JP3196170B2 - シャンク一体型エンドミル - Google Patents
シャンク一体型エンドミルInfo
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Description
削加工する場合などに用いるシャンク一体型エンドミル
に関するものである。
図1に示すように、ホルダ11のホルダ本体11aの前
側筒状部11bに設けた直線穴11cに、エンドミル1
2の主体12aに設けた丸棒状の長いシャンク部12b
の後部を嵌め、ホルダ11の前側筒状部11bに外周側
から複数のサイドロック部材13a,13bをねじ嵌合
させ、これらの内端によって前記シャンク部12bを直
線孔11cの内面に押し付けることで、ホルダ11にエ
ンドミル12を装着したものがあった。また、図2に示
すように、ホルダ11の直線孔11cに、図1に示した
ものとは異なる短いシャンク部12bを有するエンドミ
ル12の超硬金属製の主体12aのシャンク部12bの
後部を焼き嵌めしてホルダ11にエンドミル12を1面
拘束によって固着したものもあった。
ンク部の前部がホルダから前方に長く突出しているの
で、剛性を十分に確保できず、切削加工時に切削性能が
低下し、またピッチングなどの振動が発生するという問
題点があった。また、従来の焼き嵌めチャックは、ホル
ダを熱してエンドミルのシャンク部を取り付け固着し、
ホルダよりエンドミルのシャンク部を取り外す場合に
は、前記エンドミル付のホルダ全体を再度熱してホルダ
を熱膨張させて前記シャンク部を取り外すようにしてい
るため、前記ホルダの材質をエンドミルの材質より熱膨
張率の大きい材質が用いられており、前記ホルダとエン
ドミルは互いに熱膨張率の異なる材質の金属しか使用で
きなかった。
12月14日に、特願平10−354175号によっ
て、エンドミルホルダのホルダ本体の前部に長い先細テ
ーバ部を形成し、このテーパ部の前端に開口する小径孔
部を前記ホルダ本体と同軸に形成し、エンドミルの主体
に設けたシャンク部の後部に小外径部を形成し、この小
外径部を前記ホルダ本体の焼き嵌め用孔部に焼き嵌め固
定すると共に、前記小外径部の前端に設けた段を前記ホ
ルダ本体のテーパ部前端面に支持させ、前記主体の前端
部に切削手段を設けたシャンク一体型エンドミルを、先
に出願している。前記出願のシャンク一体型エンドミル
は、エンドミルの主体に設けたシャンク部の長さを短く
することで安価にし、また、エンドミルホルダの前部に
設けた焼き嵌め用孔部に、焼き嵌めするエンドミルのシ
ャンク部の小外径部外周面と前記シャンク部の段の全面
を前記ホルダ本体の前端面に当接させた2面拘束とする
ことで、剛性がかなり高く、切削加工時に振動がほとん
ど発生せず、良好な切削加工ができるようにしている。
この発明は、先に出願した特願平10−354175号
のシャンク一体型エンドミルの効果を失うことなく、従
来の焼き嵌め温度より低い加熱温度で、ホルダ本体のテ
ーパ孔部にエンドミルの主体のシャンク部を締結できる
とともに、エンドミルの主体をホルダ本体に対して容易
に着脱でき、かつ安価なシャンク一体型エンドミルを提
供できることを目的としている。
に、請求項1の発明は、主体を有するエンドミルと、こ
のエンドミルを保持するエンドミルホルダを備えるシャ
ンク一体型エンドミルであって、前記エンドミルホルダ
は前部に先細のテーパ部を有するホルダ本体を備え、前
記ホルダ本体に該ホルダ本体の前端面から後方に行くに
従い緩やかに細くなる所望長さのテーパ孔部が軸心を一
致して形成され、前記テーパ孔部の後端に連通し該テー
パ孔部より小径の小径孔部が前記ホルダ本体の軸心方向
に延在して形成され、前記小径孔部の後端から前記ホル
ダ本体の後端に開口する中間穴部が前記ホルダ本体に軸
心を一致して形成され、前記エンドミルの主体の先端に
切削手段が設けられ、前記エンドミルの主体の後端に、
後端に行くに従い緩やかに細くなる所望長さのテーパ付
きシャンク部が軸心を一致して設けられ、前記エンドミ
ルの主体の後端面に前記ホルダ本体の前端面に圧接され
る圧接面がシャンク部と同心円状に形成され、前記ホル
ダ本体の後端から前記小径孔部に挿通されるドローボル
トを備え、前記ホルダ本体を材質の硬度及び組織が変わ
ることのない通常の焼き嵌め温度より低い温度に加熱
し、この状態で該ホルダ本体のテーパ孔部に前記エンド
ミル主体のシャンク部を嵌入した後、前記ドローボルト
を前記シャンク部の後端に形成しためねじ孔に螺合して
前記圧接面が前記テーパ部の前端面に密着されるまで締
め付けることにより前記エンドミル主体をホルダ本体に
締結するように構成されていることを特徴とする。
ク一体型エンドミルにおいて、前記エンドミル主体のホ
ルダ本体からの抜き取りは、前記ホルダ本体を通常の焼
き嵌め温度より低い温度で加熱した状態で前記ドローボ
ルトを緩め方向に回転し、該ドローボルトをエンドミル
主体側へ押圧することにより行うように構成されている
ことを特徴とする。
ルと、このエンドミルを保持するエンドミルホルダを備
えるシャンク一体型エンドミルであって、前記エンドミ
ルホルダは前部に先細のテーパ部を有するホルダ本体を
備え、前記ホルダ本体には該ホルダ本体の前端面から後
方に行くに従い緩やかに細くなる所望長さのテーパ孔部
が軸心を一致して形成され、前記テーパ孔部の後端に連
通するめねじが前記ホルダ本体に形成され、前記エンド
ミルの主体の先端に切削手段が設けられ、前記エンドミ
ルの主体の後端に、後端に行くに従い緩やかに細くなる
所望長さのテーパ付きシャンク部が軸心を一致して設け
られ、前記シャンク部の嵌入先端に前記めねじに螺合さ
れるおねじ部が設けられ、前記エンドミルの主体の後端
面に前記ホルダ本体の前端面に圧接される圧接面がシャ
ンク部と同心円状に形成され、前記ホルダ本体を材質の
硬度及び組織が変わることのない通常の焼き嵌め温度よ
り低い温度に加熱し、この状態で該ホルダ本体のテーパ
孔部に前記エンドミル主体のシャンク部を嵌入し、かつ
前記シャンク部のおねじ部を前記テーパ孔部のめねじに
螺合して前記圧接面が前記テーパ部の前端面に密着され
るまで締め付けることにより前記エンドミル主体をホル
ダ本体に締結するように構成されていることを特徴とす
る。
ク一体型エンドミルにおいて、前記エンドミル主体のホ
ルダ本体からの抜き取りは、前記ホルダ本体を通常の焼
き嵌め温度より低い温度で加熱した状態で前記シャンク
部のおねじ部を緩め方向に回転して外すことにより行う
ように構成されていることを特徴とする。
のシャンク一体型エンドミルにおいて、前記エンドミル
ホルダのホルダ本体に、前記ホルダ本体の前端面から前
記エンドミルの先端に向けクーラントなどの流体を噴出
させる噴出孔を設けたことを特徴とする。請求項6の発
明は、請求項5記載のシャンク一体型エンドミルにおい
て、前記噴出孔に流体噴出方向を変更する噴出角度変更
部材を設けたことを特徴とする。請求項7の発明は、請
求項1または3記載のシャンク一体型エンドミルにおい
て、前記エンドミルの主体の先端部にスローアウェイ式
のボールチップからなる切削手段が着脱可能に装着され
ることを特徴とする。請求項8の発明は、請求項1また
は3記載のシャンク一体型エンドミルにおいて、前記通
常の焼き嵌め温度より低い温度は材質の硬度、組織を変
えない200℃以下の温度であることを特徴とする。
き、図を参照して説明する。この発明の一実施形態に係
るシャンク一体型エンドミルは、図3,図4に示すよう
に、エンドミルホルダ1とエンドミル2とからなり、こ
れらは鋼鉄などの弾性金属製である。
え、このホルダ本体3は後端部にテーパシャンク部3a
を、中間部に外周面にV溝3cを有する自動工具交換用
のフランジ部3bを、このフランジ部3bの前部にフラ
ンジ部3bから前端に行くにしたがい細くなるテーパ部
3dを有し、これらは軸心を一致して一連に形成されて
いる。
かって、めねじ孔部3e,中間孔部3f,小径孔部3
g,内周面が1/200テーパなど緩やかなテーパで後
側に細くなり、前端に開口するテーパ孔部3hが軸心を
一致して一連に形成されている前記先細テーパ部3d
は、5°〜6°程度の角度で前端側に細くなるように形
成され、その前端面3iはホルダ本体3の軸心に対し直
角に形成されている。前記ホルダ本体3のめねじ孔部3
eにプルスタッド4の先端部を締め付け固定してあり、
プルスタッド4には、これを軸心方向に貫通する中心孔
4aが形成されている。
体5は、外周面5gが1/200テーパなど、前端から
後端に行くに従い緩やかに細くなるテーパを有するシャ
ンク部5aと、シャンク部5aの前端に軸心を一致して
一体化された前部5bを有しており、シャンク部5aは
前記テーパ孔部3hの内径より若干大きい径になってい
る。また、前部5bはシャンク部5aとの接合側が大外
径となる前側部5dを有し、この前側部5dに形成した
切り欠き5eにスローアウェイ式のボールチップからな
る切削手段6が着脱可能に装着されている。そして、前
部5bの後端面5cはシャンク部5aの径より大きい径
の同心円状に形成され、かつシャンク部5aの外周面に
対し直角90°に形成されいる。
5aは、図5に示すように、後端に行くに従い細くなる
テーパに形成され、また、主体5の前側部5dは、エン
ドミルホルダ1のホルダ本体3の先細のテーパ部3dよ
りも緩やかな先細に形成されている。
より低い加熱温度とは、200℃程度以下であり、テー
パ孔部3hおよびシャンク部5aのテーパ角度は、1 /
50〜1 /200 の範囲とする。また、一般的な焼き嵌め温
度は300℃〜600℃であるが、前記実施の形態では
200℃としている。これは、通常鋼材の焼入れ後の焼
戻し温度は200℃以下であり、200℃以下であれ
ば、材質の硬度,組織を変えることがないことに着目し
ている。例えば、シャンク部の内径φ10mmの場合、焼き
嵌め加熱温度が200℃であると、内径が直径当たり約
0.02mm膨張し、さらに1 /200 テーパであると、軸方向
に4mm引き込んだことになり、適切な締め代となる。し
たがって、テーパ孔部3hとシャンク部5aが1 /50〜
1 /200 のテーパ角度で互いに嵌合する構成にしたか
ら、焼き嵌め時の温度を従来のような300℃〜600
℃の温度に加熱しなくとも、200℃程度の低い温度で
焼き嵌めすることが可能になる。
エンドミルホルダ1のホルダ本体3内の後側から小径孔
部3gに挿通して、エンドミル2の主体5の後部に予め
形成しためねじ孔5fにねじ嵌合させて締め付けること
で、より強固に前記ホルダ本体3にエンドミル2の主体
5を一体に締結することができる。
に応じてエンドミル2をエンドミルホルダ1から抜き取
る場合は、一般の焼き嵌め温度(300℃〜600℃)
より低い温度(200℃程度)でエンドミルホルダ1の
ホルダ本体3を加熱し、この状態でドローボルト7を緩
め、このボルト7の頭部をたたくことで、エンドミルホ
ルダ1のホルダ本体3からエンドミル2の主体4に設け
たシャンク部5aを簡単に引き抜くことができる。
一体型エンドミル変形例について説明する。この図6に
おいて、図3と同一の構成要素には同一符号を付してそ
の説明を省略し、図3と異なる部分を重点に述べると、
この変形例においては、ホルダ本体3のテーパ孔部3h
の後端に連通するめねじ3jが形成され、エンドミル2
のシャンク部5aの嵌入先端に前記めねじ3jに螺合さ
れるおねじ部5hが設けられている点が図3と異なる。
ダ本体3に締結する場合は、エンドミルホルダ1のホル
ダ本体3を、一般の焼き嵌め温度(300℃〜600
℃)より低い温度(200℃程度)に加熱し、この状態
で、テーパ孔部3hにシャンク部5aを焼き嵌めし、か
つおねじ部5hをめねじ3jに螺合して締め付けること
により、圧接面5cがホルダ本体3の前端面3iに密着
される。これにより、ホルダ本体3にエンドミル2の主
体5を一体に締結することができる。また、この図6に
示す変形例においても、必要に応じてエンドミル2をエ
ンドミルホルダ1から抜き取る場合は、一般の焼き嵌め
温度(300℃〜600℃)より低い温度(200℃程
度)でエンドミルホルダ1のホルダ本体3を加熱し、エ
ンドミル本体1のホルダ本体3に設けためねじ3jに対
し、エンドミル2のシャンク部5aに設けたおねじ部5
hを緩め方向に回転させて外すことで、シャンク部5a
を引き抜くことができる。
エンドミルホルダ1のホルダ本体3の前部に設けた孔部
3hの後端部にめねじ3jを形成し、エンドミル2の主
体5の後部に予め形成したおねじ部5hを、めねじ3j
にねじ嵌合させて締結することで、前記ドローボルトを
使用することなく、前記ホルダ本体3に前記主体5を固
定できるほか、図3に示す場合と同様な作用効果が得ら
れる。
ダ1のホルダ本体3のテーパ孔部3hの内周面に横断面
が三角形または円弧状の溝3kを周方向の複数箇所に、
ホルダ本体3の軸方向に沿って形成し、前記ホルダ本体
3の前端から、クーラント,切削液などの気体,液体す
なわち流体を噴出させるようにしたり、図8に示すよう
に、エンドミルホルダ1のホルダ本体3の先細のテーパ
部3dに、小孔3nを周方向の複数箇所に、ホルダ本体
3の軸方向に沿って形成し、前記ホルダ本体3の前端か
らクーラントなどの流体を噴出させるようにしてもよ
い。なお、図7,図8に示した溝3k,小孔3nには、
従来公知の手段でクーラントなどを供給可能にしてあ
る。
ダ1のホルダ本体3の後端部に円筒状のシャンク部3m
を形成し、プルスタッド4の大径鍔部4bと自動工具交
換用のフランジ部3bとの間に、テーパコーン8を嵌合
させ、これの前端側を複数の皿ばね9を介してフランジ
部3bに支持して押し付けるようにしてもよく、テーパ
コーン8の後端に環状のワッシャ10を介在させてあ
る。なお、図9に示したエンドミルの前述した以外の構
成は、図3に示したものと同様である。
に、エンドミルホルダ1のホルダ本体3の先細のテーパ
部3dに、小孔3nを周方向の複数箇所に、ホルダ本体
3の軸方向に沿って形成し、前記小孔3nの前端には、
クーラントなどの流体を噴出させ、かつ噴出方向を規制
する噴出角度変更部材である噴出孔20aに傾斜角度を
持たせた円筒状のブッシュ20をそれぞれ嵌合またはね
じ止めして固定してもよい。このような噴出角度変更部
材を備えることにより、クーラントなどの流体をエンド
ミル先端の切削部材に対し確実に噴出させることができ
ると共に、ホルダの先端径が細いため小孔3nの流体出
口に噴出方向を規制する傾斜角度を持たせた噴出孔を形
成できない場合にとくに有効である。
主体の前端部に設ける切削手段である切削部材は、ボー
ルチップに限定されることなく適宜変更でき、さらに、
前記主体のシャンク部の先端部に、直刃,ねじれ刃など
を一体に形成したものでもよい。
に応じてエンドミルホルダ1のホルダ本体3に設けた先
細のテーパ部3dを長くすることで、エンドミル2の主
体5後部に形成したシャンク部5aの外径部5gを先細
テーパ状に形成し、シャンク部5aの長さを短くして高
価な超硬金属製のロングサイズエンドミルの使用を少な
くし、安価に提供でき、また、剛性の高いエンドミルホ
ルダが実現でき、精度の高い加工が可能になる。
ンドミルの半径外周とエンドミルホルダのホルダ本体の
半径外周とホルダの根元を結んだ角度が、前記金型の抜
き勾配より小さい角度になって好ましい。
明に係るシャンク一体型エンドミルによれば、ホルダ本
体に該ホルダ本体の前端面から後方に行くに従い緩やか
に細くなる所望長さのテーパ孔部を軸心を一致して形成
し、エンドミルの主体の後端には、後端に行くに従い緩
やかに細くなる所望長さのテーパ付きシャンク部を軸心
を一致して設け、このシャンク部を前記テーパ孔部に嵌
合して、ホルダ本体内に設けたドローボルトで締め付け
得る構成にすることにより、エンドミル主体のホルダ本
体への締結は、ホルダ本体を通常の焼き嵌め温度より低
い温度で加熱した状態で前記シャンク部を前記テーパ孔
部に嵌入し、かつホルダ本体内に設けたドローボルトを
シャンク部の後端に形成しためねじ孔に螺合してエンド
ミル主体の圧接面がホルダ本体の前端面に密着されるま
で締め付けることにより行い、また、エンドミル主体の
ホルダ本体からの抜き取りは、ホルダ本体を通常の焼き
嵌め温度より低い温度で加熱した状態でドローボルトを
緩め方向に回転し、該ボルトをエンドミル主体側へ押圧
することにより行う構成にしたので、焼き嵌め温度を従
来のような300℃〜600℃の温度に加熱しなくと
も、200℃程度の低い温度でエンドミル主体をホルダ
本体に対して容易に着脱することができ、しかも、エン
ドミルの主体に設けたシャンク部の長さを短くすること
ができ、高価なロングサイズエンドミルの使用を少なく
することでも安価にでき、また、エンドミル主体の圧接
面を前記ホルダ本体の前端面に当接させた2面拘束とす
ることで、剛性がかなり高く、切削加工時に振動がほと
んど発生せず、良好な切削加工ができる。
一体型エンドミルによれば、ホルダ本体に該ホルダ本体
の前端面から後方に行くに従い緩やかに細くなる所望長
さのテーパ孔部を軸心を一致して形成し、エンドミルの
主体の後端には、後端に行くに従い緩やかに細くなる所
望長さのテーパ付きシャンク部を軸心を一致して設け、
このシャンク部をテーパ孔部に嵌合して、前記シャンク
部の嵌入先端に設けたおねじ部を前記ホルダ本体内に設
けためねじに螺合できる構成にすることにより、エンド
ミル主体のホルダ本体への締結は、ホルダ本体を通常の
焼き嵌め温度より低い温度で加熱した状態で前記シャン
ク部を前記テーパ孔部に嵌入し、かつシャンク部のおね
じ部をめねじに螺合してエンドミル主体の圧接面がホル
ダ本体の前端面に密着されるまで締め付けることにより
行い、また、エンドミル主体のホルダ本体からの抜き取
りは、ホルダ本体を通常の焼き嵌め温度より低い温度で
加熱した状態でシャンク部のおねじ部を緩め方向に回転
して外すことにより行う構成にしたので、焼き嵌め温度
を従来のような300℃〜600℃の温度に加熱しなく
とも、200℃程度の低い温度でエンドミル主体をホル
ダ本体に対して容易に着脱することができ、しかも、エ
ンドミルの主体に設けたシャンク部の長さを短くするこ
とができ、高価なロングサイズエンドミルの使用を少な
くすることでも安価にでき、また、エンドミル主体の圧
接面を前記ホルダ本体の前端面に当接させた2面拘束と
することで、剛性がかなり高く、切削加工時に振動がほ
とんど発生せず、良好な切削加工ができるほか、ドロー
ボルトを省略できる。
ルダのホルダ本体に、ホルダ本体の前端面からエンドミ
ルの先端に向けクーラントなどの流体を噴出させる噴出
孔を設けたり、噴出孔の流体噴出方向を噴出角度変更部
材により変更できるようしたので、加工時に被加工物の
冷却や切り粉などの付着防止を必要に応じて行なうこと
ができて、好ましい。
体の先端部にスローアウェイ式のボールチップからなる
切削手段が着脱可能に装着されるので、切削手段の摩耗
などによってホルダ本体より一々エンドミルを取り外す
ことなく、スローアウエイチップを交換するだけで切削
作業が可能となると共に、エンドミルの材質はホルダと
熱膨張率の異なる金属材料を用いることもなく、超硬金
属製であっても、HSSなどのように、前記ホルダと熱
膨張率がほぼ同一のものでも使用することができる。
側面図。
側面図。
ンドミルの一部切り欠き側面図。
の分解説明図。
の説明図。
縦断側面図。
した前端面図。
例の一部切り欠き側面図。
の変形例で、( B) のA−A線の縦断側面図、( B) は
( A) の前端面図。
Claims (8)
- 【請求項1】 主体を有するエンドミルと、このエンド
ミルを保持するエンドミルホルダを備えるシャンク一体
型エンドミルであって、 前記エンドミルホルダは前部に先細のテーパ部を有する
ホルダ本体を備え、 前記ホルダ本体に該ホルダ本体の前端面から後方に行く
に従い緩やかに細くなる所望長さのテーパ孔部が軸心を
一致して形成され、 前記テーパ孔部の後端に連通し該テーパ孔部より小径の
小径孔部が前記ホルダ本体の軸心方向に延在して形成さ
れ、 前記小径孔部の後端から前記ホルダ本体の後端に開口す
る中間穴部が前記ホルダ本体に軸心を一致して形成さ
れ、 前記エンドミルの主体の先端に切削手段が設けられ、 前記エンドミルの主体の後端に、後端に行くに従い緩や
かに細くなる所望長さのテーパ付きシャンク部が軸心を
一致して設けられ、 前記エンドミルの主体の後端面に前記ホルダ本体の前端
面に圧接される圧接面がシャンク部と同心円状に形成さ
れ、 前記ホルダ本体の後端から前記小径孔部に挿通されるド
ローボルトを備え、 前記ホルダ本体を材質の硬度及び組織が変わることのな
い通常の焼き嵌め温度より低い温度に加熱し、この状態
で該ホルダ本体のテーパ孔部に前記エンドミル主体のシ
ャンク部を嵌入した後、前記ドローボルトを前記シャン
ク部の後端に形成しためねじ孔に螺合して前記圧接面が
前記テーパ部の前端面に密着されるまで締め付けること
により前記エンドミル主体をホルダ本体に締結するよう
に構成されていることを特徴とするシャンク一体型エン
ドミル。 - 【請求項2】 前記エンドミル主体のホルダ本体からの
抜き取りは、前記ホルダ本体を通常の焼き嵌め温度より
低い温度で加熱した状態で前記ドローボルトを緩め方向
に回転し、該ドローボルトをエンドミル主体側へ押圧す
ることにより行うように構成されていることを特徴とす
る請求項1記載のシャンク一体型エンドミル。 - 【請求項3】 主体を有するエンドミルと、このエンド
ミルを保持するエンドミルホルダを備えるシャンク一体
型エンドミルであって、 前記エンドミルホルダは前部に先細のテーパ部を有する
ホルダ本体を備え、 前記ホルダ本体には該ホルダ本体の前端面から後方に行
くに従い緩やかに細くなる所望長さのテーパ孔部が軸心
を一致して形成され、 前記テーパ孔部の後端に連通するめねじが前記ホルダ本
体に形成され、 前記エンドミルの主体の先端に切削手段が設けられ、 前記エンドミルの主体の後端に、後端に行くに従い緩や
かに細くなる所望長さのテーパ付きシャンク部が軸心を
一致して設けられ、 前記シャンク部の嵌入先端に前記めねじに螺合されるお
ねじ部が設けられ、 前記エンドミルの主体の後端面に前記ホルダ本体の前端
面に圧接される圧接面がシャンク部と同心円状に形成さ
れ、 前記ホルダ本体を材質の硬度及び組織が変わることのな
い通常の焼き嵌め温度より低い温度に加熱し、この状態
で該ホルダ本体のテーパ孔部に前記エンドミル主体のシ
ャンク部を嵌入し、かつ前記シャンク部のおねじ部を前
記テーパ孔部のめねじに螺合して前記圧接面が前記テー
パ部の前端面に密着されるまで締め付けることにより前
記エンドミル主体をホルダ本体に締結するように構成さ
れていることを特徴とするシャンク一体型エンドミル。 - 【請求項4】 前記エンドミル主体のホルダ本体からの
抜き取りは、前記ホルダ本体を通常の焼き嵌め温度より
低い温度で加熱した状態で前記シャンク部のおねじ部を
緩め方向に回転して外すことにより行うように構成され
ていることを特徴とする請求項3記載のシャンク一体型
エンドミル。 - 【請求項5】 前記エンドミルホルダのホルダ本体に、
前記ホルダ本体の前端面から前記エンドミルの先端に向
けクーラントなどの流体を噴出させる噴出孔を設けたこ
とを特徴とする請求項1または3記載のシャンク一体型
エンドミル。 - 【請求項6】 前記噴出孔に流体噴出方向を変更する噴
出角度変更部材を設けたことを特徴とする請求項5記載
のシャンク一体型エンドミル。 - 【請求項7】 前記エンドミルの主体の先端部にスロー
アウェイ式のボールチップからなる切削手段が着脱可能
に装着されることを特徴とする請求項1または3記載の
シャンク一体型エンドミル。 - 【請求項8】 前記通常の焼き嵌め温度より低い温度は
材質の硬度、組織を変えない200℃以下の温度である
ことを特徴とする請求項1または3記載のシャンク一体
型エンドミル。
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