JP3644373B2 - Heat pump floor heating system - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ヒートポンプ式床暖房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ポンプと床暖房機器とを配管で接続することにより水循環経路を構成し、上記ポンプを駆動することによって、加熱源である水熱交換器により加熱された温水を水循環経路内に循環供給するように構成したヒートポンプ式床暖房装置が従来から知られている。すなわち、このようなヒートポンプ式床暖房装置では、熱源側の室外熱交換器を蒸発器として機能させると共に、利用側の水熱交換器を凝縮器として機能させることにより、床暖房機器に温水を供給して床暖房を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、床暖房を立ち上げる時に、水循環経路内の水や暖房を行う床の温度が低温(例えば、10℃以下)になっている場合があり、このような状態で、上記従来のヒートポンプ式床暖房装置にて床暖房を行えば、水熱交換器の凝縮量が大きくなって、この水熱交換器側の高圧を保持できず、正常な冷凍サイクルが形成されないことがある。このような場合には、充分な効率が得られず、また床暖立上が悪くなるおそれがあった。
【0004】
この発明は、上記従来の欠点を解決するためになされたものであって、その目的は、立上時間の短縮を図ると共に、効率のよい床暖房を行うことが可能なヒートポンプ式床暖房装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで請求項1のヒートポンプ式床暖房装置は、ポンプ3と床暖房機器4とを配管で接続することにより水循環経路10を構成し、上記ポンプ3を駆動することによって、加熱源である水熱交換器11により加熱された温水Wを水循環経路10内に循環供給するように構成したヒートポンプ式床暖房装置において、上記水熱交換器11の凝縮温度を検知する検知手段27と、この検知手段27の検知温度に基づき上記水循環経路10の水循環量を制御する制御手段30とを設け、床暖房運転開始時に、上記検知手段27の検知温度が低いときには、高いときよりも上記水循環量を低下させることを特徴としている。
【0006】
上記請求項1のヒートポンプ式床暖房装置では、床暖房運転の立上げ時に、検知手段27の検知温度が低いときには、高いときよりも上記水循環経路10の水循環量を低下させるので、この間に水熱交換器11ので凝縮量を少なくして、この水熱交換器11の高圧状態を維持する正常な冷凍サイクルを早期に形成することが可能となる。
【0007】
請求項2のヒートポンプ式床暖房装置は、上記検知温度の検知温度が設定基準値より低いときに、上記水循環経路10の水循環を停止することを特徴としている。
【0008】
上記請求項2のヒートポンプ式床暖房装置では、検知温度が設定基準値より低いときには、水循環経路10の水循環を停止させるので、正常な冷凍サイクルの形成まで、ポンプ3による温水Wの水循環経路10内での循環を停止することが可能となる。
【0009】
請求項3のヒートポンプ式床暖房装置は、高低差を有する複数の設定基準値を設定して、上記水循環量の制御を各設定基準値毎に行うことを特徴としている。
【0010】
上記請求項3のヒートポンプ式床暖房装置では、各設定基準値毎に水循環経路10の水循環量の制御を行うことができ、これによって、段階的に水循環量を変化させることができ、正常な冷凍サイクルの形成を確実に行うことが可能となる。
【0011】
請求項4のヒートポンプ式床暖房装置は、上記検知温度が、設定水温を超えたときに上記水循環量の制御を解除することを特徴としている。
【0012】
上記請求項4のヒートポンプ式床暖房装置では、水循環経路10の水の設定温度を低温度に設定する際、つまり床温を比較的低く抑える際に、検知温度が設定水温を超えたときに水循環量の制御を解除することができる。このため、検知温度が設定水温を超えたときに、水循環経路10の水循環量を抑えることなく、100%での循環が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、この発明のヒートポンプ式床暖房装置の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1はヒートポンプ式床暖房装置の簡略全体図である。このヒートポンプ式床暖房装置は、水循環経路10を備え、冷媒系統回路2にて加熱される温水を水循環経路10で循環させて、床を暖房するものである。
【0014】
水循環経路10は、ポンプ3と、床暖房機器(床暖房パネル)4と、膨張タンク5とを備え、床暖房機器4は、温水循環パイプ6を有し、この温水循環パイプ6の入口6aとポンプ3の吐出側とが温水往き配管7にて接続され、この温水循環パイプ6の出口6bと膨張タンク5とが温水戻り配管8にて接続されている。また、膨張タンク5とポンプ3の吸込口とが配管9にて接続されている。すなわち、ポンプ3と床暖房機器4とを配管7、8、9等で接続することによりこの水循環経路10を構成している。また、水循環経路10は、冷媒系統回路2の水熱交換器11(加熱源)の一部を構成する熱交換路12を有し、この熱交換路12で、凝縮冷媒と熱交換され、温水が加熱される。
【0015】
また、冷媒系統回路2は、圧縮機15と、水熱交換器11と、熱交換器16と、膨張弁17と、四路切換弁18と、アキュムレータ19とを備える。すなわち、四路切換弁18の一方の1次ポートが圧縮機15の吐出管20に接続され、四路切換弁18の他方の1次ポートが圧縮機15の吸込管21に接続されている。また、この吸込管21には、上記アキュムレータ19が介設されている。四路切換弁18の一方の2次ポートが水熱交換器11に第1ガス管22にて接続され、四路切換弁18の他方の2次ポートが熱交換器16に第2ガス管23にて接続されている。さらに、水熱交換器11と膨張弁17とが第1液管24にて接続され、膨張弁17と熱交換器16とが第2液管25にて接続されている。また、熱交換器16には、ファン26が付設されている。
【0016】
ところで、このヒートポンプ式床暖房装置は、床暖房運転開始時の制御のために、図2に示すように、上記水熱交換器11の凝縮温度を検知する検知手段27と、設定基準値を設定する設定手段28と、この設定手段28の設定基準値と検知手段27の検知温度とを比較する比較手段29と、この比較手段29の比較に基づいて上記水循環経路10の水循環量を制御する制御手段30とを備える。そして、床暖房立上り時に、上記検知手段の検知温度が低いときには、高いときよりも上記水循環量を低下させるものである。すなわち、この制御手段30によれば、設定基準値を設定手段28にて設定し、この設定基準値を比較手段29に入力し、この比較手段29で、検知温度と設定基準値とを比較する。そして、検知温度が設定基準値以下であれば、ポンプ3の回転駆動を停止することになる。つまり、水循環経路10の水循環を停止する。逆に、検知温度が設定基準値を超えれば、ポンプ3の回転駆動させて、水循環経路10の水循環を行うものである。なお、検知手段27は、例えば、上記水熱交換器11に付設された温度検知サミスターであり、制御手段30は、このヒートポンプ式床暖房装置の全体の制御を行うCPUにて構成される。
【0017】
次に、このヒートポンプ式床暖房装置の床暖房運転を説明する。まず、図1のように四路切換弁18を切換えた状態として、圧縮機15を駆動する。すると、冷媒が、四路切換弁18、水熱交換器11、膨張弁17、熱交換器16、四路切換弁18へと流れ、水熱交換器11が凝縮器として機能し、熱交換器16が蒸発器として機能する。そこで、上記ポンプ3を駆動すると、膨張タンク5内の温水Wが往き配管7内へ流出し、温水循環パイプ6を循環した後、戻り配管8に返流され、次いで熱交換路12を流通する。このとき、上記のように、凝縮器として機能している水熱交換器11によって、この熱交換路12を流れる温水が加熱され、その後、膨張タンク5へと供給され、床暖房機器4がこの温水Wにて温められる。なお、このヒートポンプ式床暖房装置によれば、図1に示す状態から四路切換弁18を切換えて、圧縮機15を駆動すると、冷媒が、四路切換弁18、熱交換器16、膨張弁17、水熱交換器11、四路切換弁18へと流れて、熱交換器16が凝縮器として機能し、水熱交換器11が蒸発器として機能するようにすれば、温水Wが冷却され、これによっ床冷房運転を行うことが可能となる。
【0018】
ところで、床暖房運転の立上げ時には、水循環経路10内の水温、床温が低温(例えば、10℃)以下になっている場合が多く、このような場合、水熱交換器11の凝縮量が大きくなり、十分な高圧を得ることができず、上記冷媒系統回路2が正常な冷凍サイクルを成形することが困難となって、極めて立上が悪いものとなるおそれがある。しかしながら、上記ヒートポンプ式床暖房装置では、上記制御手段30等にて、次のような制御を行って立上りのよいものとすることが可能であり、図3を使用して説明する。図3におけるTc1(例えば、30℃)は、凝縮温度が上昇している場合の設定基準値を示し、図3におけるTc2(20℃)は、凝縮温度が下降している場合の設定基準値を示している。凝縮温度が上昇している場合、水熱交換器10の凝縮温度を検知して、この検知温度が設定基準値Tc1(例えば30℃)より低いときに、ポンプ3の駆動を行わずに水循環経路10の水循環を停止させ、この間に、水熱交換器10の凝縮温度を十分上昇させ、設定基準値Tc1を超えたときに、ポンプ3の回転駆動を行なって、水循環経路10の水循環を開始する。逆に凝縮温度が下降して、20℃を超えているときには、水循環経路10の水循環を続け、20℃以下となったときに、ポンプ3の駆動を停止して水循環経路10の水循環を停止する。そのため、水循環状態では、十分な高圧を得ることができ、正常な冷凍サイクルを形成することが可能となって、効率の良い床暖房を行うことができると共に、立上がりも良いものとなる。
【0019】
次に、図4は他の制御方法を示し、この場合は、高低差を有する複数の設定基準値を設定して、上記水循環量の制御を各設定基準値毎に行うものである。この場合、Tc1(例えば、25℃)、Tc2(例えば、30℃)、Tc3(例えば、35℃)、Tc4(例えば、40℃)、Tc5(例えば、20℃)、Tc6(例えば、25℃)、Tc7(例えば、30℃)、及びTc8(例えば、35℃)を設定し、Tc1−Tc5以下でポンプ3の回転数をR0 rpmとし、Tc1−Tc5を超えてTc2−Tc6以下でポンプ3の回転数をR1 rpmとし、Tc2−Tc6を超えてTc3−Tc7以下でポンプ3の回転数をR2 rpmとし、Tc3−Tc7を超えてTc4−Tc8以下でポンプ3の回転数をR3 rpmとし、Tc4−Tc8を超えればポンプ3の回転数をR4 rpmとする。この場合、例えば、R0 を0rpmとし、R1 をポンプ3の正規の回転数の10%とし、R2 を正規の回転数の20%とし、R3 を正規の回転数の50%とし、R4 を正規の回転数とする。
【0020】
すなわち、凝縮温度が上昇している場合、検知温度が25℃以下では、ポンプ3の回転を停止したまま、つまり水循環経路10の水循環を停止した状態を維持し、25℃を超えれば、R1 (正規の10%)でポンプ3を回転させて、僅かな循環量で循環させ、そして、さらに凝縮温度が上昇して30℃を超えれば、R2 (正規の20%)でポンプ3を回転させて水循環経路10の水循環量をさらに増加させ、凝縮温度が上昇して35℃を超えれば、R3 (正規の50%)でポンプ3を回転させて水循環経路10の水循環量をさらに増加させ、凝縮温度が上昇して40℃を超えれば、R4 (正規の100%)でポンプ3を回転させる。また逆に、凝縮温度が下降してTc8以下になれば、ポンプ3をR3 で回転させ、Tc7以下になれば、ポンプ3をR2 で回転させ、Tc6以下になれば、ポンプ3をR1 で回転させ、Tc5以下になれば、ポンプ3の駆動と停止する。
【0021】
このような制御をすれば、検知する凝縮温度に応じて、ポンプ3の回転数を変化させて、水循環経路10の水循環量を変化させることが可能であって、正常な冷凍サイクルの形成が容易となって、より確実に立上時間の短縮化を図ることが可能となる。
【0022】
ところで、図3と図4に示す制御方法では、設定基準値を設定してこの設定基準値に基づいて制御しているが、このような設定基準値を設けることなく、単に、上記検知手段の検知温度が低いときには、高いときよりもポンプ3からの水循環経路10への水循環量を低下させるものであってもよい。このように制御すれば、水循環量を階段状に変化させることなく連続した直線状に変化させることが可能となって滑らかな運転が可能となる。また、立上が終了して通常の床暖房運転となれば、つまり、タイマ手段を設け、床暖房運転開始から所定時間が経過すれば、上記制御を解除するように構成してもよい。
【0023】
次に、図示省略しているが、別の実施の形態として、検知温度が、設定水温を超えたときに上記水循環量の制御を解除するものであってもよい。すなわち、このヒートポンプ式床暖房装置による床暖房温度が比較的低くて良い場合、たとえば、戻りの水温の設定値が30℃である場合に、検知される凝縮温度が例えば32℃であれば、このポンプ3による水循環経路10の水循環量の制御を解除するものである。これは、床暖房温度が低く、低い凝縮温度であっても、十分にこの状態における正常な冷凍サイクルを形成することができるものであって、正常な冷凍サイクルの形成が可能であるにも係わらず、ポンプ3による水循環経路10の水循環を停止したり、水循環量を減少させることは、床暖房運転上好ましくないからである。
【0024】
以上にこの発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。すなわち、設定手段28にて設定される設定基準値としては、希望する床暖房温度、室内の温度等に応じて変更可能であり、また、図4における設定する設定基準値の数の増減は自由であると共に、各段階のポンプ3の回転数も変更自由である。さらに、水循環経路10の水循環量の増減(調整)は、上記実施の形態では、ポンプ3の回転数を制御することによって行っていたが、例えば、温水往き配管7に流量調整機構(例えば、調整弁)を介設して、ポンプ3の回転数を制御することなく、この流量調整機構にて流量を制御して水循環経路10の水循環量を調整するようにしてもよい。また、検知温度が、設定水温を超えたときに上記水循環量の制御を解除する場合の設定水温としても、変更可能である。また上記実施の形態においては、水熱交換器11の温度を測定して凝縮温度を把握しているが、凝縮温度はそれ以外の手法、例えば、温水往き配管7の水温を検知すること等によっても把握可能である。
【0025】
【発明の効果】
請求項1のヒートポンプ式床暖房装置によれば、床暖房立上り時において、水循環経路内を循環する温水量を少なく抑えることができ、この間に水熱交換器の凝縮量を少なくしてこの水熱交換器の高圧状態を維持する正常な冷凍サイクルの形成が可能となる。これによって、立上時間の短縮を図ることができると共に、効率のよい床暖房を行うことが可能となる。
【0026】
請求項2のヒートポンプ式床暖房装置によれば、正常な冷凍サイクルの形成まで、ポンプによる温水の水循環経路内での循環を停止することができ、効率のよい立上りを行いことが可能となる。
【0027】
請求項3のヒートポンプ式床暖房装置によれば、段階的に回転数を変化させることができ、正常な冷凍サイクルの形成を確実に行うことがが可能となる。
【0028】
請求項4のヒートポンプ式床暖房装置によれば、検知温度が設定水温を超えたときに、水循環経路の水循環量を抑えることなく、100%の循環量で循環することができ、低い床温度に応じた運転が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のヒートポンプ式床暖房装置の実施の形態を示す簡略全体図である。
【図2】上記ヒートポンプ式床暖房装置の簡略ブロック図である。
【図3】上記ヒートポンプ式床暖房装置の制御方法を示すポンプと凝縮温度との関係図である。
【図4】上記ヒートポンプ式床暖房装置の他の制御方法を示すポンプと凝縮温度との関係図である。
【符号の説明】
3 ポンプ
4 床暖房機器
10 水循環経路
11 水熱交換器
27 検知手段
30 制御手段
W 温水[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a heat pump type floor heating apparatus.
[0002]
[Prior art]
A water circulation path is configured by connecting a pump and a floor heating device by piping, and by driving the pump, hot water heated by a water heat exchanger as a heating source is circulated and supplied into the water circulation path. A configured heat pump type floor heating apparatus is conventionally known. That is, in such a heat pump type floor heating device, the outdoor heat exchanger on the heat source side functions as an evaporator and the water heat exchanger on the use side functions as a condenser to supply hot water to the floor heating equipment. Then, floor heating is performed.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, when the floor heating is started up, the temperature of the water in the water circulation path or the floor for heating may be low (for example, 10 ° C. or less). In such a state, the conventional heat pump floor If floor heating is performed with a heating device, the amount of condensation in the water heat exchanger increases, and the high pressure on the water heat exchanger side cannot be maintained, and a normal refrigeration cycle may not be formed. In such a case, sufficient efficiency cannot be obtained, and the warming up of the floor may be deteriorated.
[0004]
The present invention has been made to solve the above-described conventional drawbacks, and an object of the present invention is to provide a heat pump type floor heating apparatus capable of shortening the start-up time and performing efficient floor heating. It is to provide.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, in the heat pump type floor heating apparatus according to the first aspect, the
[0006]
In the heat pump type floor heating apparatus according to the first aspect, when the detection temperature of the detection means 27 is low at the start-up of the floor heating operation, the amount of water circulation in the
[0007]
The heat pump type floor heating apparatus according to claim 2 is characterized in that when the detected temperature of the detected temperature is lower than a set reference value, the water circulation of the
[0008]
In the heat pump type floor heating apparatus according to the second aspect, when the detected temperature is lower than the set reference value, the water circulation of the
[0009]
The heat pump type floor heating apparatus according to claim 3 is characterized in that a plurality of set reference values having a height difference are set, and the water circulation amount is controlled for each set reference value.
[0010]
In the heat pump type floor heating apparatus according to the third aspect, the water circulation amount of the
[0011]
The heat pump type floor heating device according to claim 4 is characterized in that the control of the water circulation amount is canceled when the detected temperature exceeds a set water temperature.
[0012]
In the heat pump type floor heating apparatus according to claim 4, when the set temperature of water in the
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, specific embodiments of the heat pump type floor heating apparatus of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a simplified overall view of a heat pump floor heating apparatus. This heat pump type floor heating apparatus includes a
[0014]
The
[0015]
The refrigerant system circuit 2 includes a
[0016]
By the way, this heat pump type floor heating apparatus sets a setting reference value and a detection means 27 for detecting the condensation temperature of the water heat exchanger 11 as shown in FIG. 2 for the control at the start of the floor heating operation. Setting means 28 for comparing, a comparison means 29 for comparing the set reference value of the setting means 28 with the detected temperature of the detection means 27, and a control for controlling the water circulation amount of the
[0017]
Next, the floor heating operation of this heat pump type floor heating apparatus will be described. First, the
[0018]
By the way, at the time of starting up the floor heating operation, the water temperature in the
[0019]
Next, FIG. 4 shows another control method. In this case, a plurality of set reference values having a height difference are set, and the water circulation amount is controlled for each set reference value. In this case, Tc1 (for example, 25 ° C.), Tc2 (for example, 30 ° C.), Tc3 (for example, 35 ° C.), Tc4 (for example, 40 ° C.), Tc5 (for example, 20 ° C.), Tc6 (for example, 25 ° C.) , Tc7 (for example, 30 ° C.), and Tc8 (for example, 35 ° C.), Tc1-Tc5 or less, the rotation speed of the pump 3 is R 0 rpm, Tc1-Tc5 is exceeded, and Tc2-Tc6 is less than Tc2-Tc6 the number of revolutions and R 1 rpm, Tc2-Tc6 the rotational speed of the pump 3 in the Tc3-Tc7 less beyond the R 2 rpm, R 3 a rotational speed of the pump 3 in Tc4-TC8 less beyond the Tc3-Tc7 and rpm, the rotational speed of the pump 3 and R 4 rpm if it exceeds Tc4-TC8. In this case, for example, R 0 is set to 0 rpm, R 1 is set to 10% of the normal speed of the pump 3, R 2 is set to 20% of the normal speed, and R 3 is set to 50% of the normal speed. the R 4 and the rotational speed of the normal.
[0020]
That is, if the condensation temperature is increasing, the detection temperature of 25 ° C. or less, while stopping the rotation of the pump 3, i.e. the water circulation of
[0021]
If such control is performed, it is possible to change the water circulation amount of the
[0022]
By the way, in the control method shown in FIGS. 3 and 4, a set reference value is set and control is performed based on the set reference value. When the detected temperature is low, the amount of water circulation from the pump 3 to the
[0023]
Next, although not shown in the drawings, as another embodiment, the control of the water circulation amount may be canceled when the detected temperature exceeds the set water temperature. That is, when the floor heating temperature by this heat pump type floor heating device may be relatively low, for example, when the set value of the return water temperature is 30 ° C., and the detected condensation temperature is 32 ° C., for example, The control of the water circulation amount of the
[0024]
Although specific embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above embodiments, and various modifications can be made within the scope of the present invention. That is, the setting reference value set by the setting means 28 can be changed according to the desired floor heating temperature, room temperature, etc., and the number of setting reference values set in FIG. 4 can be freely increased or decreased. In addition, the number of rotations of the pump 3 at each stage can be freely changed. Further, in the above embodiment, the increase or decrease (adjustment) of the water circulation amount of the
[0025]
【The invention's effect】
According to the heat pump type floor heating apparatus of the first aspect, the amount of hot water circulating in the water circulation path can be reduced when the floor heating is started up. A normal refrigeration cycle that maintains the high pressure state of the exchanger can be formed. As a result, the rise time can be shortened and efficient floor heating can be performed.
[0026]
According to the heat pump type floor heating apparatus of the second aspect, the circulation of the hot water in the water circulation path by the pump can be stopped until the normal refrigeration cycle is formed, and an efficient start-up can be performed.
[0027]
According to the heat pump type floor heating apparatus of the third aspect, the rotational speed can be changed stepwise, and a normal refrigeration cycle can be reliably formed.
[0028]
According to the heat pump type floor heating apparatus of claim 4, when the detected temperature exceeds the set water temperature, the water circulation amount of the water circulation path can be circulated with 100% circulation amount, and the floor temperature can be lowered. It is possible to operate according to the situation.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a simplified overall view showing an embodiment of a heat pump type floor heating apparatus of the present invention.
FIG. 2 is a simplified block diagram of the heat pump floor heating apparatus.
FIG. 3 is a relationship diagram between a pump and a condensation temperature showing a control method of the heat pump type floor heating apparatus.
FIG. 4 is a relationship diagram between a pump and a condensation temperature showing another control method of the heat pump type floor heating apparatus.
[Explanation of symbols]
3 Pump 4
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