JP3507117B2 - Tft基板及び該基板を有する液晶表示装置 - Google Patents
Tft基板及び該基板を有する液晶表示装置Info
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Description
いた液晶表示装置に関し、更に詳しくは、テレビジョン
画像などの高解像度の画像表示に好適に用いることが可
能な液晶表示装置及び該装置に好適に用いられるTFT
基板に関する。
対の基板を、互いに電極が交差するように対向配置して
なる単純マトリクス型の液晶表示装置は、時刻や簡単な
画像表示には十分であるが時分割駆動には限界が有り、
テレビ画像等の高解像度で高品位が要求される映像表示
になると必要な画素数が膨大となり、時分割駆動で制御
することができなくなる。そこで近年、単純マトリクス
方式に変わって、アクティブマトリクス方式が開発され
た。
は、一方の基板に共通電極を設け、他方の電極に画素毎
の画素電極を設け、該画素電極毎にスイッチング素子と
して薄膜トランジスタ(以下「TFT」と記す)を配
し、制御する駆動方式である。TFTはソース電極及び
ドレイン電極と呼ばれる2つの主電極と、ゲート電極と
呼ばれる制御電極を有するが、上記アクティブマトリク
ス方式では通常、一方の主電極を信号線に、他方の主電
極を画素電極に、ゲート電極を走査線に接続している。
尚、トランジスタの主電極のどちらがソース電極である
かはトランジスタの種類及び印加電圧の極性によって変
わり得るため、本明細書においては表示信号線に接続し
た側をソース電極、画素電極に接続した側をドレイン電
極とする。
示装置のTFT基板の一例を模式的に示す。図中2は走
査線、3は信号線、4は画素電極、10はTFTであ
る。本図に示した様に、走査線2及び信号線3によりマ
トリクスが組まれ、各画素毎に設けたTFT10の動作
を制御することによって画素電極4への電圧印加が制御
され、所望の表示が得られる。
した。図2中1はゲート電極、6は半導体層、7はソー
ス電極、8はドレイン電極、9−1〜9−3はそれぞれ
層間絶縁層、2〜4はそれぞれ図1の説明と同じであ
る。図2(b)は図2(a)の模式的B−B’断面図、
図2(c)は図2(a)の模式的C−C’断面図であ
る。尚、図2(a)では簡略化のため、層間絶縁層9を
省略して示してある。
形成した半導体層6上に層間絶縁層9−1を介してゲー
ト電極1が形成され、更に層間絶縁層9−2を被覆した
後、該層間絶縁層9−2にコンタクトホールを穿ってソ
ース電極7及びドレイン電極8が形成される。通常、半
導体層6の素材としては、多結晶やアモルファスSi、
或いは単結晶Siが用いられ、ゲート電極1及び走査線
2の素材としては成膜が容易なpoly−Si或いはA
l,Cr,Ta等の金属が用いられる。また、ソース電
極7及び信号線3はAl等金属で、画素電極4は透明な
ITO(Indium Tin Oxide)が用いら
れている。
要な層が重なって配置、或いは交差するために図2
(b)及び図2(c)に示した様に、その断面には段差
が生じ、該段差において、その上に被覆された層が断線
し易いという問題がある。
るゲート電極1は、半導体層6による段差部分でのパタ
ーニング不良が発生し易く、TFT基板の歩留を低下さ
せる一因となっていた。また、画素サイズの増加に伴
い、走査線の長さが長くなり、抵抗が増大して十分なパ
ルスが印加できないという問題点も有していた。
極と走査線との接続を確実にして、TFT基板の製造効
率を高め且つ走査線の抵抗を低減して高画素表示も可能
にすることを目的とする。
向上させた良好な液晶表示装置の提供を目的とする。
持体上に設けられた、半導体層とソース電極とドレイン
電極とゲート電極とを有するトランジスタの複数と、各
トランジスタ毎に設けられ、前記ドレイン電極に接続さ
れた画素電極と、前記ソース電極に接続された信号線の
複数本と、前記ゲート電極に接続された走査線の複数本
と、を有するTFT基板において、前記ゲート電極と前
記走査線の一部を含み、前記信号線と接続する前記ソー
ス電極と、該ソース電極に隣接する画素電極との間を通
り、該隣接する画素電極を内包することなく、該ソース
電極を周回する環状構造の配線部を有することを特徴と
するTFT基板である。
と、支持体上に共通電極を設けた対向基板と、前記TF
T基板と対向基板との間に配置された液晶とを有するこ
とを特徴とする液晶表示装置である。
記図1及び図2と同じである。図3(a)は模式的平面
図を、図3(b)は図3(a)における模式的A−A’
断面図を示す。尚、図3(a)において、層間絶縁層9
は省略してある。
極1は多結晶Si、Al,Mo,Taなどの金属などの
導電層が好適に用いられ、TFT用半導体層6として
は、600℃の減圧CVDで成長或いはa−Siから成
長させた多結晶Si、a−Si、及び、単結晶Siが好
適に用いられる。単結晶Siとしては、本発明者が先に
提案した、多孔質Si上にエピタキシャル成長させて絶
縁層上に貼り合わせた後多孔質層を除去し得られるSO
I基板上の単結晶Siがほとんど欠陥もなく、優れた半
導体素子特性が得られるため、本発明に好ましく用いる
ことができる。また、信号線3にはAl,Al−Si或
いはAl−Si−Cuの合金等の金属が好適に用いられ
る。
おいては、ソース電極7を周回するように走査線2から
延びた配線部2’とゲート電極1が設けられている。つ
まり、配線部2’とゲート電極1とは電気的に接続さ
れ、また、配線部2’とゲート電極1とは走査線2にそ
れぞれ電気的に接続されている。従って、ソース電極7
の周囲には、走査線2,配線部2’及びゲート電極1と
で構成される環状構造の配線領域が形成されている。云
いかえれば、ゲート電極1は一方では配線部2’を介し
ているが走査線2と2箇所で接続された構成とされてい
る。
ては、ソース電極7の周囲を周回する配線部2’によ
り、ゲート電極1と走査線2との接続が2箇所で行なわ
れるため、例え一方の配線部分でパターニング不良が起
こっても、もう一方の配線によって電気的接続が達成さ
れる。また、環状配線部2’により、ソース電極7周辺
部の段差が緩和されるため、段差による液晶の配向不良
も改善され、表示画像品質が向上する。
イパス線とも云えるラインがそれぞれの画素に対して形
成されるため、このようなバイパス線が形成されない走
査線に比べて、走査線の抵抗値も約3/4に減少し、高
密度に画素を有する、例えば0.7インチ30万画素の
液晶表示装置も実現できた。また本実施例ではメサ型の
TFTを図示したがこれに限定されず、LOCOS分離
型TFT等でも良い。尚、LOCOS分離型TFTでも
よいのは以下に説明する他の実施例においても同様であ
る。
製した液晶表示装置の概略的断面図を図17に示す。
(c)に示される層構造上に更に配向膜19−1を形成
したTFT基板を有する液晶表示装置が示されている。
図中、18は液晶層、19−2は対向基板の支持体21
上に形成されたITOなどのインジウム又はスズを含有
する酸化物に代表される透明導電層で形成された共通電
極20上に配された配向膜である。
SiO2などの絶縁性材料が好適に用いることができ
る。また配向膜はSiO2などの無機絶縁材料を斜方蒸
着することによって好ましい配向特性を与えることがで
きる。或いは、ポリイミドやポリアミドなどの高分子材
料を塗布後、その表面をラビング処理することによって
好ましい配向特性を与えることができる。
ミドやポリアミドをラビング処理する場合の方が膜形成
が簡便であり、また配向特性を所望に応じて調整し易い
ため好ましい。
19−1を設けても良いものである。
されたTFT基板も本実施例と同様に共通電極を有する
対向基板とTFT基板との間に液晶層を挟持することで
液晶表示装置とすることができる。
形成される。
あり、図4(a)は模式的平面図、図4(b)は図4
(a)のD−D’断面図を示す。
ある。カラー表示は、各画素に、赤(R)、緑(G)、
青(B)のカラーフィルターを割り当て、3色を1単位
としてその組合せで各色を表示する。従って、1単位の
3画素が互いに近接していることが望ましい。
す。図5に示されるように、カラー表示の場合、R(又
はG或いはB)が列状に配列されると表示性能が充分で
なくなる場合があるため、隣接する上下走査線間で画素
ピッチをずらして配することが望ましい。また、このよ
うな配列とすることで、上記したような1単位の3画素
(R.G.B)を互いに近接して配置することが容易に
なる。
るような碁盤目状配置をずらしたパターンが用いられ
る。
状構造と、上記カラー表示における画素配置とを効率良
く組合せた例である。
設けられた画素電極4のピッチがずらされている点と、
TFTのソース電極7が図面下方にずらされた関係から
走査線2が屈曲されている点が基本的に実施例1と異な
っている。
ス電極7の周囲を配線部2’とゲート電極1及び走査線
2によって形成された導電層としているので、図4
(b)に示されるように段差の程度が緩和され配向性の
乱れを大幅に改善することができ、またゲート電極1や
走査線2或いはゲート電極1と走査線2との接続部での
導電層の断切れも防止することができる。
に配線領域を環状構造としているのでパターニング不良
による断線の発生も改善することができる。
も減少することができ、より高密度、高精細のカラー表
示を優れた品位で行なうことができる。
2と同じである。
2本のゲート電極を設けた例である。
る走査線に対応する画素電極をずらして配してある。信
号線3の一部は走査線2の一部と重なって形成されてい
る。
2’及びゲート電極1a,1bとで環状構造が形成され
ている。
と1bの2本とされているので、配線パターニングの際
のゲート電極のパターニング不良による歩留りの低下を
更に防ぐことができる。
表示装置の階調特性に影響を及ぼすTFTのリーク電流
を低減して高階調表示が実現する。
に2本に限ることはなく、3本以上としても良い。
線部2’に接続された例を示したが、片方、例えばゲー
ト電極1aが走査線2と配線部2’に接続され、ゲート
電極1bが走査線2又は配線部2’のいずれか一方に接
続されていても良いものである(図18)。
ことができる。
とソース電極7とのコンタクト部がゲート電極1a,1
b,走査線2,配線部2”で構成されるような環状ゲー
トの外側に位置するようにしても良い。
された配線領域がソース電極7と信号線3とのコンタク
ト部を取り囲むように形成されているが、図19では環
状構造とされた配線領域の外側に上記コンタクト部を配
した例である。
り低下を防ぐことができる。
2つ(或いは複数)のゲートを設け、これによってTF
TをON・OFFできる構成とすることで、TFTの半
導体層中に結晶欠陥などのリーク電流発生要因が存在す
る場合であっても、この複数のゲートを設けることによ
ってより確実なTFTのON・OFFを行なうことがで
きる。特に、リーク電流が生ずるような結晶欠陥などが
あっても充分なOFFを少なくとも1つのゲート電極が
達成することができるようになるのでリーク電流は全画
素で極めて低く抑えることができる。
ど)などが減少し、歩留りが高くなる一方で高コントラ
ストの画像表示を実現することが可能になる。
平面図、図7(b)は図7(a)の模式的E−E’断面
図である。図7に示すように、本実施例では信号線3を
TFTの半導体領域上で広げて下部の半導体層6に光が
入射することを防止する構造を持たせている以外は実施
例1と実質的に同じである。これによりTFTの半導体
のリーク電流が低減し、高コントラストの表示が実現す
る。尚、ゲート電極1と信号線3の一部とは図7(b)
に示されるように一部重なって形成されている。
図を示す。本実施例は、実施例2の変形例であり、各画
素に対して走査線2,配線部2’及びゲート電極1で形
成される配線領域の環状構造を対称型とすることによ
り、各層形成により生じる段差をより一層なめらかにす
ることができ歩留りが向上し、また開口率を増大するこ
とができるので明るい表示が可能となり、表示特性が向
上する。同時に上述の実施例と同様走査線抵抗も低下
し、所望の走査パルスを入力することができる。
図を示す。本実施例では実施例2と同様に各信号線に対
して一列ごとに画素電極を交互に配置している。また、
信号線3の一部とゲート電極1とを重ねて配置してTF
Tのリーク電流の発生を防いでいる。この構成により開
口率が高く明るい表示が実現する。更に、R,G,B画
素を三角形の頂点となるように配置し(デルタ配列)、
R,G,Bを1周期とし、各色が1.5画素ピッチで設
けられるような配置においても、高開口率が実現できる
ことは言うまでもない。
に必要な層が重なって配置、或いは交差するために図2
(b)に示した様に、その断面には段差が生じるため
に、該段差において配向制御膜の配向処理にむらが生じ
易いという問題がある。
は直交する信号線に挟まれ且つ段差が有るために配向特
性にむらが生じ易く液晶表示装置としての歩留を低下さ
せる原因となる場合がある。
より一層向上させることができる配線構成について説明
する。
極、2は走査線、3は信号線、4は画素電極、5は配線
部、6は半導体層、7はソース電極、8はドレイン電
極、9は層間絶縁層である。図10(a)は模式的平面
図、図10(b)は図10(a)における模式的F−
F’断面図である。尚、図10(a)中の層間絶縁層は
省略して示してある。
ァスシリコンや多結晶シリコンなどの半導体層6を形成
し、該半導体層6上に層間絶縁層9−1を形成し、該層
間絶縁層9−1上に導電層を形成した後パターニングし
て走査線2と画素に対応して突出部を形成する。突出部
の1つの群は前記半導体層6上に、前記層間絶縁層9−
1をゲート絶縁層として介して設けられゲート電極1と
される。突出部のもう1つの群は後に形成される信号線
3の位置に対応して設けられ配線部5とされる。但し、
この配線部5は前述の実施例のように一方の側がゲート
電極1とは接続されていない。
部5上とそれらが形成されていない層間絶縁層9−1上
に層間絶縁層9−2を形成し、ソース電極7及びドレイ
ン電極8のためのコンタクトホールを形成する。
てソース電極7及びドレイン電極8を形成し、その後導
電層を形成、パターニングして信号線3を、ITOなど
の透明導電層を画素電極4として形成・パターニングす
る。
ポリイミド,ポリアミドなどの配向制御膜(不図示)を
形成し、配向処理することで液晶表示装置の一方の基板
が作製される。
いては、走査線2に、ゲート電極1と平行な配線部5を
信号線3の下部に、信号線3に沿って形成している。そ
の結果、信号線3と走査線2との交差部における段差を
緩和し、局所的に窪むことがなくなり、TFT基板表面
に形成する配向制御膜(不図示)の配向処理をむらなく
行なうことができる。この時、ゲート電極1及び配線5
に平行な方向に配向処理を行なうことにより信号線3周
辺の配向特性が更に向上する。
落とす(面取りする)ことによって小さな辺を形成し、
画素電極4の角部で生じていた配向特性の乱れをより一
層改善することができる。
面図を示す。図中の符号は図10と同じである。本参考
例では、ゲート電極1及び配線部5を走査線2に対して
斜めに配置して、走査線2に平行な方向に画素をずらせ
た例である。カラー表示を行なう場合には、赤、青、緑
表示を各画素に割り当て、3色で1単位の画素として扱
う。従って、前述したようにこの1単位分の3画素が均
等に近接していることが望ましいが、本参考例はこのよ
うなカラー表示を意図したものである。また、画素をず
らすことにより、白黒二値表示においても、縦すじ等が
目立ちにくく、表示特性が向上する。
を、ゲート電極1及び配線部5に対して交わる方向(こ
こでは垂直)或いは平行に行なうことにより走査線2、
信号線3近傍の配向状態が一層改善される。また、本参
考例では、走査線2が一直線状に設けられているが、必
ずしもその必要はない。
線部5とが重なっていないが、形成される段差はソース
電極7上の信号線3部分を頂上にし、走査線2と配線部
5とによって徐々に低くなっているため段差は大幅に改
善されている。
画素電極4の角を落とすことによって一層の配向特性の
均一化を図ることができる。
面図を示す。本参考例は、行方向及び列方向にそれぞれ
画素をずらせたもので、縦すじだけでなく、横すじも目
立たなくするようにできる。図12においては、配線部
5の長さをゲート電極1の長さと同一とし、ゲート電極
1と反対の方向に配線部5を突出させた例が示されてい
る。
及び配線部5を配した場合も段差が緩和され参考例2と
同様著しい配向特性の均一化を図ることができる。
面図を示す。本参考例は、配線部5を走査線2の一部と
して用いた例である。本参考例のようにTFTを配置す
ることにより開口率が高い、即ち明るい表示を行なうこ
とができ、また照明光源からの発熱量を減少せしめて液
晶の焼きつき等の問題を解消することもできる。
挟むような位置にゲート電極1と配線部5(ここでは走
査線2)を配することにより段差の緩和を達成すること
ができる。
線部(不図示)をゲート電極1の一方の端と接続される
ように突出させても良い。この場合配線領域はドレイン
電極7回りに環状構造を形成するので、先に説明したよ
うに配線抵抗の低減や断線による歩留りの低下の問題を
解決することができる。
面図を示す。本参考例は、配線部5を第2のゲート電極
として用いた例である。また配線部5は走査線2の一部
としても機能している。本実施例において、ゲート電極
1と配線部5に挟まれた半導体領域6’はソース・ドレ
インと同等の不純物がドープされている。本参考例にお
いては、ゲート電極を複数設置したことにより、ソース
・ドレイン間のリーク電流が大幅に改善されて高階調パ
ネルが実現する。尚、配向処理はゲート電極1及び配線
部5に平行或いは垂直に行なうのが望ましい。
極に相当する部分の他端を接続して環状構造としても良
い。
も良いものである。
線3をTFT上部で幅広にし、TFT部に入射する光を
低減させた例である。これにより、TFTのリークが減
少し、高コントラストの表示が実現する。
線2)の配置によって段差は充分に緩和され、画素電極
4の角による配向処理の乱れも解消される。
あらたな突出部を設け配線部としてよく、また、そのあ
らたな配線部をゲート電極1の端部と接続し環状構造の
配線領域を形成してもよい。
図ることができ、また、断線による歩留りの低下の問題
を解決することができる。
平面図を示す。本参考例では隣接する走査線2に対応す
る画素電極4をずらして配置した場合の配線部とゲート
電極との関係の一例を説明する。
FTのゲート電極1は走査線2に接続された配線部5と
平行に配置されているが、その走査線2に隣接する次列
の走査線2に接続したゲート電極1は配線部5’と交わ
る方向(ここでは直角方向)としている。このように配
置することにより、同一信号線に接続された画素電極4
は1行おきに左右に配置できる。これにより、R,G,
B画素を1周期として、各色を1.5画素ピッチで1行
おきにずらして配置することが可能となる。その結果解
像度が向上し、表示特性が向上する。
ゲート電極とされている。
走査線2とをそれぞれ接続したものが実施例6に説明さ
れる構成である。
ゲート電極や走査線などの配線不良が抑えられ、製造上
の歩留を高めると共に、表示装置としての高い信頼性を
得ることができる。
差が緩和されるため断線の発生が極めて抑えられるだけ
でなく、配向制御膜の配向特性が改良され、より望まし
い液晶の配向状態が得られ、表示特性の向上した優れた
表示装置を提供することができる。
は特に同じ長さや幅にこだわる必要はなく、本発明の効
果が得られる範囲内で適宜選択すれば良い。
るものではなく、本発明の主旨の範囲内で適宜変形、組
合せが可能であることは云うまでもない。
である。
示す図である。
晶表示装置の断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 支持体と、 該支持体上に設けられた、半導体層とソース電極とドレ
イン電極とゲート電極とを有するトランジスタの複数
と、 各トランジスタ毎に設けられ、前記ドレイン電極に接続
された画素電極と、前記ソース 電極に接続された信号線の複数本と、 前記ゲート電極に接続された走査線の複数本と、 を有するTFT基板において、 前記ゲート電極と前記走査線の一部を含み、前記信号線
と接続する前記ソース電極と、該ソース電極に隣接する
画素電極との間を通り、該隣接する画素電極を内包する
ことなく、該ソース電極を周回する環状構造の配線部を
有することを特徴とするTFT基板。 - 【請求項2】 前記トランジスタの一つに対して、複数
のゲート電極が設けられ、そのうちの一つが前記環状構
造の配線部の一部を構成している請求項1に記載のTF
T基板。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載のTFT基板
と、支持体上に共通電極を設けた対向基板と、前記TF
T基板と対向基板との間に配置された液晶とを有するこ
とを特徴とする液晶表示装置。
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JP5-61388 | 1993-02-26 | ||
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