JP3612759B2 - Amplitude detector - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、大量のデータを高速・高精度に処理する要求があるレーダ信号処理システムの中で、固定小数点の複素データから振幅データないし対数振幅データを計算する振幅検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7は従来の振幅検出装置を示すブロック図である。図において、1は複素データの実部を入力するIch入力端子、2は複素データの虚部を入力するQch入力端子、7は単精度乗算器、8は複素データの振幅を出力する振幅出力端子、10は振幅データの対数を計算する対数関数演算器、11は単精度加算器、12は対数振幅データを出力する対数振幅出力端子、13は実数データの絶対値を計算する絶対値演算器、14は2個の実数データを比較して大きい方を選択する最大値演算器、15は2個の実数データを比較して小さい方を選択する最小値演算器、16は所望の定数を発生する定数発生器である。
【0003】
まず、従来の振幅検出装置の動作について説明する。Ich入力端子1から入力する複素データの実部をX、Qch入力端子2から入力する複素データの虚部をYとおくと、絶対値演算回路13は実部データXおよび虚部データYの絶対値|X|および|Y|を計算する。最大値演算器14および最小値演算器15は|X|と|Y|の中から、それぞれ大きい値および小さい値を計算する。定数発生器16が発生する定数をK(K=0.4092)とおくと、単精度乗算器7は最小値演算器15が計算した最小値と定数Kの乗算を行う。単精度加算器11は最大値演算器14が計算した最大値と単精度乗算器7が計算した乗算結果の加算を行う。振幅出力端子8は単精度加算器11が計算した加算結果を複素データX+jY(ここでjは虚数単位)の振幅データとして出力する。対数振幅出力端子12は対数関数演算器10が計算した振幅データの対数を対数振幅データとして出力する。このようにして求められた振幅データRおよび対数振幅データSはそれぞれ“数1”,“数2”で与えられる。
【0004】
【数1】
【0005】
【数2】
【0006】
次に、従来の振幅検出装置における検出誤差について説明する。いま、複素データの振幅を1としたとき、“数1”による振幅データRは図8の実線に示す通り、8種類の円弧を組み合わせた曲線で表わされる。検出誤差は複素データの位相θ(0≦θ<2π)によって変動するが、平均値が“数3”の通り5.3%、最大値は“数4”の通り8.0%となる。
【0007】
【数3】
【0008】
【数4】
【0009】
一方、対数関数演算器10には振幅データRをアドレスとして、対数振幅データSを出力するROM(Read Only Memory)が使用されている。単精度加算器11の出力データ長を16ビットとすると、16ビットのアドレスと64kワード(ここで、1ワードは16ビット、1kワードは1024ワード)のメモリ容量を持つROMが必要となるが、ハードウェア量の肥大化を考えれば、現実的な値ではない。そこで、従来の振幅検出装置では単精度加算器11の出力データから下位ビットを切り捨て、残る上位ビットをROMのアドレスとして入力している。“表1”には、標準的な市販部品で実現可能な12ビットアドレス・4kワードROMの真理値表を示す。
【0010】
【表1】
【0011】
さらに、振幅データRと対数振幅データSの関係を表わしたグラフを図9に示す。R≦16の小振幅領域では下位4ビットを切り捨てた影響からその対数が常にS=0となり、対数振幅データSの単調増加性は消失していることが分かる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような振幅検出装置では、平均5.3%、最大8.0%の振幅検出誤差を有するため、振幅データのS/N比(Signal to Noise Ratio)を劣化させるという問題点があった。
【0013】
また、対数振幅データの全領域で単調増加性を保持するためには、対数関数演算器のメモリ容量が肥大化するという問題点があった。
【0014】
この発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、振幅検出誤差を低減することおよび対数関数演算器のメモリ容量を削減することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この発明による振幅検出装置は、複素データにおける実部と虚部の平方和を求め、その平方根から振幅データを計算する機能を持つものである。
【0016】
また、対数関数演算器の入力データには振幅値に応じた乗算を加え、出力データには乗数に応じた加算を行う機能を持つものである。
【0017】
【作用】
複素データにおける実部と虚部の平方和を求め、その平方根から振幅データを計算することによって、従来の振幅検出装置よりも振幅検出誤差を低減することができる。
【0018】
また、対数関数演算器の入力データには振幅値に応じた乗算を加え、出力データには乗算に応じた加算を施すことによって、対数関数演算器のメモリ容量を削減することができる。
【0019】
【実施例】
実施例1.
図1はこの発明の一実施例を示すブロック図である。図において、1,2,7,8は従来の振幅検出装置と全く同一のものである。3はIchデータとQchデータの平方和を計算する平方和演算器、4は平方和データからシフトアップデータとシフトダウンデータを計算するシフト量演算器、5は平方和データとシフトアップデータを乗じる倍精度乗算器、6は倍精度乗算結果の平方根を計算する平方根演算器である。
【0020】
まず、図1に示した振幅検出装置の動作について説明する。Ich入力端子1から入力する複素データの実部をX、Qch入力端子2から入力する複素データの虚部をYとおく。X,Yを符号付き16ビット固定小数点データとすると、平方和演算器3が出力する平方和データX2 +Y2 は符号なし31ビット固定小数点データとなる。シフト量演算器4が出力するシフトアップデータAおよびシフトダウンデータBと平方和データX2 +Y2 の関係を表わした真理値表を“表2”及び“表3”に示す。
【0021】
【表2】
【0022】
【表3】
【0023】
倍精度乗算器5では、31ビットの平方和データX2 +Y2 と、32ビットのシフトアップデータAとの倍精度乗算を行う、乗算結果A・(X2 +Y2 )のデータ長は63ビットであるが、上位の32ビットは常に0である。そこで、後段の平方根演算器6には31ビット目(MSBを63ビット目、LSBを0ビット目と数える。MSB:Most Significant Bit,LSB:Least Significant Bit)から20ビット目までの12ビットデータを乗算結果Zとして出力する。
【0024】
平方根演算器6は、12ビットの倍精度乗算結果Zをアドレスとして、16ビットの平方根データUを出力するROMで実現する。ROMのアドレスとデータの関係を“表4”に、倍精度乗算結果Zと平方根データUの関係を図3に示す。
【0025】
【表4】
【0026】
単精度乗算器7では、16ビットのシフトダウンデータBと、16ビットの平方根データUとの単精度乗算を行う。乗算結果B・Uのデータ長は32ビットとなるが、後段の振幅出力端子8には上位の16ビットを振幅データVとして出力する。これまで述べてきたデータX,Y,A,B,Z,U,Vをデータフロー図に整理したものを図4に示す。最終的に得られた振幅データVをX,Y,A,Bで表わすと、“数5”の通りとなる。
【0027】
【数5】
【0028】
一方、“表2”および“表3”に示す通り、A,Bには“数6”の関係が成立することから、振幅データVは“数7”と表わされる。
【0029】
【数6】
【0030】
【数7】
【0031】
次に、図4のデータフローで求められた振幅データVの振幅検出誤差について説明する。IchデータXおよびQchデータYは符号付き16ビット固定小数点データであるから、その量子化誤差は最大値が0.0015%、平均値が0.0009%であるが、平方和データX2 +Y2 を計算する過程で量子化誤差の最大値は4倍の0.0061%、平均値は2倍の0.0018%に増加する。なお、平方和データX2 +Y2 とシフトアップデータAを乗算する過程ではデータの桁上げが行われているだけであるため、乗算結果A・(X2 +Y2 )の量子化誤差は平方和データX2 +Y2 の量子化誤差に等しい。これに対して、平方根演算器6に使用されるROMのアドレスZは12ビットであることから最大0.0122%、平均0.0070%の量子化誤差を持つ。また、図3に示す通り、Zに対する平方根データUの変化率dU/dZは、Z=4096で8であるから、平方根データUの量子化誤差は符号なし16ビット固定小数点データの8倍すなわち最大0.0061%、平均0.0035%となる。平方根データUとシフトダウンデータBを乗算する過程ではデータの桁下げが行われているだけであるため、乗算結果B・Uの量子化誤差は平方根データUの量子化誤差に等しい。上記に示した各演算器の量子化誤差を合計すると、最大値は0.0244%、平均値は0.0075%と算出することができる。従来の振幅検出装置と比較して、振幅検出誤差の最大値は約1/300、平均値は約1/700に改善していることが分かる。
【0032】
実施例2.
図2はこの発明の他の実施例を示すブロック図である。図において、1,2,7,8,10,11,12は従来の振幅検出装置と全く同一のものである。3はIchデータとQchデータの平方根を計算する平方和演算器、4は平方和データからシフトアップデータとシフトダウンデータを計算するシフト量演算器、5は平方和データとシフトアップデータを乗じる倍精度乗算器、6は倍精度乗算結果の平方根を計算する平方根演算器、7は平方根データとシフトダウンデータないし振幅データとシフトアップデータを乗じる単精度乗算器、9は振幅データからシフトアップデータとバイアスデータを計算するバイアス量演算器である。
【0033】
まず、図2に示した振幅検出装置の動作について説明する。Ich入力端子1から入力する複素データの実部をX、Qch入力端子2から入力する複素データの虚部をYとおく。X,Yを符号付き16ビット固定小数点データとすると、平方和演算器3が出力する平方和データX2 +Y2 は符号なし31ビット固定小数点データとなる。シフト量演算器4が出力するシフトアップデータAおよびシフトダウンデータBと平方和データX2 +Y2 の関係を表わした真理値表は前述の表2”及び“表3”の通り。
【0034】
倍精度乗算器5では、31ビットの平方和データX2 +Y2 と、32ビットのシフトアップデータAとの倍精度乗算を行う、乗算結果A・(X2 +Y2 )のデータ長は63ビットであるが、上位の32ビットは常に0である。そこで、後段の平方根演算器6には31ビット目(MSBを63ビット目、LSBを0ビット目と数える)から20ビット目までの12ビットデータを乗算結果Zとして出力する。
【0035】
平方根演算器6は、12ビットの倍精度乗算結果Zをアドレスとして、16ビットの平方根データUを出力するROMで実現する。ROMのアドレスとデータの関係は“表4”に、倍精度乗算結果Zと平方根データUの関係は図3に示す通りとなる。
【0036】
単精度乗算器7では、16ビットのシフトダウンデータBと、16ビットの平方根データUとの単精度乗算を行う。乗算結果B・Uのデータ長は32ビットとなるが、後段のバイアス量演算器9には上位の16ビットを振幅データVとして出力する。これまで述べてきたデータX,Y,A,B,Z,U,Vをデータフロー図に整理したものを図4に示す。単精度乗算器7から得られた振幅データVをX,Y,A,Bで表わすと、“数5”の通りとなる。
【0037】
一方、“表2”および“表3”に示す通り、A,Bには“数6”の関係が成立することから、振幅データVは“数7”と表わされる。
【0038】
バイアス量演算器9は振幅データVの値に応じて、“表5”に示すシフトアップデータCおよび“表6”に示すバイアスデータDを出力する。
【0039】
【表5】
【0040】
【表6】
【0041】
単精度乗算器7では、16ビットの振幅データVと16ビットのシフトアップデータCとの単精度乗算を行う。乗算結果C・Vのデータ長は32ビットであるが、上位16ビットは常に0である。そこで、後段の対数関数演算器10には15ビット目から4ビット目の12ビットデータを乗算結果Rとして出力する。
【0042】
対数関数演算器10は、12ビットの単精度乗算結果Rをアドレスとして、16ビットの対数データSを出力するROMで実現する。ROMのアドレスとデータの関係は“表1”に、単精度乗算結果Rと対数データSの関係は図9に示す通りとなる。
【0043】
単精度加算器11では、16ビットのバイアスデータDと、16ビットの対数データSとの単精度加算を行う。加算結果D+Sのデータ長は17ビットとなるが、MSBは常に0であるため、後段の対数振幅出力端子12には下位16ビットを対数振幅データWとして出力する。これまでに述べてきたデータV,C,D,R,S,Wをデータフロー図に整理したものを図5に示す。最終的に得られた対数振幅データWをV,C,Dで表わすと、“数8”の通りとなる。
【0044】
【数8】
【0045】
一方、“表5”および“表6”に示す通り、C,Dには“数9”の関係が成立することから、対数振幅データWは“数10”と表わされる。
【0046】
【数9】
【0047】
【数10】
【0048】
さらに、振幅データVと対数振幅データWの関係を表わしたグラフを図6に示す。図2による振幅検出装置は従来の振幅検出装置と同じ対数関数演算器を使用しているにも関わらず、対数関数が定義されるV≧1の全領域で対数振幅データWの単調増加性は保たれていることが分かる。
【0049】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されたような効果を奏する。
【0050】
従来の振幅検出装置よりも振幅検出誤差を低減することができる。
【0051】
また、対数関数演算器のメモリ容量を増やすことなく、全領域の単調増加性を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】この発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図3】図1に示した平方根演算器の入出力特性を表わすグラフである。
【図4】図1に示した振幅検出装置の平方根演算を表わすデータフロー図である。
【図5】図2に示した振幅検出装置の対数関数演算を表わすデータフロー図である。
【図6】図2に示した対数関数演算器の入出力特性を表わすグラフである。
【図7】従来の振幅検出装置を示すブロック図である。
【図8】従来の振幅検出装置による振幅の入出力特性を表わすグラフである。
【図9】従来の振幅検出装置による対数振幅の入出力特性を表わすグラフである。
【符号の説明】
1 Ich入力端子、2 Qch入力端子、3 平方和演算器、4 シフト量演算器、5 倍精度乗算器、6 平方根演算器、7 単精度乗算器、8 振幅出力端子、9 バイアス量演算器、10 対数関数演算器、11 単精度加算器、12 対数振幅出力端子。[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to an amplitude detection apparatus that calculates amplitude data or logarithmic amplitude data from complex data of a fixed point in a radar signal processing system that is required to process a large amount of data with high speed and high accuracy.
[0002]
[Prior art]
FIG. 7 is a block diagram showing a conventional amplitude detector. In the figure, 1 is an Ich input terminal for inputting a real part of complex data, 2 is a Qch input terminal for inputting an imaginary part of complex data, 7 is a single precision multiplier, and 8 is an amplitude output terminal for outputting the amplitude of complex data. 10 is a logarithmic function calculator that calculates the logarithm of amplitude data, 11 is a single precision adder, 12 is a logarithmic amplitude output terminal that outputs logarithmic amplitude data, 13 is an absolute value calculator that calculates the absolute value of real data, 14 is a maximum value calculator that compares two real number data and selects the larger one, 15 is a minimum value calculator that compares the two real number data and selects the smaller one, and 16 generates a desired constant. It is a constant generator.
[0003]
First, the operation of the conventional amplitude detection apparatus will be described. If the real part of the complex data input from the
[0004]
[Expression 1]
[0005]
[Expression 2]
[0006]
Next, a detection error in the conventional amplitude detection device will be described. Now, assuming that the amplitude of the complex data is 1, the amplitude data R by “
[0007]
[Equation 3]
[0008]
[Expression 4]
[0009]
On the other hand, the
[0010]
[Table 1]
[0011]
Further, a graph showing the relationship between the amplitude data R and the logarithmic amplitude data S is shown in FIG. In the small amplitude region of R ≦ 16, the logarithm is always S = 0 due to the effect of truncating the lower 4 bits, and the monotonic increase of the logarithmic amplitude data S is lost.
[0012]
[Problems to be solved by the invention]
Since the amplitude detection apparatus as described above has an average amplitude detection error of 5.3% and a maximum of 8.0%, there is a problem that the S / N ratio (Signal to Noise Ratio) of the amplitude data is deteriorated. .
[0013]
Further, in order to maintain monotonic increase in the whole area of logarithmic amplitude data, there is a problem that the memory capacity of the logarithmic function computing unit is enlarged.
[0014]
The present invention has been made to solve such a problem, and has an object to reduce an amplitude detection error and a memory capacity of a logarithmic function calculator.
[0015]
[Means for Solving the Problems]
The amplitude detection apparatus according to the present invention has a function of calculating a sum of squares of a real part and an imaginary part in complex data and calculating amplitude data from the square root.
[0016]
The logarithmic function calculator has a function of performing multiplication according to the amplitude value to the input data and adding according to the multiplier to the output data.
[0017]
[Action]
By obtaining the sum of squares of the real part and the imaginary part in the complex data and calculating the amplitude data from the square root, the amplitude detection error can be reduced as compared with the conventional amplitude detection apparatus.
[0018]
Further, the memory capacity of the logarithmic function computing unit can be reduced by performing multiplication according to the amplitude value on the input data of the logarithmic function computing unit and addition corresponding to the multiplication on the output data.
[0019]
【Example】
Example 1.
FIG. 1 is a block diagram showing an embodiment of the present invention. In the figure, 1, 2, 7, and 8 are exactly the same as those of a conventional amplitude detector. 3 is a sum-of-squares calculator that calculates the sum of squares of Ich data and Qch data, 4 is a shift amount calculator that calculates shift-up data and shift-down data from the sum-of-square data, and 5 is double precision that multiplies the sum of square data and shift-up
[0020]
First, the operation of the amplitude detection apparatus shown in FIG. 1 will be described. Let X be the real part of complex data input from the
[0021]
[Table 2]
[0022]
[Table 3]
[0023]
The
[0024]
The
[0025]
[Table 4]
[0026]
The
[0027]
[Equation 5]
[0028]
On the other hand, as shown in “Table 2” and “Table 3”, since the relationship of “
[0029]
[Formula 6]
[0030]
[Expression 7]
[0031]
Next, the amplitude detection error of the amplitude data V obtained by the data flow of FIG. 4 will be described. Since the Ich data X and the Qch data Y are signed 16-bit fixed point data, the quantization error has a maximum value of 0.0015% and an average value of 0.0009%, but the sum of square data X 2 + Y 2 In the process of calculating the maximum value, the maximum value of the quantization error is quadrupled to 0.0061%, and the average value is doubled to 0.0018%. Note that, in the process of multiplying the sum of square data X 2 + Y 2 and the upshift data A, only the carry of the data is performed, and therefore the quantization error of the multiplication result A · (X 2 + Y 2 ) is the sum of square data. It is equal to the quantization error of X 2 + Y 2 . On the other hand, since the ROM address Z used for the
[0032]
Example 2
FIG. 2 is a block diagram showing another embodiment of the present invention. In the figure, 1, 2, 7, 8, 10, 11, and 12 are exactly the same as those of the conventional amplitude detection apparatus. 3 is a sum-of-squares calculator that calculates the square root of Ich data and Qch data, 4 is a shift amount calculator that calculates upshift data and downshift data from the sum of square data, and 5 is a double precision multiplication that multiplies the sum of square data and the upshift data. 6 is a square root calculator that calculates the square root of the double precision multiplication result, 7 is a single precision multiplier that multiplies the square root data and the shift down data or the amplitude data and the shift up data, and 9 calculates the shift up data and the bias data from the amplitude data. This is a bias amount calculator.
[0033]
First, the operation of the amplitude detection apparatus shown in FIG. 2 will be described. Let X be the real part of complex data input from the
[0034]
The
[0035]
The
[0036]
The
[0037]
On the other hand, as shown in “Table 2” and “Table 3”, since the relationship of “
[0038]
The
[0039]
[Table 5]
[0040]
[Table 6]
[0041]
The
[0042]
The logarithmic
[0043]
The
[0044]
[Equation 8]
[0045]
On the other hand, as shown in “Table 5” and “Table 6”, since the relationship of “
[0046]
[Equation 9]
[0047]
[Expression 10]
[0048]
Further, a graph showing the relationship between the amplitude data V and the logarithmic amplitude data W is shown in FIG. Although the amplitude detection apparatus according to FIG. 2 uses the same logarithmic function calculator as the conventional amplitude detection apparatus, the monotonic increase of the logarithmic amplitude data W is all over the region where V ≧ 1 where the logarithmic function is defined. You can see that it is kept.
[0049]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, the following effects can be obtained.
[0050]
The amplitude detection error can be reduced as compared with the conventional amplitude detection device.
[0051]
In addition, the monotonic increase in all areas can be maintained without increasing the memory capacity of the logarithmic function calculator.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram showing another embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a graph showing input / output characteristics of the square root computing unit shown in FIG. 1;
4 is a data flow diagram showing a square root operation of the amplitude detection apparatus shown in FIG. 1. FIG.
5 is a data flow diagram showing a logarithmic function calculation of the amplitude detection apparatus shown in FIG. 2. FIG.
6 is a graph showing input / output characteristics of the logarithmic function calculator shown in FIG.
FIG. 7 is a block diagram showing a conventional amplitude detection apparatus.
FIG. 8 is a graph showing the input / output characteristics of amplitude by a conventional amplitude detector.
FIG. 9 is a graph showing input / output characteristics of logarithmic amplitude by a conventional amplitude detector.
[Explanation of symbols]
1 Ich input terminal, 2 Qch input terminal, 3 sum of squares calculator, 4 shift amount calculator, 5 double precision multiplier, 6 square root calculator, 7 single precision multiplier, 8 amplitude output terminal, 9 bias amount calculator, 10 logarithmic function calculator, 11 single precision adder, 12 logarithmic amplitude output terminal.
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP32019194A JP3612759B2 (en) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | Amplitude detector |
Publications (2)
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JPH08180039A JPH08180039A (en) | 1996-07-12 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32019194A Expired - Lifetime JP3612759B2 (en) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | Amplitude detector |
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1994
- 1994-12-22 JP JP32019194A patent/JP3612759B2/en not_active Expired - Lifetime
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