JP3537356B2 - ジョブシステムにおける遅延要因解析方法 - Google Patents
ジョブシステムにおける遅延要因解析方法Info
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Description
ばれた複数の計算機を有する計算機システムを用い、一
つの業務処理を構成する一連のジョブの各々に計算機を
割当て、各ジョブを、予め定めた順序で、当該ジョブを
割り当てた計算機に実行させるジョブシステムにおい
て、業務処理に遅延を生じさせた原因を計算機上のプロ
セスやプロセスが利用するネットワークトラヒックと対
応付けて解析する技術に関するものである。
有する計算機システムを用いたジョブシステムとして
は、特開平10−11406号公報、特開平10−16
1987号公報、特開平9−311795号公報記載の
ように、各計算機の資源や負荷を考慮し、処理に遅延が
生じないように、動的に各計算機にジョブを割り当て、
実行させるものが知られている。
機を有する計算機システムを用いたジョブシステムとし
ては、一つの業務処理を構成する一連のジョブの各々
に、それぞれ計算機を割当て、各ジョブを、予め定めた
順序で、当該ジョブを割り当てた計算機に実行させるも
のが知られている。
機よりなる計算機システムにおいて、性能のボトルネッ
クとなっている箇所を解析する技術としては、特開平8
−137810号公報記載のように、計算機システムを
構成する要素装置の負荷情報を収集し、これよりボトル
ネックとなる要素装置を判定する技術が知られている。
の業務処理を構成する一連のジョブの各々に、それぞれ
計算機を割当て、各ジョブを、予め定めた順序で、当該
ジョブを割り当てた計算機に実行させるジョブシステム
において、業務処理に遅延を生じさせた原因を検出する
場合、前述した特開平8−137810号公報記の技術
を適用し、計算機システムの性能のボトルネックとなっ
ている要素装置を判定するのみでは不充分である。なぜ
ならば、このようなジョブシステムにおける業務処理の
遅延は、計算機システムの構成要素とジョブとの関係に
おいて生じるため、その原因も、より細かく計算機シス
テムの構成要素とジョブとの関係において検出しなけれ
ば、生じた遅延を解消するための効率的な対策を決定す
ることができないからである。
開平10−161987号公報、特開平9−31179
5号公報記載のジョブシステムは、各計算機の資源や負
荷を考慮し、処理に遅延が生じないように、動的に各計
算機にジョブを割り当て、実行させるものである。した
がって、システム設計者が一連のジョブの各々に算機を
割当て、各ジョブを、予め定めた順序で当該ジョブを割
り当てた計算機に実行させるジョブシステムにおいて、
システム設計者が各計算機へのジョブの割り当てを見直
すような場合、そのために必要な資料を提示することを
想定していない。
する一連のジョブの各々に、それぞれ計算機を割当て、
各ジョブを、予め定めた順序で、当該ジョブを割り当て
た計算機に実行させるジョブシステムにおいて、業務処
理に遅延を生じさせた原因箇所を、効率よく、計算機負
荷、ネットワークトラヒックおよびジョブとの関連にお
いて検出することを課題とする。
成する各計算機へのジョブの割り当てを見直すような場
合に、そのために必要な情報を提示することも課題とす
る。
本発明は、たとえば、ネットワークで結ばれた複数の計
算機を有する計算機システムを用い、ジョブネットを構
成する一連のジョブの各々に計算機を割当て、各ジョブ
を、予め定めた順序で当該ジョブを割り当てた計算機に
実行させることで、前記ジョブネットを処理するジョブ
システムにおいて、前記ジョブネットの処理の遅延の要
因を解析する遅延要因解析方法であって、各計算機から
ジョブの実行の履歴を表す履歴情報を収集する収集ステ
ップと、予め定義された定義情報が表す各ジョブの実行
予定に対して前記履歴が表す各ジョブの実行の遅延の形
態と、各ジョブが割り当てられた計算機とに応じて、前
記ジョブネットの処理の遅延の要因となったジョブと計
算機システムの部分とを判定する解析ステップとを有す
ることを特徴とする遅延要因解析方法を提供する。
によって構成され、ジョブシステムによって処理される
一まとまりの処理(たとえば業務処理)を指す。
処理の遅延の要因となった、計算機の部分をジョブとの
関連において抽出し提示することができる。
間が実行予定時間を所定レベル以上超えているジョブが
割り当てられた計算機を、前記ジョブネットの処理の遅
延の要因として抽出する第1のステップと、実行開始時
刻が開始予定時刻より所定レベル以上遅れているジョブ
の直前に実行されたジョブのうち、実行終了時刻が最も
遅いジョブの実行終了時刻が、終了予定時刻を所定レベ
ル以上超えていない場合に、前記実行開始時間が開始予
定時間を所定レベル以上超えているジョブと当該ジョブ
の直前に実行されるジョブとの間の伝達を担う前記計算
機システムの部分を、前記ジョブシステムの処理の遅延
の要因として抽出する第2のステップとを含める。
遅延の要因となったジョブを提示できると共に、その要
因が計算機によるものなのか、二つのジョブ間の伝達を
担う前記計算機システムの部分によるものなのかを切り
分けて提示することができる。
ネットワークで結ばれた複数の計算機を有する計算機シ
ステムを用い、ジョブネットを構成する一連のジョブの
各々に計算機を割当て、各ジョブを、予め定めた順序で
当該ジョブを割り当てた計算機に実行させることで、前
記ジョブネットを処理するジョブシステムにおいて、前
記ジョブネットの処理の遅延の要因を解析する遅延要因
解析方法であって、各計算機から、当該計算機がジョブ
の実行を開始した実行開始時刻と、当該計算機がジョブ
の実行に要した実行時間とを特定可能な履歴情報を収集
する収集ステップと、予め定義された、各ジョブの実行
を開始する予定時刻である開始予定時刻とジョブの実行
に要する予定時間である実行予定時間とを特定可能な定
義情報と、収集した履歴情報とを比較し、前記ジョブネ
ットの処理の遅延の要因を判定する解析ステップとを有
し、前記解析ステップは、予め定めた規則に従って特定
のジョブに着目する第1のステップと、当該着目したジ
ョブの実行開始時刻が開始予定時刻より所定レベル以上
遅れている場合に、着目したジョブの前記順序上直前に
実行されるジョブに、着目する処理を繰り返す第2のス
テップと、着目した各ジョブについて、当該ジョブの実
行時間が実行予定時間を所定レベル以上超えている場合
に、当該ジョブを、前記ジョブネットの処理の遅延の要
因として抽出する第3のステップと、を有することを特
徴とする遅延要因解析方法を提供する。
の実行開始時間が開始予定時間を所定レベル以上超えて
いない場合は、順序上、それ以前のジョブに遅延の要因
はないとして、遅延の要因を探す処理から除外すること
ができる。したがって、より効率良く遅延の要因を探索
することができる。
ネットワークで結ばれた複数の計算機を有する計算機シ
ステムを用い、ジョブネットを構成する一連のジョブの
各々に計算機を割当て、各ジョブを、予め定めた順序で
当該ジョブを割り当てた計算機に実行させることで、前
記ジョブネットを処理するジョブシステムにおいて、前
記ジョブネットの処理の遅延の要因を解析する遅延要因
解析方法であって、各計算機から、当該計算機がジョブ
の実行を開始した実行開始時刻と、当該計算機がジョブ
の実行を終了した実行終了時刻と、当該計算機がジョブ
の実行に要した実行時間とを特定可能な履歴情報を収集
する収集ステップと、予め定義された、各ジョブの実行
を開始する予定時刻である開始予定時刻と各ジョブの実
行を終了する予定時刻である終了予定時刻とジョブの実
行に要する予定時間である実行予定時間とを特定可能な
定義情報と、収集した履歴情報とを比較し、前記ジョブ
ネットの処理の遅延の要因を判定する解析ステップとを
有し、前記解析ステップは、予め定めた規則に従って特
定のジョブに着目する第1のステップと、着目したジョ
ブの前記順序上直前に実行されるジョブのうち、実行終
了時刻が最も遅いジョブよりn(但し、nは自然数)番目
以内のジョブを抽出して着目する処理を繰り返す第2の
ステップと、着目した各ジョブについて、当該ジョブの
実行時間が実行予定時間を所定レベル以上超えている場
合に、当該ジョブを、前記ジョブネットの処理の遅延の
要因として抽出する第3のステップとを有することを特
徴とする遅延要因解析方法を提供する。
の、順序上直前に実行されるジョブのうち、実行終了時
間が遅いものがボトルネックとして全体の遅延に影響し
ているものとして、順序上直前のジョブのうち、実行終
了時間が早いジョブに遅延の要因はないとして、遅延の
要因を探す処理から除外することができる。したがっ
て、より効率良く遅延の要因を探索することができる。
ネットワークで結ばれた複数の計算機を有する計算機シ
ステムを用い、ジョブネットを構成する一連のジョブの
各々に計算機を割当て、各ジョブを、予め定めた順序で
当該ジョブを割り当てた計算機に実行させることで、前
記ジョブネットを処理するジョブシステムにおいて、前
記ジョブネットの処理の遅延の要因を解析する遅延要因
解析方法であって、各計算機から自計算機に割り当てら
れた前記ジョブネットを構成するジョブの実行の履歴を
表す履歴情報を収集する収集ステップと、予め定義され
た定義情報が表す前記ジョブネットを構成する一連のジ
ョブ各々の実行予定に対して、収集した前記履歴情報が
表す前記ジョブネットを構成する一連のジョブ各々の実
行の遅延の形態と、当該一連のジョブ各々が割り当てら
れた計算機とに応じて、前記ジョブネットの処理の遅延
の要因となったジョブと当該ジョブが割り当てられた計
算機とを判定する解析ステップと、前記ジョブネットの
処理の遅延の要因となったジョブが割り当てられた計算
機より、当該計算機上で実行されている各プロセスの当
該計算機の資源利用状況を取得する計算機利用状況取得
ステップと、前記ジョブネットの処理の遅延の要因とな
ったジョブの、当該ジョブが割り当てられた計算機上で
の実行形態であるプロセスを特定し、前記ジョブネット
の処理の遅延の要因となったジョブが割り当てられた計
算機より取得した各プロセス毎の当該計算機の資源利用
状況のなかから、前記ジョブネットの処理の遅延の要因
となったジョブのプロセスによる当該計算機の資源利用
状況を特定するプロセス特定ステップと、前記ジョブネ
ットの処理の遅延の要因となったジョブが割り当てられ
た計算機より取得した各プロセスの当該計算機の資源利
用状況を、少なくとも、前記ジョブネットの処理の遅延
の要因となったジョブについて特定したプロセスによる
当該計算機の資源利用状況がわかるように表示する計算
機利用状況表示ステップと、を有することを特徴とする
遅延要因解析方法を提供する。
処理の遅延の要因として検出されたジョブが割り当てら
れた計算機の資源利用状況が、少なくとも、当該ジョブ
のプロセスによる資源利用状況がわかるように表示され
るため、当該ジョブが当該計算機の負荷を圧迫している
のか、それとも、他のジョブやアプリケーションプログ
ラムが当該計算機の負荷を圧迫しているのかについて、
把握が容易になる。つまり、ジョブシステムを構成する
各計算機へのジョブの割り当てを見直すような場合に、
そのために必要な情報を提示することが可能となる。
ネットワークで結ばれた複数の計算機を有する計算機シ
ステムを用い、ジョブネットを構成する一連のジョブの
各々に計算機を割当て、各ジョブを、予め定めた順序で
当該ジョブを割り当てた計算機に実行させることで、前
記ジョブネットを処理するジョブシステムにおいて、前
記ジョブネットの処理の遅延の要因を解析する遅延要因
解析方法であって、各計算機から自計算機に割り当てら
れた前記ジョブネットを構成するジョブの実行の履歴を
表す履歴情報を収集する収集ステップと、予め定義され
た定義情報が表す前記ジョブネットを構成する一連のジ
ョブ各々の実行予定に対して、収集した前記履歴情報が
表す前記ジョブネットを構成する一連のジョブ各々の実
行の遅延の形態と、当該一連のジョブ各々が割り当てら
れた計算機とに応じて、前記ジョブネットの処理の遅延
の要因となったジョブと当該ジョブが割り当てられた計
算機とを判定する解析ステップと、前記ジョブネットの
処理の遅延の要因となったジョブの、当該ジョブが割り
当てられた計算機上での実行形態であるプロセスを特定
し、特定したプロセスが使用する論理的通信路および当
該論理的通信路が設定されたネットワークの部分を特定
するネットワーク特定ステップと、特定したネットワー
クにおける、当該ネットワークに設定された論理的通信
路毎のトラヒック状況を収集するトラヒック状況収集ス
テップと、収集した論理的通信路毎のトラヒック状況
を、少なくとも、前記ジョブネットの処理の遅延の要因
となったジョブについて特定したプロセスが使用する論
理的通信路のトラヒック状況がわかるように表示するト
ラヒック状況表示ステップと、を有することを特徴とす
る遅延要因解析方法を提供する。
的通信路とは、当該プロセスに対応するジョブが、当該
プロセスを実行する実行計算機とは別の計算機で稼動し
ているアプリケーションに処理を依頼するような場合
に、当該プロセスとアプリケーションとの間に設定され
るネットワーク上の論理的通信路のことである。
処理の遅延の要因として検出されたジョブのプロセスが
使用する論理的通信路が設定されたネットワークのトラ
ヒック状況が、少なくとも、当該ジョブのプロセスが使
用する論理的通信路のトラヒック状況がわかるように表
示されるため、当該ジョブがネットワークの負荷を圧迫
しているのか、それとも、他のジョブやアプリケーショ
ンプログラムが当該ネットワークの負荷を圧迫している
のかについて、把握が容易になる。つまり、ジョブシス
テムを構成する各計算機へのジョブの割り当てを見直す
ような場合に、そのために必要な情報を提示することが
可能となる。
する。
テムの構成を示す。
システムは、基幹ネットワークであるネットワーク
(0)212に、支線ネットワークであるネットワーク
(1)208、ネットワーク(2)209、ネットワー
ク(3)210、ネットワーク(4)211、ネットワ
ーク(5)213が接続されて構成されるネットワーク
に、マネージャ計算機201、ジョブ実行計算機(A)
202−A、ジョブ実行計算機(B)202−B、ジョ
ブ実行計算機(C)202-C、ジョブ実行計算機
(D)202−D、ジョブ計算機(E)202−E、ジ
ョブ実行計算機(F)202−Fが接続したものであ
る。
(A)202-A、ジョブ実行計算機(B)202-B、
ジョブ実行計算機(C)202-C、ジョブ実行計算機
(D)202-D、ジョブ計算機(E)202-E、ジョ
ブ実行計算機(F)202-Fに共通の事項を説明する
ときには、まとめて単にジョブ実行計算機202として
示す。
実行計算機202としては、たとえば、図2に示した各
種演算等の命令を実行する中央処理装置302、前記演
算に必要なデータを格納する主記憶装置301、通信回
線305やローカルエリアネットワーク304とのデー
タの入出力を制御するネットワーク制御装置303、デ
イスク記録装置307とその入出力を制御するデイスク
制御装置307、および、表示装置308とその入出力
を制御する表示制御装置309を備えた電子計算機20
1/202を用いることができる。
にロードされたプログラムを実行する。主記憶装置30
1にロードされるプログラムは、予め、デイスク記録装
置306に記憶され、必要に応じて主記憶装置301に
ロードされ、中央処理装置302によって実行される。
または、図示を省略した可搬型の記憶媒体、たとえば、
CD-ROMから、図示を省略した可搬型のデイスク記
録媒体読み取り装置を介して、直接、必要に応じて、主
記憶装置301にロードされ、中央処理装置302によ
って実行される。もしくは、一旦、可搬型のデイスク記
録装置から可搬型のデイスク記録媒体読み取り装置を介
して、デイスク記録装置306にインストールされた
後、必要に応じて主記憶装置301にロードされ、中央
処理装置302によって実行される。あるいは、ネット
ワーク制御装置303を介して、通信回線305やロー
カルエリアネットワーク304より、直接、主記憶装置
301にロードされ、あるいは、一旦、デイスク記録装
置306にダウンロードされた後、主記憶装置301に
ロードされて、中央処理装置302によって実行され
る。
グラムによってマネージャ計算機201、ジョブ実行計
算機202上にプロセスとして具現化する機能部の構成
を示す。
ャ計算機201は、収集した管理情報を加工する管理ア
プリケーション部102、管理情報を格納するデータベ
ース104、ジョブ実行計算機202から管理情報を収
集しこれらの情報をデータベース104に格納したり管
理アプリケーション部102からの要求でデータベース
104に格納した情報を検索し抽出する管理情報制御部
105、入力部180、表示部190を機能部として有
する。そして、管理アプリケーション部102は、収集
した管理情報を分析、ボトルネック原因を探索する等の
処理を実行する性能分析部103を有する。また、管理
情報制御部105は、ジョブ実行計算機202から業務
実行結果を収集する業務実行ログ収集部106と、ジョ
ブ実行計算機202が保有する業務定義情報を収集する
業務定義情報収集部107と、計算機上で実施されてい
る各プロセスのCPU負荷やメモリ利用率などを示した
計算機情報を、各ジョブ実行計算機202から収集する
計算機情報収集部108と、計算機上で実施されている
各プロセスが使用するネットワーク上の論理的通信路
(プロセスのアドレスを特定する通信ポートと当該プロ
セスのネットワークを経由した通信相手のアドレスを特
定する通信ポートの組で特定される)毎のトラヒック
(単位時間当たりのパケット伝送数やバイト伝送数で特
定される)などを示したネットワーク情報を、各ジョブ
実行計算機202から収集するネットワーク情報収集部
109とを有する。
理を実行する業務実行制御部115と、CPU負荷やメ
モリ利用率などを、自計算機上で実施されている各プロ
セス毎に計測し、管理マネージャ計算機201に送信す
べき計算機情報を作成する計算機管理部116と、ネッ
トワークのトラヒックなどを、自計算機上で実施されて
いる各プロセスが使用するネットワーク上の論理的通信
路毎に計測し、管理マネージャ計算機201に送信すべ
きネットワーク情報を作成するネットワーク管理部11
7と、業務の実行ログや計測した管理情報を収集してマ
ネージャ計算機201に送信する統合管理エージェント
113とを機能部として有する。そして、統合管理エー
ジェント113は、業務定義情報や業務の実行結果を表
すログ情報を取り扱う業務定義情報・ログ情報収集部1
10と、計算機情報を取り扱う計算機情報収集部111
と、ネットワーク情報を取り扱うネットワーク情報収集
部112とを有する。なお、ネットワーク管理部117
における、論理的通信路毎のトラヒックの計測は、ネッ
トワークを介してネットワーク制御装置303と送受さ
れるパケットのヘッダに付された送信先および送信元ア
ドレスを調べ、送信先および送信元アドレスにより特定
される論理的通信路毎に、送受されるパケット数やバイ
ト数を調べることで行うことができる。
処理について説明する。
は、一連のジョブから構成される。以下、この一つの業
務処理を構成する一連のジョブをジョブネットと呼ぶこ
ととする。
図4(a)に示す情報を定義する。
するための「運用定義識別子」、ジョブネットを識別する
ための「ジョブネット名称」、ジョブネットの実行開始予
定を指定する「起動曜日/起動日」と「起動時刻」、当該ジ
ョブネットを構成するジョブと、ジョブネットを構成す
る各ジョブのジョブネット内における実行順序を定義す
る「構成ジョブ定義」を定義する。たとえば、図4(a)
に示した「構成ジョブ定義」は、ジョブネットAを、ジョ
ブ1-ジョブ5で構成し、ジョブ1を実行後、ジョブ2
とジョブ3を順序上並列に実行し、ジョブ2とジョブ3
の両方が完了した時点でジョブ4を実行し、最後にジョ
ブ5を実行することを表すとともに、ジョブネットB
を、ジョブ1-ジョブ3で構成し、ジョブ1−ジョブ3
を順番に実行することを表している。
で定義された各ジョブネットについて、当該ジョブネッ
トを構成する各ジョブに、図4(b)に示す情報を定義す
る。
ための「ジョブ名称」、ジョブの実行開始予定である「開
始予定時刻」、ジョブの実行終了予定である「終了予定時
刻」、定義を識別するための「運用定義識別子」、当該ジ
ョブを実行するジョブ実行計算機202を指定する「計
算機名称」、当該ジョブを実行するための実行ファイル
を指定する「実行ファイル名」を定義する。また、「実
行ファイル名」で指定された実行ファイルが実行された
場合に、当該ジョブが通信のために使用する通信ポート
を指定する「ポート番号」、当該ジョブを実行するジョ
ブ実行計算機202として、「計算機名称」で指定された
ジョブ実行計算機202以外のジョブ実行計算機202
で実行可能であれば、そのジョブ実行計算機202を指
定する「代替候補名称」を定義する。なお、ジョブの定
義中の「運用定義識別子」は、当該ジョブが属するジョブ
ネットの定義中の「運用定義識別子」に枝番号を付与した
ものを用い、ジョブの定義と、当該ジョブが属するジョ
ブネットの定義との対応を簡単にとれるようにする。
および終了予定時刻は、後述する図7で示すジョブの実
行結果を示すログ情報中のジョブの開始時刻および終了
時刻が適切な値の場合、これを遅延の検出に用いる開始
予定時刻および終了予定時刻に適用することで、設定の
手間を省くことが可能である。
ネットAが実行されるようすを示したものである。
202-Aは、図4(a)のジョブネットの定義と図4
(b)のジョブ1の定義に従い、月曜-金曜の9時半になる
と、ジョブ1を実行する。ジョブ実行計算機(B)20
2-Bは、図4(a)のジョブネットの定義と図4(b)の
ジョブ2の定義に従い、ジョブ1の終了を待ってジョブ
2を実行する。ジョブ実行計算機(C)202-C〜
(E)202-Eも同様に、図4(a)のジョブネットの
定義と図4(b)の自計算機が割り当てられたジョブの定
義に従い、実行順序上前のジョブが終了すると、割り当
てられたジョブを実行する。
番目にジョブ実行計算機(A)202-A上で実行さ
れ、ジョブ2およびジョブ3が、ジョブ1が終了した後
に、それぞれジョブ実行計算機(B)202-B、ジョ
ブ実行計算機(C)202-C上で順序上並列に実行さ
れ、ジョブ2とジョブ3の両方が終了した後に、ジョブ
4がジョブ実行計算機(D)202-D上で実行され、
ジョブ4が終了した後に、ジョブ5がジョブ実行計算機
(E)202-E上で実行されることになる。
制御するのが、各ジョブ実行計算機202の業務実行制
御部115である。各ジョブ実行計算機202の業務実
行制御部115によるジョブネットの実行の制御として
は、以下の2形態がある。
図4に示した定義情報のうち、自ジョブ実行計算機20
2に割り当てられたジョブに関連する部分を業務定義情
報として保持し、自ジョブ実行計算機202に割り当て
られたジョブの実行を制御する。
算機202の業務実行制御部115は、自ジョブ実行計
算機202に割り当てられたジョブの実行の終了を、当
該ジョブの次に実行されるべきジョブが割り当てられて
いる他のジョブ実行計算機202がある場合には、当該
他のジョブ実行計算機202の業務実行制御部115に
イベントとして通知する。各ジョブ実行計算機202の
業務実行制御部115は、このイベントの通知と保持す
る業務定義情報に従って、前述のように、自ジョブ実行
計算機202に割り当てられたジョブの実行を制御す
る。
行計算機202の業務実行制御部115が集中的にジョ
ブネットの実行を制御する。前記特定の一つのジョブ実
行計算機202の業務実行制御部115は、図4に示し
た定義情報を業務定義情報として保持する。ただし、各
ジョブの「運用定義識別子」は、後述するログ情報の通知
のために、当該ジョブが割り当てられたジョブ計算機2
02が保持する。
算機202に割り当てられたジョブの実行を終了したジ
ョブ実行計算機202の業務実行制御部115は、前記
特定の一つのジョブ実行計算機202の業務実行制御部
115にジョブの終了を通知する。各ジョブの実行は、
前記特定の一つのジョブ実行計算機202の業務実行制
御部115が、保持する業務定義情報と、各ジョブ実行
計算機202の業務実行制御部115から通知されるジ
ョブの終了の通知に従って、各ジョブ実行計算機202
(前記特定の一つのジョブ実行計算機202を含む場合
もある)の業務実行制御部115に、前述のように順
次、そのジョブ実行計算機202に割り当てられたジョ
ブを実行させるイベントを送付することにより行う。
れにおいても、各ジョブ実行計算機202の業務実行制
御部115は、ジョブの実行の履歴を表すログ情報を出
力する。
て、業務処理の遅延の原因を解析する動作について説明
する。
析のための情報を各ジョブ実行計算機202から収集す
る動作について説明する。
ら、前述したログ情報を管理マネージャ計算機201に
収集するための手順を示す。
15では、予め指定された事象が発生した時点で必要な
情報を記録したログ情報を出力する(ステップ501)。
統合管理エージェント113の業務定義情報・ログ情報
収集部110は、管理マネージャ計算機201からの指
示によって業務実行制御部115が出力したログ情報を
収集し、たとえば予め指定した共通の形式に変換して管
理マネージャ計算機201に送信する(ステップ50
2)。
ログ収集部106は、ログ情報を受信し、データベース
104に蓄積する(ステップ503)。
理マネージャ計算機201に通知され、データベース1
04に蓄積されたログ情報1301を、図7に示す。
ログ情報であり、各ログ情報中の「イベントログ識別子」
は発生したイベントログの識別子を、「計算機名称」はロ
グ情報を通知したジョブ実行計算機202の名称を、
「時刻」は当イベントが発生した時刻を、「イベント・ログ
種別」は発生したイベントの種別を、「運用定義識別子」
は発生したイベントがジョブあるいはジョブネットのイ
ベントである場合に図4の定義で指定された「運用定義
識別子」を、「詳細情報」はイベントの内容を表す。「イ
ベント・ログ種別」は、少なくともジョブの開始、終了を
含み、「イベント・ログ種別」がジョブの開始であるログ
情報の「時刻」は、当該ログ情報の「運用定義識別子」が示
すジョブの実行が、図4の定義で当該ジョブに割り当て
られた計算機、すなわち、「計算機名称」で示されるジョ
ブ実行計算機202で開始された時刻を表し、「イベン
ト・ログ種別」がジョブの終了であるログ情報の「時刻」
は、当該ログ情報の「運用定義識別子」が示すジョブの実
行が、図4の定義で当該ジョブで割り当てられた計算
機、すなわち、「計算機名称」で示されるジョブ実行計算
機202で終了した時刻を表す。
ため、図4で定義されたジョブネットのうち、ジョブネ
ットAについて収集したログ情報のみを示しているが、
ジョブネットBについても同様に収集される。
ジェント113の業務定義情報・ログ情報収集部110
は、図6に示したものと同様の手順により、管理マネー
ジャ計算機201からの指示によって業務実行制御部1
15が保持する業務定義情報を、たとえば予め指定した
共通の形式に変換して管理マネージャ計算機201に送
信する。
報収集部107は、ジョブ実行計算機202より業務定
義情報を受信し、これより図4に示したジョブネットや
ジョブの定義を作成して、データベース104に蓄積す
る。
態において、前述した特定の一つのジョブ実行計算機2
02の業務実行制御部115が図4に示した定義情報の
全てを保持している場合には、この特定の一つのジョブ
実行計算機202から業務定義情報を管理マネージャ計
算機201に収集するだけで足りる。
から、計算機上で実施された各実行ファイルのCPU負
荷やメモリ利用率などを示した計算機情報を、管理マネ
ージャ計算機201に収集するための手順を示す。この
手順は、定期的にあるいは所定のイベント発生により、
管理マネージャ計算機201が各ジョブ実行計算機20
2に指示を出すことにより行われる。
よって、各ジョブ実行計算機202上の計算機情報収集
部111は、自ジョブ実行計算機202の資源を管理す
る計算機管理部116に計算機情報を送るよう依頼す
る。これを受けて、計算機管理部116は、現在時刻か
ら所定時間溯った時刻までの期間において、自ジョブ実
行計算機202上で実施されていた実行ファイル毎に、
CPU負荷やメモリ利用率などを計測しておいた結果
を、計算機情報として、計算機情報収集部111に渡
す。計算機情報収集部111は、受け取った計算機情報
を予め指定された共通の形式に変換してマネージャ計算
機201に送信する(ステップ601)。管理マネージャ
計算機201の計算機情報収集部108は、各ジョブ実
行計算機202から計算機情報を受信し、データベース
104に格納する(ステップ602)。
から、計算機上で実施された各実行ファイルが使用する
ネットワーク上の論理的通信路のトラヒックを示したネ
ットワーク情報をマネージャ計算機201に収集するた
めの手順を示す。この手順は、定期的にあるいは所定の
イベント発生により、管理マネージャ計算機201が各
ジョブ実行計算機202に指示を出すことにより行われ
る。
よって、各ジョブ実行計算機202のネットワーク情報
収集部112は、ネットワーク状態を管理するネットワ
ーク管理部117にネットワーク情報を送るよう依頼す
る。これを受けて、ネットワーク管理部117は、現在
時刻から所定時間溯った時刻までの期間において、自ジ
ョブ実行計算機202上で実施されていた実行ファイル
が使用する論理的通信路(実行ファイルのアドレスを特
定する通信ポートと当該実行ファイルのネットワークを
経由した通信相手のアドレスを特定する通信ポートの組
で特定される)毎に、トラヒックやネットワーク利用率
などを計測しておいた結果を、ネットワーク情報とし
て、ネットワーク情報収集部112に渡す。ネットワー
ク情報収集部112は、受け取った計算機情報を予め指
定された共通の形式に変換してマネージャ計算機201
に送信する(ステップ701)。管理マネージャ計算機2
01のネットワーク情報収集部109は、ジョブ実行計
算機202から、ネットワーク管理情報を受信しデータ
ベース104に格納する(ステップ702)。
て、業務処理(ジョブネット)の処理の遅延の原因を解
析する動作について説明する。
析部103は、前述のように各ジョブ実行計算機202
から収集し、データベース104に蓄積した図7のログ
情報と、前述のように各ジョブ実行計算機202から収
集し、データベース104に蓄積した図4のジョブネッ
トおよびジョブの定義より特定されるある業務処理につ
いて、遅延の原因を解析する。
タベース104に蓄積した図7のログ情報を監視し、
「ジョブネットの実際の終了時刻が終了予定時刻より規
定時間以上遅れている」という事象を検出すると、その
ジョブネットについて、図10、11に示す手順を実行
する。
ては、図4(a)のジョブネットの定義から求まる、当該
ジョブネットの最後のジョブを実行したジョブ実行計算
機202から通知されたログ情報が表す当該ジョブの終
了時刻を用いてもよい。また、ジョブネットの最後のジ
ョブを実行したジョブ実行計算機202に当該ジョブネ
ットの終了時刻をログ情報として通知させるように構成
し、このログ情報が表すジョブネットの終了時刻をジョ
ブネットの実際の終了時刻として用いてもよい。ジョブ
ネットの開始時刻についても同様である。
トの実際の終了時刻が終了予定時刻より規定時間以上遅
れている」という事象を検出すると、性能情報分析部1
03は、図4(a)のジョブネットの定義から定まる、遅
延を検出したジョブネットの最後のジョブを第1のジョ
ブとし、そして最後のジョブを第1のジョブに設定した
ことを履歴情報に記憶し、この第1のジョブの検証を行
う。
のログ情報を取得し(ステップ801)、第1のジョブの
実行開始時刻と実行終了時刻の間の時間である実行時間
が、図4(b)の第1のジョブの定義中の開始予定時刻と
終了予定時刻の間の時間である実行予定時間を超えてい
るかを判定する(ステップ802)。
定時間を超えていない場合はステップ813に進み、超
えている場合には、ジョブネットの実行の遅延の一因
は、第1のジョブを実行したジョブ実行計算機202で
の第1のジョブの実行遅延によるものと判断し、その
後、図11のステップ803に進む。
ョブの実行開始時刻を図7のログ情報から得て、第1の
ジョブの実行開始時刻が、図4(b)の第1のジョブの定
義中の開始予定時刻より遅れているかを判定する。
始予定時刻より遅れていない場合は、この第1のジョブ
に至る流れにジョブネットの実行の遅延の原因はないも
のとして、ステップ814に進む。一方、第1のジョブ
の実行開始時刻が開始予定時刻より遅れている場合に
は、ステップ804に進む。
ョブネットの定義と履歴情報から、第1のジョブの一つ
前に実行されたジョブのうち、実行終了時刻が、最も当
該時刻が遅かったものから数えてn番目以内のジョブで
あって、第1のジョブに対して、第2のジョブとして設
定されていないジョブGを調べる。
Gが複数存在する場合には、第1のジョブを配列「分岐
点」に蓄積する。そして、ステップ806に進む。
内、実行終了時刻が一番遅いものを選択し、これを第2
のジョブとし、このジョブを第1のジョブとなっている
ジョブに対して第2のジョブに設定したことを履歴情報
に記憶する。
テップ814に進む。
設定したならば、図7のログ情報より第2のジョブの実
行終了時刻を得て、第2のジョブの実行終了時刻が、第
1のジョブの一つ前に実行されるジョブのうち最も遅い
ものである場合には、第2のジョブの実行終了時刻が図
4(b)のジョブの定義で指定された終了予定時刻より遅
れているかを判定する(ステップ807)。第2のジョブ
の実行終了時刻が終了予定時刻より遅れている場合に
は、ステップ850に進む。
予定時刻より遅れていない場合には、第2のジョブは第
1のジョブと同じジョブ実行計算機202上で実行した
ものかを図4(b)の定義から判定する(図11のステッ
プ808)。
じジョブ実行計算機202上で実行したものであれば、
ジョブネットの実行の遅延の一因は、第1のジョブおよ
び第2のジョブを実行したジョブ実行計算機202の性
能と判断し(図11のステップ810)、ステップ850
に進む。一方、第2のジョブが第1のジョブと異なるジ
ョブ実行計算機202上で実行したものであれば、第1
のジョブを実行したジョブ実行計算機202と第2のジ
ョブを実行したジョブ実行計算機202との間のネット
ワークの性能が、ジョブネットの実行遅延の一因と判断
し(図11のステップ812)、ステップ850に進む。
の一つ前に実行されるジョブのうち最も実行終了時刻が
遅いものである第2のジョブと第1のジョブとの間の伝
達が第1のジョブの実行開始の遅延の要因として、対応
する計算機やネットワークを抽出したが、第1のジョブ
の実行開始の遅延の要因としては、第1のジョブの一つ
前に実行されるジョブのうち最も実行終了時刻が遅いも
のでないジョブと、第1のジョブとの間の伝達であるこ
とも考えられる。そこで、図11の処理では、第1のジ
ョブと同ジョブ実行計算機202で実行される第1のジ
ョブの一つ前に実行されるジョブが存在する場合に、そ
のジョブ実行計算機202の性能を一因として抽出する
と共に、第1のジョブと異なるジョブ実行計算機202
で実行される第1のジョブの一つ前に実行されるジョブ
が存在する場合に、第1のジョブが実行されるジョブ実
行計算機202と、第1のジョブと異なるジョブ実行計
算機202で実行されるジョブ実行計算機202との間
のネットワークの性能を一因として抽出するようにして
もよい。
ジョブが既に第1のジョブとして検証されたものかどう
かを調べ、検証されたものであれば、ステップ814に
進む。また、検証されたものでなければ、第2のジョブ
を第1のジョブに設定し(ステップ811)、このジョブ
を第1のジョブに設定したことを履歴情報に記憶し、ス
テップ801に戻る。
に、ジョブが格納されているかどうかを調べ、格納され
ていない場合には、処理を終了する。一方、配列「分岐
点」に、ジョブが格納されている場合に、配列「分岐点」
に格納されているジョブのうち、最後に格納されたジョ
ブを第1のジョブとし、ステップ804に戻ると共に、
配列「分岐点」から第1のジョブとしたジョブを消去す
る。
にとり、以上の処理がどのように適用されるかを、ステ
ップ804のnが2であるものとして示す。
延が生じると、ジョブ5が第1のジョブに設定され、ス
テップ801、802、803でジョブ5の実行時間の
遅延が検証される。
刻が予定開始時刻より遅れている場合には(ステップ8
13)、第1のジョブであるジョブ5の1つ前のジョブ
4がジョブGに設定される。ここでは、ジョブGはジョ
ブ4のみなので、ステップ805で配列「分岐点」への蓄
積は行われない。また、ジョブGはジョブ4のみなの
で、このジョブ4が、ステップ806で第2のジョブに
設定され、ステップ807、808、810、812で
ジョブ4の終了からジョブ5の開始までの遅延が検証さ
れる。
が第1のジョブに設定され(ステップ811)、このジョ
ブ4についてステップ801、802、803で実行時
間の遅延が検証される。
刻が予定開始時刻より遅れている場合には(ステップ8
13)、ジョブ4の1つ前のジョブ3とジョブ2がジョ
ブGに設定される。ここでは、ジョブGはジョブ3とジ
ョブ2の複数であるので、ステップ805で、配列「分
岐点」へ第1のジョブであるジョブ4を蓄積する。次
に、ジョブGに設定したジョブ2とジョブ3のうち、ジ
ョブ2の方が実行終了時刻が遅いとすれば、ステップ8
06で、ジョブ2が第2のジョブに設定され、このジョ
ブ2を第1のジョブであるジョブ4に対して第2のジョ
ブに設定したジョブとして記憶する。そして、ジョブ2
の終了からジョブ4の開始までの遅延が、ステップ80
7、808、810、812で検証される。
が第1のジョブに設定され(ステップ811)、このジョ
ブ2についてステップ801、802、803で実行時
間の遅延が検証される。
刻が予定開始時刻より遅れている場合には(ステップ8
13)、ジョブ1がジョブGに設定される。ここでは、
ジョブGはジョブ1のみなので、ステップ805で配列
「分岐点」への蓄積は行われない。次に、ジョブGに唯一
設定された設定したジョブ1が、ステップ806で、第
2のジョブに設定され、ステップ807、808、81
0、812でジョブ1の終了からジョブ2の開始までの
遅延が検証される。
が第1のジョブに設定され(ステップ811)、このジョ
ブ1についてステップ801、802、803で実行時
間の遅延が検証される。
が予定開始時刻より遅れている場合には(ステップ81
3)、ジョブGが調べられるが、ここでは、ジョブGは
存在しないので、ステップ814で、配列「分岐点」にジ
ョブが格納されているかどうかを調べる。ここでは、ジ
ョブ4が格納されており、このジョブ4が最後に格納し
たジョブであるので、このジョブ4を第1のジョブと
し、ジョブ4を配列「分岐点」から消去する。
ジョブとして、ジョブ4の前のジョブGを調べると、ジ
ョブ4の前のジョブのうち、第1のジョブであるジョブ
4に対して第2のジョブとして未設定のジョブは、ジョ
ブ3のみとなる。したがって、ここでは、ステップ80
5で配列「分岐点」への蓄積は行われない。また、ジョブ
Gに唯一含まれるジョブ3が、ステップ806で第2の
ジョブに設定される。なお、ここでは、ジョブ3は、第
1のジョブの一つ前のジョブのうち、実行終了時刻が最
も遅いものではないので、ステップ807、808、8
10、812でジョブ3の終了からジョブ4の開始まで
の遅延は検証されない。
3が第1のジョブに設定され(ステップ811)、このジ
ョブ3についてステップ801、802、803で実行
時間の遅延が検証される。
刻が予定開始時刻より遅れている場合には(ステップ8
13)、ジョブ3に対して第2のジョブとして未設定の
ジョブ1がジョブGに設定される。ここでは、ジョブG
はジョブ1のみなので、ステップ805で配列「分岐点」
への蓄積は行われない。次に、唯一設定されたジョブ1
が、ステップ806で第2のジョブに設定され、ステッ
プ807、808、810、812でジョブ1の終了か
らジョブ3の開始までの遅延が検証される。
は、既に、第1のジョブに設定され検証されているので
(ステップ850)、ステップ814で配列「分岐点」にジ
ョブが格納されているかどうかが調べられ、ここでは何
も格納されていないので、全ての処理が終了される。
ジョブ4の実行開始時刻が予定開始時刻より遅れていな
い場合には、以上の(1−1)〜(2−1)が実行され
た後、ステップ814で配列「分岐点」にジョブが格納さ
れているかどうかが調べられたのち、ここでは何も格納
されていないので、全ての処理が終了されることにな
る。
実行シーケンス上、遅延が生じていない箇所、すなわ
ち、実行開始時間が予定開始時間より遅れていない箇所
以前の部分は正常として、ジョブの実行シーケンス上そ
れ以降に行われる部分のみを調べ、ジョブネットの遅延
の要因を抽出する。したがって、ジョブの実行シーケン
スの全てを調べる場合に比べ、より効率的に、ジョブネ
ットの遅延の要因の解析を行うことができる。
遅れていない箇所以前の部分も調べたい場合には、ステ
ップ813を省略し、ステップ802の次にステップ8
04を実行すればよい。
テップ804のnを1とすれば、以上の(2−2)にお
いて、ジョブGとして、より実行終了時間が遅いジョブ
2のみが設定されるので、ステップ805で、配列「分
岐点」へ第1のジョブであるジョブ4の蓄積は行われな
い。したがって、以上の(1−1)〜(4−1)が実行
されたのち、(4−2)において、配列「分岐点」にジョ
ブが格納されていないことが検出され、処理が終了され
る。ここで、この例は、ジョブ4の実行開始時刻の遅延
は、ジョブ3とジョブ2のうち、より実行終了時刻の遅
い方に、より依存するため、より実行終了時刻の遅いジ
ョブ2を経由してジョブ4に至る実行シーケンスのみを
調べ、ジョブ3を経由してジョブ4に至る実行シーケン
スを調べないないようにしたものである。
ネットの遅延の原因を調べる範囲を、nの値により、よ
りジョブネットの遅延への影響が大きい実行シーケンス
の部分のみの範囲に制限することができ、ジョブの実行
シーケンスの全てを調べる場合に比べ、より効率的に、
ジョブネットの遅延の要因の解析を行うことができる。
る範囲を、よりジョブネットの遅延への影響が大きい実
行シーケンスの部分のみに制限したくない場合は、nの
値を、実行シーケンス上並行に実行されるジョブ数の最
大値以上とするか、ステップ805において、第1のジ
ョブの一つ前のジョブのうち、第1のジョブに対して第
2のジョブに設定していないジョブの全てをジョブGと
するようにしてもよい。
グ情報があらわす実行開始時刻/実行終了時刻と、ジョ
ブの定義が示す開始予定時刻/終了時刻の差が、所定の
しきい値より大きくなったジョブが発生した時点で、そ
のジョブを、ジョブネットの最後のジョブに代えて、第
1のジョブに設定して、図10、11の処理を行うよう
にしてもよい。
02におけるジョブの実行は、前述したジョブを実行す
る条件(開始予定時刻や一つ前のジョブの実行終了)が整
った時点で、各ジョブ実行計算機202が備えるキュー
にジョブが投入され、その後、キューに格納されたジョ
ブを実際にジョブ実行計算機202が処理可能となった
時点で、キューから順次ジョブを取り出して実行するこ
とにより行われる。そして、ジョブ実行計算機202の
資源と、ジョブ実行計算機202が行う処理量に応じ
て、キューにジョブが投入されてから取り出され実行さ
れるまでの期間も異なってくる。そこで、このキュー中
にジョブが存在する時間をキューによる遅延時間として
考慮し、ジョブネットの遅延の要因を解析するようにし
てもよい。具体的には、たとえば、各ジョブ実行計算機
202から、ジョブがキューに投入された時刻もログ情
報として管理マネージャ計算機201に収集し、ジョブ
の実行開始時刻までのジョブのキュー投入時刻からの時
刻が予め設定したしきい値より大きい場合には、そのジ
ョブが割り当てられた計算機の性能が、ジョブネットの
実行の遅延の一因であると判断する手順を、ステップ8
01とステップ802との間に設けるようにすればよ
い。ただし、ここでは、ジョブの実行開始時刻は、ジョ
ブがキューから取り出され実際に実行を開始された時刻
を表す。
す処理によって判断したジョブネット実行の遅延の要因
をオペレータに提示する処理について説明する。
部190は、図12(a)に示した障害監視画面901を
表示する。障害監視画面901は、オペレータから指示
されたジョブネットに関して、その時点までにジョブ実
行計算機202から収集したログ情報を時系列に表示し
たものである。また、表示部190は、この障害監視画
面901には、そのジョブネットに実行の遅延がある場
合には、遅延の検出の旨も表示する。
0を介して、遅延の検出の旨の表示部分902が選択さ
れ、詳細情報表示の指示がオペレータから入力される
と、表示部180は、図12(b)に示す遅延要因の詳細
情報表示画面903の表示を行う。
に示すように、実行の遅延が検出されたジョブネットを
構成する各ジョブに対して、開始時刻として実行開始時
刻を、計算機として当該ジョブを実行したジョブ実行計
算機202を、累積遅延時間として実行開始時刻の開始
予定時刻からの遅延を、遅延時間として累積遅延時間か
ら当該ジョブの一つ前のジョブの累積遅延時間のうち最
大のものをさし引いた時間を、遅延原因として当該ジョ
ブを第1のジョブとして図10、11の処理で判断した
遅延の要因を表示する。
して、遅延原因の選択と、原因箇所表示の指示がオペレ
ータから入力されると、原因箇所を表す図13、14に
示すような表示を行う。
れた遅延原因が図11のステップ803で計算機の性能
に遅延の要因があると判断された場合のものであり、ジ
ョブをジョブの実行順に矢印で連結したジョブネットの
構成図上で、図10のステップ802で実行時間が予定
時間を超えたジョブを強調表示したものである。また、
図13(b)に示す表示1002は、図13(a)の表示上
からオペレータが呼び出せる表示であり、ジョブ実行計
算機202をネットワークを介した接続関係に従って連
結したネットワーク構成図上で、図13(a)で強調表示
したジョブを実行するジョブ実行計算機202を強調表
示したものである。図13(c)に示す表示1003
は、図13(a)の表示1001と図13(b)の表示10
02とを組み合わせたものであり、遅延の要因があると
判断されたジョブと計算機との関係を一画面上で表示し
たものである。
選択された遅延原因が図11のステップ810、812
で計算機の性能あるいは計算機間のネットワーク性能に
遅延の要因があると判断された場合のものであり、ジョ
ブネット構成図上で、図10のステップ807で、第1
のジョブの実行開始時刻が開始予定時刻より遅れている
と判定された際の第1のジョブと第2のジョブを結ぶ矢
印を強調表示したものである。また、図14(b)に示す
表示1102は、図14(a)の表示上からオペレータが
呼び出せる表示であり、ネットワーク構成図上で、図1
4(a)で強調表示した2つのジョブを実行する1または
2の計算機を強調表示したものである。図14(c)に
示す表示1103は、図14(a)の表示1101と図1
4(b)の表示1102とを組み合わせたものであり、遅
延の要因があると判断されたジョブ間の伝達と計算機と
の関係を一画面上で表示したものである。
ったジョブや計算機やネットワークを、その関連と共に
把握可能に提示することができる。
トの実行の遅延の一因であると判断されたジョブについ
て、当該ジョブの遅延原因を、当該ジョブを実行するジ
ョブ実行計算機202の資源使用量の側面と、当該ジョ
ブの実行に際して使用されるネットワークのトラヒック
の側面から、より詳細に解析する場合の手順を説明す
る。
あると判断されたジョブについて、当該ジョブの遅延原
因を、当該ジョブを実行するジョブ実行計算機202の
資源使用量の側面からより詳細に解析する場合の手順に
ついて説明する。
ついて、図10、11に示す処理により、ジョブネット
Aの実行の遅延の要因として、ジョブ2とジョブ2を実
行しているジョブ実行計算機(B)202−Bが特定さ
れたものとする。
Bにおけるジョブ2の実行遅延の原因として、計算機資
源の側面から考慮すると、ジョブ実行計算機(B)20
2−Bの性能上、ジョブ2を実行する能力が不足してい
る場合と、ジョブ実行計算機(B)202−Bにてジョ
ブ2とは別のジョブやアプリケーションがジョブ2と同
時に実行されているため、ジョブ実行計算機(B)20
2−Bの処理能力が不足している場合が考えられる。
いて、図4の定義に従ってジョブネットAとジョブネッ
トBが実行されるようすを示したものである。
ず、ジョブ実行計算機(A)202−Aは、図4(a)
のジョブネットの定義と図4(b)のジョブ1の定義に従
い、月曜-金曜の9時半になると、ジョブ1を実行す
る。ジョブ実行計算機(B)202-Bは、図4(a)の
ジョブネットの定義と図4(b)のジョブ2の定義に従
い、ジョブ1の終了を待ってジョブ2を実行する。ジョ
ブ実行計算機(C)202-C〜(E)202-Eも同様
に、図4(a)のジョブネットの定義と図4(b)の自計算
機が割り当てられたジョブの定義に従い、実行順序上前
のジョブが終了すると、割り当てられたジョブを実行す
る。
ョブ実行計算機(B)202-Bは、図4(a)のジョブ
ネットの定義と図4(b)のジョブ1の定義に従い、月曜-
金曜の10時になると、ジョブ1を実行する。ジョブ実
行計算機(E)202-Eは、図4(a)のジョブネット
の定義と図4(b)のジョブ2の定義に従い、ジョブ1の
終了を待ってジョブ2を実行する。ジョブ実行計算機
(C)202-Cも同様に、図4(a)のジョブネットの
定義と図4(b)の自計算機が割り当てられたジョブの定
義に従い、実行順序上前のジョブが終了すると、割り当
てられたジョブを実行する。
算機(B)202−Bは、月曜-金曜の同一時間帯にお
いて、ジョブネットAのジョブ2とジョブネットBのジ
ョブ2とを平行して処理することになる。
202−Bは、性能上、ジョブネットAのジョブ2を実
行する十分な能力を備えていても、ジョブ実行計算機
(B)202−Bにて同時に実行されているジョブネッ
トBのジョブ1により、ジョブ実行計算機(B)202
−Bの負荷が圧迫し、このため、ジョブネットAのジョ
ブ2の処理を遅延させてしまう場合も考えられる。
実行の遅延の一因であると判断されたジョブについて、
当該ジョブの遅延原因を、当該ジョブを実行するジョブ
実行計算機202の資源使用量の側面からより詳細に解
析できるようにしている。
因であると判断されたジョブについて、当該ジョブの遅
延原因を、当該ジョブを実行するジョブ実行計算機20
2の資源使用量の側面からオペレータに表示するための
手順を示している。
析部103は、先に説明した図10、11の処理によ
り、図4に示す定義情報に定義されたあるジョブネット
について、ジョブネットの実行の遅延の一因を特定する
と、図12(b)に示すような詳細情報表示画面を表示
する。この詳細情報表示画面上において、表示部190
は、入力部180を介して、遅延原因の選択と、原因箇
所表示の指示がオペレータから入力されると、原因箇所
を表す図13、14に示すような表示を行う。
す詳細情報表示画面において、遅延原因としてジョブ実
行計算機が選択された場合の表示画面)において、入力
部180を介して、オペレータから、遅延原因をジョブ
実行計算機の資源使用量の側面から解析する旨の指示が
入力されると、図16のフローが開始される。
情報分析部103は、先に説明した図8に示すフローに
よりデータベース104に蓄積された計算機情報を検索
し、図13に示す表示画面において、遅延原因として強
調表示されたジョブ実行計算機202の計算機情報を特
定する。そして、該計算機情報のなかから、当該ジョブ
実行計算機202において実行が遅延されたとされるジ
ョブの実行ファイルによるCPU負荷やメモリ利用率を
示した情報を特定する(ステップ1601)。
ジョブが実行される場合、実行が遅延されたとされるジ
ョブの実行ファイルが他のジョブの実行ファイルでもあ
る場合が考えられる。このような場合、計算機情報に
は、実行が遅延されたとされるジョブの実行ファイルと
同じ名称の実行ファイルによるCPU負荷やメモリ利用
率を示した情報が複数含まれることになる。そこで、こ
のような場合には、実行が遅延されたとされるジョブに
ついて収集したログ情報が示す当該ジョブの実行開始時
間および実行終了時間に基づいて、実行が遅延されたと
されるジョブの実行ファイルによるCPU負荷やメモリ
利用率を示した情報を特定する。
情報分析部103は、上記のようにして特定した計算機
情報のなかから、上記のようにして特定した、実行が遅
延されたとされるジョブの実行ファイルと同じ時間帯
に、当該ジョブを実行したジョブ実行計算機202によ
り実行されていた他の実行ファイルによるCPU負荷や
メモリ利用率を示した情報を特定する(ステップ160
2)。この際、特定した他の実行ファイルの実行ファイ
ル名と、当該他の実行ファイルのCPU負荷やメモリ利
用率を示した情報から特定される当該他の実行ファイル
の実行開始時刻および実行終了時刻により、図4に示す
定義情報あるいは図7に示すログ情報に基づいて、当該
他の実行ファイルがどのジョブネットのジョブに対応す
るものであるかを特定可能である場合は、当該ジョブネ
ット名およびジョブ名を当該他の実行ファイルに対応づ
ける。
部190は、上記のステップ1601で特定した、実行
が遅延されたとされるジョブの実行ファイルによるCP
U負荷やメモリ利用率を示した情報と、上記のステップ
1602で特定した、実行が遅延されたとされるジョブ
の実行ファイルと同じ時間帯に実行されていた他の実行
ファイルによるCPU負荷やメモリ利用率を示した情報
とを一覧表示する(ステップ1603)。
り表示される計算機情報を示した図である。図におい
て、「計算機名」には、図13に示す表示画面におい
て、遅延原因として強調表示されたジョブ実行計算機2
02の計算機名が表示される。「表示種別」は、表示内
容がCPU負荷なのかメモリ利用率なのかを示してい
る。オペレータは、入力部180を介して、表示種別設
定ボタン1701を選択し、表示種別をCPU負荷およ
びメモリ利用率のいずれかに設定することができる。
「実行ファイル名」には、上記のステップ1601、1
602で特定した実行ファイルの名称が一覧表示され
る。「ジョブネット/ジョブ名」には、対応する「実行
ファイル名」の欄に表示された実行ファイルに、ジョブ
ネット/ジョブ名が対応付けられている場合にその名称
が表示される。
ル名」の欄に表示された実行ファイルによるCPU負荷
の最大値が、「平均負荷」には、当該実行ファイルによ
るCPU負荷の平均値が表示される。なお、この「最大
負荷」、「平均負荷」の欄は、「表示種別」がメモリ利
用率の場合は、「最大利用率」、「平均利用率」の欄に
変更され、「最大利用率」には、対応する「実行ファイ
ル名」の欄に表示された実行ファイルによるメモリ利用
率の最大値が、「平均利用率」には、当該実行ファイル
によるメモリ利用率の平均値が表示される。
荷、横軸を時刻とし、上記のステップ1601、160
2で特定した各実行ファイルのCPU負荷の変遷がグラ
フ表示される。「表示種別」がメモリ利用率の場合に
は、縦軸をメモリ利用率、横軸を時刻とし、上記のステ
ップ1601、1602で特定した各実行ファイルのメ
モリ利用率の変遷がグラフ表示される。
る実行ファイルの名称は、「表示種別」がCPU負荷の
場合には「負荷平均」に表示される値の高いもの順、メ
モリ利用率の場合には「平均利用率」に表示される値の
高いもの順に並べて表示することが好ましい。
ペレータが、入力部180を介して、ジョブネット/ジ
ョブ名が付された実行ファイル名を選択すると、当該ジ
ョブネット/ジョブ名により特定されるジョブネットの
ジョブネット定義(図4(a)参照)と当該ジョブネット
を構成する各ジョブの定義(図4(b)参照)を表示する
(ステップ1604)。その後、オペレータが、入力部
180を介して、表示切り換えを指示すると(ステップ
1605)、ステップ1603に戻り、図17に示す計
算機情報を表示する。
行の遅延の一因であると判断されたジョブについて、オ
ペレータは、当該ジョブの遅延原因を、当該ジョブを実
行するジョブ実行計算機202の資源使用量の側面から
より詳細に解析することが可能となる。また、実行が遅
延されたとされるジョブを含むジョブネットの定義情報
や、当該ジョブと同じ時間帯に同じジョブ実行計算機2
02により実行されていた他のジョブを含むジョブネッ
トの定義情報を表示可能とすることで、オペレータによ
るジョブネットの見直しを支援することができる。
あると判断されたジョブについて、当該ジョブの遅延原
因を、当該ジョブの実行に際して使用されるネットワー
クのトラヒックの側面からより詳細に解析する場合の手
順について説明する。ここで、ジョブの実行に際して使
用されるネットワークとは、ジョブ実行のために、当該
ジョブを実行するジョブ実行計算機とは別の計算機で稼
動しているアプリケーションに処理を依頼するような場
合に、当該ジョブとアプリケーションとの間に設定され
るネットワーク上の論理的通信路のことである。
ついて、図10、11に示す処理により、ジョブネット
Aの実行の遅延の要因として、ジョブ2とジョブ2を実
行しているジョブ実行計算機(B)202−Bが特定さ
れたものとする。
Bにおけるジョブ2の実行遅延の原因として、ネットワ
ーク資源の側面から考慮すると、ネットワークの通信帯
域の関係上、ジョブ2遂行のために使用するネットワー
ク上の論理的通信路に十分な帯域を確保できない場合
と、ネットワーク媒体をシェアするアプリケーションが
使用する論理的通信路すべての帯域の圧迫により、ジョ
ブ2遂行のために使用するネットワーク上の論理的通信
路に十分な帯域を確保できない場合(たとえば、ジョブ
実行計算機(B)202−Bにてジョブ2とは別のジョ
ブやアプリケーションがジョブ2と同時に実行されてお
り、これらの別のジョブやアプリケーションが使用する
ネットワーク上の論理的通信路により、ジョブ2遂行の
ために使用するネットワーク上の論理的通信路に十分な
帯域を確保できない場合)が考えられる。
算機(B)202−Bは、性能上、ジョブネットAのジ
ョブ2とジョブネットBのジョブ1とを同時に実行する
のに十分な処理能力を備えている場合でも、図18に示
すように、ジョブネットBのジョブ1が使用する論理的
通信路がジョブネットAのジョブ2が使用する論理的通
信路の帯域を圧迫してしまい、このため、ジョブネット
Aのジョブ2の処理を遅延させてしまう場合も考えられ
る。
実行の遅延の一因であると判断されたジョブについて、
当該ジョブの遅延原因を、当該ジョブの実行に際して使
用されるネットワークのトラヒックの側面からより詳細
に解析できるようにしている。
因であると判断されたジョブについて、当該ジョブの遅
延原因を、当該ジョブの実行に際して使用されるネット
ワークのトラヒックの側面からオペレータに表示するた
めの手順を示している。
析部103は、先に説明した図10、11の処理によ
り、図4に示す定義情報に定義されたあるジョブネット
について、ジョブネットの実行の遅延の一因を特定する
と、図12(b)に示すような詳細情報表示画面を表示
する。この詳細情報表示画面上において、表示部190
は、入力部180を介して、遅延原因の選択と、原因箇
所表示の指示がオペレータから入力されると、原因箇所
を表す図13、14に示すような表示を行う。
す詳細情報表示画面において、遅延原因としてジョブ実
行計算機が選択された場合の表示画面)において、入力
部180を介して、オペレータから、遅延原因をネット
ワークのトラヒックの側面から解析する旨の指示が入力
されると、図19のフローが開始される。
情報分析部103は、先に説明した図9に示すフローに
よりデータベース104に蓄積されたネットワーク情報
を検索し、図13に示す表示画面において遅延原因とし
て強調表示されたジョブが使用する論理的通信路のトラ
ヒック情報を特定する(ステップ2101)。これは、
図4(b)に示す、対象としているジョブネットを構成
する各ジョブの定義において、図13に示す表示画面に
おいて遅延原因として強調表示されたジョブネットのジ
ョブに対応付けられたポート番号を、通信先あるいは通
信元とする論理的通信路のトラヒック情報を、データベ
ース104に蓄積されたネットワーク情報から検索する
ことで行うことができる。なお、この際、図13に示す
表示画面において遅延原因として強調表示されたジョブ
と当該ジョブが処理を依頼するアプリケーションとの間
に設定された論理的通信路(論理的通信路を終端する2
つの通信ポートのいずれか一方が前記強調表示されたジ
ョブが使用する通信ポートに相当)の他に、処理を依頼
されたアプリケーションと当該処理を依頼されたアプリ
ケーションが当該処理遂行のために処理を依頼するアプ
リケーションとの間に設定された論理的通信路(論理的
通信路を終端する2つの通信ポートのいずれもが前記強
調表示されたジョブが使用する通信ポートに相当しない
が、そのうちの一方が、他の論理的通信路において、前
記強調表示されたジョブが使用する通信ポートと対の通
信ポートに相当)をも、前記強調表示されたジョブが使
用する論理的通信路に含めるようにしてもよい。
特定された、図13に示す表示画面において遅延原因と
して強調表示されたジョブが使用する論理的通信路の一
覧を表示する(ステップ2102)。
り表示される論理的通信路の一覧を示した図である。図
において、「ジョブネット/ジョブ名」には、図13に
示す表示画面において遅延原因として強調表示されたジ
ョブとそのジョブを含むジョブネットの名称が表示され
る。「論理的通信路名」には、論理的通信路を終端する
2つの通信ポート番号の組が表示される。「送信元−送
信先」には、「論理的通信路名」に表示された2つの通
信ポート番号により特定される論理的通信路が設定され
ているネットワークの部分(2つの計算機間の通信媒体
(通信回線やLAN))を表わす2つの計算機名の組が
表示される。また、「ネットワーク名」には、「送信元
−送信先」で特定される2つの計算機間の回線名称やL
ANのセグメント名称が表示される。管理マネージャ計
算機201は、通信ポート番号とその通信ポート番号が
割り当てられているジョブ実行計算機202およびジョ
ブとの対応を記述したテーブルをデータベース104に
格納しており、管理マネージャ計算機201の性能情報
分析部103は、このテーブルを用いて、各論理的通信
路がネットワークおよびジョブに対応した実行プロセス
のどの部分に相当するのかを特定することができる。
情報分析部103は、オペレータが、入力部180を介
して、図20に示す表示画面からいずれか1つの論理的
通信路(あるいは、送信元−送信先、ネットワーク名)
を選択すると、図13に示す表示画面において遅延原因
として強調表示されたジョブが実行されていた期間中に
おける、当該選択された論理的通信路(あるいは、選択
された送信元−送信先、ネットワーク名に対応する論理
的通信路)のトラヒックを示した情報を、データベース
104に蓄積されたネットワーク情報から取得するとと
もに(ステップ2103)、データベース104に蓄積
されたネットワーク情報を検索し、選択された論理的通
信路が設定されているネットワークの部分(2つの計算
機間の通信媒体)に、他の論理的通信路が設定されてい
るか否かを調べ、設定されている場合は、図13に示す
表示画面において遅延原因として強調表示されたジョブ
が実行されていた期間中における、当該他の論理的通信
路のトラヒックを示した情報を取得する(ステップ21
04)。上述したように、管理マネージャ計算機201
は、通信ポート番号とその通信ポート番号が割り当てら
れているジョブ実行計算機202およびジョブとの対応
を記述したテーブルをデータベース104に格納してい
るので、管理マネージャ計算機201の性能情報分析部
103は、このテーブルを用いて、各論理的通信路がネ
ットワークのどの部分に相当するのかを特定することが
できる。なお、この際、管理マネージャ計算機201の
性能情報分析部103は、取得した他の論理的通信路に
ついて、当該論理的通信路を特定する2つの通信ポート
番号のいずれかが、図4に示す定義においてジョブが使
用するものに設定されている場合は、当該ジョブとその
ジョブを含むジョブネットの名称を、当該論理的通信路
に対応づける。
部190は、上記のステップ2103で選択された論理
的通信路のトラヒックを示した情報と、上記のステップ
2104で取得した、上記のステップ2103で選択さ
れた論理的通信路が設定されているネットワークの部分
に設定されている他の論理的通信路のトラヒックを示し
た情報とを一覧表示する(ステップ2105)。
り表示されるネットワーク情報を示した図である。図に
おいて、「ネットワーク名」には、図20に示す表示画
面において選択された論理的通信路が設定されているネ
ットワークの部分を特定する名称が表示される。「表示
種別」は、表示内容が単位時間当たりのパケット数なの
かバイト数なのかを示している。オペレータは、入力部
180を介して、表示種別設定ボタン2201を選択
し、表示種別を単位時間当たりのパケット数およびバイ
ト数のいずれかに設定することができる。「論理的通信
路名」には、上記のステップ2103で選択された論理
的通信路と上記のステップ2104で特定した他の論理
的通信路の名称が一覧表示される。「ジョブネット/ジ
ョブ名」には、対応する「論理的通信路名」の欄に表示
された論理的通信路に、ジョブネット/ジョブ名が対応
付けられている場合にその名称が表示される。
的通信路名」の欄に表示された論理的通信路における単
位時間当たりのパケット数の平均値が、「最大パケット
数」には、当該論理的通信路における単位時間当たりの
パケット数の最大値が表示される。なお、この「平均パ
ケット数」、「最大パケット数」の欄は、「表示種別」
が単位時間当たりのバイト数の場合は、「平均バイト
数」、「最大バイト数」の欄に変更され、「平均バイト
数」には、対応する「論理的通信路名」の欄に表示され
た論理的通信路による単位時間当たりのバイト数の平均
値が、「最大バイト数」には、当該論理的通信路による
単位時間当たりのバイト数の最大値が表示される。
たりのパケット数、横軸を時刻とし、上記のステップ2
103で選択された論理的通信路と上記のステップ21
04で特定した他の論理的通信路における単位時間当た
りのパケット数の変遷がグラフ表示される。「表示種
別」が単位時間当たりのバイト数の場合には、縦軸を単
位時間当たりのバイト数、横軸を時刻とし、上記のステ
ップ2103で選択された論理的通信路と上記のステッ
プ2104で特定した他の論理的通信路における単位時
間当たりのパケット数の変遷がグラフ表示される。
る論理的通信路の名称は、「表示種別」が単位時間当た
りのパケット数の場合には「平均パケット数」に表示さ
れる値の高いもの順、単位時間当たりのバイト数の場合
には「平均バイト数」に表示される高いもの順に並べて
表示することが好ましい。
ペレータが、入力部180を介して、ジョブネット/ジ
ョブ名が付された論理的通信路名を選択すると、当該ジ
ョブネット/ジョブ名により特定されるジョブネットの
ジョブネット定義(図4(a)参照)と当該ジョブネット
を構成する各ジョブの定義(図4(b)参照)を表示する
(ステップ2106)。その後、オペレータが、入力部
180を介して、ネットワーク情報の表示画面への表示
切り換えを指示すると(ステップ2107)、ステップ
2105に戻り、図21に示すネットワーク情報を表示
する。また、論理的通信路一覧の表示画面への表示切り
換えを指示すると(ステップ2108)、ステップ21
02に戻り、図20に示す論理的通信路一覧を表示す
る。
行の遅延の一因であると判断されたジョブについて、オ
ペレータは、当該ジョブの遅延原因を、当該ジョブの実
行に際して使用されるネットワークのトラヒックの側面
からより詳細に解析することが可能となる。また、実行
が遅延されたとされるジョブを含むジョブネットの定義
情報や、当該ジョブと同じ時間帯に、当該ジョブが使用
するネットワークの部分を使用していた他のジョブを含
むジョブネットの定義情報を表示可能とすることで、オ
ペレータによるジョブネットの見直しを支援することが
できる。
示す表示画面において遅延原因としして強調表示された
ジョブが選択されると、図20に示すような、当該ジョ
ブが使用する論理的通信路と当該論理的通信路の送信元
−送信先と当該論理的通信路が設定されネットワークの
部分の名称を一覧表示し、この一覧表示画面から1つの
論理的通信路が選択されると、選択された論理的通信路
が設定されているネットワークの部分について、図21
に示すようなネットワーク情報を表示するようにしてい
る。しかしながら、図13に示す表示画面において遅延
原因としして強調表示されたジョブが選択されると、当
該ジョブが使用する各論理的通信路が設定されたネット
ワークの部分各々について、図21に示すようなネット
ワーク情報を直接表示するようにしてもよい。この場
合、たとえば、操作者が図21に示すネットワーク名の
欄をカーソル指示すると、図13に示す表示画面におい
て選択したジョブが使用する論理的通信路が設定された
ネットワークの部分を示すネットワーク名称の一覧が表
示されるようにし、当該一覧の中で操作者がカーソル指
示したネットワーク名称についてのネットワーク情報を
表示するようにすればよい。
あると判断されたジョブについて、当該ジョブを実行す
るジョブ実行計算機202の負荷を軽減するための手順
について説明する。
因であると判断されたジョブについて、当該ジョブを実
行するジョブ実行計算機202の負荷を軽減するための
手順を示す図である。
析部103は、先に説明した図10、11の処理によ
り、図4に示す定義情報に定義されたあるジョブネット
について、ジョブネットの実行の遅延の一因を特定する
と、図12(b)に示すような詳細情報表示画面を表示
する。この詳細情報表示画面上において、オペレータ
が、入力部180を介して、ジョブネットの実行の遅延
の一因とされたジョブとそのジョブを実行するジョブ実
行計算機を選択し、かつ、計算機の負荷軽減の指示を入
力すると、図22のフローが開始される。
情報分析部103は、先に説明した図8に示すフローに
よりデータベース104に蓄積された計算機情報を検索
し、ジョブネットの実行の遅延の一因とされたジョブを
実行するジョブ実行計算機202の計算機情報を特定す
る。そして、当該計算機情報のなかから、ジョブネット
の実行の遅延の一因とされたジョブの実行ファイルによ
るCPU負荷やメモリ利用率を示した情報と、当該ジョ
ブの実行ファイルと同じ時間帯に、当該ジョブを実行し
たジョブ実行計算機202により実行されていた他の実
行ファイルによるCPU負荷やメモリ利用率を示した情
報とを取得する(ステップ2301)。この際、前記他
の実行ファイルについて、当該他の実行ファイルの実行
ファイル名と当該他の実行ファイルのCPU負荷やメモ
リ利用率を示した情報から特定される当該他の実行ファ
イルの実行開始時刻および実行終了時刻により、図4に
示す定義情報あるいは図7に示すログ情報に基づいて、
当該他の実行ファイルがどのジョブネットのジョブに対
応するものであるかを特定可能である場合は、当該ジョ
ブネット名およびジョブ名を当該他の実行ファイルに対
応づける。
情報分析部103は、上記のステップ2301で取得し
た各実行ファイルによるCPU負荷やメモリ利用率を示
した情報より、ジョブ実行計算機全体としてのCPU負
荷あるいはメモリ利用率が所定の許容値を超えているか
否かを調べる(ステップ2302)。
義情報を調べ、ジョブネットの実行の遅延の一因とされ
たジョブネットのジョブに代替計算機が設定されている
か否かを調べる。また、ステップ2301において、ジ
ョブネット名およびジョブ名が対応付けられた実行ファ
イルについて、当該ジョブネット名およびジョブ名によ
り特定されるジョブネットのジョブに代替計算機が設定
されているか否かを調べる(ステップ2303)。
機が設定されていると判断されたジョブネットのジョブ
のなかから、ジョブを代替計算機に実行させた場合に、
当該代替計算機全体としてのCPU負荷あるいはメモリ
利用率が所定の許容値を超えてしまわないジョブネット
のジョブを選択する(ステップ2304)。所定の許容
値を超えてしまうか否かの判断は、データベース104
に蓄積された計算機情報を検索して代替計算機の計算機
情報を特定し、当該計算機情報のなかから、前記ジョブ
ネットの実行の遅延の一因とされたジョブの実行ファイ
ルと同じ時間帯に、当該代替計算機により実行されてい
た実行ファイルによるCPU負荷やメモリ利用率を示し
た情報を取得する。そして、取得した情報により特定さ
れる代替計算機全体としてのCPU負荷やメモリ利用率
に、上記のステップ2301で取得した、当該代替計算
機が設定されていると判断されたジョブネットのジョブ
の実行ファイルによるCPU負荷やメモリ利用率を加算
した値を、前記所定の許容値と比較すればよい。
情報分析部103は、上記のステップ2304で選択し
たジョブネットのジョブを、当該ジョブの代替計算機に
実行させるよう図4の定義情報を変更する(ステップ2
305)。もし、各ジョブ実行計算機202の業務実行
制御部115によるジョブネットの実行の制御として
は、先に説明した(1)第1の形態を採用する場合、す
なわち、各ジョブ実行計算機202の業務実行制御部1
15が、図4に示した定義情報のうち、自ジョブ実行計
算機202に割り当てられたジョブに関連する部分を業
務定義情報として保持し、自ジョブ実行計算機202に
割り当てられたジョブの実行を制御する場合は、代替計
算機に、上記のステップ2304で選択したジョブネッ
トのジョブの定義情報(計算機名称を代替計算機に表示
された計算機に変更したもの)を送るとともに、上記の
ステップ2304で選択したジョブネットのジョブを実
行していた計算機に、当該ジョブネットのジョブについ
ての定義情報を破棄するよう指示する。一方、先に説明
した(2)第2の形態を採用する場合、すなわち、ジョ
ブ実行計算機202のうちの特定の一つのジョブ実行計
算機202の業務実行制御部115が集中的にジョブネ
ットの実行を制御する場合は、当該特定の一つのジョブ
実行計算機に、変更後の図4に示す定義情報(上記のス
テップ2304で選択したジョブネットのジョブについ
て、計算機名称を代替計算機に表示された計算機に変更
したもの)を送る。
情報分析部103は、上記のステップ2302で求めた
ジョブ実行計算機全体としてのCPU負荷あるいはメモ
リ利用率から、上記のステップ2305において実行を
代替計算機に移動したジョブネットのジョブの実行ファ
イルによるCPU負荷あるいはメモリ利用率を引いた値
が、前記所定の許容値を超えているか否かを調べる(ス
テップ2306)。
る。一方、超えている場合、ステップ2303において
代替計算機が設定されていると判断されたジョブネット
のジョブのすべてについて調査していない場合は、ステ
ップ2304に戻る。既に調査済みの場合は、表示部1
90を介して、ジョブネットの実行の遅延の一因とされ
たジョブを実行するジョブ実行計算機202の性能強化
をオペレータに促す(ステップ2307)。
た。
す定義情報に定義された複数のジョブネット各々につい
て、図10、11の処理によりジョブネットの実行の遅
延の解析が施されている場合、管理マネージャ計算機2
01は、入力部180に入力されたオペレータの指示に
より、これら複数のジョブネットのなかから遅延が生じ
ているジョブネットとその遅延箇所を特定できるよう
に、表示部190に表示させるようにしてもよい。
実行されている各ジョブネットおよびこれら各ジョブネ
ットを構成するジョブの一覧から、遅延の一因と判断さ
れたジョブネットのジョブを選択するための画面の一例
を示している。この画面では、図10、11に示す処理
により遅延の一因と判断されたジョブネットのジョブに
ついて、色を変えるなどして強調表示している。当該画
面上で、この強調表示されたジョブネットのジョブが選
択されると、当該ジョブネットのジョブについて、当該
ジョブの遅延原因を、当該ジョブを実行するジョブ実行
計算機の資源使用量の側面からオペレータに表示するた
めの図16に示す手順、あるいは、当該ジョブの実行に
際して使用されるネットワークのトラヒックの側面から
オペレータに表示するための図19に示す手順が開始さ
れる。図23に示す表示画面を用いることにより、ジョ
ブシステム上で複数のジョブネットを評価した場合、強
調表示された複数のジョブからボトルネック原因を追求
すべきジョブを選択することが容易になる。
成する各ジョブ実行計算機のなかから、遅延の一因と判
断されたジョブネットのジョブを実行した計算機を選択
するための画面の一例を示している。この画面では、図
18と同様、図10、11に示す処理により遅延の一因
と判断されたジョブネットのジョブが実行されたジョブ
実行計算機について、色を変えるなどして強調表示して
いる。当該画面上で、この強調表示されたジョブ実行計
算機が選択されると、遅延の一因と判断されたジョブネ
ットのジョブについて、当該ジョブの遅延原因を、選択
されたジョブ実行計算機の資源使用量の側面からオペレ
ータに表示するための図16に示す手順、あるいは、当
該ジョブの実行に際して使用されるネットワークのトラ
ヒックの側面からオペレータに表示するための図19に
示す手順が開始される。図24に示す表示画面を用いる
ことにより、ジョブシステム上で複数のジョブネットを
評価した場合、強調表示された複数の計算機からボトル
ネック原因を追求すべき計算機を選択することが容易に
なる。
ネットを構成する一連のジョブの各々に、それぞれ計算
機を割当て、各ジョブを、予め定めた順序で、当該ジョ
ブを割り当てた計算機に実行させるジョブシステムにお
いて、業務処理に遅延を生じさせた原因箇所を、効率よ
く、ジョブとの関連において検出することができる。
て、ジョブの実行遅延の問題を計算機の負荷情報やネッ
トワークトラヒック情報と関連付けて計算機やネットワ
ーク資源自体の容量不足やこれらの資源を圧迫するジョ
ブを特定することが容易にできる。
成を示すブロック図である。
機とジョブ実行計算機のハードウエア構成を示すブロッ
ク図である。
機とジョブ実行計算機の機能構成を示すブロック図であ
る。
ブの定義を示した図である。
けるジョブの実行のようすを示した図である。
を示したフローチャートである。
である。
順を示したフローチャートである。
集の手順を示したフローチャートである。
行の遅延の要因を検出する手順を示したフローチャート
である。
行の遅延の要因を検出する手順を示したフローチャート
である。
行の遅延の要因を表示する表示画面を示した図である。
行の遅延の要因を表示する表示画面を示した図である。
行の遅延の要因を表示する表示画面を示した図である。
定義に従ってジョブネットAとジョブネットBが実行さ
れるようすを示したものである。
断されたジョブについて、当該ジョブの遅延原因を、当
該ジョブを実行するジョブ実行計算機202の資源使用
量の側面からオペレータに表示するための手順を示した
フローチャートである。
計算機情報を示した図である。
定義に従ってジョブネットAとジョブネットBが実行さ
れるようすを示したものである。
断されたジョブについて、当該ジョブの遅延原因を、当
該ジョブの実行に際して使用されるネットワークのトラ
ヒックの側面からオペレータに表示するための手順を示
したフローチャートである。
論理的通信路の一覧を示した図である。
ネットワーク情報を示した図である。
断されたジョブについて、当該ジョブを実行するジョブ
実行計算機202の負荷を軽減するための手順を示した
フローチャートである。
る各ジョブネットおよびこれら各ジョブネットを構成す
るジョブの一覧から、遅延の一因と判断されたジョブネ
ットのジョブを選択するための画面の一例を示す図であ
る。
ブ実行計算機のなかから、当該ジョブシステム上で実行
されている各ジョブネットを構成するジョブの一覧か
ら、遅延の一因と判断されたジョブネットのジョブを選
択するための画面の一例を示す図である。
ーション部、103…性能情報分析部、104…データ
ベース、105…管理情報制御部、106…業務実行ロ
グ収集部、107…業務定義情報収集部、108…計算
機情報収集部、109…ネットワーク情報収集部、11
0…業務定義情報・ログ情報収集部、111…計算機情
報収集部、112…ネットワーク情報収集部、113…
統合管理エージェント、114…管理対象計算機、11
5…業務実行制御部、116…計算機管理部、117…
ネットワーク管理部、201…管理マネージャ計算機、
202…ジョブ実行計算機、208−213…ネットワ
ーク、301…主記憶装置、302…中央処理装置、3
03…ネットワーク制御装置、304…ローカルエリア
ネットワーク、305…通信回線、306…デイスク装
置、307…デイスク制御装置、308…表示装置、3
09…表示制御装置
Claims (21)
- 【請求項1】ネットワークで結ばれた複数の計算機を有
する計算機システムを用い、ジョブネットを構成する一
連のジョブの各々に計算機を割当て、各ジョブを、予め
定めた順序で当該ジョブを割り当てた計算機に実行させ
ることで、前記ジョブネットを処理するジョブシステム
において、前記ジョブネットの処理の遅延の要因を解析
する遅延要因解析方法であって、 各計算機からジョブの実行の履歴を表す履歴情報を収集
する収集ステップと、 予め定義された定義情報が表す各ジョブの実行予定に対
して前記履歴が表す各ジョブの実行の遅延の形態と、各
ジョブが割り当てられた計算機とに応じて、前記ジョブ
ネットの処理の遅延の要因となったジョブと計算機シス
テムの部分とを判定する解析ステップとを有することを
特徴とする遅延要因解析方法。 - 【請求項2】請求項1記載の遅延要因解析方法であっ
て、 前記履歴情報は、 計算機がジョブの実行を開始した実行開始時間と、計算
機がジョブの実行を終了した実行終了時間と、計算機が
ジョブの実行に要した実行時間とを特定可能な情報であ
り、 前記定義情報は、 各ジョブの実行を開始する予定時間である開始予定時間
と、各ジョブの実行を終了する予定時間である終了予定
時間と、ジョブの実行に要する予定時間である実行予定
時間とを特定可能な情報であり、 前記解析ステップは、 実行時間が実行予定時間を所定レベル以上超えているジ
ョブが割り当てられた計算機を、前記ジョブネットの処
理の遅延の要因として抽出する第1のステップと、 実行開始時刻が開始予定時刻より所定レベル以上遅れて
いるジョブの直前に実行されたジョブのうち、実行終了
時刻が最も遅いジョブの当該実行終了時刻が、終了予定
時刻より所定レベル以上遅れていない場合に、前記実行
開始時刻が開始予定時刻より所定レベル以上遅れている
ジョブと当該ジョブの直前に実行されたジョブとの間の
伝達を担う前記計算機システムの部分を、前記ジョブネ
ットの処理の遅延の要因として抽出する第2のステップ
とを有することを特徴とする遅延要因解析方法。 - 【請求項3】請求項2記載の遅延要因解析方法であっ
て、 前記第2のステップは、 前記実行開始時刻が開始予定時刻より所定レベル以上遅
れているジョブと、当該ジョブの直前に実行されたジョ
ブが割り当てられた計算機が同じ計算機である場合に、
当該計算機を前記ジョブネットの処理の遅延の要因とし
て抽出し、 前記実行開始時間が開始予定時間より所定レベル以上遅
れているジョブと、当該ジョブの直前に実行されたジョ
ブが割り当てられた計算機が異なる計算機である場合に
当該計算機間のネットワークを、前記ジョブネットの処
理の遅延の要因として抽出することを特徴とする遅延要
因解析方法。 - 【請求項4】ネットワークで結ばれた複数の計算機を有
する計算機システムを用い、ジョブネットを構成する一
連のジョブの各々に計算機を割当て、各ジョブを、予め
定めた順序で当該ジョブを割り当てた計算機に実行させ
ることで、前記ジョブネットを処理するジョブシステム
において、前記ジョブネットの処理の遅延の要因を解析
する遅延要因解析方法であって、 各計算機から、当該計算機がジョブの実行を開始した実
行開始時刻と、当該計算機がジョブの実行に要した実行
時間とを特定可能な履歴情報を収集する収集ステップ
と、 予め定義された、各ジョブの実行を開始する予定時刻で
ある開始予定時刻とジョブの実行に要する予定時間であ
る実行予定時間とを特定可能な定義情報と、収集した履
歴情報とを比較し、前記ジョブネットの処理の遅延の要
因を判定する解析ステップとを有し、 前記解析ステップは、 予め定めた規則に従って特定のジョブに着目する第1の
ステップと、 当該着目したジョブの実行開始時刻が開始予定時刻より
所定レベル以上遅れている場合に、着目したジョブの前
記順序上直前に実行されるジョブに、着目する処理を繰
り返す第2のステップと、 着目した各ジョブについて、当該ジョブの実行時間が実
行予定時間を所定レベル以上超えている場合に、当該ジ
ョブを、前記ジョブネットの処理の遅延の要因として抽
出する第3のステップと、を有することを特徴とする遅
延要因解析方法。 - 【請求項5】請求項4記載の解析方法であって、 前記第3のステップは、 前記ジョブネットの処理の遅延の要因としてあるジョブ
を抽出した場合に、当該ジョブが割り当てられた計算機
を、前記ジョブネットの処理の遅延の要因としてさらに
抽出することを特徴とする遅延要因解析方法。 - 【請求項6】請求項4記載の遅延要因解析方法であっ
て、 前記履歴情報は、 計算機がジョブの実行を終了した実行終了時刻を特定可
能な情報であり、 前記定義情報は、 各ジョブの実行を終了する予定時刻である終了予定時刻
を特定可能な情報であり、 前記解析ステップは、 着目したジョブの実行開始時刻が開始予定時刻より所定
レベル以上遅れている場合に、当該着目したジョブの直
前に実行されるジョブのうち、実行終了時間が最も遅い
ジョブの実行終了時刻が、終了予定時刻より所定レベル
以上遅れていない場合には、着目したジョブと当該着目
したジョブの直前に実行されたジョブとの間を、前記ジ
ョブネットの処理の遅延の要因として抽出する第4のス
テップを、さらに有することを特徴とする遅延要因解析
方法。 - 【請求項7】請求項6記載の遅延要因解析方法であっ
て、 前記第4のステップは、 前記ジョブネットの処理の遅延の要因として、あるジョ
ブと当該ジョブの直前に実行されたジョブとの間を抽出
した場合において、当該ジョブが割り当てられた計算機
と当該ジョブの直前に実行されたジョブが割り当てられ
た計算機とが異なる場合に、当該計算機間のネットワー
クを、前記ジョブネットの処理の遅延の要因としてさら
に抽出することを特徴とする遅延要因解析方法。 - 【請求項8】ネットワークで結ばれた複数の計算機を有
する計算機システムを用い、ジョブネットを構成する一
連のジョブの各々に計算機を割当て、各ジョブを、予め
定めた順序で当該ジョブを割り当てた計算機に実行させ
ることで、前記ジョブネットを処理するジョブシステム
において、前記ジョブネットの処理の遅延の要因を解析
する遅延要因解析方法であって、 各計算機から、当該計算機がジョブの実行を開始した実
行開始時刻と、当該計算機がジョブの実行を終了した実
行終了時刻と、当該計算機がジョブの実行に要した実行
時間とを特定可能な履歴情報を収集する収集ステップ
と、 予め定義された、各ジョブの実行を開始する予定時刻で
ある開始予定時刻と各ジョブの実行を終了する予定時刻
である終了予定時刻とジョブの実行に要する予定時間で
ある実行予定時間とを特定可能な定義情報と、収集した
履歴情報とを比較し、前記ジョブネットの処理の遅延の
要因を判定する解析ステップとを有し、 前記解析ステップは、 予め定めた規則に従って特定のジョブに着目する第1の
ステップと、 着目したジョブの前記順序上直前に実行されるジョブの
うち、実行終了時刻が最も遅いジョブよりn(但し、n
は自然数)番目以内のジョブを抽出して着目する処理を
繰り返す第2のステップと、 着目した各ジョブについて、当該ジョブの実行時間が実
行予定時間を所定レベル以上超えている場合に、当該ジ
ョブを、前記ジョブネットの処理の遅延の要因として抽
出する第3のステップとを有することを特徴とする遅延
要因解析方法。 - 【請求項9】請求項8記載の遅延要因解析方法であっ
て、 前記第2のステップは、 着目したジョブについて、実行開始時刻が開始予定時刻
より所定レベル以上遅れていない場合は、当該着目した
ジョブの前記順序上直前のジョブのうち、実行終了時刻
が最も遅いジョブよりn(但し、nは自然数)番目以内の
ジョブを抽出して着目する処理を行わないことを特徴と
する遅延要因解析方法。 - 【請求項10】請求項8記載の遅延要因解析方法であっ
て、 前記第3のステップは、 前記ジョブネットの処理の遅延の要因としてあるジョブ
を抽出した場合に、当該ジョブが割り当てられた計算機
を、前記ジョブネットの処理の遅延の要因としてさらに
抽出することを特徴とする遅延要因解析方法。 - 【請求項11】請求項8記載の遅延要因解析方法であっ
て、 前記解析ステップは、 着目したジョブの実行開始時刻が開始予定時刻より所定
レベル以上遅れている場合に、着目したジョブの直前に
実行されたジョブのうち、実行終了時刻が最も遅いジョ
ブの当該実行終了時刻が、終了予定時刻より所定レベル
以上遅れていない場合には、当該着目したジョブと当該
着目したジョブの直前に実行されたジョブとの間を、前
記ジョブネットの処理の遅延の要因として抽出する第4
のステップを、さらに有することを特徴とする遅延要因
解析方法。 - 【請求項12】請求項11記載の遅延要因解析方法であ
って、 前記第4のステップは、 前記ジョブネットの処理の遅延の要因として、あるジョ
ブと当該ジョブの直前に実行されたジョブとの間を抽出
した場合において、当該ジョブが割り当てられた計算機
と当該ジョブの直前に実行されたジョブが割り当てられ
た計算機とが異なる場合に、当該計算機間のネットワー
クを、前記ジョブネットの処理の遅延の要因としてさら
に抽出することを特徴とする遅延要因解析方法。 - 【請求項13】ネットワークで結ばれた複数の計算機を
有する計算機システムを用い、ジョブネットを構成する
一連のジョブの各々に計算機を割当て、各ジョブを、予
め定めた順序で当該ジョブを割り当てた計算機に実行さ
せることで、前記ジョブネットを処理するジョブシステ
ムにおいて、前記ジョブネットの処理の遅延の要因を解
析する遅延要因解析方法であって、 各計算機から当該計算機に割り当てられた前記ジョブネ
ットを構成するジョブの実行の履歴を表す履歴情報を収
集する収集ステップと、 予め定義された定義情報が表す前記ジョブネットを構成
する一連のジョブ各々の実行予定に対して、収集した前
記履歴情報が表す前記ジョブネットを構成する一連のジ
ョブ各々の実行の遅延の形態と、当該一連のジョブ各々
が割り当てられた計算機とに応じて、前記ジョブネット
の処理の遅延の要因となったジョブと当該ジョブが割り
当てられた計算機とを判定する解析ステップと、 前記ジョブネットの処理の遅延の要因となったジョブが
割り当てられた計算機より、当該計算機上で実行されて
いる各プロセスの当該計算機の資源利用状況を取得する
計算機利用状況取得ステップと、 前記ジョブネットの処理の遅延の要因となったジョブ
の、当該ジョブが割り当てられた計算機上での実行形態
であるプロセスを特定し、前記ジョブネットの処理の遅
延の要因となったジョブが割り当てられた計算機より取
得した各プロセス毎の当該計算機の資源利用状況のなか
から、前記ジョブネットの処理の遅延の要因となったジ
ョブのプロセスによる当該計算機の資源利用状況を特定
するプロセス特定ステップと、 前記ジョブネットの処理の遅延の要因となったジョブが
割り当てられた計算機より取得した各プロセスの当該計
算機の資源利用状況を、少なくとも、前記ジョブネット
の処理の遅延の要因となったジョブについて特定したプ
ロセスによる当該計算機の資源利用状況がわかるように
表示する計算機利用状況表示ステップと、を有すること
を特徴とする遅延要因解析方法。 - 【請求項14】請求項13記載の遅延要因解析方法であ
って、 前記プロセス特定ステップは、 前記ジョブネットの処理の遅延の要因となったジョブが
割り当てられた計算機より取得した各プロセスの当該計
算機の資源利用状況に、前記ジョブネットの処理の遅延
の要因となったジョブ以外のジョブに対応したプロセス
の資源利用状況が含まれているか否かを、さらに判断
し、 前記計算機利用状況表示ステップは、 前記ジョブネットの処理の遅延の要因となったジョブが
割り当てられた計算機より取得した各プロセスの当該計
算機の資源利用状況に、前記ジョブネットの処理の遅延
の要因となったジョブ以外のジョブに対応したプロセス
の資源利用状況が含まれている場合に、前記ジョブネッ
トの処理の遅延の要因となったジョブ以外のジョブを含
むジョブネットに対して予め定義された、当該ジョブネ
ットを構成する一連のジョブ各々の実行予定を表わす前
記定義情報を、さらに表示することを特徴とする遅延要
因解析方法。 - 【請求項15】請求項13記載の遅延要因解析方法であ
って、 前記定義情報は、 前記ジョブネットを構成する一連のジョブ各々につい
て、当該ジョブが割り当てられた計算機と当該ジョブの
実行開始予定時刻を示す実行予定と、当該ジョブの実行
を実現するために当該計算機に実行させる実行ファイル
の名称とを特定可能な情報であり、 前記計算機より取得した各プロセスの当該計算機の資源
利用状況は、 当該計算機にて実行されている実行ファイル毎の当該計
算機の資源利用状況であり、 前記プロセス特定ステップは、 前記ジョブネットの処理の遅延の要因となったジョブ
の、当該ジョブが割り当てられた計算機上での実行形態
であるプロセスを特定する情報として、前記定義情報よ
り当該ジョブに対応づけられた実行ファイルの名称を取
得し、 前記ジョブネットの処理の遅延の要因となったジョブが
割り当てられた計算機より取得した実行ファイル毎の当
該計算機の資源利用状況のなかから、前記ジョブネット
の処理の遅延の要因となったジョブの実行ファイルによ
る資源利用状況を特定することを特徴とする遅延要因解
析方法。 - 【請求項16】ネットワークで結ばれた複数の計算機を
有する計算機システムを用い、ジョブネットを構成する
一連のジョブの各々に計算機を割当て、各ジョブを、予
め定めた順序で当該ジョブを割り当てた計算機に実行さ
せることで、前記ジョブネットを処理するジョブシステ
ムにおいて、前記ジョブネットの処理の遅延の要因を解
析する遅延要因解析方法であって、 各計算機から自計算機に割り当てられた前記ジョブネッ
トを構成するジョブの実行の履歴を表す履歴情報を収集
する収集ステップと、 予め定義された定義情報が表す前記ジョブネットを構成
する一連のジョブ各々の実行予定に対して、収集した前
記履歴情報が表す前記ジョブネットを構成する一連のジ
ョブ各々の実行の遅延の形態と、当該一連のジョブ各々
が割り当てられた計算機とに応じて、前記ジョブネット
の処理の遅延の要因となったジョブと当該ジョブが割り
当てられた計算機とを判定する解析ステップと、 前記ジョブネットの処理の遅延の要因となったジョブ
の、当該ジョブが割り当てられた計算機上での実行形態
であるプロセスを特定し、特定したプロセスが使用する
論理的通信路が設定されたネットワークの部分を特定す
るネットワーク特定ステップと、 特定したネットワークにおける、当該ネットワークに設
定された論理的通信路毎のトラヒック状況を収集するト
ラヒック状況収集ステップと、 収集した論理的通信路毎のトラヒック状況を、少なくと
も、前記ジョブネットの処理の遅延の要因となったジョ
ブについて特定したプロセスが使用する論理的通信路の
トラヒック状況がわかるように表示するトラヒック状況
表示ステップと、を有することを特徴とする遅延要因解
析方法。 - 【請求項17】請求項16記載の遅延要因解析方法であ
って、 収集した論理的通信路毎のトラヒック状況に、前記ジョ
ブネットの処理の遅延の要因となったジョブ以外のジョ
ブに対応したプロセスが使用する論理的通信路のトラヒ
ック状況が含まれているか否かを判断するステップをさ
らに有し、 前記トラヒック状況表示ステップは、 収集した論理的通信路毎のトラヒック状況に、前記ジョ
ブネットの処理の遅延の要因となったジョブ以外のジョ
ブに対応したプロセスが使用する論理的通信路のトラヒ
ック状況が含まれている場合に、前記ジョブネットの処
理の遅延の要因となったジョブ以外のジョブを含むジョ
ブネットに対して予め定義された、当該ジョブネットを
構成する一連のジョブ各々の実行予定を表わす前記定義
情報を、さらに表示することを特徴とする遅延要因解析
方法。 - 【請求項18】請求項16記載の遅延要因解析方法であ
って、 前記ネットワーク特定ステップは、 前記ジョブネットを構成する一連のジョブ各々につい
て、計算機上での実行形態であるプロセスと当該プロセ
スが使用する論理的通信路との関係、および当該論理的
通信路が設定されるネットワークの部分との関係を予め
定義しておくことにより、前記ジョブネットの処理の遅
延の要因となったジョブのプロセスが使用する論理的通
信路が設定されたネットワークの部分を特定することを
特徴とする遅延要因解析方法。 - 【請求項19】ネットワークで結ばれた複数の計算機を
有する計算機システムを用い、ジョブネットを構成する
一連のジョブの各々に計算機を割当て、各ジョブを、予
め定めた順序で当該ジョブを割り当てた計算機に実行さ
せることで、前記ジョブネットを処理するジョブシステ
ムにおいて、前記ジョブネットの処理の遅延の要因を解
析する遅延要因解析方法であって、 各計算機から当該計算機に割り当てられた前記ジョブネ
ットを構成するジョブの実行の履歴を表す履歴情報を収
集する収集ステップと、 予め定義された定義情報が表す前記ジョブネットを構成
する一連のジョブ各々の実行予定に対して、収集した前
記履歴情報が表す前記ジョブネットを構成する一連のジ
ョブ各々の実行の遅延の形態と、当該一連のジョブ各々
が割り当てられた計算機とに応じて、前記ジョブネット
の処理の遅延の要因となったジョブと当該ジョブが割り
当てられた計算機とを判定する解析ステップと、 前記ジョブネットの処理の遅延の要因となったジョブが
割り当てられた計算機より、当該計算機上で実行されて
いる各プロセスの当該計算機の資源利用状況を取得する
計算機利用状況取得ステップと、 前記ジョブネットの処理の遅延の要因となったジョブが
割り当てられた計算機より取得した各プロセスの当該計
算機の資源利用状況が、当該計算機全体の負荷が予め定
めたレベルを超えていることを示しているか否かを判断
し、超えていると判断した場合に、当該計算機で実行さ
れるジョブのうち、他の計算機で実行させることが可能
なジョブとして予め設定されたジョブのプロセスについ
ての資源利用状況が、取得した各プロセスの当該計算機
の資源利用状況に含まれているか否かを判断する負荷判
断ステップと、 他の計算機で実行させることが可能なジョブとして予め
設定されたジョブのプロセスを、当該他の計算機で実行
させるように、当該ジョブを含むジョブネットに対して
予め定義された定義情報を変更する変更ステップとを有
することを特徴とする遅延要因解析方法。 - 【請求項20】電子計算機によって読み取られ実行され
るプログラムを記憶した記憶媒体であって、 前記プログラムは、ネットワークで結ばれた複数の計算
機を有する計算機システムを用い、ジョブネットを構成
する一連のジョブの各々に計算機を割当て、各ジョブ
を、予め定めた順序で当該ジョブを割り当てた計算機に
実行させることで、前記ジョブネットを処理するジョブ
システムにおいて、前記ジョブネットの処理の遅延の要
因を解析するためのプログラムであって、 前記電子計算機に、各計算機から自計算機に割り当てら
れた前記ジョブネットを構成するジョブの実行の履歴を
表す履歴情報を収集する収集ステップと、 予め定義された定義情報が表す前記ジョブネットを構成
する一連のジョブ各々の実行予定に対して、収集した前
記履歴情報が表す前記ジョブネットを構成する一連のジ
ョブ各々の実行の遅延の形態と、当該一連のジョブ各々
が割り当てられた計算機とに応じて、前記ジョブネット
の処理の遅延の要因となったジョブと当該ジョブが割り
当てられた計算機とを判定する解析ステップと、を実行
させることを特徴とする記憶媒体。 - 【請求項21】ネットワークで結ばれた複数の計算機を
有する計算機システムを用い、ジョブネットを構成する
一連のジョブの各々に計算機を割当て、各ジョブを、予
め定めた順序で当該ジョブを割り当てた計算機に実行さ
せることで、前記ジョブネットを処理するジョブシステ
ムにおいて、前記ジョブネットの処理の遅延の要因を解
析する管理装置であって、 各計算機から自計算機に割り当てられた前記ジョブネッ
トを構成するジョブの実行の履歴を表す履歴情報を収集
する手段と、 予め定義された定義情報が表す前記ジョブネットを構成
する一連のジョブ各々の実行予定に対して、収集した前
記履歴情報が表す前記ジョブネットを構成する一連のジ
ョブ各々の実行の遅延の形態と、当該一連のジョブ各々
が割り当てられた計算機とに応じて、前記ジョブネット
の処理の遅延の要因となったジョブと当該ジョブが割り
当てられた計算機とを判定する手段と、を有することを
特徴とする管理装置。
Priority Applications (4)
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