JP3669327B2 - 車両用電気接続箱及び車載ゲートウェイ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両内の複数機器にそれぞれ配線されたワイヤハーネス(ワイアリングハーネス)を相互に接続する為の車両用電気接続箱、及び複数のLAN(Local Area Network;ネットワーク)を接続し、接続したネットワーク間のコマンド及びデータを仲介する車載ゲートウェイに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両用電気接続箱は、ジャンクションブロック(Junction Block)と称される車両用配線部品であり、車両内の運転席及び助手席のカウルサイド(Cowl Side )又はエンジンルームに搭載され、フロア、インスツルメントパネル、ルーフ及びエンジンルーム等の各方面に配線されたワイヤハーネスを相互に接続し、車両内の配線状態を単純化する為のものである。また、ヒューズを組み込み、ワイヤハーネスがショートしたときの保護機能を持たせたもの、また、リレー及び電子回路を組み込み、ワイパ、ドアロック及びパワーウインドー等のボディ(車体)系ユニットの制御機能を合わせ持つものもある。
【0003】
一般的に、ジャンクションブロック内部では、複数のバスバー(金属製の板状配線材)間に樹脂製の絶縁材が介装されており、バスバーの一部は、90度折り曲げられてジャンクションブロックのオスコネクタ部を形成し、ワイヤハーネスに接続されている。
【0004】
車載ゲートウェイは、車両に搭載された異なる通信方式及び異なる通信速度の複数のLAN間で通信させる場合に、その橋渡しをするものである。
例えば、車両メーカ規格のLANに接続されたカーオーディオ機器類と、オープン系LAN(民生機器の規格;IEEE1394,USB等)とを接続し、ディジタルビデオ再生装置を車両内に持ち込んでオープン系LANに接続し、車両メーカ規格のLANに接続されたモニタを使用して再生するような場合には、車両メーカ規格のLANとオープン系LANとに接続し、データ転送、プロトコル変換、バッファリング及び認証等を行う車載ゲートウェイが必要である。
【0005】
図6は、従来のジャンクションブロック及び車載ゲートウェイの接続構成を示すブロック図である。このジャンクションブロック1には、パワー供給部18が供給した電源を、テレビジョン6及びナビゲーション7等に供給する電源系の配線を含むワイヤハーネスW/H1が接続されている。また、ECU(Electronic Control Unit )類2及び負荷類4等に電源を供給する電源系の配線、及びスイッチ類3のスイッチング信号及びセンサ信号等の制御系の配線を含むワイヤハーネスW/H2が接続されている。
ジャンクションブロック1には、ワイヤハーネスW/H1,W/H2を保護する為の図示しないヒューズ、及び図示しないボディ(車体)系ユニットを制御する為のコントローラも組み込まれている。
【0006】
車載ゲートウェイ5(ゲートウェイ)には、テレビジョン6及びナビゲーション7等とデータの送受信を行う為の、車両メーカが仕様を公開し、ユーザが自由に機器の接続/切離しを行えるバスBaと、携帯電話12を接続する為の携帯電話接続装置8、燃料計等のディスプレイ9、スピーカ10及びスピードメータ11等とデータの送受信を行う為の、車両メーカが仕様を公開していないバスBbとが接続されている。携帯電話接続装置8、ディスプレイ9、スピーカ10及びスピードメータ11等は、ワイヤハーネスW/H2から電源を供給されている。
【0007】
各バスBa,Bbは、例えばIEEE1394を使用して高速データ伝送が可能となっている。
ジャンクションブロック1及びゲートウェイ5間はワイヤハーネスW/H3により接続され、ゲートウェイ5は、ジャンクションブロック1及びワイヤハーネスW/H3を通じて、電源が供給されている。
【0008】
このような接続構成のジャンクションブロック1及びゲートウェイ5では、パワー供給部18が供給した電源を、ワイヤハーネスW/H1を通じて、テレビジョン6及びナビゲーション7等に供給する。また、パワー供給部18が供給した電源を、ワイヤハーネスW/H1,W/H2を通じて、ECU類2、負荷類4、携帯電話接続装置8、ディスプレイ9、スピーカ10及びスピードメータ11等に供給する。
各電気機器への電源は、図示しないイグニッションスイッチ(点火スイッチ)に付加されている電源スイッチ(3)、又は電気機器毎の電源スイッチによりオン/オフされる。
【0009】
スイッチ類3のスイッチング信号及びセンサ信号等の制御系信号は、ワイヤハーネスW/H2を通じて、それぞれのECU類2及び負荷類4等の間で送受信される。
ゲートウェイ5は、バスBaに接続されたテレビジョン6及びナビゲーション7等と、バスBbに接続された携帯電話接続装置8、ディスプレイ9、スピーカ10及びスピードメータ11等とのデータの送受信を行う場合に、その橋渡しを行う。例えば、テレビジョン6の音声をスピーカ10から出力する場合には、バスBa側のネットワークに適合する音声データを、バスBb側のネットワークに適合する音声データに変換し、バスBbを通じてスピーカ10へ伝送する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のジャンクションブロック1及びゲートウェイ5間の接続にはワイヤハーネスW/H3が必要であり、ワイヤハーネスが多ければ、それだけワイヤハーネスから放射されるノイズが増加し、また、配線が複雑化するという問題がある。
【0011】
このような問題に関連する技術としては、ジャンクションブロックと多重通信用ユニットとを統合した「多重通信用電気接続箱」が特開2001−204127公報に開示されているが、この多重通信用電気接続箱では、ドアECU、エアーコンディショナECU及びエンジンコントロールECU等の低速なボディエレクトロニクス系のネットワークを想定しており、車載ゲートウェイを含む画像伝送等も可能な高速ネットワークに関するものではない。
【0012】
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであり、第1〜6発明では、ワイヤハーネスを削減することが出来、ワイヤハーネスから放射されるノイズを減少させることが出来、また、配線を単純化出来る車両用電気接続箱を提供することを目的とする。
第7〜10発明では、車両用電気接続箱及び車載ゲートウェイ間のワイヤハーネスが不要であり、ワイヤハーネスから放射されるノイズが減少し、また、配線を単純化出来る車載ゲートウェイを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
第1発明に係る車両用電気接続箱は、車両内の複数機器にそれぞれ配線されたワイヤハーネスを、バスバーを介して相互に接続する為の車両用電気接続箱において、複数の接続したネットワーク間のコマンド及びデータを仲介する車載ゲートウェイを内蔵し、一体に形成してあり、前記複数機器の制御及び該複数機器への電源供給のオン/オフ制御を行う制御部を備え、該制御部は、前記車載ゲートウェイの制御部と一体となしてあることを特徴とする。
【0014】
この車両用電気接続箱では、車両内の複数機器にそれぞれ配線されたワイヤハーネスを、バスバーを介して相互に接続する。内蔵し一体に形成してある車載ゲートウェイが、複数の接続したネットワーク間のコマンド及びデータを仲介する。制御部が、複数機器の制御及び複数機器への電源供給のオン/オフ制御を行い、この制御部は、車載ゲートウェイの制御部と一体に構成してある。
これにより、ワイヤハーネスを削減することが出来、ワイヤハーネスから放射されるノイズを減少させることが出来、配線を単純化出来る。また、制御部周辺回路(CPU監視回路、クロック回路等)及び筐体を共用化することが出来る。
【0015】
第2発明に係る車両用電気接続箱は、前記車載ゲートウェイをプリント回路板上に構成し、該プリント回路板のプリント回路に前記バスバーを半田付けしてあることを特徴とする。
【0016】
この車両用電気接続箱では、車載ゲートウェイをプリント回路板上に構成し、プリント回路板のプリント回路にバスバーを半田付けしてあるので、ワイヤハーネスを削減することが出来、ワイヤハーネスから放射されるノイズを減少させることが出来、配線を単純化出来る。
【0019】
第3発明に係る車両用電気接続箱は、前記車載ゲートウェイは、前記ネットワークに接続された機器への電源供給のオン/オフを指示する指示手段を備えることを特徴とする。
【0020】
この車両用電気接続箱では、車載ゲートウェイは、指示手段が、ネットワークに接続された機器への電源供給のオン/オフを指示するので、ワイヤハーネスを削減することが出来、ワイヤハーネスから放射されるノイズを減少させることが出来、配線を単純化出来る。また、車載ゲートウェイが起動した後、ネットワークに接続された機器をオンにすることが出来、伝送路が確立されていないときに、機器が通信を開始してエラーになるような事態を防ぐことが可能になる。また、各機器を停止させ、各機器が停止したことを確認した後、各機器への電源供給をオフにすることが出来るので、各機器を正常な状態で停止させることが可能になる。
【0021】
第4発明に係る車両用電気接続箱は、前記制御部は、電源スイッチがオンされたことを検知する手段と、該手段が、電源スイッチがオンされたことを検知したときは、前記車載ゲートウェイを起動させる手段とを備え、該手段が前記車載ゲートウェイを起動させた後に、前記指示手段が、前記ネットワークに接続された機器への電源供給のオンを指示すべくなしてあることを特徴とする。
【0022】
この車両用電気接続箱では、制御部は、検知する手段が、電源スイッチがオンされたことを検知し、検知する手段が、電源スイッチがオンされたことを検知したときは、起動させる手段が、車載ゲートウェイを起動させる。指示手段は、起動させる手段が車載ゲートウェイを起動させた後に、ネットワークに接続された機器への電源供給のオンを指示する。
これにより、ワイヤハーネスを削減することが出来、ワイヤハーネスから放射されるノイズを減少させることが出来、配線を単純化出来る。また、車載ゲートウェイが起動した後、ネットワークに接続された機器をオンにすることが出来、伝送路が確立されていないときに、機器が通信を開始してエラーになるような事態を防ぐことが可能になる。
【0023】
第5発明に係る車両用電気接続箱は、前記制御部は、前記電源スイッチがオフされたことを検知する手段を更に備え、前記車載ゲートウェイは、該手段が、電源スイッチがオフされたことを検知したときに、前記ネットワークに接続された機器へ停止を指示する手段と、該機器が全て停止したか否かを判定する手段とを更に備え、該手段が、前記機器が全て停止したと判定したときは、前記指示手段が、前記機器への電源供給のオフを指示すべくなしてあることを特徴とする。
【0024】
この車両用電気接続箱では、制御部は、検知する手段が、電源スイッチがオフされたことを検知し、検知する手段が、電源スイッチがオフされたことを検知したときに、車載ゲートウェイは、指示する手段が、ネットワークに接続された機器へ停止を指示し、判定する手段が、機器が全て停止したか否かを判定する。判定する手段が、機器が全て停止したと判定したときは、指示手段は、機器への電源供給のオフを指示する。
これにより、ワイヤハーネスを削減することが出来、ワイヤハーネスから放射されるノイズを減少させることが出来、配線を単純化出来る。また、各機器を停止させ、各機器が停止したことを確認した後、各機器への電源供給をオフにすることが出来るので、各機器を正常な状態で停止させることが可能になる。
【0025】
第6発明に係る車両用電気接続箱は、車両内の複数機器にそれぞれ配線されたワイヤハーネスを、バスバーを介して相互に接続する為の車両用電気接続箱において、複数の接続したネットワーク間のコマンド及びデータを仲介する車載ゲートウェイと接続する為のコネクタを備え、該コネクタにより前記車載ゲートウェイと接続したときは、該車載ゲートウェイと一体に形成されるべくなしてあることを特徴とする。
【0026】
この車両用電気接続箱では、車両内の複数機器にそれぞれ配線されたワイヤハーネスを、バスバーを介して相互に接続する。コネクタにより車載ゲートウェイと接続され、車載ゲートウェイは、複数の接続したネットワーク間のコマンド及びデータを仲介する。コネクタにより車載ゲートウェイと接続したときは、車載ゲートウェイと一体に形成されるように構成してある。
これにより、ワイヤハーネスを削減することが出来、ワイヤハーネスから放射されるノイズを減少させることが出来、配線を単純化出来る。また、それぞれ少ない種類の車両用電気接続箱及び車載ゲートウェイを用意することにより、車載ゲートウェイと一体化された車両用電気接続箱を多種類実現することが出来る。また、故障が発生した場合には、故障部分を含む車両用電気接続箱又は車載ゲートウェイのみを交換すれば良いので、車載ゲートウェイ内蔵型の車両用電気接続箱に比べて、交換コストを削減することが出来る。また、所要スペースが小さくなる。
【0029】
第7発明に係る車載ゲートウェイは、複数のネットワークを接続し、接続したネットワーク間のコマンド及びデータを仲介する車載ゲートウェイにおいて、車両内の複数機器にそれぞれ配線されたワイヤハーネスを相互に接続する為の車両用電気接続箱と接続する為のコネクタを備え、該コネクタにより前記車両用電気接続箱と接続したときは、該車両用電気接続箱と一体に形成されるべくなしてあることを特徴とする。
【0030】
この車載ゲートウェイでは、複数の接続したネットワーク間のコマンド及びデータを仲介する。コネクタにより車両用電気接続箱と接続され、車両用電気接続箱は、車両内の複数機器にそれぞれ配線されたワイヤハーネスを相互に接続する。コネクタにより車両用電気接続箱と接続したときは、車両用電気接続箱と一体に形成されるよう構成してある。
これにより、車両用電気接続箱及び車載ゲートウェイ間のワイヤハーネスが不要であり、ワイヤハーネスから放射されるノイズが減少し、また、配線を単純化出来る車載ゲートウェイを実現することが出来る。また、それぞれ少ない種類の車両用電気接続箱及び車載ゲートウェイを用意することにより、車両用電気接続箱と一体化された車載ゲートウェイを多種類実現することが出来る。また、故障が発生した場合には、故障部分を含む車両用電気接続箱又は車載ゲートウェイのみを交換すれば良いので、車載ゲートウェイ内蔵型の車両用電気接続箱に比べて、交換コストを削減することが出来る。また、所要スペースが小さくなる。
【0033】
第8発明に係る車載ゲートウェイは、前記ネットワークに接続された機器への電源供給のオン/オフを指示する指示手段を備えることを特徴とする。
【0034】
この車載ゲートウェイでは、指示手段が、ネットワークに接続された機器への電源供給のオン/オフを指示するので、所要スペースが小さくなり、ワイヤハーネスを削減することが出来、ワイヤハーネスから放射されるノイズを減少させることが出来、また、配線を単純化出来る。また、車載ゲートウェイが起動した後、ネットワークに接続された機器をオンにすることが出来、伝送路が確立されていないときに、機器が通信を開始してエラーになるような事態を防ぐことが可能になる。また、各機器を停止させ、各機器が停止したことを確認した後、各機器への電源供給をオフにすることが出来るので、各機器を正常な状態で停止させることが可能になる。
【0035】
第9発明に係る車載ゲートウェイは、電源スイッチがオンされたことを検知する手段を更に備え、該手段が電源スイッチがオンされたことを検知した後に、前記指示手段が、起動し、前記ネットワークに接続された機器への電源供給のオンを指示すべくなしてあることを特徴とする。
【0036】
この車載ゲートウェイでは、検知する手段が、電源スイッチがオンされたことを検知し、検知する手段が、電源スイッチがオンされたことを検知した後に、指示手段が、起動し、ネットワークに接続された機器への電源供給のオンを指示するので、所要スペースが小さくなり、ワイヤハーネスを削減することが出来、ワイヤハーネスから放射されるノイズを減少させることが出来、また、配線を単純化出来る。また、車載ゲートウェイが起動した後、ネットワークに接続された機器をオンにすることが出来、伝送路が確立されていないときに、機器が通信を開始してエラーになるような事態を防ぐことが可能になる。
【0037】
第10発明に係る車載ゲートウェイは、前記電源スイッチがオフされたことを検知する手段と、該手段が、電源スイッチがオフされたことを検知したときに、前記機器へ停止を指示する手段と、該機器が全て停止したか否かを判定する手段とを更に備え、該手段が、前記機器が全て停止したと判定したときは、前記指示手段が、前記機器への電源供給のオフを指示すべくなしてあることを特徴とする。
【0038】
この車載ゲートウェイでは、検知する手段が、電源スイッチがオフされたことを検知し、検知する手段が、電源スイッチがオフされたことを検知したときに、指示する手段が、ネットワークに接続された機器へ停止を指示する。判定する手段が、機器が全て停止したか否かを判定し、判定する手段が、機器が全て停止したと判定したときは、指示手段が、機器への電源供給のオフを指示する。
これにより、所要スペースが小さくなり、ワイヤハーネスを削減することが出来、ワイヤハーネスから放射されるノイズを減少させることが出来、また、配線を単純化出来る。また、各機器を停止させ、各機器が停止したことを確認した後、各機器への電源供給をオフにすることが出来るので、各機器を正常な状態で停止させることが可能になる。
【0039】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明を、その実施の形態を示す図面に基づき説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明に係る車両用電気接続箱の実施の形態1である統合ジャンクションブロックの接続構成を示すブロック図である。この統合ジャンクションブロック13には、ジャンクションブロック部1a及びゲートウェイ部5a(車載ゲートウェイ)が内蔵され、ジャンクションブロック部1a及びゲートウェイ部5aは機器内配線35により接続されている。
【0040】
ジャンクションブロック部1aには、パワー供給部18aが供給した電源を、テレビジョン6及びナビゲーション7等に供給する電源系の配線を含むワイヤハーネスW/H1が接続されている。また、ECU(Electronic Control Unit )類2a及びモータ等の負荷類4等に電源を供給する電源系の配線、及びスイッチ類3のスイッチング信号及びセンサ信号等の制御系の配線を含むワイヤハーネスW/H2が接続されている。
【0041】
ゲートウェイ部5aには、テレビジョン6及びナビゲーション7等とデータの送受信を行う為の、車両メーカが仕様を公開し、ユーザが自由に機器の接続/切離しを行えるバスBaと、携帯電話12を接続する為の携帯電話接続装置8、燃料計等のディスプレイ9、スピーカ10及びスピードメータ11等とデータの送受信を行う為の、車両メーカが仕様を公開していないバスBbとが接続されている。携帯電話接続装置8、ディスプレイ9、スピーカ10及びスピードメータ11等は、ワイヤハーネスW/H2から電源を供給されている。
【0042】
各バスBa,Bbは、例えばIEEE1394を使用して高速データ伝送が可能となっている。
ゲートウェイ部5aには、機器内配線35によりジャンクションブロック部1aから、パワー供給部18aを経由しない電源が供給されている。
【0043】
図2は、統合ジャンクションブロック13の構成を示したブロック図である。この統合ジャンクションブロック13は、ワイヤハーネスと接続する為のコネクタ20,21,22と、高速データ通信を行うバスの為のコネクタ23,24と、コネクタ23,24に接続され、高速データ通信を行う高速データ伝送部19と、コネクタ20,22に接続され、ワイヤハーネスW/H1,W/H2に含まれる配線間を接続/切断するリレーからなる回路接続部17と、高速データ伝送部19及び回路接続部17を制御するマイクロコンピュータからなる制御部16とを備えている。制御部16は、ジャンクションブロック部1aの制御部とゲートウェイ部5aの制御部とを統合したものである。
【0044】
統合ジャンクションブロック13は、また、コネクタ20,22に接続され、ワイヤハーネスW/H1,W/H2に含まれる電源ライン間を接続するバスバー及びPCB(プリント回路板)からなる回路接続部14と、コネクタ20,22に接続され、ワイヤハーネスW/H1,W/H2に含まれる電源ライン間に接続されたヒューズからなるハーネス保護部15とを備えている。
【0045】
図3は、統合ジャンクションブロック13の構成を模式的に分解して示した分解図である。この統合ジャンクションブロック13は、筐体が、板状の直方体形状であり、上部ケース25及び下部ケース26から構成されている。2つのケース25,26は、ロック機構28により互いに嵌着されている。上部ケース25の上面には、コネクタ20,21が突設されている。
【0046】
内部に設けられたPCB30(プリント回路板)の表面には、制御部であるマイクロコンピュータ16と高速データ伝送部であるドライバIC19とが載設され、ゲートウェイ部5aを構成している。PCB30の裏面には、高速データ通信用のコネクタ23,24が配設されている。
コネクタ23,24は、下部ケース26に配設された貫通孔23a,24aにそれぞれ挿通して、下部ケース26の下面に突設されている。
【0047】
PCB30の上方に設けられたジャンクションブロック部1aは、複数のバスバー29(金属製の板状配線材)間に絶縁体27が介装されている。バスバー29の各端部はそれぞれ上方又は下方へ90度折り曲げられ、上方へ折り曲げられた端部は、それぞれコネクタ20,21内にオス端子として嵌装されている。下方へ折り曲げられた端部は、それぞれPCB30に設けられた貫通孔に挿入され、PCB30上の回路に半田付けされている。
【0048】
以下に、このような構成の統合ジャンクションブロック13の動作を説明する。
統合ジャンクションブロック13では、パワー供給部18aが供給した電源を、ワイヤハーネスW/H1を通じて、テレビジョン6及びナビゲーション7等に供給する。また、パワー供給部18aが供給した電源を、ワイヤハーネスW/H1,W/H2を通じて、ECU類2a、負荷類4、携帯電話接続装置8、ディスプレイ9、スピーカ10及びスピードメータ11等に供給する。
【0049】
スイッチ類3のスイッチング信号及びセンサ信号等の制御系信号は、ワイヤハーネスW/H2を通じて、それぞれのECU類2a及び負荷類4等の間で送受信される。
高速データ伝送部19及び制御部16は、バスBaに接続されたテレビジョン6及びナビゲーション7等と、バスBbに接続された携帯電話接続装置8、ディスプレイ9、スピーカ10及びスピードメータ11等とのデータの送受信を行う場合に、その橋渡しを行う。例えば、テレビジョン6の音声をスピーカ10から出力させる場合には、バスBa側のネットワークに適合する音声データを、バスBb側のネットワークに適合する音声データに変換し、バスBbを通じてスピーカ10へ伝送する。
【0050】
図4は、図示しないイグニッションスイッチ(点火スイッチ)に付加されている電源スイッチ(3)がオンにされたとき及びオフにされたときの統合ジャンクションブロック13の動作を示すフローチャートである。統合ジャンクションブロック13(統合JB)は、電源スイッチ(3)がオンにされると(S1)、制御部16が起動する(S2)。
【0051】
制御部16は、起動すると(S2)、先ず、高速データ伝送部19を起動させ(S3)、次いで、パワー供給部18aをオンにする(S4)。パワー供給部18aがオンになることにより、パワー供給部18aから電源を供給される各電気機器がオン又はオン可能になる。
制御部16及び高速データ伝送部19は、次に、アドレス付与、トポロジーマップの作成、帯域確保及びサービス情報の収集等を実行して高速データ通信の初期化を行う(S5)。
【0052】
制御部16は、図示しないイグニッションスイッチ(点火スイッチ)に付加されている電源スイッチ(3)がオフにされると(S10)、高速データ通信の切断を指示して高速データ伝送部19を停止させ(S11)、次いで、各電気機器をオフにさせる(S12)。
制御部16は、各電気機器がオフになった(S12)ことを確認すると(S13)、パワー供給部18aをオフにした(S14)後、停止する(S15)。
【0053】
以上のように、ジャンクションブロック部1a及びゲートウェイ部5aの各制御部を統合してあるので、電源スイッチ(3)がオンにされたときは、高速データ伝送部19を起動させた後、各電気機器をオンにすることが出来、伝送路が確立されていないときに、電気機器が通信を開始してエラーになるような事態を防ぐことが可能になる。また、電源スイッチ(3)がオフにされたときは、通信を切断した後、各電気機器を停止させ、各電気機器が停止したことを確認した後、パワー供給部18aをオフにすることが出来るので、各電気機器を正常な状態で停止させることが可能になる。
【0054】
実施の形態2.
図5は、本発明に係る車両用電気接続箱の実施の形態2である統合ジャンクションブロックの構成を模式的に分解して示した分解図である。この統合ジャンクションブロック13aは、ジャンクションブロック部1b及びゲートウェイ部5bがそれぞれ別体の筐体に収納されており、ジャンクションブロック部1b及びゲートウェイ部5bは、コネクタ31,31aにより接続されている。
【0055】
ゲートウェイ部5bが収納される筐体は、板状の直方体形状であり、上部ケース32及び下部ケース33から構成されている。内部に設けられたPCB30a(プリント回路板)の表面には、制御部であるマイクロコンピュータ16aと、高速データ伝送部であるドライバIC19と、高速データ通信用のコネクタ23,24とが載設されている。PCB30aの裏面には、ジャンクションブロック部1bと接続する為のメスコネクタ31aが設けられている。
【0056】
コネクタ23,24は、上部ケース32に配設された貫通孔23a,24aにそれぞれ挿通して、上部ケース32の上面に突設されている。
下部ケース33のメスコネクタ31aに対向する部分には、ジャンクションブロック部1bの端子31(オスコネクタ)が挿通する為の端子孔31bが穿設されている。
【0057】
ジャンクションブロック部1bが収納されている筐体34は、板状の直方体形状であり、上面には、ゲートウェイ部5bの筐体32,33を嵌入する為の凹部36が設けられている。凹部36の底部には、端子孔31bを挿通するように、ジャンクションブロック部1bの端子31(オスコネクタ)が突設されている。以上により、下部ケース33のメスコネクタ31aと端子31(オスコネクタ)とを接続することにより、ジャンクションブロック部1bの筐体34とゲートウェイ部5bの筐体32,33とを一体に形成する構成となっている。その他の構成及び動作は、実施の形態1で説明した統合ジャンクションブロックの構成及び動作と同様であるので、説明を省略する。但し、ジャンクションブロック部1b及びゲートウェイ部5bの各制御部は、統合していなくても良く、それに伴い、動作も実施の形態1で説明した動作に限定されるものではない。
【0058】
【発明の効果】
第1発明に係る車両用電気接続箱によれば、ワイヤハーネスを削減することが出来、ワイヤハーネスから放射されるノイズを減少させることが出来、配線を単純化出来る。また、制御部周辺回路(CPU監視回路、クロック回路等)及び筐体を共用化することが出来る。また、筐体が2つから1つになるので、車両への取り付けが容易となり、工数を削減することが出来る。また、部品の統合及びワイヤハーネスの削減により軽量化を図ることが出来る。
【0059】
第2発明に係る車両用電気接続箱によれば、ワイヤハーネスを削減することが出来、ワイヤハーネスから放射されるノイズを減少させることが出来、また、配線を単純化出来る車両用電気接続箱を実現することが出来る。また、従来、車両用電気接続箱に内蔵又は接続されていた、ボディエレクトロニクス系を制御する為のCPU( Central Processing Unit )と、車載ゲートウェイのCPUとを1CPUで構成することが可能であり、CPU周辺回路(CPU監視回路、クロック回路等)及び筐体を共用化することが出来る。また、筐体が2つから1つになるので、車両への取り付けが容易となり、工数を削減することが出来る。また、部品の統合及びワイヤハーネスの削減により軽量化を図ることが出来る。
【0060】
第3発明に係る車両用電気接続箱によれば、ワイヤハーネスを削減することが出来、ワイヤハーネスから放射されるノイズを減少させることが出来、配線を単純化出来る。また、車載ゲートウェイが起動した後、ネットワークに接続された機器をオンにすることが出来、伝送路が確立されていないときに、機器が通信を開始してエラーになるような事態を防ぐことが可能になる。また、各機器を停止させ、各機器が停止したことを確認した後、各機器への電源供給をオフにすることが出来るので、各機器を正常な状態で停止させることが可能になる。
【0061】
第4発明に係る車両用電気接続箱によれば、ワイヤハーネスを削減することが出来、ワイヤハーネスから放射されるノイズを減少させることが出来、配線を単純化出来る。また、車載ゲートウェイが起動した後、ネットワークに接続された機器をオンにすることが出来、伝送路が確立されていないときに、機器が通信を開始してエラーになるような事態を防ぐことが可能になる。
【0062】
第5発明に係る車両用電気接続箱によれば、ワイヤハーネスを削減することが出来、ワイヤハーネスから放射されるノイズを減少させることが出来、配線を単純化出来る。また、各機器を停止させ、各機器が停止したことを確認した後、各機器への電源供給をオフにすることが出来るので、各機器を正常な状態で停止させることが可能になる。
【0063】
第6発明に係る車両用電気接続箱によれば、ワイヤハーネスを削減することが出来、ワイヤハーネスから放射されるノイズを減少させることが出来、配線を単純化出来る。また、それぞれ少ない種類の車両用電気接続箱及び車載ゲートウェイを用意することにより、車載ゲートウェイと一体化された車両用電気接続箱を多種類実現することが出来る。また、故障が発生した場合には、故障部分を含む車両用電気接続箱又は車載ゲートウェイのみを交換すれば良いので、車載ゲートウェイ内蔵型の車両用電気接続箱に比べて、交換コストを削減することが出来る。また、所要スペースが小さくなる。
【0065】
第7発明に係る車載ゲートウェイによれば、車両用電気接続箱及び車載ゲートウェイ間のワイヤハーネスが不要であり、ワイヤハーネスから放射されるノイズが減少し、また、配線を単純化出来る車載ゲートウェイを実現することが出来る。また、それぞれ少ない種類の車両用電気接続箱及び車載ゲートウェイを用意することにより、車両用電気接続箱と一体化された車載ゲートウェイを多種類実現することが出来る。また、故障が発生した場合には、故障部分を含む車両用電気接続箱又は車載ゲートウェイのみを交換すれば良いので、車載ゲートウェイ内蔵型の車両用電気接続箱に比べて、交換コストを削減することが出来る。また、所要スペースが小さくなる。
【0067】
第8発明に係る車載ゲートウェイによれば、所要スペースが小さくなり、ワイヤハーネスを削減することが出来、ワイヤハーネスから放射されるノイズを減少させることが出来、また、配線を単純化出来る。また、車載ゲートウェイが起動した後、ネットワークに接続された機器をオンにすることが出来、伝送路が確立されていないときに、機器が通信を開始してエラーになるような事態を防ぐことが可能になる。また、各機器を停止させ、各機器が停止したことを確認した後、各機器への電源供給をオフにすることが出来るので、各機器を正常な状態で停止させることが可能になる。
【0068】
第9発明に係る車載ゲートウェイによれば、所要スペースが小さくなり、ワイヤハーネスを削減することが出来、ワイヤハーネスから放射されるノイズを減少させることが出来、また、配線を単純化出来る。また、車載ゲートウェイが起動した後、ネットワークに接続された機器をオンにすることが出来、伝送路が確立されていないときに、機器が通信を開始してエラーになるような事態を防ぐことが可能になる。
【0069】
第10発明に係る車載ゲートウェイによれば、所要スペースが小さくなり、ワイヤハーネスを削減することが出来、ワイヤハーネスから放射されるノイズを減少させることが出来、また、配線を単純化出来る。また、各機器を停止させ、各機器が停止したことを確認した後、各機器への電源供給をオフにすることが出来るので、各機器を正常な状態で停止させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用電気接続箱の実施の形態である統合ジャンクションブロックの接続構成を示すブロック図である。
【図2】統合ジャンクションブロックの構成を示したブロック図である。
【図3】統合ジャンクションブロックの構成を模式的に分解して示した分解図である。
【図4】統合ジャンクションブロックの動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る車両用電気接続箱の実施の形態である統合ジャンクションブロックの構成を模式的に分解して示した分解図である。
【図6】従来のジャンクションブロック及び車載ゲートウェイの接続構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1a,1b ジャンクションブロック部
2a ECU類
4 負荷類
5a,5b ゲートウェイ部(車載ゲートウェイ)
6 テレビジョン
9 ディスプレイ
10 スピーカ
13,13a 統合ジャンクションブロック(車両用電気接続箱)
14,17 回路接続部
15 ハーネス保護部
16,16a 制御部(マイクロコンピュータ)
18a パワー供給部
19 ドライバIC(高速データ伝送部)
20,21,22,23,24 コネクタ
25,32 上部ケース
26,33 下部ケース
29 バスバー
30,30a PCB(プリント回路板)
31 端子(オスコネクタ、コネクタ)
31a メスコネクタ(コネクタ)
31b 端子孔
34 筐体
35 機器内配線
Ba,Bb バス
W/H1,W/H2 ワイヤハーネス
Claims (10)
- 車両内の複数機器にそれぞれ配線されたワイヤハーネスを、バスバーを介して相互に接続する為の車両用電気接続箱において、
複数の接続したネットワーク間のコマンド及びデータを仲介する車載ゲートウェイを内蔵し、一体に形成してあり、前記複数機器の制御及び該複数機器への電源供給のオン/オフ制御を行う制御部を備え、該制御部は、前記車載ゲートウェイの制御部と一体となしてあることを特徴とする車両用電気接続箱。 - 前記車載ゲートウェイをプリント回路板上に構成し、該プリント回路板のプリント回路に前記バスバーを半田付けしてある請求項1記載の車両用電気接続箱。
- 前記車載ゲートウェイは、前記ネットワークに接続された機器への電源供給のオン/オフを指示する指示手段を備える請求項1又は2記載の車両用電気接続箱。
- 前記制御部は、電源スイッチがオンされたことを検知する手段と、該手段が、電源スイッチがオンされたことを検知したときは、前記車載ゲートウェイを起動させる手段とを備え、該手段が前記車載ゲートウェイを起動させた後に、前記指示手段が、前記ネットワークに接続された機器への電源供給のオンを指示すべくなしてある請求項3記載の車両用電気接続箱。
- 前記制御部は、前記電源スイッチがオフされたことを検知する手段を更に備え、前記車載ゲートウェイは、該手段が、電源スイッチがオフされたことを検知したときに、前記ネットワークに接続された機器へ停止を指示する手段と、該機器が全て停止したか否かを判定する手段とを更に備え、該手段が、前記機器が全て停止したと判定したときは、前記指示手段が、前記機器への電源供給のオフを指示すべくなしてある請求項3又は4記載の車両用電気接続箱。
- 車両内の複数機器にそれぞれ配線されたワイヤハーネスを、バスバーを介して相互に接続する為の車両用電気接続箱において、
複数の接続したネットワーク間のコマンド及びデータを仲介する車載ゲートウェイと接続する為のコネクタを備え、該コネクタにより前記車載ゲートウェイと接続したときは、該車載ゲートウェイと一体に形成されるべくなしてあることを特徴とする車両用電気接続箱。 - 複数のネットワークを接続し、接続したネットワーク間のコマンド及びデータを仲介する車載ゲートウェイにおいて、
車両内の複数機器にそれぞれ配線されたワイヤハーネスを相互に接続する為の車両用電気接続箱と接続する為のコネクタを備え、該コネクタにより前記車両用電気接続箱と接続したときは、該車両用電気接続箱と一体に形成されるべくなしてあることを特徴とする車載ゲートウェイ。 - 前記ネットワークに接続された機器への電源供給のオン/オフを指示する指示手段を備える請求項7記載の車載ゲートウェイ。
- 電源スイッチがオンされたことを検知する手段を更に備え、該手段が、電源スイッチがオンされたことを検知した後に、前記指示手段が、起動し、前記ネットワークに接続された機器への電源供給のオンを指示すべくなしてある請求項8記載の車載ゲートウェイ。
- 前記電源スイッチがオフされたことを検知する手段と、該手段が、電源スイッチがオフされたことを検知したときに、前記機器へ停止を指示する手段と、該機器が全て停止したか否かを判定する手段とを更に備え、該手段が、前記機器が全て停止したと判定したときは、前記指示手段が、前記機器への電源供給のオフを指示すべくなしてある請求項8又は9記載の車載ゲートウェイ。
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