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JP3526566B2 - 同期装置、同期方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム - Google Patents

同期装置、同期方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム

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Publication number
JP3526566B2
JP3526566B2 JP2002013545A JP2002013545A JP3526566B2 JP 3526566 B2 JP3526566 B2 JP 3526566B2 JP 2002013545 A JP2002013545 A JP 2002013545A JP 2002013545 A JP2002013545 A JP 2002013545A JP 3526566 B2 JP3526566 B2 JP 3526566B2
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JP
Japan
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value
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JP2002013545A
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Inventor
祐一 亀岡
幸喜 金坂
恵 皆川
直和 久保
Original Assignee
株式会社エルエスアイシステムズ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社エルエスアイシステムズ filed Critical 株式会社エルエスアイシステムズ
Priority to JP2002013545A priority Critical patent/JP3526566B2/ja
Publication of JP2003218842A publication Critical patent/JP2003218842A/ja
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、所定のデータを
ネットワークを介して順次送信するデータ供給装置によ
ってデータに順次付加されたデータの送信時刻と、デー
タ供給装置からデータを順次受信しつつ所定の処理を実
行するデータ処理装置におけるデータの受信時刻との間
で生じる差分値を順次検出し、順次検出される差分値に
基づいて、データ供給装置による処理速度と同期するよ
うにデータ処理装置による処理速度を制御する同期装
置、同期方法およびその方法をコンピュータに実行させ
るプログラムに関し、特に、ネットワークの特性に依存
することなく、簡易に同期を実現することができる同期
装置、同期方法およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、所定のデータを順次受信しつ
つ所定の処理を実行するデータ処理装置と、該データ処
理装置に対してデータを順次送信するデータ供給装置と
をネットワークを介して接続したシステムにおいては、
データ供給装置による処理速度と同期するようにデータ
処理装置による処理速度を制御することが一般的におこ
なわれている。
【0003】例えば、動画像を符号化した符号化データ
を順次送信するデータ供給装置としてのエンコーダと、
符号化データを順次受信しつつ復号再生処理を実行する
データ処理装置としてのデコーダとを接続したシステム
においては、エンコーダによる処理速度の変動によっ
て、符号化データがデコーダへ送信されるタイミングが
変化するため、デコーダによる再生画像に乱れが生じて
しまう。このため、エンコーダの処理速度と同期するよ
うにデコーダの処理速度を制御する同期装置を用いるこ
とによって、デコーダによる再生画像に乱れが生じない
ようにしている。以下、この同期装置を用いたシステム
について、具体的に説明する。
【0004】図8は、従来技術に係る同期装置を用いた
システムの構成を示すシステム構成図である。同図に示
すように、このシステムは、エンコーダ1とデコーダ2
とをネットワーク3を介して接続し、さらに、同期装置
20をデコーダ2に接続して構成される。概略的に、こ
のシステムでは、同期装置20によって、エンコーダ1
において順次送信される符号化データに順次付加された
該データの送信時刻(PCR:プログラムクロックリフ
ァレンス)と、デコーダ2において順次受信する符号化
データの受信時刻(STC:システムタイムクロック)
との間で生じる差分値を順次検出し、この差分値に基づ
いてエンコーダ1の処理速度の変動に追従するようにデ
コーダ2の処理速度を制御している。
【0005】具体的に説明すると、同期装置20は、同
図に示すように、基準クロック出力部21と、時計22
と、差分検出部23とを備える。このうち、基準クロッ
ク出力部21は、デコーダ2および時計22に対して基
準クロックを出力するものであって、差分検出部23か
ら順次入力される差分値に基づいて基準クロックを上昇
または下降させる。また、時計22は、基準クロック出
力部21から入力される基準クロックに基づいて時間を
計時するものであって、差分検出部23に対して符号化
データの受信時刻(STC)を出力する。
【0006】さらに、差分検出部23は、デコーダ2に
おいて受信する符号化データに付加された該データの送
信時刻(PCR)と、時計22から入力される受信時刻
(STC)との間で生じる差分値を順次検出するもので
あって、順次検出した差分値を基準クロック出力部21
に対して順次出力する。
【0007】ここで、エンコーダ1とデコーダ2とを接
続するネットワーク3に揺らぎが存在しないものと仮定
すると、同期装置20の差分検出部23によって順次検
出される差分値には、エンコーダ1による処理速度の変
動のみが影響を及ぼすこととなる。このため、上記のよ
うに仮定した場合に、差分検出部23によって順次検出
される差分値を図示すると、図9(a)に示すように、
緩やかな周期の曲線が描かれる。すなわち、エンコーダ
1による処理速度は、緩やかな周期で変動するものであ
るため、差分値の曲線も、緩やかな周期で変動するもの
となる。
【0008】したがって、基準クロック出力部21は、
差分検出部23から順次入力される差分値がゼロになる
ように基準クロックを上昇または下降させることによっ
て、デコーダ2の処理速度をエンコーダ1の処理速度と
同期させることができる。すなわち、順次入力される差
分値がプラス(PCR>STC)である場合には、基準
クロックを上げてデコーダ2および時計22の処理速度
を上昇させ、一方、順次入力される差分値がマイナス
(PCR<STC)である場合には、基準クロックを下
げてデコーダ2および時計22の処理速度を下降させ
る。
【0009】ところで、上記ではネットワーク3に揺ら
ぎが存在しないものと仮定したが、イーサネット(登録
商標)やPCIバスなど、ジッタを含んだネットワーク
3を介してエンコーダ1とデコーダ2とを接続した場合
には、上記の仮定は成立せず、差分検出部23によって
順次検出される差分値には、ネットワーク3の複雑な揺
らぎも影響を及ぼすこととなる。このため、ジッタを含
んだネットワーク3を用いた場合に、差分検出部23に
よって順次検出される差分値を図示すると、図9(b)
に示すように、同図(a)に示した緩やかな曲線にネッ
トワーク3の複雑な揺らぎが混在した細かな周期の曲線
が描かれる。
【0010】したがって、基準クロック出力部21によ
る基準クロックの制御に、差分検出部23によって順次
検出される差分値をそのまま用いたのでは、細かな周期
で変動する差分値に高感度で反応してしまう結果、同期
装置20による同期制御が破綻することとなる。
【0011】すなわち、ジッタを含んだネットワーク3
を介してエンコーダ1とデコーダ2とを接続した場合に
おいても、ネットワーク3の複雑な揺らぎが影響した差
分値(図9(b)参照)に対応するように同期制御を実
行するのではなく、ネットワーク3の複雑な揺らぎが影
響していない差分値(同図(a)参照)に対応するよう
に同期制御を実行する必要がある。
【0012】このような必要性から、従来の同期装置2
0では、いわゆるローパスフィルタによって、差分検出
部23が順次検出する差分値からネットワーク3の影響
を除去するようにしている。すなわち、図9(b)に示
した曲線に対してローパスフィルタを掛けることによっ
て、ネットワーク3の影響を除去し、これによって、エ
ンコーダ1による処理速度の変動、すなわち同図(a)
に示した曲線を検出するようにしている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術は、ローパスフィルタを用いてネットワーク3
の影響を除去することで、エンコーダ1による処理速度
の変動を検出しようとしているが、ネットワーク3の特
性は各ネットワーク3ごとに異なるので、簡易なローパ
スフィルタでは、特定のネットワーク3にしか適用する
ことができない。
【0014】このため、あらゆるネットワーク3に適用
できるようにするならば、巨大なローパスフィルタを用
いる必要があるが、ローパスフィルタが巨大になると、
同期させるまでの引き込み時間が長くなる。すなわち、
巨大なローパスフィルタでは、デコーダ2の処理速度を
エンコーダ1の処理速度の変動に追従させるのに時間が
掛かり、結果として、同期装置20による同期制御が破
綻することとなる。
【0015】このように、ローパスフィルタを用いてネ
ットワーク3の影響を除去することで、エンコーダ1に
よる処理速度の変動を検出しようとする手法では、同期
制御の実現に自ずと限界がある。このため、ネットワー
ク3の影響を受けても、如何にしてエンコーダ1による
処理速度の変動を検出するかが極めて重要な課題となっ
ており、望ましくは、ネットワーク3の特性に依存する
ことなく、簡易に同期を実現する手法が必要とされてい
る。
【0016】そこで、この発明は、上述した従来技術に
よる問題点を解消するためになされたものであり、ネッ
トワークの特性に依存することなく、簡易に同期を実現
することができる同期装置、同期方法およびその方法を
コンピュータに実行させるプログラムを提供することを
目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1の発明に係る同期装置
は、所定のデータをネットワークを介して順次送信する
データ供給装置によって前記データに順次付加されたデ
ータの送信時刻と、前記データ供給装置から前記データ
を順次受信しつつ所定の処理を実行するデータ処理装置
における前記データの受信時刻との間で生じる差分値を
順次検出し、順次検出される差分値に基づいて、前記デ
ータ供給装置による処理速度と同期するように前記デー
タ処理装置による処理速度を制御する同期装置であっ
て、前記順次検出される複数の差分値のなかから極大値
および極小値を順次検出する極値検出手段と、前記極値
検出手段によって順次検出される極大値および極小値そ
れぞれの増減に応じて前記データ処理装置による処理速
度を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0018】また、請求項2の発明に係る同期装置は、
請求項1に記載の発明において、前記制御手段は、前記
極値検出手段によって順次検出される極大値および極小
値が増加している場合には、前記データ処理装置による
処理速度を上げるように制御し、前記極値検出手段によ
って順次検出される極大値および極小値が減少している
場合には、前記データ処理装置による処理速度を下げる
ように制御することを特徴とする。
【0019】また、請求項3の発明に係る同期装置は、
請求項1または2に記載の発明において、前記制御手段
は、前記極値検出手段によって順次検出される極大値が
増加しているか若しくは減少しているかを順次判定する
第1の判定手段と、前記極値検出手段によって順次検出
される極小値が増加しているか若しくは減少しているか
を順次判定する第2の判定手段と、前記第1および第2
の判定手段による判定結果に基づいて前記極大値および
極小値が増加しているか若しくは減少しているかを順次
判定する第3の判定手段とを備え、前記第3の判定結果
に応じて前記データ処理装置による処理速度を制御する
ことを特徴とする。
【0020】また、請求項4の発明に係る同期装置は、
請求項1、2または3に記載の発明において、前記極値
検出手段は、所定の時間ごとに、当該所定の時間内に順
次検出された複数の差分値のなかから前記極大値および
極小値を順次検出することを特徴とする。
【0021】また、請求項5の発明に係る同期装置は、
請求項1〜4のいずれか一つに記載の発明において、前
記制御手段は、一連の符号化データからなる符号化スト
リームを順次入力しつつ復号再生処理を実行するデータ
処理装置について、当該データ処理装置による復号再生
処理の速度を制御することを特徴とする。
【0022】また、請求項6の発明に係る同期方法は、
所定のデータをネットワークを介して順次送信するデー
タ供給装置によって前記データに順次付加されたデータ
の送信時刻と、前記データ供給装置から前記データを順
次受信しつつ所定の処理を実行するデータ処理装置にお
ける前記データの受信時刻との間で生じる差分値を順次
検出し、順次検出される差分値に基づいて、前記データ
供給装置による処理速度と同期するように前記データ処
理装置による処理速度を制御する同期方法であって、前
記順次検出される複数の差分値のなかから極大値および
極小値を順次検出する極値検出工程と、前記極値検出工
程によって順次検出される極大値および極小値それぞれ
の増減に応じて前記データ処理装置による処理速度を制
御する制御工程と、を含んだことを特徴とする。
【0023】また、請求項7の発明に係るプログラム
は、所定のデータをネットワークを介して順次送信する
データ供給装置によって前記データに順次付加されたデ
ータの送信時刻と、前記データ供給装置から前記データ
を順次受信しつつ所定の処理を実行するデータ処理装置
における前記データの受信時刻との間で生じる差分値を
順次検出し、順次検出される差分値に基づいて、前記デ
ータ供給装置による処理速度と同期するように前記デー
タ処理装置による処理速度を制御する同期方法をコンピ
ュータに実行させるプログラムであって、前記順次検出
される複数の差分値のなかから極大値および極小値を順
次検出する極値検出工程と、前記極値検出工程によって
順次検出される極大値および極小値それぞれの増減に応
じて前記データ処理装置による処理速度を制御する制御
工程と、をコンピュータに実行させることを特徴とす
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係る同期装置、同期方法およびその方法をコンピ
ュータに実行させるプログラムの好適な実施の形態を詳
細に説明する。
【0025】(システムの概略および特徴)まず最初
に、本実施の形態に係る同期装置を用いたシステムの概
略および主たる特徴を説明する。図1は、本実施の形態
に係る同期装置を用いたシステムの構成を示すシステム
構成図である。
【0026】同図に示すように、このシステムは、エン
コーダ1とデコーダ2とを、イーサネット(登録商標)
やPCIバスなど、ジッタを含んだネットワーク3を介
して接続し、さらに、同期装置10をデコーダ2に接続
して構成される。なお、エンコーダ1は、特許請求の範
囲に記載の「データ供給装置」に対応し、デコーダ2
は、特許請求の範囲に記載の「データ処理装置」に対応
する。
【0027】概略的に、このシステムにおいて、エンコ
ーダ1は、MPEG(エムペグ:moving picture exper
ts group)と呼ばれる圧縮符号化方式により動画像を符
号化して得られた符号化ストリーム(以下、適宜「符号
化データ」という。)を、デコーダ2に対して順次送信
し、デコーダ2は、エンコーダ1から順次送信される符
号化データを、順次受信しつつ復号再生処理を実行す
る。
【0028】ここで、エンコーダ1からデコーダ2に順
次送信される符号化データ、すなわちMPEG2方式に
よって符号化された符号化データには、エンコーダ1に
おける符号化データの送信時刻(PCR:プログラムク
ロックリファレンス)が順次付加される。
【0029】そこで、同期装置10は、デコーダ2にお
いて順次受信した符号化データに付加された該データの
送信時刻(PCR)と、デコーダ2における各符号化デ
ータの受信時刻(STC:システムタイムクロック)と
の間で生じる差分値を順次検出し、この差分値に基づい
てエンコーダ1の処理速度の変動に追従するようにデコ
ーダ2の処理速度を制御する。
【0030】そして、このような概略を有する図1に示
したシステムは、同期装置10による同期処理に主たる
特徴がある。具体的には、同期装置10は、順次検出さ
れる複数の差分値のなかから極大値および極小値を順次
検出し、この順次検出される極大値および極小値それぞ
れの増減に応じてデコーダ2による処理速度を制御する
ことで、ネットワーク3の特性に依存することなく、簡
易に同期を実現することができるようにしている。
【0031】(同期装置の構成)次に、図1に示した同
期装置10の構成を説明する。本実施の形態に係る同期
装置10は、同図に示すように、基準クロック出力部1
1と、時計12と、差分検出部13と、極大値極小値検
出部14と、クロック出力制御部15と、制御用メモリ
16とを備える。
【0032】このうち、基準クロック出力部11は、デ
コーダ2および時計12に対して基準クロックを出力す
る処理部であって、クロック出力制御部15から入力さ
れる制御命令にしたがって、基準クロックを上昇または
下降させる。なお、基準クロックの上昇によって、デコ
ーダ2および時計12の処理速度は上がり、一方、基準
クロックの下降によって、デコーダ2および時計12の
処理速度は下がる。
【0033】時計12は、基準クロック出力部11から
入力される基準クロックに基づいて時間を計時する処理
部であって、差分検出部13に対して符号化データの受
信時刻(STC)を出力する。なお、時計12は、デコ
ーダ2が最初に受信した符号化データに付加された該デ
ータの送信時刻(PCR)によって、時刻合わせがおこ
なわれる。
【0034】差分検出部13は、デコーダ2において順
次受信した符号化データに付加された該データの送信時
刻(PCR)と、デコーダ2における各符号化データの
受信時刻(STC)との間で生じる差分値を順次検出す
る処理部であって、順次検出した差分値を極大値極小値
検出部14に対して順次出力する。
【0035】具体的には、差分検出部13は、送信時刻
(PCR)から受信時刻(STC)を引き算する計算式
(PCR−STC)によって、差分値を順次検出する。
例えば、この差分検出部13によって順次検出された差
分値を図示すると、図4に示すように、図9(a)に示
した緩やかな曲線にネットワーク3の複雑な揺らぎが混
在した細かな周期の曲線が描かれる。
【0036】極大値極小値検出部14は、差分検出部1
3によって順次検出される複数の差分値のなかから極大
値および極小値を順次検出する処理部であって、順次検
出した極大値および極小値をクロック出力制御部15に
対して順次出力する。具体的には、極大値および極小値
を精度良く検出するために、所定の時間ごとに、当該所
定の時間内に順次検出された複数の差分値のなかから極
大値および極小値を順次検出する。例えば、この極大値
極小値検出部14によって順次検出された極大値および
極小値を図示すると、図5に示すように、図4に示した
曲線の各極点となる。
【0037】クロック出力制御部15は、極大値極小値
検出部14によって順次検出される極大値および極小値
それぞれの増減に応じてデコーダ2による処理速度を制
御する処理部である。具体的に説明すると、順次検出さ
れる極大値が増加しているか若しくは減少しているか、
順次検出される極小値が増加しているか若しくは減少し
ているかを判定し、続いて、これらの判定結果に基づい
て極大値および極小値が増加しているか若しくは減少し
ているかを判定する。
【0038】その後、クロック出力制御部15は、この
判定の結果および制御用メモリ16に規定された制御内
容に基づいて、基準クロック出力部11に対して所定の
制御命令を出力する。ここで、かかる制御用メモリ16
は、図2に示すように、極大値および極小値それぞれの
増減に応じて制御内容を規定したものである。
【0039】すなわち、制御用メモリ16には、同図に
示すように、制御用メモリ16には、極大値および極小
値が増加している場合には、基準クロックを上昇させる
よう基準クロック出力部11を制御し、極大値および極
小値が減少している場合には、基準クロックを下降させ
るよう基準クロック出力部11を制御し、その他の場合
には、基準クロックを上昇または下降をおこなわない旨
が規定されている。
【0040】このため、クロック出力制御部15は、制
御用メモリ16を参照して、極大値および極小値が増加
している場合には、基準クロックを上昇させる制御命令
を基準クロック出力部11に出力し、極大値および極小
値が減少している場合には、基準クロックを下降させる
制御命令を基準クロック出力部11に出力し、その他の
場合には、いずれの制御命令の出力もおこなわない。
【0041】このように、クロック出力制御部15が、
極大値および極小値の増減に基づいて基準クロックを制
御することとしたのは、細かな周期で変動する差分値そ
のものに基づいて基準クロックを制御したのでは、同期
装置10による同期制御が破綻するからである。すなわ
ち、図5に示したような極大値および極小値が順次検出
されたとした場合、かかる極大値および極小値の増減に
それぞれ着目すると、図6に示すように、極大値および
極小値は、それぞれ緩やかな周期の曲線を描く。このた
め、かかる極大値および極小値の増減に基づいて基準ク
ロックを制御することによって、同期制御の破綻を防止
できると考えられるからである。
【0042】また、クロック出力制御部15が、極大値
および極小値がともに増加しているか若しくはともに減
少しているか基づいて基準クロックを制御することとし
たのは、ネットワーク3の特性に依存することなく同期
を実現するためである。すなわち、極大値および極小値
がともに増加している場合には、エンコーダ1による処
理速度も上昇していると考えることができ、一方、これ
らがともに減少している場合には、エンコーダ1による
処理速度も下降していると考えることができ、結果とし
て、ネットワーク3の影響を除去して、エンコーダ1に
よる処理速度の変動を検出することができるからであ
る。このため、制御用メモリ16においては、極大値お
よび極小値が増加している場合には、基準クロックを上
昇させ、極大値および極小値が減少している場合には、
基準クロックを下降させるように規定している。
【0043】なお、極大値または極小値の一方が増加ま
たは減少している場合に制御不実行としたのは、制御内
容が上昇または下降のいずか一方へ発散してしまい、同
期装置10による同期制御が破綻することを防止するた
めである。すなわち、極大値または極小値の一方が増加
または減少している場合には、エンコーダ1による処理
速度も定常速度に戻ろうとしている状態と考えられるの
で、かかる場合に基準クロックの上昇または下降を継続
すると、同期制御が破綻すると考えられるからである。
【0044】(同期処理の手順)次に、本実施の形態に
係る同期装置10による同期処理の手順を説明する。図
3は、本実施の形態に係る同期装置10による同期処理
の手順を示すフローチャートである。なお、ここでは、
極大値極小値検出部14によって順次検出された極大値
および極小値が、クロック出力制御部15に対して順次
入力されたものとして、かかるクロック出力制御部15
による処理を説明する。
【0045】クロック出力制御部15は、同図に示すよ
うに、極大値極小値検出部14によって極大値または極
小値が検出されて入力されると(ステップS301)、
極大値および極小値が増加しているか否かを判定する
(ステップS302)。この判定によって、極大値およ
び極小値が増加しているものと判定された場合には(ス
テップS302肯定)、基準クロック出力部11に対し
て基準クロックを上昇させる制御命令を出力する(ステ
ップS303)。
【0046】これとは反対に、極大値および極小値が増
加していないものと判定された場合には(ステップS3
02否定)、極大値および極小値が減少しているか否か
を判定する(ステップS304)。この判定によって、
極大値および極小値が減少しているものと判定された場
合には(ステップS304肯定)、基準クロック出力部
11に対して基準クロックを下降させる制御命令を出力
する(ステップS305)。これとは反対に、極大値お
よび極小値が減少していないものと判定された場合には
(ステップS304否定)、かかる極大値または極小値
に基づく制御を実行することなく処理を終了する。
【0047】(同期処理の具体例)次に、本実施の形態
に係る同期装置10による同期処理の具体例を説明す
る。図6は、極大値極小値検出部14によって順次検出
された極大値および極小値の増減を示す具体例であり、
図7は、かかる増減に基づいたクロック出力制御部15
による処理を示す具体例である。
【0048】すなわち、図6に示すように、極大値極小
値検出部14によって極大値および極小値が順次検出さ
れた場合に、クロック出力制御部15において、順次検
出される極大値が増加しているか若しくは減少している
か、順次検出される極小値が増加しているか若しくは減
少しているかを判定すると、図7に示すような判定結果
を得る。
【0049】そして、クロック出力制御部15は、これ
らの判定結果に基づいて極大値および極小値が増加して
いるか若しくは減少しているかを判定し、極大値および
極小値が増加している場合には、基準クロックを上昇さ
せる制御命令を基準クロック出力部11に出力し、極大
値および極小値が減少している場合には、基準クロック
を下降させる制御命令を基準クロック出力部11に出力
し、その他の場合には、いずれの制御命令の出力もおこ
なわない。
【0050】具体的には、図7に示すように、時間T1
〜T2、時間T5〜T6、時間T9〜T10において
は、極大値および極小値が増加しているので、かかる時
間に順次検出された極大値および極小値に対応して、基
準クロック出力部11に対して基準クロックを上昇させ
る制御命令が出力される。
【0051】一方、時間T3〜T4、時間T7〜T8、
時間T11〜T12においては、極大値および極小値が
減少しているので、かかる時間に順次検出された極大値
および極小値に対応して、基準クロック出力部11に対
して基準クロックを下降させる制御命令が出力される。
【0052】なお、時間0〜T1、時間T2〜T3、時
間T4〜T5などにおいては、極大値および極小値がと
もに増加または減少しているわけではないので、かかる
時間に順次検出された極大値および極小値に対応して制
御命令は出力されることはなく、制御不実行となる。
【0053】上述してきたように、本実施の形態によれ
ば、同期装置10は、順次検出される複数の差分値のな
かから極大値および極小値を順次検出し、この順次検出
される極大値および極小値それぞれの増減に応じてデコ
ーダ2による処理速度を制御することとしたので、ネッ
トワーク3の特性に依存することなく、簡易に同期を実
現することができる。
【0054】(他の実施の形態)さて、これまで本発明
の実施の形態について説明したが、本発明は上述した実
施の形態以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術
的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて実
施されてもよいものである。
【0055】例えば、本実施の形態では、極大値および
極小値が増加しているか若しくは減少しているかによっ
て、デコーダ2による処理速度を上昇または下降させる
ように制御する場合を説明したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、例えば、極大値および極小値それ
ぞれの増減の程度によって制御するなど、極大値および
極小値それぞれの増減に応じて制御する場合に同様に適
用することができる。
【0056】また、本実施の形態では、一連の符号化デ
ータからなる符号化ストリームを順次入力しつつ復号再
生処理を実行するデコーダ2について同期制御をおこな
う場合を説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、所定のデータ供給装置から送信時刻が付加され
たデータを順次受信しつつ所定の処理を実行する所定の
データ処理装置であれば、同様に適用することができ
る。
【0057】また、本実施の形態において説明した各処
理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処
理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あ
るいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理
の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこと
もできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手
順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータ
を含む情報については、特記する場合を除いて任意に変
更することができる。
【0058】また、図示した各装置の各構成要素は機能
概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成
されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・
統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部ま
たは一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意
の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成する
ことができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機
能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該
CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あ
るいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして
実現され得る。
【0059】なお、本実施の形態で説明した同期方法
は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コ
ンピュータやワークステーションなどのコンピュータで
実行することによって実現することができる。このプロ
グラムは、インターネットなどのネットワークを介して
配布することができる。また、このプログラムは、ハー
ドディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−R
OM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能
な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体
から読み出されることによって実行することもできる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、6また
は7の発明によれば、順次検出される複数の差分値のな
かから極大値および極小値を順次検出し、順次検出され
る極大値および極小値それぞれの増減に応じてデータ処
理装置による処理速度を制御することとしたので、ネッ
トワークの特性に依存することなく、簡易に同期を実現
することが可能な同期装置、同期方法またはプログラム
が得られるという効果を奏する。
【0061】また、請求項2の発明によれば、順次検出
される極大値および極小値が増加している場合には、デ
ータ処理装置による処理速度を上げるように制御し、順
次検出される極大値および極小値が減少している場合に
は、データ処理装置による処理速度を下げるように制御
することとしたので、差分値からネットワークの影響を
除去した形の同期を簡易に実現することが可能な同期装
置が得られるという効果を奏する。
【0062】また、請求項3の発明によれば、順次検出
される極大値が増加しているか若しくは減少しているか
を順次判定し、順次検出される極小値が増加しているか
若しくは減少しているかを順次判定し、これらの判定結
果に基づいて極大値および極小値が増加しているか若し
くは減少しているかを順次判定し、この判定結果に応じ
てデータ処理装置による処理速度を制御することとした
ので、簡易な判定によってデータ供給装置による処理速
度の変動を検出して、簡易に同期を実現することが可能
な同期装置が得られるという効果を奏する。
【0063】また、請求項4の発明によれば、所定の時
間ごとに、当該所定の時間内に順次検出された複数の差
分値のなかから極大値および極小値を順次検出すること
としたので、精度良く極大値および極小値を検出して確
実に同期を実現することが可能な同期装置が得られると
いう効果を奏する。
【0064】また、請求項5の発明によれば、一連の符
号化データからなる符号化ストリームを順次入力しつつ
復号再生処理を実行するデータ処理装置について、当該
データ処理装置による復号再生処理の速度を制御するこ
ととしたので、いわゆるエンコーダとデコーダとをネッ
トワークを介して接続した場合に、ネットワークの特性
に依存することなく、簡易に同期を実現することが可能
な同期装置が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る同期装置を用いたシステム
の構成を示すシステム構成図である。
【図2】図1に示した制御用メモリに規定される情報の
構成例を示す図である。
【図3】本実施の形態に係る同期装置による同期処理の
手順を示すフローチャートである。
【図4】図1に示した差分検出部による処理を説明する
ための図である。
【図5】図1に示した極大値極小値検出部による処理を
説明するための図である。
【図6】極大値および極小値の増減を示す具体例であ
る。
【図7】クロック出力制御部による処理を示す具体例で
ある。
【図8】従来技術に係る同期装置を用いたシステムの構
成を示すブロック図である。
【図9】ネットワークによる揺らぎを説明するための図
である。
【符号の説明】 1 エンコーダ 2 デコーダ 3 ネットワーク 10 同期装置 11 基準クロック出力部 12 時計 13 差分検出部 14 極大値極小値検出部 15 クロック出力制御部 16 制御用メモリ
フロントページの続き (72)発明者 久保 直和 神奈川県川崎市麻生区南黒川10番1号 株式会社エルエスアイシステムズ内 (56)参考文献 特開 平10−210019(JP,A) 特開 平8−307863(JP,A) 特開2000−174742(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 7/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のデータをネットワークを介して順
    次送信するデータ供給装置によって前記データに順次付
    加されたデータの送信時刻と、前記データ供給装置から
    前記データを順次受信しつつ所定の処理を実行するデー
    タ処理装置における前記データの受信時刻との間で生じ
    る差分値を順次検出し、順次検出される差分値に基づい
    て、前記データ供給装置による処理速度と同期するよう
    に前記データ処理装置による処理速度を制御する同期装
    置であって、 前記順次検出される複数の差分値のなかから極大値およ
    び極小値を順次検出する極値検出手段と、 前記極値検出手段によって順次検出される極大値および
    極小値それぞれの増減に応じて前記データ処理装置によ
    る処理速度を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする同期装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記極値検出手段によ
    って順次検出される極大値および極小値が増加している
    場合には、前記データ処理装置による処理速度を上げる
    ように制御し、前記極値検出手段によって順次検出され
    る極大値および極小値が減少している場合には、前記デ
    ータ処理装置による処理速度を下げるように制御するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の同期装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記極値検出手段によ
    って順次検出される極大値が増加しているか若しくは減
    少しているかを順次判定する第1の判定手段と、前記極
    値検出手段によって順次検出される極小値が増加してい
    るか若しくは減少しているかを順次判定する第2の判定
    手段と、前記第1および第2の判定手段による判定結果
    に基づいて前記極大値および極小値が増加しているか若
    しくは減少しているかを順次判定する第3の判定手段と
    を備え、前記第3の判定結果に応じて前記データ処理装
    置による処理速度を制御することを特徴とする請求項1
    または2に記載の同期装置。
  4. 【請求項4】 前記極値検出手段は、所定の時間ごと
    に、当該所定の時間内に順次検出された複数の差分値の
    なかから前記極大値および極小値を順次検出することを
    特徴とする請求項1、2または3に記載の同期装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、一連の符号化データか
    らなる符号化ストリームを順次入力しつつ復号再生処理
    を実行するデータ処理装置について、当該データ処理装
    置による復号再生処理の速度を制御することを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれか一つに記載の同期装置。
  6. 【請求項6】 所定のデータをネットワークを介して順
    次送信するデータ供給装置によって前記データに順次付
    加されたデータの送信時刻と、前記データ供給装置から
    前記データを順次受信しつつ所定の処理を実行するデー
    タ処理装置における前記データの受信時刻との間で生じ
    る差分値を順次検出し、順次検出される差分値に基づい
    て、前記データ供給装置による処理速度と同期するよう
    に前記データ処理装置による処理速度を制御する同期方
    法であって、 前記順次検出される複数の差分値のなかから極大値およ
    び極小値を順次検出する極値検出工程と、 前記極値検出工程によって順次検出される極大値および
    極小値それぞれの増減に応じて前記データ処理装置によ
    る処理速度を制御する制御工程と、 を含んだことを特徴とする同期方法。
  7. 【請求項7】 所定のデータをネットワークを介して順
    次送信するデータ供給装置によって前記データに順次付
    加されたデータの送信時刻と、前記データ供給装置から
    前記データを順次受信しつつ所定の処理を実行するデー
    タ処理装置における前記データの受信時刻との間で生じ
    る差分値を順次検出し、順次検出される差分値に基づい
    て、前記データ供給装置による処理速度と同期するよう
    に前記データ処理装置による処理速度を制御する同期方
    法をコンピュータに実行させるプログラムであって、 前記順次検出される複数の差分値のなかから極大値およ
    び極小値を順次検出する極値検出工程と、 前記極値検出工程によって順次検出される極大値および
    極小値それぞれの増減に応じて前記データ処理装置によ
    る処理速度を制御する制御工程と、 をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラ
    ム。
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