JP3682031B2 - 配管分岐弁装置及びその分岐方法 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体(気体及び液体)が流れる主管の配管分岐装置及びその方法に関し、特に、主管と分岐管を同一の深度に埋設することができる電気融着式の鞍装部が備えられている配管分岐弁装置及びその分岐方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、家庭用暖房及び炊事のための都市ガスの使用が増加しており、それを供給するために多くの配管施設が要求されている。その他、給水施設又は石油化学配管、熱を輸送するための配管等のように実生活で消費する殆どのものが配管施設を用いて供給されている。このようなガス及び水の供給は、これを供給する工場から各住宅街又は地域に、鋳鉄、鋼管、又はプラスチック製の主管が埋設され、各建物及び住宅に設けられた分岐管を主管に連結して行われている。
一般に、配管等の材質は、水道管の場合は鋳鉄管、鋼管、プラスチック管等が用いられ、ガス管としては腐食を防ぐためのポリエチレン(PE)をコートした鋼管又はポリエチレン製の管が用いられている。その他、熱輸送管等としては、主に、鋳鉄管、鋼管、プラスチック管がよく用いられている。
【0003】
図12乃至図14は、従来の分岐装置に関するもので、図12は従来の技術による主管の分岐装置を示す斜視図、図13は従来の技術による主管を穿孔するための穿孔付属物を示す斜視図、図14は従来の技術による主管の分岐装置を示す断面図である。
【0004】
以下、添付の図面を参照して、従来のプラスチック製の主管を分岐するための装置及び分岐方法について説明する。
従来の主管の分岐装置は、中空状の胴体部30と、主管10に融着する鞍装部40とが一体に形成されており、分岐管20と連結する流出管31が前記胴体部30の外周面に固定されている。
鞍装部40は、主管10の外径曲率と同じ内径曲率を有し、鞍装部40の内側面の下部には図示していない電熱線が設けられている。この電熱線は、鞍装部40の上側に設けられた2つの電極端子41に直列で連結されている。
鞍装部40が接する主管の他側の面には、鞍装補強部42がボルト43で締付けられ鞍装部40と結合され、この鞍装補強部42は、鞍装部40を主管10に融着する過程において鞍装部40を主管10に堅く固定させている。
また、胴体部30の上側の開口部には、気密を保持するためのOリング33が設けられ、キャップ32が結合されている。
【0005】
胴体部30の内側にはスピンドル34が結合され、胴体部30とスピンドル34にはそれぞれねじ山が設けられ、スピンドル34の回転によって、スピンドル34は上下駆動の可能になっている。
胴体部30の内側とスピンドル34との間には、気密を保持するためのOリング36が嵌着されている。
前記スピンドル34の下端には、主管10を穿孔するためのカッター35が設けられ、スピンドル34の上側には、穿孔付属物50に備えた六角ピン51が挿入するように六角ソケット37が設けられている。
穿孔付属物50は、胴体部30の開口部に締付けられているアダプタ52と、このアダプタ52に回動可能に設けられた六角ピン51と、この六角ピン51を操作するための取っ手53とを備えている。
前記穿孔付属物50は、胴体部30内に備えられたスピンドル34と締付けられ、カッター35によって主管10を穿孔することになっている。
【0006】
次いで、このような従来の主管の分岐装置の分岐方法について説明する。
第1のステップは、主管10と鞍装部40を融着する過程であって、流体が流れる主管10に鞍装部40と鞍装補強部42を締付けた後、鞍装部40に設けられた2つの電極端子41に電圧を印加することによって、可塑性のプラスチック製の鞍装部40が主管10に融解され固定される。
【0007】
第2のステップは、胴体部30に穿孔付属物50を締付ける過程であって、胴体部30の上部からキャップ32を取外した後、アダプタ52を胴体部30に結合し、上側の六角ピン51に取っ手53を締付けた後、取っ手53を回し、下側の六角ピン51をスピンドル34に設けられた六角ソケット37に挿着する。
【0008】
第3のステップは、主管10を穿孔する過程であって、取っ手53を時計回り方向に回転し、カッター35を主管10側に前進させて主管10を穿孔する。このとき、カッター35の切削により、主管10の切削部位で生じる削りくずは、カッター35の中央部の内側に集まる。
【0009】
第4のステップは、主管10から穿孔付属物50を取外す過程であって、主管10の穿孔作業が終了すると、取っ手53を反時計方向に回転し、カッター35が流出管31の上側までに位置するようにした後、アダプタ52を胴体30から取外し、穿孔付属物50を取外す。
胴体部30とスピンドル34との間には、気密の保持のためのOリング36が嵌着され、主管10に沿って流れる流体が、胴体部100の上側の開口部に漏れてしまうことを防止している。
【0010】
第5のステップは、穿孔付属物50が取外された胴体部30の上側の開口部にキャップ32を締付け、作業を終了するようになる。前記胴体部30の開口部とキャップ32の内側面には、Oリング36が嵌着され気密が保持される。
上述のような従来の主管の分岐方法は、主管に流体が流れる状態において、主管の流体の流れを遮断しない状態で、分岐管を連結するための方法である。
【0011】
以上のように、従来の主管の分岐作業は、主管を穿孔するためにカッターが胴体部の内側に設けられ、一定の変位の上下操作が可能でなければならない構造を有しているので、その構造上、分岐管と連結する流出管の方向に垂直な方向に主管を穿孔する別のパイプ構造が必要であり、また、主管に対し垂直方向のみに設置可能となる。
【0012】
従って、分岐管の配管ラインの位置決めにおいて制限があり、地下に埋設された主管から分岐された分岐管は、常に主管よりも地表面の近くに埋設されるので、地上で発生する荷重又は振動を多く受け、また、道路の補修工事の際に外部に露出して破損しやすい問題点があった。
【0013】
また、従来の主管の分岐装置は、胴体部内に設けられたカッターが主管を穿孔するときに発生する削りくずをカッターの中央部の内側に集めなければならないので、カッターの直径を所定値以上に大きくすることができず、そのため主管から分岐可能な分岐管の直径にも制約がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の問題点を解決するためのものであり、その目的は熱輸送管又はガス、液体等が流れる状態の主管と同一の深度において分岐管を連結することができ、また、分岐作業を簡素化することができる配管分岐弁装置及びその分岐方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明に係る配管分岐弁装置は、流体が流れる主管を分岐するための配管分岐装置において、中空状の胴体部と、該胴体部の内側と連通し、遮断板が挿通するように、前記胴体部に設けられた遮断溝と、前記胴体部の一側の開口部と一体に形成され、前記主管の外周面と融着する鞍装部と、前記遮断溝が設けられた胴体部の上下側面のそれぞれに設けられた第1の挿入溝と、該記第1の挿入溝に挿入される気密手段と、前記一側の第1の挿入溝の外側の平面上に位置し、外径方向に傾斜して設けられた第2の挿入溝と、該第2の挿入溝に挿入され外径方向に反撥力を有する円弧状のリングばねとを備えたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1乃至図6は、本発明に係る分岐弁装置を示すものであって、図1は、本発明による分岐弁装置の全体構成を示す図であり、図2は、本発明による分岐弁装置の構成を示す側面図であり、図3は、本発明による遮断部の構成を示す斜視図である。図4は、図2のA方向からみた本発明の分岐弁装置を示す一部断面図であり、図5は、図3におけるB−B’線断面図であり、遮断板が挿入されている状態を示す図であり、図6は、本発明によるリングばねを示す斜視図である。
【0017】
図1及び図2において、本発明による配管分岐弁装置は、中空状の胴体部100の一側の開口部に鞍装部120が一体に形成されている。
胴体部100の外周面には、胴体部100の軸方向に垂直な遮断溝110が設けられ、この遮断溝110は胴体部100の内側に連通する。
遮断溝110には板状の遮断部140が挿入され、胴体部100の内側の流体の流れを断続させることになる。
参照符号200は、穿孔機300を胴体部100に装着するためのアダプタであり、両開口部に雌ねじ山が設けられ、穿孔機300と胴体部100がそれぞれ螺合される。
【0018】
図3に示すように、前記遮断部140は、遮断板141と、取っ手143とを備えており、その取っ手143には固定ピン144が設けられ、遮断板141には前記固定ピン144に着脱可能に溝142が設けられている。このような遮断部140は、固定ピン144に遮断板141の溝142を挿入し、遮断板141と取っ手143とを締付け、所定値以上の力で取っ手144を引っ張ることによって、遮断板141と取っ手143とが取外される。
【0019】
図4及び図5において、遮断溝110が設けられた胴体部100内の上側面と下面側のそれぞれには、円形の第1の挿入溝111が設けられており、このそれぞれの第1の挿入溝111には、気密保持のためのOリング113が嵌着される。このOリング113は胴体部100の内側に沿って流れる流体が遮断溝110から漏れることを防止するための気密手段であり、Oリング、vitonリング(フ ッ素ゴム系リング)、ガスケットのように、当業者が容易に利用できる手段を用いることができる。
【0020】
第1の挿入溝111が設けられた胴体部100の上側面又は下側面には、第1の挿入溝111の外側に第2の挿入溝112が設けられ、この第2の挿入溝112には外径方向に反撥力を有する、一側が開口する円弧状のリングばね114が設けられている。
【0021】
前記第2の挿入溝112の外側面は傾斜しており、外径方向に反撥力を有するリングばね114は、外側の斜面に沿って常に上側面に密着した状態を保持することが好ましい。
前記第2の挿入溝112の形状は、前記リングばね114の円弧状と対応するように円弧状となっており、リングばね114の開口自由端が遮断溝110の他方に位置される。このように、リングばね114と同一の円弧状に第2の挿入溝112を構成することによって、リングばね114は、第2の挿入溝112内において円弧方向に沿って回動しないようになっている。また、リングばね114の開口自由端が遮断溝110の反対側に位置するので、第1の挿入溝111に挿入されたOリング113が遮断溝110から外部に露出することを防止することができる。
このようなリングばね114は、第1の挿入溝111への遮断板141の挿入の際には下方に降りながら、遮断板141の挿入をガイドするようになる。また、遮断板141を引出すと、リングばね114は、反撥力によって上方に上昇し、上側面に密着することになる。
【0022】
図4に示すように、胴体部100の外側には、遮断溝110の内側と連通する排出口115が設けられ、その排出口115には、安全弁116が螺合している。より具体的には、胴体部100の第1の挿入溝111と第2の挿入溝112との間の空間において、胴体部100の外側に溝が設けられ、それが排出口115となっており、この排出口115には雌ねじ山が設けられている。
このように排出口115に連結された安全弁116は、主管の分岐作業の際にOリング113の間に漏れてしまうこともある、微量の流体が、排出口115のみに排出するように一方に導くことによって、流体が遮断溝110に排出され、遮断溝110の封止のための溶接を邪魔することを防止することができる。
【0023】
胴体部100と一体に形成された鞍装部120は、主管10の外径曲率と同じ内径曲率を有し、鞍装部120の内側面の下部には電熱線が設けられている。 この電熱線は、鞍装部120の上側に設けられた2つの電極端子121に直列 で連結されている。
鞍装部120が接する主管の他側面には、鞍装補強部130がさらに設けられることもできる。この鞍装補強部130は、鞍装部120を主管10に融着するとき、鞍装部120を主管10に堅く固定するようになる。
鞍装部120と鞍装補強部130との締結手段としては、ボルトとナットを用いて締付けることができ、又は当業者が容易に利用できる締結手段として、ねじ、ベルト等が用いられる。このような締結手段は、公知の締結手段により様々な形態で実施され得る。
【0024】
図7乃至図11は、本発明に係る主管の分岐方法を示す図である。
次いで、このような本発明による配管分岐弁装置を用いた配管分岐方法を図面を参照して説明する。
図7に示すように、第1のステップは、鞍装部120を主管10の外周面に位置決めした後、鞍装補強部130とボルトを締付けて鞍装部120を固定しており、次いで、電極端子121に電圧を印加して主管10に鞍装部120を融着させる。このとき、分岐管と主管10が同一の深度に埋設されるように、主管10に対し鞍装部120を水平位置に固定することが好ましい。
【0025】
第2のステップは、図8に示すように、胴体部100に穿孔機300を連結して主管10を穿孔する。穿孔の後、主管10から切取られた切削片(クーポン)は、鋸の目301とともに取付けられたドリル302に固定される。
【0026】
第3のステップは、図9に示すように、切削片を最上端まで引き上げて主管10から切削片を外した後、遮断溝に遮断部140を挿入する。
さらに、主管10から切削片が外された状態において、主管10に沿って流れる流体は胴体部100内に流入し、遮断溝110の内側に設けられたOリングは、遮断溝110を通して流体が漏れてしまうことを防止している。作業者が、遮断部140を遮断溝110に挿入して遮断板141が胴体部100の内側を塞ぐと、切削片が位置する胴体部100の空間には、主管を流れる流体の圧力が作用しないようになる。
【0027】
第4のステップは、胴体部100から穿孔機300を取外した後、分岐管20を連結する。図10に示すように、分岐管20の連結は、従来、当業者が容易に利用できる電気融着式のカプラーを用いることができる。すなわち、胴体部100と分岐管20の端部にカプラー150を挿入した後、端子151に電圧を印加し、カプラの内径に設けられた電熱線が発熱してプラスチック材質の配管が融解され連結されることになる。
【0028】
第5のステップは、胴体部100と分岐管20の連結作業が終了した後、胴体部100の遮断溝110に挿入された遮断板141を取外すことにより、配管分岐作業が終了する。
【0029】
遮断部140が取外された遮断溝110にはPE融着によって遮断溝110を封止する第6のステップがさらに行われることもできる。すなわち、最終的に遮断溝110を封止することにより、配管系統の気密に対する信頼性を向上させることができる。
遮断溝110の封止は、胴体部100に公知のカプラーを挿入して電気融着することにより、胴体部100の遮断溝110を封止することもできる。
第6のステップのPE融着の過程において、遮断溝110の部分で発生する溶接熱は、Oリングの外側に位置するリングばねによって遮断され、熱によりOリングが損傷することを防止することができる。
もし、PE融着の過程において、Oリング113の間に流体が漏れてしまう場合は、Oリング113の外側に設けられた排出口115に沿って流体が排出するので、遮断溝110に流体が漏れて、PE融着作業を邪魔することを防止することができる。
PE融着作業が終了すると、安全弁116を前記排出口115に螺合し、排出口115を閉鎖することにより、主管と分岐管の連結配管の気密性を確保することができる。
【0030】
【発明の効果】
以上のように、従来の分岐装置は、その構造上、上下方向のみに分岐が可能であったが、本発明に係る配管分岐弁装置は、主管と同一の深度内において分岐が容易であるので、都市ガス配管又は上下水道の埋設深度の維持の問題を解決することができ、地上で発生する衝撃又は工事中に発生する配管破損の危険を防止することができる。また、従来のカッターが設けられた分岐装置は、カッターの直径に対しての限界があるので、分岐管の直径に対する制約が発生していたが、本発明による分岐弁装置は、分岐管の規格に対する特別な制限なしに分岐管を連結することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の分岐弁装置を示す斜視図。
【図2】 本発明の分岐弁装置を示す側面図。
【図3】 本発明における遮断部を示す斜視図。
【図4】 図2のA方向から見た分岐弁装置の一部断面図。
【図5】 図3のB−B’線断面図。
【図6】 本発明におけるリングばねを示す斜視図。
【図7】 本発明における主管の分岐方法を示す図。
【図8】 本発明における主管の分岐方法を示す図。
【図9】 本発明における主管の分岐方法を示す図。
【図10】 本発明における主管の分岐方法を示す図。
【図11】 本発明における主管の分岐方法を示す図。
【図12】 従来の主管の分岐装置を示す斜視図。
【図13】 従来の主管を穿孔するための穿孔付属物を示す斜視図。
【図14】 従来の主管の分岐装置を示す断面図。
【符号の説明】
10 主管 20 分岐管
100 胴体部
110 遮断溝
111 第1の挿入溝
112 第2の挿入溝
113 Oリング(気密手段)
114 リングばね
115 排出口
116 安全弁
120 鞍装部
130 鞍装補強部
140 遮断部 141 遮断板 300 穿孔機
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体(気体及び液体)が流れる主管の配管分岐装置及びその方法に関し、特に、主管と分岐管を同一の深度に埋設することができる電気融着式の鞍装部が備えられている配管分岐弁装置及びその分岐方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、家庭用暖房及び炊事のための都市ガスの使用が増加しており、それを供給するために多くの配管施設が要求されている。その他、給水施設又は石油化学配管、熱を輸送するための配管等のように実生活で消費する殆どのものが配管施設を用いて供給されている。このようなガス及び水の供給は、これを供給する工場から各住宅街又は地域に、鋳鉄、鋼管、又はプラスチック製の主管が埋設され、各建物及び住宅に設けられた分岐管を主管に連結して行われている。
一般に、配管等の材質は、水道管の場合は鋳鉄管、鋼管、プラスチック管等が用いられ、ガス管としては腐食を防ぐためのポリエチレン(PE)をコートした鋼管又はポリエチレン製の管が用いられている。その他、熱輸送管等としては、主に、鋳鉄管、鋼管、プラスチック管がよく用いられている。
【0003】
図12乃至図14は、従来の分岐装置に関するもので、図12は従来の技術による主管の分岐装置を示す斜視図、図13は従来の技術による主管を穿孔するための穿孔付属物を示す斜視図、図14は従来の技術による主管の分岐装置を示す断面図である。
【0004】
以下、添付の図面を参照して、従来のプラスチック製の主管を分岐するための装置及び分岐方法について説明する。
従来の主管の分岐装置は、中空状の胴体部30と、主管10に融着する鞍装部40とが一体に形成されており、分岐管20と連結する流出管31が前記胴体部30の外周面に固定されている。
鞍装部40は、主管10の外径曲率と同じ内径曲率を有し、鞍装部40の内側面の下部には図示していない電熱線が設けられている。この電熱線は、鞍装部40の上側に設けられた2つの電極端子41に直列で連結されている。
鞍装部40が接する主管の他側の面には、鞍装補強部42がボルト43で締付けられ鞍装部40と結合され、この鞍装補強部42は、鞍装部40を主管10に融着する過程において鞍装部40を主管10に堅く固定させている。
また、胴体部30の上側の開口部には、気密を保持するためのOリング33が設けられ、キャップ32が結合されている。
【0005】
胴体部30の内側にはスピンドル34が結合され、胴体部30とスピンドル34にはそれぞれねじ山が設けられ、スピンドル34の回転によって、スピンドル34は上下駆動の可能になっている。
胴体部30の内側とスピンドル34との間には、気密を保持するためのOリング36が嵌着されている。
前記スピンドル34の下端には、主管10を穿孔するためのカッター35が設けられ、スピンドル34の上側には、穿孔付属物50に備えた六角ピン51が挿入するように六角ソケット37が設けられている。
穿孔付属物50は、胴体部30の開口部に締付けられているアダプタ52と、このアダプタ52に回動可能に設けられた六角ピン51と、この六角ピン51を操作するための取っ手53とを備えている。
前記穿孔付属物50は、胴体部30内に備えられたスピンドル34と締付けられ、カッター35によって主管10を穿孔することになっている。
【0006】
次いで、このような従来の主管の分岐装置の分岐方法について説明する。
第1のステップは、主管10と鞍装部40を融着する過程であって、流体が流れる主管10に鞍装部40と鞍装補強部42を締付けた後、鞍装部40に設けられた2つの電極端子41に電圧を印加することによって、可塑性のプラスチック製の鞍装部40が主管10に融解され固定される。
【0007】
第2のステップは、胴体部30に穿孔付属物50を締付ける過程であって、胴体部30の上部からキャップ32を取外した後、アダプタ52を胴体部30に結合し、上側の六角ピン51に取っ手53を締付けた後、取っ手53を回し、下側の六角ピン51をスピンドル34に設けられた六角ソケット37に挿着する。
【0008】
第3のステップは、主管10を穿孔する過程であって、取っ手53を時計回り方向に回転し、カッター35を主管10側に前進させて主管10を穿孔する。このとき、カッター35の切削により、主管10の切削部位で生じる削りくずは、カッター35の中央部の内側に集まる。
【0009】
第4のステップは、主管10から穿孔付属物50を取外す過程であって、主管10の穿孔作業が終了すると、取っ手53を反時計方向に回転し、カッター35が流出管31の上側までに位置するようにした後、アダプタ52を胴体30から取外し、穿孔付属物50を取外す。
胴体部30とスピンドル34との間には、気密の保持のためのOリング36が嵌着され、主管10に沿って流れる流体が、胴体部100の上側の開口部に漏れてしまうことを防止している。
【0010】
第5のステップは、穿孔付属物50が取外された胴体部30の上側の開口部にキャップ32を締付け、作業を終了するようになる。前記胴体部30の開口部とキャップ32の内側面には、Oリング36が嵌着され気密が保持される。
上述のような従来の主管の分岐方法は、主管に流体が流れる状態において、主管の流体の流れを遮断しない状態で、分岐管を連結するための方法である。
【0011】
以上のように、従来の主管の分岐作業は、主管を穿孔するためにカッターが胴体部の内側に設けられ、一定の変位の上下操作が可能でなければならない構造を有しているので、その構造上、分岐管と連結する流出管の方向に垂直な方向に主管を穿孔する別のパイプ構造が必要であり、また、主管に対し垂直方向のみに設置可能となる。
【0012】
従って、分岐管の配管ラインの位置決めにおいて制限があり、地下に埋設された主管から分岐された分岐管は、常に主管よりも地表面の近くに埋設されるので、地上で発生する荷重又は振動を多く受け、また、道路の補修工事の際に外部に露出して破損しやすい問題点があった。
【0013】
また、従来の主管の分岐装置は、胴体部内に設けられたカッターが主管を穿孔するときに発生する削りくずをカッターの中央部の内側に集めなければならないので、カッターの直径を所定値以上に大きくすることができず、そのため主管から分岐可能な分岐管の直径にも制約がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の問題点を解決するためのものであり、その目的は熱輸送管又はガス、液体等が流れる状態の主管と同一の深度において分岐管を連結することができ、また、分岐作業を簡素化することができる配管分岐弁装置及びその分岐方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明に係る配管分岐弁装置は、流体が流れる主管を分岐するための配管分岐装置において、中空状の胴体部と、該胴体部の内側と連通し、遮断板が挿通するように、前記胴体部に設けられた遮断溝と、前記胴体部の一側の開口部と一体に形成され、前記主管の外周面と融着する鞍装部と、前記遮断溝が設けられた胴体部の上下側面のそれぞれに設けられた第1の挿入溝と、該記第1の挿入溝に挿入される気密手段と、前記一側の第1の挿入溝の外側の平面上に位置し、外径方向に傾斜して設けられた第2の挿入溝と、該第2の挿入溝に挿入され外径方向に反撥力を有する円弧状のリングばねとを備えたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1乃至図6は、本発明に係る分岐弁装置を示すものであって、図1は、本発明による分岐弁装置の全体構成を示す図であり、図2は、本発明による分岐弁装置の構成を示す側面図であり、図3は、本発明による遮断部の構成を示す斜視図である。図4は、図2のA方向からみた本発明の分岐弁装置を示す一部断面図であり、図5は、図3におけるB−B’線断面図であり、遮断板が挿入されている状態を示す図であり、図6は、本発明によるリングばねを示す斜視図である。
【0017】
図1及び図2において、本発明による配管分岐弁装置は、中空状の胴体部100の一側の開口部に鞍装部120が一体に形成されている。
胴体部100の外周面には、胴体部100の軸方向に垂直な遮断溝110が設けられ、この遮断溝110は胴体部100の内側に連通する。
遮断溝110には板状の遮断部140が挿入され、胴体部100の内側の流体の流れを断続させることになる。
参照符号200は、穿孔機300を胴体部100に装着するためのアダプタであり、両開口部に雌ねじ山が設けられ、穿孔機300と胴体部100がそれぞれ螺合される。
【0018】
図3に示すように、前記遮断部140は、遮断板141と、取っ手143とを備えており、その取っ手143には固定ピン144が設けられ、遮断板141には前記固定ピン144に着脱可能に溝142が設けられている。このような遮断部140は、固定ピン144に遮断板141の溝142を挿入し、遮断板141と取っ手143とを締付け、所定値以上の力で取っ手144を引っ張ることによって、遮断板141と取っ手143とが取外される。
【0019】
図4及び図5において、遮断溝110が設けられた胴体部100内の上側面と下面側のそれぞれには、円形の第1の挿入溝111が設けられており、このそれぞれの第1の挿入溝111には、気密保持のためのOリング113が嵌着される。このOリング113は胴体部100の内側に沿って流れる流体が遮断溝110から漏れることを防止するための気密手段であり、Oリング、vitonリング(フ ッ素ゴム系リング)、ガスケットのように、当業者が容易に利用できる手段を用いることができる。
【0020】
第1の挿入溝111が設けられた胴体部100の上側面又は下側面には、第1の挿入溝111の外側に第2の挿入溝112が設けられ、この第2の挿入溝112には外径方向に反撥力を有する、一側が開口する円弧状のリングばね114が設けられている。
【0021】
前記第2の挿入溝112の外側面は傾斜しており、外径方向に反撥力を有するリングばね114は、外側の斜面に沿って常に上側面に密着した状態を保持することが好ましい。
前記第2の挿入溝112の形状は、前記リングばね114の円弧状と対応するように円弧状となっており、リングばね114の開口自由端が遮断溝110の他方に位置される。このように、リングばね114と同一の円弧状に第2の挿入溝112を構成することによって、リングばね114は、第2の挿入溝112内において円弧方向に沿って回動しないようになっている。また、リングばね114の開口自由端が遮断溝110の反対側に位置するので、第1の挿入溝111に挿入されたOリング113が遮断溝110から外部に露出することを防止することができる。
このようなリングばね114は、第1の挿入溝111への遮断板141の挿入の際には下方に降りながら、遮断板141の挿入をガイドするようになる。また、遮断板141を引出すと、リングばね114は、反撥力によって上方に上昇し、上側面に密着することになる。
【0022】
図4に示すように、胴体部100の外側には、遮断溝110の内側と連通する排出口115が設けられ、その排出口115には、安全弁116が螺合している。より具体的には、胴体部100の第1の挿入溝111と第2の挿入溝112との間の空間において、胴体部100の外側に溝が設けられ、それが排出口115となっており、この排出口115には雌ねじ山が設けられている。
このように排出口115に連結された安全弁116は、主管の分岐作業の際にOリング113の間に漏れてしまうこともある、微量の流体が、排出口115のみに排出するように一方に導くことによって、流体が遮断溝110に排出され、遮断溝110の封止のための溶接を邪魔することを防止することができる。
【0023】
胴体部100と一体に形成された鞍装部120は、主管10の外径曲率と同じ内径曲率を有し、鞍装部120の内側面の下部には電熱線が設けられている。 この電熱線は、鞍装部120の上側に設けられた2つの電極端子121に直列 で連結されている。
鞍装部120が接する主管の他側面には、鞍装補強部130がさらに設けられることもできる。この鞍装補強部130は、鞍装部120を主管10に融着するとき、鞍装部120を主管10に堅く固定するようになる。
鞍装部120と鞍装補強部130との締結手段としては、ボルトとナットを用いて締付けることができ、又は当業者が容易に利用できる締結手段として、ねじ、ベルト等が用いられる。このような締結手段は、公知の締結手段により様々な形態で実施され得る。
【0024】
図7乃至図11は、本発明に係る主管の分岐方法を示す図である。
次いで、このような本発明による配管分岐弁装置を用いた配管分岐方法を図面を参照して説明する。
図7に示すように、第1のステップは、鞍装部120を主管10の外周面に位置決めした後、鞍装補強部130とボルトを締付けて鞍装部120を固定しており、次いで、電極端子121に電圧を印加して主管10に鞍装部120を融着させる。このとき、分岐管と主管10が同一の深度に埋設されるように、主管10に対し鞍装部120を水平位置に固定することが好ましい。
【0025】
第2のステップは、図8に示すように、胴体部100に穿孔機300を連結して主管10を穿孔する。穿孔の後、主管10から切取られた切削片(クーポン)は、鋸の目301とともに取付けられたドリル302に固定される。
【0026】
第3のステップは、図9に示すように、切削片を最上端まで引き上げて主管10から切削片を外した後、遮断溝に遮断部140を挿入する。
さらに、主管10から切削片が外された状態において、主管10に沿って流れる流体は胴体部100内に流入し、遮断溝110の内側に設けられたOリングは、遮断溝110を通して流体が漏れてしまうことを防止している。作業者が、遮断部140を遮断溝110に挿入して遮断板141が胴体部100の内側を塞ぐと、切削片が位置する胴体部100の空間には、主管を流れる流体の圧力が作用しないようになる。
【0027】
第4のステップは、胴体部100から穿孔機300を取外した後、分岐管20を連結する。図10に示すように、分岐管20の連結は、従来、当業者が容易に利用できる電気融着式のカプラーを用いることができる。すなわち、胴体部100と分岐管20の端部にカプラー150を挿入した後、端子151に電圧を印加し、カプラの内径に設けられた電熱線が発熱してプラスチック材質の配管が融解され連結されることになる。
【0028】
第5のステップは、胴体部100と分岐管20の連結作業が終了した後、胴体部100の遮断溝110に挿入された遮断板141を取外すことにより、配管分岐作業が終了する。
【0029】
遮断部140が取外された遮断溝110にはPE融着によって遮断溝110を封止する第6のステップがさらに行われることもできる。すなわち、最終的に遮断溝110を封止することにより、配管系統の気密に対する信頼性を向上させることができる。
遮断溝110の封止は、胴体部100に公知のカプラーを挿入して電気融着することにより、胴体部100の遮断溝110を封止することもできる。
第6のステップのPE融着の過程において、遮断溝110の部分で発生する溶接熱は、Oリングの外側に位置するリングばねによって遮断され、熱によりOリングが損傷することを防止することができる。
もし、PE融着の過程において、Oリング113の間に流体が漏れてしまう場合は、Oリング113の外側に設けられた排出口115に沿って流体が排出するので、遮断溝110に流体が漏れて、PE融着作業を邪魔することを防止することができる。
PE融着作業が終了すると、安全弁116を前記排出口115に螺合し、排出口115を閉鎖することにより、主管と分岐管の連結配管の気密性を確保することができる。
【0030】
【発明の効果】
以上のように、従来の分岐装置は、その構造上、上下方向のみに分岐が可能であったが、本発明に係る配管分岐弁装置は、主管と同一の深度内において分岐が容易であるので、都市ガス配管又は上下水道の埋設深度の維持の問題を解決することができ、地上で発生する衝撃又は工事中に発生する配管破損の危険を防止することができる。また、従来のカッターが設けられた分岐装置は、カッターの直径に対しての限界があるので、分岐管の直径に対する制約が発生していたが、本発明による分岐弁装置は、分岐管の規格に対する特別な制限なしに分岐管を連結することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の分岐弁装置を示す斜視図。
【図2】 本発明の分岐弁装置を示す側面図。
【図3】 本発明における遮断部を示す斜視図。
【図4】 図2のA方向から見た分岐弁装置の一部断面図。
【図5】 図3のB−B’線断面図。
【図6】 本発明におけるリングばねを示す斜視図。
【図7】 本発明における主管の分岐方法を示す図。
【図8】 本発明における主管の分岐方法を示す図。
【図9】 本発明における主管の分岐方法を示す図。
【図10】 本発明における主管の分岐方法を示す図。
【図11】 本発明における主管の分岐方法を示す図。
【図12】 従来の主管の分岐装置を示す斜視図。
【図13】 従来の主管を穿孔するための穿孔付属物を示す斜視図。
【図14】 従来の主管の分岐装置を示す断面図。
【符号の説明】
10 主管 20 分岐管
100 胴体部
110 遮断溝
111 第1の挿入溝
112 第2の挿入溝
113 Oリング(気密手段)
114 リングばね
115 排出口
116 安全弁
120 鞍装部
130 鞍装補強部
140 遮断部 141 遮断板 300 穿孔機
Claims (2)
- 流体が流れる主管を分岐するための配管分岐装置において、
中空状の胴体部と、
該胴体部の内側と連通し、遮断板が挿通するように、前記胴体部に設けられた遮断溝と、
前記胴体部の一側の開口部と一体に形成され、前記主管の外周面と融着する鞍装部と、
前記遮断溝が設けられた胴体部の上下側面のそれぞれに設けられた第1の挿入溝と、該記第1の挿入溝に挿入される気密手段と、
前記一側の第1の挿入溝の外側の平面上に位置し、外径方向に傾斜して設けられた第2の挿入溝と、該第2の挿入溝に挿入され外径方向に反撥力を有する円弧状のリングばねとを備えたことを特徴とする、
配管分岐弁装置。 - 前記胴体部の外側には、さらに、前記遮断溝の内側と連通して設けられた排出口と、該排出口を遮断することができる安全弁とを備えた、請求項1の配管分岐弁装置。
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