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JP3690843B2 - 電子部品の実装方法 - Google Patents

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JP3690843B2
JP3690843B2 JP20012395A JP20012395A JP3690843B2 JP 3690843 B2 JP3690843 B2 JP 3690843B2 JP 20012395 A JP20012395 A JP 20012395A JP 20012395 A JP20012395 A JP 20012395A JP 3690843 B2 JP3690843 B2 JP 3690843B2
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JP
Japan
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electronic component
substrate
conductive paste
temperature
resin material
Prior art date
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JP20012395A
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哲夫 福島
敦史 山口
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/22Secondary treatment of printed circuits
    • H05K3/28Applying non-metallic protective coatings
    • H05K3/284Applying non-metallic protective coatings for encapsulating mounted components
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/321Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by conductive adhesives

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  • Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Tunnel Furnaces (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子回路基板へ実装を行う電子部品の実装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、環境保護の観点から、はんだ材料(Sn−Pb系合金)中に含まれる鉛を減少させることに関心が注がれている。鉛全使用量に占めるはんだ材料中の鉛の量は少ない(1%未満)が、鉛が使用されている電子機器の廃棄物が酸性雨にさらされると、有害物質である鉛が溶出して地下水を汚染することがあり、環境を悪化させるおそれがある。このような事態を避けるため、電子機器の回路形成用材料として、はんだ材料に置き替わる材料が求められている。
【0003】
その代替材料の候補としては銅、ニッケル、銀、銀/パラジウムなどの粉体をエポキシ樹脂などのバインダー中に分散させた導電性ペーストが挙げられる。導電性ペーストは印刷機やディスペンサーにより供給され、接点同士が接続された状態で熱硬化を行って、接合を完了させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述のような導電性ペーストによる接合部分の強度は一般的に弱く、高温恒湿試験やヒートサイクル試験などの信頼性評価結果においても充分な結果は得られない。そのため、接合部のまわりを封止材料などで封止する必要があり、はんだ付けする場合と比較すると工程が増えてリードタイムが長くかかるという問題点を有していた。
【0005】
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、従来のはんだ付けと同様に比較的手間のかからないプロセスで導電性ペーストによる接合を行うことができ、かつはんだ付けと同様に十分な接合強度を得ることのできる電子部品の実装方法を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、本発明の電子部品の実装方法は、導電性ペーストを用いて、温度を上昇させて電子部品と基板を接合し、導電性ペーストを硬化させた後に、引き続いて温度をさらに上昇させて電子部品本体の上面部に設けた前記導電性ペーストの硬化温度よりも高い温度で軟化する封止用樹脂材料を軟化させて電子部品と基板の接合部分に降下させることにより、前記封止用樹脂材料にて電子部品と基板の接合部分を封止するものである。
【0008】
この場合に、例えば、導電性ペーストの硬化をリフロー炉のプレヒートゾーンで行い、封止用樹脂材料の硬化を同じリフロー炉の前記プレヒートゾーンに続くリフローゾーンで行う
【0009】
上記方法によれば、電子部品のリードと基板とが導電性ペーストにて接合された状態で、封止用樹脂材料にてリードと基板の接合部分が封止されるため、手間をあまりかけることなく十分な接合強度を得ることができ、高い接合信頼性を得ることができる。
【0010】
また、導電性ペーストの硬化をリフロー炉のプレヒートゾーンで行い、封止用樹脂材料の硬化をリフロー炉のリフローゾーンで行うことにより、従来のはんだ付け工法および設備にて実装することができ、工程数が増加することはない。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施の形態にかかる電子部品の実装方法に使用する電子部品の斜視図である。1は電子部品本体、2はリード、3は一般的な封止材料(熱硬化型エポキシ樹脂)、10は電子部品である。電子部品10における電子部品本体1の上面部には、電子部品10を使用する際の温度より高い温度で軟化し、常温、すなわち使用温度で硬化する封止用樹脂材料のブロック4を設けている。
【0013】
図2は同実装方法に使用する実装用の基板の斜視図である。実装用の基板5には、印刷機あるいはディスペンサにより、電子部品10のリード2に対応する位置に導電性ペースト6が形成されている。
【0014】
図3は同実装方法により電子部品を基板上に実装した斜視図、図4は同実装方法により実装が完了した基板を樹脂で封止した状態を示す斜視図である。図4において、7は軟化して広がった封止用樹脂材料である。
【0015】
図5は通常のリフローはんだ付けにおいて用いる温度プロファイルを示す図であり、aはプリヒートゾーンの温度プロファイル、bはリフローゾーンの温度プロファイル、cはリフロー時のピーク温度を示すラインである。
【0016】
図1〜図5に基づいて説明を行う。
まず、図2に示すように、回路実装用の基板5のランド部(図示せず)の上に印刷機あるいはディスペンサにより導電性ペースト6を形成する。次に、図3に示すように、基板5に形成された導電性ペースト6に対応する位置にリード2を有する電子部品10(SOP)を実装する。この電子部品10の電子部品本体1の上面部には、図1に示すように、電子部品10を使用する際の温度より高い温度で軟化する封止用樹脂材料のブロック4が形成されている。この電子部品10を装着した基板5を、リフロー炉に投入する。
【0017】
電子部品10を装着した基板5をリフロー炉に投入すると、図5に示すリフロープロファイルからも分かるようにプリヒートゾーンで150℃前後の温度に加熱されることにより、導電性ペースト6が硬化、接合される。このときに使用する導電ペースト6のバインダーは、150℃、2〜3分で80%以上の硬化率を有するエポキシ樹脂を使用している。次にリフローゾーンに進むと230℃前後の温度に加熱されることにより、封止用樹脂材料のブロック4が軟化して、リード2と基板5の接合部分の上に降下し、リード2と基板5の接合部分全体が、軟化して広がった封止用樹脂材料7によって封止される。
【0018】
これにより、電子部品10のリード2と基板5とが導電性ペースト6にて接合された状態で、封止用樹脂材料7にてリード2と基板5の接合部分が封止されるため、手間をあまりかけることなく十分な接合強度を得ることができ、接合性能に対して高い信頼性を得ることができる。また、導電性ペースト6の硬化をリフロー炉のプレヒートゾーンで行い、封止用樹脂材料7の硬化をリフロー炉のリフローゾーンで行うことにより、従来のはんだ付け工法および設備により実装を行うことができ、工程数が増加することはない。また、このように鉛を含まない電子部品10を用いることにより、鉛を使用せずに電子回路基板を製造することができ、環境に害を及ぼすことを防止できる。
【0019】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の電子部品を実装に使用すると鉛がない状態で回路基板を製造することができて、環境に害を及ぼすことを防止できる。また、封止樹脂材料からなるブロックを設けることにより、はんだ付けと同様に十分な接合強度を得ることができて、接合性能に対して高い信頼性を得ることができる。
【0020】
また、従来のはんだ付け装置を使用することが可能であるため、新規の投資を行う必要もなく、低コストで実装を行うことができ、かつ工程数が増加することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる電子部品の実装方法に使用する電子部品の斜視図
【図2】同実装方法に使用する実装用の基板の斜視図
【図3】同実装方法により電子部品を基板上に実装した斜視図
【図4】同実装方法により実装が完了した基板を樹脂で封止した状態を示す斜視図
【図5】通常のリフローはんだ付けにおいて用いる温度プロファイルを示す図
【符号の説明】
1 電子部品本体
2 リード
3 封止材料
4 ブロック
5 基板
6 導電性ペースト
7 封止用樹脂材料
10 電子部品

Claims (2)

  1. 導電性ペーストを用いて、温度を上昇させて電子部品と基板を接合し、導電性ペーストを硬化させた後に、引き続いて温度をさらに上昇させて電子部品本体の上面部に設けた前記導電性ペーストの硬化温度よりも高い温度で軟化する封止用樹脂材料を軟化させて電子部品と基板の接合部分に降下させることにより、前記封止用樹脂材料にて電子部品と基板の接合部分を封止する電子部品の実装方法。
  2. 導電性ペーストの硬化をリフロー炉のプレヒートゾーンで行い、封止用樹脂材料の硬化を同じリフロー炉の前記プレヒートゾーンに続くリフローゾーンで行う請求項1記載の電子部品の実装方法。
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