JP3697371B2 - エンドミルチャッキング構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば金型の深彫り加工などに用いられる比較的小径なエンドミルのチャッキング構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、深彫り加工などに用いられる比較的小径なエンドミルを工具ホルダに挿着するに際しては、図1に示すように、工具ホルダ1のテ−パ穴1Aに嵌合されるテ−パシャンク部2A、及びこのテ−パシャンク部2Aの大径側端から軸線を一致させてテ−パシャンク部2Aと反対の方向に伸張され、先端に行くにしたがい小径となる所定長さのテ−パ付きア−バ部2Bを有するコレット2を設け、そして、ア−バ部2B内の中心軸線上には、その先端からテ−パシャンク部2Aの方向に延在する所定長さ及び所定径のストレ−ト穴2Cを形成しておき、このア−バ部2Bを約300℃程度に加熱して熱膨張させた状態で、そのストレ−ト穴2C内にエンドミル3のストレ−トシャンク部3Aを嵌め込む、いわゆる焼ばめにてエンドミル3をコレット2にチャッキングする。
そして、エンドミル3を焼ばめチャッキングしたコレット2のテ−パシャンク部2Aを工具ホルダ1のテ−パ穴1Aに差し込んだ後、工具ホルダ1内に設けたドロ−ボルト4をテ−パシャンク部2Aの先端部に形成した雌ねじ部2Dに螺合して締め付けることで、コレット2を工具ホルダ1に固定する。これにより、エンドミル3の工具ホルダ1への挿着が可能になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のような従来の焼ばめチャッキング構造のエンドミルでは、焼ばめされるエンドミル3のシャンク部3A及びこのシャンク部3Aが嵌合するコレット2の円筒穴2Cは共にストレ−トであるため、エンドミル3のシャンク部3Aをコレット2のストレ−ト穴2Cに焼ばめしたり、エンドミル3をコレット2から焼はずしする時には、コレット2のア−バ部2Bを300℃乃至それ以上の温度に加熱しないと、スム−ズな焼ばめまたは焼はずしできない。このため、エンドミルの交換などにより、焼ばめまたは焼はずしが頻繁に繰り返されると、コレット2に熱膨張率・強度に優れた特殊鋼を採用しても、頻繁に繰り返される加熱によりア−バ部2Bの材質が変化してしまい、ついにはエンドミル3のチャッキングに必要十分な把持力が得られなくなるという問題がある。
【0004】
また、コレット2に焼ばめされた時のエンドミル3の拘束領域は、コレット2のストレ−ト穴2Cの内周面と接触するシャンク部3Aの部分だけであるため、コレット2の先端から突出するエンドミル3の先端部分の剛性が比較的低く、切削加工時に微振動が発生し易いという問題がある。
【0005】
本発明は、上記のような従来の問題を解決するもので、材質に変化を生じさせることのない、より低い加熱温度でエンドミルの圧入または焼ばめ・焼はずしを可能にするとともにエンドミルの剛性を向上し、併せて、アダプタにチャッキングされたエンドミルの回り止めを確実に防止できるエンドミルチャッキング構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明のエンドミルチャッキング構造は、エンドミルを工具ホルダに保持するためのアダプタを備え、前記アダプタは、前記工具ホルダに挿着される所望長さのシャンク部と、このシャンク部の一端から軸線を一致させてシャンク部と反対の方向に所定長さに延在され、かつ先端に行くにしたがい小径となるテ−パ付きア−バ部を有し、前記ア−バ部内の中心軸線上には、ア−バ部の先端からシャンク部の方向に延在し、かつア−バ部の先端からシャンク部の方向に行くにしたがい小径となる所定深さのテ−パ穴を形成し、前記エンドミルは、先端部に切刃を設けたミル本体を有し、このミル本体の後端には前記ア−バ部のテ−パ穴に圧入または焼ばめにより嵌合され、かつ前記テ−パ穴と同一テ−パ角度のテ−パシャンク部を軸線を一致して設け、さらに前記テ−パシャンク部の外側に位置する前記ミル本体の後端箇所には前記テ−パシャンク部の前記テ−パ穴への挿着時に前記ア−バ部の先端面に密接する当接面を形成し、前記ア−バ部の先端部には前記ア−バ部のテ−パ穴に前記テ−パシャンク部を介して嵌合されたエンドミルの回り止めを行う回り止め防止機構を設け、前記当接面は前記テ−パシャンク部の外周面に対して直角な回転傾斜面であることを特徴とする。
【0007】
本発明においては、アダプタのア−バ部にその先端からシャンク部の方向に行くにしたがい小径となるように形成したエンドミル用テ−パ穴に、該テ−パ穴と同一のテ−パ角度を有するエンドミル本体のテ−パシャンク部を圧入または焼ばめ・焼はずしなどにより着脱可能に嵌合する構造にしたので、アダプタの材質に変化を生じさせることのない、より低い加熱温度でエンドミルの焼ばめ・焼はずしを簡便に行うことができると共に、エンドミル本体の後端箇所にテ−パシャンク部のテ−パ穴への焼ばめなどの挿着時にア−バ部の先端面に密接する当接面をテ−パシャンク部の外周面に対して直角な回転傾斜面としたので、この回転傾斜面である当接面はア−バ部の先端面に対してテ−パシャンク部の根元部分から外周方向に行くに従い上り勾配となり、該当接面をア−バ部の平坦な先端面に当接させることにより、この当接面はア−バ部の先端面の周縁部分とより強く当接するようになるため、エンドミルのテ−パシャンク部をテ−パ穴に圧入または焼ばめにより挿着した時、エンドミルをそのテ−パシャンク部の外周面に加え、前記当接面との2面での拘束がより確実になり、エンドミルの剛性が向上し、切削加工時に振動がほとんど生じることがなく、より良好な切削加工が可能になる。
また、本発明においては、ア−バ部の先端部に、ア−バ部のテ−パ穴にテ−パシャンク部を介して嵌合されたエンドミルの回り止めを行う回り止め防止機構を設けることにより、ア−バ部のテ−パ穴に圧入または焼ばめで嵌合されたエンドミルのアダプタに対する回り止めを確実に防止できる。
【0008】
また、本発明のおいては、請求項1記載のエンドミルチャッキング構造において、前記回り止め防止機構は、前記ア−バ部に該ア−バ部の外周から前記テ−パ穴に達するように形成したねじ穴と、このねじ穴に着脱可能に螺合された止めねじとを備え、前記止めねじを前記ねじ穴に螺合して前記ア−バ部のテ−パ穴に嵌合された前記エンドミルのテ−パシャンク部のフラット部を締付けることにより前記ア−バ部のテ−パ穴に圧入または焼ばめした前記エンドミルの回り止めを防止するようにしたことを特徴とする。
【0009】
さらにまた、本発明においては、請求項1記載のエンドミルチャッキング構造において、前記回り止め防止機構は、前記ア−バ部に該ア−バ部のテ−パ穴の終端位置と対向する箇所に該ア−バ部を直径方向に貫通するように形成した貫通穴と、この貫通穴に着脱可能に装着される回り止めピンと、前記エンドミルのテ−パシャンク部の後端に形成した溝部とを備え、前記貫通穴に装着された前記回り止めピンを前記溝部に係合することにより前記ア−バ部のテ−パ穴に圧入または焼ばめした前記エンドミルの回り止めを防止するようにしたことを特徴とする。
【0010】
上記構成とすることで、特に小径のエンドミルを使用する場合に隘路となるアダプタの先端径の把握力の低下、即ち、アダプタ先端径が細くなることで、肉厚が薄くなりアダプタの先端径が広がることによる前記エンドミルのシャンク部との間でスリップによる共回りを防ぐことができ、振れ精度に影響を与えることのない高精度のエンドミルチャキング構造を提供できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面に参照して説明する。
図2は本発明の実施の形態におけるエンドミルチャッキング構造の一部切欠きの側面図であり、図3は本発明の実施の形態におけるエンドミルチャッキング構造のアダプタからエンドミルを焼はずした状態の説明図である。
図2及び図3において、エンドミルのチャッキング構造は、比較的小径(最大でφ12mm程度)なエンドミル10を工具ホルダ11に保持するためのアダプタ12を備える。
【0012】
上記アダプタ12は、超硬合金から構成されたもので、工具ホルダ11にテ−パコレット13を介して挿着される所望長さのストレ−トシャンク部121と、このストレ−トシャンク部121の下端から軸線を一致してストレ−トシャンク部121と反対の方向に所定の長さに延在され、かつ先端に行くにしたがい小径となる3°〜5°程度のテ−パ角度を有するア−バ部122を備え、さらに、ア−バ部122内の中心軸線上には、ア−バ部122の先端からストレ−トシャンク部121の方向に延在する所定深さのエンドミル焼ばめ用テ−パ穴123が形成されている。このテ−パ穴123のテ−パ角度は1/50〜1/200程度である。
【0013】
上記エンドミル10は、先端部に切刃101を設けた超硬合金からかるミル本体102を有し、このミル本体102の後端には、上記ア−バ部122のテ−パ穴123と焼ばめ・焼はずし可能に嵌合される焼ばめ用テ−パシャンク部103が軸線を一致して設けられており、さらに、テ−パシャンク部103の外側に位置するミル本体102の後端箇所には、テ−パシャンク部103のテ−パ穴123への焼ばめ時にア−バ部122の先端面122Aに密接する当接面104が形成されている。また、この当接面104はテ−パシャンク部103の外周面に対して直角になっている。
また、テ−パシャンク部103のテ−パ角度は、テ−パ穴123のテ−パ角度と同じ1/50〜1/200程度になっている。
すなわち、前記当接面104を、図3に示すように、テ−パ穴123のテ−パ角度と同じテ−パ角度を持つテ−パシャンク部103の外周面に対して直角にすることにより、この当接面104はア−バ部122の先端面122Aに対してテ−パシャンク部103の根元部分から外周方向に行くに従い上り勾配となる回転傾斜面を呈する。
【0014】
上記のように構成されたエンドミルのチャッキング構造において、エンドミル10をアダプタ12に焼ばめする場合には、アダプタ12のア−バ部122を200℃程度の温度に加熱する。この場合、ア−バ部122の先端部の径が10mmであるとすると、テ−パ穴123の内径が径当たり約0.02mm程度膨張し、これに伴い、1/200テ−パの場合は、常温では嵌り込まないテ−パシャンク部103が軸方向に4mm程度引き込まれた状態となり、適切な締まりばめ代が得られる。
又、通常、鋼材の焼き入れ後の焼き戻し温度は200℃以下であり、200℃程度であれば、アダプタ12の材質の硬度や組織が変化することがない。
【0015】
したがって、上述のような温度で加熱することにより熱膨張されたア−バ部122のテ−パ穴123にエンドミル10のテ−パシャンク部103を、ミル本体102の当接面104がア−バ部122の先端面122Aに密接されるまで差し込み、この状態でア−バ部122の温度が常温になれば、エンドミル10は焼ばめによりアダプタ12に強固にチャッキングすることができる。
また、焼はずす場合は、エンドミル10をチャッキングしているアダプタ12のア−バ部122を200℃程度の温度に加熱することにより可能となる。
【0016】
上記工具ホルダ11は、図2に示すように、工作機械のスピンドルに挿着されるシャンク部111と、このシャンク部111の大径側端に設けた把持用のフランジ112と、このフランジ112の反シャンク部111側の端面からシャンク部111と反対の方向にシャンク部111の軸線と一致して延設された筒状の工具取付部113から構成され、この工具取付部113内にはテ−パコレット13が係合されるテ−パ穴114が形成されている。
【0017】
このように構成された工具ホルダ11に上述のエンドミル10をチャッキングしたアダプタ12を挿着する場合は、図2に示すように、工具取付部113のテ−パ穴114に嵌合されたテ−パコレット13にアダプタ12のストレ−トシャンク部121を差し込み、工具ホルダ11の後端から差し込んだ引きボルト14をテ−パコレット13の挿入端に螺合してテ−パコレット13全体を工具ホルダ11の後方へ引っ張ることにより、エンドミル10を含むアダプタ12をテ−パコレット13で把持することができる。
【0018】
上記のように本発明の実施の形態によれば、アダプタ12のア−バ部122内の中心軸線上に、ア−バ部122の先端からストレ−トシャンク部121の方向に延在する所定深さのエンドミル焼ばめ用テ−パ穴123を形成し、さらに、エンドミル10のミル本体102の後端にア−バ部122のテ−パ穴123と焼ばめ・焼はずし可能に嵌合されるテ−パシャンク部103を設け、このテ−パシャンク部103をア−バ部122のテ−パ穴123に焼ばめし、またはア−バ部122のテ−パ穴123からテ−パシャンク部103を焼はずしするようにしたので、アダプタ12の材質に変化を生じさせることのない、200℃程度のより低い加熱温度でエンドミルの焼ばめ・焼はずしを簡便に行うことができると共に、小径エンドミルのチャッキングを容易に実現できる。
また、テ−パシャンク部103の外側に位置するミル本体102の後端箇所にテ−パシャンク部103のテ−パ穴123への焼ばめ時にア−バ部122の先端面122Aに密接する当接面104をテ−パシャンク部103の外周面に対して直角な回転傾斜面にしたので、この回転傾斜面である当接面104はア−バ部122の先端面122Aに対してテ−パシャンク部103の根元部分から外周方向に行くに従い上り勾配となり、この当接面104をア−バ部122の平坦な先端面122Aに当接させることにより、この当接面104はア−バ部122の先端面122Aの周縁部分とより強く当接するようになる。このため、エンドミル10のテ−パシャンク部103をテ−パ穴123に圧入または焼ばめにより挿着した時、エンドミル10をそのテ−パシャンク部103の外周面に加え、当接面104による2面での拘束がより確実になり、エンドミルの剛性が向上し、切削加工時に振動がほとんど生じることがなく、より良好な切削加工が可能になる。
【0019】
次に、図4により本発明にかかるエンドミルチャッキング構造の他の実施の形態について説明する。
この図4においては、アダプタ12のア−バ部122の少なくともテ−パ穴123を含む先端部分122Cを超硬合金より熱膨張率の大きい鋼材から構成し、かつストレ−トシャンク部121を含む残りの部分122Dを超硬合金から構成する。そして、熱膨張率の大きい鋼材からなる先端部分122Cと残りの部分122Dは結合手段15により互いに強固に結合される。また、先端部分122Cのテ−パ穴123にはエンドミル10のテ−パシャンク部102が焼ばめによりチャッキングされている。
【0020】
この結合手段15としては、例えば、図4に示すように、先端部分122Cと残りの部分122Dとの接合面の一方の軸心箇所に雄ねじ151を設け、他方の軸心箇所に雄ねじ151が螺合する雌ねじ152を設け、この雄ねじ151と雌ねじ152を互いに螺合し締め付けることで結合できる構成になっている。
なお、上記結合手段15は、図4に示す構造のものに限定されず、例えば、締まりばめ構造のものであってもよい。また、前記アダプタ12の超硬合金より熱膨張率の大きい鋼材から構成した先端部分122Cのテ−パ穴129にはエンドミル10のテ−パシャンク部102が焼ばめによりチャッキングされ場合について説明したが、比較的小径なエンドミルの場合には、焼ばめに代えて前記エンドミル10のミル本体102の上方に砲金等の工具を介して圧入挿着することも可能である。
【0021】、
上記のような本発明の他の実施の形態によれば、エンドミル10が圧入または焼ばめ、焼はずしなどの手段で挿着されるア−バ部122の先端部分122Cを熱膨張率の大きい鋼材で構成することにより、エンドミル10の焼ばめ、焼はずし時の加熱温度を更に低減できるとともに、ストレ−トシャンク部121を含む部分122Dを超硬合金で構成することにより、シャンク部分を長くすることができ、小径エンドミル10による深彫り加工が容易になる。
【0022】
次に、図5より本発明にかかるエンドミルチャッキング構造の更に他の実施の形態について説明する。
この図5においては、アダプタ12の軸線部分及びエンドミル10の軸線部分にク−ラントなどの流体を供給する通路16、17をそれぞれ形成し、この通路16、17を通して、ミル本体102の先端から切削加工ポイントに向けてク−ラントなどの流体を噴出できるように構成したものである。
この実施の形態によれば、切削加工時に被加工物の冷却や被加工物などに付着する切り粉を排除でき、切削焼けや傷のない良好な切削加工が可能になる。
また、前記通路16、17は、エンドミル10のテ−パシャンク部102をア−バ部122のテ−パ穴123に焼ばめしまたは圧入する時のエア抜きの役目を果たす。
【0023】
次に、図6より本発明にかかるエンドミルチャッキング構造の他の実施の形態について説明する。
この図6に示す実施の形態においては、アダプタ12のシャンク部121をテ−パ付きのシャンクとしたものであり、これに伴い、テ−パシャンク部121の工具ホルダ11への挿入側先端に、工具ホルダ11の後端から差し込んだ引きボルト14が螺合される雌ねじ121Aを設けたものである。また、その他の構成は図2に示す場合と同様である。
このような実施の形態によれば、アダプタ12のシャンク部121をテ−パ付きシャンクとすることにより、図2に示すテ−パコレット13が不要になり、かつエンドミルの触れ精度を向上できる。
【0024】
更にまた、図7の(a),(b),(c)及び図8の(a),(b),(c)により本発明にかかるエンドミルチャッキング構造の他の実施の形態並びにその変形例について説明する。
この図7の(a)においては、アダプタ12のア−バ部122の少なくともテ−パ穴123を含む先端部分122Cを超硬合金より熱膨張率の大きい鋼材から構成し、かつストレ−トシャンク部121を含む残りの部分122Dを超硬合金から構成する。そして、熱膨張率の大きい鋼材からなる先端部分122Cと残りの部分122Dは結合手段15により互いに強固に結合される。また、先端部分122Cのテ−パ穴123にはエンドミル10のテ−パシャンク部102が焼ばめによりチャッキングされている。
【0025】
そして、前記熱膨張率の大きい鋼材からなる先端部分122Cの軸方向のほぼ中央部、すなはち前記テ−パ穴123の終端位置に合わせて軸方向に貫通する貫通穴124を設け、該貫通穴124の一方には雌ねじ124Aを形成すると共に、一端部に雄ねじ125Aを設けた回り止ピン125を着脱可能に装着し、焼ばめされた前記エンドミル10のテ−パシャンク部102の後端面103Aに形成された軸方向と直交する溝126と係合させることで、エンドミル10の回り止め防止機構200が構成される。尚前記テ−パシャンク部102の後端面103Aに形成された軸方向と直交する溝126に代えて、超硬合金のため形成が困難であるが、前記テ−パシャンク部102の後端部に前記回り止ピン125が貫通する大きさの軸方向と直交する貫通孔を形成しても良いことは勿論である。
【0026】
前記結合手段15としては、前述の図4に示す実施の形態と同様に、先端部分122Cと残りの部分122Dとの接合面の一方の軸心箇所に雄ねじ151を設け、他方の軸心箇所に雄ねじ151が螺合する雌ねじ152を設け、この雄ねじ151と雌ねじ152を互いに螺合し締め付けることで結合できる構成になっている。
【0027】、
上記のような本発明の他の実施の形態によれば、エンドミル10が焼ばめされる熱膨張率の大きい鋼材で構成ア−バ部122の先端部分122Cに、前記エンドミル10の焼ばめ後に、回り止め防止機構200によって、前記焼ばめした前記エンドミルの回り止めを行うようにした構成としたので、特に小径のエンドミル10を使用する場合に隘路となるアダプタ12の先端径の把握力の低下、即ち、アダプタ先端径が細くなることで、肉厚が薄くなりアダプタの先端径が広がることによる前記エンドミル10のシャンク部との間でスリップによる共回りを前記回り止め防止機構で防ぐことができ、振れ精度に影響を与えることのない高精度のエンドミルチャキング構造を提供できる。
尚前記以外の構成は、前記実施の形態と同様なので、同一部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
【0028】
図8の(a),(b),(c)は前記図7に示す回り止め防止機構200の変形例を示すものである。
この変形例においては、前記図7の実施の形態における回り止めピン125に代えて、止めねじ127を用い、前記熱膨張率の大きい鋼材からなる先端部分122Cの軸方向のほぼ中央部、すなはち前記テ−パ穴129の終端位置に合わせて軸方向と直角な方向に貫通して形成した貫通ねじ穴128に止めねじ127を着脱可能に螺合させると共に、その先端を前記テ−パ穴129内に突出させ、焼ばめされる前記エンドミル10のシャンク部109の後端を切欠いて、軸方向に沿って形成したフラット部129を締付けることで、回り止め防止機構200を構成している。
【0029】
尚、前記シャンク部103の後端を切欠いて形成した前記フラット部129に代えて、軸方向にフラット面を有する前記止めねじ127が挿入可能な幅を持つ水平断面コ字状の係合部を設けた構成とすることも可能である。
また、前記図7,図8において、回り止め防止機構200を図4に適用して説明したが、必ずしもこれに限定されることなく、図2に示したエンドミルチャキング構造に適用することも勿論可能である。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、アダプタのア−バ部内の中心軸線上に、ア−バ部の先端からシャンク部の方向に延在し、かつア−バ部の先端からシャンク部の方向に行くにしたがい小径となる所定深さのエンドミルのテ−パ穴を形成し、さらに、エンドミル本体の後端にア−バ部のテ−パ穴と着脱可能に嵌合される、テ−パ穴と同一テ−パ角度のテ−パシャンク部を設け、このテ−パシャンク部をア−バ部のテ−パ穴に圧入または焼ばめし、またはア−バ部のテ−パ穴からテ−パシャンク部を焼はずしするようにしたので、アダプタの材質に変化を生じさせることのない、より低い加熱温度でエンドミルの焼ばめ・焼はずしを簡便に行うことができると共に、小径エンドミルのチャッキングを容易に実現できる。
【0031】
また、本発明によれば、テ−パシャンク部の外側に位置するエンドミル本体の後端箇所にテ−パシャンク部のテ−パ穴への焼ばめなどの挿着時にア−バ部の先端面に密接する当接面をテ−パシャンク部の外周面に対して直角な回転傾斜面としたので、この回転傾斜面である当接面はア−バ部の先端面に対してテ−パシャンク部の根元部分から外周方向に行くに従い上り勾配となり、この当接面をア−バ部の平坦な先端面に当接させることにより、該当接面はア−バ部の先端面の周縁部分とより強く当接するようになる。このため、エンドミルのテ−パシャンク部をテ−パ穴に圧入または焼ばめにより挿着した時、エンドミルをそのテ−パシャンク部の外周面に加え、当接面による2面での拘束がより確実になり、エンドミルの剛性が向上し、切削加工時に振動がほとんど生じることがなく、より良好な切削加工が可能になる。
さらに、本発明によれば、ア−バ部の先端部に、ア−バ部のテ−パ穴にテ−パシャンク部を介して嵌合されたエンドミルの回り止めを行う回り止め防止機構を設け、この回り止め防止機構によって、前記挿着した前記エンドミルの回り止めを行うようにしたので、特に小径のエンドミルを使用する場合に隆路となるアダプタの先端径の把握力の低下、即ち、アダプタ先端径が細くなることで、肉厚が薄くなりアダプタの先端径が広がることによる前記エンドミルのシャンク部との問でスリップによる共回りを前記回り止め防止機構で防ぐことができ、振れ精度に影響を与えることのない高精度のエンドミルチャギング構造を提供できる。
【0032】
また、本発明によれば、エンドミルが圧入または焼ばめ、焼はずしされるアダプタの先端部分を熱膨張率の大きい鋼材で構成することにより、エンドミルの圧入または焼ばめ、焼はずし時の加熱温度を更に低減することができる。
また、本発明によれば、アダプタ内及びエンドミル内を通して切削加工ポイントにク−ラントなどの流体を供給する通路を形成することにより、切削加工時に被加工物の冷却や被加工物などに付着する切り粉を排除でき、切削焼けや傷のない良好な切削加工が可能になる。
また、本発明によれば、アダプタ12のシャンク部121をテ−パ付きシャンクとすることにより、テ−パコレット19が不要になり、かつエンドミルの振れ精度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来におけるエンドミルチャッキング構造の一部切欠きの側面図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるエンドミルチャッキング構造の一部切欠きの側面図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるエンドミルチャッキング構造のアダプタからエンドミルを焼はずした状態の説明図である。
【図4】本発明にかかるエンドミルチャッキング構造の他の実施の形態を示す一部切欠きの側面図である。
【図5】本発明にかかるエンドミルチャッキング構造の更に他の実施の形態を示す一部切欠きの側面図である。
【図6】本発明にかかるエンドミルチャッキング構造の他の実施の形態を示す一部切欠きの側面図である。
【図7】本発明にかかるエンドミルチャッキング構造の他の実施の形態を示すもので、(a)は、一部切欠きの側面図、(b)は(a)のエンドミルの正面図、(c)は(a)の7−7線に沿う断面図である。
【図8】本発明にかかるエンドミルチャッキング構造の他の実施の形態の図7の変形例を示すもので、(a)は一部切欠きの側面図、(b)は(a)のエンドミルの正面図、(c)は(a)の8−8線に沿う断面図である。
【符号の説明】
10 エンドミル
101 切刃
102 ミル本体
103 テ−パシャンク部
104 当接面
11 工具ホルダ
12 アダプタ
121 シャンク部
122 ア−バ部
122A 先端面
122C 先端部分
123 テ−パ穴
15 結合手段
16,17 通路
124 貫通穴
124A 雌ねじ
125 回り止めピン
125A 雄ねじ
126 溝
127 止めねじ
128 フラット部
200 回り止め防止機構
Claims (7)
- エンドミルを工具ホルダに保持するためのアダプタを備え、前記アダプタは、前記工具ホルダに挿着される所望長さのシャンク部と、このシャンク部の一端から軸線を一致させてシャンク部と反対の方向に所定長さに延在され、かつ先端に行くにしたがい小径となるテ−パ付きア−バ部を有し、前記ア−バ部内の中心軸線上には、ア−バ部の先端からシャンク部の方向に延在し、かつア−バ部の先端からシャンク部の方向に行くにしたがい小径となる所定深さのテ−パ穴を形成し、
前記エンドミルは、先端部に切刃を設けたミル本体を有し、このミル本体の後端には前記ア−バ部のテ−パ穴に圧入または焼ばめにより嵌合され、かつ前記テ−パ穴と同一テ−パ角度のテ−パシャンク部を軸線を一致して設け、さらに前記テ−パシャンク部の外側に位置する前記ミル本体の後端箇所には前記テ−パシャンク部の前記テ−パ穴への挿着時に前記ア−バ部の先端面に密接する当接面を形成し、前記ア−バ部の先端部には前記ア−バ部のテ−パ穴に前記テ−パシャンク部を介して嵌合されたエンドミルの回り止めを行う回り止め防止機構を設け、 前記当接面は前記テ−パシャンク部の外周面に対して直角な回転傾斜面であることを特徴とするエンドミルチャッキング構造。 - 前記アダプタのシャンク部はストレ−トまたはテ−パ付きであることを特徴とする請求項1記載のエンドミルチャッキング構造。
- 前記アダプタの少なくともテ−パ穴を含むア−バ部の先端部側を超硬合金より熱膨張率の大きい鋼材から構成し、かつシャンク部を含む残りの部分を超硬合金から構成したことを特徴とする請求項1または2記載のエンドミルチャッキング構造。
- 前記熱膨張率の大きい鋼材からなるア−バ部の先端部側はねじその他の結合手段により超硬合金の部分に結合されていることを特徴とする請求項3記載のエンドミルチャッキング構造。
- 前記アダプタ及び前記エンドミルに該アダプタ内及びエンドミル内を通して切削加工ポイントにク−ラントなどの流体を供給する通路を形成したことを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載のエンドミルチャッキング構造。
- 前記回り止め防止機構は、前記ア−バ部に該ア−バ部の外周から前記テ−パ穴に達するように形成したねじ穴と、このねじ穴に着脱可能に螺合された止めねじとを備え、前記止めねじの先端を前記ねじ穴に螺合して前記ア−バ部のテ−パ穴に嵌合された前記エンドミルのテ−パシャンク部のフラット部に係止することにより前記ア−バ部のテ−パ穴に圧入または焼ばめした前記エンドミルの回り止めを防止するようにしたことを特徴とする請求項1記載のエンドミルチャッキング構造。
- 前記回り止め防止機構は、前記ア−バ部に該ア−バ部のテ−パ穴の終端位置と対向する箇所に該ア−バ部を直径方向に貫通するように形成した貫通穴と、この貫通穴に着脱可能に装着される回り止めピンと、前記エンドミルのテ−パシャンク部の後端に形成した溝部とを備え、前記貫通穴に装着された前記回り止めピンを前記溝部に係合することにより前記ア−バ部のテ−パ穴に圧入または焼ばめした前記エンドミルの回り止めを防止するようにしたことを特徴とする請求項1記載のエンドミルチャッキング構造。
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