JP3648028B2 - エアーマッサージ用マッサージ具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エアーバッグの膨張・収縮により使用者の例えば脚等の被施療部をマッサージするのに適するエアーマッサージ機として構成され、或いは既存のエアーマッサージ機が備えるエアー給排気手段に任意に接続して使用されエアーバッグの膨張・収縮により使用者の例えば脚等の被施療部をマッサージするのに適するエアーマッサージ用マッサージ具に関する。
【0002】
【従来の技術】
エアー給排気手段を備えるエアーマッサージ用マッサージ具、すなわち、エアーマッサージ機は、特開平6−197934号公報に例示されるように、エアー給排気手段のポンプに接続された電磁バルブに一対のエアーホースを介して一対のエアーバッグを接続し、前記バルブに通電してポンプと一対のエアーホースとを連通させ、又、バルブへの通電を断って前記連通を断つとともに一対のエアーホースを大気中に連通させることにより、一対のエアーバッグを繰り返し膨張・収縮させるに伴い、被施療部を圧迫・弛緩してマッサージするものである。特に、前記公報のものでは、先端にマッサージ子を有するアームをエアーバッグに常に接するようにばねで付勢しており、これらのアームを前記膨張・収縮に伴い揺動させることにより、一対のマッサージ子間の間隔を狭く・広く変化させながら被施療部を圧迫・弛緩させるように構成されている。したがって、この公報に記載のものは、一対のエアーバッグ間に使用者の脚部等をセットして、この脚部等をマッサージするのに適している。
【0003】
又、前記公報に記載のエアーマッサージ機が備える一対のエアーバッグは同時に膨張・収縮されるが、複数のエアーバッグの膨張を定められた順番に従って行なわせるものとして、椅子式やマット式のエアーマッサージ機が知られている。これらのマッサージ機においては、基本的には各エアーバッグに個別に接続されたエアーホースに同径でかつ同じ長さのものを使用している関係で、各エアーバッグにエアーを順番に給排気するのに、ロータリー弁とその駆動部及びこの弁からの給気及び排気動作を制御するためのコントローラ等を備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記公報に記載のように脚部等をマッサージするのに適する従来のマッサージ具は、脚部等の被施療部をその両側から挟むようにしてマッサージするだけであるので、例えば足裏についてはマッサージできないという問題がある。なお、足裏をマッサージできるものとしては、いわゆる青竹踏みを行なうマッサージ具が知られているが、これは使用者の体重を掛ける必要があるから、青竹状マッサージ具の上に使用者が立って足踏みしながら使用しなければならず不便である。
【0005】
したがって、本発明が解決しようとする課題は、使用時における使用者の姿勢に制限がなく、施療溝にセットされた被施療部をその両側からだけではなく前記施療溝の底側からもマッサージできるエアーマッサージ用マッサージ具を得ることにある。
【0006】
ところで、前記椅子式やマット式のエアーマッサージ機においては、複数のエアーバッグを定められた順番で膨張させることができる。しかし、そのためにロータリー弁とその駆動部及びこの弁からの給気及び排気動作を制御するためのコントローラ等を必要とするので、構造が複雑であり、かつ、コスト高であり、しかも、これらをマッサージ具本体に内蔵するタイプではその収容に大きなスペースが必要であって全体が大きくなる。そのため、このような技術を前記公報のものに適用する場合にも、同様な問題がある。
【0007】
したがって、本発明の課題は、前記課題を解決するにあたり、構造が簡単で安価に実現できるとともに、小形化に適するエアーマッサージ用マッサージ具を得ることにある。
【0008】
しかも、本発明の課題は、前記課題を解決するにあたり、第2エアーバッグにより圧迫された被施療部を素早く弛緩させて、前記施療溝の底側からのマッサージをより効果的に行なえるエアーマッサージ用マッサージ具を得ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記第1の課題を解決するために、請求項1の発明は、被施療部がセットされる施療溝を有したマッサージ具本体と、前記施療溝にセットされる被施療部をその両側から挟むように前記施療溝の両側部に夫々配置されエアーの給排気により膨張・収縮する第1エアーバッグと、これら第1エアーバッグ間に位置して前記施療溝の底部に配置されエアーの給排気により膨張・収縮するとともに、前記第1エアーバッグの膨張に遅れて膨張する第2エアーバッグと、を具備し、前記第2エアーバッグに連通された第2エアーホースの少なくとも一部を、前記第1エアーバッグに連通された第1エアーホースよりも細い絞り管からなる流路抵抗部で形成するとともに、前記第2エアーバッグ内のエアーを前記第2エアーホースの流路抵抗部を通さずに排出させる急速排気手段を前記第2エアーホースに連通して設けたことを特徴としている。
【0010】
この請求項1の発明に係るエアーマッサージ用マッサージ具において、施療溝内の第1エアーバッグはそれへのエアーの給排気により膨張・収縮するから、その膨張に伴い施療溝にセットされた使用者の被施療部を圧迫し、かつ、収縮に伴い弛緩させて、被施療部をその幅方向両側からマッサージする。又、第2エアーバッグもそれへのエアーの給排気により膨張・収縮するから、その膨張に伴い施療溝にセットされた被施療部を施療溝の底側から圧迫し、かつ、収縮に伴い弛緩させて、被施療部をその裏側から第1エアーバッグ間においてマッサージする。このように被施療部を3方向から同時期にマッサージできる。しかも、前記のように被施療部の裏側を第2エアーバッグの膨張・収縮の繰り返しによりマッサージできるので、青竹踏みのように立ってマッサージ具に体重を掛ける必要がない。
【0011】
更に、請求項1の発明では、第1エアーバッグが被施療部をその幅方向両側から圧迫した状態、言い換えれば、これら第1エアーバッグが被施療部を保持した状態で、第2エアーバッグが膨張されて施療溝の底側から被施療部を圧迫する。そのため、前記底側からの圧迫において施療溝にセットされた被施療部が容易に逃げることを防止して、強く圧迫できる。
【0012】
しかも、請求項1の発明では、前記第2エアーバッグに連通された第2エアーホースの少なくとも一部を、前記第1エアーバッグに連通された第1エアーホースよりも細い絞り管で形成している。
このため、第1、第2のエアーバッグを順番に膨張させるのに、従来椅子式エアーマッサージ機で実施されているようにロータリー弁とその駆動部及びこの弁からの給気及び排気動作を制御するためのコントローラ等を必要とすることなく実現できる。
【0013】
その上、請求項1の発明は、前記第2エアーバッグ内のエアーを前記第2エアーホースの流路抵抗部を通さずに排出させる急速排気手段を前記第2エアーホースに連通して設けている。
このため、第2エアーバッグの膨張を第1エアーバッグの膨張から遅らすようにした構成により第2エアーバッグ内のエアーは抜けずらくなっているにも拘らず、急速排気手段は第2エアーバッグ内のエアーを第2エアーホースの流路抵抗部を通さずに排出するので、第2エアーバッグ内のエアーを急速に排出させて、第2エアーバッグを第1エアーバッグと同様に急激に収縮させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図1及び図2を参照して本発明の第1参考例を説明する。
【0015】
図1は第1参考例に係るエアー給排気手段付きのマッサージ具の構成を示す断面図であって、このマッサージ具は、手足、特に、両脚用のマッサージ具として開発されたものである。
【0016】
このマッサージ具1が備えるマッサージ具本体3は、下面が開放された上ケース部材3aと、この部材3aにその開放された下面を塞いで連結された下ケース部材3bとから形成されている。上ケース部材3aの上面にはこの上面に開放される一対の施療溝4が互いに平行に並べて形成されている。これら施療溝4は、上ケース部材3aの上面に近づくにしたがって次第に幅が広くなる逆台形状の凹みからなるとともに、上ケース部材3aの前後両面にも夫々開放されている。そのため、両施療溝4にはその上方から使用者の下肢等の被施療部が出し入れできるようになっている。
【0017】
両施療溝4の夫々にはその傾斜された溝側壁4aを個別に覆って第1エアーバッグ5が夫々設けられている。各エアーバッグ5は同じ大きさであり、その上端部は夫々上ケース部材3aの上面から斜めに突出されている。なお、図1には各施療溝4内の両側部に夫々配置された一対の第1エアーバッグ5が互いに独立したものを示したが、これに代えて施療溝4内の一対の第1エアーバッグ5を、施療溝4の底壁4b上面に被さって配置される非膨張部を介して一体に連続させてなるものを採用してもよい。夫々の第1エアーバッグ5が有する給排気口5aは前記溝側壁4aを夫々貫通してマッサージ具本体3内に突出され、これらの給排気口5aの夫々には第1の給排気経路をなす第1エアーホース6が個別に接続されている。これら第1エアーホース6はいずれも同径で、かつ、同じ長さである。
【0018】
両施療溝4の底部下面には、前記底壁4bとの間に収容室7を形成するバックハウジング8が夫々ねじ止めされている。一対の収容室7の夫々には第2エアーバッグ9及び押圧子10が収容されている。第2エアーバッグ9は収容室7の底部に配置され、このバック9上に載せられている押圧子10は、収容室7の内側面をガイドとして上下方向に移動されるベース10aの上面中央部に少なくとも一つの押圧突起10bを上向きに突設して形成されている。そして、押圧突起10bは前記底壁4bの幅方向中央部を貫通して施療溝4の底部内側に突出されていて、第2エアーバッグ9の膨張・収縮に伴って上下方向に移動されるようになっている。夫々の第2エアーバッグ9が有する給排気口9aはバックハウジング8を夫々貫通してマッサージ具本体3内に突出され、これらの給排気口9aには第2の給排気経路をなす第2エアーホース11が個別に接続されている。
【0019】
図2に代表して示されるように第2エアーホース11は、第1エアーホース6と同径のホース部11aと、このホース部11aの中間部に介装された絞り管11bとからなる。絞り管11bの内径はホース部11aの内径よりも細く、この絞り管11bは、第2エアーバッグ11を第1エアーバッグ5に対してある時間遅れをもって膨張させるための時間差膨張手段をなす流路抵抗部として用いられている。
【0020】
前記マッサージ具本体3内には制御手段12及びエアー給排気手段13が収容されている。エアー給排気手段13の動作を制御する制御手段12は、CPUやメモリ等の各種の電気部品を組合わせてなるものであり、それにはマッサージ具本体3の外部に配置されるリモートコントロール装置14がリード線を介して接続されている。リモートコントロール装置14は制御手段12に予め設定されている各種のマッサージモードを任意に選択し指定するために用いられている。
【0021】
エアー給排気手段13は、エアーポンプ15と、このポンプ15の吐出し口にエアーホース16を介して給気側端部が接続された分配管17と、この分配管17の排気側端部にエアーホース18を介して接続された排気弁19とを備えている。エアーポンプ15は、脈動吸収用のサージタンク等を有しており、圧縮エアーを生成しそれを分配管17に供給するために使用され、又、電磁弁からなる排気弁19は、その開弁動作により分配管17内の空気を排出するために設けられている。分配管17は、前記第1、第2の各エアーバッグ5…、9…に対応する数の給排気口17aを有しており、これらの夫々には前記各エアーバッグ5…、9…に連通された第1、第2の各エアーホース6…、11…が個別に接続されている。
【0022】
次に、前記構成のマッサージ具1を使用するには、まず、電源に接続されたマッサージ具1を使用者の下肢側に移動させて、その一対の施療溝4に使用者の両方の下肢が個別に通り抜けるように上方から収容してセットする。次に、使用者はリモートコントロール装置14を介して必要な運転指示を与えればよい。
【0023】
そうすると、エアー給排気手段13は指定されたマッサージモードにしたがってエアーポンプ15を断続運転させるとともに排気弁19を開閉動作させるから、エアーポンプ15が運転されるたびに、エアーホース16を介して導かれる圧縮されたエアーが、分配管17において分配され、各第1エアーホース6を介して第1エアーバッグ5に夫々送り込まれるとともに、各第2エアーホース11を介して第2エアーバッグ9に夫々送り込まれる。又、エアーポンプ15の運転が中断している期間は排気弁19が開くので、前記第1、第2の各エアーバッグ5、9から流出されるエアーがエアーホース18を通って排気弁19から排出される。
【0024】
このように各エアーバッグ5、9は、エアーが供給されるときに膨張し、エアーが排気されるときに収縮する動作を繰り返す。それにより、第1エアーバッグ5が下肢を両側から挟んで圧迫しかつその解放により下肢を弛緩させてマッサージするものであり、同様に、第2エアーバッグ9が下肢の裏側を下方から上昇する押圧子10を介して圧迫しかつその解放により下肢の裏側を弛緩させてマッサージする。
【0025】
このように施療溝4内の一対の第1エアーバッグ5の膨張・収縮に伴い施療溝4にセットされた使用者の下肢をその幅方向両側からマッサージできるとともに、これら第1エア ーバッグ5間の第2エアーバッグ9に伴い施療溝4にセットされた下肢を、施療溝4の底側から圧迫しかつその解放により弛緩させてマッサージできる。すなわち、下肢を3方向から同時期にマッサージできる点で優れている。その上、このようなマッサージが一対の施療溝4の夫々について行われるので、使用者の両脚の下肢を同時にマッサージできる点で優れている。
【0026】
しかも、第2エアーバッグ9の膨張・収縮に連動して押圧子10が施療溝4にセットされた下肢の裏側に接離する方向に移動して、その押圧突起10bが下肢をその裏側からマッサージするので、押圧子10をマッサージされる個所に強く押し当てて圧迫できる。したがって、施療溝4の底側からのマッサージを強くできる点で優れている。
【0027】
そして、前記のように下肢の裏側を第2エアーバッグ9の膨張・収縮の繰り返しによりマッサージできるので、青竹踏みのように使用者自らが立ってマッサージ具に体重を掛ける必要がない。そのため、使用者が寝た姿勢や座った姿勢で、下肢を施療溝4にセットして使用できるとともに、椅子に腰掛けて下肢の足先部を施療溝4にセットすれば、この足先部に対しても既述のような3方向からマッサージできる。このように使用姿勢が制約されることが少ないから、使い勝手を向上できる。特に、椅子に腰掛けて両脚の下肢の足先部を施療溝4にセットして使用する場合には、第2エアーバッグ9の膨張・収縮に伴い前記押圧子10を介して足裏の各部のつぼを強く刺激して効果的にマッサージできる。
【0028】
更に、前記第2エアーバッグ9に対する圧縮エアーの給排気において、このバック9に連通された第2エアーホース11の絞り管11bが、流路抵抗となって第2エアーホース11を流通するエアーの流れを制限する。そのため、前記3方向からの同時期のマッサージにおいては、第1エアーバッグ5に連通されるとともに第2エアーホース11よりも流路抵抗が少ない第1エアーホース6の方にエアーが円滑に通り易いから、第2エアーバッグ9の膨張に先立って第1エアーバッグ5が膨張する。言い換えれば、第1エアーバッグ5の膨張に遅れて第2エアーバッグ9が膨張を開始する。
【0029】
それにより、先に膨張を始めた第1エアーバッグ5により下肢がその幅方向両側から圧迫され、これら第1エアーバッグ5で下肢が施療溝4内に保持された状態で、第2エアーバッグ9が膨張されて施療溝4の底側から下肢の裏側を圧迫するため、前記底側からの圧迫において施療溝4セットされた下肢が容易に上方へ逃げることを防止して、下肢を強く圧迫できる。したがって、下肢の裏側に対する施療溝4の底側からのマッサージをより効果的に行なえる。
【0030】
又、前記のように時間差をもって第1、第2のエアーバッグ5、9を膨張させるのに、第2エアーホース11にその流路抵抗を大きくする絞り管11bを設けて実現したから、前記時間差を得るためにロータリー弁及びその駆動部とそのための制御回路を必要としない。
【0031】
そのため、マッサージ具本体3に制御手段12及びエアー給排気手段13を内蔵しているにも拘らず、それらの収容スペースが少なくて済み、マッサージ具本体3の大きさ、ひいてはマッサージ具1全体を小形に作ることができる点で優れている。特に、エアー給排気手段13のエアーポンプ15及び排気弁19と制御手段12とをマッサージ具本体3の外部に配置する場合には、この本体3内に占める分配管17の占有スペースがロータリー弁を収容する構成に比較して少なくて済むから、マッサージ具1全体をより小形にできる。しかも、前記のようにロータリー弁及びその駆動部とそのための制御回路を必要としないので、構造が簡単となり、かつ、低コストで得ることができる。なお、圧縮エアーを分配する分配管17は、可動部分がなく、その構造が極めて簡単であるので、こうした部品を採用しても、コスト高となることはない。
【0032】
なお、この第1参考例においては、第2エアーホース11に絞り管11bを設けたが、これに代えて第2エアーホース11全体を第1エアーホース6よりも細い絞り管(ホース)で形成してもよい。このようにしても第1エアーバッグ5の膨張から遅れて第2エアーバッグ9を膨張させて、既述のような作用効果を得ることができる。
【0033】
図3は本発明の第2参考例を示している。この参考例は基本的には前記第1参考例と同様な構成であるので、同様構成部分には前記第1参考例と同じ符号を付して、その構成及び作用の説明は省略し、以下異なる部分について説明する。第2参考例が第1参考例と異なる部分は、時間差膨張手段である。
【0034】
すなわち、この第2参考例において時間差膨張手段は、第2エアーバッグ9に連通された第2エアーホース111全体で構成されている。具体的には、第2エアーホース111には第1エアーホース6よりも長いものが使用されている。この場合、第2エアーホース111の内径は第1エアーホース6の内径と同じでもよいが、細い径とすることが、前記時間差をより確実に確保できる点で優れている。なお、以上説明した点以外の構成は前記第1参考例と同じである。
【0035】
この第2参考例での第2エアーバッグ9に対する圧縮エアーの給排気については、このエアーバッグ9に連通された第2エアーホース111が第1エアーホース6よりも長いため、前記3方向からの同時期のマッサージにおいて、短い第1エアーホース6を通るエアーの方が、このホース6に連通された第1エアーバッグ5に対して、長い第2エアーホース11に連通された第2エアーバッグ9よりも速く到達するから、第2エアーバッグ9の膨張に先立って第1エアーバッグ5が膨張する。言い換えれば、第1エアーバッグ5の膨張に遅れて第2エアーバッグ9が膨張を開始する。
【0036】
それにより、前記第1参考例と同様に前記3方向からのマッサージにおいて、施療溝4の底側からの圧迫で施療溝4セットされた下肢が容易に上方へ逃げることを防止して、下肢の裏側を押圧子10を介して強く圧迫できる。したがって、下肢の裏側に対する施療溝4の底側からの圧迫をより効果的に行なえる。又、前記のように時間差をつけて第1、第2のエアーバッグ5、9を膨張させるのに、第1、第2のエアーホース11の長さを違えて実現したから、前記時間差を得るためにロータリー弁及びその駆動部とそのための制御回路を必要とすることがなく、マッサージ具1全体を小形に作ることができとともに、構造が簡単となり、かつ、低コストで得ることができる。
図4及び図5は本発明の第1の実施の形態を示している。この実施の形態は基本的には前記第1参考例と同様な構成であるので、同様構成部分には前記第1参考例と同じ符号を付して、その構成及び作用の説明は省略し、以下異なる部分について説明する。第1の実施の形態が第1参考例と異なる部分は、膨張した第2エアーバッグからのエアーの排出を急速に行なわせる急速排気手段を第2エアーホースに連通させて備えた点である。
【0037】
すなわち、この第1の実施の形態において第2の給排気経路をなす第2エアーホース211は、ホース部11aと、この先端に接続された絞り管11bと、この絞り管11bと第2エアーバッグ9とを連通してこれらの間に設けられた継手管212とから形成されている。図5に示されるように継手管212には排気管部212aが分岐されており、この管部212aには排気管213の一端が接続されている。これら排気管部212a及び排気管213の内径はいずれも絞り管11bの内径よりも大きい。排気管213の先端には急速排気手段をなす電磁式の排気弁214が接続されている。通常は閉弁状態を保持する排気弁214は、前記制御手段12により前記排気弁19と同時に開閉制御されるようになっている。なお、以上説明した点以外の構成は前記第1参考例と同じである。
【0038】
ところで、前記第1参考例の構成では、第2エアーバッグ9を第1エアーバッグ5に対して時間差をもって膨張させるため第2エアーホースに絞り管11bを設けているため、膨張された第2エアーバッグ9から排出されようとするエアーが絞り管11bでの流通抵抗により抜けずらく、したがって、急速にエアーが排出されて極めて短い時間で収縮する第1エアーバッグ5に比較して、第2エアーバッグ9は徐々に収縮するので、この収縮に伴う被施療部に対する刺激感が弱い傾向がある。
【0039】
しかし、この第1の実施の形態においては、第2エアーホース211に急速排気弁214を連通し、この弁214をエアーポンプ15の動作中断時に開くようにしたから、第2エアーバッグ9から押し出されるエアーを第2エアーホース211の流路抵抗部をなす絞り弁11b(流路抵抗部)を通すことなく急速排気弁214を通して外部にすみやかに排出できる。こうして第2エアーバッグ9内のエアーを急速に大気中に放出させることにより、第2エアーバッグ9を第1エアーバッグ5と同様に急激に収縮させることができる。したがって、第2エアーバッグ9の膨張により押圧子10を介して圧迫された被施療部を素早く弛緩させて、前記施療溝4の底側からのマッサージの刺激感を高めてマッサージをより効果的に行なわせることができる。特に、この第1の実施の形態のように急速排気弁214を絞り管11bと第2エアーバッグ9との間に接続することは、このエアーバッグ9内のエアーをより急速に抜き易い点で優れている。
図6は本発明の第2の実施の形態を示している。この実施の形態は基本的には前記第1参考例と同様な構成であるので、同様構成部分には前記第1参考例と同じ符号を付して、その構成及び作用の説明は省略し、以下異なる部分について説明する。第2の実施の形態が第1参考例と異なる部分は、膨張した第2エアーバッグからのエアーの排出を急速に行なわせる急速排気手段を第2エアーホースに連通させて備えた点である。
【0040】
すなわち、この第2の実施の形態において第2の給排気経路をなす第2エアーホース311は、ホース部11aと、この先端に接続された第1継手管312と、この継手管312に接続された絞り管11bと、この絞り管11bと第2エアーバッグ9とを連通してこれらの間に設けられた第2継手管313とから形成されている。第1、第2の継手管312、313には夫々排気管部312a、313が分岐されている。そして、これらの分岐管部312a、313aにわたって絞り管11bを迂回するバイパス管314が接続されていて、この管315の中間部には急速排気手段としての電磁式の開閉弁315が設けられている。通常は閉弁状態を保持する開閉弁315は、前記制御手段12により前記排気弁19と同時に開閉制御されるようになっている。前記各管312〜314の内径は、いずれも絞り管11bの内径よりも太く第1エアーホースの内径と同じである。なお、以上説明した点以外の構成は図示されない部分を含めて前記第1参考例と同じである。
【0041】
前記のような急速排気手段を有した第2の実施の形態においても、エアーポンプ15の動作中断時に排気弁19とともに開閉弁315を開くようにしたから、第2エアーバッグ9から押し出されるエアーを第2エアーホース311の流路抵抗部である絞り管11bを通すことなく迂回させて太いホース11aに戻してすみやかに排出させて、第2エアーバッグ9を第1エアーバッグ5と同様に急速に収縮させることができる。したがって、第2エアーバッグ9の膨張により押圧子10を介して圧迫された被施療部を素早く弛緩させて、前記施療溝4の底側からのマッサージを刺激的かつより効果的に行なわせることができる。
【0042】
なお、本発明は前記第1参考例には制約されない。例えば、前記第1参考例で示した押圧子10を省略して、第2エアーバッグ9で直接的に被施療部をその裏側から圧迫してもよいとともに、第1エアーバッグ5は被施療部を直接圧迫することなく、その膨張・収縮に連動して揺動する押圧子(前記公報に記載のアーム及びマッサージ子参照)を介して被施療部を圧迫してもよい。又、前記第1参考例ではエアー給排気手段をマッサージ具本体に内蔵したが、本発明において、制御手段、エアー給排気手段のエアーポンプ及び必要により排気弁は、マッサージ具本体の外部にあってもよく、又、エアー給排気手段として既存の椅子式やマット式のエアーマッサージ機が備えるエアー給排気手段を利用し、それと分配管とをエアーホースを介して着脱可能に接続して使用することにより、既存のエアーマッサージ機の付属品、若しくはオプション部品として実施することもできる。
【0043】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0044】
請求項1に記載の発明に係るマッサージ具によれば、エアーの給排気により膨張・収縮して被施療部をその幅方向両側からマッサージする第1エアーバッグに加えて、エアーの給排気により膨張・収縮して被施療部をその裏側からマッサージする第2エアーバッグを備えたから、マッサージ具本体の施療溝にセットされた被施療部をその両側からだけではなく前記施療溝の底側からも同時期にマッサージできる。しかも、このような3方向からのマッサージにおいて使用者は、青竹踏みのように立ってマッサージ具に体重を掛ける必要がないので、使用時における使用者の姿勢に制限が少なく使い勝手がよい。
【0045】
しかも、請求項1に記載の発明によれば、第1エアーバッグの膨張に伴う前記被施療部の両側からの圧迫に対して時間遅れをもって、第2エアーバッグの膨張に伴う施療溝の底側から圧迫するため、前記底側からの圧迫において施療溝にセットされた被施療部の逃げを防止して、施療溝の底側からのマッサージをより効果的に行なえる。
【0046】
更に、請求項1に記載の発明によれば、第1、第2のエアーバッグを順番に膨張させるのに、ロータリー弁とその駆動部及びこの弁からの給気及び排気動作を制御するためのコントローラ等を必要とすることなく実現できるから、構造が簡単で安価に実現できるとともに、小形化にも適する。
【0047】
加えて、請求項1に記載の発明によれば、第2エアーバッグ内のエアーを急速に排出させて、第2エアーバッグを第1エアーバッグと同様に急激に収縮させるから、第2エアーバッグにより圧迫された被施療部を素早く弛緩させて、前記施療溝の底側からのマッサージをより効果的に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1参考例に係るエアー給排気手段付きのマッサージ具の構成を示す断面図。
【図2】 第1参考例に係るエアー給排気手段付きのマッサージ具が有する2系統の給排気経路の構成を概念的に示す断面図。
【図3】 本発明の第2参考例に係るエアー給排気手段付きのマッサージ具の構成を示す断面図。
【図4】 本発明の第1の実施の形態に係るエアー給排気手段付きのマッサージ具の構成を示す断面図。
【図5】 第1の実施の形態に係るエアー給排気手段付きのマッサージ具が有する2系統の給排気経路の構成を概念的に示す断面図。
【図6】 本発明の第2の実施の形態に係るエアー給排気手段付きのマッサージ具が有する第2給排気経路の構成を示す断面図。
【符号の説明】
1…マッサージ具、
3…マッサージ具本体、
4…施療溝、
4a…施療溝の溝側壁、
4b…施療溝の底壁、
5…第1エアーバッグ、
6…第1エアーホース、
9…第2エアーバッグ、
10…押圧子、
11…第2エアーホース、
11b…絞り管(流路抵抗部)、
12…制御手段、
13…エアー給排気手段、
111…第2エアーホース、
211…第2エアーホース、
212…継手管、
213…排気管、
214…急速排気弁(急速排気手段)、
311…第2エアーホース、
312、313…継手管、
314…バイパス管、
315…開閉弁(急速排気手段)。
Claims (1)
- 被施療部がセットされる施療溝を有したマッサージ具本体と、
前記施療溝にセットされる被施療部をその両側から挟むように前記施療溝の両側部に夫々配置されエアーの給排気により膨張・収縮する第1エアーバッグと、
これら第1エアーバッグ間に位置して前記施療溝の底部に配置されエアーの給排気により膨張・収縮するとともに、前記第1エアーバッグの膨張に遅れて膨張する第2エアーバッグと、
を具備し、
前記第2エアーバッグに連通された第2エアーホースの少なくとも一部を、前記第1エアーバッグに連通された第1エアーホースよりも細い絞り管からなる流路抵抗部で形成するとともに、前記第2エアーバッグ内のエアーを前記第2エアーホースの流路抵抗部を通さずに排出させる急速排気手段を前記第2エアーホースに連通して設けたエアーマッサージ用マッサージ具。
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