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JP3519812B2 - 移動農機における制動制御装置 - Google Patents

移動農機における制動制御装置

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JP3519812B2
JP3519812B2 JP04638995A JP4638995A JP3519812B2 JP 3519812 B2 JP3519812 B2 JP 3519812B2 JP 04638995 A JP04638995 A JP 04638995A JP 4638995 A JP4638995 A JP 4638995A JP 3519812 B2 JP3519812 B2 JP 3519812B2
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JP
Japan
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braking
switching
lever
steering
agricultural machine
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勉 山根
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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  • Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
  • Guiding Agricultural Machines (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、トラクタ等の副変速レ
バーを装備した移動農機に係り、特にハンドルの操向操
作に連繋して操向内側の後輪制動を行う移動農機におけ
る制動制御装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、農用トラクタ等の移動農機では、
Uターン等の操向操作時に機体の旋回動作を機敏に行う
ため、ハンドルを直進位置から所定角度以上に操向操作
すると前輪が増速され、再びハンドルが直進位置に復帰
した際には増速駆動がOFFとなって前輪が等速に戻る
ように構成した、いわゆる前輪増速機構を装備したもの
が知られており、また、近年では、上記前輪増速機構と
は別に、左右後輪の制動機構をそれぞれ各別に独立して
制動可能に設け、圃場作業における機体の旋回時に、ハ
ンドルの操向操作に連動する前輪の操向角の変化に連繋
して、操向内側後輪の制動機構を自動的に制動駆動し、
前輪増速駆動機構との協働で機体の旋回性能の向上を図
るようにした制動制御装置が提案されている。 【0003】上記制動制御装置では、左右のブレーキペ
ダルの踏込みで各後輪の制動機構を作動させる通常の制
動作動と、内側後輪の制動を保持したまま機体を旋回す
る制動旋回とを、運転操作部に設けた選択レバーの切替
え操作で行うようになっているため、副変速レバーが高
速側に切替えられている機体走行状態で、選択レバーを
制動旋回側に切替え操作する、あるいは選択レバーが制
動旋回側に切替えられている時に副変速レバーを高速側
に切替えると、高速度で走行する機体が急旋回して搭乗
者に要らぬ挙動変化を強いることとなり、更には走行バ
ランスの安定を著しく欠いてしまい、最悪の場合には機
体の横転事故を誘発する、という安全走行上の重大な危
惧を内包するものであったため、選択レバーが制動旋回
側に切替えられている時には副変速レバーの高速側への
切替え操作を阻止し、かつ副変速レバーが高速側に切替
えられている時は選択レバーの制動旋回側への切替え操
作を阻止するようにした制動制御装置も提案されてい
。 【0004】しかしながら、上記提案の各制動制御装置
では、選択レバーの切替え操作に連繋する切替え連動部
を介して各後輪の制動機構を駆動するようになっている
ため、ブレーキペダルの配設位置が運転席下方のステッ
プに限定されることと相俟って、上記切替え連動部の取
付空間とその剛性を確保することが困難となり、ブレー
キペダルの踏込み操作時および制動旋回時における制動
制御を適確かつ安定に制動機構へ伝達することができ
ず、制動制御装置の組立性と点検、保守時の作業性の低
下をも招く、という欠点を有するものであった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の如き
実状に鑑み従来の欠点を解消すべく創案されたものであ
って、その目的とするところは、制動制御装置を切り替
える選択レバーを簡単な構成で副変速レバーに連動連結
し、該副変速レバーが高速側に切替えられている場合に
は選択レバーの制動旋回側への切替えを未然に防止する
ことができように構成した移動農機において、機体フレ
ームの限られた空間を有効に利用して切替え連動部をコ
ンパクトに配置することができ、しかも剛性の高いステ
ップブラケット上に直に配設することができるので、ブ
レーキペダルの踏込み操作力あるいは引張ワイヤの引張
力に対して撓みのない安定したブレーキロッドの制動伝
達を保持することができ、制動機構に対する適確な制動
制御の伝達を行い得て、機体操向時における安定した制
動旋回と走行安全性を確保することができる移動農機に
おける制動制御装置を提供しようとするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明が採用した技術的手段は、運転操作部の一側
パネルに配設した副変速レバーの近傍位置に、操向操作
時における通常の機体旋回と、内側後輪の制動を保持し
たまま機体を旋回する制動旋回とに切り替える選択レバ
ーを配置、副変速レバーの高速側溝部への切替え操作
で、選択レバーの制動旋回側への切替えを阻止し、かつ
上記選択レバーの制動旋回側への切替え操作で、副変速
レバーの高速側溝部への切替えを阻止するように構成し
た移動農機において、左右後輪に各別に設けた制動機構
を左右のブレーキペダルに連動連結し、かつ前輪の所定
角以上の操舵角を検出する操向センサを上記制動機構に
連結して、操向操作に連繋する操向内側後輪の自動制動
作動を行うと共に、上記制動機構とブレーキペダルとの
連結位置に、前記選択レバーの切替え操作に連繋する切
替え連動部を設け、当該切替え連動部に操向センサの連
結端部を係脱自在に接続する一方、機体フレームの左右
方向に渡って設けたステップブラケットに、上記切替え
連動部を支持する固定ブラケットを、その支持部を機体
前方に延出させて取着したことを特徴とするものであ
る。 【0007】 【作用】したがって本発明によれば、副変速レバーと選
択レバーとを連動連結することにより、相互の切替え操
作の誤操作を未然に防止することができる移動農機にお
いて、ブレーキペダルの踏込み操作あるいは制動旋回時
の制動制御動作を確実に後輪の制動機構に伝達すること
ができ、もって機体走行時における安全性と制動制御の
安定性を向上させることができる 【0008】 【実施例】本発明の構成を、図面に示した一実施例につ
いて詳細に説明する。図1において、1は移動農機の好
適な例として示すトラクタのフロントアクスルであっ
て、該フロントアクスル1には、主シリンダ2に左右一
体の出没ロッド2a、2aを内装してなる油圧制御式の
タイロッド3が機体フレーム4を左右方向に貫通して配
設され、かつ上記出没ロッド2a、2aの各先端には、
前輪のナックルアーム5、5がそれぞれ軸架されている
と共に、上記主シリンダ2の近傍位置には、前輪増速駆
動の切替えスイッチ6を中央位置上面に備えた作動ロッ
ド7が並設されている。 【0009】上記出没ロッド2a、2aの両端部には、
ナックルアーム5、5との連結位置に近接してセンサプ
レート8、8がそれぞれ配設されており、機体の操向操
作で出没ロッド2a、2aが左右何れか一方向に摺動し
てナックルアーム5、5の操舵角が所定角以上になった
際に、主シリンダ2に縮入する出没ロッド2aのセンサ
プレート8で前記作動ロッド7の両端部7a、7aの何
れか一方を押圧し、前輪増速駆動の切替えスイッチ6を
「入」するように構成されている。 【0010】また、上記出没ロッド2a、2aの下方近
傍位置には、一端9aを各センサプレート8、8の移動
域にそれぞれ臨ませた一組の回動アームからなる操向セ
ンサ9、9が所定間隔を存して配設されており、上記操
向センサ9、9の各他端9b、9bは、交叉状に配した
引張ワイヤ10、10を介して後述する切替え連動部1
1、11に接続され、前記切替えスイッチ6の「入」作
動と同様に、ナックルアーム5、5の操舵角が所定角以
上になった際、摺動するセンサプレート8、8に操向セ
ンサ9、9の一端9aが当接し、上記操向センサ9、9
の回動作動に連動する引張ワイヤ10の引き作動によ
り、図示しない左右後輪に各別に設けた制動機構のう
ち、内側後輪の制動機構を、切替え連動部11、11を
介して制動駆動するように構成されている。 【0011】上記切替え連動部11、11は、図2に示
すように、運転操作部12の下方に位置する機体フレー
ム4の両外側面にそれぞれ配設されており、上記運転操
作部12に設けた左右のブレーキペダル13、13の踏
込み操作で上動するペダルロッド14、14に、ブレー
キロッド15、15に接続される左右の図示しない制動
機構が切替え連動部11、11を介して連結されている
と共に、前記引張ワイヤ10、10がコイル弾機16、
16を介して切替え連動部11、11に接離自在に接続
されている。 【0012】すなわち、図3に示すように、ペダルロッ
ド14を連結したアーム17、ブレーキロッド15を連
結した駆動アーム18および係合ピン19aを先端部に
突設した係合アーム19を、それぞれ取付ブラケット2
0に軸架した回動軸20aに所定のアーム角度を存して
同軸状に軸装すると共に、機体フレーム4を左右方向に
断するステップブラケット21には、固定部22aと
機体前方に立姿状に延出した支持部22bからなる固定
ブラケット22が直に固設されており、コイル弾機16
を介して引張ワイヤ10を接続した作動アーム23と、
凹形状の係合部24aを有する係脱フック24とを回動
自在に垂下した連動アーム25が、上記延出した支持部
22bの先端に軸架した切替え支軸22cに配設されて
切替え連動部11が構成されている。なお、16aはコ
イル弾機16に対向して配設した作動アーム23の戻し
弾機、24bは係脱フック24を係合アーム19側に回
動付勢する弾機である。 【0013】一方、前記運転操作部12には、図4およ
び図5に示すように、座席シート12aの側方に位置す
る一側パネル26に選択レバー27と副変速レバー28
が配設され、また上記座席シート12aの前方には主変
速レバー28aが配設されており、上記副変速レバー2
8は、一側パネル26に形成されたH形のガイド溝29
に沿って、一方の前後溝29aの高速側溝部Hおよび低
速側溝部Lと、他方の前後溝29bの標準速側溝部Mお
よび超低速側溝部SLとに切替え傾倒自在に配置されて
いると共に、上記副変速レバー28の近傍に位置して、
前記連動アーム25の係脱フック24に接続ワイヤ30
を介して接続される選択レバー27が前後傾倒自在に配
設され、また、上記ガイド溝29には、その高速側溝部
Hに臨ませて規制部材31が上下回動自在に取着されて
おり、当該規制部材31は連結杆32を介して選択レバ
ー27に接続されている。 【0014】本発明は、叙上の如く構成されているか
ら、選択レバー27を機体後方の図4に示す二点鎖線の
位置まで傾倒操作すると、緊張状態にあった接続ワイヤ
15が弛緩し、係脱フック24の係合部24aが弾機2
4bの付勢力により係合アーム19の係合ピン19aに
係合する。上記のような係脱フック24と係合アーム1
9の係合状態で、機体の操向操作を行うと、フロントア
クスル1のタイロッド3が左右方向に摺動し、ナックル
アーム5、5の操舵角が所定角以上に達すると、タイロ
ッド3をなす操向内側の出没ロッド2aが主シリンダ2
内に縮入するに伴い、当該出没ロッド2aのセンサプレ
ート8も主シリンダ2側に移動する。そして、上記セン
サプレート8が作動ロッド7の一方の端部7aに当接す
ると、作動ロッド7が上記出没ロッド2aの縮入方向と
同方向に摺動し、切替えスイッチ6が「入」となって前
輪の増速駆動が開始されることになる。 【0015】また、上記作動ロッド7の摺動作動と同時
に、移動するセンサプレート8に操向センサ9、9の一
端9aが当接することにより、該操向センサ9が引張ワ
イヤ10の引き方向に回動し、切替え連動部11、11
を介して図示しない操向内側後輪の制動機構が駆動さ
れ、機体の旋回走行時における操向操作に連繋して走行
内側後輪の回転駆動に制動力が付与されることになり、
前輪増速駆動との協働で機体の旋回性能の向上が図ら
れ、機体1は小半径で旋回される。 【0016】このような機体の走行状態、すなわち図4
に二点鎖線で示す機体後方側の位置まで選択レバー27
が傾倒されているときには、規制部材31が連結杆32
を介して二点鎖線で示すガイド溝29の高速側溝部Hを
封鎖する位置まで上動するため、副変速レバー28の高
速側への切替え操作を行うことができない。 【0017】ここで、上記選択レバー27を図4に二点
鎖線で示す位置から実線で示す機体前方側の位置まで傾
倒操作すると、連結杆32が前方に揺動して規制部材3
1が下動し、当該規制部材31による高速側溝部Hの封
鎖が解除されて副変速レバー28の高速側への切替えが
可能となると共に、接続ワイヤ30が上記選択レバー2
7の傾倒操作に連繋して矢印方向に引張され、係脱フッ
ク24が弾機24bの付勢力に抗して図3の二点鎖線で
示す位置まで回動し、係合アーム19の係合ピン19a
と係脱フック24の係合部24aとの係合が解除され
て、引張ワイヤ10の引張作動力はブレーキロッド15
に伝達されないことになる。したがって、副変速レバー
28の高速側への切替えを行う際には、必然的に選択レ
バー27を傾倒操作して機体操向時の内側後輪による制
動旋回を解除しなければならず、急激な旋回動作を未然
に回避することができる。 【0018】上述のような選択レバー27の前方側への
切替え位置で、上記副変速レバー28を図4に二点鎖線
で示す高速側溝部Hへ切り替えると、副変速レバー28
の杆部28aと下動した規制部材31が当接し、当該規
制部材31の上動回動が不能となり、この状態では連結
杆32を介した選択レバー27の制動旋回側への切替え
が阻止されることになり、副変速レバー28が高速側に
位置している場合においても、選択レバー27を制動旋
回側へ切り替える誤操作を阻止することができ、高速走
行する機体の急旋回を防止することができる。 【0019】また、前記切替え連動部11は、ステップ
ブラケット21に固定部22aを固設した固定ブラケッ
ト22の支持部22bに、作動アーム23、係脱フック
24および連動アーム25を機体前方に延出して支持す
る構成となっているので、機体フレーム4の限られた空
間を有効に利用して切替え連動部11をコンパクトに配
置することができ、しかも剛性の高いステップブラケッ
ト21上に配設されているため、ブレーキペダルの踏込
み操作力あるいは引張ワイヤ10の引張力に対して撓み
のない安定したブレーキロッド15の制動伝達を保持す
ることができ、図視しない制動機構の確実な制動駆動を
確保することができる。 【0020】図6および図7は、係脱フック24の他の
実施例を示すものであって、この実施例では上記係脱フ
ック24の係合部24aを段部a、bおよびcに階段状
に切欠き形成すると共に、前後回動自在に枢支した段位
置切替えレバー33にレバーボス34を直交状に固設
し、かつ該レバーボス34の押圧球34aを嵌入する位
置決め孔A、BおよびCを機体フレーム4の側面に配設
した取付プレート35にそれぞれ穿設して構成されてい
る。 【0021】そして、上記段位置切替えレバー33を傾
倒操作すると、レバーボス34の押圧球34aが例えば
位置決め孔Aに嵌入し、段位置切替えレバー33がその
時点での傾倒姿勢を保持する。そして同時にレバーボス
34が連動アーム25との連結支点を中心として係脱フ
ック24の上端部を押圧回動するに伴い、係合部24a
の段部aが係合ピン19aとの係合位置まで達してて係
合する。したがって、上記段位置切替えレバー33の傾
倒姿勢の変化により係脱フックと係合アーム19とをa
〜cの何れかの段部で選択的に係合させることにより、
ペダルロッド14のストロークおよび引張ワイヤ10の
引き作動時期を早めるあるいは遅らせることが可能とな
って、結果として制動機構の制動力の強弱を、実施例に
おいては段部aとの係合から段部cとの係合に切り替え
ることによって制動力を弱める方向に調整することがで
きるようになる。 【0022】 【発明の効果】これを要するに本発明は、運転操作部の
一側パネルに配設した副変速レバーの近傍位置に、操向
操作時における通常の機体旋回と、内側後輪の制動を保
持したまま機体を旋回する制動旋回とに切り替える選択
レバーを配置、副変速レバーの高速側溝部への切替え
操作で、選択レバーの制動旋回側への切替えを阻止し、
かつ上記選択レバーの制動旋回側への切替え操作で、副
変速レバーの高速側溝部への切替えを阻止するように構
成した移動農機において、左右後輪に各別に設けた制動
機構を左右のブレーキペダルに連動連結し、かつ前輪の
所定角以上の操舵角を検出する操向センサを上記制動機
構に連結して、操向操作に連繋する操向内側後輪の自動
制動作動を行うと共に、上記制動機構とブレーキペダル
との連結位置に、前記選択レバーの切替え操作に連繋す
る切替え連動部を設け、当該切替え連動部に操向センサ
の連結端部を係脱自在に接続する一方、機体フレームの
左右方向に渡って設けたステップブラケットに、上記切
替え連動部を支持する固定ブラケットを、その支持部を
機体前方に延出させて取着したから、制動制御装置を切
り替える選択レバーを簡単な構成で副変速レバーに連動
連結し、該副変速レバーが高速側に切替えられている場
合には選択レバーの制動旋回側への切替えを未然に防止
することができ、また、制動機構に対する適確な制動制
御の伝達を行い得て、機体操向時における安定した制動
旋回と走行安全性を確保することができるものでありな
がら、機体フレームの限られた空間を有効に利用して切
替え連動部をコンパクトに配置することができ、しかも
剛性の高いステップブラケット上に直に配設することが
できるので、ブレーキペダルの踏込み操作力あるいは引
張ワイヤの引張力に対して撓みのない安定したブレーキ
ロッドの制動伝達を保持することができ、制動機構の確
実な制動駆動を確保することができる。等の極めて有用
な新規的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】フロントアクスルの全体正面図である。 【図2】フロントアクスルから運転操作部に至る引張ワ
イヤ及び切替え連動部の接続状態を示す要部側面図であ
る。 【図3】同上切替え連動部の要部拡大側面図である。 【図4】運転操作部の要部側面図である。 【図5】同上運転操作部の要部平面図である。 【図6】切替え連動部の他の実施例を示す要部側面図で
ある。 【図7】同上要部分解斜視図である。 【符号の説明】 4 機体フレーム 9 操向センサ 11 切替え連動部 12 運転操作部 13 ブレーキペダル 21 ステップブラケット 22 固定ブラケット 26 一側パネル 27 選択レバー 28 副変速レバー 29 ガイド溝 31 規制部材 H 高速側溝部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−5282(JP,A) 特開 平5−193514(JP,A) 特開 平6−144046(JP,A) 特開 平7−25350(JP,A) 特開 平6−16067(JP,A) 実開 平6−1128(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 11/00 B60K 20/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 運転操作部の一側パネルに配設した副変
    速レバーの近傍位置に、操向操作時における通常の機体
    旋回と、内側後輪の制動を保持したまま機体を旋回する
    制動旋回とに切り替える選択レバーを配置、副変速レ
    バーの高速側溝部への切替え操作で、選択レバーの制動
    旋回側への切替えを阻止し、かつ上記選択レバーの制動
    旋回側への切替え操作で、副変速レバーの高速側溝部へ
    の切替えを阻止するように構成した移動農機において、
    左右後輪に各別に設けた制動機構を左右のブレーキペダ
    ルに連動連結し、かつ前輪の所定角以上の操舵角を検出
    する操向センサを上記制動機構に連結して、操向操作に
    連繋する操向内側後輪の自動制動作動を行うと共に、上
    記制動機構とブレーキペダルとの連結位置に、前記選択
    レバーの切替え操作に連繋する切替え連動部を設け、当
    該切替え連動部に操向センサの連結端部を係脱自在に接
    続する一方、機体フレームの左右方向に渡って設けたス
    テップブラケットに、上記切替え連動部を支持する固定
    ブラケットを、その支持部を機体前方に延出させて取着
    したことを特徴とする移動農機における制動制御装置。
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