JP3507637B2 - メッシュフェンス - Google Patents
メッシュフェンスInfo
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- JP3507637B2 JP3507637B2 JP28244196A JP28244196A JP3507637B2 JP 3507637 B2 JP3507637 B2 JP 3507637B2 JP 28244196 A JP28244196 A JP 28244196A JP 28244196 A JP28244196 A JP 28244196A JP 3507637 B2 JP3507637 B2 JP 3507637B2
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- edge
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- screw
- hole
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Description
られるメッシュフェンスに於いて、メッシュフェンスパ
ネル同士が連続的に接続された自由柱方式のメッシュフ
ェンスに関する。 【0002】 【従来の技術】道路との境界、敷地同士の境界等を仕切
る手段として支柱とパネル状の金網とを組み合わせたメ
ッシュフェンスが汎用されている。このようなメッシュ
フェンスにおいては一般に柱と柱の間にメッシュパネル
を配し、柱から左右にパイプ状の継手金具を延出させ、
これで左右のメッシュパネルを支持させるようにしてい
た。しかしこの方式では柱間隔が固定されるため設置状
況に応じた施工の自由度が乏しく、柱の建込みに狂いが
あると施工ができなくなるなど施工能率と施工コストが
嵩むという問題があった。そこで最近、柱間にメッシュ
パネルを配して接続するのでなく、左右のメッシュパネ
ル同士を直接連続的に接続する方式のメッシュフェンス
(自由柱方式)が現われている。この方式によれば柱間
隔に制約がなくなり、自由な柱間隔とすることができる
ため施工が容易でその自由度がますという利点がある。
従来のこの方式のメッシュフェンスは左右のメッシュパ
ネルを接続する場合、隣接するメッシュパネルの縦線a
及び/又は横線bをパネル正面から2つの固定金具cで
前後を挟み込み、それら固定金具cをボルトナットで緊
締され、固定されていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の如
きメッシュフェンスにおいては、メッシュパネルの接続
部が前後に揺動されると、メッシュパネルがねじれ易
く、接続金具が落下し易いという問題があった。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明請求項1記載のメ
ッシュフェンスは、支柱に多数の横線材と縦線材を格子
状に組み合わせて形成されたメッシュパネルが取り付け
られてなるメッシュフェンスに於いて、メッシュパネル
の隣合う2縁部の縦線材及び/又は横線材が少なくとも
一方に横線材外形に対応したガイド溝の形成された一対
の板状体よりなる接続金具で挟着され、この接続金具が
先端に係止部が形成された係止脚が縁部に形成され、係
止脚が形成された縁部の対辺縁部近傍に螺子孔が穿設さ
れた接続具とこの接続具の係止部に対応した係合孔が穿
設され、前記螺子孔に対応した雌螺子が設けられた接続
受け具からなり、メッシュパネルの隣合う2縁部の縦線
材及び/又は横線材に接続受け具が当接され、この接続
受け具の係合孔に接続具の縁部に形成された係止脚先端
の係止部が挿通係止され、接合螺子が接続具の螺子 孔を
通して接続受け具の雌螺子に螺入され、隣合うメッシュ
パネルの各縁部が挟着固定されたもので、ガイド溝で横
線材を規制して上下間で押さえるため前後のズレがなく
なり、接続金具が落下しにくい。又、接続金具の一辺が
係止されこの対辺が接合螺子によって、螺着されるもの
で施工が容易で且つメッシュパネルが強固に固定され
る。 【0005】 【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態について説
明する。図1は本発明のメッシュフェンスの実施形態の
一例を示す正面図である。 【0006】1は支柱であり、地中にその下部を埋設さ
れ適宜間隔で複数本地表に立設されている。支柱1の地
表面の適宜位置には固定フック11を取付けるためのフ
ック孔が穿設されており、固定フック11がこのフック
孔に挿通され、この固定フック11のフック部にメッシ
ュパネル2の横線材21が係止され、メッシュパネル2
が支柱に取着されている。相隣合うメッシュパネル2は
夫々接続金具3で接続されている。 【0007】支柱1は一般には鋼管等の金属管を用いて
製作され、前記したフック孔の穿設等の加工がなされた
後、塗装等の表面処理が施され、その上端部にはキャッ
プが被せられる。支柱1の断面は一般に円形状となされ
るが、四角形や、多角形であっても良い。 【0008】メッシュパネル2は複数の横線材21と縦
線材22がそれぞれ格子状にその交点で抵抗溶接などで
接合されて網状に形成されている。メッシュパネル2の
表面は鍍金や塗装によって防錆効果を得るが、十分な防
錆効果を得るために鍍金の上に塗装やコーティング等の
表面処理をなされる方が好ましい。 【0009】接続金具3は接続具31と接続受け具32
からなり、接続具31は4隅が4半円形に切り欠かれた
四角形の板状体で、その相対する2縁部が折曲され、他
の2縁部の内の1縁部の中央部が切り起こされ係止脚3
11となされ、この係止脚311の先端が略直角に折曲
され、係止部312となされている。この切り起こしの
対辺縁部近傍に螺子孔313が穿設されている。接続受
け具32は4隅が4半円形に切り欠かれた四角形の板状
体で、1縁部近傍の接続具31の切り起こしの位置に対
応した位置に矩形の係合孔321が穿設され、その対辺
縁部近傍に螺子孔313に対応して雌螺子322が設け
られている。この雌螺子322と係合孔321の中間に
ガイド溝323が設けられている。このガイド溝323
の内面曲率半径は前記メッシュパネル2の横線材21の
外径曲率半径と略同寸法となされ、前記横線材21がズ
レにくくなされている。接続具31と接続受け具32は
鋼板等の金属板を折曲して作製され、表面に鍍金や塗装
等の適宜表面処理が施される。 【0010】次にメッシュパネル2の接続方法について
説明する。隣合う一対のメッシュパネル2の各縁部の横
線材位置に裏面から接続受け具32を裏面から当接し、
この接続受け具32の係合孔に接続具31の縁部に形成
された係止脚311先端の係止部312を挿通係止し、
接合螺子4を接続具31の螺子孔313を通して接続受
け具32の雌螺子に螺入、隣合うメッシュパネル2縁部
が接続具31と接続受け具32で挟着固定される。 【0011】 【発明の効果】本発明請求項1記載のメッシュフェンス
は、支柱に多数の横線材と縦線材を格子状に組み合わせ
て形成されたメッシュパネルが取り付けられてなるメッ
シュフェンスに於いて、メッシュパネルの隣合う2縁部
の縦線材及び/又は横線材が少なくとも一方に横線材外
形に対応したガイド溝の形成された一対の板状体よりな
る接続金具で挟着され、この接続金具が先端に係止部が
形成された係止脚が縁部に形成され、係止脚が形成され
た縁部の対辺縁部近傍に螺子孔が穿設された接続具とこ
の接続具の係止部に対応した係合孔が穿設され 、前記螺
子孔に対応した雌螺子が設けられた接続受け具からな
り、メッシュパネルの隣合う2縁部の縦線材及び/又は
横線材に接続受け具が当接され、この接続受け具の係合
孔に接続具の縁部に形成された係止脚先端の係止部が挿
通係止され、接合螺子が接続具の螺子孔を通して接続受
け具の雌螺子に螺入され、隣合うメッシュパネルの各縁
部が挟着固定されたもので、ガイド溝で横線材を規制し
て上下間で押さえるため前後のズレがなくなり、接続金
具が落下しにくい。又、接続金具の一辺が係止されこの
対辺が接合螺子によって、螺着されるもので施工が容易
で且つメッシュパネルが強固に固定される。 【0012】
す正面図である。 【図2】本発明メッシュフェンスのメッシュパネル縁部
の取付構造の一例を示す組立図である。 【図3】本発明メッシュフェンスの取付に用いられる接
続具の実施形態の1例を示す(イ)は正面図、(ロ)は
平面図、(ハ)は右側面図である。 【図4】本発明メッシュフェンスの取付に用いられる接
続受け具の実施形態の1例を示す(イ)は正面図、
(ロ)は平面図、(ハ)は右側面図である。 【図5】従来のメッシュフェンスのメッシュパネル縁部
の取付構造の1例を示す組立図である。 【符号の説明】 1 支柱 11 固定フック 2 フェンスパネル 21 横線材 22 縦線材 3 接続金具 31 接続具 311係止脚 312係止部 313螺子孔 32 接続受け具 321係合孔 322雌螺子 323ガイド溝 4 接合螺子
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 支柱に多数の横線材と縦線材を格子状に
組み合わせて形成されたメッシュパネルが取り付けられ
てなるメッシュフェンスに於いて、メッシュパネルの隣
合う2縁部の縦線材及び/又は横線材が少なくとも一方
に横線材外形に対応したガイド溝の形成された一対の板
状体よりなる接続金具で挟着され、この接続金具が先端
に係止部が形成された係止脚が縁部に形成され、係止脚
が形成された縁部の対辺縁部近傍に螺子孔が穿設された
接続具とこの接続具の係止部に対応した係合孔が穿設さ
れ、前記螺子孔に対応した雌螺子が設けられた接続受け
具からなり、メッシュパネルの隣合う2縁部の縦線材及
び/又は横線材に接続受け具が当接され、この接続受け
具の係合孔に接続具の縁部に形成された係止脚先端の係
止部が挿通係止され、接合螺子が接続具の螺子孔を通し
て接続受け具の雌螺子に螺入され、隣合うメッシュパネ
ルの各縁部が挟着固定されたことを特徴とするメッシュ
フェンス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28244196A JP3507637B2 (ja) | 1996-10-24 | 1996-10-24 | メッシュフェンス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28244196A JP3507637B2 (ja) | 1996-10-24 | 1996-10-24 | メッシュフェンス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10121791A JPH10121791A (ja) | 1998-05-12 |
JP3507637B2 true JP3507637B2 (ja) | 2004-03-15 |
Family
ID=17652466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28244196A Expired - Lifetime JP3507637B2 (ja) | 1996-10-24 | 1996-10-24 | メッシュフェンス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3507637B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4657115B2 (ja) * | 2006-01-31 | 2011-03-23 | 新日軽株式会社 | 連続網体 |
KR100954965B1 (ko) * | 2009-02-05 | 2010-04-23 | 주식회사 세원리테크 | 메쉬휀스 결속구 |
KR200453553Y1 (ko) | 2010-12-11 | 2011-05-11 | 다모아산업주식회사 | 메쉬 케이블 트레이의 섹션 연결세트 |
KR200473202Y1 (ko) * | 2012-10-30 | 2014-06-19 | 동아베스텍 주식회사 | 케이블클램프 지지용 받침구 |
KR102222502B1 (ko) | 2020-12-07 | 2021-03-03 | (주) 금동강건 | 단위철망을 조립하여 설치하는 낙석방지책 |
-
1996
- 1996-10-24 JP JP28244196A patent/JP3507637B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10121791A (ja) | 1998-05-12 |
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