JP3656182B2 - 車両用スライドドアの自動開閉装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の車体の側面に取り付けたスライドドアを、モータ等の駆動源によって開閉する車両用スライドドアの自動開閉装置に関し、とくに閉方向に駆動中のスライドドアを全閉位置まで確実に締め込むことができる車両用スライドドアの自動開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車等の車体の側面に、前後方向に移動可能にスライドドアを取り付け、このスライドドアをモータ等の駆動源によって開閉移動するようにした車両用スライドドアの自動開閉装置が知られている。
【0003】
この装置は、運転席および後部座席の近くに設けたスライドドア開閉用の操作子を操作することによって、あるいは車外からワイヤレスリモコンを操作することによって、車内に設置した制御装置で駆動源を起動し、さらに電磁クラッチをオン(接続)状態にして駆動源の動力をスライドドア開閉機構に伝達することでスライドドアを開閉駆動している。
【0004】
また、この装置はスライドドアを閉方向に移動させる際に、全開位置からハーフラッチ位置まではスライドドア制御装置で制御し、ハーフラッチ位置からフルラッチ位置まではクロージャ制御装置で制御し、全閉位置まで締め込む構成となっている。
【0005】
この場合、一般にスライドドア制御装置は車体側に設置し、クロージャ制御装置はスライドドア内に設置している。各制御装置はスライドドアがハーフラッチ位置を通過したことを検出すると、スライドドア制御装置は駆動を停止し、クロージャ制御装置は駆動を開始する構成となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、スライドドアがハーフラッチ位置を通過したことを検出する方法としては、ドアロックのポールにスイッチ(ハーフラッチスイッチ)を設ける方法がある。この方法はスライドドアのハーフラッチ位置を正確に検出することができるが、ハーフラッチ位置からフルラッチ位置の間でフルラッチ位置に近い側は検出できない。
【0007】
また、スライドドアが急速に閉方向に移動すると、スライドドア制御装置がハーフラッチスイッチのオンを検出できない場合が生じたり、スライドドア制御装置がハーフラッチスイッチのオンを検出しても、クロージャ制御装置が検出できない場合が生じ、いずれの場合もクロージャ制御装置が作動しないという不都合が生じる。
【0008】
手動で操作した場合は、ドア開口部に設けたシールラバーの反力によってスライドドアが開方向に若干戻るが、モータ等の駆動源で駆動した場合は、シールラバーの反力より駆動機構の摩擦の方が大きいため、スライドドアが開方向に戻らず、ハーフラッチスイッチを再度オンできない場合がある。このためクロージャ制御装置が作動せず、スライドドアはハーフラッチ位置で停止したままの状態になるという不都合が生じる。
【0009】
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたもので、スライドドアを駆動源を用いて閉方向に駆動する際に、スライドドア制御装置およびクロージャ制御装置がハーフラッチスイッチのオンを確実に検出し、スライドドアを全閉位置まで確実に締め込むことができる車両用スライドドアの自動開閉装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載の発明は、車体の側面に沿って開閉移動するスライドドアと、スライドドアのハーフラッチ位置を検出するハーフラッチ検出手段と、スライドドアの閉作動時にスライドドアを全開位置からハーフラッチ検出手段の作動を検知する位置まで駆動するスライドドア制御手段と、スライドドアの閉作動時にスライドドアを前記ハーフラッチ検出手段の作動を検知する位置からフルラッチ位置まで駆動するクロージャ制御手段とを備え、スライドドア制御手段は、前記スライドドアがハーフラッチ位置からフルラッチ位置の間で、ハーフラッチ検出手段の作動を検知するとスライドドアを停止し、ハーフラッチ検出手段の作動を検知しない場合はハーフラッチ検出手段の作動を検知する位置までスライドドアを開駆動することを特徴とする。
【0011】
本発明の請求項2記載の発明は、車体の側面に沿って開閉移動するスライドドアと、スライドドアのハーフラッチ位置を検出するハーフラッチ検出手段と、スライドドアの閉作動時にスライドドアを全開位置からハーフラッチ検出手段の作動を検知する位置まで駆動するスライドドア制御手段と、スライドドアの閉作動時にスライドドアをハーフラッチ検出手段の作動を検知する位置からフルラッチ位置まで駆動するクロージャ制御手段とを備え、スライドドア制御手段は、前記スライドドアがハーフラッチ位置からフルラッチ位置の間で、ハーフラッチ検出手段の作動を検知してスライドドアを停止し、クロージャ制御手段が前記ハーフラッチ位置通過後一定時間内に作動しない場合は、クロージャ制御手段がハーフラッチ検出手段の作動を検知する位置までスライドドアを開駆動することを特徴とする。
【0012】
本発明の請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、スライドドア制御手段はスライドドアの開駆動力を通常の開作動時の駆動力より下げるものである。
【0013】
本発明の請求項4記載の発明は、請求項2記載の発明において、スライドドア制御手段はスライドドアの開駆動を一定時間行うものである。
【0014】
本発明の請求項5記載の発明は、請求項2記載の発明において、スライドドア制御手段はスライドドアの開駆動を一定時間内にクロージャ制御手段の作動を検知するまで行うものである。
【0015】
本発明の請求項6記載の発明は、請求項2記載の発明において、スライドドア制御手段は、スライドドアをフルラッチ位置まで締め込むクロージャモータの作動電流を監視することでクロージャ制御手段の作動を検知するものである。
【0016】
本発明によれば、スライドドアを全開位置からハーフラッチ位置まではスライドドア制御手段によって制御し、ハーフラッチ位置からフルラッチ位置まではクロージャ制御手段によって制御して締め込む際に、スライドドア制御手段がハーフラッチ検出手段の作動を検知できなかった場合や、スライドドア制御手段がハーフラッチ検出手段の作動を検知したにもかかわらずクロージャ制御部が作動しない場合は、スライドドアを強制的に開方向に反転させ、ハーフラッチ検出手段の作動を確実に検知できるようにする。これによってクロージャ制御手段を作動させ、スライドドアをフルラッチ位置まで確実に締め込むようにする。
【0017】
また、本発明によれば、スライドドアを強制的に開方向に反転させるのは、スライドドアをハーフラッチ検出手段の作動領域まで戻すためであるので、低駆動力とすることにより、通常の開作動時の駆動力をそのまま加える場合に比べて機構部への負担が低減し、スライドドアがスムーズに移動する。
【0018】
また、本発明によれば、スライドドアの開方向の駆動はハーフラッチ検出手段が作動するまでの予め定めた一定時間とすることができ、あるい一定時間内にクロージャ制御手段がハーフラッチ検出手段の作動を検知してスライドドアを閉方向に駆動するまでの間とすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明による車両用スライドドアの自動開閉装置の一実施の形態を示すブロック図で、スライドドアの制御に関する電気的構成を示している。同図において、車体1はスライドドア制御装置11を備え、スライドドア制御装置11はマイクロコンピュータによるプログラム制御によってモータ等の駆動源およびスライドドア駆動機構を有するスライドドア駆動装置12を制御し、スライドドア2を開閉移動するように構成されている。
【0020】
また、スライドドア2は車体1のドア開口部の上縁および下縁に設けた上部トラック13および下部トラック14にそれぞれ連係することによって、車体1の側面に前後方向に摺動自在に懸架されている。
【0021】
スライドドア制御装置11は、バッテリー15に接続されて直流電圧BVを受け、イグニッションスイッチ16に接続されてイグニッション信号IGを受け、パーキングスイッチ17に接続されてパーキング信号PKを受け、メインスイッチ18に接続されてメインスイッチ信号MAを受けるように構成されている。
【0022】
また、スライドドア制御装置11はドア開スイッチ19に接続されてスライドドア2を開扉指令するドア開信号DOを受け、ドア閉スイッチ20に接続されてスライドドア2を閉扉指令するドア閉信号DCを受け、無線受信部21に接続されて車外のワイヤレスリモコン3からリモコン開信号ROまたはリモコン閉信号RCを受け、ブザー22に接続されてスライドドア2が自動開閉される際の警報音を発生させ、傾斜センサ23に接続されて車体の傾斜角および傾斜方向を検出るように構成されている。
【0023】
スライドドア駆動装置12は、ドライブプーリ12aおよび反転プーリ12bを備え、この間にケーブル部材12cを巻回し、このケーブル部材12cに移動部材12dを固定して、移動部材12dとスライドドア2とをヒンジアーム31を介して接続した構成となっている。なお、ドライブプーリ12a、反転プーリ12b、ケーブル部材12cおよび移動部材12dによってスライドドア開閉機構が構成されている。
【0024】
ドライブプーリ12aは電磁クラッチ12eを介して駆動源である開閉モータ12fに接続されている。電磁クラッチ12eはスライドドア制御装置11によって伝達維持力が制御されるように構成されている。
【0025】
開閉モータ12fはスライドドア制御装置11の制御の下に開方向または閉方向に回転駆動される。電磁クラッチ12eがオン(接続)状態になると、ドライブプーリ12aは開閉モータ12fと同一方向に回転駆動され、反転プーリ12bとの間でケーブル部材12cを直線方向に移動させる。これによってスライドドア2が前後方向に移動する。
【0026】
ドライブプーリ12aの回転軸には、ロータリーエンコーダ12gが連係されている。その出力パルスはパルス信号発生部12hに入力され、2相のパルス信号φ1,φ2としてスライドドア制御装置11に入力される。
【0027】
図2はロータリーエンコーダ12gの一例を示す概略的構成図であり、図3はその出力波形図である。ロータリーエンコーダ12gはドライブプーリ12aの回転軸に取り付けられた回転円板RDと、この回転円板RD上に同心円状に穿設された複数のスリットSLと、回転円板RDの両面に対向して配置された発光素子LDおよび受光素子PDとから構成されている。スリットSLは2相のパルス信号φ1,φ2を得るために同心円状に2系列穿設されている。
【0028】
図3(a)の波形図は回転円板RDが右回転したときに得られる2相のパルス信号φ1,φ2であり、同図(b)の波形図は回転円板RDが左回転したときに得られる2相のパルス信号φ1,φ2である。この例では、回転円板RDが右回転したときにスライドドア2が開方向に駆動されるようになっている。
【0029】
従って、スライドドア制御装置11はこの両信号の位相関係からロータリーエンコーダ12gの回転方向、すなわちスライドドア2の移動方向を判定することができる。すなわち、パルス信号φ1の立上がり時にパルス信号φ2がハイレベルであれば開方向と判定し(図a)、ローレベルであれば閉方向と判定する(図b)。
【0030】
また、スライドドア制御装置11はパルス信号φ1,φ2のパルス数からケーブル部材12cの移動量を計測しスライドドア2の位置を求める。すなわち、スライドドア2の全閉位置を初期値として全開位置までのパルス数を計数すれば、その計数値は移動部材12dの位置、すなわちスライドドア2の位置を表すことになる。
【0031】
図1に戻り、スライドドア2内には、スライドドア2をハーフラッチ位置からフルラッチ位置まで締め込むためのクロージャモータ32、それを制御するクロージャ制御部33、スライドドア2がハーフラッチ位置に達したことを検知するハーフラッチ検出手段であるハーフラッチスイッチ34、クロージャモータ32が待機位置にあることを検出する中立スイッチ35が設置されている。
【0032】
さらに、スライドドア2内には、ドアロック36を駆動して車体1側に設けたストライカ24から解錠するリリースアクチュエータ(ACT)37、リリースACT37と同様にドアロック36を解錠するドアハンドル38を備えている。このドアロック36およびストライカ24によってドアロック機構4が構成されている。
【0033】
また、車体1側の電気的要素とスライドドア2側の電気的要素との接続は、スライドドア2が全閉状態から若干開いた状態で、ドア開口部に設けた車体側コネクタ25とスライドドア2の開口端に設けたドア側コネクタ39とが結合されることで行われる。この車体側コネクタ25およびドア側コネクタ39によって給電コネクタ5が構成されている。
【0034】
また、給電コネクタ5を介してクロージャ制御部33が車体1側のスライドドア制御装置11および接地に接続され、ハーフスイッチ34およびリリースACT37のそれぞれ一端がスライドドア制御装置11に接続され、それぞれ他端が接地されている。
【0035】
(要部ブロック図)
図4は、スライドドア制御装置11およびクロージャ制御部33を中心とした要部ブロック図である。同図において、スライドドア制御装置11はマイクロコンピュータを含む制御回路11aを有し、記憶されているプログラムに基づいて繰り返し制御を行っている。
【0036】
また、スライドドア制御装置11は電源回路11bを有し、バッテリー15からの直流電圧BVを受けて制御回路11aに供給する電圧を生成している。制御回路11aはイグニッションスイッチ16およびパーキングスイッチ17が共にオンのとき動作するように構成されている。
【0037】
また、スライドドア制御装置11は電磁クラッチ12eを制御するトランジスタ11c、開閉モータ12fを制御する第1および第2のモータ制御リレー11d,11e、開閉モータ12fの回転速度を制御するトランジスタ11fを備えており、これらを制御回路11aによって制御している。
【0038】
トランジスタ11cは電磁クラッチ12eの一端に接続されて電磁クラッチ12eの伝達保持力を制御する。電磁クラッチ12eの他端はバッテリー15に接続されている。
【0039】
また、第1のモータ制御リレー11dはリレーコイルの一端が制御回路11aのスイッチ素子TR2に接続され、他端がバッテリー15に接続されている。接点スイッチの可動端子は開閉モータ12fの一端に接続され、2つある固定端子の一方はバッテリー15に、他方はトランジスタ11fに接続されている。
【0040】
また、第2のモータ制御リレー11eはリレーコイルの一端が制御回路11aのスイッチ素子TR3に接続され、他端がバッテリー15に接続されている。接点スイッチの可動端子は開閉モータ12fの他端に接続され、2つある固定端子の一方はバッテリー15に、他方はトランジスタ11fに接続されている。
【0041】
また、スライドドア制御装置11はクロージャ制御部33に直流電圧BVを供給するクロージャ給電リレー11g、リリースACT37に直流電圧BVを供給するACT給電リレー11hを備えており、これらを制御回路11aによって制御している。
【0042】
クロージャ給電リレー11gはリレーコイルの一端が制御回路11aのスイッチ素子TR1に接続され、他端がバッテリー15に接続されている。接点スイッチの可動端子はバッテリー15に接続され、2つある固定端子の一方は抵抗Rおよび給電コネクタ5を介してクロージャ制御部33に接続され、他方はオープンとなっている。
【0043】
抵抗Rはクロージャ制御部33に流れるクロージャ電流を検出するクロージャ電流検出部を構成しており、両端が制御回路11aに接続されている。
【0044】
ACT給電リレー11hはリレーコイルの一端が制御回路11aのスイッチ素子TR4に接続され、他端がバッテリー15に接続されている。接点スイッチの可動端子はバッテリー15に接続され、2つある固定端子の一方は給電コネクタ5を介してリリースACT37に接続され、他方はオープンとなっている。
【0045】
クロージャ制御部33はクロージャモータ32を中立位置から正転または逆転駆動してスライドドア2をハーフラッチ位置とフルラッチ位置との間で駆動するもので、スライドドア制御装置11と同様に、クロージャモータ32を駆動するためのモータ制御リレーおよび回転速度制御用のトランジスタなどから構成されている。
【0046】
(動作説明)
次に、図5に示すフローチャート図を参照しながら、本実施の形態の動作について説明する。まず、ドア閉スイッチ20などの操作によってスライドドア2を閉方向に駆動する指令が出されると、制御回路11aはトランジスタ11cを制御して電磁クラッチ12eをオン(接続)状態とする(ステップS1)。
【0047】
次に、制御回路11aはスイッチ素子TR2をオフしてモータ制御リレー11dのリレーコイルに流れる電流を遮断し、接点スイッチを開く。同時にスイッチ素子TR3をオンしてモータ制御リレー11eのリレーコイルに電流を流し、接点スイッチを閉じて開閉モータ12fの他端に給電する。これによって開閉モータ12fはスライドドア2を閉方向に駆動する方向に回転を開始し(ステップS2)、スライドドア2が閉方向に移動する。
【0048】
スライドドア2がハーフラッチ位置を通過すると(ステップS3)、給電コネクタ5の両コネクタ25,39が結合され、制御回路11aがハーフラッチスイッチ34のオンを検出する(ステップS4)。
【0049】
その結果、制御回路11aはトランジスタ11cを制御して電磁クラッチ12eをオン(接続)からオフ(切断)に切り換え、スイッチ素子TR2,TR3をオフしてモータ制御リレー11d,11eの接点スイッチを開き、開閉モータ12fを停止する(ステップS5)。これによってスライドドア2と開閉モータ12fとの接続状態が断たれることになる。
【0050】
制御回路11aはハーフラッチスイッチ34のオンを検出しなかった場合は(ステップS4)、ハーフラッチを越えてスライドドア2を閉方向に駆動するために駆動負荷が高くなり、挟み込み検出機能が作動し、モータ制御リレー11d,11eを切り換えて開閉モータ12fを開方向に反転させ、さらにトランジスタ11fを制御して低電圧で駆動する(ステップS6)。そして、スライドドア2がハーフラッチ位置に来てハーフラッチスイッチ34がオンすると(ステップS7)、ステップS5の処理に移行する。なお、制御回路11aがハーフラッチスイッチ34のオンを検出しなかった場合とは、例えば、フルラッチに近い側はポールの作動量が少なくなり、ハーフラッチスイッチ34の作動ストロークが得られない場合、スライドドア2を急閉扉することによって、ハーフラッチスイッチ34のポールの復帰作動が追いつかず、ハーフラッチスイッチ34が作動しない場合、或いは、スライドドア制御装置11の開閉モータ12fを駆動してスライドドア2を閉扉させている途中で、例えば挟み込み現象が起こりスライドドア2が閉扉作動途中で停止したような場合等をいう。
【0051】
低電圧で駆動することにより通常の電圧で駆動する場合に比べてモータのロックトルクが小さいため、機構部への負担を低減でき、スライドドア2を開方向に戻すときの速度が低いため、スライドドア2の挙動をスムーズにすることができる。
【0052】
開方向への反転時に開閉モータ12fを通常の電圧で作動するか低電圧で作動するかの識別は次の通りとする。なお、スライドドア2の位置については、ロータリーエンコーダ12gのパルス信号φ1,φ2から検出することができる。
【0053】
▲1▼ 本来、ハーフラッチスイッチ34のオンを検出する位置(範囲)よりスライドドア2の位置が閉側で、挟み込み検出機能が作動した場合は、ハーフラッチスイッチ34のオンを検出できずにハーフラッチ状態になったと判断し、開方向への反転時の作動電圧を低電圧とする。
【0054】
▲2▼ ハーフラッチスイッチ34のオンを検出する位置(範囲)よりスライドドア2の位置が開側で、挟み込み検出機能が作動した場合は、実際に挟み込みが発生したと判断し、開方向への反転時の作動電圧を通常の作動電圧とする。
【0055】
次いで、制御回路11aはスイッチ素子TR1をオンしてクロージャ給電リレー11gのリレーコイルに電流を流し、接点スイッチを閉じてクロージャ制御部33に給電する(ステップS8)。
【0056】
次いで、制御回路11aは一定時間T1内に抵抗Rに流れるクロージャ電流を検出すると(ステップS9)、クロージャ制御部33がハーフラッチスイッチ34のオンを検出してクロージャモータ32を駆動したと判断する。クロージャモータ32は正転してスライドドア2を締め込み、次いで反転して中立位置に復帰し、作動を停止する(ステップS10)。
【0057】
制御回路11aは一定時間T3の間、抵抗Rにクロージャ電流が流れないことを検出すると(ステップS11)、クロージャモータ32によるスライドドア2の締め込みが終了したと判断し、クロージャ給電リレー11gをオフしてクロージャ制御部33への給電を停止し(ステップS12)、処理を終了する。
【0058】
制御回路11aは一定時間T1内にクロージャ電流を検出できなかった場合は(ステップS9)、クロージャ制御部33がハーフラッチスイッチ34のオンを検出できなかったと判断し、トランジスタ11cを駆動して電磁クラッチ12eをオン(接続)する。また、モータ制御リレー11d,11eを制御して開閉モータ12fを開方向に反転させ、スライドドア2を開方向に駆動する(ステップS13)。
【0059】
この場合、トランジスタ11fを制御して開閉モータ12fを低電圧で駆動しスライドドア2を低速で移動させるのが好ましい。これは、スライドドア2を開方向に移動させるのは、スライドドア2をハーフラッチスイッチ34のオン領域まで戻すためであって、シールラバーの反力で足りない分を補えばよいからである。
【0060】
低電圧駆動は駆動電源をそのまま加える通常駆動に比べてモータのロックトルクが小さいため、機構部への負担を低減することができ、スライドドア2を開方向に戻すときの速度が低いため挙動をスムーズにすることができる。
【0061】
なお、開駆動力を通常の開作動時の駆動力より下げる他の方法としては、トランジスタ11cを制御して、電磁クラッチ12eを低電圧で駆動してもよい。これにより電磁クラッチ12eが半クラッチ状態となり、開駆動力が下がるため、機構部への負担を低減することができる。
【0062】
次いで、制御回路11aはその後一定時間T2内にクロージャ電流を検出した場合は(ステップS14)、クロージャ制御部33がハーフラッチスイッチ34のオンを検出してクロージャモータ32を駆動したと判断し、トランジスタ11cを制御して電磁クラッチ12eをオフに切り換え、モータ制御リレー11d,11eを制御して開閉モータ12fを停止し(ステップS15)、前述したステップS10の処理に移行する。
【0063】
制御回路11aは一定時間T2内にもクロージャ電流を検出しなかった場合は(ステップS14)、クロージャ系に故障があると判断し、トランジスタ11cを制御して電磁クラッチ12eをオフに切り換え、モータ制御リレー11d,11eを制御して開閉モータ12fを停止し、クロージャ給電リレー11gをオフしてクロージャ制御部33への給電を停止し、故障警報を発するなどして処理を終了する(ステップS16)。
【0064】
次に、図6および図7に示す波形図を参照しながら、本実施の形態の動作について説明する。図6はクロージャ制御部33が正常にハーフラッチスイッチ34のオンを検出し、一定時間T1内にクロージャモータ32を駆動した場合の波形図である。
【0065】
なお、同図において、(a)はハーフラッチスイッチ34のオン/オフ状態を示し、(b)は中立スイッチ35のオン/オフ状態を示し、(c)はクロージャ給電リレー11gのオン/オフ状態を示し、(d)は開閉モータ12fの閉作動/停止/開作動の各状態を示し、(e)はクロージャモータ32の正転/停止/逆転の各状態を示し、(f)はクロージャ電流を示している。
【0066】
まず、時点t1でハーフラッチスイッチ34が一定時間オンすると、制御回路11aがこれを検出し、若干遅延してクロージャ給電リレー11gをオンし、開閉モータ12fを閉作動から停止状態にする。このとき電磁リレー12eもオフする。
【0067】
その後、一定時間T1内にクロージャモータ32が停止状態から正転を開始すると、クロージャ電流が流れ出す。また、クロージャモータ32が正転を開始したことから、待機状態(中立状態)のときはオフしている中立スイッチ35がオンとなる。
【0068】
時点t2でスライドドア2がフルラッチ位置に達すると、ハーフラッチスイッチ34が再びオンし、やや遅延してクロージャモータ32が停止し、次いで逆転を開始する。それに合わせてクロージャ電流の大きさが変化する。
【0069】
クロージャモータ32が待機位置付近に戻ると、時点t3で中立スイッチがオフとなり、やや遅延してクロージャモータ32が停止し、クロージャ電流がゼロとなる。この時点から一定時間T3後の時点t4でクロージャ給電リレー11gをオフし、クロージャ制御部33への給電を停止する。
【0070】
図7はクロージャ制御部33がハーフラッチスイッチ34のオンを検出できなかった場合の波形図である。なお、図(a)〜(f)は図6(a)〜(f)と同様である。
【0071】
まず、時点taでハーフラッチスイッチ34がオンすると、制御回路11aがこれを検出し、若干遅延してクロージャ給電リレー11gをオンし、開閉モータ12fを閉作動から停止状態にする。このとき電磁リレー12eもオフする。
【0072】
この時点から一定時間T1が経過してもクロージャ電流が流れない場合は、制御部11aはクロージャ制御部33がハーフラッチスイッチ34のオンを検出しなかったと判断し、時点tbで電磁クラッチ12eをオンし、モータ制御リレー11d,11eを制御して開閉モータ12fを開方向に反転させ、スライドドア2を開方向に駆動する。
【0073】
スライドドア2が開方向に移動してハーフラッチスイッチ34をオンし、時点tcでハーフラッチ位置に達すると、クロージャ制御部33がこれを検出し、若干遅延してクロージャモータ32を停止状態から正転させる。これによってクロージャ電流が流れ出し、制御回路11aがクロージャ電流を検出し、やや遅れて開閉モータ12fを停止する。
【0074】
以後の動作は図6の時点t1〜t4の動作と同一であり、時点tcが時点t1に、時点tdが時点t2に、時点teが時点t3に、時点tfが時点t4に、それぞれ対応する。時点tbから一定時間T2内にクロージャ電流が流れない場合は、クロージャ系に故障があると判断する。
【0075】
【発明の効果】
本発明によれば、スライドドア制御装置がハーフラッチスイッチの作動を検知しなかった場合や、スライドドア制御装置がハーフラッチスイッチの作動を検知したが、クロージャ制御部が作動しない場合は、スライドドアを強制的に開方向に反転させ、それによってスライドドア制御装置およびクロージャ制御部にハーフラッチスイッチの作動を確実に検出させるようにしたので、クロージャ制御部はクロージャモータを作動してスライドドアをフルラッチ位置まで確実に締め込むことができる。
【0076】
また、本発明によれば、スライドドアを強制的に開方向に反転させる場合に、駆動力を下げるようにしたので、駆動電源をそのまま加える通常駆動に比べて機構部への負担を低減することができ、スライドドアを開方向に戻すときの挙動をスムーズにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】ロータリーエンコーダの概略的構成図である。
【図3】ロータリーエンコーダの出力説明図である。
【図4】スライドドア制御装置およびクロージャ制御部を中心とする要部ブロック図である。
【図5】本発明の動作を説明するフローチャート図である。
【図6】本発明の動作を説明する波形図である。
【図7】本発明の動作を説明する波形図である。
【符号の説明】
1 車体
2 スライドドア
3 ワイヤレスリモコン
4 ドアロック機構
5 給電コネクタ
11 スライドドア制御装置
11a 制御回路
11b 電源回路
11c,11f トランジスタ
11d,11e モータ制御リレー
11g クロージャ給電リレー
11h アクチュエータ給電リレー
12 スライドドア駆動装置
12a ドライブプーリ
12b 反転プーリ
12c ケーブル部材
12d 移動部材
12e 電磁クラッチ
12f 開閉モータ
12g ロータリーエンコーダ
12h パルス信号発生部
13 上部トラック
14 下部トラック
15 バッテリー
16 イグニッションスイッチ
17 パーキングスイッチ
18 メインスイッチ
19 ドア開スイッチ
20 ドア閉スイッチ
21 無線受信部
22 ブザー
23 傾斜センサ
24 ストライカ
25 車体側コネクタ
31 ヒンジアーム
32 クロージャモータ
33 クロージャ制御部
34 ハーフラッチスイッチ
35 中立スイッチ
36 ドアロック
37 リリースACT
38 ドアハンドル
39 ドア側コネクタ
R 抵抗(クロージャ電流検出部)
LD 発光素子
PD 受光素子
RD 回転円板
SL スリット
Claims (6)
- 車体の側面に沿って開閉移動するスライドドアと、前記スライドドアのハーフラッチ位置を検出するハーフラッチ検出手段と、前記スライドドアの閉作動時に前記スライドドアを全開位置から前記ハーフラッチ検出手段の作動を検知する位置まで駆動するスライドドア制御手段と、前記スライドドアの閉作動時に前記スライドドアを前記ハーフラッチ検出手段の作動を検知する位置からフルラッチ位置まで駆動するクロージャ制御手段とを備え、前記スライドドア制御手段は、前記スライドドアがハーフラッチ位置からフルラッチ位置の間で、前記ハーフラッチ検出手段の作動を検知すると前記スライドドアを停止し、前記ハーフラッチ検出手段の作動を検知しない場合は前記ハーフラッチ検出手段の作動を検知する位置まで前記スライドドアを開駆動することを特徴とする車両用スライドドアの自動開閉装置。
- 車体の側面に沿って開閉移動するスライドドアと、前記スライドドアのハーフラッチ位置を検出するハーフラッチ検出手段と、前記スライドドアの閉作動時に前記スライドドアを全開位置から前記ハーフラッチ検出手段の作動を検知する位置まで駆動するスライドドア制御手段と、前記スライドドアの閉作動時に前記スライドドアを前記ハーフラッチ検出手段の作動を検知する位置からフルラッチ位置まで駆動するクロージャ制御手段とを備え、前記スライドドア制御手段は、前記スライドドアがハーフラッチ位置からフルラッチ位置の間で、前記ハーフラッチ検出手段の作動を検知して前記スライドドアを停止し、前記クロージャ制御手段が前記ハーフラッチ位置通過後一定時間内に作動しない場合は、前記クロージャ制御手段が前記ハーフラッチ検出手段の作動を検知する位置まで前記スライドドアを開駆動することを特徴とする車両用スライドドアの自動開閉装置。
- 請求項1または2記載の発明において、前記スライドドア制御手段は、前記スライドドアの開駆動力を通常の開作動時の駆動力より下げることを特徴とする車両用スライドドアの自動開閉装置。
- 請求項2記載の発明において、前記スライドドア制御手段は、前記スライドドアの開駆動を一定時間行うことを特徴とする車両用スライドドアの自動開閉装置。
- 請求項2記載の発明において、前記スライドドア制御手段は、前記スライドドアの開駆動を一定時間内に前記クロージャ制御手段の作動を検知するまで行うことを特徴とする車両用スライドドアの自動開閉装置。
- 請求項2記載の発明において、前記スライドドア制御手段は、前記スライドドアをフルラッチ位置まで締め込むクロージャモータの作動電流を監視することで前記クロージャ制御手段の作動を検知することを特徴とする車両用スライドドアの自動開閉装置。
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