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JP3610556B1 - 定電圧電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高速な負荷応答特性を有する定電圧電源装置において、フの字型過電流保護機能を持たせるとともに、その保護すべき所定電流値を周囲温度や使用状況によらずに正確に決定し、且つ過電流保護動作状態時に低電流に維持し、さらに起動を確実に行えるオフセット量を持たせること。
【解決手段】帰還電圧とオフセット電圧との和電圧と、出力電流検出電圧(即ち、出力電流)とを比較するとともに、そのオフセット電圧は出力電流が低いときに大きく且つ出力電流が大きくなるに連れて小さくなるように出力電流に逆比例する特性を持たせる。また、交流成分の帰還量を多くして、出力側コンデンサのESRを等価的に大きくし、発振防止のための位相補償を確実に行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、高速な負荷応答特性を有し、フの字型過電流保護機能を有する定電圧電源装置に関する。
直流入力電圧を主制御トランジスタによって制御して、所定の定電圧の出力電圧を出力するようにした定電圧電源装置が用いられている。この定電圧電源装置では、出力電圧と基準電圧との差を誤差増幅器で得て、出力電圧が所定定電圧になるように、主制御トランジスタを制御している。また、負荷側の故障などにより出力電流が過電流状態になったときに、出力電流を所定値以下に制限する過電流保護機能を設けている。その過電流保護機能として、電流垂下特性ではなく、出力電圧の低下とともに出力電流も低減する、いわゆるフの字特性を持たせたものが知られている(特許文献1参照)。
このフの字型過電流保護機能を有する定電圧電源装置は、出力電流が所定の電流値以内では、定電圧の出力電圧を発生し、保護すべき所定の電流値に達したときは、出力電圧とともに出力電流をも低減できるから、保護動作状態での損失を少なくできる。
特開2002−304225号公報
定電圧電源装置のフの字型過電流保護機能においては、保護すべき所定電流値を周囲温度や使用状況によらずに正確に決定することや、過電流保護動作状態において流れる電流を出来るだけ小さく設定すること、及び起動時に確実に起動可能にするために所定のオフセット量を持たせることが必要である。
しかし、従来の定電圧電源装置では、所定のオフセット量を抵抗やダイオードの電圧降下を利用して得ているから、周囲温度や使用状況に影響されやすく、保護すべき所定電流値を正確に設定することが困難である。また、過電流保護動作状態において流れる電流を、余裕を見込んで大きめに設定する必要が生じるから、電力消費が大きくなってしまう。
また、近年、電源装置の負荷側に平滑用などのコンデンサとして、セラミックコンデンサが用いられることが多くなってきている。その理由は、セラミックコンデンサの単位体積当たりの容量が、タンタルコンデンサや電解コンデンサ等のそれに比して大きく、所要の容量を得るために小型化できること、さらに信頼性、耐久性に優れていること等にある。したがって、電子機器の小型化、省エネルギー化に伴い、電子機器に用いられるコンデンサの殆どが積層タイプなどのセラミックコンデンサに移行してきている。ただ、セラミックコンデンサは、その等価直列抵抗(以下、ESR)がタンタルコンデンサや電解コンデンサ等のそれに対して著しく小さいという特徴を持っている。
このESRが小さいことは、損失が少ないことに直結するから消費電力を低減する観点から好ましいことである。しかし、定電圧電源装置の帰還制御を高速に行う場合には、ESRが小さいことによって、位相補償のための交流分の帰還信号が得られにくい。その交流分の帰還信号が少ない分に応じて制御系の増幅度を上げると制御ループが発振する可能性が高くなると言う新たな問題が生じてきている。
そこで、本発明は、高速な負荷応答特性を有する定電圧電源装置において、フの字型過電流保護機能を持たせるとともに、その保護すべき所定電流値を周囲温度や使用状況によらずに正確に決定し、且つ過電流保護動作状態時に低電流に維持し、さらに起動を確実に行えるオフセット量を持たせることを目的とする。
また、高速な負荷応答特性を有する定電圧電源装置において、フの字型過電流保護機能を持たせるとともに、交流分の帰還信号を大きくして、発振防止のための位相補償を確実に行うことを目的とする。
また、高速な負荷応答特性を有し、フの字型過電流保護機能を有する定電圧電源装置において、さらに高速動作と低消費電力化を図ることを目的とする。
請求項1記載の定電圧電源装置は、出力制御信号によって導通度が制御されて、電源電圧を所定の出力電圧に変換して、その出力電圧及び出力電流を外部へ出力するための主制御トランジスタ回路と、前記出力電圧に応じた帰還電圧を発生するための電圧検出回路を含む出力回路と、
前記出力電流に応じた出力電流検出電圧を発生する電流検出回路と、
基準電圧と前記帰還電圧とを比較し、その差に応じて前記出力制御信号の元となる電圧制御信号を出力させるための電圧制御回路と、
前記帰還電圧とオフセット電圧との和電圧と、前記出力電流検出電圧とを比較し、前記出力電流検出電圧が前記和電圧を超えるときに前記電圧制御信号を、前記主制御トランジスタ回路がオフする方向に制御して、前記出力電圧及び前記出力電流をともに減少させるものであって、前記帰還電圧がゲートに印加される帰還用MOSトランジスタ及びゲートが所定電位点に接続され両端間に前記オフセット電圧を発生するオフセット用MOSトランジスタの直列回路と、前記出力電流検出電圧がゲートに印加される検出電圧用MOSトランジスタとの差動回路を有し、前記オフセット電圧は前記出力電流検出電圧が低いときに大きく且つ前記出力電流検出電圧が高くなるに連れて小さくなる過電流制限回路を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の定電圧電源装置は、請求項1または2に記載の定電圧電源装置において、前記電圧検出回路は、
前記主制御トランジスタ回路の出力端の電圧を分圧し、その分圧点から前記帰還電圧を出力する抵抗分圧回路と、
前記出力制御信号によって導通度が制御される副制御トランジスタ回路と、
前記主制御トランジスタ回路の出力端と前記副制御トランジスタ回路の出力端との間に接続された帰還調整回路と、
前記副制御トランジスタ回路の出力端と前記分圧点との間に接続された第1帰還コンデンサとを有することを特徴とする。
請求項3に記載の定電圧電源装置は、請求項1または2に記載の定電圧電源装置において、前記電圧検出回路は、
前記主制御トランジスタ回路の出力端の電圧を分圧し、その分圧点から前記帰還電圧を出力する抵抗分圧回路と、
前記出力制御信号によって導通度が制御される副制御トランジスタ回路と、
前記主制御トランジスタ回路の出力端と前記副制御トランジスタ回路の出力端との間に接続された帰還調整回路と、
前記副制御トランジスタ回路の出力端と前記分圧点との間に接続された第1帰還コンデンサとを有することを特徴とする。
請求項4に記載の定電圧電源装置は、請求項3に記載の定電圧電源装置において、前記抵抗分圧回路の前記主制御トランジスタ回路の出力端側の分圧抵抗に並列に第2帰還コンデンサを設けていることを特徴とする。
請求項5に記載の定電圧電源装置は、請求項3または4に記載の定電圧電源装置において、前記帰還調整回路は、帰還用MOSトランジスタを有する可変抵抗手段を含んでおり、この可変抵抗手段抵抗値が前記出力電流検出電圧が大きいときに小さくなり、前記出力電流検出電圧が小さいときに大きくなるように、前記MOSトランジスタが前記出力電流検出電圧に基づいて制御されることを特徴とする。
請求項6に記載の定電圧電源装置は、請求項3または4に記載の定電圧電源装置において、前記帰還調整回路は、抵抗値の調整された抵抗を含むことを特徴とする。
請求項7に記載の定電圧電源装置は、請求項1に記載の定電圧電源装置において、前記電流検出回路は、前記出力制御信号によって導通度が制御される電流検出トランジスタ回路と、電流検出用抵抗との直列回路からなり、この電流検出用抵抗に流れる電流に応じた前記出力電流検出電圧を出力することを特徴とする。
請求項8に記載の定電圧電源装置は、請求項1乃至7のいずれかに記載の定電圧電源装置において、前記電圧制御回路の出力端と前記主制御トランジスタ回路のゲート間に、前記電圧制御信号を前記出力制御信号に変換するためのバイポーラトランジスタを用いた電流増幅段回路を備えることを特徴とする。
請求項9に記載の定電圧電源装置は、請求項1乃至8のいずれかに記載の定電圧電源装置において、前記主制御トランジスタ回路、前記副制御トランジスタ回路及び前記電流検出トランジスタ回路の各トランジスタは、P型MOSトランジスタあるいはPNP型バイポーラトランジスタであることを特徴とする。
本発明によれば、フの字型過電流保護機能を備えた定電圧電源装置において、帰還電圧とオフセット電圧との和電圧と、出力電流検出電圧とを比較するとともに、そのオフセット電圧は出力電流検出電圧(即ち、出力電流)が低いときに大きく且つ出力電流検出電圧が大きくなるに連れて小さくなるように出力電流検出電圧に逆比例する特性を持たせている。これにより、保護すべき所定電流値を周囲温度や使用状況によらずに正確に決定し、且つ過電流保護動作状態時に出力電流を低電流に維持し、さらに起動を確実に行えるオフセット量を持たせることができる。
また、帰還電圧がゲートに印加される帰還用MOSトランジスタ及びゲートが所定電位点に接続され両端間にオフセット電圧を発生するオフセット用MOSトランジスタの直列回路と出力電流検出電圧がゲートに印加される検出電圧用MOSトランジスタとの差動回路を含むから、オフセット電圧は簡単な構成で確実に且つ正確にそれぞれ所定の電圧に自動的に設定される。
また、本発明の定電圧電源装置は、副制御トランジスタ回路からの出力電流に比例した電圧を、帰還調整回路と第1帰還コンデンサを介して帰還するから、交流成分の帰還量が多くとれる。したがって、出力端にESRの小さなセラミックコンデンサが接続される場合でも、発振防止のための位相補償を確実に行うことが出来る。これにより、電流増幅段回路を高速のバイポーラトランジスタ回路で構成することと相俟って、より高速なフィードバック制御ループを実現できる。
また、帰還調整回路の抵抗値を出力電流の大小に応じて自動的に変更するから、さらに位相補償を適切に行うことが出来る。
また、本発明の定電圧電源装置は、電圧制御回路の電圧制御信号を、バイポーラトランジスタを用いた電流増幅段回路により増幅して、主制御トランジスタ回路への出力制御信号に変換するから、より高速動作を実現することが出来る。
以下、本発明の定電圧電源装置の実施例について、図を参照して説明する。図1は、本発明の実施例に係る定電圧電源装置の構成を示す図である。図2は、帰還調整回路の構成例を示す図である。図3は、過電流制限回路の具体的な構成例を示す図である。また、図4は、本発明によるフの字型過電流保護特性を示す図である。
図1において、出力回路10は、主制御トランジスタ回路であるP型MOSトランジスタ11を出力制御信号Soによって制御し、電源電圧Vccを所定の出力電圧Voに変換して、その出力電圧Vo及び出力電流Ioを外部へ出力する。外部には、負荷Loや平滑用などのコンデンサCoが接続される。このコンデンサCoとして、セラミックコンデンサが用いられることが多い。
また、出力回路10は、出力電圧Voに応じた帰還電圧Vfbを発生するための電圧検出回路を備えている。この電圧検出回路は、図1の出力回路10からP型MOSトランジスタ11を除いた回路部分で構成されている。
この電圧検出回路は、P型MOSトランジスタ11の出力端の出力電圧Voを抵抗13と抵抗14で分圧し、その分圧点から帰還電圧Vfbを出力する抵抗分圧回路と、出力制御信号Soによって導通度が制御される副制御トランジスタ回路であるP型MOSトランジスタ12と、P型MOSトランジスタ11の出力端とP型MOSトランジスタ12の出力端との間に接続された帰還調整回路16と、P型MOSトランジスタ12の出力端と抵抗分圧回路13,14の分圧点との間に接続された第1帰還コンデンサ17を設けている。また、P型MOSトランジスタ11の出力端側の分圧抵抗13に並列に第2帰還コンデンサ15を設けてもよい。P型MOSトランジスタ12の電流は、帰還調整回路16の抵抗値にもよるが、P型MOSトランジスタ11の電流の数百分の1程度でよい。
帰還調整回路16は、出力電流Ioに応じた出力電流検出電圧Vocpに基づいて制御される可変抵抗手段を含んでおり、この可変抵抗手段の抵抗値は出力電流検出電圧が大きいときに小さくなり、出力電流検出電圧が小さいときに大きくなる特性を有していることが、好適である。この可変抵抗手段としては、図2に示されるように、MOSトランジスタで構成でき、具体的には、P型MOSトランジスタ16−1を反転増幅器16−2を介して出力電流検出電圧Vocpに基づいて制御される。また、帰還調整回路16は、抵抗値の調整された抵抗で構成することも出来る。分圧抵抗13,14の抵抗値は、帰還調整回路16の抵抗値に比べて、格段に大きいものである。
電流検出回路20は、出力電流Ioに応じた出力電流検出電圧Vocpを発生するためのものであり、出力制御信号Soによって導通度が制御される電流検出トランジスタ回路であるP型MOSトランジスタ21と、電流検出用抵抗22,23との直列回路からなり、この電流検出用抵抗23に流れる電流に応じた出力電流検出電圧Vocpを出力する。電流検出用抵抗としては、抵抗23のみでも良い。また、P型MOSトランジスタ21の電流は、出力電流Ioに応じた出力電流検出電圧Vocpを発生出来れば良いから、例えばP型MOSトランジスタ11の電流の数千分の1程度でもよい。なお、電流検出回路20は、図1の例に限らず、例えばP型MOSトランジスタ11に直列に電流検出用抵抗を設けて出力電流Ioを直接検出するようにしてもよい。
電圧制御回路30は、基準電圧Vrefと帰還電圧Vfbとを比較し、その差に応じて出力制御信号Soの元となる電圧制御信号Svを出力させるものである。この電圧制御回路30は、電圧制御用MOSトランジスタであるP型MOSトランジスタ32と電流源回路33の直列回路と、基準電圧Vrefと帰還電圧Vfbとを比較し、その比較した差出力をP型MOSトランジスタ32のゲートに印加する誤差増幅器31を有し、P型MOSトランジスタ32と電流値I1の電流源回路33の直列接続点から電圧制御信号Svを出力する。なお、基準電圧Vrefは、電源電圧Vccから例えばバンドギャップ型定電圧回路等により形成されており、出力したい出力電圧Voに対応した一定の電圧である。
電流増幅段回路40は、電圧制御回路30の出力端から電圧制御信号Svが入力され、この電圧制御信号Svを電流増幅して出力制御信号Soを形成し、P型MOSトランジスタ11等のゲートに供給する。
この電流増幅段回路40は、次のようにバイポーラトランジスタ回路によって構成されている。電源電圧Vccから、電流値I2(但し、I2<I1)の定電流源回路45と、コレクタとベースを接続したNPN型バイポーラトランジスタ(以下、NPNトランジスタ)42と、ベースとコレクタを接続したPNP型バイポーラトランジスタ(以下、PNPトランジスタ)41とをこの順序で直列に、電圧制御回路30の出力端に接続する。そして、電源電圧Vccから、ベースをNPNトランジスタ42のベースに接続したNPNトランジスタ44と、ベースをPNPトランジスタ41のベースに接続したPNPトランジスタ43とをこの順序で直列に、グランドに接続する。NPNトランジスタ44とPNPトランジスタ43との直列接続点から、出力制御信号Soを取り出す。
一般に、主制御トランジスタ回路であるP型MOSトランジスタ11を、CMOSトランジスタ回路などで駆動する場合には、通常その速度が遅く、この速度を高めるためには、より大きな電流で駆動する必要がある。したがって、高速度にするために大きな電流を消費してしまうことになる。しかし、本発明のようにバイポーラトランジスタ回路で電流増幅段回路を構成することによって、高速にドライブでき、且つ少ない消費電流でP型MOSトランジスタ11を駆動することができる。
過電流制限回路50は、帰還電圧Vfbとオフセット電圧Voffとの和電圧Vfb+Voffと、出力電流検出電圧Vocpとを比較し、出力電流検出電圧Vocpが和電圧Vfb+Voffを超えるときに、電圧制御信号Svを、P型MOSトランジスタ11がオフする方向に制御して、出力電圧Vo及び出力電流Ioをともに減少させるものである。オフセット電圧Voffは出力電流検出電圧Vocpが低いときに大きく且つ出力電流検出電圧Vocpが大きくなるに連れて小さくなるように出力電流検出電圧に逆比例する特性を有している。
そのオフセット電圧Voffを発生するオフセット電圧発生手段53は、例えばP型MOSトランジスタで構成される。電圧比較器51の正(+)入力端子に和電圧Vfb+Voffが入力され、その負(−)入力端子に出力電流検出電圧Vocpが入力されて、その比較出力がP型MOSトランジスタ52のゲートに印加される。P型MOSトランジスタ52は電源電圧Vccと電圧制御回路30の出力端との間に接続されているから、過電流制限回路50の出力によって、電圧制御信号Svが制御されることになる。
図3は、過電流制限回路50のより具体的な回路構成の例を示す図である。図3において、帰還電圧Vfbがゲートに印加されるP型の帰還用MOSトランジスタ54及びゲートが所定電位点(この例では、グランド)に接続され両端間にオフセット電圧Voffを発生するP型のオフセット用MOSトランジスタ53の直列回路と、出力電流検出電圧Vocpがゲートに印加されるP型の検出電圧用MOSトランジスタ55との差動回路を含んでいる。
オフセット用MOSトランジスタ53と検出電圧用MOSトランジスタ55の各一端が共通に接続され、電流源回路62を介して電源電圧Vccに接続されている。帰還用MOSトランジスタ54の一端は、オフセット用MOSトランジスタ53の他端と接続されている。帰還用MOSトランジスタ54の他端は、ドレインとゲートが接続されたN型MOSトランジスタ56を介してグランドに接続されている。また、帰還用MOSトランジスタ54の他端は、ドレインとゲートが接続されたN型MOSトランジスタ56を介してグランドに接続されている。
なお、主制御トランジスタ回路11、副制御トランジスタ回路12、及び電流検出トランジスタ回路21は、P型MOSトランジスタに代えて、それぞれPNPトランジスタで構成してもよい。このように、P型MOSトランジスタあるいはPNPトランジスタを主制御トランジスタ回路11等に用いることにより、低飽和レギュレータタイプの定電圧電源装置を構成することが出来る。
電源電圧Vccとグランド間に、ゲートとドレインが接続されたP型MOSトランジスタ60と、ゲートがN型MOSトランジスタ57のゲートに接続されたN型MOSトランジスタ59とがこの順序で接続されている。また、電源電圧Vccとグランド間に、ゲートがP型MOSトランジスタ60のゲートに接続されたP型MOSトランジスタ61と、ゲートがN型MOSトランジスタ56のゲートに接続されたN型MOSトランジスタ58とがこの順序で接続されており、その直列接続点がP型MOSトランジスタ52のゲートに接続されている。
以上のように構成されている、本発明の定電圧電源装置の動作を、図1〜図4を参照して説明する。
通常動作時において、誤差増幅器31から基準電圧Vrefと帰還電圧Vfbとの差出力がP型MOSトランジスタ32のゲートに供給され、それに応じた電圧制御信号Svが電圧制御回路30から出力される。この電圧制御信号Svは電流増幅段回路40で増幅されて出力制御信号Soになり、P型MOSトランジスタ11、12、21のゲートに供給される。
P型MOSトランジスタ11の出力端からは、基準電圧Vrefに応じて所定値Vo1に制御された出力電圧Voが出力され、また、負荷側の要求に応じた電流(ほぼ、出力電流Io)が出力されている。
P型MOSトランジスタ12の出力端からは、出力制御信号Soに応じた大きさの電流Iooが帰還調整回路16を通って、出力電流Ioのごく一部となって流れる。これにより、帰還調整回路16の抵抗値Rbと電流Iooとの積の降下電圧が帰還調整回路16に発生している。
出力電圧Voは、直流電圧に高周波の交流成分電圧が重畳されている。この出力電圧Voが、分圧抵抗13,14及び第2帰還コンデンサ15によって分圧され、分圧点の電圧が帰還電圧Vfbとして誤差増幅器31に帰還される。
定電圧電源装置の制御ループの発振を防止するために、出力電圧Voの交流成分を帰還し易くするように第2帰還コンデンサ15が従来から設けられてきている。しかし、負荷側に接続されるコンデンサCoが、セラミックコンデンサである場合には、そのESRがタンタルコンデンサや電解コンデンサ等のそれに対して著しく小さい。例えば、タンタルコンデンサや電解コンデンサ等のESRが1Ω〜10Ω程度であるのに対して、セラミックコンデンサのESRは10mΩ〜50mΩ程度である。したがって、交流成分がコンデンサCoに吸収される結果、出力電圧Voの交流成分電圧が小さくなってしまうから、従来からの第2帰還コンデンサ15では、交流成分の帰還が十分に行われない。
本発明では、P型MOSトランジスタ12からの電流Iooを帰還調整回路16を通して負荷側に流すことにより、帰還調整回路16の抵抗値Rbと電流Iooとの積の降下電圧を形成して、出力電圧Voに重畳した重畳電圧Voo(=Vo+Rb×Ioo)を得ている。この重畳電圧Vooを第1帰還コンデンサ17を介して抵抗分圧回路の分圧点に供給している。
これにより、帰還電圧Vfbは、出力電圧Voを抵抗分圧した直流成分電圧と、重畳電圧Vooに含まれる交流成分電圧とが重畳される。この重畳された帰還電圧Vfbが誤差増幅器31に帰還される。即ち、コンデンサCoのESRを、交流成分の帰還に関してみれば、実質的に大きくしたことになる。勿論、コンデンサCo自体の抵抗が大きくなった訳けではないから、コンデンサCoの損失は少ないままである。
このように、負荷側(出力端)にESRの小さなセラミックコンデンサCoが接続される場合でも、発振防止のための位相補償を確実に行うことが出来る。これにより、電流増幅段回路40を高速のバイポーラトランジスタ回路で構成することと相俟って、より高速なフィードバック制御ループを実現できる。
この帰還調整回路16として、図2に示されるように、出力電流検出電圧Vocpに基づいて制御される可変抵抗手段16−1を含んで構成している。この可変抵抗手段16−1はその抵抗値が出力電流検出電圧Vcopが大きいときに小さくなり、出力電流検出電圧Vcopが小さいときに大きくなる特性を有していることが好ましい。具体的には、可変抵抗手段16−1にP型MOSトランジスタを用い、出力電流検出電圧Vcopを入力とする反転増幅器16−2の出力によってP型MOSトランジスタ16−1を制御することができる。
このように、帰還調整回路16として可変抵抗手段16−1を用いることにより、その抵抗値を負荷の大きさ(出力電流)に応じて変えることができる。即ち、負荷側コンデンサのESRを実質的に変更することができる。したがって、位相補償回路設計の自由度が増す。
また、帰還調整回路16の抵抗値が大きいときには、重負荷時等で、主制御トランジスタ回路であるP型MOSトランジスタ11が飽和状態のときに、カレントミラー接続されている副制御トランジスタ回路であるP型MOSトランジスタ12が、動作できなくなる恐れがある。このような場合には、帰還調整回路16自体がその効果を失ってしまうため、制御ループが発振してしまうことがある。しかし、本発明では、帰還調整回路16として可変抵抗手段16−1を用いるから、帰還調整回路16の抵抗値は、重負荷の場合には自動的に小さくなるように制御され、発振防止効果を維持することができる。
また、帰還調整回路16は、抵抗値の調整された抵抗を用いることができる。この場合に、その抵抗値は、可変抵抗手段16−1の重負荷時から軽負荷時に亘る抵抗値の中間値程度の抵抗値に設定することがよい。帰還調整回路16に抵抗値の調整された抵抗を用いる場合でも、従来に比べて、交流成分の帰還を大きくすることができるから、発振防止のための位相補償を十分に行うことが出来る。
次に、過電流時の保護動作について説明する。本発明のフの字型過電流保護機能を有する定電圧電源装置は、図4に示されるように、保護すべき所定電流値Ioc以内では、定電圧Vo1の出力電圧Voを出力する。
負荷側の故障などにより出力電流Ioが所定の保護電流値Iocを超えて過電流状態になるときに、出力電流Ioを保護電流値Ioc以下に制限し、出力電圧Voの低下とともに出力電流Ioも低減する。そして、過電流保護動作状態において、出力電圧Voが零電圧に至ったときに所定の小さい継続電流値Ioffを流すように動作する。
このフの字型過電流保護機能においては、周囲温度等に影響されずに一定の保護電流値Iocで保護動作が行われること及び過電流保護動作状態において流れる継続電流値Ioffを出来るだけ小さくすることが、過電流耐量などの設計上重要である。また、継続電流値Ioffと関連するが、定電圧電源装置の起動時に確実に起動可能にするために帰還電圧側に確実にオフセット量を持たせることが必要である。
過電流制限回路50において、通常運転時には、帰還電圧Vfbは定電圧Vo1応じた高い電圧である一方、出力電流検出電圧Vocpは低い電圧にある。従って、帰還電圧Vfbとオフセット電圧Voffとの和電圧Vfb+Voffと、出力電流検出電圧Vocpとの比較は、出力電流検出電圧Vocpが小さいから、P型MOSトランジスタ52のゲートには高レベルの電圧が印加されており、過電流保護動作は行われない。
このオフセット電圧Voffは、オフセット電圧発生手段であるオフセット用MOSトランジスタ53のゲート(グランド電位にある)とソース間の電圧にしたがって定まるから、出力電流検出電圧Vocpが低いときは大きくなり、逆に、出力電流検出電圧Vocpが高くなると小さくなる。
出力電流Ioが大きくなり保護電流値Iocに近くなってくると、それに応じて出力電流検出電圧Vocpが大きくなってくるから、オフセット電圧Voffは小さくなり、ほぼ0Vになる。この状態でのオフセット電圧Voffは、無視出来る程度であるので、以後0Vと見なして説明する。
出力電流検出電圧Vocpは、出力電流Ioが保護電流値Iocに達した時に帰還電圧Vfbを超えるように設定されている。したがって、出力電流Ioが保護電流値Iocに達した時に、出力電流検出電圧Vocpが帰還電圧Vfbを上回るようになり、P型MOSトランジスタ52を導通させるようになる。
P型MOSトランジスタ52が導通し電流が流れると、その分だけ、電流増幅段回路40から定電流源回路33へ流れる電流が小さくなる。その結果として、出力制御信号Soが高くなっていき、出力電圧Voが低くなり、また出力電流Ioが小さくなっていく。すなわち、図4に示されるように、出力電圧Voは定電圧Vo1から0Vに向かって低下し、出力電流Ioは保護電流値Iocから継続電流値Ioffに向かって減少していく。
出力電流Ioが小さくなるに連れて、出力電流検出電圧Vocpが小さくなっていくから、オフセット用MOSトランジスタ53のゲートとソース間の電圧Vgsが低下していく。この電圧Vgsの低下に連れて、オフセット用MOSトランジスタ53のソース−ドレイン間の電圧Vds、すなわちオフセット電圧Voffが大きくなっていく。出力電圧Voが0Vになったときのオフセット電圧Voffに応じて、継続電流値Ioffが決まることになる。
このように、本発明では、オフセット電圧Voffは出力電流検出電圧Iocp(即ち、出力電流Io)が低いときに大きく且つ出力電流検出電圧Iocpが大きくなるに連れて小さくなるから、出力電流Ioを保護電流値Iocに正確に制限し、且つ過電流保護動作状態時に小さい継続電流値Ioffに確実に維持する事が出来る。
また、このオフセット電圧Voffは、本発明の定電圧電源装置を起動する際に、起動を確実に行わせるために、重要な役割を果たしている。
すなわち、起動時には、帰還電圧Vfbも出力電流検出電圧Vocpも共に零であるから、オフセット電圧Voffがない場合には、これらの電圧を差動比較する電圧比較器51の動作が不定状態になる恐れがある。この場合には、起動不良といった不具合を生じてしまうことになる。しかし、本発明では、起動時には、オフセット電圧発生手段53によって所定のオフセット電圧Voffが必ず発生されているから、確実に起動することが出来る。
本発明の実施例に係る定電圧電源装置の構成を示す図 図1における帰還調整回路の構成例を示す図 図1における過電流制限回路の具体的な構成例を示す図 本発明によるフの字型過電流保護特性を示す図
符号の説明
10 出力回路
11 主制御トランジスタ回路(P型MOSトランジスタ)
12 副制御トランジスタ回路(P型MOSトランジスタ)
13,14 分圧抵抗
15 第2帰還コンデンサ
16 帰還調整回路
16−1 可変抵抗手段(P型MOSトランジスタ)
16−2 反転増幅器
17 第1帰還コンデンサ
20 電流検出回路
21 電流検出トランジスタ回路(P型MOSトランジスタ)
22,23 電流検出用抵抗
30 電圧制御回路
31 誤差増幅器
32 電圧制御用MOSトランジスタ(P型MOSトランジスタ)
33 電流源回路
40 電流増幅段回路
41〜44 バイポーラトランジスタ
45 電流源回路
50 過電流制限回路
51 電圧比較器
52 P型MOSトランジスタ
53 オフセット電圧発生手段(オフセット用MOSトランジスタ)
54 帰還用MOSトランジスタ
55 検出電圧用MOSトランジスタ
56〜61 MOSトランジスタ
Vcc 電源電圧
Vo 出力電圧
Io 出力電流
Vfb 帰還電圧
Vocp 出力電流検出電圧
Vref 基準電圧
Voff オフセット電圧
Sv 電圧制御信号
So 出力制御信号

Claims (9)

  1. 出力制御信号によって導通度が制御されて、電源電圧を所定の出力電圧に変換して、その出力電圧及び出力電流を外部へ出力するための主制御トランジスタ回路と、前記出力電圧に応じた帰還電圧を発生するための電圧検出回路を含む出力回路と、
    前記出力電流に応じた出力電流検出電圧を発生する電流検出回路と、
    基準電圧と前記帰還電圧とを比較し、その差に応じて前記出力制御信号の元となる電圧制御信号を出力させるための電圧制御回路と、
    前記帰還電圧とオフセット電圧との和電圧と、前記出力電流検出電圧とを比較し、前記出力電流検出電圧が前記和電圧を超えるときに前記電圧制御信号を、前記主制御トランジスタ回路がオフする方向に制御して、前記出力電圧及び前記出力電流をともに減少させるものであって、前記帰還電圧がゲートに印加される帰還用MOSトランジスタ及びゲートが所定電位点に接続され両端間に前記オフセット電圧を発生するオフセット用MOSトランジスタの直列回路と、前記出力電流検出電圧がゲートに印加される検出電圧用MOSトランジスタとの差動回路を有し、前記オフセット電圧は前記出力電流検出電圧が低いときに大きく且つ前記出力電流検出電圧が高くなるに連れて小さくなる過電流制限回路を備えることを特徴とする、定電圧電源装置。
  2. 前記電圧制御回路は、電圧制御用MOSトランジスタと電流源回路の直列回路と、前記基準電圧と前記帰還電圧とを比較し、その比較した差出力を前記電圧制御用MOSトランジスタのゲートに印加する誤差増幅器を有し、前記電圧制御用MOSトランジスタと電流源回路の直列接続点から前記電圧制御信号を出力することを特徴とする、請求項1に記載の定電圧電源装置。
  3. 前記電圧検出回路は、前記主制御トランジスタ回路の出力端の電圧を分圧し、その分圧点から前記帰還電圧を出力する抵抗分圧回路と、
    前記出力制御信号によって導通度が制御される副制御トランジスタ回路と、
    前記主制御トランジスタ回路の出力端と前記副制御トランジスタ回路の出力端との間に接続された帰還調整回路と、
    前記副制御トランジスタ回路の出力端と前記分圧点との間に接続された第1帰還コンデンサとを有することを特徴とする、請求項1または2に記載の定電圧電源装置。
  4. 前記抵抗分圧回路の前記主制御トランジスタ回路の出力端側の分圧抵抗に並列に第2帰還コンデンサを設けていることを特徴とする、請求項3に記載の定電圧電源装置。
  5. 前記帰還調整回路は、帰還用MOSトランジスタを有する可変抵抗手段を含んでおり、この可変抵抗手段抵抗値が前記出力電流検出電圧が大きいときに小さくなり、前記出力電流検出電圧が小さいときに大きくなるように、前記MOSトランジスタが前記出力電流検出電圧に基づいて制御されることを特徴とする、請求項3または4に記載の定電圧電源装置。
  6. 前記帰還調整回路は、抵抗値の調整された抵抗を含むことを特徴とする、請求項3または4に記載の定電圧電源装置。
  7. 前記電流検出回路は、前記出力制御信号によって導通度が制御される電流検出トランジスタ回路と、電流検出用抵抗との直列回路からなり、この電流検出用抵抗に流れる電流に応じた前記出力電流検出電圧を出力することを特徴とする、請求項1に記載の定電圧電源装置。
  8. 前記電圧制御回路の出力端と前記主制御トランジスタ回路のゲート間に、前記電圧制御信号を前記出力制御信号に変換するためのバイポーラトランジスタを用いた電流増幅段回路を備えることを特徴とする、請求項1乃至7のいずれかに記載の定電圧電源装置。
  9. 前記主制御トランジスタ回路、前記副制御トランジスタ回路及び前記電流検出トランジスタ回路の各トランジスタは、P型MOSトランジスタあるいはPNP型バイポーラトランジスタであることを特徴とする、請求項1乃至8のいずれかに記載の定電圧電源装置。
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