JP3666652B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は定型サイズ(例えばA4やA3等)のシート紙またはロール状紙に画像形成可能な画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
画像形成装置において、定型サイズのシート紙以外にロール状紙が用いられる場合もあることは広く知られている。該ロール状紙を用いると定型サイズよりも搬送方向に長い、所謂長尺用紙に画像形成できるというメリットがある。
【0003】
ロール紙が使用できる画像形成装置は、定型サイズ用給紙カセットとは別にロール紙を供給する専用のロール状紙給紙部を備えているのが一般的である。そのためこの種の画像形成装置は、A2サイズからA0サイズを取り扱う図面用の複写機のように大型の画像形成装置となったり、あるいはロール状紙専用とした小型FAXといった、いわゆる特殊なものとなっている。この理由は、シート状の定型紙とロール状紙とは、給紙機構が異なっており、画像形成装置本体からのロール紙カセットへの専用駆動連結機構が必要となるためである。
【0004】
一方、ロール状紙を使用して、垂れ幕や横断幕などの従来の定型サイズ以外の長尺サイズへの画像形成を行いたいとの要望もあり、従来は図面複写用の大型複写機でしか、これらの要望を実現することができなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、ロール紙カセットとシートカセットとを同一のカセット装着部に交換自在に装着できる画像形成装置、とりわけ普及タイプの小型のコンパクトな画像形成装置へ適用できるロール紙カセット機構の開発が望まれていた。
【0006】
本発明は上述した問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、定型サイズのシート紙を装填したシートカセットとロール状紙を装填したロール紙カセットとを交換自在に装着することができる画像形成装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するために、請求項1の発明はロール状の長尺紙を装填したロール紙カセットとシート状の定型紙を装填したシートカセットとを交換自在に装着する画像形成装置において、この画像形成装置は、カセット内に装填されたロール状紙もしくはシート状定型紙を画像形成装置本体内部へ送り出す装置本体に設けられた給紙ローラと、ロール紙カセットに設けられロール紙カセットに装填されたロール状紙を前記給紙ローラへ向けて送り出す搬送ローラ対と、この搬送ローラ対へ駆動を伝達させる本体側駆動源とカセット側駆動伝達部とからなる駆動連結手段を備えると共に、
上記ロール紙カセットおよびシートカセットの各々は、カセット識別手段を備え、画像形成装置本体に設けられたカセット識別検知手段の識別情報に基づいて、ロール紙カセットが選択されたときは定型サイズよりは搬送方向に対して用紙サイズ比が長い長尺モードにて画像形成を行うことを特徴とする画像形成装置である。
【0010】
この発明によれば、ロール紙カセットが装着され、このロール紙カセットが選択されたときは、自動的に長尺モードを選択するものである。通常画像形成装置は使用する用紙サイズに応じたジャム検知などの搬送制御を行っているが、長尺モードの場合には使用する用紙サイズが定型サイズに比べ長さ方向に対する比率が長くなるため、特別の搬送制御を必要とする。この発明のように、ロール紙カセットを選択した場合には自動的に長尺モードへの切り替えが行われるので、画像形成装置の取り扱いが容易となる。
【0011】
また、請求項2の発明は、上記ロール紙カセットは該カセット内部に装填されたロール状紙を所定長さに裁断する裁断機構を備えている画像形成装置である。
【0012】
この発明によれば、ロール紙の裁断機構をロール紙カセット内に備えているため、画像形成装置の搬送機構としては特に大きな改造を加えることなくこれまで通りの機構を流用することが可能となる。
【0013】
また、請求項3の発明は、上記画像形成装置に上記ロール紙カセットが装着された場合には、上記給紙ローラの動作に先立って所定時間上記搬送ローラ対に駆動を伝えた後に、上記給紙ローラを動作させることを特徴とする画像形成装置である。
【0014】
この発明によれば、ロール紙カセット装着時の給紙動作として、給紙ローラに先立って搬送ローラを駆動し、給紙ローラと搬送ローラとの間にロール紙のたるみ部分を形成させることができる。その結果、このたるみ部分を利用して、ロール紙を所定長さに裁断する裁断機構を動作させることができる。したがって、給紙ローラを一旦停止させることなく、ロール紙の裁断が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の具体的な実施形態を図面を参照しながら説明する。図1、2は本発明の一実施形態である画像形成装置の外観斜視図、図3は本実施形態の画像形成装置の要部を示した縦断面図、さらに図4はこの画像形成装置に交換自在に装着するロール紙カセットの正面図であり、図5はその上面図である。
【0016】
この実施例で示した画像形成装置はディジタル方式の複写機であって、図1、2において、1は画像形成装置本体で、上面に複写原稿が載置されるコンタクトガラス2を有している。3は自動原稿搬送装置(ADF)で、後端側がヒンジ機構4、4を介して画像形成装置本体1に回動自在に取り付けられていて、図2に示すように、コンタクトガラス2から離れた状態で静止できるようになっている。自動原稿搬送装置3は搬送部90を備えていて、91は複写原稿を載せる原稿載置台、92は複写原稿を搬送方向と直交する方向に規制するガイドである。また、コンタクトガラス2の側方にはADF用コンタクトガラス93が設けられている。そして、自動原稿搬送装置3の底面でADF用コンタクトガラス93に対応する位置にはスリット94が設けられており、原稿がこのスリット94を通過するときに図示しない露光光学系によって原稿が読み取られるようになっている。また、スリット94の側方で、コンタクトガラス2に対応する位置には原稿マット95が設けられている。5は複写情報等を入力するための操作パネルである。
【0017】
6は前カバーで、下端側がヒンジ機構7、7を介して画像形成装置本体1に回動自在に取り付けられていて、手前側に開くと前方に向けてほぼ水平に突出した状態で保持されるようになっている。8はトナーカートリッジ、9はトナー回収タンクである。
【0018】
前カバー6の下方には上下二段の給紙カセット10、11が設けられている。10が上給紙カセットで11が下給紙カセットである。これら上下の給紙カセット10,11は画像形成装置本体1の装着口32.33に対して装着可能となっており、図2において正面方向に引き出し自在となっている。これら給紙カセット10,11の構成の詳細については図4乃至図5を使用しては後述する。
【0019】
図1に戻り、14は手差し給紙部で、手差しトレイ15を有している。手差しトレイ15は基端部が支軸(不図示)を介して画像形成装置本体1に回動自在に取り付けられていて、図に示すように側方に向けてほぼ水平に突出した状態と、ほぼ垂直に起立して画像形成装置本体1の側面に密着した状態(収納状態)とをとることができるようになっている。
【0020】
また、前カバー6の上方には、排出部12から排出された複写物を貯留するためのコピー収納部13が設けられている。
【0021】
次に図3を参照して、給紙カセットから送り出された用紙の搬送について説明する。
なお、図3では、上給紙カセット10にはシートカセットが、下給紙カセット11にはロール紙カセットが装着された実施例となっている。
【0022】
給紙カセット10には、リフト板80が備えられ、このリフト板80上に装填したシート状の用紙束は、カセットの装着によりリフト板がたとえばバネ手段により支点81を中心にして上方へ持ち上げられ、用紙束は、その最上部の用紙が画像形成装置本体に設けられた給紙ローラ18と当接する。
そして画像形成装置本体の制御部からの指令により給紙ローラ18が回転をはじめるとそれ自体公知の爪分離機構により最上部の用紙だけが画像形成装置本体内部へ送り出される。
【0023】
こうして給紙カセット10から送り出された用紙は、画像形成装置本体の搬送路に進入する。この搬送路入口付近にはレジストローラ36、37が用紙の搬送経路を挟むように対向配置され、図示しない駆動機構によりローラ36が回転駆動され、このローラ36の駆動に従動してローラ37が連れ回るようになっている。このレジストローラ対36,37の上流側には、レジストローラ対で先端が規制された用紙のタイミングを検出するレジストスイッチ38が設けられていて、このレジストスイッチ38から与えられる信号に応じて給紙ローラの回転を停止させるよう制御される。
【0024】
レジストローラ36、37の上方には画像形成部39が設けられている。画像形成部39は、表面にトナー像が形成される感光体ドラム40と、その周囲に回転方向に沿って配設されたクリーニングユニット41、帯電器42、現像ユニット43、転写ローラ44等を有している。そして、画像形成のタイミングに応じてレジストローラ対が再駆動され、転写ローラ44と感光体ドラム40との間に形成された転写部へ送られ、トナー像を転写される。
【0025】
画像形成部39の上方(転写部より搬送路下流側)には定着部45が設けられている。この定着部45は、用紙の搬送経路を挟むように対向配置された加圧ローラ46、熱ローラ47から成る一対のローラ対を有しており、これらの間に用紙を挟み込んで加圧するとともに加熱し、用紙上に転写されたトナー像を溶融し、用紙上に定着させる。
【0026】
定着部45の上方には前記排出部12が設けられている。この排出部12は、用紙の搬送経路を挟むように対向配置された一対の排出ローラ48、49を有しており、定着部45を通過した用紙を排出ローラ48、49で挟み込んでコピー収納部13内に排出する。
【0027】
なお、画像形成装置本体下部のカセット10,11それぞれの図中左側には、垂直搬送路91,92,93が設けられており、各カセットの下方側に積木上にカセットを設けた場合に、下方側のカセットから用紙を画像形成装置本体の用紙搬送路へ導くようになっている。
具体的には、垂直搬送路91は、下給紙カセット11から送り出された用紙をレジストローラ対36,37へ、また垂直搬送路92,93は、下給紙カセット11の下方側にさらにカセットを装着した場合に、そのカセットから送り出される用紙を垂直搬送路91を経由してレジストローラ対36,37へ導くものである。そして垂直搬送路92,93の間には搬送ローラ対95が設けられている。
【0028】
次に、この実施例で下給紙カセットとして画像形成装置本体に装着されている、本発明の特徴であるロール紙カセットについて図4(正面概略図)および図5(上面概略図)を用いて説明する。
【0029】
全体として100で示すロール紙カセットには、カセットハウジング101内部にロール紙110を回転自在に支持する一対の支持部材102,103が設けられている。この支持部材102,103の上面には、凹部104,105が形成され、ロール紙110の回転軸106を支持することができるようになっている。
なお、ロール紙110の回転軸106は、ロール紙の芯紙に挿入された軸や、あるいはロール紙110の芯紙に装着したフランジ部材107に形成した軸のようなそれ自体公知の軸である。
【0030】
またカセットハウジング101の底面には、支点112を回転中心として旋回自在なリフト板114が設けられている。そしてカセットハウジング101の底面とリフト板114との間に設けたバネ(不図示)により、このカセット100を画像形成装置本体装着時にはこのリフト板114が図中矢印116へ持ち上げられる(図中時計方向へ旋回)。
【0031】
一方、カセットハウジング101には、2つの搬送ローラ130,131が回転自在に装着され、この2つの搬送ローラ130,131間には、それ自体公知のカッタ手段134が設けられている。このカッタ手段134はたとえば特公平7−49192に開示された円盤状のカッタ刃170をワイヤを駆動源としてキャリッジ172に沿って用紙の幅方向(図中の矢印方向)に往動もしくは復動移動させることで用紙を裁断するものである。そしてこのカッタ手段134のカッタ刃170は、非動作時にはロール紙の外側に退避しており、裁断指令に基づいてロール紙の幅方向を往動もしくは復動することで裁断するようになっている。
【0032】
搬送ローラ130,131の回転軸136,137の一方側(図5中上部側)はカセットハウジング101の側壁より突出し、その先端にギア138,139が取り付けられている。この2つのギア138,139の間には別のギア140カセットハウジング101の側壁に回転自在に取り付けられ、これら3つのギアによるギア列が構成されている。この中心のギア140の回転軸142の先端には、画像形成装置本体の駆動源側に設けられたカプラー143と駆動連結させるためのピン144が設けられている。
これらカプラー143、ピン144、及びギア140,138,139により駆動伝達手段が構成されている。
【0033】
一方、リフト板114には、前述した2つの搬送ローラ130,131と対応する位置関係で開口150,151が設けられ、そしてこの開口150,151よりその一部が突出する位置関係で従動ローラ152,153がリフト板114の下面に回転自在に取り付けられている。そして搬送ローラ130と従動ローラ152が、また搬送ローラ131と従動ローラ153とがそれぞれローラ対を形成している。
【0034】
以上説明した、ロール紙カセット100へは、ロール紙110を紙の先端がリフト板114の端部に位置付けられるように搬送ローラ130,131の下側を通して引き出しセットする。そして、このようにロール紙110をセットしたロール紙カセット100を画像形成装置の下カセット16に装着すると、リフト板係合機構178,179が解除され、矢印116方向リフト板114が上昇し用紙の先端がリフト版114と画像形成装置本体に設けられたシート紙と兼用の給紙ローラ19とによってはさまれることになる。
なお、図5中160はカセットハウジング側壁に設けられた電気接続部であり、ロールカセットもしくはシートカセットのいずれであるか等のカセット識別や、カッタ手段134への給電を行うようになっている。
【0035】
今、画像形成装置の下カセットとしてロール紙カセット100が選択されている場合、この電気接続部によりロール紙カセットと判断され、複写動作の開始信号に基づいて、搬送ローラ130,131への駆動伝達、カッタ手段134への給電が実行される。また、画像形成装置がロール紙カセットの装着判断を行っている場合には、複写機の用紙選択モードのデフォルト値自体をロール紙カセット選択状態とするような制御を行ってもよい。
一方、通常のシートカセットにも上述したロール紙カセットの電気接続部160と同様の電気接続部を有しており、このシートカセットでは用紙サイズの判断情報を含む装着判断を実行する。そして画像形成装置がシートカセットが装着されていると判断した場合には、前述した本体側の駆動源は動作することはない。
【0036】
以上説明した本実施形態では、操作パネル5からロール紙カセットが選択されると、長尺用紙に対する画像形成処理に適した長尺用紙モードに移行するようになっている。この長尺用紙モードの内容は、具体的には、▲1▼レジストスイッチ38を用いたジャム(用紙の重送)の検知を行わないか検知時間を長くする、▲2▼画像メモリを分割しない、という二つの要素から成っている。これらについて、以下に詳細に説明する。
【0037】
まず、▲1▼について説明する。用紙の搬送方向先端部がレジストスイッチ38に達するとレジストスイッチ38がONとなり、その用紙の搬送方向後端部がレジストスイッチ38を通過するとレジストスイッチ38がOFFとなる。このONからOFFまでの時間は用紙のサイズによって決まり、制御回路は、この時間が所定時間を超えると重送が生じていると判定して運転を停止する。定形用紙を連続して搬送する場合には、用紙間に隙間が生じるため、このような処理が可能であるが、長尺用紙は連続しているため、カットされない限りレジストスイッチ38はONのままで、定形用紙の場合と同じ長さの時間で判定すると誤動作となる。そこで、長尺用紙モードにおいては、このような処理を行わないか、または検知時間を長くして誤動作を防ぐようにしている。
【0038】
次に、▲2▼について説明する。定形用紙に画像形成を行う場合、制御回路のCPUは、スキャナーから読み込んだデータを一旦ビットマップメモリーに展開する。このビットマップメモリーでは、原稿のデータをページ毎に領域を確保して展開しているが、長尺用紙モードでは、CPUは、このページ毎の領域の区切りを無くし、メモリ全体を一つの領域として確保するようにしている。
【0039】
次に、実際にコピーを行う場合について説明する。まず、操作パネル5より下給紙カセット11のロール紙の方を選択しプリントボタンを押すと、複写原稿が長さ方向に送られ、ADF用コンタクトガラス93の下方に配置された露光光学系で原稿の画像が読み取られる。また、搬送ローラ23,24が回転して長尺用紙17の先端部を画像形成装置本体1内に引き込む。
【0040】
ロール紙17の先端部は搬送経路内を上昇し、レジストスイッチ38を通過してレジストローラ36、37間に突き当たって停止する。また、画像形成部39では、帯電器42によって感光体ドラム40の表面が帯電され、感光体ドラム40が回転し、前記露光光学系で読み取られた複写原稿の画像の反射光が感光体ドラム40の表面に照射され、感光体ドラム40の表面にこの画像の静電潜像が形成される。そして、現像ユニット43が感光体ドラム40の表面にトナーを付着させてこの静電潜像を現像する。
【0041】
ロール紙17が停止して所定時間経過すると、レジストローラ36、37が回転してロール紙17が再び上昇する。そして感光体ドラム40と転写ローラ44の間を通る際に感光体ドラム40の表面のトナー像がロール紙17上に転写される。そして、ロール紙17は定着部45に至り、ローラ46、47間で加圧されるとともに加熱され、これによってトナー像が溶融してロール紙17上に定着する。そして、画像が形成されたロール紙17は排出部12に至り、排出ローラ48、49によりコピー収納部13に排出される。
【0042】
なお、ロール紙17は、所定の長さだけ搬送された時点でカッター50により幅方向に切断される。このとき、カッター50はロール紙カセット11に備えられているので、ロール紙17を巻き戻す機構は必要ない。そして、原稿載置台91上に新しい複写原稿をセットしてプリントボタンを押すと、上述した動作が繰り返されて次のコピーが行われる。
【0043】
このように、ロール紙カセットとシートカセットとを交換自在に装着することが可能となったため、画像形成装置そのものをコンパクトに設計することが可能となる。
【0044】
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で上述した実施形態に種々の変形を施すことができる。
【0045】
例えば、上記実施形態のうち、カセットを1段のみにし、この1段にシートカセットとロール紙カセットとを交換自在にすれば一層コンパクトな画像形成装置とすることができる。
【0046】
また、あるいは三段以上の給紙カセットを装着できる画像形成装置にも本発明を適用できるのは勿論である。
【0047】
また、採用する画像形成装置によってはロール紙裁断用カッターを画像形成装置本体内に設けてもかまわない。
【0048】
また、上記実施形態では複写機の例を示したが、本発明はプリンターやファクシミリ等の画像形成装置にも適用が可能である。
【0049】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である画像形成装置の外観斜視図。
【図2】 本発明の一実施形態である画像形成装置の外観斜視図。
【図3】 図1、2の画像形成装置の要部縦断面図。
【図4】 本発明に適用されるロール紙カセットの正面概略図
【図5】 本発明に適用されるロール紙カセットの上面概略図
【符号の説明】
1 画像形成装置本体
10 上給紙カセット
11 下給紙カセット
16 シート紙
110 ロール紙
130 搬送ローラ
131 搬送ローラ
134 カッター
143 カプラー(本体側駆動源)
144 ピン(カセット側駆動連結部)
Claims (3)
- ロール状の長尺紙を装填したロール紙カセットとシート状の定型紙を装填したシートカセットとを交換自在に装着する画像形成装置において、
この画像形成装置は、カセット内に装填されたロール状紙もしくはシート状定型紙を画像形成装置本体内部へ送り出す装置本体に設けられた給紙ローラと、
ロール紙カセットに設けられロール紙カセットに装填されたロール状紙を前記給紙ローラへ向けて送り出す搬送ローラ対と、
この搬送ローラ対へ駆動を伝達させる本体側駆動源とカセット側駆動伝達部とからなる駆動連結手段を備えると共に、
上記ロール紙カセットおよびシートカセットの各々は、カセット識別手段を備え、画像形成装置本体に設けられたカセット識別検知手段の識別情報に基づいて、ロール紙カセットが選択されたときは定型サイズよりは搬送方向に対して用紙サイズ比が長い長尺モードにて画像形成を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 上記ロール紙カセットは該カセット内部に装填されたロール状紙を所定長さに裁断する裁断機構を備えている請求項1記載の画像形成装置。
- 上記画像形成装置に上記ロール紙カセットが装着された場合には、上記給紙ローラの動作に先立って所定時間上記搬送ローラ対に駆動を伝えた後に、上記給紙ローラを動作させる制御手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
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