JP3520154B2 - 給湯器の加熱制御装置 - Google Patents
給湯器の加熱制御装置Info
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Description
ロ、ガス湯沸器等のガス燃焼機器のシステム制御装置に
関し、さらに詳しくは、システム制御の電源に乾電池を
使用するガス燃焼機器において乾電池の消耗(交換時
期)を検知し、システム(運転)の停止等を行うように
したシステム制御装置に関する。
は、システム(運転)制御を司るコントローラの電源に
乾電池が一般に使用されている。そして、点火操作時と
それ以外とではその乾電池の消費電流が大きく異なる。
図8は、従来一般に知られるガス燃焼機器の点火操作に
関する制御回路を示している。この制御回路では、イグ
ナイタ点火スイッチ82がオンされると、イグナイタ8
4の点火動作によりコントローラ92のマイコン90が
起動され、バーナの燃焼が開始されると共に、その燃焼
が制御される。
ン90に電力を供給する乾電池86の電圧が低下してく
ると、その電圧の検出は電圧監視器88により常時行な
われていて、ある検出設定電圧以下にまで下がったとき
にはトランジスタ96をオンさせて電池交換予告ランプ
(LED)94を点灯させ、器具の使用者に乾電池86
の交換時期が知らされるようになっており、さらに電圧
が低下すると、システム(運転)を停止させる。
D94の表示あるいは、この器具の使用可否との関係を
示している。乾電池86は、通常、「1.5V×2個=
3V」のものを使用するとして、乾電池86の検出電圧
レベルとしては乾電池86の交換予告開始電圧(2.2
V)と、このシステムを停止させる電圧(2.0V)の
2段階が設定される。そして、LED94の表示として
は、その検出電圧レベルが電池交換予告電圧(2.2
V)まで下がるまでは「消灯」されており、その電池交
換予告電圧まで下がると「点灯」(又は「点滅」)さ
せ、さらにシステム停止電圧(2.0V)まで下がれば
「点灯」(又は「点滅」)状態とする。
電圧レベルが電池交換予告開始電圧(2.2V)を下回
っても可能でバーナの燃焼は継続されるが、乾電池86
の検出電圧レベルがシステムOFF電圧(2.0V)を
下回ったときにはシステム(燃焼)を停止させ、その後
は、イグナイタ84による点火動作が行われなくなる。
も示したように、乾電池86には等価的に内部抵抗Rが
存在し、その電流を取り出すと電圧降下を引き起こす。
この電圧降下は、負荷により異なる為、燃焼機器の動作
状態によって電源電圧が変動するという現象が発生す
る。たとえば、テーブルコンロのような低消費電流の燃
焼機器の場合、燃焼中においては、コントローラ92の
消費電流が10mA程度であるのに対し、点火動作中に
おけるイグナイタ84の消費電流は50〜100mAで
あり、イグナイタ84作動時の電圧降下が大きく、点火
操作時に大きな電圧変動を起こすことになる。
グナイタの点火スイッチ82のコックがオンされたとき
に電源電圧は大きく下がり、その後、手が離されるまで
乾電池86の電圧が検出電圧レベル(予告開始電圧又は
システムOFF電圧)を下回る。そして、手を離した後
は、乾電池86の電圧が検出電圧レベル以上に戻る。こ
のように点火操作時のみ検出電圧レベルを下回り、点火
操作時以外は検出電圧レベル以上となるため、どの時点
の電圧で乾電池交換の予告開始やシステムOFFを判断
するかという問題が生じる。
のような方法が取られてきた。第1の手法は、点火操作
時には乾電池の電圧検出やLEDの表示を行わないとす
るものであるが、通常、点火操作時は使用者が操作部に
最も目をやる時であり、ここで使用者に乾電池の交換を
報知することは有効であるのに止めている。これでは使
用者が乾電池交換の時期が来たことを見逃してしまい、
特に、システムOFF電圧に達した場合には点火操作時
に報知する必要性が高いにもかかわらず、乾電池交換を
予告できないままシステムOFFされる場合も出てく
る。
から電圧検出及びマイコン判定を行うようにすると、イ
グナイタがオン時の電圧変動によって乾電池の交換予告
期間にばらつきが大きくなってしまい、使用する乾電池
によっては予告できないままシステムOFFしてしまう
場合も生じる。
の電圧が検出電圧レベルを下回るとLED表示を行い、
点火操作後も燃焼終了まで表示したままにするというも
のであるが、この場合にはノイズを検出した場合にもL
ED表示されてしまう為、誤動作の可能性が高くなって
しまう。また、使用時間からみると、点火操作はわずか
な時間でありコントローラによっては点火操作時の電圧
レベルで判定する必要がないのに点火操作時の電圧降下
が大きい時点で判定するということは電池寿命を短くし
ていることになる。
態の電圧レベルに応じてLED表示するものであるが、
これによれば、点火操作時のみLED表示されるという
時間が必ず発生し、システムの負荷変動が使用者には分
からない為、誤動作しているものと間違いやすい。ま
た、センサー付きコンロ等が使用されている時に、他の
コンロが点火されると、その点火操作時にのみ表示され
誤動作と誤解されやすい。
にすると、点火時のみ表示する場合と点火時も含め使用
中表示する場合とが発生するようになり、使用者にとっ
て、交換時期の判断がつきにくく、点火操作時の電圧降
下が大きくなってしまった場合には、点火操作時のみ表
示が付く報知で、システムOFFに至ってしまう場合も
発生する。このように、いろいろな手法が試みられてい
るにも関わらず、電源電圧の変動に応じた乾電池交換予
告ができないという問題点は解決されていない。
作時の電源電圧の変動に応じて適切に乾電池の交換時期
の予告を行うとともに安全な燃焼制御ができるガス燃焼
機器のシステム制御装置を提供することにある。
めに本発明に係るガス燃焼機器のシステム制御装置は、
システム制御の電源に乾電池を使用するガス燃焼機器に
おいて、電源電圧を検出する電源電圧検出手段と、前記
電源電圧検出手段により検出された電源電圧が検出電圧
設定値を下回った回数を記憶する記憶手段と、前記記憶
手段に記憶される回数が所定回数となったか否かを判定
する回数判定手段と、前記電源電圧検出手段により検出
された電源電圧が検出電圧設定値を下回った以降の使用
時間を計時する計時手段と、前記計時手段により計時さ
れる使用時間が所定時間となったか否かを判定する時間
判定手段と、前記回数判定手段により所定回数となった
と判定されたとき、又は前記時間判定手段により所定時
間となったと判定されたときのいずれか早い判定がなさ
れた時点で電池交換を予告し、あるいはシステムを停止
する実行手段とを備えることを要旨とするものである。
乾電池を使用するガス燃焼機器において、電源電圧が電
源電圧検出手段により検出され、その検出された電源電
圧が検出電圧設定値を下回った場合には、その回数が記
憶手段に記憶され、その回数が所定回数となったか否か
は回数判定手段により判定されるが、一方、前記電源電
圧検出手段により検出された電源電圧が検出電圧設定値
を下回った以降の使用時間は計時手段により計時され、
その使用時間が所定時間となったか否かは時間判定手段
により判定される。そして、前記回数判定手段により所
定回数となったと判定されたとき、又は前記時間判定手
段により所定時間となったと判定されたときのいずれか
早い判定がなされた時点で、電池交換が予告され、ある
いはシステムが停止される。電池寿命の到来が検出電圧
設定値を下回った回数とその下回った時間との両方でチ
ェックされているのでより正確に電池寿命の到来が把握
される。
置において、点火操作時以外の燃焼中に前記電源電圧検
出手段により検出される電源電圧が検出電圧設定値を下
回った時点で電池交換を予告し、その後は、点火操作時
から電池交換予告を行う、あるいは、システムを停止す
るようにすると、さらによい。そうすれば、コントロー
ラの実動作電圧で検知、報知を行う手段が追加される
為、信頼性が高い。
を図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一
実施例に係るシステム制御装置がガスコンロ10に適用
された例の概略構成を示したものである。このガスコン
ロ10は、バーナ16のヘッド部分に鍋12の鍋底の温
度を検知するサーミスタ14が設けられると共に、その
バーナ16のヘッド部分に近接して点火装置(イグナイ
タ)28の点火動作により火花を散らしてバーナ16に
点火させる放電電極30及びそのバーナ16の火炎を検
知する熱電対34が設けられている。バーナ16のガス
管路には手動弁20及びマグネット電磁弁22が設けら
れている。
20及びマグネット電磁弁22、イグナイタ点火スイッ
チ24の操作ボタン18が設けられている。このガスコ
ンロ10の燃焼を制御するコントローラ32の入力側に
は前記サーミスタ14、熱電対34が接続され、また該
コントローラ32の出力側には、このコントローラ32
の駆動電源である乾電池26の電圧が低下したときに点
灯する表示ランプ(LED)36、マグネット電磁弁2
2が設けられている。この実施例では1.5Vの乾電池
を2個直列につなげた3Vの電源電圧のものが使われて
いる。
によりガス手動弁20を開き、マグネット電磁弁22を
押し開いた状態でイグナイタ点火スイッチ24をオンさ
せることによりイグナイタ28が点火動作を開始し、放
電電極30に火花が飛んで、ガスバーナ20が点火され
る。そして、ガスバーナ10が点火され熱電対34によ
りバーナ16の炎が感知されると、コントローラ32か
らの指令によりマグネット電磁弁22は開放保持され
る。
示している。尚、図1に示した構成と同一のものについ
ては、同じ符号を付している。また、イグナイタ点火ス
イッチとしては、実際には、左コンロ用、右コンロ用及
びグリル用の3個(24,40,42)設けられている
のでここでは図示している。
32のマイコン38の入力ポートP1にはイグナイタ点
火スイッチ24によってオンされるトランジスタTr1
の出力側が接続され、イグナイタ点火スイッチ24がオ
ンされることによりトランジスタTr1がオンされる
と、そのオン信号は入力ポートP1を介して点火動作信
号としてマイコン38により検出される。
較器COMPの出力側が接続され、該電圧比較器COM
Pを介して供給される信号は電圧判定用信号としてマイ
コン38により検出される。ここで、電圧比較器COM
Pの入力側のプラス端子には、乾電池26の電源電圧V
DDを分圧した電圧V2 が供給され、マイナス端子には、
検出電圧判定用の基準電圧VCCとしてのレギュレータR
EGの出力電圧を抵抗R1,R2で分圧した電圧V1が
供給される。
26の電源電圧が電池交換予告電圧以上か否かが判断さ
れる場合には、電界効果トランジスタ(FET)がオン
された状態で、数1に示される式に基づく抵抗R3,R
4の分圧電圧値V21(電池交換予告電圧)が電圧V2 と
して電圧比較器COMPのプラス端子へ供給され、乾電
池26の電源電圧がシステムOFF電圧以上か否かが判
断される場合、FETがオフされた状態で、数2に示さ
れる式に基づく抵抗R3,R4+R5の分圧電圧値V22
(システムOFF電圧)が電圧V2 として電圧比較器C
OMPのプラス端子へ供給される。尚、抵抗R1〜R5
の値は上述の数1及び数2によって求められるV21及び
V22が、各々、電池交換予告電圧、システムOFF電圧
となるように予め設定されている。
の発振周波数のパルス信号をマイコン38から該FET
に供給するためのインタフェースである。これにより、
前記パルス信号の値に応じてFETのオンオフが繰り返
され、電圧比較器COMPのプラス端子に供給される分
圧電圧値V2は、前記パルス信号の値に応じて、電池交
換予告電圧とシステムOFF電圧とが交互に切り替わる
ように制御される。
Tのオンオフに関係なく乾電池26の電源電圧が電池予
告開始電圧よりも高くなるため、図3に示す比較結果と
しての電圧判定用信号(入力ポートP2に供給される信
号、以下単に「電圧判定用信号」とする)はHiにな
る。乾電池26の電源電圧が電池交換予告電圧とシステ
ムOFF電圧との間にあると、比較結果としての電圧判
定用信号は出力ポートP3からのパルス信号に応じて発
振する。乾電池26の電源電圧がシステムOFF電圧よ
りも低いと、比較結果としての電圧判定用信号はLoに
なる。
してLED36に接続されるとともに、該LED36は
出力ポートP5に接続されている。LED36はトラン
ジスタTr2がオンされると「点灯」(または「点
滅」)させ、乾電池26が新たな乾電池に取り替えられ
るまで、「点灯」(または「点滅」)状態を維持する。
かくして、電圧判定用信号に応じた信号が出力ポートP
4からトランジスタTr2に供給されることで、コント
ローラ32の指令により、乾電池26の電源電圧が電池
交換予告電圧以上のときはLED36が「消灯」され、
該電源電圧が電池交換予告電圧とシステムOFF電圧と
の間のときはLED36が「点灯」(または「点滅」)
され、該電源電圧がシステムOFF電圧よりも低いとき
はLED36が点灯されるとともに、ガスコンロ10は
システムオフの制御がなされる。
ーラ32において、乾電池交換時期の報知がどのように
なされるかを以下に各種の実施例について説明する。初
めに、第1の実施例であるが、図3は使用時間に伴う乾
電池26の電源電圧の減少及び入力ポートP2に供給さ
れる電圧判定用信号を示しているが制御状態により多少
の変動はある。この図3のタイミングチャートにおい
て、この第1の実施例では予め乾電池26の電源電圧が
電池交換予告電圧(2.2V)を下回る回数と時間及び
該電源電圧がシステムOFF電圧(2.0V)を下回る
回数と時間を設定しておく。
6の電源電圧が低下して電池交換予告電圧を所定回数よ
り多くあるいは所定時間より長く下回ると判断されたと
きに、コントローラ32からの指令によりLED36が
点灯されるとともに、該乾電池26の電源電圧が更に低
下してシステムOFF電圧を所定回数より多くあるいは
所定時間より長く下回ると判断されたときに、コントロ
ーラ32からの指令により燃焼停止がされるものであ
る。
る。このフローチャートでは、操作ボタン18が押され
る(S301)と、イグナイタ点火スイッチ24のオン
を経て燃焼制御が開始される(S302)。そして、入
力ポートP2に供給される電圧判定用信号値に基づい
て、コントローラ32により乾電池26の電源電圧が電
池交換予告電圧以上か否かが判断され(S303)、電
池交換予告電圧以上と判断されれば(S303:「YE
S」)、操作ボタン18が離された後も、安定した燃焼
制御が継続され(S308)、その後、操作ボタン18
による燃焼停止の操作がなされると(S312)、コン
トローラ32の指令により燃焼停止(S313)され
る。
開始直後に乾電池26の電源電圧が電池交換予告電圧よ
り低いと判断されても(S303:「NO」)、電池交
換予告電圧より低いと判断された回数が所定回数に満た
ないと判断され(S304:「NO」)、かつ、最初に
電池交換予告電圧より低いと判断された時点からの継続
時間が所定時間に満たないと判断されれば(S324:
「NO」)、操作ボタン18による燃焼停止の操作がな
されるまで、安定した燃焼制御運転が維持される(S3
08)。
始直後に乾電池26の電源電圧が電池交換予告電圧より
低いと判断された回数が所定回数より多いと判断される
(S304:「YES」)か、あるいは、最初に電池交
換予告電圧より低いと判断された時点からの継続時間が
所定時間より長いと判断されると(S324:「YE
S」)、コントローラ32の指令により電池交換サイン
として、LED36の点灯がなされる(S305)。
判定用信号値に基づいてコントローラ32により乾電池
26の電源電圧がシステムOFF電圧以上であると判断
されれば(S306:「YES」)、そのまま燃焼制御
が継続され(S308)、安定した運転状態が維持され
る。この期間は、通常約2週間〜1カ月程度である。
電源電圧がシステムOFF電圧より低いと判断され(S
306:「NO」)、電池交換予告電圧より低いと判断
された回数が所定回数を満たしておらず(S307:
「NO」)、しかも、継続時間が所定時間に満たないと
判断されれば(S327:「NO」)、そのまま燃焼制
御が継続される(S308)。
後、該回数が所定回数を満たすと判断される(S30
7:「YES」)か、あるいは、該継続時間が所定時間
より長いと判断されるようになる(S327:「YE
S」)。そうすると、操作ボタン18から手が離された
(S309)後、コントローラ32の指令により燃焼停
止がなされる(S310)。
の第1の実施例に加え、さらに、点火操作後の燃焼制御
中に、乾電池26の電源電圧が低下して電池交換予告電
圧又はシステムOFF電圧を下回ると、コントローラ3
2からの指令によりLED36が点灯されるとともに、
該点灯の後、操作ボタン18による新たな操作がコント
ローラ32によって検出されるとLEDが点灯されるよ
うにしたものである。
る。このフローチャートのS401〜S411は、前述
の図4のフローチャートのS301〜S311に示した
ものを兼用できるので、S401〜S411までのその
詳細な説明は割愛して説明する。点火操作後(S401
〜S407)、操作ボタン18から手が離されると燃焼
制御が継続され(S408)、乾電池26の電源電圧が
電池交換予告電圧以上あると判断される限り(S41
2:「YES」)、操作ボタン18が押されて燃焼停止
がなされる(S415,S416)まで、安定した燃焼
制御が行われる。
後、乾電池26の電源電圧が電池交換予告電圧より低い
と判断されれば(S412:「NO」)、コントローラ
32の指令により電池交換サインとして、LED36の
点灯がなされる(S413)。 次いで、LED36が
点灯されても電圧判定用信号値に基づいてコントローラ
32により乾電池26の電源電圧がシステムOFF電圧
以上である限り(S414:「YES」)、そのまま燃
焼制御が継続され(S412,S413)、LED36
の点灯状態下で運転状態が維持され、コントローラ32
により操作ボタン18が押されたことが検出され(S4
15)、燃焼停止がなされる(S416)まで、LED
36点灯状態で燃焼制御が行われる。
FF電圧より低いと判断されれば(S414:「N
O」)、コントローラ32の指令により燃焼停止される
(S410)。
に、操作ボタン18の操作の際に、乾電池26の電源電
圧が低下して電池交換予告電圧を所定回数より多く又は
所定時間より長く下回ると、コントローラ32の指令に
よりLED36が点灯され、乾電池26の電源電圧が更
に低下してシステムOFF電圧を所定回数より多く又は
所定時間より長く下回ると、燃焼が停止される。したが
って、この器具の利用者は電池交換時期を確実に察知で
きることはもとより、突発的なノイズ等による誤報知や
誤判定が回避されることによりその判断は確実なものと
なる。
ムOFF電圧に至るまでは燃焼制御が可能であるから電
池電源が有効に活用され電池寿命が延びるという利点が
ある。 また、点火操作時には乾電池の電圧低下がなく
とも燃焼制御中に、乾電池26の電圧が低下して電池交
換予告電圧を下回ったときにはコントローラ32の指令
によりLED36が点灯され、さらに、LED表示後に
乾電池26の電圧が低下してシステムOFF電圧を下回
ったときには燃焼が停止されるようにすれば、利用者は
突然のシステムOFFを気にすることなく安心してこの
器具を使用できる利便さを有することになる。
限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で種々の改変が可能である。たとえば、上記実施例で
は、ガスコンロの例で説明したが、ガスストーブ、ガス
ファンヒータ、ガス湯沸器等の各種のガス燃焼器具に適
用されるものである。また、乾電池の電圧が設定電圧を
下回った回数とその時間とを組み合わせて制御する等の
設計変更は当然に考えられることである。
御装置によれば、バーナ点火操作時の乾電池の電圧値を
検出して、検出電圧設定値と比較することにより、乾電
池の交換時期を報知することができるようにしたもので
あるから、ガス燃焼機器の安全性が担保されるばかりで
なく、電源電圧の変動に応じて、適切に乾電池の交換予
告を行うことができる。また、点火操作時に報知される
ようにする等、使用者の使い勝手の向上というメリット
も有するものである。
がガスコンロに適用された例の概略構成を示す図であ
る。
制御回路図である。
給される電圧判定用信号のタイミングチャートである。
ある。
ある。
る制御回路の構成を示す図である。
圧とLEDの表示及び燃焼機器の使用可否との関係を示
す図である。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】システム制御の電源に乾電池を使用するガ
ス燃焼機器において、電源電圧を検出する電源電圧検出
手段と、前記電源電圧検出手段により検出された電源電
圧が検出電圧設定値を下回った回数を記憶する記憶手段
と、前記記憶手段に記憶される回数が所定回数となった
か否かを判定する回数判定手段と、前記電源電圧検出手
段により検出された電源電圧が検出電圧設定値を下回っ
た以降の使用時間を計時する計時手段と、前記計時手段
により計時される使用時間が所定時間となったか否かを
判定する時間判定手段と、前記回数判定手段により所定
回数となったと判定されたとき、又は前記時間判定手段
により所定時間となったと判定されたときのいずれか早
い判定がなされた時点で電池交換を予告し、あるいはシ
ステムを停止する実行手段とを備えることを特徴とする
ガス燃焼機器のシステム制御装置。 - 【請求項2】点火操作時以外の燃焼中に前記電源電圧検
出手段により検出される電源電圧が検出電圧設定値を下
回った時点で電池交換を予告し、あるいはシステムを停
止する実行手段を備えることを特徴とする請求項1に記
載されるガス燃焼機器のシステム制御装置。
Priority Applications (1)
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JP13067696A JP3520154B2 (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 給湯器の加熱制御装置 |
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ID=15039956
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JP13067696A Expired - Fee Related JP3520154B2 (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 給湯器の加熱制御装置 |
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- 1996-04-26 JP JP13067696A patent/JP3520154B2/ja not_active Expired - Fee Related
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