JP3509935B2 - 電圧形pwmコンバータの制御装置 - Google Patents
電圧形pwmコンバータの制御装置Info
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Description
電動機の可変速駆動装置等を負荷にもち、電源から負荷
側に電力を供給したり、負荷側の慣性エネルギー等を電
源側へ回生する機能を有した電圧形PWMコンバータの
制御装置に関する。
として、大きく分けると交流電流指令方式と直流電流指
令方式がある。交流電流指令方式は、一般的に各相の交
流電源電流指令に各相交流電源電流が追従するようにP
I(比例+積分)補償器を介して各相のPWMコンバータ
の電圧指令を出力するものである。これは、直流分がな
い交流電流指令に追従するように制御するので、電源電
流に直流分が生じないと言う利点がある。しかし、その
反面位相遅れが生じたり、PI演算が三相分必要なこと
から、ソフト処理が多少複雑になり、比較的演算時間が
長くなる。なお、一般的に電流制御系の応答時定数は1
ms位必要なので制御周期は約0.2ms以下となり、
この間にソフト処理を行うには比較的高価な高速マイコ
ンしか適用できない等の問題もある。そこで、電圧形P
WMコンバータの制御において、位相遅れがなく、制御
系の設計が簡単になり、ソフト処理時間を短くでき、比
較的に安価なマイコンでも適用可能な直流電流指令方式
が普及しつつある。この制御方式の従来例として、特開
平2−241366 号公報に記載されている。これは、平滑コ
ンデンサ間の直流電圧を一定に制御し、電源電流を力率
1で正弦波状に制御するものである。まず、電圧制御手
段で直流電圧が一定になるように有効パワー分電流指令
Iq*を出力し、この指令に交流の電源電流をd−q変換
して直流量に変換した有効パワー分電流検出値Iqが一
致し、更に、無効パワー分電流Idが零になるように、
PWMコンバータの交流側電圧指令を出力している。
一般的なPWMコンバータとして使用できる。しかし、
コンバータ主回路の正負アームパワー素子等のスイッチ
ング遅れや、オン電圧降下のアンバランス、更には、ド
ライブ回路用フォトカプラの動作遅れのアンバランス等
がある場合、各相の電源電流に直流分が生じる場合があ
る。この場合、電源電流制御系でこの直流分を除去しよ
うと動作するが、電流制御系の遅れ等により完全に除去
することはできない。そこで、電源電流に直流分が生じ
ると電源とコンバータ間に接続したトランスや交流リア
クトルの磁束飽和が片側極性のみ生じ、これにより直流
偏磁と言われる定格電流以上の歪んだ電流がトランスや
交流リアクトルに流れる。そこで、これが長時間続くと
トランスや交流リアクトルを焼損する可能性がある。
り、電源用トランスや交流リアクトルの磁束飽和が片側
極性のみ生じて、歪んだ過大電流が流れる直流偏磁現象
を抑制する電圧形PWMコンバータ制御装置を提供する
ことにある。
の第1の手段として、電源電流に対応した交流リアクト
ル電流の各相の直流分を積分又は1次遅れ補償する手段
を設け、この直流分積算量sigΔIr,sigΔIs,sigΔ
Itに比例した出力を相電圧指令補正量ΔVu,ΔVv,
ΔVwとすると共に、電源電流の有効パワー分電流指令
値Iq*に検出値Iqが一致し、無効パワー分電流Idが零
になるように出力される三相交流のコンバータ入力電圧
指令Vux,Vvx,Vwxと、先に述べた相電圧指令補正量
ΔVu,ΔVv,ΔVwを各相毎、加算した出力Vu*,Vv
*,Vw*を最終的な相電圧指令としてコンバータをPW
M制御するようにしたものである。
に対応した交流リアクトル電流の直流分を積分又は1次
遅れ補償する手段を設け、この直流分積算量に比例した
出力をuvw/dq変換した回転座標軸成分の電圧指令
補正量ΔVd,ΔVqを出力すると共に、電源電流の有効
パワー分電流指令値Iq*に検出値Iq が一致し、無効パ
ワー分電流Id が零になるように出力されるコンバータ
入力電圧ベクトルの回転座標軸成分の指令Vdx,V
qxに、先に述べた電圧指令補正量ΔVd,ΔVqをそれぞ
れ加算した出力Vd*,Vq*を最終的な回転座標軸成分の
電圧指令とし、コンバータをPWM制御するようにした
ものである。
アームパワー素子等のスイッチング遅れや、オン電圧降
下のアンバランス、更には、ドライブ回路用フォトカプ
ラの動作遅れのアンバランス等がある場合、各相の電源
電流に直流分が生じる。そこで、電源電流に直流分が生
じると電源とコンバータ間に接続したトランスや交流リ
アクトルの磁束飽和が片側極性のみ生じ、これにより直
流偏磁と言われる直流分を重畳した比較的大きい歪んだ
電源電流がトランスや交流リアクトルに流れる。そこ
で、各相毎電源電流に対応した直流リアクトル電流を比
較的小さいゲインで積分又は1次遅れ補償し、これによ
り電源電流の直流分が積算される。この各相の直流分積
算量に比例ゲインKを乗じて、相電圧指令補正量Δ
Vu,ΔVv,ΔVwが出力される。なお、ΔVuは正負の
直流量であり、基本の交流電圧指令Vuxと加算後最終的
なコンバータ入力電圧指令Vu*としてPWM制御する。
これは、S相も、T相も同様である。次に、具体的な作
用をR相を用いて説明する。まず、コンバータ主回路の
R相で正アームトランジスタのオン時間が負アームトラ
ンジスタのオン時間より、多少大きい場合正のオフセッ
ト電圧が生じる。この結果、コンバータから電源側へ流
れる方向を負の電源電流とするとR相電源電流に負の直
流分が生じる。そこで、R相の直流分積算量sigΔIr
は負となり、ΔVuも負で直流量の電圧指令補正量とな
る。この結果、最終段の電圧指令Vu*は負の直流分を重
畳した指令となり、コンバータ主回路の正のオフセット
電圧を打ち消す方向に動作する。これにより、電源電流
の直流分が徐々に低減され、ほぼ零に収束する。このよ
うにして、直流偏磁が抑制される。また、第2の手段に
おいては、回転座標軸(uvw軸)の代わりに固定座標
軸(d−q軸)上で電圧補正を行うもので、先に述べた
第1の手段と同様な作用をする。
明する。図1において、交流電源1から交流電力がトラ
ンス2と交流リアクトル3を介して、コンバータ4に供
給されており、この交流電力はコンバータ4において、
直流電力に変換され、平滑コンデンサ5と負荷6に供給
されている。なお、トランス2は建屋の受電設備のトラ
ンス等を意味し、トランスの2次側以降がPWMコンバ
ータ装置本体となる。また、コンバータ4を制御するに
際しては、平滑コンデンサ5両端の電圧を検出する直流
電圧検出器7の検出出力と直流電圧指令Vdc* との偏差
に応じた有効パワー分電流指令Iq*を直流電圧補償器8
で生成している。次に、トランス2の2次側交流電圧を
絶縁して検出する電圧検出器9と電源位相検出手段10
により、R相の電源電圧位相θr を検出している。次
に、トランスの2次側を電源として見た場合、電源電流
となる交流リアクトル電流を電流検出器11で二相分
(R相検出値をirとし、T相検出値をitとする。)検
出し、固定座標軸(uvw軸)から回転座標軸(dq軸)
へ変換するuvw/dq変換手段12により、数1,数
2の演算を行い、無効パワー分電流Idと、有効パワー
分電流Iqを求めている。
ir・sinθd
it)sinθd ここで、θdは、R相電源電圧位相をθrとすると、θd
=θr−π/2である。なお、q軸は電源電圧ベクトル
方向とし、これよりπ/2遅れをd軸としている。
流電圧補償器8の出力である有効パワー分電流指令値I
q*に検出値Iqが一致し、無効パワー分電流Idが零にな
るように、基本となるコンバータ入力電圧ベクトルの回
転座標軸成分の指令Vqx,Vdxを出力し、これを基に、
dq/uvw変換手段14により、数3,数4,数5に
示す演算を行い、三相交流の基本となるコンバータ入力
電圧指令Vux,Vwx,Vvxを出力している。
θd)−Vux/2
ル電流直流分積算手段15により、二相のリアクトル電
流ir,itを基に各相リアクトル電流の直流分を検出
し、これを各相毎積分又は1次遅れ補償して直流分積算
量sigΔIr,sigΔIs,sigΔItを出力する。これらにゲ
イン16a,16b,16cを乗じて、各相電圧指令の
補正量ΔVu,ΔVv,ΔVwとしている。そこで、加算器
17a,17b,17cにより基本の交流電圧指令
Vux,Vvx,Vwxに電圧指令補正量ΔVu,ΔVv,ΔV
w をそれぞれ加えて最終的なコンバータ入力電圧の相電
圧指令Vu*,Vv*,Vw*としている。また、PWM信号
発生手段18により、コンバータ4の入力電圧がVu*,
Vv*,Vw*になるように、PWM信号を出力している。
次に、非干渉電流制御手段13の詳細ブロック図を図2
に示す。これは、コンバータ制御において、d−q軸上
による電流制御方式の一般的な方式であり、減算器19
aの出力である有効パワー分電流の偏差をPI補償器2
0aを介してPI補償し、その出力と電源電圧の大きさ
の指令Vr*と、Id にゲイン21bを乗じたId・ωL
とを符号付き加算器22aで加算し、その出力をq軸の
電圧指令Vqxとしている。ここで、ωは電源電圧の角周
波数でLは交流リアクトル容量である。一方d軸の電圧
指令Vdxも同様でありIq・ωL から無効パワー分電流
の偏差をPI補償した出力を減じてVdxとしている。こ
こで、無効パワー分電流Id が零になるように制御する
ことで、電源力率1制御となる。また、有効パワー分電
流指令Iq*は電源から負荷側へパワーを供給する力行モ
ードで正の値となり、電源電流は電源電圧と同位相に制
御される。一方、負荷として接続されるインバータ駆動
モータが減速する場合等回生モードとなり、負荷の慣性
エネルギーがコンバータを介して電源側へ戻る。この場
合、Iq*が負となり、電源電流は電源電圧からπ遅れた
逆位相に制御される。次に、交流リアクトル電流直流分
積算手段15の詳細を図3と図4に示す。図3はその基
本ブロック図であり、R相瞬時電流ir とT相瞬時電流
itから加算器23により、is=−(ir+it)を行いS
相瞬時電流is を求める。そこで、このir,is,itを
積分器24a,24b,24cで積分しその出力を直流
分積算量sigΔIr,sigΔIs,sigΔItとしている。こ
の方式は演算処理が非常に簡単になると言う反面、電源
電流を直接積分するため、積分ゲインK1 を小さくしな
いと電源電流の交流リプルが生じ、電圧補正量が電源周
期区間で変動する。そこで、この問題を改良したのが図
4の方式である。25a,25b,25cで電源周期間
の直流分ΔIrx,ΔIsx,ΔItxを求めている。これは
例えば電源周波数が50Hzの場合、電源周期は20m
sなのでおよそ20ms間のリアクトル電流を符号付き
で加算し、加算回数Nx で除算することで、1サイクル
区間の直流分を検出している。この場合、リアクトル電
流の加算周期は既知なのでNx は、ほぼ定数となり除算
の代わりに、1/Nxで乗算しても良い。また、電源電圧
位相θrを検出しているので、θrが0から2πの区間で
積分しても良い。更に、直流分検出方法としてリアクト
ル電流の加算周期が長い場合は、電源周期の整数倍の周
期で積分しても直流分を検出できる。
ΔIrxを電源周期の整数倍の周期毎に積算しており、こ
の出力が直流分積算量sigΔIrとなる。そこで、これら
のsigΔIr,sigΔIs,sigΔItは符号付きの直流量と
なりリアクトル電流Ir,Is,Itに直流分があると、
その分が積算されていく。又、図3,図4は電源電流の
直流分を積分して、直流分積算量としているが、積分の
代わりに長い時定数の1次遅れ補償でも良い。
を説明する。例えばドライブ回路用フォトカプラやパワ
ー素子等の動作遅れのアンバランスにより、PWMコン
バータ主回路の入力電圧に正のオフセット電圧がある
と、コンバータから電源側へ流れる方向を負の電源電流
とすると電源電流に負の直流分が生じ、R相の直流分積
算量sigΔIr は負となり、ΔVuは負の直流量の電圧指
令補正量となる。この結果、基本の交流電圧指令Vuxと
ΔVu を加算した最終的なコンバータ入力電圧指令Vu*
は交流電圧指令に負の直流分を含んだ電圧指令となり、
コンバータ主回路の正のオフセット電圧を打ち消す方向
に動作する。この結果、電源電流の直流分が低減され、
ほぼ零に収束する。これは、S相もT相も同様である。
このように、コンバータ主回路の正負アーム電圧のアン
バランスにより、コンバータ入力電圧に直流分が重畳し
た場合、三相の電源電流に直流分が生じないようにPW
M電圧を補正するのでトランスや交流リアクトルに直流
偏磁が生じないと言う効果がある。又、ソフト処理が簡
単なdq軸上での電流制御方式で、直流偏磁抑制が簡単
にできるため、比較的低速で低価格なマイコンでも制御
ができる。
なる部分は交流リアクトル電流の直流分積算を三相分行
う代わりに、二相分のみ行いU相とW相の電圧補正量Δ
Vu,ΔVwからΔVu+ΔVv+ΔVw=0と考え、加算器
27によりΔVv=−(ΔVu+ΔVw )として算出して
いる点である。これにより直流偏磁補償のソフト処理が
約2/3に短縮されマイコンの負担が軽くなる。更に、
図1と同様に直流偏磁抑制もできる。
なる部分は固定座標軸(uvw軸)上で電圧補正する代
わりに回転座標軸(dq軸)上で電圧補正している点で
ある。そこで、uvw/dq変換12aでは、数6,数
7の演算を行いsigΔId,sigΔIq を求めている。
・sigΔIt)cosθd+sigΔIr・sinθd
gΔIr+1.155・sigΔIt)sinθd 次に、sigΔId,sigΔIqにゲインKを乗じてdq軸電
圧補正量ΔVd,ΔVqとし、非干渉電流制御手段13の
出力Vdx,Vqxと加算して最終的な回転座標軸上のコン
バータ入力電圧指令Vd*,Vq*としている。その後、d
q/uvw変換14aにより、数8,数9,数10の演
算を行い三相の瞬時電圧指令Vu*,Vw*,Vv*を出力し
ている。
θd)−Vu*/2
をd−q軸上の電圧補正量として補正しているので、ソ
フト処理は多少複雑となるが、図1に示す実施例と同様
に直流偏磁抑制効果がある。
負アームの電圧アンバランス等により、コンバータ入力
電圧に直流分が生じていても、電源電流の直流分を積分
し、この直流分が零になるようにコンバータ入力電圧を
補正するので、電源電流の直流分によって生じる電源用
トランスや交流リアクトルの直流偏磁を抑制すると言う
効果がある。
る。
図である。
の基本ブロック図である。
の詳細ブロック図である。
る。
ック図である。
…コンバータ、5…平滑コンデンサ、6…負荷、7…直
流電圧検出器、8…直流電圧補償器、9…電圧検出器、
10…電源位相検出手段、11…電流検出器、12…u
vw/dq変換手段、13…非干渉電流制御手段、14
…dq/uvw変換手段、15…交流リアクトル電流直
流分積算手段、16a,16b,16c…ゲイン、18
…PWM信号発生手段、24…積分器、25…直流分算
出手段、26…直流分積算手段。
Claims (5)
- 【請求項1】三相交流電源とPWMコンバータとの間
に、交流リアクトルを接続すると共に、該PWMコンバー
タと負荷との間に平滑コンデンサを接続した電圧形PW
Mコンバータを制御する制御装置において、該制御装置が、 前記平滑コンデンサ電圧の指令値と検出値とが一致する
ように有効パワー分電流指令値Iq *を出力する手段と、 前記交流リアクトルに流れる三相分の電流を、二軸の回
転座標軸成分に変換し、有効パワー分電流Iq と無効パ
ワー分電流Id とを検出する手段と、 前記有効パワー分電流指令値Iq *に検出した有効パワー
分電流Iq が一致し、検出した無効パワー分電流Id が
零になるように、基本となるコンバータ入力電圧ベクト
ルの回転座標成分Vqx,Vdxを出力する手段と、 このVqx,Vdxを三相の固定座標成分に変換し、基本と
なる相電圧指令Vux,Vvx,Vwxを出力する手段と、 前記交流リアクトルに流れる電流を積分又は1次遅れ補
償によって、前記交流リアクトルに流れる三相分の電流
の直流成分を求め、該直流成分から相電圧指令補正量Δ
Vu,ΔVv,ΔVwを演算し、出力する手段とを具備
し、 前記基本となる相電圧指令Vux,Vvx,Vwxと、前記相
電圧指令補正量ΔVu,ΔVv,ΔVw とを各相毎に加算
した出力Vu *,Vv *,Vw *によってPWM制御すること
を特徴とした電圧形PWMコンバータの制御装置。 - 【請求項2】三相交流電源とPWMコンバータとの間
に、交流リアクトルを接続すると共に、該PWMコンバー
タと負荷との間に平滑コンデンサを接続した電圧形PW
Mコンバータを制御する制御装置において、該制御装置が、 前記平滑コンデンサ電圧の指令値と検出値とが一致する
ように有効パワー分電流指令値Iq *を出力する手段と、 前記交流リアクトルに流れる三相分の電流を、二軸の回
転座標軸成分に変換し、有効パワー分電流Iq と無効パ
ワー分電流Id とを検出する手段と、 前記有効パワー分電流指令値Iq *に検出した有効パワー
分電流Iq が一致し、検出した無効パワー分電流Id が
零になるように、基本となるコンバータ入力電圧ベクト
ルの回転座標軸成分Vqx,Vdxを出力する手段と、 前記交流リアクトルに流れる電流を積分又は1次遅れ補
償によって直流成分を求め、該直流成分から求めた相電
圧指令補正量を二軸の回転座標軸成分に変換して回転座
標成分の直流成分を求め、該回転座標成分の直流成分を
用いて電圧指令補正量ΔVd,ΔVqを求めて出力する手
段とを具備し、 前記基本となる回転座標軸成分の指令Vqx,Vdxと、前
記回転座標軸成分の電圧指令補正量ΔVd,ΔVqとをそ
れぞれ加算してVd *,Vq *を求め、該V d * ,V q * を三相
の固定座標成分に変換したV u * ,V v * ,V w * によってP
WM制御することを特徴とした電圧形PWMコンバータの
制御装置。 - 【請求項3】請求項1又は請求項2の何れかに記載した
交流リアクトルに流れる電流の直流成分を検出する手段
が、 各相の交流リアクトル電流を直接積分で求めるか又は、
1次遅れ補償した出力から求めるか又は、電源周期の整
数倍区間の交流リアクトル電流の平均値をリアクトル電
流の直流成分とし、該直流成分を積分又は1次遅れ補償
した出力から求めることの何れかであることを特徴とし
た電圧形PWMコンバータの制御装置。 - 【請求項4】請求項1において、前記交流リアクトルに
流れる二相分の検出電流を用いて、交流リア クトルに流
れる三相分の直流成分を求めることを特徴とする電圧型
PWMコンバータの制御装置。 - 【請求項5】請求項2において、前記交流リアクトルに
流れる二相分の検出電流を用いて、前記二軸の回転座標
成分の直流成分を求めることを特徴とする電圧型PWM
コンバータの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13687094A JP3509935B2 (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 電圧形pwmコンバータの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13687094A JP3509935B2 (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 電圧形pwmコンバータの制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH089646A JPH089646A (ja) | 1996-01-12 |
JP3509935B2 true JP3509935B2 (ja) | 2004-03-22 |
Family
ID=15185457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13687094A Expired - Lifetime JP3509935B2 (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 電圧形pwmコンバータの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3509935B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
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---|---|---|---|---|
JP4576068B2 (ja) * | 2001-04-18 | 2010-11-04 | 東京電力株式会社 | 系統連系電力変換システムの制御装置 |
JP4915136B2 (ja) * | 2006-04-27 | 2012-04-11 | 富士電機株式会社 | 多重電力変換器の制御装置 |
JP4879953B2 (ja) * | 2008-11-05 | 2012-02-22 | 株式会社日本製鋼所 | 電動射出成形機の電力表示方法および電力表示装置 |
JP5753035B2 (ja) * | 2011-09-07 | 2015-07-22 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | インバータ装置及び当該装置用入力変圧器の突入電流低減方法 |
-
1994
- 1994-06-20 JP JP13687094A patent/JP3509935B2/ja not_active Expired - Lifetime
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---|---|
JPH089646A (ja) | 1996-01-12 |
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