JP3615658B2 - 火災報知設備 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は火災報知設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の火災報知設備では、火災感知器あるいは火災感知器が接続された中継器などの火災監視用端末や防排煙機器などの被制御機器を制御する制御用端末を火災受信機や中継器などの受信部に接続している。
【0003】
そして、受信部、例えば火災受信機は、火災監視用端末から火災信号あるいは火災現象の物理量信号などの火災情報を例えばポーリングなどによって受信し、受信した火災情報に基づき火災判断を行い、火災判断結果に基づき火災発生地区に関連する防排煙機器などの制御を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような火災報知設備では、火災受信機が火災監視用端末から受信した火災情報に基づき火災判断を行うのであるが、火災監視用端末としては、火災現象の物理量信号を送信するいわゆるアナログ式の火災感知器、検出した火災現象が火災と判別される状態か否か自身で判別し火災状態の時は火災信号を送信するいわゆるオンオフ式火災感知器、あるいはオンオフ式の火災感知器が複数接続されいずれかの感知器が火災信号を送信したときに火災信号を送信する中継器などがある。
【0005】
そしてアナログ式火災感知器としては、例えば温度の物理量信号を送信する熱アナログ式火災感知器、煙の物理量信号を送信する煙アナログ式火災感知器、炎の光(輻射光)の物理量を送信する炎アナログ式火災感知器、ガスの物理量を送信するガスアナログ式火災感知器などがある。また、オンオフ式火災感知器としては、定温式、差動式、定温差動式などの熱火災感知器、光電式やイオン化式の煙火災感知器、赤外式や紫外式の炎火災感知器、ガス火災感知器などがある。さらに、被制御機器としても、制御時間、制御方法が機器によって異なる。
【0006】
従って、火災監視用端末が接続される火災受信機や中継器などの受信部では、アナログ式火災感知器からの火災情報を処理する場合には、アナログ式火災感知器の種類によって受信する火災情報の種類が異なるため、それぞれの情報にあった火災判断処理が必要となる。この点は、オンオフ式火災感知器や中継器からの火災信号を火災判断処理する場合も同様であり、被制御機器の制御を行う場合も同様である。
【0007】
このため、従来の火災報知設備では火災受信機や中継器などの受信部に、接続される複数の火災監視用端末や制御用端末のそれぞれの種別情報であるID情報を記憶したEPROM等のいわゆる端末マップ用の記憶手段を設け、この記憶手段に記憶されたID情報を参照しながら火災監視処理や制御処理を行っている。
【0008】
そして、この記憶手段は受信部の工場出荷時に作成されて受信部に組み込まれて出荷されるため、例えば火災報知設備の設置後に建物の間取り変更や用途変更により火災監視用端末や制御用端末に変更があると、変更内容を組み込んだ新しいEPROMを工場で作成するかもしくは設置場所に専門家がROM書込器を持ち込んで作成してROM交換を行っていた。このため、交換が面倒であるとともに、設定ミスも発生する虞があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の点に鑑みなされたもので、請求項1の発明は、火災受信機や中継器などの受信部に複数の火災監視用の端末もしくは複数の火災監視用の端末と制御用の端末とが接続されてなる火災報知設備において;前記複数の端末には端末の種類によって異なるID情報が与えられ;前記受信部には、前記接続される複数の端末のID情報を記憶する電気的に書き換え自在な不揮発性記憶手段と、前記複数の端末からID情報を収集する収集手段と、指示が与えられたときに前記収集手段によって収集した前記複数の端末のID情報を前記不揮発性記憶手段に書き換え記憶させる書き換え手段と、を設け、前記書き換え手段は前記収集手段によって収集したID情報を前記不揮発性記憶手段に書き換え記憶させたときに、前記不揮発性記憶手段に非収集モードを記憶させるモード設定手段を有し、さらに前記受信部には、電源が投入された時もしくはリセットされた時に前記不揮発性記憶手段に非収集モードが設定されているか否かを判別し、非収集モードが設定されているときは前記不揮発性記憶手段に記憶されているID情報に基づいて火災監視を、また、非収集モードが設定されていないときには前記収集手段によって前記複数の端末からID情報の収集を行い、この収集したID情報に基づいて火災監視を行うモード判別手段を設けたことを特徴とするものである。
【0011】
また、請求項2の発明は、火災受信機や中継器などの受信部に複数の火災監視用の端末もしくは複数の火災監視用の端末と制御用の端末とが接続されてなる火災報知設備において;前記複数の端末には端末の種類によって異なるID情報が与えられ;前記受信部には、前記接続される複数の端末のID情報を記憶する電気的に書き換え自在な不揮発性記憶手段と、前記複数の端末からID情報を収集する収集手段と、前記不揮発性記憶手段の記憶内容に基づいて火災監視を行うかまたは前記収集手段によって前記複数の端末からID情報を収集しこの収集手段によって収集したID情報に基づいて火災監視を行うかを指示する監視指示手段と、とを設けたことを特徴とするものである。
【0012】
また、請求項3の発明は、請求項2に加えて、前記受信部は、前記監視指示手段によって前記不揮発性記憶手段に基づいて火災監視を行うように指示されているときに、前記受信部へ電源が投入された時もしくはリセットされた時に前記不揮発性記憶手段の記憶内容をチェックし、記憶内容に異常があるときには前記収集手段によって前記複数の端末からID情報を収集し、この収集手段によって収集したID情報に基づいて火災監視を行うことを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
図1は本発明の実施形態の1実施例のブロック図、図2、図3は動作を説明するフローチャートである。
【0017】
図1において、REは火災受信機である。SE1、SE2、TR3・・・・は受信機REに電源兼信号線Lを介して接続された火災監視用端末で、SE1、SE2は火災時に生じる熱、煙、炎、ガスあるいは臭いなどの火災現象を検出してその物理量を送信するいわゆるアナログ式の火災感知器、TR3は中継器で、この中継器TR3には火災と判断される火災現象を検出したときに火災信号を出力するいわゆるオンオフ式の火災感知器DEが接続されている。
【0018】
アナログ式火災感知器SE1、SE2・・・・、中継器TR3・・・・のそれぞれには、図示を省略しているが、それぞれ自己アドレスを設定するためのアドレス設定器(例えばディップスイッチ、ロータリ式ディップスイッチ、EEPROM等)、さらには必要に応じ自己の属するグループアドレスを設定するための同様なグループアドレス設定器が設けられている。また自己の機器種別を示すID情報(種別情報)を設定するアドレス設定器と同様なID設定器が設けられている。
【0019】
なお、受信機REには火災監視用端末以外に防排煙機器等を制御するための制御用中継器を接続できるが、本実施例では図示・説明を省略している。
【0020】
火災受信機REにおいて、MPUはマイクロコンピュータ、ROM1は図2、図3に動作フローで示すプログラムを記憶する例えばEPROMなどのROMである。ROM2は本実施例の場合は、火災監視用端末SE1、SE2、TR3・・・・のアドレス番号と、アナログ式熱式火災感知器、アナログ式光電式火災感知器、アナログ式ガス式火災感知器、火災監視用中継器、制御用中継器などのID、並びに電源投入時やシステムリセット時の火災受信機の立ち上げ方法を記憶するROMで、EEPROMなどの電気的に書き換え可能なROM(不揮発性記憶手段)である。
【0021】
RAM1は作業用のRAMである。RAM2は火災監視や制御などのために火災受信機REに接続されている火災監視用や制御用の複数の端末のアドレスとID、本実施例では端末SE1、SE2、TR3・・・・のアドレスとIDを記憶する運用用のRAMである。
【0022】
DPは、図示を省略した火災時に火災の発生した火災警戒地区を表示する地区表示灯、LCD、または計数表示器、蓄積中、試験中、音響停止中、スイッチ注意等を表示する各種表示灯等が設けられた表示部、OPは図示を省略した試験スイッチ、音響停止スイッチ、制御スイッチ、火災復旧スイッチ、電源スイッチ、システムリセットスイッチ等の各種スイッチや保存スイッチが設けられた操作部である。TRXは、並直列変換回路、送信回路、受信回路、直並列変換回路等で構成される送受信回路である。なお、電源スイッチ、システムリッセットスイッチ、保存スイッチ等は受信機REの内部に設けるようにしてもよい。また、IF1、IF2、IF3はMPUとDP、OP、TRXを接続するインターフェースである。
【0023】
次に本実施例の動作を図2、図3を参照して説明する。
【0024】
火災受信機REの電源スイッチをオンもしくは運転中にシステムリセットスイッチをオンすると、MPUは、まずRAM1、RAM2のイニシャライズやROM2の記憶内容が正常か否かのチェック等の初期設定を行う(S1)。なお、ROM2のチェックは、アドレス、ID等の端末データやシステム立ち上げ指定コードなどの記憶データの例えば加算値(サムチェックコード)をROM2の記憶データの記憶領域とは別の領域に記憶しておき、記憶データを加算してその加算値がサムチェックコードと一致するか否かで行い、一致しなかったときはROM2の記憶内容をクリアする。
【0025】
このようにして初期設定が終了すると、MPUはROM2にシステム立ち上げ方法として非収集立上が記憶されているかチェックする(S2)。ROM2に非収集立ち上げが記憶されていると、ROM2の端末のアドレスとIDを読み出しRAM2に格納する(S3)。
【0026】
ところで、S2で非収集立上が記憶されていないときには(S2のN)、端末のアドレスkを1にセットし(S4)、k番端末、この場合は1番端末をポーリングによって呼び出すとともにID返送命令を送出し、呼び出したk番端末からIDを収集する(S5)。k番端末から収集したIDはRAM2のk番を示すk番地に格納する(S6)。そしてこのID収集をポーリングにより最終アドレスの端末まで繰り返す(S5〜S8)。
【0027】
このようにして、端末である火災感知器SE1、SE2・・や中継器TR3・・のROM2に記憶されているアドレスとID情報のRAM2への格納(S3)、もしくは各端末から収集したアドレスとID情報のRAM2への格納(S6)が終了すると、RAM2に記憶された各端末のアドレスとID情報に基づいて火災監視の運用が開始される。
【0028】
まずkを1にセット(S11)した後、k番端末すなわちこの場合は1番端末から火災情報を収集するために#1のポーリングの呼出アドレスと火災情報返送命令を送出し、#1でアドレス指定された火災感知器SE1は火災情報として火災現象の物理量信号、例えば煙の物理量信号を受信機REに送信し、受信機REは受信した火災情報をRAM1に格納する(S12)。
【0029】
次にMPUはRAM2のアドレスkのIDを読み出し、火災判断処理を行う。この場合、1番端末のIDがアナログ式の光電式火災感知器であると、煙の物理量信号が火災レベルであるか否か判別し、火災レベル以上であればRAM1に設定された1番端末用の蓄積用タイマを1カウントアップし、このタイマが所定の蓄積時間に達したか否か判別する。そして蓄積時間が所定の蓄積時間に達したら火災と判断し(S13のY)、その火災警戒地区を表示部DPに表示したり、図示を省略した受信機RE内に設けられた主音響装置や火災の発生した階とその直上階に設けられた地区音響装置を鳴動させる等の火災時処理を行う(S14)。また、防排煙機機等の被制御機器が接続されている場合には火災の発生した火災警戒地区に関連した被制御機器を制御用中継器を介して制御する。この制御用中継器が電源兼信号線に接続されている場合には、受信機REからそのアドレス信号と制御命令を送出することにより行われる。
【0030】
この火災時処理(S14)が行われたか、あるいは、S13で火災でないと判断されたときは、すなわち1番端末の場合は物理量信号が火災レベルに達していないか、もしくは火災レベルに達していても蓄積タイマが所定の蓄積時間に達していないときは、S15に進み、kが最終番号Kに達しているか否か判断し(S15)、最終番号Kでなければ(S15のN)、kを1インクリメントして(S16)次の番号の端末にポーリングを行って火災情報を収集、火災判断を行う(S12、S13、S14)。
【0031】
次にMPUは、操作部OPの保存スイッチが操作されたか否か、すなわち、火災監視の運用に用いられているRAM2のデータをROM2に格納保存する必要があるか否かを判断する(S21)。保存スイッチが操作されていると(S21のY)、RAM2からアドレスデータとIDデータを読み出してROM2の所定データ記憶領域に書き込み格納するとともに、これらデータの加算値を求めてROM2の加算値記憶領域に格納する(S22)。これにより、火災監視用及び又は制御用等の複数の端末からポーリングによって収集したアドレスやID情報を保存することができる。
【0032】
また、MPUは、RAM2のアドレスやID等のデータをROM2に保存すると、ROM2の立ち上げモード記憶領域に非収集立ち上げモードを例えばフラグビットを立てるなどして記憶させる。これにより、次回の電源投入時、もしくはシステムリセット時には、ROM2に保存記憶されているアドレスデータやID情報データにより立ち上げが自動的に行われる。
【0033】
図4、図5は本発明の他の実施形態の実施例で、上記実施例と異なるのは、火災受信機の電源投入時やシステムリセット時に、火災受信機に接続されている複数の火災監視用端末、さらには制御用端末からアドレス及び又はID情報を収集する収集モードか、EEPROM等のメモリに記憶されている複数の火災監視用端末、さらには制御用端末のアドレス及び又はID情報を利用する非収集モードかを設定する立ち上げモードスイッチ(立ち上げモード選択手段)を設け、これにより立ち上げモードを決定するようにしたものである。
【0034】
そして、モードスイッチが収集モードにあるときは、電源投入やリセット時に端末からアドレスやID情報を収集してRAM2に格納し、これを用いて火災監視を行う。また、モードスイッチが非収集モードにあるときは、EEPROM等のROM2に記憶しているアドレスやID情報を読み出してRAM2に格納し、火災監視を行う。なお、ROM2の記憶データがおかしかったり記憶データが無い場合には、その旨を表示すると共に端末からアドレスやID情報を収集してRAM2に格納し火災監視を行う。
【0035】
次ぎにこの実施例の動作を図4、図5を参照して説明する。なお、この実施例の火災受信機の構成は、図1の操作部OPに非収集モードと収集モードとを選択するモードスイッチが追加して設けられている点を除いて同様である。
【0036】
火災受信機REのMPUは、電源スイッチがオンされるかもしくはシステムリセットスイッチが操作されると、まずRAM1やRAM2の初期化を行うなどの初期設定を行い(S31)、つづいて操作部OPのモードスイッチが非収集モード、収集モードのいずれに設定されているか判別する(S32)。
【0037】
モードスイッチが収集モード側に選択されていると(S32のN)、S36〜S40のID情報収集の動作を行う。この収集動作S36〜S40は前記実施例の図2のS5〜S8の動作と同一なので説明を省略する。
【0038】
モードスイッチが非収集モード側に選択されていると(S32のY)、MPUはROM2の記憶内容のチェックを行う(S33)。このチェックは、例えば、ROM2に複数の端末のアドレス、ID情報等の端末データが存在するか、存在していれば端末データの記憶データの例えば加算値(サムチェックコード)を記憶データの記憶領域とは別の領域に記憶しておき、記憶データを加算してその加算値がサムチェックコードと一致するか否か等で行う。
【0039】
このROM2のチェック結果が正常であれば(S34のY)、ROM2からアドレス、ID等の端末データを読み出し、RAM2に格納して火災監視の運用に供する(S35)。
【0040】
一方、ROM2のチェック結果が異常であれば(S34のN)、ROM2の記憶内容を火災監視に使用せず、S36に移り、S36〜S40の動作を行う。なお、ROM2の異常が判別したときには、DPでその旨を表示警告する。また、ROM2を自動的にクリア(初期化)するようにしても、また、該当部分のみをクリアするようにしても良い。
【0041】
そして、RAM2に運用用のアドレスやIDが格納されたらS41〜46の火災監視処理、S51、S52のアドレス、IDの保存処理を行う。なお、S41〜S46の火災監視の動作は前記図2、図3のS11〜S16と同じなので説明を省略する。また、S51、S52の保存処理も図3のS21、S22と同じなので説明を省略する。
【0042】
なお、上記各実施例では複数の端末をポーリングするのに各端末をアドレスで個別に指定するようにしたが、例えば複数の端末をグループ単位で指定してポーリングするなど、他の方法で行うようにしても良い。
【0043】
請求項1の発明では、複数の火災感知器等の火災監視用端末さらには制御用端末に機器の種別に対応したID情報を与え、火災受信機や中継器などの受信部にID情報記憶用の電気的に書き換え自在な不揮発性記憶手段、ID情報の収集手段、収集手段で収集したID情報を指示により不揮発性記憶手段に書き換え記憶させる書き換え手段を設けたので、端末のID情報を変更して受信部に記憶させるのに、工場で変更して設置現場で記憶装置の交換を行ったり、火災報知設備の設置場所に記憶手段の書込装置を持ち込んで変更作業を行う必要がなくなるとともに、変更作業にともなう人為的ミスを防止でき、さらに、不揮発性記憶手段に収集したID情報を書き換え記憶させたときに非収集モードを併せて記憶させ、受信部は非収集モードが記憶されているときは自動的に不揮発性記憶手段の記憶内容に基づいて火災監視を行うようにしたので、非収集モードの設定忘れを防止できる。
【0045】
請求項2の発明では、複数の火災感知器等の火災監視用端末さらには制御用端末に機器の種別に対応したID情報を与え、火災受信機や中継器などの受信部にID情報記憶用の電気的に書き換え自在な不揮発性記憶手段、ID情報の収集手段、不揮発性記憶手段の端末データ(記憶内容)に基づく火災監視と収集手段により収集した端末データに基づく火災監視とのいずれかのモードを選択指示する監視指示手段を設けたので、監視指示手段を操作するだけでいずれのモードでも選択できる。
【0046】
請求項3の発明では、請求項2に加えて、不揮発性記憶手段の端末データに基づく火災監視モードが選択指示されているとき、電源投入やリセット時に不揮発性記憶手段をチェックして異常があれば収集手段によって自動的に端末データを収集して火災監視を行うようにしたので、不揮発性記憶手段に端末データがなかったりあるいはあっても異常な場合には自動的に端末データの収集を行えるので火災監視を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の火災報知設備のブロック図。
【図2】本発明の1実施例の動作を説明するフローチャート。
【図3】図2の続きのフローチャート。
【図4】本発明の他の実施例の動作を説明するフローチャート。
【図5】図4の続きのフローチャート。
【符号の説明】
RE 火災受信機
MPU マイクロコンピュータ
ROM2 電気的に書き換え自在な不揮発性記憶手段
DP 表示部
OP 操作部
L 電源兼信号線
SE1、SE2 火災監視用端末(アナログ式火災感知器)
TR3 火災監視用端末(中継器)
DE オンオフ式火災感知器
Claims (3)
- 火災受信機や中継器などの受信部に複数の火災監視用の端末もしくは複数の火災監視用の端末と制御用の端末とが接続されてなる火災報知設備において、
前記複数の端末には端末の種類によって異なるID情報が与えられ、
前記受信部には、
前記接続される複数の端末のID情報を記憶する電気的に書き換え自在な不揮発性記憶手段と、
前記複数の端末からID情報を収集する収集手段と、
指示が与えられたときに前記収集手段によって収集した前記複数の端末のID情報を前記不揮発性記憶手段に書き換え記憶させる書き換え手段と、を設け、
前記書き換え手段は前記収集手段によって収集したID情報を前記不揮発性記憶手段に書き換え記憶させたときに、前記不揮発性記憶手段に非収集モードを記憶させるモード設定手段を有し、
さらに前記受信部には、電源が投入された時もしくはリセットされた時に前記不揮発性記憶手段に非収集モードが設定されているか否かを判別し、非収集モードが設定されているときは前記不揮発性記憶手段に記憶されているID情報に基づいて火災監視を、また、非収集モードが設定されていないときには前記収集手段によって前記複数の端末からID情報の収集を行い、この収集したID情報に基づいて火災監視を行うモード判別手段を設けた
ことを特徴とする火災報知設備。 - 火災受信機や中継器などの受信部に複数の火災監視用の端末もしくは複数の火災監視用の端末と制御用の端末とが接続されてなる火災報知設備において、
前記複数の端末には端末の種類によって異なるID情報が与えられ、
前記受信部には、
前記接続される複数の端末のID情報を記憶する電気的に書き換え自在な不揮発性記憶手段と、
前記複数の端末からID情報を収集する収集手段と、
前記不揮発性記憶手段の記憶内容に基づいて火災監視を行うかまたは前記収集手段によって前記複数の端末からID情報を収集しこの収集手段によって収集したID情報に基づいて火災監視を行うかを指示する監視指示手段と、
とを設けたことを特徴とする火災報知設備。 - 前記受信部は、前記監視指示手段によって前記不揮発性記憶手段に基づいて火災監視を行うように指示されているときに、前記受信部へ電源が投入された時もしくはリセットされた時に前記不揮発性記憶手段の記憶内容をチェックし、記憶内容に異常があるときには前記収集手段によって前記複数の端末からID情報を収集し、この収集手段によって収集したID情報に基づいて火災監視を行うことを特徴とする請求項3記載の火災報知設備。
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