[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP3617232B2 - 半導体用ヒートシンクおよびその製造方法ならびにそれを用いた半導体パッケージ - Google Patents

半導体用ヒートシンクおよびその製造方法ならびにそれを用いた半導体パッケージ Download PDF

Info

Publication number
JP3617232B2
JP3617232B2 JP02389197A JP2389197A JP3617232B2 JP 3617232 B2 JP3617232 B2 JP 3617232B2 JP 02389197 A JP02389197 A JP 02389197A JP 2389197 A JP2389197 A JP 2389197A JP 3617232 B2 JP3617232 B2 JP 3617232B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal
heat sink
semiconductor
diamond particles
diamond
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP02389197A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10223812A (ja
Inventor
良樹 西林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP02389197A priority Critical patent/JP3617232B2/ja
Priority to DE69806193T priority patent/DE69806193T2/de
Priority to EP98102088A priority patent/EP0859408B1/en
Priority to US09/019,798 priority patent/US6171691B1/en
Publication of JPH10223812A publication Critical patent/JPH10223812A/ja
Priority to US09/577,968 priority patent/US6270848B1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3617232B2 publication Critical patent/JP3617232B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/34Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
    • H01L23/36Selection of materials, or shaping, to facilitate cooling or heating, e.g. heatsinks
    • H01L23/373Cooling facilitated by selection of materials for the device or materials for thermal expansion adaptation, e.g. carbon
    • H01L23/3732Diamonds
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/25Web or sheet containing structurally defined element or component and including a second component containing structurally defined particles
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/25Web or sheet containing structurally defined element or component and including a second component containing structurally defined particles
    • Y10T428/252Glass or ceramic [i.e., fired or glazed clay, cement, etc.] [porcelain, quartz, etc.]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31678Of metal

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デバイスの放熱用のヒートシンクおよびその製造方法ならびにそのヒートシンクを備えたパッケージあるいは放熱治具などに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
これまで、ヒートシンクしてCu(銅)が典型的な例であった。しかし、Cuは398W/mKという比較的高い熱伝導率を持っているが、熱膨張係数が17ppm/℃という大きな値であった。このため、Cuと半導体(たとえばSi:4.2ppm/℃やGaAs:6〜7ppm/℃)とを接合した場合、その接合時の加熱温度から室温への冷却過程もしくは半導体素子の動作時の最高温度から室温への冷却過程において、双方に大きな熱応力がかかり、利用できない場合も多い。そこで、CuW、CuMoのように熱膨張係数の低い材料(W(タングステン)やMo(モリブデン))との合金が利用され、熱膨張率をコントロールできる材料でヒートシンクをパッケージに合うように設計することが可能となっている。しかしながら、この場合には、合金化する金属(W、Mo)の熱伝導率が小さいために合金の熱伝導率が約200W/mKとCu以下の値となっている。
【0003】
ダイヤモンドは室温から200℃の高温域にかけて材料中で最も熱伝導率の高い材料である。しかも、室温付近での熱膨張率は通常の半導体材料(Si(シリコン)、GaAs(ガリウム・ヒ素))に比べて1.5ppm/℃程度と小さい。
【0004】
そこでこのような特性のダイヤモンドを金属材料に埋込むことが考えられる。このような工夫は、たとえば特開昭62−249462号公報、特開平2−170452号公報、特開平3−9552号公報、特開平4−231436号公報、特開平4−259305号公報、特開平5−291444号公報、特開平5−347370号公報などに見られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特開昭62−249462号公報では、熱伝導率を向上させるために樹脂の中にダイヤモンドが含有されている。しかし、樹脂は一般的に熱伝導率がよくなく、それほどの工夫もされなかったので、熱伝導率はそれほど改善されていない。
【0006】
また、特開平2−170452号公報、特開平4−231436号公報、特開平4−259305号公報および特開平5−347370号公報では金属マトリックス中にダイヤモンド粒子を埋込むという内容が示されている。このマトリックスをなす金属はAu(金)、Ag(銀)、Cu、Al(アルミニウム)、Mg(マグネシウム)などである。
【0007】
また、文献( H. L. Davidson et al., IEEE(1995),pp. 538 )によると、ダイヤモンドに金属を特殊にコーティングし、CuとAgとの合金を浸透させたものがある。
【0008】
いずれの場合も、金属マトリックス中にダイヤモンド粒子を混入させるものである。すなわち、ダイヤモンド粒子間には金属が存在し、熱伝導は一度金属を介し、ダイヤモンド/金属/ダイヤモンド/金属…と伝わっていく。この構造では熱伝導率がダイヤモンド/金属間の接合ために減少するだけでなく、ダイヤモンド/金属間の接合が弱いということや試料自体が形成しにくいといった欠点があった。実際、従来のヒートシンクで得られる熱伝導率は高々400W/mK程度であった。
【0009】
それゆえ本発明の目的は、熱膨張係数が半導体材料に近く、かつ熱伝導率の高い半導体用ヒートシンクおよびその製造方法を提供することである。
【0010】
また本発明の他の目的は、組立時および半導体素子の動作時の放熱性に優れた半導体パッケージを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本願発明者らは鋭意検討した結果、複数のダイヤモンド粒子を金属炭化物が予め連結し、それらの隙間に金属が存在する構成にすることで、半導体材料に近い熱膨張係数を有するとともに、極めて高い熱伝導率を有する半導体用ヒートシンクの得られることを見出した。
【0012】
それゆえ、本発明の半導体用ヒートシンクは、複数のダイヤモンド粒子と金属と金属炭化物とを有する複合体を含む半導体用ヒートシンクであって、金属炭化物とダイヤモンド粒子とがマトリックスを形成しており、そのマトリックスの隙間に金属が存在している。
【0013】
ここで金属炭化物とダイヤモンド粒子とがマトリックスを形成するとは、複数のダイヤモンド粒子を金属炭化物が連結した構成を意味し、この半導体用ヒートシンクの金属を溶融させた場合でもダイヤモンド粒子と金属炭化物とはばらばらにならない構成を意味する。
【0014】
本発明の基本的な考え方は、ダイヤモンド粒子を金属中に埋込むのではなくて、ダイヤモンド粒子表面に炭化金属(あるいはグラファイト)を形成(成長)させ、ダイヤモンド粒子同士を予め連結させておき、金属(Cu、Ag、Au、Al)をその隙間に浸透させて複合体を作製するものである。したがって、ダイヤモンドの焼結体を作り、残りの隙間に金属を埋めるという考え方に近い。ただし、ダイヤモンド同士が結合していないので、ダイヤモンドの焼結体とも異なる。
【0015】
構造を考えると、ダイヤモンド粒子がTiC、ZrC、HfCなどの金属炭化物のマトリックス中に含まれており、このダイヤモンド粒子と金属炭化物とからなるマトリックスの隙間に金属が入っているという構造である。したがって、本発明の半導体用ヒートシンクの構造は、ダイヤモンドを金属中に埋込む従来の構造とは大きく異なっている。すなわち、従来の半導体用ヒートシンクでは金属を除去すればダイヤモンド粒子はばらばらになってしまうが、本発明の半導体用ヒートシンクは連結したままである。
【0016】
さらに、従来例ではいかなるダイヤモンド粒子間にも金属が存在するわけであるが、本発明ではそのような成分もあるが、ダイヤモンド粒子間には金属はなく金属炭化物のみという部分も多数存在する。つまり、金属炭化物のみが、異なるダイヤモンド粒子間に位置し、その異なるダイヤモンド粒子の双方の外表面に接する構造も多数存在する。
【0017】
このような構造では、格子振動だけで熱が伝わっていくので、熱を伝える媒介が格子振動/電子/格子振動/電子/…となる従来例と比較して、熱伝導率が非常に大きくなることが予想される。さらには、機械的な密着強度も高まる。
【0018】
またグラファイトをさらに備え、このグラファイトがマトリックス中に含まれていることが望ましい。グラファイトが熱伝導率の向上に寄与している可能性もあるからである。
【0019】
またダイヤモンド粒子の平均粒径は60μm以上700μm以下であることが望ましい。これは、60μm未満ではダイヤモンドの熱伝導率が不十分となり、700μmを超えると半導体用ヒートシンクを半導体基板に接合したときに半導体基板に亀裂が生じるからである。ダイヤモンド粒子の平均粒径が大きいと熱膨張率に面内での分布の変動が大きくなり、薄い半導体基板がこれに追従できず、それにより半導体基板に亀裂が生じるものと思われる。
【0020】
また金属は、Ag、Cu、Au、Alよりなる群から選ばれる少なくとも1種からなることが望ましい。これは、このような材質とすることで高い熱伝導率を得ることができるからである。
【0021】
また金属炭化物が、TiC、ZrC、HfCよりなる群から選ばれる少なくとも1種であることが望ましい。
【0022】
また金属炭化物の体積比率が全体の体積の5%以下であることが望ましい。これは、金属炭化物の体積比率が5%を超えると、金属炭化物の金属成分の量が多くなり、半導体用ヒートシンクの熱的な特性が劣化するからである。
【0023】
まためっきあるいは蒸着などにより複合体の表面に被覆金属がコーティングされていることが望ましい。
【0024】
またAlN、Al の少なくともいずれかの絶縁体が複合体の表面に接合されていることが望ましい。
【0025】
このような構造は次のような本発明の方法で製造することによって実現することができる。
【0026】
本発明の半導体用ヒートシンクの製造方法では、まず複数のダイヤモンド粒子を容器に充填した状態で、溶融した第1の金属とダイヤモンド粒子の外表面とを反応させて、ダイヤモンド粒子の表面に金属炭化物を形成する。そしてダイヤモンド粒子と金属炭化物とを含む試料の隙間に第2の金属を溶浸させる。
【0027】
また第1の金属のみをダイヤモンド粒子とともに加熱して金属炭化物を形成した後、残存する第1の金属を蒸発させ、その後に第2の金属を溶融させることが望ましい。
【0028】
また第1の金属は第2の金属より融点の低い成分よりなっており、第1および第2の金属を同時にダイヤモンド粒子とともに加熱して、まず第1の金属を溶融させて金属炭化物を形成した後、第2の金属を溶融させることが望ましい。
【0029】
製造方法中の金属の溶融は真空中であっても、圧力下であっても金属が溶融する条件であれば構わない。ただし、ダイヤモンドの大部分(50%)が変質してしまわないことが条件である。すなわち、1100℃以下の温度であることが好ましい条件である。また、ダイヤモンドが双安定な圧力下では1100℃以上の条件でも可能であるが、この条件ではダイヤモンド同士が焼結してしまい、本発明の構造が実現しない。
【0030】
本発明の半導体パッケージは、上記の半導体用ヒートシンクを半導体素子と熱的に接触させたものであり、その接続部における半導体用ヒートシンク内には、半導体素子の接続面の方向に沿って少なくとも2個以上のダイヤモンド粒子が配置されている。
【0031】
これにより組立時および半導体素子の動作時の放熱性に優れた半導体パッケージを得ることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
【0033】
図1は、本発明の一実施の形態における半導体用ヒートシンクの構成を示す概略図である。図1を参照して、本実施の形態の半導体用ヒートシンク10は、複数のダイヤモンド粒子1と、金属炭化物2と、金属3とを有している。複数のダイヤモンド粒子1は互いに孤立している。金属炭化物2は、ダイヤモンド粒子1の外周に形成されており、互いに孤立した複数のダイヤモンド粒子1を連結している。このようにして、金属炭化物2とダイヤモンド粒子1とはマトリックスを形成している。金属3は、このマトリックスの隙間に存在している。
【0034】
次に、本発明の半導体用ヒートシンクの製造方法について説明する。
図2〜図7は、本発明の一実施の形態における半導体用ヒートシンクの製造方法を工程順に示す概略図である。まず図2を参照して、ダイヤモンド粒子1が容器5内に詰められる。
【0035】
図3を参照して、金属2aがダイヤモンド粒子1に接するように設置される。金属2aは、たとえばTi(金属炭化物となる金属成分)とAg、Cu、Al、Auの少なくとも1種とを含む合金よりなっている。金属炭化物となる金属成分は、Ti以外にZr、Hfが好ましいが、4a〜7a族金属から選ばれた金属の組合せでもよい。Tiの量は少ない方が熱的な特性には好ましいが、少なすぎると効果がなくなる。このため、合金2a中にTiは0.1〜8.0wt%程度含まれることが望ましい。
【0036】
図4を参照して、金属2aが加熱により溶融される。溶融した金属2bはダイヤモンド粒子1間に浸透し、この溶融金属2b中に含まれるTiはダイヤモンドと反応してダイヤモンド粒子1の表面にTiCよりなる金属炭化物2を形成する。このとき条件によってはグラファイト(図示せず)が同時に形成する場合があるが、このグラファイトはダイヤモンドから変化したものである。
【0037】
このグラファイトは金属2aの溶融温度が高くなるほど、また溶融のための加熱時間が長くなるほど形成されやすくなる。溶融する金属2aは合金であると融点が下がり溶融しやすくなり、ダイヤモンドに損傷を与えなくなるため、あるいは形成されるグラファイト量が少なくなるため有効である。
【0038】
しかし、グラファイトはダイヤモンドほど熱伝導率がよくないので、少ないほどよいが、ダイヤモンド粒子を連結させるのに有効である場合もあり、また少量であれば熱伝導率に大きく影響しないので問題はない。
【0039】
さらに、真空中で加熱すれば金属2bは蒸発する。
図5を参照して、金属2bの蒸発により、ダイヤモンド1と金属炭化物2だけが残る。このときダイヤモンド1は金属炭化物2のマトリックス中に存在した構造となる。ダイヤモンド1は粒子状であり、それぞれが接合されていないが、この方法で形成されたダイヤモンド粒子1は金属炭化物により互いに接合された構造をしているため、ばらばらにならない構造になっている。このようなダイヤモンド粒子1と金属炭化物2とからなるマトリックスには隙間が生じている。
【0040】
図6を参照して、ダイヤモンド粒子1と金属炭化物2とからなるマトリックスに接するように金属3aが設置される。この金属3aは、たとえばAg、Cu、Al、Auよりなる群から選ばれた少なくとも1種よりなっている。この金属3aを溶融させると、この金属3aはダイヤモンド粒子1と金属炭化物2とのマトリックスの隙間に容易に浸透し、その隙間を埋めることができる。このとき、溶浸させる金属3aは金属単体の方が熱伝導率が大きく好ましい。一方、この溶浸させる金属3aが2種類の合金よりなる場合には、その融点が下がり隙間を埋めやすくなるが、熱伝導率が下がるため若干不利である。このようにして、図7に示す半導体用ヒートシンクが製造される。
【0041】
このような手順で作製したダイヤモンド粒子1と金属炭化物2と金属3との複合体は熱的にも機械的にも強固に接触しており、かつ半導体材料と近い熱膨張係数を有するため、半導体用ヒートシンク材料として十分なものとなる。
【0042】
また、別の方法として以下のようにして形成することもできる。
図8〜図12は、本発明の他の実施の形態における半導体用ヒートシンクの製造方法を工程順に示す概略図である。まず図8を参照して、ダイヤモンド粒子1が容器5内に詰められる。
【0043】
図9を参照して、このダイヤモンド粒子1と接するように、金属2aと金属3aとが設置される。金属2aは、たとえばTi(金属炭化物となる金属成分)とAg、Cu、Al、Auのうちの少なくとも1種とからなる合金よりなっている。金属3aはTi(金属炭化物となる金属成分)を含まないAg、Cu、Al、Auのうちの少なくとも1種からなる合金よりなっている。この金属2aは、たとえば金属3aよりも融点の低い材料になっている。
【0044】
金属炭化物となる金属成分はTiの他ZrまたはHfが好ましいが、4a〜7a族金属から選ばれた金属の組合せでもよい。Tiの量は少ない方が熱的な特性には好ましいが、少なすぎると効果がなくなる。それゆえ、Tiは金属2a中に0.1〜8.0wt%程度含まれていることが望ましい。
【0045】
図10を参照して、金属2aのみが加熱により溶融される。溶融した金属2bはダイヤモンド粒子1の隙間に浸透し、溶融金属2b中に含まれるTiはダイヤモンドと反応して、ダイヤモンド粒子1の表面に金属炭化物(TiC)2を形成する。このとき条件によってはグラファイトが同時に形成する場合がある。このグラファイトは金属2aの溶融温度が高くなるほど、また溶融のための加熱時間が長くなるほど形成されやすくなる。
【0046】
金属2aが溶融すればそれと接触している金属3aが溶融しやすくなる。また金属3aが溶融しやすくならなくとも、さらに温度を金属3aの融点以上にすることによって、金属3aも溶融させる。これにより、溶融した金属3aは、ダイヤモンド粒子1と金属炭化物2とのマトリックスの隙間に浸透する。
【0047】
図11を参照して、この金属2aと3aとの2段階の溶融工程によってダイヤモンド粒子1と金属炭化物2とがまずマトリックスを構成し、その後このマトリックスの隙間に金属2aもしくは3aが存在した構造となり図12に示す半導体用ヒートシンクが製造される。
【0048】
金属2aは融点を下げるために合金とすることが望ましいが、金属2a自体の熱伝導率が低くなり、全体の熱伝導率を下げてしまう。そこで、この方法では金属3aはなるべく純金属とし、金属2aと金属3aとの合金がそれほど熱伝導率が低くならないようにすることが可能となっているという特徴がある。
【0049】
【実施例】
以下に本発明の実施例を示す。
【0050】
実施例1
直径10mm、高さ約10mmの石英容器5の中に平均粒径がそれぞれ10μm〜700μmのダイヤモンド粒子1を0.5g充填し(図2)、0.2g〜2.0gの活性銀蝋2a(Ag:Cu:Ti=0.7:0.28:0.02)をダイヤモンド粒子上に載せ(図3)、真空中(10−5Torr)で約900〜1100℃の範囲で3〜10分以上保持した(図4)。これにより活性銀蝋2aをダイヤモンド粒子1間に溶浸させた後、余分な溶融金属2bを蒸発させ、ダイヤモンド粒子1をTiC2で連結した有孔体を形成した(図5)。その後、Ag、CuあるいはAl3aを有孔体上に載せ、真空中(10−5Torr)でそれぞれ約970℃、1100℃あるいは800℃で2分間溶融し、孔の部分にAg、CuあるいはAlを浸透させた(図6)。これにより、ダイヤモンド粒子1とTiC2とからなる有孔体の孔にAg、CuあるいはAl3が存在する試料10を得た(図7)。このできた試料の熱伝導率を測定し、まとめたものを表1、表2に示す。
【0051】
【表1】
Figure 0003617232
【0052】
【表2】
Figure 0003617232
【0053】
この結果、後から浸透させる金属としてはAg、CuあるいはAlが有効であり、熱伝導率は500W/mK以上あることがわかった。また、ダイヤモンドの粒径が60μm以上の場合にその熱伝導率が、浸透させる金属以上となり、ダイヤモンドの効果が出ていることがわかった。さらに、銀蝋の量は少ない方が特性がよいが、0.3g以下になると試料が形成できなくなることがわかり、TiC形成に重要な役割を果たしていることがわかった。
【0054】
またこのようにして得られた試料の熱膨張係数は、ダイヤモンドの体積率によっても異なったが、室温〜500℃の温度範囲での平均で7〜12ppm/Kとなり、金属の熱膨張係数(16〜20ppm/K)とダイヤモンドの熱膨張係数(2ppm/K)との中間の値を示した。
【0055】
実施例2
直径10mm、高さ約10mmの石英容器5の中に平均粒径がそれぞれ10μm〜700μmのダイヤモンド粒子1を0.5g充填し(図8)、0.2g〜2.0gの活性銀蝋2a(Ag:Cu:Ti=0.7:0.28:0.02)と、0〜2gのAgあるいはCu3aとをダイヤモンド粒子1の上に載せ(図9)、まず真空中(10−5Torr)で約930℃で1〜3分間保持した(図10)。これにより活性銀蝋2aがまず溶け、ダイヤモンド粒子1間に浸透した。その後、真空中(10−5Torr)で約980℃で1〜3分間保持した。これによりAgあるいはCu3aが溶融し、浸透した(図11)。ダイヤモンド粒子1表面にはTiC2が形成され、ダイヤモンド粒子1とTiC2とからなる有孔体の孔にAgあるいはCu3が存在する試料10を得た(図12)。高温条件のものはTiC2の他にグラファイトも観察された。できた試料の熱伝導率を測定し、まとめたものを表3、表4に示す。
【0056】
【表3】
Figure 0003617232
【0057】
【表4】
Figure 0003617232
【0058】
この結果、活性銀蝋と同時に異なる金属を導入して、これらを別個に溶かして浸透させることができ、これによりダイヤモンドの粒径が60μm以上で、熱伝導率が450W/mK以上の試料の得られることがわかった。さらに、活性銀蝋の量は少ない方が特性が良いが、0.2g以下になると試料が形成できなくなることがわかり、活性銀蝋がTiC形成に重要な役割を果たしていることがわかった。また、活性銀蝋の量が多くなると熱伝導率が低下してしまうため、活性銀蝋のみでは全く意味をなさないことがわかった。
【0059】
また、このようにして得られた試料の熱膨張係数は、実施例1と同様、室温〜500℃の温度範囲での平均で7〜12ppm/Kであった。
【0060】
実施例3
図13〜図18は、本発明の実施例3における半導体用ヒートシンクの製造方法を工程順に示す概略図であって、異なる型を用いた場合を並行して示すものである。
【0061】
まず図13(a)、(b)を参照して、互いに異なる形状をした石英容器15a、15bの中に平均粒径がそれぞれ10μm〜700μmのダイヤモンド粒子1を充填した。
【0062】
図14(a)、(b)を参照して、活性銀蝋2aをダイヤモンド粒子1上に載せ、真空中(10−5Torr)で約900〜1100℃で3〜10分以上保持して活性銀蝋2aを溶融させた。
【0063】
図15(a)、(b)を参照して、これによりダイヤモンド粒子1の隙間に溶融した活性銀蝋2bを浸透させた。かつダイヤモンド粒子1と反応して金属炭化物が形成された後、残りの溶融した金属2aを蒸発させた。
【0064】
図16(a)、(b)を参照して、これにより、TiC2でダイヤモンド粒子1を連結した有孔体を形成した。
【0065】
図17(a)、(b)を参照して、その後、Ag、CuあるいはAlよりなる金属3aを有孔体上に載せ、真空中(10−5Torr)でそれぞれ約970℃、1100℃あるいは800℃で2分間保持して、この金属3aを溶融し、有孔体の孔の部分に金属3aを浸透させた。このように、型の形状を変えることにより、図18(a)、(b)に示すように比較的自由な形状を有する半導体用ヒートシンクを形成することができた。
【0066】
実施例4
図19は、本発明の半導体用ヒートシンクを実際に半導体素子に接合し、パッケージに収めた状態を示す概略斜視図である。図19を参照して、上記実施例1〜3で形成したヒートシンク10に、SiもしくはGaAsを主材料とする半導体素子30を接合し、パッケージ20に収め、このパッケージ20のヒートシンク10側をヒートパイプ40に接触させた。そして半導体素子30を動作させて発熱させた。ヒートシンクシンク10の裏にはフィンを付けて熱を放熱させた。
【0067】
その結果、ヒートシンク10としてCuを用いた場合より本発明のヒートシンクを用いることで熱抵抗が小さくなることがわかった。その結果を表5に示す。
【0068】
【表5】
Figure 0003617232
【0069】
また、ヒートシンク10と半導体素子30との接合をはんだ系の金属を用いた場合には、半導体素子30の下に、半導体素子との接合面に沿ってダイヤモンドが2個以上存在することが必要であることがわかった。
【0070】
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の半導体用ヒートシンクは、熱膨張係数が半導体材料に近く、かつ熱伝導率が高いため、半導体パッケージに組込むことにより、半導体パッケージの組立時および半導体素子の動作時など生じる熱を効率的に放散させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における半導体用ヒートシンクの概略図である。
【図2】本発明の一実施の形態における半導体用ヒートシンクの製造方法の第1工程を示す概略図である。
【図3】本発明の一実施の形態における半導体用ヒートシンクの製造方法の第2工程を示す概略図である。
【図4】本発明の一実施の形態における半導体用ヒートシンクの製造方法の第3工程を示す概略図である。
【図5】本発明の一実施の形態における半導体用ヒートシンクの製造方法の第4工程を示す概略図である。
【図6】本発明の一実施の形態における半導体用ヒートシンクの製造方法の第5工程を示す概略図である。
【図7】本発明の一実施の形態における半導体用ヒートシンクの製造方法の第6工程を示す概略図である。
【図8】本発明の他の実施の形態における半導体用ヒートシンクの製造方法の第1工程を示す概略図である。
【図9】本発明の他の実施の形態における半導体用ヒートシンクの製造方法の第2工程を示す概略図である。
【図10】本発明の他の実施の形態における半導体用ヒートシンクの製造方法の第3工程を示す概略図である。
【図11】本発明の他の実施の形態における半導体用ヒートシンクの製造方法の第4工程を示す概略図である。
【図12】本発明の他の実施の形態における半導体用ヒートシンクの製造方法の第5工程を示す概略図である。
【図13】本発明の実施例3における半導体用ヒートシンクの製造方法を異なる型を用いて製造した場合の第1工程を示す概略図である。
【図14】本発明の実施例3における半導体用ヒートシンクの製造方法を異なる型を用いて製造する場合の第2工程を示す概略図である。
【図15】本発明の実施例3における半導体用ヒートシンクの製造方法を異なる型を用いて形成する場合の第3工程を示す概略図である。
【図16】本発明の実施例3における半導体用ヒートシンクの製造方法を異なる型を用いて形成する場合の第4工程を示す概略図である。
【図17】本発明の実施例3における半導体用ヒートシンクの製造方法を異なる型を用いて形成する場合の第5工程を示す概略図である。
【図18】本発明の実施例3における半導体用ヒートシンクの製造方法を異なる型を用いて形成する場合の第6工程を示す概略図である。
【図19】本発明の半導体用ヒートシンクを半導体素子に接合し、パッケージに収めた様子を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1 ダイヤモンド粒子
2 金属炭化物
3 金属
10 半導体用ヒートシンク

Claims (14)

  1. 複数のダイヤモンド粒子と金属と金属炭化物とを有する複合体を含む半導体用ヒートシンクであって、前記金属炭化物と前記ダイヤモンド粒子とでマトリックスを形成しており、前記マトリックスの隙間に前記金属が存在している、半導体用ヒートシンク。
  2. グラファイトをさらに備え、前記グラファイトは前記マトリックス中に含まれている、請求項1に記載の半導体用ヒートシンク。
  3. 前記ダイヤモンド粒子の平均粒径が60μm以上700μm以下である、請求項1および2のいずれかに記載の半導体用ヒートシンク。
  4. 前記金属は、Ag、Cu、Au、Alよりなる群から選ばれる少なくとも1種からなる、請求項1〜3のいずれかに記載の半導体用ヒートシンク。
  5. 前記金属炭化物は、TiC、ZrC、HfCよりなる群から選ばれる少なくとも1種からなる、請求項1〜4のいずれかに記載の半導体用ヒートシンク。
  6. 前記金属炭化物の体積比率は全体の体積の5%以下である、請求項1〜5のいずれかに記載の半導体用ヒートシンク。
  7. 前記複合体の表面にめっきおよび蒸着のいずれかにより被覆用金属がコーティングされている、請求項1〜6のいずれかに記載の半導体用ヒートシンク。
  8. ダイヤモンド、AlN、Al よりなる群から選ばれる少なくとも一種の絶縁体が前記複合体に接合されている、請求項1〜7のいずれかに記載の半導体用ヒートシンク。
  9. 複数のダイヤモンド粒子を容器に充填した状態で前記ダイヤモンド粒子の外表面を溶融した第1の金属と反応させて、前記ダイヤモンド粒子の表面に金属炭化物を形成する工程と、
    前記ダイヤモンド粒子と前記金属炭化物とを含む試料の隙間に第2の金属を溶浸させる工程とを備えた、半導体用ヒートシンクの製造方法。
  10. 前記第1の金属のみを前記ダイヤモンド粒子とともに加熱して前記金属炭化物を形成した後、残存する前記第1の金属を蒸発させ、その後に前記第2の金属を加熱して溶融させる、請求項9に記載の半導体用ヒートシンクの製造方法。
  11. 前記第1の金属は前記第2の金属より融点の低い成分よりなっており、
    前記第1および第2の金属を同時に前記ダイヤモンド粒子とともに加熱して、前記第1の金属を溶融させて前記金属炭化物を形成した後、前記第2の金属を溶融させる、請求項9に記載の半導体用ヒートシンクの製造方法。
  12. 前記第1および第2の金属の融点は1100℃以下である、請求項9〜11のいずれかに記載の半導体用ヒートシンクの製造方法。
  13. 前記第1および第2の金属の溶融は、各々、1000気圧以下の圧力下あるいは真空中で行なわれる、請求項9〜12のいずれかに記載の半導体用ヒートシンクの製造方法。
  14. 半導体素子と請求項1〜8のいずれかに記載の前記半導体用ヒートシンクとが接続されており、その接続部における前記半導体用ヒートシンク内には、前記半導体素子の接続面の方向に沿って少なくとも2個以上の前記ダイヤモンド粒子が配置されている、半導体パッケージ。
JP02389197A 1997-02-06 1997-02-06 半導体用ヒートシンクおよびその製造方法ならびにそれを用いた半導体パッケージ Expired - Fee Related JP3617232B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02389197A JP3617232B2 (ja) 1997-02-06 1997-02-06 半導体用ヒートシンクおよびその製造方法ならびにそれを用いた半導体パッケージ
DE69806193T DE69806193T2 (de) 1997-02-06 1998-02-06 Kühlkörpermaterial für Halbleiterbauelemente und Verfahren zu dessen Herstellung
EP98102088A EP0859408B1 (en) 1997-02-06 1998-02-06 Heat sink material for use with a semiconductor component and fabrication method thereof
US09/019,798 US6171691B1 (en) 1997-02-06 1998-02-06 Heat sink material for use with semiconductor component and method for fabricating the same, and semiconductor package using the same
US09/577,968 US6270848B1 (en) 1997-02-06 2000-05-25 Heat sink material for use with semiconductor component and method for fabricating the same, and semiconductor package using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02389197A JP3617232B2 (ja) 1997-02-06 1997-02-06 半導体用ヒートシンクおよびその製造方法ならびにそれを用いた半導体パッケージ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10223812A JPH10223812A (ja) 1998-08-21
JP3617232B2 true JP3617232B2 (ja) 2005-02-02

Family

ID=12123083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02389197A Expired - Fee Related JP3617232B2 (ja) 1997-02-06 1997-02-06 半導体用ヒートシンクおよびその製造方法ならびにそれを用いた半導体パッケージ

Country Status (4)

Country Link
US (2) US6171691B1 (ja)
EP (1) EP0859408B1 (ja)
JP (1) JP3617232B2 (ja)
DE (1) DE69806193T2 (ja)

Families Citing this family (57)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3617232B2 (ja) 1997-02-06 2005-02-02 住友電気工業株式会社 半導体用ヒートシンクおよびその製造方法ならびにそれを用いた半導体パッケージ
JP3893681B2 (ja) * 1997-08-19 2007-03-14 住友電気工業株式会社 半導体用ヒートシンクおよびその製造方法
EP1160860B1 (en) * 1999-12-24 2010-10-27 NGK Insulators, Ltd. Heat sink material and manufacturing method thereof
JP2001217359A (ja) * 2000-01-31 2001-08-10 Shinko Electric Ind Co Ltd 放熱用フィン及びその製造方法並びに半導体装置
US7265062B2 (en) * 2000-04-04 2007-09-04 Applied Materials, Inc. Ionic additives for extreme low dielectric constant chemical formulations
JP2002080280A (ja) * 2000-06-23 2002-03-19 Sumitomo Electric Ind Ltd 高熱伝導性複合材料及びその製造方法
DE20016316U1 (de) * 2000-09-19 2001-04-05 Boston Cooltec Corp., Wilmington Kühlkörper zur Kühlung insbesondere elektronischer Bauelemente
RU2206502C2 (ru) * 2000-11-21 2003-06-20 Акционерное общество закрытого типа "Карбид" Композиционный материал
US6460598B1 (en) * 2000-11-27 2002-10-08 Ceramic Process Systems Corporation Heat exchanger cast in metal matrix composite and method of making the same
US6815052B2 (en) * 2000-12-01 2004-11-09 P1 Diamond, Inc. Filled diamond foam material and method for forming same
JP2003201528A (ja) * 2001-10-26 2003-07-18 Ngk Insulators Ltd ヒートシンク材
GB2395360B (en) * 2001-10-26 2005-03-16 Ngk Insulators Ltd Heat sink material
US7528413B2 (en) 2001-11-09 2009-05-05 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Sintered diamond having high thermal conductivity and method for producing the same and heat sink employing it
US20030168730A1 (en) * 2002-03-08 2003-09-11 Howard Davidson Carbon foam heat exchanger for integrated circuit
US7575043B2 (en) * 2002-04-29 2009-08-18 Kauppila Richard W Cooling arrangement for conveyors and other applications
GB0223321D0 (en) * 2002-10-08 2002-11-13 Element Six Ltd Heat spreader
US7173334B2 (en) * 2002-10-11 2007-02-06 Chien-Min Sung Diamond composite heat spreader and associated methods
US20060113546A1 (en) * 2002-10-11 2006-06-01 Chien-Min Sung Diamond composite heat spreaders having low thermal mismatch stress and associated methods
WO2005038912A1 (en) 2002-10-11 2005-04-28 Chien-Min Sung Carbonaceous heat spreader and associated methods
US20050189647A1 (en) * 2002-10-11 2005-09-01 Chien-Min Sung Carbonaceous composite heat spreader and associated methods
JP2004146413A (ja) * 2002-10-22 2004-05-20 Sumitomo Electric Ind Ltd 半導体素子収納用パッケージおよび半導体装置
US6727117B1 (en) * 2002-11-07 2004-04-27 Kyocera America, Inc. Semiconductor substrate having copper/diamond composite material and method of making same
JP2004200346A (ja) * 2002-12-18 2004-07-15 Sumitomo Electric Ind Ltd 半導体素子収納用パッケージ、その製造方法及び半導体装置
US7298046B2 (en) 2003-01-10 2007-11-20 Kyocera America, Inc. Semiconductor package having non-ceramic based window frame
AT7382U1 (de) * 2003-03-11 2005-02-25 Plansee Ag Wärmesenke mit hoher wärmeleitfähigkeit
US7215545B1 (en) 2003-05-01 2007-05-08 Saeed Moghaddam Liquid cooled diamond bearing heat sink
US7279023B2 (en) * 2003-10-02 2007-10-09 Materials And Electrochemical Research (Mer) Corporation High thermal conductivity metal matrix composites
US7384693B2 (en) * 2004-04-28 2008-06-10 Intel Corporation Diamond-like carbon films with low dielectric constant and high mechanical strength
AT7492U1 (de) * 2004-06-01 2005-04-25 Ceratizit Austria Gmbh Verschleissteil aus einem diamanthaltigen verbundwerkstoff
TWI290012B (en) * 2005-03-03 2007-11-11 Mitac Technology Corp Printed circuit board structure and manufacturing method thereof
US7360581B2 (en) * 2005-11-07 2008-04-22 3M Innovative Properties Company Structured thermal transfer article
EP1976004B1 (en) * 2005-12-28 2017-02-15 A.L.M.T. Corp. Semiconductor element mounting substrate, semiconductor device using the same, and process for producing semiconductor element mounting substrate
US20070199681A1 (en) * 2006-02-24 2007-08-30 Ming-Hang Hwang Dissipation Heat Pipe Structure and Manufacturing Method Thereof
US20080023665A1 (en) * 2006-07-25 2008-01-31 Weiser Martin W Thermal interconnect and interface materials, methods of production and uses thereof
JP2008248324A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Sps Syntex Inc ダイヤモンド粒子分散型金属基複合材料及びその製造方法
US7791188B2 (en) 2007-06-18 2010-09-07 Chien-Min Sung Heat spreader having single layer of diamond particles and associated methods
AT505491B1 (de) * 2007-07-10 2010-06-15 Electrovac Ag Verbundwerkstoff
SE532992C2 (sv) * 2007-11-08 2010-06-08 Alfa Laval Corp Ab Förfarande för framställning av en diamantkomposit, grönkropp, diamantkomposit samt användning av diamantkompositen
WO2010027504A1 (en) * 2008-09-08 2010-03-11 Materials And Electrochemical Research (Mer) Corporation Machinable metal/diamond metal matrix composite compound structure and method of making same
US20100139885A1 (en) * 2008-12-09 2010-06-10 Renewable Thermodynamics, Llc Sintered diamond heat exchanger apparatus
WO2011049479A1 (en) * 2009-10-21 2011-04-28 Andrey Mikhailovich Abyzov Composite material having high thermal conductivity and process of fabricating same
KR20110085481A (ko) * 2010-01-20 2011-07-27 삼성전자주식회사 적층 반도체 패키지
JP5484111B2 (ja) 2010-02-08 2014-05-07 株式会社アライドマテリアル 半導体素子搭載部材とその製造方法ならびに半導体装置
US8778784B2 (en) 2010-09-21 2014-07-15 Ritedia Corporation Stress regulated semiconductor devices and associated methods
WO2012040374A2 (en) 2010-09-21 2012-03-29 Ritedia Corporation Superabrasive tools having substantially leveled particle tips and associated methods
US9006086B2 (en) 2010-09-21 2015-04-14 Chien-Min Sung Stress regulated semiconductor devices and associated methods
DE102011018607A1 (de) 2011-04-21 2012-10-25 H.C. Starck Gmbh Granulat zur Herstellung von Verbundbauteilen durch Spritzgiessen
DE102011079471B4 (de) * 2011-07-20 2024-05-29 Trumpf Laser Gmbh Verfahren zur Bildung eines Kohlenstoff-Metall-Verbundwerkstoffs
JP5896400B2 (ja) * 2011-11-25 2016-03-30 トーメイダイヤ株式会社 ダイヤモンド含有ヒートシンク材及びその製法
EP2810310A4 (en) * 2012-02-01 2016-01-20 Baker Hughes Inc THERMOELECTRIC DEVICES WITH SINTERED BOND
US9651236B2 (en) * 2014-01-31 2017-05-16 Christie Digital Systems Usa, Inc. Light emitting device with a heat sink composed of two materials
EP3190613B1 (en) 2014-09-02 2019-05-15 A.L.M.T. Corp. Heat dissipation member and method for producing heat dissipation member
JP5807935B1 (ja) 2014-10-09 2015-11-10 株式会社半導体熱研究所 放熱基板と、それを使用した半導体用モジュール
WO2017222471A1 (en) 2016-06-24 2017-12-28 Agency For Science, Technology And Research Semiconductor package and method of forming the same
US11668009B2 (en) * 2018-02-14 2023-06-06 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Composite member
JP7273374B2 (ja) * 2018-02-21 2023-05-15 住友電気工業株式会社 複合材料、及び複合材料の製造方法
CN113206200B (zh) * 2020-04-17 2023-04-07 广东聚华印刷显示技术有限公司 薄膜封装结构、薄膜封装方法及光电器件

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3929432A (en) * 1970-05-29 1975-12-30 De Beers Ind Diamond Diamond particle having a composite coating of titanium and a metal layer
US4024675A (en) * 1974-05-14 1977-05-24 Jury Vladimirovich Naidich Method of producing aggregated abrasive grains
JPS62249462A (ja) 1986-04-23 1987-10-30 Hitachi Vlsi Eng Corp 半導体装置
JPS63262432A (ja) * 1987-04-17 1988-10-28 Sumitomo Electric Ind Ltd 硬質焼結体の製造方法
JPH0215977A (ja) * 1988-06-30 1990-01-19 Nisshin Daiyamondo Kk ダイヤモンド砥石とその製造方法
US5130771A (en) * 1988-10-11 1992-07-14 Amoco Corporation Diamond composite heat sink for use with semiconductor devices
US5008737A (en) 1988-10-11 1991-04-16 Amoco Corporation Diamond composite heat sink for use with semiconductor devices
JPH039552A (ja) 1989-06-07 1991-01-17 Idemitsu Petrochem Co Ltd 高熱伝導性部材
JPH04231436A (ja) 1990-06-01 1992-08-20 United Technol Corp <Utc> ダイヤモンド含有材料及びダイヤモンド含有材料製品の製造方法
US5120495A (en) * 1990-08-27 1992-06-09 The Standard Oil Company High thermal conductivity metal matrix composite
US5045972A (en) 1990-08-27 1991-09-03 The Standard Oil Company High thermal conductivity metal matrix composite
JPH05291444A (ja) 1992-04-13 1993-11-05 Sumitomo Electric Ind Ltd 放熱基板
JPH05347370A (ja) 1992-06-15 1993-12-27 Seiko Epson Corp 放熱部材
JPH06326432A (ja) 1993-05-13 1994-11-25 Denki Kagaku Kogyo Kk 混成集積回路用基板及びその製造方法
US6264882B1 (en) * 1994-05-20 2001-07-24 The Regents Of The University Of California Process for fabricating composite material having high thermal conductivity
EP0717125A1 (en) * 1994-12-15 1996-06-19 General Electric Company Bonding of diamond to a substrate
JP3617232B2 (ja) 1997-02-06 2005-02-02 住友電気工業株式会社 半導体用ヒートシンクおよびその製造方法ならびにそれを用いた半導体パッケージ

Also Published As

Publication number Publication date
DE69806193T2 (de) 2002-11-21
US6270848B1 (en) 2001-08-07
DE69806193D1 (de) 2002-08-01
EP0859408A2 (en) 1998-08-19
EP0859408A3 (en) 1998-09-23
JPH10223812A (ja) 1998-08-21
EP0859408B1 (en) 2002-06-26
US6171691B1 (en) 2001-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3617232B2 (ja) 半導体用ヒートシンクおよびその製造方法ならびにそれを用いた半導体パッケージ
US8039953B2 (en) System and method using self-assembled nano structures in the design and fabrication of an integrated circuit micro-cooler
KR101022583B1 (ko) 방열재 및 땜납 프리폼
US6984888B2 (en) Carbonaceous composite heat spreader and associated methods
JP4348565B2 (ja) 高熱伝導・低熱膨張複合材及び放熱基板
EP1542271B1 (en) Method of preparing a submount for a semiconductor element
US7538422B2 (en) Integrated circuit micro-cooler having multi-layers of tubes of a CNT array
US20060091532A1 (en) Carbonaceous composite heat spreader and associated methods
US20070126116A1 (en) Integrated Circuit Micro-Cooler Having Tubes of a CNT Array in Essentially the Same Height over a Surface
JP5275625B2 (ja) ホウ素を含むダイヤモンドと銅複合材料から成るヒートシンク
US20060258054A1 (en) Method for producing free-standing carbon nanotube thermal pads
JP2000077584A (ja) 金属マトリックスコンポジットボデ―
JP4344934B2 (ja) 高熱伝導・低熱膨張複合材及び放熱基板並びにこれらの製造方法
JP3315919B2 (ja) 2種類以上の異種部材よりなる複合部材を製造する方法
JP2006505951A (ja) 銅/ダイヤモンドの複合材料を有する半導体基板及びその製造方法
JP2007500450A (ja) 複合材料及び電気回路又は電気モジュール
JP4148123B2 (ja) 放熱体及びパワーモジュール
JP2004253736A (ja) ヒートスプレッダモジュール
JP2004076044A (ja) セラミックス−金属系複合材料及びその製造方法
EP1542280A1 (en) Member for semiconductor device
JPH08186204A (ja) ヒートシンク及びその製造方法
JP2004076043A (ja) セラミックス−金属系複合材料及びその製造方法
JPH11269575A (ja) 複合体とそれを用いたヒートシンク
JP3684440B2 (ja) ヒートシンク及びその製造方法
JP2002033423A (ja) モジュール構造体

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040812

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041019

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041101

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071119

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081119

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091119

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091119

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101119

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees