JP3511384B2 - Engine intake system - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンの燃焼室に吸気
を導くエンジンの吸気装置に関し、特に吸気通路の構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、4サイクルエンジンとしては、燃
費を高めると共に排気ガス中の有害成分を減少させるた
めに、空燃比を理論空燃比より大きく(混合気を薄く)
して希薄燃焼を行うように構成されたものがある。この
種のエンジンでは、混合気を薄くしても燃焼が速くしか
も確実に行われるように様々な手法が講じられていた。
その手法としては、燃焼室内に吸気が入るときの流速を
利用して燃焼室内に横渦や縦渦を生じさせて混合気を攪
拌させたり、その横渦や縦渦を利用して燃焼室内に混合
気を層状に流し、点火プラグの周辺に他の部分より濃い
混合気を集中させるようにすること等がある。
【0003】そのように燃焼室内に吸気の渦を生じさせ
るに当たっては、渦が生じるようなきっかけを与えるた
めに吸気ポートの開口方向や形状を変えたり、また、2
つの吸気弁を使用するエンジンの場合には、渦を生じさ
せるための流速の速い混合気が一方の吸気弁から燃焼室
に流れ込むように、他方の吸気弁の吸気通路を選択的に
閉め切る通路切換え機構を設けたりしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上述したよ
うな希薄燃焼エンジンでは吸気効率を高めて出力向上を
図るには限度があった。これは、燃焼室内に渦を生じさ
せるきっかけとなるものが吸気ポートの燃焼室近傍とな
る部分に必要になるからであった。すなわち、そのきっ
かけとなるものによって吸気抵抗が大きくなってしまう
のである。
【0005】一方、吸気抵抗を小さく抑えて吸気効率を
高めたエンジンとしては、本出願人が特願平2−235
267号によって先に提案したものがある。このエンジ
ンは各気筒毎に吸気弁が3本設けられ、各吸気弁毎の吸
気ポートが直線的に形成されていた。そして、シリンダ
ヘッドに形成された吸気通路としては、スロットル弁に
連通された上流部で吸気弁毎の3つの通路に分岐されて
いた。
【0006】本発明は、燃費を低減させつつ高出力を得
るために、吸気効率を高めたエンジンで希薄燃焼を行う
ことのできるエンジンの吸気装置を得ることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るエンジンの
吸気装置は、燃焼室に開口する吸気通路を複数設けると
共に、各吸気通路を燃焼室から個別にスロットル弁近傍
へ延ばしてスロットル弁を介して燃料供給装置側通路に
連通させてなり、前記複数の吸気通路のスロットル弁側
の開口を前記スロットル弁の端縁の移動方向とは略直交
する方向に並べて形成し、これらの吸気通路のうち少な
くとも一つの吸気通路のスロットル弁側の開口位置を、
他の吸気通路の開口位置よりスロットル弁の端縁の移動
方向に偏らせ、これらの開口は、前記スロットル弁の端
縁の移動方向とは略直交する方向から見て互いに一部が
重なるように形成されているものである。
【0008】
【作用】スロットル弁が低,中開度のときにはスロット
ル弁の開き口側に位置する吸気通路に混合気が主に流さ
れるから、複数の吸気通路どうしで混合気の流速に違い
が生じ、燃焼室内に吸気が偏って流入するようになって
燃焼室内に吸気流からなる渦が生じる。また、スロット
ル弁が開くときに、スロットル弁の開き口側に位置する
吸気通路が全開状態になる以前に、他方の吸気通路の流
入吸気量を増大させることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図6に
よって詳細に説明する。図1は本発明に係る吸気装置を
備えた自動二輪車用エンジンの正面図で、同図では要部
を破断して示す。図2は本発明に係る吸気装置を備えた
自動二輪車の側面図、図3はエンジンの燃焼室をピスト
ン側から見た状態を示す図、図4は図1におけるIV−IV
線断面図、図5は図1におけるV−V線断面図、図6は図
1におけるA矢視図である。
【0010】これらの図において、1は並列多気筒式の
DOHC型エンジンで、このエンジン1は吸気弁2が3
本設けられると共に排気弁3が2本設けられている。1
aはこのエンジン1のクランクケース、1bはシリンダ
ブロックである。1cは前記吸気弁2および排気弁3を
支持すると共に、後述するスロットル弁装置と排気管4
とが接続されたシリンダヘッド、1dはシリンダヘッド
カバーである。また、1eは前記3本の吸気弁2をリフ
ターを介して駆動する吸気カム軸、1fは前記2本の排
気弁3をリフターを介して駆動する排気カム軸で、これ
らの両カム軸は図1の紙面と直交する方向に延設され、
シリンダヘッド1cとシリンダヘッドカバー1dとに回
転自在に支持されている。なお、前記3本の吸気弁2の
弁軸は、各々が前記吸気カム軸1eと直交する平面上に
配置されている。すなわち、弁軸はエンジン前方からみ
てそれぞれ平行とされている。
【0011】このエンジン1は図2に示すようにシリン
ダ部分を前傾させた状態で自動二輪車5に搭載される。
なお、図2に示した自動二輪車5の車体構造は従来周知
の自動二輪車と同等とされ、前輪6を有するフロントフ
ォーク7がフレーム1aのヘッドパイプ1bに操舵自在
に支持されている。そして、この自動二輪車5ではエン
ジン1の前方にラジエーター8が装着されている。
【0012】このエンジン1のシリンダヘッド1cに
は、図1および図4に示すように吸気弁2毎に吸気ポー
ト9,10,11が形成されると共に、排気弁3毎に排
気ポート12,13が形成されている。前記吸気ポート
9,10,11は、その内部に形成される吸気通路の断
面形状が上流端から燃焼室14側開口部に至るまで略等
しくなるように形成されている。すなわち、各吸気ポー
ト9,10,11内の吸気通路は、全域にわたって断面
円形状に形成されている。さらに、これらの吸気ポート
9〜11は、上流側の開口端部から略等しい角度をもっ
てそれぞれ直線的に燃焼室側屈曲部へ延ばされている。
換言すれば、その直線部分は図1に示すようにエンジン
側方からみて略平行とされている。
【0013】このように3つの吸気ポート9〜11の上
流部分をそれぞれ直線的であってしかも略平行に形成す
ると、吸気に作用する慣性力を各吸気ポート9〜11で
略等しくすることができる。
【0014】さらに、3つの吸気ポート9〜11のうち
中央の吸気ポート10は、燃焼室14側の開口位置に対
応するように、両側の吸気ポート9,11よりエンジン
下側にずれて形成されている。
【0015】なお、前記燃焼室14の中央部には図3に
示すように点火プラグ1gが配設されており、前記吸気
ポート9〜11および排気ポート12,13はその点火
プラグ1gを囲むように配置されている。
【0016】15はスロットル弁装置で、このスロット
ル弁装置15は板状のスライド式弁体16を備え、シリ
ンダヘッド1cに固定された吸気マニホールド17を介
してエンジン1に接続されている。18はスロットル弁
装置15を吸気マニホールド14に連結するためのゴム
ジョイント、19はスロットル弁装置15の吸気流の上
流側に連結された吸気管で、この吸気管19は燃料噴射
用インジェクタ20が装着されており、エアファンネル
21を介して大気に連通されている。
【0017】前記スロットル弁装置15は、弁体16の
開き側端部に駆動アーム15aが連結されており、この
駆動アーム15aを図1中矢印Aで示す方向へ回動させ
ることにより前記弁体16を矢印Bで示す方向へスライ
ドさせ、吸気通路15bを開閉するように構成されてい
る。なお、前記駆動アーム15aは、不図示のアクセル
グリップや電動式駆動装置等に連結されて回動駆動され
るように構成されている。また、駆動アーム15aを駆
動する軸は各気筒に1本ずつ設けられ、各軸が不図示の
同調機構を介して連結されている。そして、不図示のス
ロットルグリップ等に連結されたプーリーが前記各軸の
うち何れかに軸装されている。すなわち、スロットルグ
リップを操作すると全ての駆動アーム用軸が回動し、気
筒当たり1つ設けられたスロットル弁装置15の全ての
弁体16が同時に開閉することになる。
【0018】さらに、このスロットル弁装置15内の吸
気通路15bは、図5に示すように断面長穴状に形成さ
れている。そして、前記弁体16は図6に示すように吸
気流の上流側からみて四角形状に形成されており、その
幅寸法およびスライド方向の寸法は吸気通路15bの開
口寸法より大きく設定されている。すなわち、弁体16
のスライド位置を図6中二点鎖線a,bに示すように変
えることによって吸気通路15bを通る吸気の流量が変
わることになる。
【0019】前記吸気マニホールド17は、シリンダヘ
ッド1cの吸気ポート9〜11にそれぞれ連通される通
路形成穴17a〜17cが形成されている。なお、これ
らの通路形成穴17a〜17cは、吸気マニホールド1
7にスロットル弁装置15を連結した状態では上流側端
部がスロットル弁装置15の吸気通路15bに連通され
る。すなわち、この通路形成穴17a〜17cおよび吸
気ポート9〜11によって、スロットル弁装置15より
下流側の吸気通路が構成されることになる。
【0020】前記通路形成穴17a〜17cは、図5に
示すようにそれぞれ断面円形状に形成され、その下流側
開口部は吸気ポート9〜11との間に段差が形成される
ことのないように内径および開口位置が定めらている。
すなわち、3つの通路形成穴17a〜17cのうち中央
の吸気ポート10に連通される通路形成穴17bは、吸
気ポート10が他の吸気ポート9,11よりエンジン下
側に位置づけられている関係から、両側の通路形成穴1
7a,17cより図5において下側へずれて形成されて
いる。
【0021】すなわち、これらの通路形成穴17a〜1
7cは、図6に示すように、前記弁体16の移動方向と
は略直交する方向に並べて形成されており、中央の通路
形成穴17bにおけるスロットル弁装置側の開口位置
は、図5および図6に示すように、両側の通路形成穴1
7a,17cの開口位置より前記弁体16の端縁(図6
において最も下側となる閉まり側端縁)の移動方向(図
5および図6において上下方向)に偏っている。また、
通路形成穴17a〜17cのスロットル弁装置側の開口
は、前記弁体16の端縁の移動方向とは略直交する方向
から見て互いに一部が重なるように形成されている。
【0022】さらに、各通路形成穴17a〜17cは、
図1に示すように下流側開口部から上流に向かうにした
がって開口径が次第に大きくなるように形成されてお
り、各々のスロットル弁装置側開口縁部は内壁に丸みを
もたせて拡径されて大きく開口している。なお、中央の
通路形成穴17bにおけるスロットル弁装置側開口縁部
の開口寸法は、両側の通路形成穴17a,17cより大
きく設定されている。これらの通路形成穴17a〜17
cのスロットル弁装置側開口縁を図5中に符号17dで
示す。
【0023】前記インジェクタ20は従来周知のものが
採用され、予め定めた噴射時期に基づいて燃料を噴射す
るように構成されている。そして、このインジェクタ2
0は、スロットル弁装置15の弁体16に向けて燃料を
噴射するように吸気の流れ方向に対して傾斜して取付け
られている。このインジェクタ20の取付け角度として
は、図1および図4に示すように、噴射方向がスロット
ル弁装置15の開き口側であって前記通路形成穴17b
と通路形成穴17cとの間を指向するように設定されて
いる。
【0024】なお、図1において符号22はこのエンジ
ン1のピストン、23はクランク軸である。また、図1
中一点鎖線Cはシリンダ軸線を示す。図1に示したエン
ジン1は、クランクケース1aとシリンダブロック1b
との合わせ面Dが仮想線Eに対して角度θだけ傾斜して
いる。仮想線Eは、前記シリンダ軸線Cと合わせ面Dと
の交点Fと、クランク軸23の軸心とを結ぶ仮想線Gに
対して直交している。そして、シリンダ軸線Cがクラン
ク軸23の軸心に対して寸法Lだけオフセットされてい
る。
【0025】すなわち、ピストン側圧を低減させるため
にシリンダ軸線Cをクランク軸23の軸心からオフセッ
トさせるに当たり、本実施例のエンジン1では前記合わ
せ面Dを前記仮想線Eに対して傾斜させることによって
行っている。このようにすると、シリンダを仮想線Eに
沿って単に平行移動させてシリンダ軸線Cをオフセット
させる場合に較べて、シリンダがクランク軸23に近い
位置に位置づけられるため、同一寸法だけオフセットさ
せるに当たりエンジン1の前後長(図1において左右方
向の長さ)を短くできる。
【0026】このようにエンジン1のシリンダ部分を起
立させると、図2に示したラジエーター8の後方の空間
を広くとれるようになる。
【0027】次に、上述したように構成された吸気装置
の動作を説明する。エンジン1がアイドリング状態のと
きにはスロットル弁装置15の弁体16は図1に示す全
閉位置から僅かに開いた状態で保持される。そして、そ
の弁体16をスライドさせて徐々に開くことによってエ
ンジン1に供給される吸気量が次第に増加し、その吸入
空気量に応じた量だけインジェクタ20から燃料が噴射
されてエンジン回転数が上昇する。吸入空気量としては
直接あるいは間接的に検出されるが、本実施例では弁体
16のスライド量およびエンジン回転数から演算して算
出する。
【0028】エンジン回転数が低,中回転域にあると
き、言い換えれば、弁体16がスライドしてその端縁が
図6中二点鎖線aの位置に達するまでは、吸気マニホー
ルド17の3つの通路形成穴17a〜17cのうち両側
の通路形成穴17a,17cは丁度弁体16の裏側にな
る関係から、燃料の混ざった混合気はスロットル弁装置
15の開き口側から主に中央の通路形成穴17bに流れ
込む。
【0029】このときには、3つの吸気ポート9,1
0,11のうち主に中央の吸気ポート10に混合気が流
れるようになり、混合気の流速としては中央の吸気ポー
ト10が最も速くなるので、燃焼室14内の中心部に縦
渦が生じるようになる。この縦渦は点火プラグに近い程
混合気が濃く、離れるほど薄くなる。
【0030】すなわち、混合気の空燃費を理想空燃比よ
り大きくしたとしても、点火プラグの周辺に燃料成分が
多く濃い混合気層が形成されるから、失火したり燃焼速
度が低下したりすることなく燃焼を行うことができる。
【0031】スロットル弁装置15を開操作して弁体1
6の端縁が図6中二点鎖線aの位置から同図において上
側へずれると、前記中央の通路形成穴17bが全開状態
となる以前に、吸気マニホールド17の両側の通路形成
穴17a,17cにも混合気が流れ込むようになり、エ
ンジン1に供給される混合気量が増えてエンジン回転数
が上昇する。そして、このスロットル弁装置15は、図
6中二点鎖線bの位置に弁体16の端縁が位置づけられ
たときに全開となる。
【0032】したがって、上述したように構成された吸
気装置では、スロットル弁装置15が低,中開度のとき
にはスロットル弁装置15の開き口側に位置する通路形
成穴17bに混合気が主に流され、燃焼室14内に点火
プラグ周辺の混合気が濃くなるような縦渦が生じる。こ
のため、希薄燃焼させるに当たって燃焼室14の近傍に
渦形成用のきっかけとなるものを形成する必要がなくな
る関係から、吸気抵抗が大きくなるのを抑えて吸気効率
を高めることができるようになる。また、前記スロット
ル弁装置15の開き口側に位置する通路形成穴17bと
他の通路形成穴17a,17bとは、弁体16の端縁の
移動する方向とは略直交する方向に並んで形成され、通
路形成穴17bスロットル弁装置側の開口位置は、他の
通路形成穴17a,17cの開口位置より弁体16の端
縁の移動方向に偏り、これらの開口は、前記弁体16の
端縁の移動方向とは略直交する方向から見て互いに一部
が重なるように形成されているから、上述した状態から
スロットル弁装置15の開度が増大することによって、
前記通路形成穴17bが全開状態となる以前に他の通路
形成穴17a,17cから燃焼室14内に吸気が流入す
るようになる。すなわち、スロットル弁装置15が全閉
位置から全開位置まで開くことによって、吸気が主に通
路形成穴17bを流れて燃焼室14内にタンブルが発生
する状態から、吸気が全ての通路形成穴17a〜17c
を流れる状態へと移行するようになる。これらの運転状
態の切り替わる時期は、前記他の通路形成穴17a,1
7cが形成されている位置(弁体16の端縁の移動方向
への位置)に対応して決まる。したがって、設計時に前
記他の通路形成穴17a,17cを形成する位置を変え
ることによって、上述した二つの運転状態の切り替わる
時期を設定することができる。
【0033】なお、本実施例ではインジェクタ20をス
ロットル弁装置15の上流側に1つだけ設けた例を示し
たが、図1および図6中に二点鎖線で示すようにスロッ
トル弁装置15の下流側に補助インジェクタ20aを設
けることもできる。この補助インジェクタ20aは、吸
気マニホールド17の中央の通路形成穴17bに燃料を
噴射するように描かれているが、その取付け位置や数量
は適宜変更することができる。例えば、通路断面積が比
較的大きく吸気流量が多くなる吸気通路にこの補助イン
ジェクタ20aから燃料を噴射させるようにすることも
できる。
【0034】そして、特に加速時にこの補助インジェク
タ20aから燃料を通路形成穴17b等に噴射すること
で加速性能を高めることができるようになる。
【0035】また、本実施例では、吸気マニホールド1
7の中央の通路形成穴17bを両側の通路形成穴17
a,17cよりスロットル弁装置15の開き口側に位置
づけた例を示したが、各通路形成穴17a〜17cの開
口位置および開口寸法は図7(a)〜(d)に示すよう
に適宜変更することができる。
【0036】図7は吸気マニホールドの他の実施例を示
す断面図で、同図において前記図5で説明したものと同
一もしくは同等部材については、同一符号を付し詳細な
説明は省略する。図7(a),(b)は、両側の通路形
成穴17a,17cを中央の通路形成穴17bよりスロ
ットル弁装置15の開き口側に位置づけた例を示す。な
お、同図(b)は3つの通路形成穴17a〜17cが同
一径とされている。このようにすると、スロットル弁装
置15が低,中開度のときには前記実施例と同様に燃焼
室内に縦渦が形成されるようになる。
【0037】図7(c)は中央の通路形成穴17bと左
側の通路形成穴17cをスロットル弁装置15の開き口
側に位置づけた例を示す。そして、左側の通路形成穴1
7cは他の通路形成穴より大径に形成されている。この
ように通路形成穴を形成すると、スロットル弁装置15
が低,中開度のときには3つの吸気ポート9〜11のう
ち中央および左側の吸気ポート10,11に主に混合気
が流れ、燃焼室内に横渦が生じるようになる。なお、横
渦が生じると混合気が効率よく攪拌されるから、混合気
を薄くしたとしても燃焼速度が低下し難くなる。さら
に、横渦が生じているときに燃料を供給するようにする
と、燃料成分の多い混合気層が燃焼室中央の点火プラグ
周辺に形成されるようになり、さらに効率よく燃焼が行
われるようになる。
【0038】図7(d)は左側の通路形成穴17cのみ
をスロットル弁装置15の開き口側に位置づけた例を示
す。この例では3つの通路形成穴17a〜17cが同一
径とされている。このようにしても図7(c)に示した
例と同様に燃焼室内に横渦が生じるようになる。
【0039】さらに、上述した各実施例では吸気弁を3
つ用いた例について説明したが、本発明はそのような限
定にとらわれることなく、吸気弁の数量は適宜変更する
ことができる。図8(a),(b)に吸気弁を2つ使用
した場合の吸気マニホールドを示す。
【0040】図8は吸気弁が2本の場合の吸気マニホー
ルドの他の実施例を示す断面図である。同図(a),
(b)に示す吸気マニホールド17は、吸気弁毎の吸気
ポート(図示せず)に連通された通路形成穴31,32
が左右に形成されている。そして、一方の通路形成穴3
1が他方の通路形成穴32よりスロットル弁装置15の
開き口側に位置づけられている。なお、同図(a)では
スロットル弁装置15の開き口側に近い方の通路形成穴
31が他方より大径に形成されている。このようにして
もスロットル弁装置が低,中開度のときには燃焼室内に
横渦が生じるようになる。
【0041】
【0042】さらに、スロットル弁装置15の取付け位
置は図9に示すように変更することができ、図10に示
すようにスロットル弁装置を従来周知のバタフライ弁式
のものに変更することもできる。図9はスロットル弁装
置の位置を変えた他の実施例を示す断面図、図10はバ
タフライ弁式スロットル弁装置を使用した他の実施例を
示す断面図である。これらの図において前記図1で説明
したものと同一もしくは同等部材については、同一符号
を付し詳細な説明は省略する。
【0043】図9に示されたスロットル弁装置15は、
駆動アーム15aがシリンダヘッド1cとは反対側に位
置づけられ、弁体16が吸気流の流れ方向に対して斜め
に傾斜している。このようにすると、スロットル弁装置
15の不図示の駆動機構がシリンダヘッド1cと干渉す
るのを避けることができる。また、弁体16の開度が大
きくなるにしたがって通路形成穴の開口位置の違いによ
る影響を受け難くなるので、混合気が吸気マニホールド
17の全ての通路形成穴に流れ込むようになる。
【0044】図10において41はバタフライ弁42を
備えたスロットル弁装置である。このスロットル弁装置
41は、吸気マニホールド17での通路形成部17a〜
17cの並び方向にバタフライ弁42の軸線が向けられ
ている。このようにバタフライ弁42を用いても上述し
た各実施例と同等の効果が得られる。
【0045】さらにまた、上述した各実施例では燃料を
供給するためにインジェクタ20を使用したが、インジ
ェクタの代わりに従来周知のキャブレターを使用するこ
ともできる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るエンジ
ンの吸気装置は、燃焼室に開口する吸気通路を複数設け
ると共に、各吸気通路を燃焼室から個別にスロットル弁
近傍へ延ばしてスロットル弁を介して燃料供給装置側通
路に連通させてなり、前記複数の吸気通路のスロットル
弁側の開口を前記スロットル弁の端縁の移動方向とは略
直交する方向に並べて形成し、これらの吸気通路のうち
少なくとも一つの吸気通路のスロットル弁側の開口位置
を、他の吸気通路の開口位置よりスロットル弁の端縁の
移動方向に偏らせ、これらの開口は、前記スロットル弁
の端縁の移動方向とは略直交する方向から見て互いに一
部が重なるように形成されているため、スロットル弁が
低,中開度のときにはスロットル弁の開き口側に位置す
る吸気通路に混合気が主に流されるから、複数の吸気通
路どうしで混合気の流速に違いが生じ、燃焼室内に吸気
が偏って流入するようになって燃焼室内に吸気流からな
る渦が生じる。
【0047】したがって、エンジンを希薄燃焼させるに
当たって燃焼室の近傍に渦を形成するためのものを形成
する必要がなくなるから、吸気抵抗が大きくなるのを抑
えて吸気効率を高めることができる。このため、本発明
に係る吸気装置を備えたエンジンでは、希薄燃焼させた
としても高出力を得ることができる。また、前記スロッ
トル弁の開き口側の吸気通路と他の吸気通路とは、スロ
ットル弁の端縁の移動する方向とは略直交する方向に並
んで形成されているから、上述した状態からスロットル
弁の開度が増大することによって、スロットル弁の開き
口側の吸気通路が全開状態となる以前に他の吸気通路か
ら燃焼室内に吸気が流入するようになる。すなわち、ス
ロットル弁が全閉位置から全開位置まで開くことによっ
て、吸気が主にスロットル弁の開き口側の吸気通路を流
れて燃焼室内にタンブルやスワールが発生する状態か
ら、吸気が全ての吸気通路を流れる状態へと移行するよ
うになる。これらの運転状態の切り替わる時期は、前記
他の吸気通路が形成されている位置(スロットル弁の端
縁の移動方向への位置)に対応して決まる。したがっ
て、設計時に前記他の吸気通路を形成する位置を変える
ことによって、上述した二つの運転状態の切り替わる時
期を設定することができることができるから、設計上の
自由度が高くなる。 Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to an intake device for an engine for guiding intake air to a combustion chamber of the engine, and more particularly to a structure of an intake passage. 2. Description of the Related Art Conventionally, as a four-stroke engine, in order to increase fuel efficiency and reduce harmful components in exhaust gas, the air-fuel ratio is made larger than the stoichiometric air-fuel ratio (the mixture is made thinner).
Some are configured to perform lean combustion. In this type of engine, various techniques have been taken so that combustion can be performed quickly and reliably even if the air-fuel mixture is made thin.
As a method, a horizontal vortex or a vertical vortex is generated in the combustion chamber using the flow velocity when the intake air enters the combustion chamber to agitate the air-fuel mixture, or the horizontal vortex or the vertical vortex is used to enter the combustion chamber. For example, the air-fuel mixture may be caused to flow in a layered manner so that the air-fuel mixture is concentrated around the spark plug more than other parts. [0003] In generating such a swirl of intake air in the combustion chamber, the opening direction and shape of the intake port are changed in order to give an opportunity to generate the swirl.
In the case of an engine using one intake valve, a passage that selectively closes the intake passage of the other intake valve so that a mixture having a high flow velocity to generate a vortex flows from one intake valve into the combustion chamber. A switching mechanism was provided. [0004] However, in the above-described lean-burn engine, there is a limit in increasing the intake efficiency and improving the output. The reason for this is that a trigger for generating a vortex in the combustion chamber is required in a portion of the intake port near the combustion chamber. That is, the intake resistance increases due to the trigger. On the other hand, as an engine in which the intake resistance is suppressed and the intake efficiency is increased, the applicant of the present invention has filed Japanese Patent Application No. 2-235.
No. 267 has previously proposed. In this engine, three intake valves were provided for each cylinder, and the intake ports for each intake valve were formed linearly. In addition, the intake passage formed in the cylinder head is branched into three passages for each intake valve at an upstream portion connected to the throttle valve. SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide an intake system for an engine capable of performing lean combustion on an engine with improved intake efficiency in order to obtain high output while reducing fuel consumption. [0007] An intake system for an engine according to the present invention is provided with a plurality of intake passages that open to a combustion chamber, and each intake passage extends from the combustion chamber to the vicinity of a throttle valve individually. The throttle valve side openings of the plurality of intake passages are formed side by side in a direction substantially orthogonal to the direction of movement of the edge of the throttle valve. The opening position on the throttle valve side of at least one of the intake passages in the passage,
The opening position of the other intake passage is deviated in the moving direction of the edge of the throttle valve from the opening position , and these openings are provided at the end of the throttle valve.
When viewed from a direction substantially perpendicular to the edge movement direction,
It is formed so as to overlap . When the throttle valve is at a low or medium opening, the air-fuel mixture mainly flows through the intake passage located on the opening side of the throttle valve. Therefore, the flow rate of the air-fuel mixture differs between the plurality of intake passages. And the intake air flows unevenly into the combustion chamber
A vortex is formed in the combustion chamber consisting of the intake flow . Also slot
Is located on the opening side of the throttle valve when the throttle valve opens
Before the intake passage is fully opened, the flow of the other intake passage
The intake air amount can be increased. An embodiment of the present invention will be described below in detail with reference to FIGS. FIG. 1 is a front view of a motorcycle engine provided with an air intake device according to the present invention. FIG. 2 is a side view of a motorcycle provided with an intake device according to the present invention, FIG. 3 is a view showing a state where a combustion chamber of an engine is viewed from a piston side, and FIG. 4 is a view IV-IV in FIG.
5 is a cross-sectional view taken along line VV in FIG. 1, and FIG. 6 is a view taken in the direction of arrow A in FIG. 1. In these figures, reference numeral 1 denotes a parallel multi-cylinder DOHC type engine.
This is provided and two exhaust valves 3 are provided. 1
a is a crankcase of the engine 1, and 1b is a cylinder block. 1c supports the intake valve 2 and the exhaust valve 3, and also includes a throttle valve device and an exhaust pipe 4 described later.
Is connected to the cylinder head, and 1d is a cylinder head cover. 1e is an intake cam shaft for driving the three intake valves 2 via a lifter, and 1f is an exhaust cam shaft for driving the two exhaust valves 3 via a lifter. 1 is extended in a direction perpendicular to the paper surface,
It is rotatably supported by the cylinder head 1c and the cylinder head cover 1d. Note that the valve shafts of the three intake valves 2 are respectively arranged on a plane orthogonal to the intake cam shaft 1e. That is, the valve shafts are parallel to each other when viewed from the front of the engine. The engine 1 is mounted on a motorcycle 5 with the cylinder portion tilted forward as shown in FIG.
The body structure of the motorcycle 5 shown in FIG. 2 is equivalent to that of a conventionally known motorcycle, and a front fork 7 having a front wheel 6 is steerably supported by a head pipe 1b of a frame 1a. In the motorcycle 5, a radiator 8 is mounted in front of the engine 1. As shown in FIGS. 1 and 4, intake ports 9, 10, 11 are formed for each intake valve 2 and exhaust ports 12, 13 are provided for each exhaust valve 3 in a cylinder head 1c of the engine 1. Is formed. The intake ports 9, 10, 11 are formed such that the cross-sectional shape of the intake passage formed therein is substantially equal from the upstream end to the opening on the combustion chamber 14 side. That is, the intake passages in each of the intake ports 9, 10, 11 are formed in a circular cross section over the entire area. Further, these intake ports 9 to 11 are linearly extended to the combustion chamber side bent portions at substantially equal angles from the upstream open ends.
In other words, the straight portion is substantially parallel as viewed from the side of the engine as shown in FIG. When the upstream portions of the three intake ports 9 to 11 are formed linearly and substantially in parallel, the inertial force acting on the intake can be made substantially equal in each of the intake ports 9 to 11. . Further, the central intake port 10 of the three intake ports 9 to 11 is formed shifted from the intake ports 9 and 11 on both sides to the lower side of the engine so as to correspond to the opening position on the combustion chamber 14 side. ing. As shown in FIG. 3, a spark plug 1g is provided at the center of the combustion chamber 14, and the intake ports 9 to 11 and the exhaust ports 12, 13 surround the spark plug 1g. Are located in Reference numeral 15 denotes a throttle valve device. The throttle valve device 15 has a plate-shaped slide valve body 16 and is connected to the engine 1 via an intake manifold 17 fixed to the cylinder head 1c. Reference numeral 18 denotes a rubber joint for connecting the throttle valve device 15 to the intake manifold 14. Reference numeral 19 denotes an intake pipe connected to the upstream side of the intake flow of the throttle valve device 15, and the intake pipe 19 is provided with a fuel injector 20. And is communicated to the atmosphere via an air funnel 21. In the throttle valve device 15, a drive arm 15a is connected to an open end of a valve body 16. The drive arm 15a is rotated in a direction indicated by an arrow A in FIG. 16 is slid in the direction indicated by arrow B to open and close the intake passage 15b. The drive arm 15a is connected to an accelerator grip (not shown), an electric drive device, or the like, and is configured to be rotationally driven. Also, one shaft for driving the drive arm 15a is provided for each cylinder, and each shaft is connected via a tuning mechanism (not shown). A pulley connected to a throttle grip or the like (not shown) is mounted on one of the shafts. That is, when the throttle grip is operated, all the drive arm shafts rotate, and all the valve bodies 16 of one throttle valve device 15 provided per cylinder open and close simultaneously. Further, an intake passage 15b in the throttle valve device 15 is formed in an elongated hole shape as shown in FIG. As shown in FIG. 6, the valve body 16 is formed in a square shape when viewed from the upstream side of the intake flow, and its width dimension and dimension in the sliding direction are set larger than the opening dimension of the intake passage 15b. That is, the valve element 16
Is changed as shown by two-dot chain lines a and b in FIG. 6, the flow rate of the intake air passing through the intake passage 15b is changed. The intake manifold 17 has passage forming holes 17a to 17c communicating with the intake ports 9 to 11 of the cylinder head 1c, respectively. The passage forming holes 17a to 17c are provided in the intake manifold 1
When the throttle valve device 15 is connected to 7, the upstream end is communicated with the intake passage 15 b of the throttle valve device 15. That is, the passage forming holes 17a to 17c and the intake ports 9 to 11 constitute an intake passage downstream of the throttle valve device 15. Each of the passage forming holes 17a to 17c is formed in a circular cross section as shown in FIG. 5, and its downstream opening is formed so that a step is not formed between the passage forming holes 17a to 17c and the intake ports 9 to 11. Has an inner diameter and an opening position.
That is, among the three passage forming holes 17a to 17c, the passage forming hole 17b communicating with the central intake port 10 is arranged such that the intake port 10 is positioned lower than the other intake ports 9 and 11 in the engine. Passage forming holes 1 on both sides
7a and 17c are formed to be shifted downward in FIG. That is, these passage forming holes 17a-1
7c is the moving direction of the valve body 16 as shown in FIG.
Are formed side by side in a direction substantially orthogonal to each other, and the opening position on the throttle valve device side in the center passage forming hole 17b is, as shown in FIGS.
The edge of the valve element 16 from the opening position of 7a, 17c (FIG. 6)
Are shifted in the movement direction (the vertical direction in FIGS. 5 and 6) of the lowermost edge on the closed side . Also,
Openings of passage forming holes 17a to 17c on the throttle valve device side
Is a direction substantially perpendicular to the moving direction of the edge of the valve body 16.
Are formed so as to partially overlap each other when viewed from above. Further, each of the passage forming holes 17a to 17c is
As shown in FIG. 1, the opening diameter is formed so as to gradually increase from the downstream opening to the upstream, and the opening edge of each throttle valve device side is rounded on the inner wall and enlarged to have a large diameter. It is open. The opening dimension of the opening edge portion on the throttle valve device side in the central passage forming hole 17b is set larger than the passage forming holes 17a and 17c on both sides. These passage forming holes 17a to 17
The opening edge of the throttle valve device side c is indicated by reference numeral 17d in FIG. As the injector 20, a conventionally well-known one is employed, and is configured to inject fuel based on a predetermined injection timing. And this injector 2
Numeral 0 is inclined with respect to the flow direction of the intake air so as to inject fuel toward the valve element 16 of the throttle valve device 15. As shown in FIGS. 1 and 4, the mounting direction of the injector 20 is such that the injection direction is on the opening side of the throttle valve device 15 and the passage forming hole 17 b
And the passage forming hole 17c. In FIG. 1, reference numeral 22 denotes a piston of the engine 1, and reference numeral 23 denotes a crankshaft. FIG.
An alternate long and short dash line C indicates the cylinder axis. The engine 1 shown in FIG. 1 has a crankcase 1a and a cylinder block 1b.
Is inclined by an angle θ with respect to the virtual line E. The imaginary line E is orthogonal to an imaginary line G connecting the intersection F between the cylinder axis C and the mating surface D and the axis of the crankshaft 23. The cylinder axis C is offset from the axis of the crankshaft 23 by the dimension L. That is, when the cylinder axis C is offset from the axis of the crankshaft 23 in order to reduce the piston side pressure, in the engine 1 of this embodiment, the mating surface D is inclined with respect to the imaginary line E. Is going. In this way, the cylinder is positioned closer to the crankshaft 23 than when the cylinder is simply moved in parallel along the imaginary line E to offset the cylinder axis C. (The length in the left-right direction in FIG. 1) can be reduced. When the cylinder portion of the engine 1 is raised as described above, the space behind the radiator 8 shown in FIG. 2 can be widened. Next, the operation of the intake device configured as described above will be described. When the engine 1 is in the idling state, the valve element 16 of the throttle valve device 15 is held in a state of being slightly opened from the fully closed position shown in FIG. Then, the valve body 16 is slid and gradually opened to gradually increase the amount of intake air supplied to the engine 1, and fuel is injected from the injector 20 by an amount corresponding to the amount of intake air to increase the engine speed. I do. The intake air amount is directly or indirectly detected, but in the present embodiment, it is calculated by calculating from the sliding amount of the valve body 16 and the engine speed. When the engine speed is in the low or middle rotation range, in other words, until the valve body 16 slides and its edge reaches the position indicated by the two-dot chain line a in FIG. Since the passage forming holes 17a and 17c on both sides of the passage forming holes 17a to 17c are located just behind the valve body 16, the fuel-mixed mixture mainly forms the central passage from the opening side of the throttle valve device 15. It flows into the hole 17b. At this time, the three intake ports 9, 1
The air-fuel mixture mainly flows to the central intake port 10 of 0 and 11, and the air-fuel mixture flows at the central intake port 10 at the highest speed. Become like This vertical vortex has a richer mixture nearer the spark plug, and has a smaller thickness farther away. That is, even if the air-fuel ratio of the air-fuel mixture is made larger than the ideal air-fuel ratio, a miscible fuel or a reduction in the combustion speed may occur because a rich air-fuel mixture layer is formed around the ignition plug. Combustion can be performed without the need. When the throttle valve device 15 is opened, the valve body 1 is opened.
6, the center passage forming hole 17b is in a fully opened state when the edge of FIG.
Before this, the air-fuel mixture also flows into the passage forming holes 17a, 17c on both sides of the intake manifold 17, and the amount of air-fuel mixture supplied to the engine 1 increases, and the engine speed increases. The throttle valve device 15 is fully opened when the edge of the valve body 16 is positioned at a position indicated by a two-dot chain line b in FIG. Therefore, in the intake device configured as described above, when the throttle valve device 15 is at a low or medium opening, the air-fuel mixture mainly flows into the passage forming hole 17b located on the opening side of the throttle valve device 15. As a result, a vertical vortex is generated in the combustion chamber 14 such that the air-fuel mixture around the ignition plug becomes rich. For this reason, since there is no need to form a trigger for vortex formation in the vicinity of the combustion chamber 14 in performing lean combustion, it is possible to suppress an increase in intake resistance and increase intake efficiency. The passage forming hole 17b located on the opening side of the throttle valve device 15 and the other passage forming holes 17a and 17b are formed side by side in a direction substantially perpendicular to the direction in which the edge of the valve body 16 moves. And
The opening position of the passage forming hole 17b on the throttle valve device side is
The opening of the passage forming holes 17a and 17c is deviated in the moving direction of the edge of the valve body 16 from the opening position , and these openings are
When viewed from a direction substantially perpendicular to the moving direction of the edge, a part of each
Are formed so as to overlap with each other, so that the opening degree of the throttle valve device 15 increases from the above-described state,
Before the passage forming hole 17b is fully opened, intake air flows into the combustion chamber 14 from the other passage forming holes 17a and 17c. That is, when the throttle valve device 15 is opened from the fully closed position to the fully open position, the intake air mainly flows through the passage forming holes 17b and a tumble is generated in the combustion chamber 14, so that the intake air flows into all the passage forming holes 17a to 17a. 17c
To the state of flowing. The time at which these operating states are switched is determined by the other passage forming holes 17a, 1
7c is determined in accordance with the position (position of the edge of the valve body 16 in the moving direction). Therefore, by changing the position where the other passage forming holes 17a and 17c are formed at the time of design, it is possible to set the timing at which the above-mentioned two operating states are switched. In this embodiment, an example is shown in which only one injector 20 is provided on the upstream side of the throttle valve device 15. However, as shown by a two-dot chain line in FIGS. An auxiliary injector 20a may be provided on the downstream side. Although this auxiliary injector 20a is drawn so as to inject fuel into the passage forming hole 17b at the center of the intake manifold 17, its mounting position and quantity can be changed as appropriate. For example, fuel can be injected from auxiliary injector 20a into an intake passage having a relatively large passage cross-sectional area and a large intake flow rate. In particular, during the acceleration, the fuel is injected from the auxiliary injector 20a into the passage forming hole 17b or the like, so that the acceleration performance can be improved. In this embodiment, the intake manifold 1
7 with the passage forming holes 17b on both sides.
Although an example is shown in which the openings are located closer to the opening of the throttle valve device 15 than a and 17c, the opening positions and opening dimensions of the passage forming holes 17a to 17c are appropriately changed as shown in FIGS. can do. FIG. 7 is a cross-sectional view showing another embodiment of the intake manifold. In FIG. 7, the same or equivalent members as those described in FIG. 5 are denoted by the same reference numerals, and detailed description is omitted. 7A and 7B show an example in which the passage forming holes 17a and 17c on both sides are positioned closer to the opening of the throttle valve device 15 than the center passage forming hole 17b. In FIG. 3B, the three passage forming holes 17a to 17c have the same diameter. In this manner, when the throttle valve device 15 is at a low or medium opening degree, a vertical vortex is formed in the combustion chamber as in the above-described embodiment. FIG. 7C shows an example in which the center passage forming hole 17b and the left passage forming hole 17c are positioned on the opening side of the throttle valve device 15. Then, the passage forming hole 1 on the left side
7c is formed larger in diameter than the other passage forming holes. When the passage forming hole is formed in this way, the throttle valve device 15
Is low and medium opening, the air-fuel mixture mainly flows into the center and left intake ports 10 and 11 among the three intake ports 9 to 11, and a lateral vortex is generated in the combustion chamber. When the air vortex is generated, the air-fuel mixture is efficiently stirred. Therefore, even if the air-fuel mixture is made thin, the combustion speed is hardly reduced. Further, when fuel is supplied when the lateral vortex is generated, a mixture layer containing a large amount of fuel is formed around the ignition plug at the center of the combustion chamber, so that combustion can be performed more efficiently. Become. FIG. 7D shows an example in which only the left passage forming hole 17c is positioned on the opening side of the throttle valve device 15. In this example, the three passage forming holes 17a to 17c have the same diameter. Even in this case, a lateral vortex is generated in the combustion chamber as in the example shown in FIG. Further, in each of the above-described embodiments, the intake valve is set to 3
Although the description has been given of the example in which the number of intake valves is one, the present invention is not limited to such a limitation, and the number of intake valves can be appropriately changed. FIG. 8 (a), the showing the intake manifold in the case of using two intake valves (b). FIG. 8 is a sectional view showing another embodiment of the intake manifold when there are two intake valves. FIG.
The intake manifold 17 shown in (b) has passage forming holes 31 and 32 communicating with intake ports (not shown) for each intake valve.
Are formed on the left and right. And one of the passage forming holes 3
1 is positioned on the opening side of the throttle valve device 15 with respect to the other passage forming hole 32. In FIG. 3A, the passage forming hole 31 closer to the opening side of the throttle valve device 15 has a larger diameter than the other. Even in this case, when the throttle valve device is at a low and medium opening degree, a lateral vortex is generated in the combustion chamber. Further, the mounting position of the throttle valve device 15 can be changed as shown in FIG. 9, and as shown in FIG. 10, the throttle valve device can be changed to a conventionally known butterfly valve type. You can also. FIG. 9 is a sectional view showing another embodiment in which the position of the throttle valve device is changed, and FIG. 10 is a sectional view showing another embodiment using a butterfly valve type throttle valve device. In these figures, the same or equivalent members as those described in FIG. 1 are denoted by the same reference numerals, and detailed description is omitted. The throttle valve device 15 shown in FIG.
The drive arm 15a is located on the side opposite to the cylinder head 1c, and the valve body 16 is inclined at an angle to the flow direction of the intake air flow. By doing so, it is possible to prevent the drive mechanism (not shown) of the throttle valve device 15 from interfering with the cylinder head 1c. Further, as the opening degree of the valve body 16 increases, the influence of the difference in the opening position of the passage forming hole becomes less likely to be affected, so that the air-fuel mixture flows into all the passage forming holes of the intake manifold 17. In FIG. 10, reference numeral 41 denotes a throttle valve device provided with a butterfly valve 42. The throttle valve device 41 includes passage forming portions 17a to 17a in the intake manifold 17.
The axis of the butterfly valve 42 is directed in the arrangement direction of 17c. As described above, even when the butterfly valve 42 is used, the same effects as those of the above-described embodiments can be obtained. Further, in each of the embodiments described above, the injector 20 is used to supply the fuel, but a conventionally known carburetor may be used instead of the injector. As described above, the intake system for an engine according to the present invention is provided with a plurality of intake passages that open to the combustion chamber, and each intake passage extends from the combustion chamber individually to the vicinity of the throttle valve. The throttle valve side openings of the plurality of intake passages are formed side by side in a direction substantially perpendicular to the moving direction of the edge of the throttle valve. The opening position of at least one of the intake passages on the throttle valve side is deviated from the opening position of the other intake passage toward the direction of movement of the edge of the throttle valve.
When viewed from a direction substantially perpendicular to the moving direction of the edges of
When the throttle valve is at a low or medium opening, the air-fuel mixture mainly flows into the intake passage located on the opening side of the throttle valve, so that the air-fuel mixture flows between the plurality of intake passages. And the intake air flows in a biased manner into the combustion chamber, and a vortex composed of the intake air flow is generated in the combustion chamber. Therefore, it is not necessary to form a vortex in the vicinity of the combustion chamber when lean-burning the engine. Therefore, it is possible to suppress an increase in intake resistance and to increase intake efficiency. For this reason, in the engine provided with the intake device according to the present invention, a high output can be obtained even when performing lean combustion. In addition, the slot
The intake passage on the opening side of the tor valve and the other intake passage
Align in the direction substantially perpendicular to the direction in which the edge of the throttle valve moves.
From the above-mentioned condition.
As the opening of the valve increases, the opening of the throttle valve
Before the mouth-side intake passage is fully opened,
Then, the intake air flows into the combustion chamber. That is,
The rottle valve opens from the fully closed position to the fully open position.
Intake air flows mainly through the intake passage on the opening side of the throttle valve.
The tumble or swirl in the combustion chamber
Then, it will shift to a state where the intake air flows through all the intake passages
Swell. The timing at which these operating states are switched
Position where another intake passage is formed (end of throttle valve
(The position of the edge in the moving direction). Accordingly
Change the position where the other intake passage is formed at the time of design.
When switching between the two operating states described above,
Period can be set, so the design
The degree of freedom increases.
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吸気装置を備えた自動二輪車用エ
ンジンの正面図である。
【図2】本発明に係る吸気装置を備えた自動二輪車の側
面図である。
【図3】エンジンの燃焼室をピストン側から見た状態を
示す図である。
【図4】図1におけるIV−IV線断面図である。
【図5】図1におけるV−V線断面図である。
【図6】図1におけるA矢視図である。
【図7】吸気マニホールドの他の実施例を示す断面図で
ある。
【図8】吸気弁が2本の場合の吸気マニホールドの他の
実施例を示す断面図である。
【図9】スロットル弁装置の位置を変えた他の実施例を
示す断面図である。
【図10】バタフライ弁式スロットル弁装置を使用した
他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 エンジン
1c シリンダヘッド
2 吸気弁
9 吸気ポート
10 吸気ポート
11 吸気ポート
14 燃焼室
15 スロットル弁装置
16 弁体
17 吸気マニホールド
17a 通路形成穴
17b 通路形成穴
17c 通路形成穴
20 インジェクタ
31 通路形成穴
32 通路形成穴
33 通路形成穴
34 通路形成穴
35 通路形成穴
36 通路形成穴
41 スロットル弁装置BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a front view of a motorcycle engine including an intake device according to the present invention. FIG. 2 is a side view of a motorcycle provided with the intake device according to the present invention. FIG. 3 is a view showing a state where a combustion chamber of the engine is viewed from a piston side. FIG. 4 is a sectional view taken along line IV-IV in FIG. FIG. 5 is a sectional view taken along line VV in FIG. FIG. 6 is a view as viewed in the direction of arrow A in FIG. 1; FIG. 7 is a sectional view showing another embodiment of the intake manifold. FIG. 8 is a cross-sectional view showing another embodiment of the intake manifold when there are two intake valves. FIG. 9 is a sectional view showing another embodiment in which the position of the throttle valve device is changed. FIG. 10 is a cross-sectional view showing another embodiment using a butterfly valve type throttle valve device. [Description of Signs] 1 Engine 1c Cylinder head 2 Intake valve 9 Intake port 10 Intake port 11 Intake port 14 Combustion chamber 15 Throttle valve device 16 Valve element 17 Intake manifold 17a Passage forming hole 17b Passage forming hole 17c Passage forming hole 20 Injector 31 Passage forming hole 32 Passage forming hole 33 Passage forming hole 34 Passage forming hole 35 Passage forming hole 36 Passage forming hole 41 Throttle valve device
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02B 31/02 F02B 17/00 F02D 9/14 F02M 35/104 Continuation of the front page (58) Field surveyed (Int. Cl. 7 , DB name) F02B 31/02 F02B 17/00 F02D 9/14 F02M 35/104
Claims (1)
と共に、各吸気通路を燃焼室から個別にスロットル弁近
傍へ延ばしてスロットル弁を介して燃料供給装置側通路
に連通させてなり、前記複数の吸気通路のスロットル弁
側の開口を前記スロットル弁の端縁の移動方向とは略直
交する方向に並べて形成し、これらの吸気通路のうち少
なくとも一つの吸気通路のスロットル弁側の開口位置
を、他の吸気通路の開口位置よりスロットル弁の端縁の
移動方向に偏らせ、これらの開口は、前記スロットル弁
の端縁の移動方向とは略直交する方向から見て互いに一
部が重なるように形成されていることを特徴とするエン
ジンの吸気装置。(57) [Claim 1] A plurality of intake passages that open to a combustion chamber are provided, and each intake passage is individually extended from the combustion chamber to the vicinity of a throttle valve, and the fuel supply device side is provided through the throttle valve. The plurality of intake passages are formed in such a manner that openings on the throttle valve side of the plurality of intake passages are arranged in a direction substantially perpendicular to a moving direction of an edge of the throttle valve, and at least one of these intake passages The opening position of the throttle valve side of the throttle valve is deviated from the opening position of the other intake passage toward the moving direction of the edge of the throttle valve.
When viewed from a direction substantially perpendicular to the moving direction of the edges of
An intake device for an engine, wherein parts are formed to overlap .
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