつづら折り状に平行に折り返すように連結され全体として直線状にされた構成とした。媒体10とMI素子12との間隔dは、50μmと120μmに設定した。
【0028】
出力の測定では、MI素子12の感度を得るためのバイアス磁界をMI素子12の長手方向に1ガウス程度印加し、端子13A,13BよりMI素子12に20MHzの電流を流し、検波回路を通した後の両端電圧の変化を750倍増幅し調べた。その結果を図3に示す。
【0029】
sinθ=b/S=0.254mm/3mmより、計算上の最適角度θcalは4.8゜となるが、実際は図3中に黒の三角マークで示すように最適角度がスペーシングdの増加とともに角度のプラス側にずれていることが判る。
【0030】
この理由を、図4の断面図により説明する。すなわち、記録媒体10とMI素子12の間隔dがほとんど0に近い場合は、図4(a)のように素子12の長さS×sinθが記録幅の最短記録ビット長bと等しい場合に最適になることが判る。
【0031】
しかし、図4(b)のように間隔dが大きくなると媒体10の磁化からの磁束はMI素子12の両端より内側から流入しやすくなり、実効的な素子12の長さS′はSより短くなる。そのため、図4(c)のようにS′sinθをbと一致させるためにはθを計算値より大きくしなければならないことが判る(θ→θ′)。
【0032】
したがって、実用的な角度を設定する場合は、計算上の最適角度θcalを下限とし、上限は素子の実効長S′がSより60%程度でほぼ飽和することより、
b=S′×sinθ,0.6S≦S′≦S
を満足する角度範囲がMI素子の傾斜角の選択範囲となる。
【0033】
つまり、MI素子の傾斜角θの下限θL,上限θHは
T≧Scosθでは、
θL=sin-1(b/S),θH=sin-1(b/0.6S)
となる。
【0034】
図3の条件では、下限θL=4.8゜、上限θH=8.1゜の範囲で、傾斜角θを設定するのが適当であり、実測データの最適範囲もその範囲にある。
【0035】
図2のケースは、媒体10が相対的移動方向に沿って間欠的に一方向のみに着磁されている場合であるが、図1のように媒体10が相対的移動方向に沿って交互に逆方向に連続的に着磁されている場合も同様の結果となる。
【0036】
また、図5の様にMI素子12の長さSが記録媒体10のトラック幅Tより長い場合は、トラックより外側のMI素子の部分は機能しないため、MI素子12の機能する部分の長さStはトラック幅Tとの関係でT=Stcosθの条件が付き、そのため前述の式でSをT/cosθと置き換えればよい。したがって、
T<Scosθの場合は、
θL=tan-1(b/T),θH=tan-1(b/0.6T)
から、求まるθLからθHの角度の範囲でMI素子12の傾斜角度θを設定する。
【0037】
[第2の実施形態]
上述した第1の実施形態では、MI素子を1個だけ使用して磁気ヘッドを構成しているが、S/Nをさらに上げ外部ノイズに対し強くするためには、MI素子を2個使用し、それぞれの出力を差動増幅して再生信号を得る方が良い。
【0038】
その場合の構成を図6に示す。ここに示すように、2つのMI素子12,22が磁気記録媒体10の相対的移動方向に所定距離g(素子の中心軸間の距離)隔てて2つ並設されている。
【0039】
MI素子12,22は、第1の実施形態のMI素子12と同様に、磁気記録媒体10の表面に対し間隔dで平行に対向し、媒体10の表面と平行な面内でMI素子12,22の長手方向が媒体10の磁化の境界11の方向に対し所定角度θ傾斜するように配置されている。
【0040】
角度θは、第1の実施形態と同様に、
T≧Scosθの場合は、
θL=sin-1(b/S),θH=sin-1(b/0.6S)
T<Scosθの場合は、
θL=tan-1(b/T),θH=tan-1(b/0.6T)
として、θL≦θ≦θHの範囲を選択する。
【0041】
そしてMI素子12,22は差動検出するためにできるだけ等しい性能を持たせるために構造を同じにする。また間隔gは記録媒体10の最短記録ビット長bと等しくするのが望ましい。それより狭くても広くても符号間干渉によりピークシフト、レベル低下が生ずる。
【0042】
MI素子12,22の検出出力から再生信号を得るための回路構成は図7に示す通りであり、バイアス回路の外部発振源30より高周波電流をバッファー32及びインピーダンス調整用の抵抗34,36を通して端子13A,23A側からMI素子12,22に印加する。MI素子12,22の端子13B,23B側はアースに接続されている。
【0043】
この回路は基本的にはブリッジ構成であり、MI素子12,22の検出出力を端子13A,23Aから取り出し、それぞれコンデンサとダイオードと抵抗からなる2系統の検波回路を通した後に差動増幅器に入力し、差動増幅により再生出力を得る。
【0044】
このような構成によれば、差動増幅により外来ノイズなどの同相ノイズを除去してS/N比を改善することができる。
【0045】
図9に、図7の構成による再生出力波形の一例を示す。
【0046】
この例の場合、感度の高さを証明するために、記録媒体10は、Hc=100Oe程度の磁気パワーの小さい磁性トナーの印刷により図8のように作成し、トラック幅Tが6mm、印刷部14のライン幅(最短記録ビット長)bが0.25mm、印刷部14のピッチが1.5mmの記録パターンを形成した。着磁方向は媒体10の相対的移動方向である記録パターン長手方向に沿った一方向に永久磁石により着磁しておいた。
【0047】
MI素子12,22は、それぞれガラス基板上にFe−Ta−C系の高透磁率磁性膜を2μmの厚さで形成し、長さS=3mmパターン1本ではインピーダンスが小さいため、パターン幅16μmで4本つづら折り状に平行に折り返すように連結され全体として直線状にされた構成とした。2つのMI素子の間隔は0.25mmとした。なお、MI素子12,22には感度を得るためのバイアス磁界を素子長手方向に1ガウス程度印加した。
【0048】
測定回路は、図7の回路でMI素子12,22に高周波電流を印加する外部発振源30の発振周波数を20MHzとし、差動増幅器のゲインを750倍とした。
【0049】
図9に示す通り再生出力波形は、印刷部(着磁部)14のライン幅の境界で交互に+または−のピークとなる波形となっている。ピークの状態の時には、片方のMI素子の両端がほぼそれぞれライン幅の両側の境界に掛かってインピーダンス変化が最大になっているのに対し、もう一方のMI素子はライン幅に掛からずにインピーダンス変化が発生しておらず、この時に差動出力が最大となる。出力は、磁化の微弱な媒体にかかわらず、1Vpp以上出ており、S/Nも良く感度の良いことが判る。
【0050】
このように、本実施形態によれば、S/N比が良く、高感度で再生を行うことができる。
【0051】
[第3の実施形態]
上述した第1と第2の実施形態では、高密度の記録媒体への対応に限界があるが、図10のような構成を採用すれば極めて高密度の媒体に対応可能である。
【0052】
図10の構成では、磁気ヘッドの基板は、2枚のガラス基板26A,26Bを接合して全体として平坦な長方形に形成されている。基板26A,26Bの互いに接合される接合面は、記録媒体10の表面に対し直交する方向の平面として形成されている。その接合面の一方に、MI素子28が高透磁率磁性膜として形成されており、その直線状の端縁が基板26A,26Bの上面に露出し、媒体10の表面に平行に対向するように配置される。MI素子28を形成する上記接合面は、媒体10の表面に対して直交する方向から若干傾斜した方向の平面としても良い。
【0053】
なお、29A,29BはMI素子28の両端に接続された端子であり、それぞれMI素子28の薄膜が形成された基板26Aまたは26Bの接合面の両側に隣接する外側面に導電体の薄膜として形成される。
【0054】
このような構成によれば、MI素子28の高透磁率磁性膜の膜厚が磁界検知幅となり極めて高密度の記録媒体の再生にも対応できる。例えば、MI素子28の磁性膜としてパーマロイのような数百オングストロームの厚さでも磁気特性の出せるものを用いれば、最短記録ビット長bが1μm以下でも読み取りが可能となる。
【0055】
また、高密度記録の再生ではMI素子と媒体間のスペーシングがほとんど無く、MI素子と媒体が接触するケースが考えられるが、本実施形態では、深さ方向に数μm〜数十μm程度のMI素子の幅を持たせることができ、多少の摩耗による性能の変化を抑える事も可能である。
【0056】
[第4の実施形態]
ところで、ここまでの実施形態では、磁気記録媒体の卜ラック幅Tが狭くてMI素子の長さを例えば1mm程度のように短くする場合は著しく出力が低下し、そのままでは動作が難しくなる。例えば、図12に、図2で示したような構成で、ガラス基板16上に厚さ2μm,幅24μmのつづら析り形状のFe−Ta−C系磁性薄膜によりMI素子12を構成し、その長さSを変えた場合のインピーダンス変化率の特性を示す。この場合、長さSが1mmに近づくにつれ、急に特性が低下し、1mmではほとんど磁気インピーダンス効果を発揮していない。
【0057】
これは、MI素子の磁性体の磁界検出方向の長さが短くなると、磁性体内部において磁性体両端に発生する磁極により逆方向の磁界が強くなり、磁性体内部での磁界が減少するためである。
【0058】
これに対し、MI素子の磁性体の長さSを大きくする以外で反磁界を減らすためには、磁性体の膜厚を薄くする方法があるが、膜厚を薄くした場合の弊害として、磁気インピーダンス効果を得るための表皮効果の厚みをより薄くする必要から、素子の駆動電流として周波数が100MHz以上のようなより高い周波数の電流を印加する必要が生じ、浮遊容量の影響によりセンサー出力が不安定になりやすい。また、磁性体を薄くし1μm以下にすると、その磁壁構造が不安定になり、磁気インピーダンス特性も安定しない等の問題が生ずる。
【0059】
そこで、第4の実施形態では図13〜15に示すような構成を採用した。すなわち図13,14に示すように、第1の実施形態の図1,2で示したMI素子12を構成する磁性体(磁性膜)の全長Lを、磁気インピーダンス効果により磁界検出を行う長さ(以下、動作部の長さという)Sより延長し、図15に示すように、その磁性体の端部の延長部41A(41Bについても同様)の上面に銅やアルミ、金等からなる導電膜42を積層して設けている。導電膜42は延長部41A,41Bの下面に積層してもよく、上下両面に積層してもよい。導電膜42の厚さは、MI素子12の磁性体の比抵抗との兼ね合いがあるが、0.5〜2μm程度が適当である。
【0060】
延長部41A,41Bに導電膜42を積層するのは、その部分の磁気インピーダンス効果を抑制する為である。本来、磁性体に高周波電流を流すことで磁気インピーダンス効果が機能するが、図15の矢印の通り、その高周波電流IをMI素子12の磁性体の長さSの動作部の境界付近より導電膜42に集中させて流すことで、延長部41A,41Bでの磁気インピーダンス効果を抑制することが可能となる。
【0061】
そして、MI素子12の磁性体において外部磁界に対する両端の磁極の間隔がSよりLに大きくなることで、反磁界の影響が明らかに改善される。その様子を図12,16に示す。
【0062】
図12において、図14,15の構成で、MI素子の磁性体の動作部の長さSを0.5mm,1mmに設定し、全長Lを2mmに固定した場合の磁気インピーダンス特性を破線で示し、先述の導電膜42を積層した延長部41A,41Bを設けていない場合の実線のデータと重ねてある。この図12から判るように、延長部の無いS=1mm長のものに対し明らかに改善が見られ、長さSが0.5mmでもインピーダンス変化率は小さくなるものの使用できる範囲にある。
【0063】
一方、図16は、図12中に示されたMI素子の最大インピーダンス変化量Vと動作部の長さSの関係を示している。図16のグラフを見ると、長さSが2mm以下になる場合は、素子の全長Lを2mm以上確保し、LとSの差である延長部41A,41Bに導電膜42を積層する構造にすれば、反磁界に対する影響をかなり改善できることが良く分かる。
【0064】
なお、延長部41A,41Bは反磁界を抑制する為のものであり、MI素子12の磁性体の長さSの動作部の延長線に沿って延びていなくても良く、図17の変形例に示すように、延長部41A,41Bが長さSの動作部との境界から動作部に対して屈曲されていてもかまわない。
【0065】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、磁気ヘッドに対する相対的移動方向に沿ってディジタル信号に対応して間欠的に一方向、または連続的に交互に逆方向に着磁され、該着磁の磁化の境界が前記相対的移動方向に交わる所定方向に沿った直線とされた磁気記録媒体から前記ディジタル信号を再生するための磁気ヘッドであって、磁性体から全体として直線状に形成されたMI素子を有し、該MI素子は前記磁気記録媒体の表面と平行に対向し、該磁気記録媒体の表面と平行な面内でMI素子の長手方向が磁気記録媒体の磁化の境界の方向に対し所定角度傾斜するように配置されており、該MI素子により前記磁気記録媒体からの外部磁界を検出して再生信号を得るようにした構成を採用したので、MI素子の長さを磁気記録媒体の最短記録ビット長より長くして素子自身の反磁界を減らすとともに、MI素子全体で磁気記録媒体からの磁束を受けてインピーダンスの変化効率も高くすることが可能であり、磁気インピーダンス効果を充分に発揮して高感度で良好に再生を行え、記録の高密度化及びローパワーの磁気記録媒体に対応することができる。
【0066】
さらに本発明によれば、前記MI素子が前記磁気記録媒体の相対的移動方向に所定距離隔てて2つ並設され、該2つのMI素子の出力を差動増幅して再生信号を得られるようにした構成を採用することにより、差動増幅によって外来ノイズ等の同相ノイズを除去してS/N比を改善することができる。
【0067】
また、本発明によれば、前記MI素子を構成する磁性体は、磁気インピーダンス効果により磁界検出を行う長さSより全長Lが延長され、該磁性体の延長部に、磁気インピーダンス効果を抑制するための導電膜が積層して設けられた構成を採用することにより、磁気記録媒体のトラック幅が狭くて前記磁性体の長さSが小さくても、磁性体自身の反磁界の影響を抑え、十分な出力特性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁気ヘッドの第1の実施形態における磁気記録媒体の表面に向かう方向と磁気記録媒体の縦断面に沿う方向でのMI素子と磁気記録媒体の位置関係と構成を示す説明図である。
【図2】同実施形態の具体例の構成を示す斜視図である。
【図3】図2の構成におけるMI素子の傾斜角θと両端電圧の関係を示すグラフ図である。
【図4】MI素子の傾斜角θの設定の理由を説明する説明図である。
【図5】MI素子の長さが磁気記録媒体のトラック幅より長い場合の様子を示す説明図である。
【図6】第2の実施形態の構成を示す説明図である。
【図7】同実施形態での再生信号を得るための回路の構成を示す回路図である。
【図8】同実施形態の具体例の構成を示す斜視図である。
【図9】同具体例の再生出力波形を示すグラフ図である。
【図10】第3の実施形態の構成を示す斜視図である。
【図11】従来のMI素子の配置による磁気記録媒体からの磁束の流入の様子を示す説明図である。
【図12】 図2,14のMI素子の動作部の長さSによるインピーダンス変化率の特性を示すグラフ図である。
【図13】 本発明の第4の実施形態の基本的な構成を示す説明図である。
【図14】 同実施形態の具体例の構成を示す斜視図である。
【図15】 図14中のA部の拡大断面図である。
【図16】 図12中に示されるMI素子の最大インピーダンス変化率VとMI素子の動作部の長さSとの関係を示すグラフ図である。
【図17】 同実施形態の変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 磁気記録媒体
11 磁化の境界
12 MI素子
13A,13B 端子
14 印刷部(着磁部)
16 ガラス基板
22 MI素子
23A,23B 端子
26A,26B ガラス基板
28 MI素子
29A,29B 端子
41A,41B 延長部
42 導電膜
Claims (8)
- 磁気ヘッドに対する相対的移動方向に沿ってディジタル信号に対応して間欠的に一方向、または連続的に交互に逆方向に着磁され、該着磁の磁化の境界が前記相対的移動方向に交わる所定方向に沿った直線とされた磁気記録媒体から前記ディジタル信号を再生するための磁気ヘッドであって、
磁性体から全体として直線状に形成され磁気インピーダンス効果により外部磁界を検出する磁気検出素子を有し、
該磁気検出素子は前記磁気記録媒体の表面と平行に対向し、該磁気記録媒体の表面と平行な面内で磁気検出素子の長手方向が磁気記録媒体の磁化の境界の方向に対し所定角度傾斜するように配置されており、
該磁気検出素子により前記磁気記録媒体からの外部磁界を検出して再生信号を得るようにしたことを特徴とする磁気ヘッド。 - 前記磁気記録媒体の磁化の境界の方向と前記磁気検出素子の長手方向のなす角度θが、磁気記録媒体の記録トラック幅Tと磁気検出素子の長さSと最短記録ビット長bとの関係において、
T≧Scosθの場合は、
θL=sin-1(b/S),θH=sin-1(b/0.6S)
T<Scosθの場合は、
θL=tan-1(b/T),θH=tan-1(b/0.6T)
で示す、θLからθHの範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッド。 - 前記磁気検出素子が前記磁気記録媒体の相対的移動方向に所定距離隔てて2つ並設され、該2つの磁気検出素子の出力を差動増幅して再生信号を得られるようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の磁気ヘッド。
- 前記相対的移動方向における2つの磁気検出素子間の距離は磁気記録媒体の最短記録ビット長に等しいことを特徴とする請求項3に記載の磁気ヘッド。
- 前記磁気検出素子は高透磁率磁性膜からなり、前記磁気記録媒体の表面に対し交わる方向の平面に形成されて直線状の端縁が磁気記録媒体の表面に平行に対向するように配置されることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の磁気ヘッド。
- 前記磁気検出素子を構成する磁性体は、磁気インピーダンス効果により磁界検出を行う長さSより全長Lが延長され、該磁性体の延長部に、磁気インピーダンス効果を抑制するための導電膜が積層して設けられたことを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の磁気ヘッド。
- 前記長さSが2mm以下で、全長Lが2mm以上であることを特徴とする請求項6に記載の磁気ヘッド。
- 前記磁性体の延長部が前記長さSの部分との境界から前記長さSの部分に対して屈曲されていることを特徴とする請求項6または7に記載の磁気ヘッド。
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